JPH04135164A - スクロール回転機用スクロール部材の仕上げ方法 - Google Patents
スクロール回転機用スクロール部材の仕上げ方法Info
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- JPH04135164A JPH04135164A JP2414553A JP41455390A JPH04135164A JP H04135164 A JPH04135164 A JP H04135164A JP 2414553 A JP2414553 A JP 2414553A JP 41455390 A JP41455390 A JP 41455390A JP H04135164 A JPH04135164 A JP H04135164A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B37/00—Lapping machines or devices; Accessories
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/02—Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F01C1/0207—Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F01C1/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B19/00—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
- B24B19/08—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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- F05B2250/15—Geometry two-dimensional spiral
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- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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- F05B2250/25—Geometry three-dimensional helical
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- Rotary Pumps (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、空調システムや冷凍システムで使用されるス
クロールコンプレッサなどのスクロール型回転機に係り
、特にスクロール機械において互いにかみ合う可動部品
の表面を滑らかに仕上げるための方法に関する。 [0002]
クロールコンプレッサなどのスクロール型回転機に係り
、特にスクロール機械において互いにかみ合う可動部品
の表面を滑らかに仕上げるための方法に関する。 [0002]
スクロール型回転機は、気体をポンピングしたり圧縮す
るために有効である。 これらの機械は、一般に互いに対面する2個のスクロー
ル部材を有している。それらの部材は、それぞれ一般に
円形の基板と、その基板に関して一般に垂直な螺旋状す
なわちインボリュート曲線状のラップから形成されてい
る。すなわち、そのラップは、スクロール部材の軸に平
行な側壁を有する。それらのスクロール部材は、互いに
定方位角に維持され、しかも一方が他方の回りを旋回す
るようにして回転するように、径方向にオフセットされ
ている。相対的な旋回運動は、一方のスクロール部材を
ハウジング内に固定保持し、オルダムリングなどの回転
防止装置によって旋回スクロール部材を保持しながら、
偏心軸を回転させることによって他方を旋回させること
によりなされる。両方のスクロール部材を平行なオフセ
ット軸に関して回転させることによっても、旋回運動が
得られる。 [0003] インボリュート曲線状のラップの側壁は、旋回スクロー
ル素子の運動に伴ってかみ合いスクロールの外側から中
心に向かって移動しカリ段々小さくなる三ケ月形状の容
積を形成する。冷媒ガスなどのコンプレッサ流体は、螺
旋状う・ノブの周辺に導入され得る。この流体は、装置
の旋回運動の下で移動されるに従って圧縮される。圧縮
された流体は、その後、中心において放出される。圧縮
流体を装置の中心に導き、それを膨張させることによっ
て、スクロール機械をモータとして使用することができ
る。 [0004]
るために有効である。 これらの機械は、一般に互いに対面する2個のスクロー
ル部材を有している。それらの部材は、それぞれ一般に
円形の基板と、その基板に関して一般に垂直な螺旋状す
なわちインボリュート曲線状のラップから形成されてい
る。すなわち、そのラップは、スクロール部材の軸に平
行な側壁を有する。それらのスクロール部材は、互いに
