JPS6043776B2 - 粉砕装置 - Google Patents
粉砕装置Info
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- JPS6043776B2 JPS6043776B2 JP9988681A JP9988681A JPS6043776B2 JP S6043776 B2 JPS6043776 B2 JP S6043776B2 JP 9988681 A JP9988681 A JP 9988681A JP 9988681 A JP9988681 A JP 9988681A JP S6043776 B2 JPS6043776 B2 JP S6043776B2
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- Japan
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- pulverizing
- annular container
- base
- fixed
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセメント原料やクリンカー等の微粉砕を行う
円錐形ボールミルに異なる構成の粗粉砕手・段を介在さ
せた複合粉砕装置に関する。
円錐形ボールミルに異なる構成の粗粉砕手・段を介在さ
せた複合粉砕装置に関する。
円錐形ボールミルは、第1図に示すようにほぼ逆円錐
台形状の回転容器1とこの回転容器1の上部を覆う如く
配置された固定カバー2とからなり、回転容器1内の多
数の粉砕媒体3が回転容器1の回転により遠心力を受け
、回転容器1の側壁1a上を上昇固定カバー2に達する
と、その粉砕媒体3の有する慣性力でをつて固定カバー
2の内面の案内羽根4に沿つて内方向に移動すると共に
落下し、固定カバー2の上部に設けられた被粉砕物投入
シュート5から供給された回転容器1内の被粉砕物6を
粉砕する装置である。
台形状の回転容器1とこの回転容器1の上部を覆う如く
配置された固定カバー2とからなり、回転容器1内の多
数の粉砕媒体3が回転容器1の回転により遠心力を受け
、回転容器1の側壁1a上を上昇固定カバー2に達する
と、その粉砕媒体3の有する慣性力でをつて固定カバー
2の内面の案内羽根4に沿つて内方向に移動すると共に
落下し、固定カバー2の上部に設けられた被粉砕物投入
シュート5から供給された回転容器1内の被粉砕物6を
粉砕する装置である。
この種粉砕装置は数薗以下のサイズの被粉砕物を88μ
篩残分1%または44μ篩残分10%程度までの微粉砕
に適しているが、数十順あるいは百数十薗の被粉砕物を
3〜47mに粉砕する粗粉砕には適さない。
篩残分1%または44μ篩残分10%程度までの微粉砕
に適しているが、数十順あるいは百数十薗の被粉砕物を
3〜47mに粉砕する粗粉砕には適さない。
ところで、粗粉砕と微粉砕を一装置内で行うものとして
、2室または3室のチューブミルがあるが、粉砕媒体で
あるスチールボールの循環運動による衝撃粉砕のみに依
存するものであつて、その粉砕効率は極めて低い。
、2室または3室のチューブミルがあるが、粉砕媒体で
あるスチールボールの循環運動による衝撃粉砕のみに依
存するものであつて、その粉砕効率は極めて低い。
本発明は微粉砕に適した円錐形ボールミルに粗粉砕に適
した粉砕手段を一装置内にコンパクトにまとめ、かつ駆
動動力を両粉砕手段に供給することにより消費動力の節
減を図り、加えて粉塵の飛散を防止することを目的とし
、その特徴とするところは垂直な回転軸と共に回転する
基台の外周に設けられて傾斜側壁面にスリットを穿設し
たほぼ逆円錐台形断面の環状容器と機枠に固定されて前
記環状容器の上部を覆う如く配置されかつ案内羽根をそ
の内面に付設した固定カバーを有し、粉砕媒体の循環挙
動により粉砕を行う円錐形微粉砕手一段と、前記基台上
に他の粗粉砕手段を介在させ、これら両粉砕手段を前記
機枠に固定されたケーシングで包囲したことである。
した粉砕手段を一装置内にコンパクトにまとめ、かつ駆
動動力を両粉砕手段に供給することにより消費動力の節
