JPH04133544U - 板状物の固定装置 - Google Patents

板状物の固定装置

Info

Publication number
JPH04133544U
JPH04133544U JP4061091U JP4061091U JPH04133544U JP H04133544 U JPH04133544 U JP H04133544U JP 4061091 U JP4061091 U JP 4061091U JP 4061091 U JP4061091 U JP 4061091U JP H04133544 U JPH04133544 U JP H04133544U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
suction
suction heads
suction head
heads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4061091U
Other languages
English (en)
Inventor
稔優 釜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4061091U priority Critical patent/JPH04133544U/ja
Publication of JPH04133544U publication Critical patent/JPH04133544U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状物の長さが異なっていても、適切な配置
の吸着ヘッドで板状物を吸着固定することができる。 【構成】 板状物の送り方向に沿って配設された複数個
の吸着ヘッド1と、これら吸着ヘッド1の間隔を可変と
する移動機構とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は板状物に対する加工を行うにあたって板状物を固定しておくための板 状物の固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築用板のような板状物に研磨や切削等の加工を行う時には、板状物の位置決 め固定が必要となるが、この位置決め固定のために一般的に使用されているのが 搬送コンベアの終端部に複数個の吸着ヘッドを配置し、搬送コンベアで所定位置 まで送られてきた板状物をこれら吸着ヘッドで吸着して固定するようにしたもの である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし従来の固定装置では、複数個の吸着ヘッドが一定間隔で並べられたもの となっているために、次のような問題点を有している。すなわち板状物が建築用 板である場合、その長さが複数種類ある場合が多く、そしてこのように長さの異 なるものがある時、一端側の吸着ヘッドが板状部の一端を吸着するようにすると 、他端側の吸着ヘッドが板状物の他端から離れたところに位置して、板状物の他 端側の固定力が低下し、板状物に対する加工が吸着ヘッドによる板状物の吸着方 向と直交する方向の力を板状物に与えてしまう場合、たとえば人工大理石である 板状物の表面を研磨する場合には、板状物に位置ずれを生じたりしてしまうもの であり、また吸着方向と同じ方向の力を板状物に与える場合には板状物のたわみ で加工誤差が大きくなってしまったりすることがある。
【0004】 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは板 状物の長さが異なっていても、適切な配置の吸着ヘッドで板状物を吸着固定する ことができる板状物の固定装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、板状物の送り方向に沿って配設された複数個の吸着ヘッド と、これら吸着ヘッドの間隔を可変とする移動機構とからなることに特徴を有し ている。 本考案によれば、板状物の長さに応じて吸着ヘッドの間隔を変えて、板状物の 吸着固定に適した位置に吸着ヘッドを配置することができる。
【0006】
【実施例】
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、ここにおける板状物の固定 装置は、図2及び図3に示すように、供給コンベア7と排出コンベア8との間に 搬送コンベア6と共に設置されている。搬送コンベア6は、両側二列で形成され るとともに、送り方向と直交する方向にトラバーサ用モータ65で移動自在とな った一対の架台66,66上に昇降用シリンダー67を介して夫々上下動自在に 設置されたもので、排出コンベア8側の端部に配されたモータ60によって駆動 され、上記トラバーサ用モータ65の駆動で幅が可変に、昇降用シリンダー67 によって高さが可変になっている。
【0007】 そして固定装置であるが、これは上記各架台66に沿って一直線状に配設され た複数個の吸着ヘッド1で構成されている。各吸着ヘッド1は、図6及び図7に 示すように、上端のヘッド部11と、ガイド棒40が貫通する枠型の下部ブロッ ク12と、下部ブロック12の下端面に固着されて断面円形のレール41を受け ているリニア軸受13とからなるもので、ヘッド部11の内部には空気流路20 が形成されているとともに、ヘッド部11の上面に空気流路20と連通する開口 部21が形成されており、さらにヘッド部11内には上下動自在で且つばね23 による上動付勢で上記開口部21を閉じている可動プラグ22が配設されている 。図中25は上記空気流路20に接続管24を介してつながっているカールホー スである。
【0008】 下部ブロック12は上述のようにガイド棒40が貫通しているほか、両隣の吸 着ヘッド1,1との連結用の連結棒37,37が両側に夫々摺動自在に貫通して いる。図中28は連結棒37の端部に取り付けられたストッパーである。尚、一 直線状に並ぶ複数個の吸着ヘッド1のうちの両端に位置する吸着ヘッド1では、 隣接する吸着ヘッド1との連結用の一本の連結棒37だけが貫通している。
【0009】 ここで上記ガイド棒40及びレール41は、架台66に取り付けられたもので あり、各吸着ヘッド1はこれらレール41及びガイド棒40にガイドされた状態 で架台66に沿って摺動自在となっているのであるが、架台66にはさらに上記 レール41と平行に配設されるとともにモータ30によって回転駆動される送り ねじ3がピローブロック31を介して取り付けられており、また複数個の一直線 状に並ぶ吸着ヘッド1のうち、排出コンベア8側に位置する一端の吸着ヘッド1 は移動することがないように架台66に固着され、供給コンベア7側に位置する 他端の供給ヘッド1は、送りねじ3と螺合する送りナット32が固着されたもの となっている。
