JPH0413326A - タイミングクロック生成方法 - Google Patents

タイミングクロック生成方法

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JPH0413326A
JPH0413326A JP2111786A JP11178690A JPH0413326A JP H0413326 A JPH0413326 A JP H0413326A JP 2111786 A JP2111786 A JP 2111786A JP 11178690 A JP11178690 A JP 11178690A JP H0413326 A JPH0413326 A JP H0413326A
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JP
Japan
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timing
bus
point
timing clock
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP2111786A
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English (en)
Inventor
Yukio Furukawa
由紀夫 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0413326A publication Critical patent/JPH0413326A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 網終端装置と、シンプル・ハス、イクステンディド・バ
スまたはポイントッーポイントのいずれかの形態のもと
で網終端装置にバスを介して接続される1または複数台
の加入者端末とを有し、網終端装置において、加入者端
末からの受信データをサンプリングする際のタイミング
クロックを生成するタイミングクロック生成方法に関し
、網終端装置をバス形態に応じてそれぞれ個別に設けた
り、あるいは人手によりバス形態に対応するための措置
を講じる作業を不要とすることを目的とし、 網終端装置から加入者端末側への送信フレームの送信タ
イミングから、シンプル・バスのもとでの最大および最
小ラウンドトリップディレィ経過後のタイミングに設定
され識別パルスを形成し、受信データの受信フレームタ
イミングが、識別パルスのパルス幅内に入ったとき、加
入者端末がシンプル・バスの形態下にあると判別し、シ
ンプル・バスのもとでの最適サンプリング位相に合わせ
てタイミングクロックを生成し、ここに送信フレームの
送信タイミングを基準として、最適サンプリング位相ま
での一定の遅延時間を予め算出し、送信タイミングに一
定の時間遅延を加えたタイミングにタイミングクロック
の位相を合わせるように構成し、また、受信データの受
信フレームタイミングが、識別パルスのパルス幅外にあ
るとき、加入者端末がイクステンディド・バスまたはポ
イントッーポイントのいずれかの形態下にあると判別し
、イクステンディド・バスおよびポイントツーポイント
のもとでの最適サンプリング位相に合わせてタイミング
クロックを生成するようにし、ここに一定の遅延時間を
予め定め、受信データの受信タイミングから一定の遅延
時間を加えたタイミングにタイミングクロックの位相を
合わせるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、網終端装置と、シンプル・バス、イクステン
ディド・バスまたはポイントッーポイントのいずれかの
形態のもとで網終端装置にバスを介して接続される1ま
たは複数台の加入者端末とを有し、網終端装置において
、前記加入者端末からの受信データをサンプリングする
際のタイミングクロックを生成するタイミングクロック
生成方法に関する。
音声、画像、データ等の各種サービスをディジタル信号
により統合して提供するl5DN (I n tegr
a tedService Digital Netw
ork)に関する研究、開発が各国で行われている。特
にユーザの使い易さを規定すると共にl5OHの普及に
とって重要となる、ユーザと網(ネットワーク)の間の
