JPH04132653A - 湿度センサー素子 - Google Patents
湿度センサー素子Info
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- JPH04132653A JPH04132653A JP2254860A JP25486090A JPH04132653A JP H04132653 A JPH04132653 A JP H04132653A JP 2254860 A JP2254860 A JP 2254860A JP 25486090 A JP25486090 A JP 25486090A JP H04132653 A JPH04132653 A JP H04132653A
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- humidity
- sensor element
- humidity sensor
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セラミックスを用いた湿度センサー素子に関
する。
する。
湿度の検知には、従来より乾湿法湿度計、毛髪湿度計あ
るいは塩化リチウムデユーセルなどが用いられてきたが
、湿度をより高精度に検知し、制御するために、広範囲
の湿度変化を電気信号に変換でき、かつ耐久性に優れた
センサーが要求されており、化学的、物理的、熱的に安
定なセラミックスを湿度センサーへ応用する試みがなさ
れている。
るいは塩化リチウムデユーセルなどが用いられてきたが
、湿度をより高精度に検知し、制御するために、広範囲
の湿度変化を電気信号に変換でき、かつ耐久性に優れた
センサーが要求されており、化学的、物理的、熱的に安
定なセラミックスを湿度センサーへ応用する試みがなさ
れている。
セラミックスをセンサー素子として利用する際、抵抗変
化と静電容量いずれも利用できるなら使用条件に応じて
適切なシステムを設計できることは知られている。(−
)瀬 昇、セラミックセンサ応用技術、学献社、198
9.10発行)〔発明が解決しようとする課題〕 湿度センサー素子として検討されたセラミックスは種々
あるが、はとんどの材料は抵抗の変化を検出するか、静
電容量を検出するかのいずれかであり両者の変化が同程
度の材料はアルミナなど少数の材料に限られていた。
化と静電容量いずれも利用できるなら使用条件に応じて
適切なシステムを設計できることは知られている。(−
)瀬 昇、セラミックセンサ応用技術、学献社、198
9.10発行)〔発明が解決しようとする課題〕 湿度センサー素子として検討されたセラミックスは種々
あるが、はとんどの材料は抵抗の変化を検出するか、静
電容量を検出するかのいずれかであり両者の変化が同程
度の材料はアルミナなど少数の材料に限られていた。
本発明者等は、前記課題点を解決するために、各種のセ
ラミックスにつき鋭意検討した結果、ランタンとスカン
ジウムの複合酸化物、あるいはストロンチウム、ランタ
ン、およびスカンジウムの複合酸化物が抵抗および静電
容量の湿度依存性が大きく、湿度センサー素子として好
適であることを見い出し本発明に到達した。
ラミックスにつき鋭意検討した結果、ランタンとスカン
ジウムの複合酸化物、あるいはストロンチウム、ランタ
ン、およびスカンジウムの複合酸化物が抵抗および静電
容量の湿度依存性が大きく、湿度センサー素子として好
適であることを見い出し本発明に到達した。
即ち、本発明の要旨は、湿度に応じて抵抗又は静電容量
が変化するセラミックスからなる湿度センサー素子であ
って、該素子として(SrO) (LaSc03) n
(n=1.2)及びLa5c03からなる群から選択さ
れる酸化物を用いることを特徴とする湿度センサー素子
に存する。
が変化するセラミックスからなる湿度センサー素子であ
って、該素子として(SrO) (LaSc03) n
(n=1.2)及びLa5c03からなる群から選択さ
れる酸化物を用いることを特徴とする湿度センサー素子
に存する。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明で用いるセラミックスの原料としては化学的高純
度なものが好ましく、Sr源としてSrO。
度なものが好ましく、Sr源としてSrO。
SrCO3,La源としてLa2O3,LazCO,、
、Sc源として5C203等が挙げられる。
、Sc源として5C203等が挙げられる。
本発明では、これらの原料を用いて、ランタンとスカン
ジウムの複合酸化物、具体的にはLa5c03あるいは
ストロンチウム、ランタンおよびスカンジウムの複合酸
化物、具体的には(SrO) (LaSc03) n(
n21又は2)、ずなわち5rLaScOa又は5rL
azSc407を調製する。
ジウムの複合酸化物、具体的にはLa5c03あるいは
ストロンチウム、ランタンおよびスカンジウムの複合酸
化物、具体的には(SrO) (LaSc03) n(
n21又は2)、ずなわち5rLaScOa又は5rL
azSc407を調製する。
これら複合酸化物の調製方法としては、La:Sc又は
La : Sr : Scの夫々の比を目的の複合酸化
物の所定量になるように秤量した原料粉体を播潰機また
はボールミル等の機器を用いて粉砕混合する。次いで、
所定の形状に成形後、空気中で1400〜1600°C
で10〜48時間焼結することにより所望の成形体が得
られる。得られた成形体の密度は理論密度の50〜80
