JPH04134921U - 磁気軸受 - Google Patents

磁気軸受

Info

Publication number
JPH04134921U
JPH04134921U JP5117991U JP5117991U JPH04134921U JP H04134921 U JPH04134921 U JP H04134921U JP 5117991 U JP5117991 U JP 5117991U JP 5117991 U JP5117991 U JP 5117991U JP H04134921 U JPH04134921 U JP H04134921U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
touchdown
bearing
tapered surface
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5117991U
Other languages
English (en)
Inventor
典夫 佐藤
Original Assignee
三菱プレシジヨン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱プレシジヨン株式会社 filed Critical 三菱プレシジヨン株式会社
Priority to JP5117991U priority Critical patent/JPH04134921U/ja
Publication of JPH04134921U publication Critical patent/JPH04134921U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッチダウン時における回転軸の回転中心の
振れ回り振動をおさえる。 【構成】 回転軸が非接触状態を解除されると、回転軸
はその端部に形成したテーパ面がタッチダウンベアリン
グに形成したテーパ面で受けられ、回転中心に移動す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はタッチダウン時に振れ回り振動をおさえる磁気軸受に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
磁気軸受は高速回転を行なう装置等のロータを磁気力により支持する装置であ り、回転軸方向にかかる力を受けてロータを支持する。ロータは回転軸を中心に 回転している。
【0003】 図2は回転軸21の一端部を図示したものであり、回転軸21の端部は半径を 小さくして段付としている。回転軸21の段部が形成する凹部にタッチダウンベ アリング22の回転部が位置する。タッチダウンベアリング22の固定部は取付 台23に固定される。回転軸21が回転中はその端部とタッチダウンベアリング 22とは非接触状態となっている。回転軸21を非接触状態に保つ必要のないタ ッチダウン時には回転軸21端部がタッチダウンベアリング22に接触して、タ ッチダウンベアリング22を介して回転軸21が保持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の磁気軸受は回転軸21の段付部の半径とタッチダウンベ アリング22の内径との間に隙間すなわちタッチダウン隙間Gがあり、タッチダ ウン時はこの隙間分だけ回転軸21の回転中心220が振れ回り振動を起こして いた。
【0005】 この考案が解決しようとする課題は、タッチダウン時における回転軸の回転中 心の振れ回り振動をおさえる磁気軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため本考案に係る磁気軸受は、回転軸を支持するタッチダ ウンベアリングにおいて、支持面をテーパ状に形成したものである。
【0007】
【作用】
回転軸を非接触状態に保つ必要のないタッチダウン時には、回転軸はその端部 に形成したテーパ面がタッチダウンベアリングに形成したテーパ面で受けられ、 回転中心に移動する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図により説明する。図1(a)は第1の実施例の要 部断面図であり、磁気軸受部の図示は省略している。回転軸11の端部外周は先 細りのテーパ面111を形成している。回転軸11の下部にはタッチダウンベア リング12が位置する。タッチダウンベアリング12の回転部には内部が回転軸 11のテーパ面111と平行になるようなテーパ面121を形成する。タッチダ ウンベアリング12の固定部は取付台13に固定される。
【0009】 回転軸11が非接触状態を解除されると、テーパ面111はタッチダウンベア リング12のテーパ面121に接触し、そのテーパ面121に沿って移動し、回 転中心110はタッチダウンベアリング12の回転中心110と一致する方向へ 移動する。
【0010】 図1(b)は第2の実施例の要部断面図であり、図1(a)と同様、磁気軸受 部の図示は省略している。回転軸11の端面には断面が三角形状のテーパ面11 2が回転軸11の内部に向かうように形成される。回転軸11の下部にはタッチ ダウンベアリング12が位置する。タッチダウンベアリング12の回転部には、 ほぼ円錐形のテーパ面122が上部を円錐の頂点方向になるように形成される。 回転軸11のテーパ面112とタッチダウンベアリング12のテーパ面122と は平行になるように形成される。タッチダウンベアリング12の固定部は取付台 13に固定される。
【0011】 回転軸11が非接触状態を解除されると、テーパ面112はタッチダウンベア リング12のテーパ面122に接触し、回転中心110が自動的に調心される方 向へ動き、振れ回り振動は減少する。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係る磁気軸受によれば、タッチダウンした回 転軸の回転中心が自動的に調心される方向に動き、振れ回り振動は減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図であり、図1(a)は第1の
実施例、図1(b)は第2の実施例の図である。
【図2】従来の磁気軸受を説明する断面図である。
【符号の説明】 11 回転軸 111 テーパ面 110 回転中心 12 タッチダウンベアリング 121 テーパ面 13 取付台 112 テーパ面 122 テーパ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチダウン時に回転軸を支持するタッ
    チダウンベアリングを有する磁気軸受において、支持面
    をテーパ状に形成したことを特徴とする磁気軸受。
JP5117991U 1991-06-07 1991-06-07 磁気軸受 Pending JPH04134921U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117991U JPH04134921U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 磁気軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117991U JPH04134921U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 磁気軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04134921U true JPH04134921U (ja) 1992-12-15

Family

ID=31928244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5117991U Pending JPH04134921U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 磁気軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04134921U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115101A (ja) * 2008-10-06 2010-05-20 Meidensha Corp 回転機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115101A (ja) * 2008-10-06 2010-05-20 Meidensha Corp 回転機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7135798B2 (en) Magnetic suspension bearing
JPS602411B2 (ja) オ−プン・エンド紡績ロ−タ装置用の支承及び伝動装置
JPH04134921U (ja) 磁気軸受
JPH09105412A (ja) 磁気軸受装置
JPS61201917A (ja) 浮動ブシユ軸受
JP2563923Y2 (ja) 磁気軸受装置用保護軸受
JP2579164B2 (ja) 磁気軸受装置における保護用ラジアル玉軸受
JP3988325B2 (ja) 磁気軸受装置
JPS59175619A (ja) 動圧気体軸受
JP4050361B2 (ja) トラックボール装置のボール下部支持構造
JP3892113B2 (ja) 動圧軸受
JPH0781585B2 (ja) 軸受装置
JPH06311701A (ja) スピンドルモータ
JPH045771Y2 (ja)
JP2560507Y2 (ja) 動圧軸受装置
JPS6275124A (ja) 磁気軸受装置
JP2605791Y2 (ja) 鉛直型磁気軸受装置
JPS605437U (ja) 旋動形破砕機の軸支持構造
JP2002322978A (ja) フライホイール形電力貯蔵装置
JPH04114021U (ja) 動圧空気軸受型光偏向器
JPS623416A (ja) 流体軸受シリンダ−装置
JPH0757079B2 (ja) スピンドルモータ
JPH04195712A (ja) 回転ヘッドドラム装置
JPS5993652U (ja) 旋動型破砕機の軸支持構造
JPH05141419A (ja) 動圧流体軸受装置