減を図り、加えて粉塵の飛散を防止することを目的とし
、その特徴とするところは垂直な回転軸と共に回転する
基台の外周に設けられて傾斜側壁面にスリットを穿設し
たほぼ逆円錐台形断面の環状容器と機枠に固定されて前
記環状容器の上部を覆う如く配置されかつ案内羽根をそ
の内面に付設した固定カバーを有し、粉砕媒体の循環挙
動により粉砕を行う円錐形微粉砕手一段と、前記基台上
に他の粗粉砕手段を介在させ、これら両粉砕手段を前記
機枠に固定されたケーシングで包囲したことである。
以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
第2図は微粉砕手段である円錐形ミル10に粗粉砕手段
である竪型ローラミル20を組合せた粉砕装置40の全
体断面図である。
である竪型ローラミル20を組合せた粉砕装置40の全
体断面図である。
基台21の外周には容器枠材11とそれに内張されたラ
イナー12で構成される逆円錐台形断面・の環状容器4
1が設けられ、粉砕媒体3(スチールボール、スチール
製シルペブ等)が予め装入されていて、前記基台21の
下面に垂直に固着された回転軸13が軸受14に支承さ
れ、図示しない減速装置を介して電動機で回転駆動され
る。
イナー12で構成される逆円錐台形断面・の環状容器4
1が設けられ、粉砕媒体3(スチールボール、スチール
製シルペブ等)が予め装入されていて、前記基台21の
下面に垂直に固着された回転軸13が軸受14に支承さ
れ、図示しない減速装置を介して電動機で回転駆動され
る。
なお、上述のライナー12には第3図に示すようなスリ
ット17が穿設されている。環状容器41の直上には間
隙9を隔てて固定カバー2が機枠18に固定され、この
間隙9は粉砕媒体3が飛びださない程度の寸法に定めら
れている。
ット17が穿設されている。環状容器41の直上には間
隙9を隔てて固定カバー2が機枠18に固定され、この
間隙9は粉砕媒体3が飛びださない程度の寸法に定めら
れている。
なお上述の固定カバー2には第4図に示すような案内羽
根4がその内面に付設されている。
根4がその内面に付設されている。
) 基台21の上面21aは竪型ローラミル20の粉砕
皿を形成し、この上面21aの周上に弾性支持装置22
に保持されたローラ23が、上面21aに押圧される如
く乗載されている。上述の基台21の中央上部には被粉
砕物6を供・給するシュート5と、このシュート5の外
周に空気吸引用のダクト8が設置されている。加えて、
円錐形ミル10と竪型ローラミル20を包囲するケーシ
ング19が、前記機枠18に貼設され、これら粉砕手段
は外気と隔絶されている。このケー・シング19と環状
容器41の間には例えば図示する如きエアスライディン
グコンベア42が環状かつ傾斜するごとく介装されてい
て、その最下位置にシュート43がケーシング19を貫
通して設置されている。次に、本発明の粉砕装置の運転
について記載する。
皿を形成し、この上面21aの周上に弾性支持装置22
に保持されたローラ23が、上面21aに押圧される如
く乗載されている。上述の基台21の中央上部には被粉
砕物6を供・給するシュート5と、このシュート5の外
周に空気吸引用のダクト8が設置されている。加えて、
円錐形ミル10と竪型ローラミル20を包囲するケーシ
ング19が、前記機枠18に貼設され、これら粉砕手段
は外気と隔絶されている。このケー・シング19と環状
容器41の間には例えば図示する如きエアスライディン
グコンベア42が環状かつ傾斜するごとく介装されてい
て、その最下位置にシュート43がケーシング19を貫
通して設置されている。次に、本発明の粉砕装置の運転
について記載する。
先ず、シュート5より投入された数十醜〜百数十?の被
粉砕物6は回転軸13を介して水平に回転する基台21
上に落下する。
粉砕物6は回転軸13を介して水平に回転する基台21
上に落下する。
これら被粉砕物6は基台21の回転により遠心力を受け
基台21の半径方向外方に移動し基台21の外周近傍に
設置された数個のローラ23と基台21の上面21aに
噛み込まれ粗粉砕される。このときローラ23は基台2
1の回転速度に応じて従動するに過ぎないが、弾性支持