定方位角に維持され、しかも一方が他方の回りを旋回す
るようにして回転するように、径方向にオフセットされ
ている。相対的な旋回運動は、一方のスクロール部材を
ハウジング内に固定保持し、オルダムリングなどの回転
防止装置によって旋回スクロール部材を保持しながら、
偏心軸を回転させることによって他方を旋回させること
によりなされる。両方のスクロール部材を平行なオフセ
ット軸に関して回転させることによっても、旋回運動が
得られる。 [0003] インボリュート曲線状のラップの側壁は、旋回スクロー
ル素子の運動に伴ってかみ合いスクロールの外側から中
心に向かって移動しカリ段々小さくなる三ケ月形状の容
積を形成する。冷媒ガスなどのコンプレッサ流体は、螺
旋状う・ノブの周辺に導入され得る。この流体は、装置
の旋回運動の下で移動されるに従って圧縮される。圧縮
された流体は、その後、中心において放出される。圧縮
流体を装置の中心に導き、それを膨張させることによっ
て、スクロール機械をモータとして使用することができ
る。 [0004]
良好な効率特性を得るために、すなわち、摩擦損失を最
小化すると共に、三カ月形状の容積からのガス漏れを最
小化するために、スクロール素子のかみ合い面は、でき
るだけ規則的で滑らかでなければならない。側面漏洩は
、2個のラップの側壁が接する軸線を横切って生じ得る
。また、先端漏洩は、一方のスクロールラップの先端が
相手のスクロール素子の平坦な基部面と接触する箇所で
生じ得る。一般に、先端漏洩は、側面漏洩よりも大きな
損失及び非効率をもたらす原因となる。また、スクロー
ル素子の基部面の平坦性の不完全さは、スラスト摩擦損
失の原因ともなる。 [0005] 基部壁が平坦であり、かつラップ壁が軸方向に垂直な螺
旋であるように、スクロール素子を機械加工することは
、非常に困難である。ラップ自体の存在が、標準的な研
磨及び機械加工技術をこの目的に用いることを妨げる。 すなわち、ラップのために仕上げられるべき作動面がス
クロールラップの先端よりも下へ窪むためである。 [0006] 漏洩及び摩擦損失を最小化させるように、スクロール素
子面を仕上げ、平坦化させるための簡単な技術は、これ
まで提案されていなかった。 [0007]
小化すると共に、三カ月形状の容積からのガス漏れを最
小化するために、スクロール素子のかみ合い面は、でき
るだけ規則的で滑らかでなければならない。側面漏洩は
、2個のラップの側壁が接する軸線を横切って生じ得る
。また、先端漏洩は、一方のスクロールラップの先端が
相手のスクロール素子の平坦な基部面と接触する箇所で
生じ得る。一般に、先端漏洩は、側面漏洩よりも大きな
損失及び非効率をもたらす原因となる。また、スクロー
ル素子の基部面の平坦性の不完全さは、スラスト摩擦損
失の原因ともなる。 [0005] 基部壁が平坦であり、かつラップ壁が軸方向に垂直な螺
旋であるように、スクロール素子を機械加工することは
、非常に困難である。ラップ自体の存在が、標準的な研
磨及び機械加工技術をこの目的に用いることを妨げる。 すなわち、ラップのために仕上げられるべき作動面がス
クロールラップの先端よりも下へ窪むためである。 [0006] 漏洩及び摩擦損失を最小化させるように、スクロール素
子面を仕上げ、平坦化させるための簡単な技術は、これ
まで提案されていなかった。 [0007]
本発明によれば、スクロール素子の基部及びラップは、
ラッピング装置によって、それらをラッピングすること
によって仕上げられる。そのラッピング装置は、平坦な
基部と、加工されるスクロール素子のラップとかみ合う
一般に螺旋状のすなわちインボリュート曲線状のラップ
とを有する。ラッピング装置のラップは、軸方向に垂直
な壁と、スクロール素子加工品の基部面と対面する径方
向に平坦な先端面とを有する。スクロール素子及びラッ
ピング装置は、互いに旋回運動を行い、適切なラッピン
グコンパウンドが、ラッピング装置スクロールの先端と
スクロール素子の基部面との間に導入される。ラッピン
グコンパウンドは、また、ラッピング装置のラップ壁と
スクロール素子のラップ側壁との間にも導入され得る。 要求に従って、基部面のみがラッピングされるか、基部
とラップの両方の面がラッピングされるように、回転の
偏心が制御される。 [0008] ラッピング装置は、普通のスクロール素子よりもかなり
厚いラップを有することが好ましい。このことにより、
ラッピングプロセスに必要な運動速度が低減される。そ
のラッピング素子は、摩耗を避けるために、焼入鋼など
のように適当に硬化された材料から作られることが好ま
しい。 [0009] ラッピングコンパウンドは、ラッピング装置及びスクロ
ール素子加工品の対抗面を通るコンパウンドの粒子及び
ガス流として、三ケ月形状のポケット中に直接導入され
得る。 [0010] 本発明の原理は、また、2個の対面するスクロール素子
、すなわち互いに重なるようになっている固定及び旋回
スクロール素子を用いることによって実行され得る。 [0011]
ラッピング装置によって、それらをラッピングすること
によって仕上げられる。そのラッピング装置は、平坦な
