JPH04133304A - 樹脂モールドコイルおよびその製造方法 - Google Patents

樹脂モールドコイルおよびその製造方法

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JPH04133304A
JPH04133304A JP2258459A JP25845990A JPH04133304A JP H04133304 A JPH04133304 A JP H04133304A JP 2258459 A JP2258459 A JP 2258459A JP 25845990 A JP25845990 A JP 25845990A JP H04133304 A JPH04133304 A JP H04133304A
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coil
low
resin
cylindrical
voltage
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Kazuo Yoshida
和雄 吉田
Kinji Yamauchi
山内 欣二
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は計器用変成器に用いられる、高圧コイルと低
圧コイルとを注型樹脂により一体に成形して成る樹脂モ
ールドコイルおよびその製造方法の改良に関するもので
ある。
[従来の技術] 例えば特開昭63−228606号公報に示された従来
の樹脂モールドコイルおよびその製造方法を第9図を用
いて説明する。
第9図において、低圧コイル2および高圧コイル3.3
はそれぞれ一旦巻芯(図示せず)に巻回した後樹脂を含
浸させ、硬化後前記巻芯を取り外して成形したものであ
る。各高圧コイル3.3はそれぞれ1つの低圧コイル2
と所定の間隔を隔てて同心的に低圧コイル2の外側に設
けられている。各高圧コイル3.3および低圧コイル2
はそれぞれスペーサ10a・・・、 10b・・・およ
びlla・・・、iib・・・を介して注形金型(周知
により図示せず)中の所定位置に設置された後、前記金
型にモールド樹脂lを注入し硬化させることにより一体
に成形されている。
低圧コイル2と各高圧コイル3.3との間のモールド樹
脂部4.4は主絶縁層として作用し、各高圧コイル3.
3間のモールド樹脂部9,9は各高圧コイル間の絶縁層
として作用し、また各スペーサ10a・・・fob・・
・と各高圧コイル3.3とにより囲まれたモールド樹脂
部7・・・、訃・・はそれぞれ高圧コイル3.3の側部
および外周部の絶縁層として作用する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の樹脂モールドコイルおよびその製造方法は以上の
ように構成されているため、モールド樹脂lを注入し成
形した後の硬化収縮応力により亀裂や剥離等が低圧コイ
ル2および各高圧コイル3゜3とこれらの間のモールド
樹脂lによる主絶縁層4゜4とのあいだに生じ、部分放
電特性が低下するという問題点を有していた。
さらに低圧コイル2および高圧コイル3,3をあらかじ
め樹脂を含浸させ硬化させることにより成形しなければ
ならず、またモールド樹脂1との接着性をよくするため
に表面を荒らす等の追加工程を必要とし、作業効率が悪
いという問題点を有していた。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たものであり、主絶縁層に亀裂や剥離が発生することを
防止し、部分放電特性の低下を防止するとともに、製作
方法の簡略化を図った樹脂モールドコイルおよびその製
造方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1の発明に係る樹脂モールドコイルは、絶縁性材料に
より形成された複数の筒状巻芯部材と、 前記複数の筒状巻芯部材のそれぞれの外周部に巻回され
た複数の高圧コイルと、 前記複数の筒状巻芯部材の筒状部の中心軸が同軸上に配
置されるように前記複数の高圧コイルを所定の間隔を隔