インタフェースは、CCITT(The Intern
ational Telegraph andTele
phone Con5ultative Comm1t
tee)でも■シリーズ勧告群として定められ■インタ
フェースと呼ばれている。
■インタフェースの特徴は、後に図示するように、ネッ
トワークに接続される加入者線を終端する網終端装置N
 T (Network Termination)と
、複数の加入者端末T E (Terminal Eq
uipment)との間の接続をバス接続としているこ
とである。バス接続を用いているために、特に上り方向
(TE→NT)では、それぞれ網終端装置NTから異な
る距離にある複数の加入者端末TEがデータを同時に網
終端装置NTに向けて送出することかある。
このため、NTの受信端でパルス位相差、振幅差を生じ
る。このようなデータを送受するために特にNTでは受
信データをサンプリングする際のタイミング再生の回路
技術が重要になってくる0本発明はこのようなIインタ
フェースにおけるタイミング再生方法、すなわちタイミ
ングクロックの生成方法に関わるものである。
TEとも称す)12と、これらの間をバス接続するバス
13とからなる系が対象となる。このうち本発明は主と
してNTIIにおけるタイミングクロックの再生につい
て述べる。
二〇NTIIは、バス13を介して最大8台までのTE
12を配下に収容することができる。THにはディジタ
ル電話端末やデータ端末がある。なおこれらTE12は
、いわゆるDチャネルによる制御のもとで、同時に2台
までNTIIとデータ(音声データを含む)の送受がで
きるようになっている。
上記Iインタフェースの諸元を示すと下表のとおりであ
る。
〔従来の技術〕
第9図は本発明が適用されるIインタフェースの構成を
示す図である。本図において、Iインタフェースは、ネ
ットワークに接続される加入者線14を終端するための
網終端装置F(以下、NTとも称す)11と、1または
複数台の加入者端末(以下、: CCITT−Iシリー
ズ 1 (CCI TT勧告1.430) 第10図はバス上を転送される伝送符号の波形例を示す
図であり、上記表における第3欄を具体的に表す図であ
る。なお、同図中の1100・・・は−例である。また
Gは、該第3欄のグランドレベルを示す。図示するとお
り、バス13上のデータはいゎゆるAMI符号形式であ
る。このバイポーラデータについてもう少し詳しく説明
する。
第11図はバス上のデータのフレームフォーマットを表
す図であり、■フレーム分を示す。ただし、このフレー
ムフォーマットはCCITT勧告1.430に規定され
たものであり、本図中に示される各記号の意味は次のと
おりである。
F  =Framing bit L  =DCbalancing bitD  =D−
channel bit E  =D−echo−channel bitFa 
=Auxiliary framing bitN  
=bit set to a binary valu
e N=FaB 1 =bit within B c
hannel IB 2 =bit within B
 channel 2A  −bit used fo
r activationS  =Reserved 
for future standardizatio
nM  =Multifraa+ing bitQ  
=Q−channel bit 第11図の上段のフレームはNTIIがらTE12tl
lへの送信フレームであり、下段のフレームはNT11
における各TE12からの受信フレーム(受信データ)
であって、いずれもNTIIの受信端(TE側)におい
て見たときの図である。
本発明のタイミングクロック再生においては同図中にお
ける、ビットFならびにビットFaが関連する。これら
のビットはフレーム同期をとるためのビット、つまり各
フレームの先頭を検出するのに不可欠なビットである。
検出原理としては、いわゆるバイポーラバイオレージタ
ンが利用される。通常AMI符号においては+側ビット
とm個ビットが交互に規則正しく現れるようになってい
るが、その規則性を故意に乱すことによって(バイポー
ラバイオレージタン)、当該フレームビットを検出する
ことができる。また、本発明にやや関連するのは、図中
、上段と下段の中間で図の左側に示した2ビツトオフセ