装置22により押圧されているので所定の粗粉砕が達成
される。次に、粗粉砕された被粉砕物6はなおも基台2
1の回転により外周に移動し、前述した円錐形ミル10
の環状容器41に至る。
基台21の半径方向外方に移動し基台21の外周近傍に
設置された数個のローラ23と基台21の上面21aに
噛み込まれ粗粉砕される。このときローラ23は基台2
1の回転速度に応じて従動するに過ぎないが、弾性支持
装置22により押圧されているので所定の粗粉砕が達成
される。次に、粗粉砕された被粉砕物6はなおも基台2
1の回転により外周に移動し、前述した円錐形ミル10
の環状容器41に至る。
この環状容器41は上述の基台21と一体に形成されて
いるので常時水平に回転しており、予め装入されている
粉砕媒体3が遠心力を受け環状容器41の傾斜側壁1a
を上昇する。
いるので常時水平に回転しており、予め装入されている
粉砕媒体3が遠心力を受け環状容器41の傾斜側壁1a
を上昇する。
傾斜側壁1aの上端に達した粉砕媒体3は、その保有す
る慣性力により環状容器41の上部を覆うように設置し
た固定カバー2に衝突し、固定カバー2に付設された複
数の案内羽根4に誘導されて内方へ移動し、ついで案内
羽根4から離れて落下し環状容器41へ戻る。粗粉砕手
段である竪型ローラミル20から供給された被粉砕物6
は環状容器41の底部で上述の案内羽根4を離れて落下
する粉砕媒体3の循環挙動により衝撃粉砕され、さらに
粉砕媒体3と共に環状容器41の傾斜側壁1aを移動す
る際に、粉砕媒体3と傾斜側壁面1a間、あるいは粉砕
媒体3間に挾まれることにより摩擦粉砕される。ところ
で、被粉砕物6も粉砕媒体3と共に環状容器41の傾斜
側壁1aを上昇するが、この側壁1aには前述の如くス
リット17が穿設されているので、粉砕された被粉砕物
は遠心力で環状容器41外へ排出される。
る慣性力により環状容器41の上部を覆うように設置し
た固定カバー2に衝突し、固定カバー2に付設された複
数の案内羽根4に誘導されて内方へ移動し、ついで案内
羽根4から離れて落下し環状容器41へ戻る。粗粉砕手
段である竪型ローラミル20から供給された被粉砕物6
は環状容器41の底部で上述の案内羽根4を離れて落下
する粉砕媒体3の循環挙動により衝撃粉砕され、さらに
粉砕媒体3と共に環状容器41の傾斜側壁1aを移動す
る際に、粉砕媒体3と傾斜側壁面1a間、あるいは粉砕
媒体3間に挾まれることにより摩擦粉砕される。ところ
で、被粉砕物6も粉砕媒体3と共に環状容器41の傾斜
側壁1aを上昇するが、この側壁1aには前述の如くス
リット17が穿設されているので、粉砕された被粉砕物
は遠心力で環状容器41外へ排出される。
また、傾斜側壁1aの上端に達した被粉砕物で固定カバ
ー2へ上昇する程度までの慣性力のないものは上述の間
隙9より環状容器41外へ排出される。なお、被粉砕物
の性状によつては、スリット17を設けず間隙9よりの
み排出することをできる。このように排出された被粉砕
物6は環状容器41の外周に配置されたエアスライディ
ングコンベア42上に落下し、図示しない送風機により
圧送され、キヤンバス44を通過した空気45により被
粉砕物6が流動化され、傾斜した環状のエアスライディ
ングコンベア42の下端部に順次搬送されてシュート4
3より機外に排出される。
ー2へ上昇する程度までの慣性力のないものは上述の間
隙9より環状容器41外へ排出される。なお、被粉砕物
の性状によつては、スリット17を設けず間隙9よりの
み排出することをできる。このように排出された被粉砕
物6は環状容器41の外周に配置されたエアスライディ
ングコンベア42上に落下し、図示しない送風機により
圧送され、キヤンバス44を通過した空気45により被
粉砕物6が流動化され、傾斜した環状のエアスライディ
ングコンベア42の下端部に順次搬送されてシュート4
3より機外に排出される。
なお、環状容器41とケーシング19間での搬送手段は
上述のエアスライディングコンベア42に限ることはな
く、公知のスクレーバーによるものであつてもよい。ダ
クト8は図示しない集塵機や誘引送風機に連結されてい
る。このダクト8より機内の空気を吸引すると、環状容