てて配置した状態において、前記複数の筒状巻芯部材の
それぞれの内周部に所定の寸法精度で嵌合する1つの低
圧コイルと、前記複数の筒状巻芯部材、前記複数の高圧
コイルおよび前記1つの低圧コイルの各隙間に含浸され
、所定の形状に成形されたモールド樹脂部材と、を具備
している。
さらに、第2の発明に係る樹脂モールドコイルは、 前記複数の筒状巻芯部材はそれぞれ、前記複数の高圧コ
イルを所定の位置に配置するための突起部を筒状部端面
に有する。
第3の発明に係る樹脂モールドコイルの製造方法は、 所定の形状に絶縁性材料を成形する筒状巻芯部材成形工
程、 コイルをあらかじめ巻芯に巻回し、低粘度のエポキシ樹
脂を含浸させ、硬化後巻芯を除去する低圧コイル製造工
程、 前記筒状巻芯部材の外周部にコイルを巻回する高圧コイ
ル製造工程、 低圧コイルおよび高圧コイルのそれぞれにスペーサを取
り付ける工程、 スペーサを取付けた低圧コイルおよび複数の高圧コイル
を注形金型の内部におけるそれぞれ所定の位置に設置す
る工程、 エポキシ樹脂を前記注型金型の内部の空間部に注入する
工程、 を具備している。
第4の発明に係る樹脂モールドコイルの製造方法は、 注型金型に対して位置決めとして作用する複数の突起を
有する所定の形状に絶縁性材料を成形する筒状巻芯部材
成形工程、 コイルをあらかじめ巻芯に巻回し、低粘度のエポキシ樹
脂を含浸させ、硬化後巻芯を除去する低圧コイル製造工
程、 前記筒状巻芯部材の外周部にコイルを巻回する高圧コイ
ル製造工程、 低圧コイルにスペーサを取り付ける工程、スペーサを取
付けた低圧コイルおよび筒状巻芯部材に巻回された複数
の高圧コイルを注形金型の内部におけるそれぞれ所定の
位置に設置する工程、エポキシ樹脂を前記注型金型の内
部の空間部に注入する工程、 を具備している。
[作用] 第1の発明において、筒状巻芯部材は絶縁性材料で形成
されているため、低圧コイルと各高圧コイル間の主絶縁
層として作用する。ここで、筒状巻線部材はあらかじめ
別に製作されているため、モールド樹脂の硬化収縮によ
り内部応力が発生しても亀裂や剥離等は生じない。その
結果、亀裂や剥離等による部分的放電特性も劣化しない
第2の発明において、さらに、筒状巻芯部材の筒状部端
面に突起部を設けることにより、筒状巻芯部材に巻回さ
れた高圧コイルが注形型中で所定の位置に設置される。
そのため、位置決めのスペーサ等が不要となる。
第3の発明においては、筒状巻芯部材は高圧コイルの巻
芯として作用するため、各高圧コイルをあらかじめ樹脂
含浸等により成形する必要がなく、製造工程が一工程省
略される。
第4の発明においては、筒状巻芯部材の筒状部端面に突
起部を設けることにより、筒状巻芯部材に巻回された高
圧コイルが注形型中で所定の位置に設置される。そのた
め、高圧コイルの位置決めのためのスペーサ取付は工程
がさらに一工程省略される。
[実施例] 第1の発明に係る樹脂モールドコイルおよび第3の発明
に係る樹脂モールドコイルの製造方法を、その好適な実
施例を示す第1図および第2図を用いて説明する。第1
図は第1の発明に係る樹脂モールドコイル50の一実施
例の構成を示す断面図、第2図は第3の発明に係る樹脂
モールドコイルの製造方法の途中の工程を示す図である
まず、この実施例における樹脂モールドコイル50の構
成を説明する。
第1図において、高圧コイル3.3はそれぞれ絶縁性材
料で製作された筒状巻芯部材40.40に巻回されてい
る。低圧コイル2は筒状巻芯部材40.40の筒状部の
内周に所定の寸法精度で嵌合している。
低圧コイル2、高圧コイル3.3、筒状巻芯部材40゜
40はモールド樹脂lにより一体に成形されている。
次に、この実施例における樹脂モールドコイルの製造方
法を説明する。
始めに、筒状巻芯部材40.40を例えばモールド樹脂
lの材料と同じエポキシ樹脂やセラミックを用いて所定
の形状に成形する(第1の工程)。
次に、低圧コイル2は従来例と同様にあらかじめ巻芯(
図示せず)に巻回し、低粘度のエポキシ樹脂を含浸させ
、硬化後巻芯を除去する(第2の工程)。
高圧コイル3.3をそれぞれ前記筒状巻芯部材4040
