JPH04134474U - 竪形ミルの分級機 - Google Patents

竪形ミルの分級機

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Publication number
JPH04134474U
JPH04134474U JP4833291U JP4833291U JPH04134474U JP H04134474 U JPH04134474 U JP H04134474U JP 4833291 U JP4833291 U JP 4833291U JP 4833291 U JP4833291 U JP 4833291U JP H04134474 U JPH04134474 U JP H04134474U
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JP
Japan
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rotating body
bearings
bearing
mill housing
classifier
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Pending
Application number
JP4833291U
Other languages
English (en)
Inventor
弘之 小橋
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の高さを低くし、軸受に粉塵が侵入
しないようにし、メンテナンスを容易に行い得るように
する。 【構成】 ミルハウジング1上面の蓋板24上に設置し
た、軸線l1が上下に延びる軸受26には、ミルハウジ
ング1内に位置する部分に分級機本体16が取付けられ
た円筒回転体9,15が回転自在に支持され、円筒回転
体9には、軸受26により支持された回転盤27が取付
けられ、該回転盤27は、蓋板24上に軸線が円筒回転
体9の中心に向けて放射状になるよう配置した複数の軸
受30によりその下面を支持され、同様に軸線が円筒回
転体9の中心に向けて放射状になるよう配置した複数の
軸受31により、その上面を支持されているため、軸受
26,30の上下方向の間隔H1が小さく、装置全体が
小型化し、又軸受26,30,31はミルハウジング1
外にあるため、粉塵が侵入しにくく給油等のメンテナン
スを容易に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は竪形ミルの分級機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボイラへ供給される原炭を粉砕する装置として従来から分級機を備えた竪形ミ ルが使用されている。
【0003】 斯かる竪形ミルは図4及び図5に示されている。
【0004】 図中1はミルハウジング、2はミルハウジング1の下部に配設され駆動装置3 により回転し得るようにした粉砕テーブル、4は粉砕テーブル2上に配設され、 粉砕テーブル2と協働して原炭を粉砕する複数の粉砕ローラである。
【0005】 5はミルハウジング1の上面に配置された円筒架台であり、該円筒架台5はミ ルハウジング1に直接載置される下部フランジ5a、下部フランジ5a上に立設 された、ミルハウジング1と同心状の円筒体5b、円筒体5bの上面に固着され た上部フランジ5cを備え、下部フランジ5aには微粉炭上昇用の孔5dが、又 円筒体5b外周には微粉炭送出し用の孔5eが夫々設けられている。
【0006】 6は円筒架台5の上面に設置された円筒軸箱であり、該円筒軸箱6は、円筒架 台5の上部フランジ5cに直接載置される下部フランジ6a、下部フランジ6a に固着されて上下へ延び、下端は円筒架台5の下部フランジ5aに設けた孔5d の近傍に位置し、上端は下部フランジ6a上方所要位置に位置する円筒軸箱本体 6b、円筒軸箱本体6bの上面に固着された上部フランジ6cを備え、円筒軸箱 本体6bはミルハウジング1に対して同心状に配設されている。
【0007】 円筒軸箱6の円筒軸箱本体6b上下端部には、軸受7,8が竪向きに内嵌され 、該軸受7,8には円筒軸箱本体6bと同心状に円筒回転体9が収納されている 。該円筒回転体9は上下に延び、上端は円筒軸箱本体6b上方へ突出し、下端は ミルハウジング1内へ突出している。