【0010】 このために、送りねじ3の回転によって他端側の吸着ヘッド1は送りねじ3の 軸方向に移動するものであり、一端側の吸着ヘッド1側へと移動する時は、間に 位置する複数個の吸着ヘッド1を順次押して一端側へと移動させ、最終的には図 4に示すように各吸着ヘッド1が間隔をおかずに一直線に並ぶ状態とする。逆方 向、つまり一端側の吸着ヘッド1から離れる方向に他端側の吸着ヘッド1が移動 する時は、隣接する吸着ヘッド1,1間が連結棒37によって所定の間隔以上に 離れてしまうことがないようにされているために、吸着ヘッド1を順次引っ張っ て各吸着ヘッド1間の間隔を広げていき、最終的には図5に示すように、各吸着 ヘッド1が夫々連結棒37の長さによって決定される特定の間隔をおいて並ぶ状 態とする。この間、各吸着ヘッド1におけるヘッド部11内の空気流路20はカ ールホース25によって連通している状態が保持される。また一端側の吸着ヘッ ド1における接続管24は、カールホース26によって真空吸引機(図示せず) に接続されている。尚、図4と図5に示す状態とでは、前述のトラバーサ用モー タ65による架台66の間隔の変更も行っている。
【0011】 しかして供給コンベア7から搬送コンベア6側に板状物であるワークが移され るとともに搬送コンベア6によってワークが所定位置まで送られたならば、搬送 コンベア6を停止させるとともに前記昇降用シリンダー67で搬送コンベア6を 下降させることで、ワークを吸着ヘッド1上に置く。この時、ワークの重みで各 吸着ヘッド1のヘッド部11における可動プラグ23が押し下げられて開口部2 1が開くために、ワークは吸着ヘッド1に吸着される。図中68はワーク先端の 検出で搬送コンベア6の送り速度を低下させる通過検知センサ、69はワーク先 端の検出で搬送コンベア6を停止させる停止用センサ、75は送り方向と直交す る方向にワークを押圧するプッシャー、76はワーク用ガイドローラである。
【0012】 ここにおいて、一直線状に並ぶ複数個の吸着ヘッド1は、搬送されてくるワー ク9の長さに応じた配置でワーク9の吸着動作を行う。図1に基づいて説明する と、各吸着ヘッド1は初期動作として図1(a) に示すように全吸着ヘッド1が間 隔をおかずに並んでいる状態から、ここでは図1(b) に示すように三つの吸着ヘ ッド1のみが間隔をおかずに並び且つ他の吸着ヘッド1がすべて連結棒37の長 さによって決定される間隔で並ぶ状態と、図1(c) に示すように二つの吸着ヘッ ド1のみが間隔をおかずに並び且つ他の吸着ヘッド1がすべて連結棒37の長さ によって決定される間隔で並ぶ状態と、図1(d) に示すように全吸着ヘッド1が 所定の間隔をおいて並ぶ状態との三つの状態に移行できるようにしている。一端 側に位置する複数個の吸着ヘッド1が図1(b) あるいは図1(c) に示すように間 隔をおかずに並ぶ状態は、これら一端側の吸着ヘッド1間に磁力が働くように、 図2に示すように、磁石81を取り付けるとともに、他の吸着ヘッド1間にばね 部材80を介在させて初期状態に戻す際にばね部材80が吸着ヘッド1を軽く押 すようにしておくと、確実に得ることができる。
【0013】 そして図1(b) 〜図1(d) に示す3つの状態を夫々パターンA、パターンB、 パターンCとするならば、送られてくるワーク9の長さが1201〜1300mm ,1701〜1800mm,2201〜2300mm,2701〜2800mmである 時にはパターンAとなるようにし、ワーク9の長さが1000〜1200mm,1 501〜1700mm,2001〜2200mm,2501〜2700mm,3001 〜3300mmである時にはパターンBとなるように、ワーク9の長さが1301 〜1500mm,1801〜2000mm,2301〜2500mm,2801〜30 00mm,3301〜3600mmである時にはパターンCとなるようにするのであ る。ワーク9の長さに応じて吸着ヘッド1の配置が決定されることから、ワーク 9の端部が吸着ヘッド1から大きく外れてしまうというようなことがないもので ある。
【0014】 尚、パターンA,B,Cのいずれの状態になっているかは送りねじ3と螺合す る送りナット32が固着されている吸着ヘッド1の位置を図2に示すリニアスケ ール38で検出することで行っている。また、ここでは吸着ヘッド1の移動機構 を送りねじ3と連結棒37とで構成することで送りねじ3の回転だけで行えるよ うにしたものを示したが、差動機構等を利用することで隣接する吸着ヘッド1間 の間隔が同じ値を保ちつつ広がったり狭くなったりするようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、板状物の送り方向に沿って配設された複数個 の吸着ヘッドの間隔を可変としているために、板状物の長さに応じて吸着ヘッド の間隔を変えて、板状物の吸着固定に適した位置に吸着ヘッドを配置することが できるものであり、従って板状物の長さが異なろうと、確実な板状物の吸着固定 を常に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の動作説明図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の各吸着ヘッド間隔を最小にした状態の平
面図である。
【図5】同上の各吸着ヘッド間隔を最大にした状態の平
面図である。
【図6】同上の吸着ヘッドの断面図である。
【図7】同上の吸着ヘッドの破断側面図である。
【符号の説明】
1 吸着ヘッド 3 送りねじ 37 連結棒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状物の送り方向に沿って配設された複
    数個の吸着ヘッドと、これら吸着ヘッドの間隔を可変と
    する移動機構とからなることを特徴とする板状物の固定
    装置。
  2. 【請求項2】 移動機構は板状物の送り方向において所
    定の遊びをもって隣接する吸着ヘッド同士を連結してい
    る連結棒と、一端側に位置する吸着ヘッドに設けた送り
    ナットが螺合している送りねじとからなることを特徴と
    する請求項1記載の板状物の固定装置。
JP4061091U 1991-05-31 1991-05-31 板状物の固定装置 Pending JPH04133544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4061091U JPH04133544U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 板状物の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4061091U JPH04133544U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 板状物の固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04133544U true JPH04133544U (ja) 1992-12-11