ツトである。これは、NTIIからの送信データに対し
て、TE12にて必ず2ビット分の遅延が入るため、こ
の2ビット分の遅れをもってTE12からNTIIへの
データの送信を始めるためのオフセットである。
なお図中、下段から上段に向う4つのカギ状の矢印は、
置2からの受信データ、特にDチャネルデータを、NT
IIにおけるタイムスロットのEの位置で送り返すこと
を示す。これは、既述の表の第6@に関係し、2台以上
のTE12が同時にデータの送信要求を出したときの競
合を調整する際に用いる。
ところで、既述の表のうち、特に本発明に関連するのは
第4@であり、既述のバス13の形態として3種が規定
されていることが分かる。すなわち、■ シンプル・バ
ス ■ イクステンディド・バス ■ ポイントッーポイント である。
第12図はIインタフェースにおける3種(a。
b、c)のバス接続形態を表す図である。本図の(a)
、(b)および(C)は、それぞれシンプル・バス、イ
クテンディド・バスおよびポイントッーポイントの各バ
ス接続形態を表す。
シンプル・バス(a)においては、各加入者端末(TE
 1 、 TE 2 ・TEm ) 12が、網終端装
置(NT)11から200 m以内の範囲に設置される
。ただし、バス13からは10m以内である。
イクステンディド・バス(b)においては、NT11か
らやや遠方に各TE12が設置される。しかし、NTI
Iから1klsを超えることはなく、またTE間距離が
50mを超えることはない、また、バス13からは10
m以内の範囲である。
ポイントッーポイント(C)においては、TE12がさ
らに遠方に設置される。そして、1台のTE12が1対
1でNTIIと接続する。しかし、両者間の距離は11
0mを趨えることがない。
〔発明が解決しようとする課題〕
網終端装置(NT) 11は、ドライバ、レシーバおよ
び信号処理部から構成されるが、その作業のうち重要な
ものの1つにタイミング再生がある。これは、各加入者
端末TE12からの受信データを、いわゆるアイの十分
量いたところでサンプリングするために、受信データに
同期したタイミングを再生するものである。このために
タイミングクロックを受信データから再生する。この場
合、シンプル・バスおよびイクステンディド・バスのも
とでは、TEが複数台あるから、各TE12毎にNTI
Iとの距離が異なり、最適なサンプリングをするための
位相も少しずつずれることも考慮しなければならない。
第13A図はシンプル・バスのもとでの従来のタイミン
グクロック再生手法を表す図である。シンプル・バスの
場合には、前述の200m以内というバス長制限から、
各TE間ラウンドトリップディレィの差が最大4μsで
あることを利用して、すなわち、どの加入者端末(TE
) 12からの受信データも、データの1タイムスロツ
トの時間5.2μs(データ速度は192kHz固定)
内に必ずおさまる保証があることを利用して、固定位相
でサンプリング用のタイミングクロックを再生し、バス
13からの受信データを打ち抜いてデータ再生し、所定
の処理を加えたのち加入者線14に送出する。
第13B図はイクステンディド・バスおよびポイントツ
ーポイントのもとでの従来のタイミングクロック再生手
法を表す図である。イクステンディド・バスおよびポイ
ントッーポイントの場合は、ラウンドトリップディレィ
が上記の1タイムスロツトを完全に超えてしまうから、
タイミングクロックを固定にすることはできない。そこ
TE間距離が50mと短いことあるいはポイントッーポ
イントではこれがOmであることを利用し、ディジタル
P L L (DPLL)を用いてタイミングクロック
を再生するのが望ましい。このDPLL方式をもし、シ
ンプル・バスに適用したとすると、TE間距離が200
mと長いためにNTIIの受信端において各受信データ
間の位相差が大となり、クロックジッタを生じてしまう
かくして従来の第1の手法によれば、網終端装置(NT
) 11として各バス形態に応じて、NTを個別に設け
る必要があり、建設工事が面倒になるという問題が生ず
る。
第14図は3種のバス接続形態に対応可能な従来のタイ
ミングクロック再生手法を表す図であり、従来の第2の
手法である。これは、3種のバス形態対応にそれぞれ最
適なタイミングクロック再生部を全てのNTに共通に内
蔵させておき、ユーザが自己の置かれているいずれかの
