JPH04135348U - サーマルヘツドの構造 - Google Patents

サーマルヘツドの構造

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Publication number
JPH04135348U
JPH04135348U JP5112591U JP5112591U JPH04135348U JP H04135348 U JPH04135348 U JP H04135348U JP 5112591 U JP5112591 U JP 5112591U JP 5112591 U JP5112591 U JP 5112591U JP H04135348 U JPH04135348 U JP H04135348U
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JP
Japan
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substrate
thermal head
flexible
ceramic substrate
electrodes
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Pending
Application number
JP5112591U
Other languages
English (en)
Inventor
武 豊澤
昌治 中山
Original Assignee
グラフテツク株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by グラフテツク株式会社 filed Critical グラフテツク株式会社
Priority to JP5112591U priority Critical patent/JPH04135348U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブル基板の電極とセラミック基板の
接触の安定を目的とする。 【構成】 複数のフレキシブル基板を使用することで、
セラミック基板とアルミ基板の熱による伸びの違いによ
ってフレキシブル基板にかかるストレスを和らげ、押え
金具によりアルミ基板に締め付けられた部分の摩擦を小
さくしてフレキシブル基板がセラミック基板に追従する
構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、感熱記録装置に用いられるサーマルヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の感熱記録装置に用いられるサーマルヘッドの概略の構造を示す斜 視図、図4は図3のBの部分の詳細な構造を示す断面図であり、図において、1 はセラミック基板で、複数の発熱体からなるサーマルヘッドアレイ11,外部か らの信号によってサーマルヘッドアレイ11から任意の発熱体を選択する制御回 路12,サーマルヘッドアレイ11の各発熱体に外部電源を供給するための電極 (図示せず)、制御回路12と外部回路とを接続するための電極(図示せず)等 が配設されている。 2はアルミ基板、3は押え金具、4はねじ、5はフレキシブル基板、6はそえ 板、7はシリコンゴムである。
【0003】 セラミック基板1に配設された制御回路12と外部回路とを接続するための電 極は、押え金具3により一部がアルミ基板2に締め付けられて固定され、シリコ ンゴム7を介してセラミック基板1に圧接されたフレキシブル基板5に配設され た電極を介して外部回路に接続されており、外部回路からフレキシブル基板5を 経て信号が送られてくると、制御回路12により信号が指示する発熱体がサーマ ルヘッドアレイ11から選択され、この発熱体の接地側導線が接地され、外部電 源から電流が供給されて、サーマルヘッドアレイ11の所定部分が加熱され、こ のサーマルヘッドアレイ11に接触しながら送り出される感熱紙に記録が行われ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記のような従来のサーマルヘッドの構造では、 発熱体が発する熱により温度が上昇し、長時間使用する場合にセラミック基板1 とアルミ基板2のバイメタル効果により、セラミック基板1に図5に示すような 反りが生じる点にある。 すなわち、セラミック基板1の熱膨張による長手方向の伸び量とアルミ基板2 の伸び量とが異なり、そのために、従来のフレキシブル基板5の一部が押え金具 3(アルミ)によりアルミ基板2に直接締め付けられて固定され電極が配設され ている部分が、シリコンゴム7を介してセラミック基板1に圧接された構造にお いては、サーマルヘッド全長が長くなり、セラミック基板1の伸び量とアルミ基 板2の伸び量の差が大きくなると、セラミック基板1に配設された電極とフレキ シブル基板5に配設された電極との間にずれが生じたり、これらの電極に変形や 切断などが生じたりする恐れがあるという問題点があった。