の外周部に巻回する(第3の工程)。ここで、高圧コイ
ル3.3には、前記低粘度のエポキシ樹脂は含浸させな
い。このように、高圧コイル3,3にエポキシ樹脂を含
浸させない場合は、高圧コイル3.3の各層間をプラス
チックコイルム等の絶縁紙により絶縁すればよく、製作
工程を簡略化することができる。
低圧コイル2には、その一方の側部および内周部にスペ
ーサlla・・・、 llb・・・を取り付け、また各
高圧コイル3,3にもスペーサ10a・・・、lOb・
・・を取り付ける(第4の工程)。各スペーサloa・
・・、10b・・・およびlla・・・、 llb・・
・はモールド樹脂lと同じエポキシ樹脂で製作する。
スペーサを取付けた低圧コイル2および各高圧コイル3
.3をそれぞれ、注形金型100の内部100aにおけ
るそれぞれの所定の位置に設置する(第5の工程)。
最後に、エポキシ樹脂を金型100の内部空間100a
に注入する(第6の工程)。
エポキシ樹脂が硬化成形した後は、各スペーサ10a・
・・、10b・・・およびlla・・・、 llb・・
・はモールド樹脂lと一体となり、第1図には現れない
エポキシ樹脂は高粘度、で充填材入りの注形用エポキシ
樹脂を用いる。この注形用エポキシ樹脂は充填材入りの
ため機械的強度が高いという特徴を有する。
第1図において、各高圧コイル3.3間のモールド樹脂
9.9は各高圧コイル間の絶縁層として作用し、また各
高圧コイル3.3の外周部のモールド樹脂部7・・・、
8・・・はそれぞれ外周部の絶縁層として作用する。さ
らに、筒状巻芯部材40.40および筒状巻芯部材40
.40と低圧コイル2との間のモールド樹脂部41.4
1はそれぞれ主絶縁層として作用する。
筒状巻芯部材40.40は前述のとおり、あらかじめ所
定の形状に成形されており、モールド樹脂1の硬化収縮
による内部応力の影響を受けず、その寸法は変化しない
。また、筒状巻芯部材40.40と低圧コイル2との間
のモールド樹脂部41.41は嵌合隙間にモールド樹脂
が流入して形成されているため、厚さが非常に薄く、モ
ールド樹脂量が少ない。従って硬化収縮の際の応力も小
さ(、主絶縁層の剥離現象は生じない。
筒状巻芯部材40゜40の材料としては、例えばモール
ド樹脂lの材料と同じエポキシ樹脂を用いれば、膨張率
、収縮率等を同一とすることができ、樹脂モールドコイ
ル50の使用中における熱サイクルによっても主絶縁層
の亀裂や剥離等を生ずることはない。また、セラミック
を用いた場合には、筒状巻芯部材40.40の膨張、収
縮がきわめて小さいため主絶縁層の剥離を防止すること
ができる。
さらに、第3図に示すように、筒状巻芯部材40.40
に多数の微小孔を設けることにより、モールド樹脂lと
の接着性が向上する。
次に、第2の発明に係る樹脂モールドコイルおよび第4
の発明に係る樹脂モールドコイルの製造方法を、その好
適な一実施例を示す第4図、第5図、第6図および第7
図を用いて説明する。
第4図は、第2の発明に係る樹脂モールドコイル51の
一実施例の構成を示す断面図、第5図は筒状巻芯部材4
2.42の部分拡大断面図、第6図は筒状巻芯部材42
.42の外観を示す斜視図、第7図は第4の発明に係る
樹脂モールドコイルの製造方法の途中の工程を示す図で
ある。各図中、第1図から第3図に示す各実施例におけ
る樹脂モールドコイル50と同一の番号を付した要素は
同一であり、その説明を省略する。
まず、この実施例における樹脂モールドコイル51の構
成を説明する。各図において、筒状巻芯部材42.42
はそれぞれ、第7図に示す注形金型100に対して位置
決めとして作用する突起5・・・および6・・・が設け
られている。第6図において、各筒状巻芯部材42.4
2が相互に対向する面42a、 42aにはそれぞれ第
4図における各高圧コイル3.3間の絶縁層9を確保す
るための位置決め用の突起6・・・が設けられている。
また、第7図に示す注形金型100の側壁100bに対
向する面42b、42bにはそれぞれ側壁100bに当
接して第4図における各高圧コイル側部の絶縁層7,7
を確保するための位置決め用の突起5゜・・が設けられ