バス接続形態を認識して、切り替えスイッチによって当
該タイミングクロック再生部を選択する。
この第2の手法は上記の第1の手法の問題は生じないが
、NTのハードウェア規模が大形化して好ましくないば
かりでなく、人手(ユーザ)によってバス形態を選択し
なければならないというサービス上の問題が生ずる。ま
たサービス提供側の人手によって上記のバス形態の選択
を行うこともあるが、いずれにしても人手による判断や
操作が入ることは信転性の点で不安が残る。
本発明は上記問題点に鑑み、網終端装置のハードウェア
規模を大にすることなく、また人手による操作を介在さ
せることなく、自動的に各ハス接続形態に対応した受信
データの最適サンプリング位相に合致したタイミングク
ロックの再生を行う方法を提案することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の詳細な説明するためのタイムチャート
である。本図の左端に示す記号等の意味は次のとおりで
ある。
NT受信データは、NTIIの受信端(TE側)での受
信データを示し、データのフレームフォーマット(第1
1図参照)を表す。
RD+は2線式Tip−Ringを伝送された受信デー
タの極性が+側である例を示す(−例も同じ)。
RFは、受信データフレームのフレームビットFの立ち
下がりエツジを検出したときのパルス(受信データの受
信タイミングを表すパルス)を示す。この検出は既述し
た、ピッ)Fでのバイポーラバイオレーションの発見に
よって行われる。
パルスRFの位置は、加入者端末(TE) 12の位置
に応じて異なる。図では2つの例を示す。
TFは、網終端装置(NT) 11からの送信フレーム
の送信タイミングを表すパルスである。
Tfは識別パルスであり、パルスTFから、シンプル・
バスのもとでの最大および最小ラウンドトリップディレ
ィ (14μS νs 10μs)経過後のタイミング
に設定される、例えばH++レベルのパルスである。
FlはパルスTFから一定の遅延時間(図中、12μs
と例示)後に生成される第1リセツトパルスである。
T −CK、はシンプル・バスのもとで受信データのサ
ンプリングに用いるタイミングクロックであり、第1リ
セツトパルスF1により位相同期をとられたクロックで
ある。
F2は、受信データフレームのフレームビットFを検出
したときのパルスRFから一定の遅延時間(図中、1.
0μsと例示)後に生成される第2リセツトパルスであ
る。
T −CK、、はイクステンディド・バスおよびポイン
トッーポイントのもとで受信データのサンプリングに用
いるタイミングクロックであり、第2リセツトパルスF
2により位相同期をとられたクロツクである。
〔作 用〕
本発明のタイミングクロック再生方法は、次の3つの点
に着目している。
(1)網終端装置(NT) 11から加入者端末(TE
)12への送信フレームの送信タイミング(TF)に対
する受信データフレームのフレームビット検出パルスR
Fの発生位相を検出することにより、シンプル・バスか
それ以外のバス接続形態かを識別する。
(2)イクステンディド・バスおよびポイントッーポイ
ントの場合、これら2つのバス接続形態の切り分けは行
わず、共通の再生タイミングクロックT −CK、、に
より受信データRDの再生を行う。
これは、イクステンディド・バスの場合、TE間距離が
50mと短く制限されているので、両端のTE間での位
相ズレが十分小さいこと、およびポイントッーポイント
ではTEが1台しかないから、もともとそのような位相
ズレを考慮するには及ばないことに起因するものである
(3)シンプル・バスであると判別されたときは、NT
からの送信フレームの送信タイミング(TF)を基準に
して、タイミングクロック(T −CK、)の位相を定
め、イクステンディド・バスおよびポイントッーポイン
トのときは、受信データのフレーム位相(RF)を基準
にタイミングクロック(T −CK、、)の位相を定め
る。
上記(1)項についてさらに詳細な説明を行う。
NTでの受信データフレーム検出パルスRFの位相と3
種類のバス接続形態との間には下記の関係がある。
バス形態    ラウンドトリップディレィ(a)シン
プル・バス    lO〜14μ5(b)イクステンデ
ィド・  10〜42μsバス       (TE間
遅延は2μs以内)(C)ポイントッーポイント 10
