JP2876679B2 - 電気部品用ヒートシンクの取付け構造 - Google Patents

電気部品用ヒートシンクの取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリント基板に実装される電気部品に放熱用
ヒートシンクを着脱自在に搭載する電気部品用ヒートシ
ンクの取付け構造に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、プリント基板に半田付けされる半導体集積回路
等の電気部品には、放熱用ヒートシンクが取付けられた
ものがある。このヒートシンクは、電気部品のパッケー
ジ上に接着剤によって接着されていた。すなわち、半導
体素子等の発熱部材が発する熱は、パッケージから接着
剤を介してヒートシンクに伝導され、このヒートシンク
から空気中に放散されることになる。
この種の電気部品においては、半田付け前にヒートシ
ンクが接着され、その後、ヒートシンクと共にプリント
基板上に半田付けされていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このようにヒートシンクを接着剤を介して
パッケージに接着する構造を採ると、ヒートシンクは一
旦取付けると取外すことができなくなる。このため、熱
容量の大きいヒートシンクが取付けられた大型の電気部
品をプリント基板に半田付けする際には、プリント基板
の熱がヒートシンクによって奪われてしまい半田付けを
正常に行なうことができなくなることがあった。また、
一旦半田付けされた電気部品を交換する際にも、半田が
溶融され難く、作業能率が低下されてしまう。さらに、
半田付け状態を検査する際には、ヒートシンクが取付け
られた状態で検査を行なわなければならないため、ヒー
トシンクによって遮られて検査不能となる部位が生じる
ことがあり、半田付け部の接続信頼性が低くなるという
問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る電気部品用ヒートシンクの取付け構造
は、プリント基板に半田付けされる電気部品にヒートシ
ンク用支持板を接着し、このヒートシンク用支持板に、
伝熱用シートを介してヒートシンクを取付けねじによっ
て着脱自在に取付けてなり、前記取付けねじを、ヒート
シンクに絶縁カラーによって絶縁されるように貫通さ
せ、前記支持板に形成したねじ孔に螺着させたものであ
る。
〔作用〕
ヒートシンクはねじを緩めることによって電気部品か
ら取外すことができるから、半田付け時あるいは電気部
品交換時等にヒートシンクを取外した状態で半田を加熱
溶融させることができる。また、ヒートシンク側から取
付けねじを締めたりゆるめたりすることができる。しか
も、ナットが不要である。さらに、ヒートシンクを取外
した状態では、電気部品側に支持板が残るだけであるか
ら、この状態での熱容量を可及的少なくすることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図によって詳細に説明す
る。
図は本発明に係る電気部品用ヒートシンクの取付け構
造によってヒートシンクが取付けられた電気部品の断面
図である。同図において、1は半導体集積回路等の電気
部品で、この電気部品1は、半導体素子(図示せず)等
を内蔵し、パッケージを構成する本体2と、この本体2
から突出されたリード3とを備え、リード3をプリント
基板4の配線パターン4aに半田付けすることによってプ
リント基板4上に表面実装されている。なお、前記電気
部品1は、本体2の上面(ヒートシンク取付け面)が略
平坦に形成され、この面に半導体素子等の内部発熱部材
の熱が伝導されるように構成されている。5は後述する
ヒートシンクを電気部品1に固定するためのヒートシン
ク用支持板で、この支持板5の表裏両面は略平坦に形成
され、かつ幅方向略中央部には取付けねじ用ねじ孔5aが
設けられており、導電性接着剤6を介して前記電気部品
1の本体2の上面に接着されている。
7はヒートシンクで、このヒートシンク7は前記支持
板5のねじ孔5aと対応する位置に取付けねじ挿通用透孔
7aが穿設されており、その下側取付け面は略平坦に形成
されている。8は支持板5とヒートシンク7とを互いに
確実に密接させるための放熱シートで、この放熱シート
8は熱伝導性の高いものが使用されている。9は前記ヒ
ートシンク7を前記支持板5に固定するための取付けね
じ、10はこの取付けねじ9の頭部とヒートシンク7とを
電気的に絶縁するための絶縁カラーである。
このように構成された電気部品1を組立てるには、先
ず、電気部品1の本体2に導電性接着剤6によって支持
板5を接着する。そして、この支持板5上に放熱シート
8を介してヒートシンク7を載置させ、取付けねじ9を
ヒートシンク7の透孔7aに上方から押通させてその先端
部を支持板5のねじ孔5aに螺着させる。なお、取付けね
じ9をヒートシンク7の透孔7aに挿通させる際には、ヒ
ートシンク7に絶縁カラー10を予め装着させておく。取
付けねじ9を締め付けることによって、支持板5と放熱
シート8,放熱シート8とヒートシンク7とがそれぞれ密
接されることとなり、ヒートシンク7は支持板5との間
に放熱シート8が介装された状態で支持板5に固定され
ることになる。そして、この電気部品1をプリント基板
4に実装するには、先ず、本体2に支持板5を接着した