基部と、加工されるスクロール素子のラップとかみ合う
一般に螺旋状のすなわちインボリュート曲線状のラップ
とを有する。ラッピング装置のラップは、軸方向に垂直
な壁と、スクロール素子加工品の基部面と対面する径方
向に平坦な先端面とを有する。スクロール素子及びラッ
ピング装置は、互いに旋回運動を行い、適切なラッピン
グコンパウンドが、ラッピング装置スクロールの先端と
スクロール素子の基部面との間に導入される。ラッピン
グコンパウンドは、また、ラッピング装置のラップ壁と
スクロール素子のラップ側壁との間にも導入され得る。 要求に従って、基部面のみがラッピングされるか、基部
とラップの両方の面がラッピングされるように、回転の
偏心が制御される。 [0008] ラッピング装置は、普通のスクロール素子よりもかなり
厚いラップを有することが好ましい。このことにより、
ラッピングプロセスに必要な運動速度が低減される。そ
のラッピング素子は、摩耗を避けるために、焼入鋼など
のように適当に硬化された材料から作られることが好ま
しい。 [0009] ラッピングコンパウンドは、ラッピング装置及びスクロ
ール素子加工品の対抗面を通るコンパウンドの粒子及び
ガス流として、三ケ月形状のポケット中に直接導入され
得る。 [0010] 本発明の原理は、また、2個の対面するスクロール素子
、すなわち互いに重なるようになっている固定及び旋回
スクロール素子を用いることによって実行され得る。 [0011]
ラッピング装置及び加工されるスクロール素子は、互い
に係合し、互いに相対的な旋回運動を行う。両者は互い
に一定の方位角関係に保たれる。旋回運動の偏心が、適
切なラッピング動作のために制御される。ラッピングコ
ンパウンドが、少なくとも、ラッピング装置のラップの
先端面とスクロール素子の基部面との間に与えられる。 ラッピング装置のラップはスクロール素子のラップより
も相対的に厚くなっている。従って、加工されるスクロ
ール素子の基部に対する一層広い接触面積が得られ、相
対的な運動速度は緩やかに保たれ得る。 [0012]
に係合し、互いに相対的な旋回運動を行う。両者は互い
に一定の方位角関係に保たれる。旋回運動の偏心が、適
切なラッピング動作のために制御される。ラッピングコ
ンパウンドが、少なくとも、ラッピング装置のラップの
先端面とスクロール素子の基部面との間に与えられる。 ラッピング装置のラップはスクロール素子のラップより
も相対的に厚くなっている。従って、加工されるスクロ
ール素子の基部に対する一層広い接触面積が得られ、相
対的な運動速度は緩やかに保たれ得る。 [0012]
初めに、図1及び図2を参照する。スクロールコンプレ
ッサあるいは他の回転スクロール機用のスクロール型装
置は、上部固定スクロール素子10と、下部旋回スクロ
ール素子12を備えている。下部スクロール素子12は
、固定偏心駆動装置によって駆動されるが、例えばオル
ダムリングなどの回転阻止機構によって定方位角方向に
保持される。上部スクロール素子10は、平坦な円形底
部部材及び螺旋すなわちインボリュート曲線状のラップ
を有する。そのラップは、スクロール素子10の軸回り
に螺旋形をしており、その素子10の周囲から中心にあ
る出口18まで延びている。上部及び下部のスクロール
素子10及び12は、固定スクロールのラップ16の先
端面20が下部の旋回スクロール素子12の平坦な基部
面22に接触するようにして、互いに係合する。旋回ス
クロール素子12は、また、ラップ16と適合し、かつ
素子12の周囲からその中心に延びているインボリュー
ト曲線状のラップ24を有する。ラップ24は、旋回ス
クロール12の軸回りに螺旋状をなしている。ラップ2
4は、固定スクロール素子のラップ16の外壁と係合す
る内側壁28、及びそのランプ16の内壁と係合する外
側壁30を有する。ラップ24は、固定スクロール素子
10の基部14の平坦な基部面34と係合する先端面3
2を有する。 [0013] 図3に示されているように、ラッピングツール40は、
円板状の基部42、及びその基部42の軸回りに螺旋状
をなすラップ44を有する。ここで、ラッピングツール
40は、旋回スクロール12の作動面を仕上げるための
ものである。ラップ44は、螺旋状のラップ24と同形
状をなしている。図示の如く、ラッピングツールのラッ
プ44は、旋回スクロール素子12のインボリュート曲
線状のラップ24よりも、径方向に実質的に一層厚くな
っている。ラップ44は、例えば焼き入れ鋼などの適当
に硬化された材料から形成されるのが好ましい。また、
少なくともその外面は、ラッピングツール40が長期の
使用に耐えるように適切に処理されている。 [0014] 次に、動作について説明する。ラッピングツール40及
び加工されるスクロール素子12は、互いに係合し、互
いに相対的な旋回運動を行う。すなわち、素子12及び
ツール40の一方が、他方の軸回りに回転する力板両者
は互いに一定の方位角関係に保たれる。旋回運動の偏心
が、適切なラッピング動作のために制御される。ラッピ
ングコンパウンド48が、少なくとも、ラップ44の先
端面46とスクロール素子12の基部14との間に与え
られる。そのラッピングコンパウンド48は、必要なら