器41とケーシング19で囲まれる空間と、ケーシング
19とエアスライディングコンベア42に囲まれる空間
は、負圧に保持され粉塵の機外への飛散が防止される。
このときダクト8を経て気流に乗つて排出される若干の
被粉砕物は、集塵機で捕集される。なお、第2図におい
て粗粉砕手段としてタイヤ型の竪型ローラミル20を示
したが、回転する基台21のある半径方向巾において生
ずる異な周速度に合致して従動回転する円錐形ローラミ
ルを設置してもよい。
上述のエアスライディングコンベア42に限ることはな
く、公知のスクレーバーによるものであつてもよい。ダ
クト8は図示しない集塵機や誘引送風機に連結されてい
る。このダクト8より機内の空気を吸引すると、環状容
器41とケーシング19で囲まれる空間と、ケーシング
19とエアスライディングコンベア42に囲まれる空間
は、負圧に保持され粉塵の機外への飛散が防止される。
このときダクト8を経て気流に乗つて排出される若干の
被粉砕物は、集塵機で捕集される。なお、第2図におい
て粗粉砕手段としてタイヤ型の竪型ローラミル20を示
したが、回転する基台21のある半径方向巾において生
ずる異な周速度に合致して従動回転する円錐形ローラミ
ルを設置してもよい。
第5図は、微粉砕手段である円錐形ミル10に、粗粉砕
手段であるコーンクラッシャ30を組合せた粉砕装!4
0の全体断面図である。
手段であるコーンクラッシャ30を組合せた粉砕装!4
0の全体断面図である。
前述の発明と異なるところは、竪型ローラミルに代え粗
粉砕手段としてコーンクンシヤ30を採用したことであ
り、以下の説明において上述の発明と変らぬところは同
一の符号を付して説明を省く。基台21の上面にはその
軸心に偏心して固定された垂直軸31に軸受32を介し
て回動自在に支承されたマントル33と、このマントル
33を囲む如く配置されたコーンケーブ34を有する粗
粉砕手段が設置されている。コーンケーブ34は、吊金
具35を介して保持リング36に吊り下げられ、保持リ
ング36から油圧式またはスプリング式の加圧装置37
が取付けられている。
粉砕手段としてコーンクンシヤ30を採用したことであ
り、以下の説明において上述の発明と変らぬところは同
一の符号を付して説明を省く。基台21の上面にはその
軸心に偏心して固定された垂直軸31に軸受32を介し
て回動自在に支承されたマントル33と、このマントル
33を囲む如く配置されたコーンケーブ34を有する粗
粉砕手段が設置されている。コーンケーブ34は、吊金
具35を介して保持リング36に吊り下げられ、保持リ
ング36から油圧式またはスプリング式の加圧装置37
が取付けられている。
この加圧装置37はコーンケーブ34とマントル33と
の隙間を調整すると同時に、マントル33とコーンケー
ブ34の間を降下する被粉砕物に押圧力を加える作用を
する。また、コーンケーブ34は円周方向に分割されて
いて、被粉砕物と共に供給される金属片等の異物を噛み
込んだ場合、マントル33から遠ざかる方向に移動し、
装置の破損を回避するよう配慮されている。次に、本発
明の粉砕装置の運転について記載する。
の隙間を調整すると同時に、マントル33とコーンケー
ブ34の間を降下する被粉砕物に押圧力を加える作用を
する。また、コーンケーブ34は円周方向に分割されて
いて、被粉砕物と共に供給される金属片等の異物を噛み
込んだ場合、マントル33から遠ざかる方向に移動し、
装置の破損を回避するよう配慮されている。次に、本発
明の粉砕装置の運転について記載する。
垂直軸31は、前述の如く基台21の中心より偏心して
設置されているので、基台21の回転に”つれて垂直軸
31は基台21の中心21bのまわりを公転する。
設置されているので、基台21の回転に”つれて垂直軸
31は基台21の中心21bのまわりを公転する。
したがつて、この垂直軸31に回転自在にとりつけられ
たマントル33も公転する。コーンケーブ34は、その
中心を基台21の中心21bに合致して設置されている
ので、マントル33の公転につれてマントル33とコー
ンケーブ34の隙間はある場所に特定して見れば、時々
刻々変化する。またマントル33は、コーンケーブ34