【0008】 前記円筒架台5に一体的に取付けた架台10には駆動装置11が載置され、該 駆動装置11の竪向きの出力軸に固着したプーリ12と前記円筒回転体9の上端 に固着したプーリ13とには、無端状の駆動ベルト14が掛け渡されている。
【0009】 円筒回転体9の下方には、円筒回転体15が配設され、該円筒回転体15は、 前記円筒回転体9と接続されている。又円筒回転体15には、分級機本体16が 取付けられている。該分級機本体16は、上部の方が下部よりも径の大きい上部 リング16b及び下部リング16c、上部リング16bと下部リング16cを接 続するよう配設された複数のベーン16aを備えている。ベーン16aは平面的 に見ると図5に示すように円筒回転体9,15の円周方向Dへ所要の間隔Lをへ だてて配設され、側面から見ると図4に示すように分級機本体16全体としては 逆截頭円錐状になっている。而して、分級機本体16、円筒回転体15,9、プ ーリ13、駆動ベルト14、プーリ12、駆動装置11により分級機が形成され ている。
【0010】 円筒回転体9,15内には、原炭を粉砕テーブル2へ供給するための上下に延 びるシュート17が挿通されている。該シュート17の上端は円筒回転体9の上 方へ突出し、下端は円筒回転体15の下方へ突出しており、シュート17は回転 しないよう円筒軸箱6の上方に設けた架台18に支持されている。
【0011】 ミルハウジング1内には、分級機本体16よりも下方に載頭逆円錐状のホッパ 19が配設されている。該ホッパ19の斜面には、円周方向へ所要の間隔で、石 炭が通る複数のスリット20が設けられている。
【0012】 なお、図中21はシュート17に対し同心状に配設されてホッパ19から支持 され、上方へ搬送される石炭が分級機本体16下面の下部リング16cの孔から 分級機本体16内に入らないよう仕切る仕切り、22はシュート17の外周に固 定され、仕切り21内から落下して来た粗粉炭を分散させるための分散板、23 は粉砕テーブル2の外周に配設された空気吹出しノズルである。
【0013】 シュート17の上方から供給された原炭は、シュート17を通って粉砕テーブ ル2上に落下し、駆動装置3により回転する粉砕テーブル2と摩擦力により回転 する粉砕ローラ4とにより粉砕される。
【0014】 粉砕された石炭は、空気吹出しノズル23から吹き出された空気により搬送さ れて上昇し、スリット20を通ってホッパ19へ入り、駆動装置11により駆動 されて回転している分級機本体16の外周部に達する。而して、上昇して来た石 炭中の微粉炭は空気と一緒にベーン16a,16a間の隙間より分級機本体16 内に入り、分級機本体16内を上昇して上部リング16bの孔を通り、円筒架台 5の円筒体5bに設けた孔5eより外部へ送出される。又石炭中の粗粉炭は、ベ ーン16aによりはねとばされてホッパ19へ落下し、ホッパ19の斜面を滑落 して再び粉砕テーブル2上に供給され、再粉砕される。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述の竪型ミルの分級機においては、分級機本体16を転倒しな いよう安定して支持するために、円筒回転体9を回転自在に支持する軸受7,8 間の上下方向の間隔Hを大きくする必要があり、装置高さが高くなる。
【0016】 又軸受7,8は円筒軸箱本体6b内に収納されているため、給油等のメンテナ ンスがやりにくい。
【0017】 更に軸受8の下部には、シールを設け、軸受8内に粉塵が侵入しないようにし ているが、軸受8の設置場所は微粉浮遊雰囲気内であるため、軸受8に粉塵が入 りやすい。
【0018】 本考案は上述の実情に鑑み、装置の高さを低くし、給油等のメンテナンスを容 易に行うことができ、軸受に粉塵が侵入しないようにした竪型ミルの分級機を提 供することを目的としてなしたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本考案のうち第1の考案は、ミルハウジングの上面に軸線が上下へ向くよう軸 受を配設し、該軸受に、上下へ延びる回転体を内嵌、挿通させ、該回転体のミル ハウジング内に位置する部分に、複数のベーンが前記回転体の円周方向へ所要の 間隔で配置された分級機本体を取付け、前記回転体の外周に、前記軸受の上面に