ば、ラッピングツールのラップ44とスクロール素子の
ラップ24の側壁28及び30との間にも与えられる。 旋回動作の偏心は、これらの面28及び30を正確にラ
ッピングするために制御され得る。ラッピングツールの
ラップ44の相対的に大きな厚さによって拡大された先
端面48の面積によって、加工されるスクロール素子の
基部14に対する一層広い接触面積が作り出される。こ
のことによって、相対的な運動速度を緩やかに保つこと
ができる。 [0015] 上部固定スクロール素子10をラッピングするためのラ
ッピングツールは、ラップの螺旋方向が、ラップ16と
同形状になるように逆になっていることを除いて、ラッ
ピングツール40と類似したものである。 [0016] ラッピングコンパウンドは、加工されるスクロール素子
のラップとラッピング装置のラップとの間に形成される
三ケ月形状のポケットすなわち容積内に直接導入され得
る。その後、そのコンパウンドは、スクロール素子とラ
ッピング装置の旋回運動によって分散される。これらの
替わりに、ラッピングコンパウンドを、ラッピングツー
ル40とスクロール素子加工品の接触面を通して、ラッ
ピングコンパウンドの粒子と結合させたガス流として与
えても良い。 [0017]
ッサあるいは他の回転スクロール機用のスクロール型装
置は、上部固定スクロール素子10と、下部旋回スクロ
ール素子12を備えている。下部スクロール素子12は
、固定偏心駆動装置によって駆動されるが、例えばオル
ダムリングなどの回転阻止機構によって定方位角方向に
保持される。上部スクロール素子10は、平坦な円形底
部部材及び螺旋すなわちインボリュート曲線状のラップ
を有する。そのラップは、スクロール素子10の軸回り
に螺旋形をしており、その素子10の周囲から中心にあ
る出口18まで延びている。上部及び下部のスクロール
素子10及び12は、固定スクロールのラップ16の先
端面20が下部の旋回スクロール素子12の平坦な基部
面22に接触するようにして、互いに係合する。旋回ス
クロール素子12は、また、ラップ16と適合し、かつ
素子12の周囲からその中心に延びているインボリュー
ト曲線状のラップ24を有する。ラップ24は、旋回ス
クロール12の軸回りに螺旋状をなしている。ラップ2
4は、固定スクロール素子のラップ16の外壁と係合す
る内側壁28、及びそのランプ16の内壁と係合する外
側壁30を有する。ラップ24は、固定スクロール素子
10の基部14の平坦な基部面34と係合する先端面3
2を有する。 [0013] 図3に示されているように、ラッピングツール40は、
円板状の基部42、及びその基部42の軸回りに螺旋状
をなすラップ44を有する。ここで、ラッピングツール
40は、旋回スクロール12の作動面を仕上げるための
ものである。ラップ44は、螺旋状のラップ24と同形
状をなしている。図示の如く、ラッピングツールのラッ
プ44は、旋回スクロール素子12のインボリュート曲
線状のラップ24よりも、径方向に実質的に一層厚くな
っている。ラップ44は、例えば焼き入れ鋼などの適当
に硬化された材料から形成されるのが好ましい。また、
少なくともその外面は、ラッピングツール40が長期の
使用に耐えるように適切に処理されている。 [0014] 次に、動作について説明する。ラッピングツール40及
び加工されるスクロール素子12は、互いに係合し、互
いに相対的な旋回運動を行う。すなわち、素子12及び
ツール40の一方が、他方の軸回りに回転する力板両者
は互いに一定の方位角関係に保たれる。旋回運動の偏心
が、適切なラッピング動作のために制御される。ラッピ
ングコンパウンド48が、少なくとも、ラップ44の先
端面46とスクロール素子12の基部14との間に与え
られる。そのラッピングコンパウンド48は、必要なら
ば、ラッピングツールのラップ44とスクロール素子の
ラップ24の側壁28及び30との間にも与えられる。 旋回動作の偏心は、これらの面28及び30を正確にラ
ッピングするために制御され得る。ラッピングツールの
ラップ44の相対的に大きな厚さによって拡大された先
端面48の面積によって、加工されるスクロール素子の
基部14に対する一層広い接触面積が作り出される。こ
のことによって、相対的な運動速度を緩やかに保つこと
ができる。 [0015] 上部固定スクロール素子10をラッピングするためのラ
ッピングツールは、ラップの螺旋方向が、ラップ16と
同形状になるように逆になっていることを除いて、ラッ
ピングツール40と類似したものである。 [0016] ラッピングコンパウンドは、加工されるスクロール素子
のラップとラッピング装置のラップとの間に形成される
三ケ月形状のポケットすなわち容積内に直接導入され得
る。その後、そのコンパウンドは、スクロール素子とラ
ッピング装置の旋回運動によって分散される。これらの
替わりに、ラッピングコンパウンドを、ラッピングツー
ル40とスクロール素子加工品の接触面を通して、ラッ
ピングコンパウンドの粒子と結合させたガス流として与
えても良い。 [0017]
本発明によれば、簡単な方法でスクロール素子面を滑ら
かに仕上げ、平坦化させることができるので、漏洩及び