【0005】 本考案はかかる課題を解決するためになされたもので、フレキシブル基板の電 極とこれに対応するセラミック基板の電極との間にずれが生じたり、これら電極 に変形や切断が生じたりすることのないサーマルヘッドの構造を得ることを目的 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わるサーマルヘッドの構造は、セラミック基板に配設された制御回 路と外部回路とを接続するための電極が複数のフレキシブル基板によって外部回 路に接続され、各フレキシブル基板がそれぞれ対応する大きさの押え金具により 押え金具とフレキシブル基板との間、およびフレキシブル基板とアルミ基板との 間に、それぞれ摩擦係数の小さい物質の板を挟んでアルミ基板に締め付けて固定 することを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記のように、セラミック基板に配設された制御回路と外部回路とを接続する ための電極を、複数のフレキシブル基板によって外部回路に接続し、各フレキシ ブル基板に対して該フレキシブル基板と同じ程度の大きさの押え金具を使用する 構造を採ることにより、フレキシブル基板に影響する熱膨張によるセラミック基 板の伸びとアルミ基板の伸びとの差を小さくでき、また、フレキシブル基板と押 え金具の間、およびフレキシブル基板とアルミ基板との間に摩擦係数の小さい物 質の板を挟むことにより、フレキシブル基板がアルミ基板との摩擦による拘束か ら解放され、セラミック基板の伸びに追従し、目的が達せられる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面について説明する。図1は本考案の一実施例であ るサーマルヘッドの概略の構造を示す斜視図、図2は図1のAの部分の詳細な構 造を示す断面図で、図において、図3,図4の符号と同一の符号は同一または相 当するものを示し、3a,3b,3cはそれぞれ押え金具、8a,8bはそれぞ れ摩擦係数の小さい物質(例えばテフロン等)の板を示す。
【0009】 セラミック基板1に配設された制御回路12と外部回路とを接続するための電 極(図示せず)が複数のフレキシブル基板5によって接続され、各フレキシブル 基板5が押え金具3a〜3cにより、その一部が押え金具3との間とアルミ基板 2との間にそれぞれ摩擦係数の小さい物質の板8a,8bを挟んで、アルミ基板 2に締め付けられて固定されており、このような構造とすることによって、先に 説明したとおり、フレキシブル基板5に影響する熱膨張によるセラミック基板1 の伸び量と、アルミ基板2の伸び量との差を、従来の構造のものより小さくする ことができ、フレキシブル基板5をアルミ基板2の圧接摩擦による拘束から解放 することができ、セラミック基板1の伸び量に追従するようになり、フレキシブ ル基板5の電極とセラミック基板1の電極とがずれることが殆どなくなり、また 、これらの電極に変形,切断などが生じることがなくなる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によるサーマルヘッドの構造は、フレキシブル基板 の電極とセラミック基板の電極との間にずれが生じたり、これらの電極に変形, 切断を生じさせる恐れを少なくして信頼性の向上が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のAの部分の詳細な構造を示す側面図であ
る。
【図3】従来のサーマルヘッドの概略の構造を示す斜視
図である。
【図4】図3のBの部分の詳細な構造を示す側面図であ
る。
【図5】セラミック基板に生ずる反りを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 セラミック基板 2 アルミ基板 3 押え金具 4 ねじ 5 フレキシブル基板 6 そえ板 7 シリコンゴム 8 摩擦係数の小さい物質の板 11 サーマルヘッドアレイ 12 制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱抵抗体からなるサーマルヘッ
    ドアレイ、外部からの信号により上記サーマルヘッドア
    レイから任意の発熱抵抗体を選択する制御回路、上記サ
    ーマルヘッドアレイの各発熱抵抗体に外部電源を供給す
    るための電極、上記制御回路と外部回路とを接続するた
    めの電極が配設されたセラミック基板がアルミ基板に固
    定され、上記セラミック基板に配設された制御回路と外
    部回路とを接続するための電極が押え金具により一部が
    上記アルミ基板に締め付けられて固定され、弾性体を介
    して上記セラミック基板に圧接されるフレキシブル基板
    に配設された電極を介して外部回路に接続されるサーマ
    ルヘッドの構造において、セラミック基板に配設された
    制御回路と外部回路とを接続するための電極が複数のフ
    レキシブル基板によって外部回路に接続され、各フレキ
    シブル基板がそれぞれ対応する大きさの押え金具により
    この押え金具とフレキシブル基板との間、およびフレキ
    シブル基板とアルミ基板との間に、それぞれ摩擦係数の
    小さい物質の板を挟んでアルミ基板に締め付けて固定し
    たことを特徴とするサーマルヘッドの構造。
JP5112591U 1991-06-07 1991-06-07 サーマルヘツドの構造 Pending JPH04135348U (ja)

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JPH04135348U true JPH04135348U (ja) 1992-12-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02281433A (ja) * 1989-04-20 1990-11-19 Omron Corp 光学ヘッド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02281433A (ja) * 1989-04-20 1990-11-19 Omron Corp 光学ヘッド

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