Family

ID=31921626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4061091U Pending JPH04133544U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 板状物の固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04133544U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597537A (ja) * 1982-06-29 1984-01-14 Heian Tekkosho:Kk 加工機械における被加工物の吸着テ−ブル装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597537A (ja) * 1982-06-29 1984-01-14 Heian Tekkosho:Kk 加工機械における被加工物の吸着テ−ブル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE19814141C2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum positionsgenauen Zuführen von flächenförmigen Gütern zu einem Bearbeitungsprozeß
US4699370A (en) Sheet feeding apparatus for coordinate plotter
CN114284054A (zh) 一种全自动剪切叠片一体机及其叠装方法
EP0267639A2 (en) Device for braking articles to be conveyed on a conveyor and its braking rubber tubes
JPH04133544U (ja) 板状物の固定装置
JPH0427879Y2 (ja)
JP3184284B2 (ja) ガラス板供給装置
JPS63272745A (ja) 印刷物の貯蔵カセット
JPH0147364B2 (ja)
WO2020248325A1 (zh) 晶圆上料设备与晶圆处理系统
JPH06135553A (ja) 打抜板をスタッカに収納するための運搬装置
JP2000281372A (ja) ガラススクライバー
JPH024489A (ja) 振動部品供給機
KR950012652B1 (ko) 이송장치
CN114082861A (zh) 一种滚压成型设备自动下料装置
JP2732202B2 (ja) 乾麺の箱詰め装置
JP2000120685A (ja) 静圧空気軸受直線案内装置
CN220011471U (zh) 一种飞达加长可调辅助结构
EP1352862A2 (de) Verfahren zum wahlweisen Zuführen von Bogen oder Vorlaufbogen
JP3195030B2 (ja) ワーク分配装置
CN214323145U (zh) 双边夹紧装置及对应的板材加工设备
JP2544145Y2 (ja) プリント基板の自動面取り装置
JPH0474254B2 (ja)
JPH0713870Y2 (ja) 板材分離装置
DE10310697A1 (de) Bogenanleger

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950425