より支持される回転盤を取付け、前記ミルハウジングの上面に、少なくとも回転 盤の下面の外周部近傍を支持する複数の軸受を、軸線が前記回転体に対し放射状 になるよう配置したものであり、又第2の考案は、ミルハウジング外からミルハ ウジング内へ上下へ延びる回転体を配設し、該回転体のミルハウジング内に位置 する部分に複数のベーンが回転体の円周方向へ所要の間隔で配設された分級機本 体を取付け、前記回転体のミルハウジングよりも上方に位置する部分の外周に回 転盤を取付け、前記ミルハウジングの上面に、少なくとも回転盤の下面の外周部 近傍を支持する複数の軸受を、軸線が前記回転体に体し放射状になるよう配置す ると共に、回転盤の外周縁を支持する複数の軸受を軸線が上下へ向くよう配置し たものである。
【0020】
【作用】
第1、第2の考案の何れにおいても、回転体が回転することにより分級機本体 も回転して分級が行われる。この際、荷重の支持は、第1の考案では、回転体が 内嵌された軸受及び少なくとも回転体が内嵌された軸受及び少なくとも回転盤の 下面の外周部近傍を支持する軸受により支持され、第2の考案では、少なくとも 回転盤の外周部近傍の下面を支持する軸受及び回転盤の外周縁を支持する軸受に よって行われる。各軸受の上下方向の間隔は小さいため装置全体の高さが低くな り、軸受は微粉浮遊雰囲気外にあるため粉塵が侵入しにくく、又メンテナンスも 容易に行うことができる。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0022】 図1及び図2は本考案の一実施例であり、本実施例と図4、図5の従来例とで は、分級機本体16は全く同一構成であるが、分級機本体16を支持する円筒回 転体9,15の支持構造が相違している。すなわちミルハウジング1上方には、 中央部に円筒回転体9の通る孔24aが穿設された蓋板24が配設され蓋板24 上に配置した軸箱25には、軸線l1が上下に延びる軸受26が収納され、該軸 受26には、円筒回転体9が内嵌、挿通されている。
【0023】 軸受26の上面には、円筒回転体9の外周に固着した回転盤27が載置され、 蓋板24の外周部には、円周方向へ所定の間隔で複数のブラケット28,29が 立設され、ブラケット28,29には、回転盤27の下面27aの外周部近傍を 支持し、円筒回転体9,15や分級機本体16等の垂直荷重を支持するための軸 受30及び回転盤27の上面27bの外周部近傍に配置され、回転盤27の浮上 りを防止するための軸受31が、夫々回転自在に取付けられている。軸受30, 31は、軸線l2,l3が円筒回転体9,15に対し放射状になるよう配設されて いる。
【0024】 なお、図中32はミルハウジング1の上方外周に設けた微粉炭送出し用の孔で あり、図中、図4,5に示すものと同一のものには同一の符号が付してある。
【0025】 運転時には原炭はシュート17よりミルハウジング1内の粉砕テーブル2上に 供給され、粉砕テーブル2で粉砕ローラ4により粉砕された石炭は、空気吹出し ノズル23からの空気により搬送され、スリット20を通って分級機本体16に 達し、微粉炭は分級機本体16でベーン16a間の隙間(図5参照)、上部リン グ16bの孔を通って上昇し、孔32から外部へ送出され、分級機本体16のベ ーン16aにより分離された粗粉炭は落下して粉砕テーブル2上に戻り、再び粉 砕される。
【0026】 而して、石炭の粉砕時には、図4に示す駆動装置11を駆動することにより、 プーリ13を介して円筒回転体9,15が回転し、円筒回転体9,15の回転に より分級機本体16が回転する。
【0027】 円筒回転体9,15、回転盤27、分級機本体16、が回転する場合に生じる 径方向の荷重は、軸受26により支持され、円筒回転体9,15、回転盤27、 分級機本体16の垂直方向の荷重は回転盤27を介して軸受26,30により支 持され、垂直方向の荷重の円筒回転体9,15の中心に対するアンバランスによ り生じる浮上り力は軸受31により支持されるため、円筒回転体9,15、回転 盤27、分級機本体16の回転は円滑に行われる。
【0028】 このように、軸受26,30の上下方向の間隔H1は小さくても軸受26,3 0の水平方向の間隔L1を大きくすることにより、円筒回転体9,15、回転盤 27、分級機本体16を安定して支持することができる。