ている。
次に、この実施例における樹脂モールドコイルの製造方
法を説明する。
始めに、筒状巻芯部材42.42を例えばモールド樹脂
lの材料と同じエポキシ樹脂やセラミ・ツクを用いて所
定の形状に成形する(第1の工程)。ここで、筒状巻芯
部材42.42はそれぞれ、第7図に示す注形金型10
0に対して位置決めとして作用する突起5・・・および
6・・・を設ける。突起6・・・の高さは第4図におけ
る各高圧コイル3.3間の絶縁層9の寸法の2分の1と
し、また、突起5・・・の高さは第4図における各高圧
コイル側部の絶縁層7.7の寸法と同一とする。
次に、低圧コイル2は従来例と同様にあらかじめ巻芯(
図示せず)に巻回し、低粘度のエポキシ樹脂を含浸させ
、硬化後巻芯を除去する(第2の工程)。
高圧コイル3.3をそれぞれ前記筒状巻芯部材4242
の外周部に巻回する(第3の工程)。ここで、高圧コイ
ル3.3には、前記低粘度のエポキシ樹脂は含浸させな
い。
低圧コイル2の一方の側部および内周部にスペーサll
a・・・、11b・・・を取り付ける(第4の工程)。
一方、各高圧コイル3.3は、金型100に対する位置
決めスペーサとして機能する突起5・・・および6・・
・を有する筒状巻芯部材42.42の外周部に巻回され
ているので、少なくとも第2図に示したスペーサ10a
は不要である。従って、必要に応じて各高圧コイル3.
3の外周部にのみスペーサ10bを取付ける。
金型100に筒状巻芯部材42.42の突起5・・・と
係合するための位置決め溝等を設けた場合には、さらに
スペーサtabも不要となる。
なお、各スペーサlOb・・・、 lla・・・、およ
びllb・・・はモールド樹脂lと同じエポキシ樹脂で
製作する。
その後、注形金型100の内部空間100aにおいて、
スペーサを取付けた低圧コイル2および筒状巻芯部材4
2.42の外周部に巻回された各高圧コイル3,3をそ
れぞれ所定の位置に設置する(第5の工程)。
最後に、エポキシ樹脂を金型100の内部空間100a
に注入する(第6の工程)。
エポキシ樹脂が硬化成形した後は、各スペーサ10a・
・・、 10b・・・およびlla・・・、llb・・
・はモールド樹脂lと一体となり、第4図には現れない
第2図と第7図を比較して、以上のような各工程を有す
るこの実施例における樹脂モールドコイル51の製造方
法においては、筒状巻芯部材42.42に設けた突起5
・・・および6・・・がスペーサの機能を果すため、少
なくとも注形金型100に対する各高圧コイル3.3の
図中左右方向の位置決めのためスペーサ10a・・・が
不要となる。
筒状巻芯部材42.42は前述のとおり、あらかじめ所
定の形状に成形されており、モールド樹脂1の硬化収縮
による内部応力の影響を受けず、その寸法は変化しない
。また、筒状巻芯部材42.42と低圧コイル2との間
の嵌合隙間に流入したモールド樹脂は、厚さが非常に薄
くモールド樹脂量が少ない。従って硬化収縮の際の応力
も小さく、主絶縁層の剥離現象は生じない。
筒状巻芯部材42.42の材料としては、第1の実施例
と同様に、例えばモールド樹脂lの材料と同じエポキシ
樹脂を用いれば、膨張率、収縮率等を同一とすることが
でき、樹脂モールドコイル50の使用中における熱サイ
クルによっても主絶縁層の亀裂や剥離等を生ずることは
ない。また、セラミックを用いた場合には、筒状巻芯部
材42.42の膨張、収縮がきわめて小さいため主絶縁
層の剥離を防止することができる。また、第8図に示す
ように筒状巻芯部材42.42に多数の微小孔を設ける
ことにより、モールド樹脂1との接着性が向上する。
[発明の効果] 以上のように、第1の発明によれば、筒状巻芯部材をあ
らかじめ絶縁性材料で製作し、この筒状巻芯部材に高圧
コイルを巻回しているため、筒状巻芯部材が高圧コイル
と低圧コイル間の主絶縁層として作用し、モールド樹脂
の硬化収縮時の応力の影響を受けず、主絶縁層に亀裂や
剥離等は生ぜず、これらによる部分放電特性の劣化しな
い。
第2の発明によれば、筒状巻芯部材に位置決め用の突起
を設けているため、注形金型に対する位置決めが容易に