との間に噛み込んだ被粉砕物の抵抗により自転すること
は少なく主として公転する。こ1れは、マントル33と
被粉砕物6の相対すベリが少ないことを意味し、押圧力
が主として作用する破砕となり、マントル33の摩耗が
軽減される。上述の2つの発明において基台21と環状
容器41は一体形成されているが第6図に示すように別
体として形成し、2重駆動手段55を介在させてもよい
。図中51は環状容器41の支持軸でその軸端に傘歯車
52が固着されている。一方基台21の回転軸13の軸
端にも傘歯車53が固着されている。これら傘歯車52
,53に噛み合う傘歯車52a,53aが駆動軸54に
固定されていて、基台21と環状容器41のそれぞれに
所望の回転数が得られるよう歯車比が選定されている。
上述のように構成すれば単一の駆動動力でもつて基台2
1と環状容器41を異なる回転数でもつて駆動でき、効
率の良い粗粉砕、微粉砕が実現できる。また、第2図お
よび第5図に示す如くケーシング19の上部を貫通して
戻り粉投入シュート25を微粉砕手段に臨ましめてもよ
い。
たマントル33も公転する。コーンケーブ34は、その
中心を基台21の中心21bに合致して設置されている
ので、マントル33の公転につれてマントル33とコー
ンケーブ34の隙間はある場所に特定して見れば、時々
刻々変化する。またマントル33は、コーンケーブ34
との間に噛み込んだ被粉砕物の抵抗により自転すること
は少なく主として公転する。こ1れは、マントル33と
被粉砕物6の相対すベリが少ないことを意味し、押圧力
が主として作用する破砕となり、マントル33の摩耗が
軽減される。上述の2つの発明において基台21と環状
容器41は一体形成されているが第6図に示すように別
体として形成し、2重駆動手段55を介在させてもよい
。図中51は環状容器41の支持軸でその軸端に傘歯車
52が固着されている。一方基台21の回転軸13の軸
端にも傘歯車53が固着されている。これら傘歯車52
,53に噛み合う傘歯車52a,53aが駆動軸54に
固定されていて、基台21と環状容器41のそれぞれに
所望の回転数が得られるよう歯車比が選定されている。
上述のように構成すれば単一の駆動動力でもつて基台2
1と環状容器41を異なる回転数でもつて駆動でき、効
率の良い粗粉砕、微粉砕が実現できる。また、第2図お
よび第5図に示す如くケーシング19の上部を貫通して
戻り粉投入シュート25を微粉砕手段に臨ましめてもよ
い。
このようなシュート25を設けた本発明の粉砕装置40
は、第7図に示すような粉砕プラント設備に適用される
。図中40は本発明に係る粉砕装置で、投入シュート5
より供給された被粉砕物はシュート43より排出され、
パケットエレベーター61でもつて分級機62に搬送さ
れる。
は、第7図に示すような粉砕プラント設備に適用される
。図中40は本発明に係る粉砕装置で、投入シュート5
より供給された被粉砕物はシュート43より排出され、
パケットエレベーター61でもつて分級機62に搬送さ
れる。
分級された精粉はシュート63より次工程へ、粗粉はシ
ュート25より再度微粉砕のために粉砕装置40に戻さ
れる。本発明は以上述べたように、垂直な回転軸と共一
に回転する基台の外周に設けられて傾斜側壁面にスリッ
トを穿設されたほぼ逆円維台形断面の環状容器と、機枠
に固定されて前記環状容器の上部を覆う如く配置されか
つ案内羽根をその内面に付設した固定カバーを有し、粉
砕媒体の循環挙動により粉砕を行う円錐形微粉砕手段と
、前記基台上に他の粗粉砕手段を介在させ、これら両粉
砕手段を前記機枠に固定されたケーシングで包囲したの
で、数十醜〜百数十?の被粉砕物を同一機内かつ同一駆
動手段を介し効率よく粗粉砕および微粉砕できると共に
、精粉の排出も従来の円錐形ミルで必要とされる高圧大
風量の空気流が不要となり動力消費も極めて軽減される
。加えて、両粉砕手段jがケーシングで包囲されている
ので機外への粉塵の飛散も防止される。
ュート25より再度微粉砕のために粉砕装置40に戻さ
れる。本発明は以上述べたように、垂直な回転軸と共一
に回転する基台の外周に設けられて傾斜側壁面にスリッ