だけの状態で、言い換えれば電気部品1にヒートシンク
7,放熱シート8等を取付けていない状態でプリント基板
4の配線パターン4aにリード3を半田付けする。半田付
け終了後、半田付け洗浄装置(図示せず)によって半田
付け部分を洗浄し、半田付け状態を検査する。しかる
後、放熱シート8,絶縁カラー10を取付けたヒートシンク
7を取付けねじ9によって支持板5上に取付ける。この
ようにして電気部品1がプリント基板4上に実装される
ことになる。なお、取付けねじ9を締付ける際には専用
のトルクドライバー(図示せず)を使用する。また、電
気部品1を交換する際には、上述した手順とは逆の手順
によって作業を行なう。
上述したようにしてプリント基板4上に実装された電
気部品1においては、半導体素子等の内部発熱部材から
発せられた熱は、本体2から導電性接着剤6,支持板5お
よび放熱シート8を介してヒートシンク7に伝導され、
ヒートシンク7から空気中に放散されることになる。
したがって、本発明に係る電気部品用ヒートシンクの
取付け構造によれば、ヒートシンク7は、取付けねじ9
を緩めることによって電気部品1の本体2から自由に取
外すことができる。このため、電気部品1をプリント基
板4へ半田付けする際や、プリント基板4に半田付けさ
れた電気部品1を交換する際にヒートシンク7を取外し
た状態で半田を加熱溶融させることができる。また、ヒ
ートシンク7側から取付けねじ9を締めたりゆるめたり
することができるので、プリント基板4に表面実装した
電気部品1に対してヒートシンク7を簡単に着脱するこ
とができる。しかも、ナットが不要であるので、着脱作
業をより一層簡単に行うことができる。
さらに、ヒートシンク7を取外した状態では、電気部
品1側に支持板5が残るだけであるから、この状態での
熱容量を可及的少なくすることができる。このため、支
持板5を接着した電気部品1をプリント基板4に半田付
けするときに半田付けを正常に行うことができるととも
に、電気部品1を交換するときに半田が溶融し易い。
さらに、ヒートシンク7と支持板5との間に放熱シー
ト8を介装するとともに、ヒートシンク7と取付けねじ
9との間に絶縁カラー10を介装しているので、電気部品
1とヒートシンク7との問を絶縁し易い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る電気部品用ヒートシ
ンクの取付け構造は、プリント基板に半田付けされる電
気部品にヒートシンク用支持板を接着し、このヒートシ
ンク用支持板に、伝熱用シートを介してヒートシンクを
取付けねじによって着脱自在に取付けてなり、前記取付
けねじを、ヒートシンクに絶縁カラーによって絶縁され
るように貫通させ、前記支持板に形成したねじ孔に螺着
させたため、ヒートシンクはねじを緩めることによって
電気部品から取外すことができるから、半田付け時ある
いは電気部品交換時等にヒートシンクを取外した状態で
半田を加熱溶融させることができる。このため、半田を
溶融させる熱がヒートシンクに奪われることがないか
ら、半田を確実に溶融でき、半田付けあるいは半田付け
部取外し作業を確実に実施することができる。また、半
田付け部を検査する際にヒートシンクを取外した状態で
作業を行なうことができ、半田付け部分を全箇所にわた
って確実に検査することができる。したがって、製品の
品質を高めることができると共に、半田付け部の接続信
頼性を高めることができる。加えて、ヒートシンク側か
ら取付けねじを締めたりゆるめたりすることができるの
で、プリント基板に実装した電気部品に対してヒートシ
ンクを簡単に着脱することができる。しかも、ナットが
不要であるので、着脱作業をより一層簡単に行うことが
できる。
その上、ヒートシンクを取外した状態では、電気部品
側に支持板が残るだけであるから、この状態での熱容量
を可及的少なくすることができる。このため、支持板を
接着した電気部品をプリント基板に半田付けするときに
半田付けを正常に行うことができるとともに、電気部品
を交換するときに半田が溶融し易い。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る電気部品用ヒートシンクの取付け構造
によってヒートシンクが取付けられた電気部品の断面図
である。 1……電気部品、4……プリント基板、5……支持板、
6……導電性接着剤、7……ヒートシンク、8……放熱
シート、9……取付けねじ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板に半田付けされる電気部品に
    ヒートシンク用支持板を接着し、このヒートシンク用支
    持板に、伝熱用シートを介してヒートシンクを取付けね
    じによって着脱自在に取付けてなり、前記取付けねじ
    を、ヒートシンクに絶縁カラーによって絶縁されるよう
    に貫通させ、前記支持板に形成したねじ孔に螺着させた
    ことを特徴とする電気部品用ヒートシンクの取付け構
    造。
JP2444890A 1990-02-05 1990-02-05 電気部品用ヒートシンクの取付け構造 Expired - Fee Related JP2876679B2 (ja)

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