なるとともに一部のスペーサを省略することができる。
第3の発明によれば、筒状巻芯部材をあらかじめ絶縁性
材料で製作し、この筒状巻芯部材に高圧コイルを巻回し
ているため、高圧コイルに樹脂を含浸させ硬化させる工
程を省略することができる。
第4の発明によれば、筒状巻芯部材に位置決め用の突起
を設け、注形金型に対する位置決めとしているため、少
なくとも各高圧コイルの一部のスペーサを取付ける工程
を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に係る樹脂モールドコイル50の一
実施例の構成を示す断面図、第2図は第3の発明に係る
樹脂モールドコイルの製造方法の途中の工程を示す断面
図、第3図は第1の発明に係る樹脂モールドコイル50
の別の実施例の構成を示す断面図である。第4図は第2
の発明に係る樹脂モールドコイル5工の一実施例の構成
を示す断面図、第5図は筒状巻芯部材42.42の部分
拡大断面図、第6図は筒状巻芯部材42.42の外観を
示す斜視図、第7図は第4の発明に係る樹脂モールドコ
イルの製造方法の途中の工程を示す断面図、第8図は第
2の発明に係る樹脂モールドコイルの別の実施例の構成
を示す断面図である。第9図は従来の樹脂モールドコイ
ルの構成を示す断面図である。 図中、lはモールド樹脂、2は低圧コイル、3゜3は高
圧コイル、5および6は突起、7.8および9は絶縁層
、lOa、10b、 llaおよびllbはスペーサ、
40.40および42.42は筒状巻芯部材、50およ
び51は樹脂モールドコイルである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性材料により形成された複数の筒状巻芯部材
    と、 前記複数の筒状巻芯部材のそれぞれの外周部に巻回され
    た複数の高圧コイルと、 前記複数の筒状巻芯部材の筒状部の中心軸が同軸上に配
    置されるように前記複数の高圧コイルを所定の間隔を隔
    てて配置した状態において、前記複数の筒状巻芯部材の
    それぞれの内周部に所定の寸法精度で嵌合する1つの低
    圧コイルと、 前記複数の筒状巻芯部材、前記複数の高圧コイルおよび
    前記1つの低圧コイルの各隙間に含浸され、所定の形状
    に成形されたモールド樹脂部材と、を具備する樹脂モー
    ルドコイル。
  2. (2)前記複数の筒状巻芯部材はそれぞれ、前記複数の
    高圧コイルを所定の位置に配置するための突起部を筒状
    部端面に有することを特徴とする請求項1記載の樹脂モ
    ールドコイル。
  3. (3)所定の形状に絶縁性材料を成形する筒状巻芯部材
    成形工程、 コイルをあらかじめ巻芯に巻回し、低粘度のエポキシ樹
    脂を含浸させ、硬化後巻芯を除去する低圧コイル製造工
    程、 前記筒状巻芯部材の外周部にコイルを巻回する高圧コイ
    ル製造工程、 低圧コイルおよび高圧コイルのそれぞれにスペーサを取
    り付ける工程、 スペーサを取付けた低圧コイルおよび複数の高圧コイル
    を注形金型の内部におけるそれぞれ所定の位置に設置す
    る工程、 エポキシ樹脂を前記注型金型の内部の空間部に注入する
    工程、 を具備する樹脂モールドコイルの製造方法。
  4. (4)注型金型に対して位置決めとして作用する複数の
    突起を有する所定の形状に絶縁性材料を成形する筒状巻
    芯部材成形工程、 コイルをあらかじめ巻芯に巻回し、低粘度のエポキシ樹
    脂を含浸させ、硬化後巻芯を除去する低圧コイル製造工
    程、 前記筒状巻芯部材の外周部にコイルを巻回する高圧コイ
    ル製造工程、 低圧コイルにスペーサを取り付ける工程、 スペーサを取付けた低圧コイルおよび筒状巻芯部材に巻
    回された複数の高圧コイルを注形金型の内部におけるそ
    れぞれ所定の位置に設置する工程、エポキシ樹脂を前記
    注型金型の内部の空間部に注入する工程、 を具備する樹脂モールドコイルの製造方法。
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