トを穿設されたほぼ逆円維台形断面の環状容器と、機枠
に固定されて前記環状容器の上部を覆う如く配置されか
つ案内羽根をその内面に付設した固定カバーを有し、粉
砕媒体の循環挙動により粉砕を行う円錐形微粉砕手段と
、前記基台上に他の粗粉砕手段を介在させ、これら両粉
砕手段を前記機枠に固定されたケーシングで包囲したの
で、数十醜〜百数十?の被粉砕物を同一機内かつ同一駆
動手段を介し効率よく粗粉砕および微粉砕できると共に
、精粉の排出も従来の円錐形ミルで必要とされる高圧大
風量の空気流が不要となり動力消費も極めて軽減される
。加えて、両粉砕手段jがケーシングで包囲されている
ので機外への粉塵の飛散も防止される。
第1図は円錐形ミルの従来例、第2図は本発明に係る粉
砕装置の全体断面図、第3図は第2図の■−■線矢視図
で環状容器側壁に穿設されたスリットの配置図、第4図
は第2図の■−■線矢視図で固定カバーの内面に付設さ
れた案内羽根の配置図、第5図は異なる発明に係る粉砕
装置の全体断面図、第6図は本発明に採用しうる二重駆
動手段の断面図、第7図は本発明の粉砕装置を適用した
粉砕プラント設備例である。 2・・・固定カバー、3・・・粉砕媒体、4・・・案内
羽根、10・・・円錐形ミル、13・・・回転軸、18
・・・機枠、19・・・ケーシング、20・・・竪型ロ
ーラミル、21・・・基台、23・・・ローラ、25・
・・戻り粉投入シュート、30・・・コーンクラッシャ
、31・・・垂直軸、33・・・マントル、34・・・
コーンケーブ、40・・・粉砕装置、41・・・環状容
器。
砕装置の全体断面図、第3図は第2図の■−■線矢視図
で環状容器側壁に穿設されたスリットの配置図、第4図
は第2図の■−■線矢視図で固定カバーの内面に付設さ
れた案内羽根の配置図、第5図は異なる発明に係る粉砕
装置の全体断面図、第6図は本発明に採用しうる二重駆
動手段の断面図、第7図は本発明の粉砕装置を適用した
粉砕プラント設備例である。 2・・・固定カバー、3・・・粉砕媒体、4・・・案内
羽根、10・・・円錐形ミル、13・・・回転軸、18
・・・機枠、19・・・ケーシング、20・・・竪型ロ
ーラミル、21・・・基台、23・・・ローラ、25・
・・戻り粉投入シュート、30・・・コーンクラッシャ
、31・・・垂直軸、33・・・マントル、34・・・
コーンケーブ、40・・・粉砕装置、41・・・環状容
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 垂直な回転軸と共に回転する基台の外周に設けられ
て傾斜側壁面にスリットを穿設したほぼ逆円錐台形断面
の環状容器と、機枠に固定されて前記環状容器の上部を
覆う如く配置されかつ案内羽根をその内面に付設した固
定カバーを有し、粉砕媒体の循環挙動により粉砕を行う
円錐形微粉砕手段と、前記基台を粉砕皿とし、この粉砕
皿に押圧する如く配置されたローラを有する粗粉砕手段
とからなり、これら両粉砕手段を前記機枠に固定された
ケーシングで包囲したことを特徴とする粉砕装置。 2 前記基台と前記環状容器の回転数を異ならしめる手
段を介在させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の粉砕装置。 3 上記ケーシングを貫通した戻り粉投入シュートを微
粉砕手段に臨ましめたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第2項記載の粉砕装置。 4 垂直な回転軸と共に回転する基台の外周に設けられ
て傾斜側壁面にスリットを穿設したほぼ逆円錐台形断面
の環状容器と、機枠に固定されて前記環状容器の上部を
覆う如く配置されかつ案内羽根をその内面に付設した固
定カバーを有し、粉砕媒体の循環挙動により粉砕を行う
円錐形微粉砕手段と、前記基台に偏心させて固定された
垂直軸に回動自在に支承されるマントルと、このマント
ルを囲む如く配置されたコーンケーブを有する粗粉砕手
段とからなり、これら両粉砕手段を前記機枠に固定され
たケーシングで包囲したことを特徴とする粉砕装置。 5 前記基台と前記環状容器の回転数を異ならしめる手
段を介在させたことを特徴とする特許請求の範囲第4項