〜42μsここにラウンドトリップディレィ=NT受信
端における受信データフレーム検出位相(RF)である
ので、この検出位相を判別することにより、上記(a)
と、(b)および(C)との区別は可能である。
上記(2)項については図を用いて説明する。
第2図はイクステンディド・バスおよびポイントツーポ
イントのもとでの受信データフレームの識別余裕度を表
すタイミングチャートである。TE間距離制限(50m
以内)によってイクステンディド・バス時の受信データ
フレーム位相の識別余裕度は3.2(=5.2−2)μ
Sとなる。この3.2μsの範囲のデータを単一位相の
タイミングクロックでサンプリングする場合、その中心
を打ち抜くことが望ましい0本図ではサンプリング用の
タイミングクロックの一例として最近端TEからの受信
データフレーム位相を基準にタイミングクロックを作成
した場合を示す。また本タイミングクロックでポイント
ッーポイント時の受信データをサンプリングしても差し
つかえない(l刑余裕度は事実上5.2μsある)。別
言すれば、ポイントッーポイント時では、本図でいう最
近端TEフレームしか存在し得ない。なお、5.2μs
は192kHzのもとでの1タイムスロット幅である。
上記(3)項については、シンプル・バスでの距離制限
がNTから200m以内であることを利用し、他の種類
のバスについてはTE間距離によるラウンド・トリップ
・デイレイの範囲がデータ1ビツト分の幅を超えてしま
うので、固定位相のクロックは使えず受信データフレー
ムの位相に依存することになる。詳細な動作については
後述する実施例を参照することとする。なお、図中の2
μsは、最大TE間距離制限50mに相当する時間、2
.6μsは1周期(5,2μs)の半分の時間、1、0
μsは、タイミングクロック源(マスタークロック)の
リセットをかけるタイミングが、最近端TEからの受信
データフレーム検出タイミングから1.0μS後である
ことを示す。
以上述べた3つの要素(1)、(2)および(3)によ
り、3種類のバス接続形態の識別を自動で行い、しかも
安定したタイミングクロックの再生が可能となる。
〔実施例〕
第3図は本発明の方法を実施するための装置例を示す図
である。本図において、各ブロックの機能概要について
以下に述べる。21は、受信データフレームパルス位相
の検出部であり、加入者端末(TE)側より受信したバ
イポーラ信号(第11図参照)を正、負両極性に分離し
たディジタルデータ(RD+、RD−)を入力し、受信
データフレームパルスの立下り位相を検出するものであ
る。22は、TF遅延部でNTからTEへの送信フレー
ムのフレームパルス位置を示す信号TF(第1図参照)
を遅延させた出力又は立上り、立下りエツジの微分出力
を用いて、シンプル・バス時のラウンドトリップディレ
ィ範囲である10〜14μsの間に例えば“H”レベル
となる識別パルスTfおびそのときの固定位相のタイミ
ングクロック作成用リセット信号F1をそれぞれ作成す
る。23は、受信データフレームの位相比較部であり、
TF遅延部22で作成された識別パルスTfの範囲に受
信データフレーム位相検出パルスRFが存在するか否か
を判別し、シンプル・バスと他のバスとの識別を行い、
その判別結果をリセット信号選択部25の入力としてい
る。24は、受信データフレーム位相検出パルスRFの
遅延部であり、RFを遅延してイクステンディド・バス
およびポイントッーポイント用のリセット信号としてF
2を作成する。ここでの遅延量は、TF遅延部22と同
様受信データに対する理想的なサンプリング位置となる
ように定める必要がある。リセット信号選択部25は、
タイミングクロック出力部をリセット制御する。TF遅
延部22およびRF遅延部24から送られてくるリセッ
ト信号F1およびF2のいずれかを、受信データフレー
ムの検出位相を条件として選択する。
26はマスタークロツタ(MCK)源27からのクロッ
クを分周することによりタイミングクロックを再生して
出力する出力部であり、分周回路(1/n)からなる、
この分周回路をリセットするリセット信号は前段の選択
部25から供給され、任意のタイミングからクロックT
 −CKを出力する。以上が各ブロックの動作概要であ
り、全体としての動作概要は第1図において既に述べた
とおりであるが、もう−度この第1図を参照して説明す
る。
受信信号の正・負両極性に相当するディジタル受信デー