【0029】 又軸受26,30の上下方向の間隔H1は小さくできるため、装置全体の高さ を低くすることが可能となり、軸受26,30,31は、微粉浮遊雰囲気外に設 置されているため、軸受26,30,31には粉塵が侵入しにくく、且つ、給油 等のメンテナンスも容易に行うことができる。
【0030】 図3は、本考案の他の実施例である。
【0031】 本実施例では、前記実施例の円筒回転体9に外嵌した軸受26を撤去し、回転 盤27の外周縁27cを支持する複数の軸受33を、軸線l4が上下に延びるよ うミルハウジング1上面に設置しており、それ以外の構成は前記実施例と同じで ある。
【0032】 斯かる構成としても前記実施例と同様、円筒回転体9、回転盤27、分級機本 体16の安定した支持が可能であり、前記実施例と同様の効果を奏することがで きる。
【0033】 なお、本考案の実施例においては、石炭を粉砕する場合について説明したが、 石炭以外の物の粉砕にも使用できること、石炭は円筒回転体に同心状に貫通させ たシュートにより供給する場合について説明したが、ミルハウジング側方にシュ ートを設けて供給するようにしても良いこと、その他、本考案の要旨を逸脱しな い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0034】
【考案の効果】
本考案の竪型ミルの分級機によれば、請求項1,2の何れにおいても下記のご とき種々の優れた効果を奏する。
【0035】 I)軸受の上下方向の間隔を小さくできるため、装置全体の高さを低くできる 。
【0036】 II)軸受は微粉浮遊雰囲気外に設置されているため、軸受に粉塵が侵入しに くく且つ給油等のメンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の竪型ミルの分級機の一実施例の縦断面
図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】本考案の竪型ミルの分級機の他の実施例の部分
縦断面図である。
【図4】従来の竪型ミルの分級機の一例の縦断面図であ
る。
【図5】図4のV方向矢視図である。
【符号の説明】
1 ミルハウジング 9,15 円筒回転体(回転体) 16 分級機本体 16a ベーン 26 軸受 27 回転盤 27a 下面 27c 外周縁 30,33 軸受 l1,l2,l4 軸線 D 円周方向 L1 間隔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミルハウジングの上面に軸線が上下へ向
    くよう軸受を配設し、該軸受に、上下へ延びる回転体を
    内嵌、挿通させ、該回転体のミルハウジング内に位置す
    る部分に、複数のベーンが前記回転体の円周方向へ所要
    の間隔で配置された分級機本体を取付け、前記回転体の
    外周に、前記軸受の上面により支持される回転盤を取付
    け、前記ミルハウジングの上面に、少なくとも回転盤の
    下面の外周部近傍を支持する複数の軸受を、軸線が前記
    回転体に対し放射状になるよう配置したことを特徴とす
    る竪形ミルの分級機。
  2. 【請求項2】 ミルハウジング外からミルハウジング内
    へ上下へ延びる回転体を配設し、該回転体のミルハウジ
    ング内に位置する部分に複数のベーンが回転体の円周方
    向へ所要の間隔で配設された分級機本体を取付け、前記
    回転体のミルハウジングよりも上方に位置する部分の外
    周に回転盤を取付け、前記ミルハウジングの上面に、少
    なくとも回転盤の下面の外周部近傍を支持する複数の軸
    受を、軸線が前記回転体に対し放射状になるよう配置す
    ると共に、回転盤の外周縁を支持する複数の軸受を軸線
    が上下へ向くよう配置したことを特徴とする竪形ミルの
    分級機。
JP4833291U 1991-05-29 1991-05-29 竪形ミルの分級機 Pending JPH04134474U (ja)

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JPH04134474U true JPH04134474U (ja) 1992-12-15

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