記載の粉砕装置。 6 上記ケーシングを貫通した戻り粉投入シュートを微
粉砕手段に臨ましめたことを特徴とする特許請求の範囲
第4項または第5項記載の粉砕装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9988681A JPS6043776B2 (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 粉砕装置 |
US06/389,145 US4504020A (en) | 1981-06-20 | 1982-06-16 | Pulverizing mill apparatus |
FR8210724A FR2507925B1 (fr) | 1981-06-20 | 1982-06-18 | Broyeur pulverisateur |
DK275182A DK275182A (da) | 1981-06-20 | 1982-06-18 | Apparat til pulverisering af faste materialer f eks cementklinker omfattende om omkring en lodret akse roterende konisk beholder |
DE19823222890 DE3222890A1 (de) | 1981-06-20 | 1982-06-18 | Pulvermuehlen-vorrichtung |
DE19828217579U DE8217579U1 (de) | 1981-06-20 | 1982-06-18 | Pulvermuehlen-vorrichtung |
GB08217959A GB2100618B (en) | 1981-06-20 | 1982-06-21 | Pulverizing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9988681A JPS6043776B2 (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 粉砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS583650A JPS583650A (ja) | 1983-01-10 |
JPS6043776B2 true JPS6043776B2 (ja) | 1985-09-30 |
Family
ID=14259260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9988681A Expired JPS6043776B2 (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-27 | 粉砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043776B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134284U (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-21 | ||
JPS6362559A (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-18 | 宇部興産株式会社 | 遠心流動粉砕装置 |
US4830289A (en) * | 1987-08-27 | 1989-05-16 | Ube Industries, Ltd. | Centrifugal fluidized grinding apparatus |
-
1981
- 1981-06-27 JP JP9988681A patent/JPS6043776B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS583650A (ja) | 1983-01-10 |
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