タRD+ 、RD−により受信データフレーム位相の検
出パルスRFを得る。この受信データフレーム位相検出
パルスRFは、NTの送信タイミングから作成されたタ
イミングパルスTfと位相比較され、RFがTfの“H
”の領域に存在すれば、第3図の選択部25におけるS
el信号を“L”にセットする。リセット信号選択部2
5には、各バス接続形態対応に最も理想的なサンプリン
グを行うために、タイミングクロックのリセット信号F
1およびF2が入力されており、どちらか1つを選択し
、タイミングクロック出力部(分周回路)26へ入力す
る。これらFlおよびF2は、それぞれTFおよびRF
の微分パルスに適当な遅延を与えて得たものである。こ
の遅延量の決定方法については後で述べる。
最終的にはこの選択されたリセット信号F1またはF2
によって位相調整されたタイミングクロックを得ている
。■インタフェース上の信号であるのでこの再生された
タイミングクロックT −CKは192kHzのクロッ
クとなる。
第1および第2リセツトパルスF1およびF2の遅延時
間の決定方法について第4図を参照しながら以下に述べ
る。
第4図は遅延時間の決定方法を説明するためのタイムチ
ャートである。第4図に示すように、伝送データの1タ
イムスロツトを5.2 u s (192kHz)、最
大TE間距離に対応する遅延時間Tdを1タイムスロツ
トの約80%である4、0μsとすると、アイが1.2
μsとなる。したがってアイの真中をサンプリングによ
り打抜こうとした場合、最近端TEからの受信データフ
レームパルスの立下がり点より4.6μsの位置にタイ
ミングクロックの立ち上がりが来るようにリセットをか
ける。ただしタイミングクロックの“L 11部分が2
.6μsあるので遅延時間は2.0μsとなる。これは
シンプル・バスの場合を想定しており、本発明ではTF
のタイミングを基準にした固定位相のタイミングクロッ
クを考えているので、TFが基準であると第11図に示
す2ビット分のオフセットを考慮して、遅延時間は10
μs+2μ5=12μs(第1図にも記1りとなる。
イクステンディド・バスについては本発明では、ポイン
トッーポイントの場合と同じタイミングクロックとする
ので(既述)ここでは省略する。ポイントッーポイント
については、バス13の距離が他のバス形態のときより
も長いため、受信データ波形の劣化を考慮して遅延時間
は1.0μsとしく第1図参照)、タイミングクロック
の立上りを、受信データの中心方向へ移動させることと
する。
以上が遅延時間決定の経緯である。
第5図は受信データフレームの位相比較部の具体例を示
す図であり、第3図の比較部23の好適例である。本図
中の各信号Tf 、 RFおよびSelは既に第3図に
て説明したとおりであり、またCLRは初期設定時に用
いるクリア信号である。
図示のとおり、比較部23はDフリップフロップにて簡
単に実現することができる。パルスRFをクロツタ入力
とし、識別パルスTfを打ち抜き、RFがTfの範囲内
にあれば、Sel信号を“L”にセットし、選択部25
(第3図)にて第1リセツト信号Flを選択するように
する。それ以外のときは、Sel信号を“H”にセット
し、第2リセツト信号F2を選択するようにする。
本発明では受信データフレームの位相検出パルスRF、
すなわちフレームビットの検出が重要な役割を果たすこ
とは上記の説明より理解される。
このRFの検出には既述のとおりバイポーラバイオレー
ションが利用されるので、このバイポーラバイオレーシ
ョンの検出について最後に補足説明してお(。
第6A図はバイポーラバイオレーションが起こり得る第
1のケースを示す図、第6¥3図はバイポーラバイオレ
ーションが起こり得る第2のケースを示す図である。ま
ず第6A図を参照すると、■インタフェース上の規定の
信号速度である192kHzのもとでその1タイムスロ
ット幅(5,2μs)内のパルスが同一極性方向に現れ
ることによって起こるバイポーラバイオレーションのケ
ース(第1のケース)が示されている。この第6A図は
、B1チャネル、B2チャネルおよびDチャネル(第1
図、第11図参照)が論理“1”である場合を示す。し
たがってこれらの各チャネルにデータが存在する場合は
、これらの存在するデータによるパルスとのバイポーラ
バイオレーションが、第6A図中の左下りハツチングで