摩擦損失の極めて小さいスクロール回転機を容易に製作
することができる。
かに仕上げ、平坦化させることができるので、漏洩及び
摩擦損失の極めて小さいスクロール回転機を容易に製作
することができる。
【図1】
図2の線1−1から見たスクロールコンプレッサの一対
のスクロール素子の断面図である。
のスクロール素子の断面図である。
【図2】
図1の線2−2から見たスクロール素子の軸方向の断面
図である。
図である。
【図3】
本発明の技術説明図であって、ラッピング素子及び加工
されるスクロール素子を示している部分断面図である。
されるスクロール素子を示している部分断面図である。
10 固定スフコール
12 旋回スクロール
16 ラップ
24 ラップ
44 ラップ
40 ラッピングツール
48 コンパウンド
【図1】
【図2】
図面
一対のスクロール素子の断面図
スクロール素子の軸方向断面図
【図31
Claims (5)
- 【請求項1】径方向に平坦な面を有する基部と、軸方向
に垂直な側壁とを持つ当該スクロール素子の軸回りに螺
旋状をなすラップを有するスクロール回転機用スクロー
ル素子の仕上げ方法であって、径方向に延びている基部
と、当該ラッピング装置の軸回りに一般に螺旋状をなす
ラップとを有するラッピング装置を、上記スクロール素
子に対して配置するステップと、 上記スクロール素子及び上記ラッピング装置を、該装置
及び上記スクロール素子の軸が互いに相対的に回転する
ようにすると共に、上記装置及び上記スクロール素子が
互いに一定の方位角方向を維持するようにして、互いに
旋回運動をさせるステップと、 少なくともラッピング装置の先端面とスクロール素子の
基部面との間に適切なラッピングコンパウンドを流入さ
せるステップ、を有することを特徴とする仕上げ方法。 - 【請求項2】請求項1記載の仕上げ方法において、上記
ラッピングコンパウンドが、さらに、上記ラッピング装
置のラップと上記スクロール素子のラップの側壁との間
にも導入されることを特徴とする仕上げ方法。 - 【請求項3】請求項1記載の仕上げ方法において、上記
ラッピングコンパウンドが、ラッピング装置とスクロー
ル素子の係合面とに流体流の形で供給されることを特徴
とする仕上げ方法。 - 【請求項4】請求項1記載の仕上げ方法において、さら
に上記ラッピングコンパウンドをラッピング装置のラッ
プの側壁とスクロール素子のラップの側壁との間に導く
ステップと、スクロール装置のラップのそれらの側壁を
係合させるために、上記スクロール素子とラッピング装
置の旋回動作の偏心を制御するステップを有することを
特徴とする仕上げ方法。 - 【請求項5】請求項1記載の仕上げ方法において、上記
スクロール機が、径方向に平坦な面を持つ基部と、上述
の素子のラップと類似している一般に螺旋状のラップで
あって、その螺旋状ラップの方向が逆のラップとを有す
る第2のスクロール素子を含み、さらに、上記第2スク
ロール素子に対して、第2スクロール素子のラップより
も径方向に実質的に厚いラップを有する第2のラッピン
グ装置を配置するステップと、ラッピング装置及びスク
ロール素子の軸が互いに回転しかつそれらが互いに定方
位角方向を維持するようにして、第2スクロール素子及
び第2ラッピング装置を互いに旋回運動させるステップ
と、ラッピング装置及びスクロール素子が互いに接触し
た状態で旋回運動をしている間に、適切なラッピングコ
ンパウンドを第2ラッピング装置の先端面とスクロール
素子の基部面との間に、さらには、第2ラッピング装置
のラップと第2スクロール素子のラップの側壁との間に
流入させるステップとを有し、上記第2ラッピング装置
のラップが、軸方向に垂直な壁と、第2スクロール素子
の基部平坦面と対面する径方向に平坦な先端面とを有し
ていることを特徴とする仕上げ方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/457,141 US5065550A (en) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | Lapping of involute spiral scroll element |
US457,141 | 1989-12-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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1990
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- 1990-12-26 KR KR1019900022084A patent/KR910011396A/ko not_active Application Discontinuation
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MX169088B (es) | 1993-06-21 |
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