示す部分に現れる。
次に第6B図を参照すると、■インタフェース上の規定
の信号速度である192kHzのもとでその1タイムス
ロット幅(5,2μs)のパルスが連続して同一極性方
向に現れることによって起こるバイポーラバイオレーシ
ョンのケース(第2のケース)が示されている。この第
6B図は、フレームピッ)(F、F、)の直前の直流平
衡ビットし、すなわちDチャネルの直流平衡ビットにパ
ルスが現れることによって起こるバイポーラバイオレー
ションを左下りハツチングで示す、なお、右下りのハツ
チングは第1のケース(第6B図)でのバイポーラバイ
オレーションを示す。
第7図はバイポーラバイオレーション検出回路の一例を
示す図であり、本回路30の出力が、受信データフレー
ムの位相検出パルス(受信データの受信タイミングを表
すパルス)RFとなる。その入力は、送信フレームの送
信タイミングを表すパルスTF、マスタークロツタ源(
第3図の27)からのマスタークロツタMCK、両極性
の受信データRD+ 、RD−(どちらの極性で送られ
てくるかは、NTでは不明)である。
第7図のバイポーラバイオレーション検出回路30は、
前述した第1のケース(第6A図)および第2のケース
(第6B図)のいずれのバイポーラバイオレーションを
も検出可能であり、イネーブル信号発生部31.1タイ
ムスロツトバイオレ一シツン検出部32.2タイムスロ
ツトバイオレ一シヨン検出部33、ORゲート34およ
び比較部35からなる。イネーブル信号発生部31は、
送信フレームの送信タイミングを表すパルスTFを基準
として、各バス接続形態下でのラウンドトリップディレ
ィの全範囲である10〜42μsの期間中、“H”とな
るイネーブル信号を作成する。図においてこのイネーブ
ル信号は、ENとして示されている。このイネーブル信
号ENの出力中に最初に出現したバイポーラバイオレー
ションの検出結果BVが、上述のパルスRFとなる。ま
た本イネーブル信号ENは、パルスRFを検出した時点
で即座にイネーブルをを解除しくn)、以後出現するバ
イポーラバイオレーションについては、その検出を禁止
する。したがって、第1図のRF41!のパルスPは実
際にはマスクされてしまう。
1タイムスロツトバイオレ一シヨン検出部32は、lタ
イムスロット幅のパルスが同一極性方向に現れたこと(
第6A図)を検出する検出部である。
RD+とRD−のいずれかの受信データを監視して、同
一極性のパルスがある間隔で現れる場合に検出結果BV
、を出力する。
2タイムスロツトバイオレ一シヨン検出部33は、1タ
イムスロット幅のパルスが同一極性方向に連続したとき
(第6B図)のバイオレーション検出部であり、このと
きのパルス幅は2タイムスロット分に近づくので、この
1タイムスロット以上のパルス幅を検出したときに検出
結果BVzを出力する。このBVzは上述のBV+  
とORゲート34にて論理和がとられ、その論理和結果
がBVとして比較部35に入力される。
比較部35は、イネーブル信号ENの出力中に、バイオ
レーション検出結果B V (=BV+ + B%h 
)が存在するか否かの識別を行い、存在したときは、そ
のBVをもってパルスRFとなす。
第8図はバイポーラバイオレーション検出回路の動作タ
イムチャートを示す図であり、−例をもって示す。また
1タイムスロツトバイオレ一シツン検出部32について
示す。なお、2タイムスロツトバイオレ一シゴン検出部
33については、各フレームピッ)Fの立下りに検出結
果BV、のパルスが立下るものであり、基本的な動作は
第8図に示すとおりである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、■インクフェース
の3種のバス接続形態を自動的に判別し、さらに判別さ
れたバス形態下で最適なサンプリング位相となるような
タイミングクロックを自動的に生成可能とするので、網
終端装置をバス接続形態対応に用意する必要もないし、
また外部からマニュアルでバス接続形態の種別を設定す
る必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するためのタイムチャート
、 第2図はイクステンディド・バスおよびポイントツーポ
イントのもとでの受信データフレームの識別余裕度を表
すタイミングチャート、第3図は本発明の方法を実施す
るための装置例を示す図、 第4図は遅延時間の決定方法を説明するためのタイムチ
ャート、 第5図は受信データフレームの位相比較部の具体例を示
す図、 第6A図はバイポーラバイオレーションが起こり得る第
1のケースを示す図、 第6B図はバイポーラバイオレーションが起こり得る第
2のケースを示す図、 第7図はバイポーラバイオレーション検出回路の一例を
示す図、 第8図はバイポーラバイオレーション検出回路の動作タ
イムチャートを示す図、 第9図は本発明が通用される■インタフェースの構成を
示す図、 第10図はバス上を転送される伝送符号の波形例を示す
図、 第11図はバス上のデータのフレームフォーマットを表
す図、 第12図はIインタフェースにおける3種(a。 b、c)のバス接続形態を表す図、 第13A図はシンプル・バスのもとでの従来のタイミン
グクロック再生手法を表す図、 第13B図はイクテンディド・バスおよびポイントツー
ポイントのもとでの従来のタイミングクロック再生手法
を表す図、 第14図は3種のバス接続形態に対応可能な従来のタイ
ミングクロック再生手法を表す図である。 図において、 11・・・網終端装置、   12・・・加入者端末、
13・・・バス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、網終端装置(11)と、 シンプル・バス、イクステンディド・バスまたはポイン
    トツーポイントのいずれかの形態のもとで前記網終端装
    置(11)にバス(13)を介して接続される1または
    複数台の加入者端末(12)とを有し、 前記網終端装置(11)において、前記加入者端末(1
    2)からの受信データをサンプリングする際のタイミン
    グクロックを生成するタイミングクロック生成方法にお
    いて、 前記網終端装置(11)から前記加入者端末(12)側
    への送信フレームの送信タイミングから、前記シンプル
    ・バスのもとでの最大および最小ラウンドトリップディ
    レイ経過後のタイミングに設定される識別パルスを形成
    し、 前記受信データの受信フレームタイミングが、前記識別
    パルスのパルス幅内に入ったとき、前記加入者端末(1
    2)が前記シンプル・バスの形態下にあると判別し、 該シンプル・バスのもとでの最適サンプリング位相に合
    わせて前記タイミングクロックを生成することを特徴と
    するタイミングクロック生成方法。 2、前記送信フレームの送信タイミングを基準として、
    前記最適サンプリング位相までの一定の遅延時間を予め
    算出し、該送信タイミングに該一定の時間遅延を加えた
    タイミングに前記タイミングクロックの位相を合わせる
    請求項1記載の生成方法。 3、網終端装置(11)と、 シンプル・バス、イクステンディド・バスまたはポイン
    トツーポイントのいずれかの形態のもとで前記網終端装
    置(11)にバス(13)を介して接続される1または
    複数台の加入者端末とを有し、前記網終端装置(11)
    において、前記加入者端末(12)からの受信データを
    サンプリングする際のタイミングクロックを生成するタ
    イミングクロック生成方法において、 前記網終端装置(11)から前記加入者端末(12)側
    への送信フレームの送信タイミングから、前記シンプル
    ・バスのもとでの最大および最小ラウンドトリップディ
    レイ経過後のタイミングに設定される識別パルスを形成
    し、 前記受信データの受信フレームタイミングが、前記識別
    パルスのパルス幅外にあるとき、前記加入者端末(12
    )が前記イクステンディド・バスまたはポイントツーポ
    イントのいずれかの形態下にあると判別し、 該イクステンディド・バスおよびポイントツーポイント
    のもとでの最適サンプリング位相に合わせて前記タイミ
    ングクロックを生成することを特徴とするタイミングク
    ロック生成方法。 4、一定の遅延時間を予め定め、前記受信データの受信
    タイミングから該一定の遅延時間を加えたタイミングに
    前記タイミングクロックの位相を合わせる請求項3記載
    の生成方法。
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