%である。
La : Sr : Scの夫々の比を目的の複合酸化
物の所定量になるように秤量した原料粉体を播潰機また
はボールミル等の機器を用いて粉砕混合する。次いで、
所定の形状に成形後、空気中で1400〜1600°C
で10〜48時間焼結することにより所望の成形体が得
られる。得られた成形体の密度は理論密度の50〜80
%である。
成形体の形状は特に限定されるものではないが、例えば
直径5〜100 mm、厚み0.5〜5InTn程度と
するのがよい。
直径5〜100 mm、厚み0.5〜5InTn程度と
するのがよい。
得られた成形体の両面に白金ペーストまたは銀ペースト
をそれぞれ1000〜1100°C及び650°Cで焼
きイ」け電極として湿度センサー素子とする。
をそれぞれ1000〜1100°C及び650°Cで焼
きイ」け電極として湿度センサー素子とする。
以下に本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限り実施例により限定さ
れるものではない。
、本発明はその要旨を越えない限り実施例により限定さ
れるものではない。
実施例1
純度99.9%のLa203B 0.676 g及び純
度99.9% 5C2034,567gを秤量し、めの
う乳鉢を用いてエタノール中で1゜5時間粉砕を行なっ
た。直径11mm、厚み1.5m!TIに成形した後、
空気中において1450°Cで36時間、1550°C
で24時間さらに1600°Cで15時間焼結を行なっ
た。
度99.9% 5C2034,567gを秤量し、めの
う乳鉢を用いてエタノール中で1゜5時間粉砕を行なっ
た。直径11mm、厚み1.5m!TIに成形した後、
空気中において1450°Cで36時間、1550°C
で24時間さらに1600°Cで15時間焼結を行なっ
た。
得られた焼結体は理論密度の70%であり、X線回折の
結果La5c03であることが確認された。
結果La5c03であることが確認された。
得られた焼結体の両面に白金ペーストを塗布して100
0″Cで焼付を行なった後、リード線を半田付し、周波
数を0.5KHz、IKHz、10KHz、100KH
z、及びIMHzとした場合の抵抗及び静電容量の湿度
依存性を4端子法で測定した。測定機器は、ヒューレソ
トパッカード社のインピーダンスアナライザー(519
2A)を使用した。湿度の測定は、塩類の飽和水溶液を
用いて較正した毛髪湿度計を使用して行なった。結果を
第1図及び第2図に示す。
0″Cで焼付を行なった後、リード線を半田付し、周波
数を0.5KHz、IKHz、10KHz、100KH
z、及びIMHzとした場合の抵抗及び静電容量の湿度
依存性を4端子法で測定した。測定機器は、ヒューレソ
トパッカード社のインピーダンスアナライザー(519
2A)を使用した。湿度の測定は、塩類の飽和水溶液を
用いて較正した毛髪湿度計を使用して行なった。結果を
第1図及び第2図に示す。
実施例2
純度99.9%のLaz(1+ 9.519 g、純
度99.9%の5c2034.056’g及び純度99
.9%のSrCO3B、 590 gを秤量し、以下実
施例1と同様の操作により、焼結体を製造した。
度99.9%の5c2034.056’g及び純度99
.9%のSrCO3B、 590 gを秤量し、以下実
施例1と同様の操作により、焼結体を製造した。
焼結体の密度は理論値の72%であった。X線回折の結
果、5rLaSc04であることを確認した。
果、5rLaSc04であることを確認した。
実施例1と同様の方法により抵抗及び静電容量の湿度依
存性を測定し、結果を第3図及び第4図に示す。
存性を測定し、結果を第3図及び第4図に示す。
実施例3
純度99.9%のLa203B、 329 g1純度9
9.9%の5C2033,550g及び純度99.9%
の5rCO+ 3.748 gを秤量し、以下実施例
1と同様の操作により、焼結体を製造した。
9.9%の5C2033,550g及び純度99.9%
の5rCO+ 3.748 gを秤量し、以下実施例
1と同様の操作により、焼結体を製造した。
焼結体の密度は理論値の75%であった。X線回折の結
果、5rLazSc20.であることを確認した。
果、5rLazSc20.であることを確認した。
実施例1と同様・の方法により、抵抗及び静電容量の湿
度依存性を測定し、結果を第5図及び第6図に示す。
度依存性を測定し、結果を第5図及び第6図に示す。
また、得られた焼結体を湿度20%の雰囲気から湿度6
5%の雰囲気へ移動させた場合の抵抗及び静電容量の応
答性(周波数0.5 K1−1z)を第7図に示す。第
7図中、矢印は移動させた時を示し、直線は静電容量、
点線は抵抗を示す。
5%の雰囲気へ移動させた場合の抵抗及び静電容量の応
答性(周波数0.5 K1−1z)を第7図に示す。第
7図中、矢印は移動させた時を示し、直線は静電容量、
点線は抵抗を示す。
〔発明の効果]
本発明で用いる複合酸化物は、湿度変化に対する抵抗及
び静電容量の変化が大ぎく、かつ再現性があるため、本
複合酸化物を湿度センサー素子に利用することにより、
湿度の変化を電気信号として得ることができ、環境の管
理、あるいは生産工程の分析等をはじめ、幅広い分野へ
の適応が可能である。特に本発明の素子は、抵抗値の変
化、容量値の変化いずれも利用可能であり、センサーシ
ステム設計の自由度が増え工業的価値は大きい。
び静電容量の変化が大ぎく、かつ再現性があるため、本
複合酸化物を湿度センサー素子に利用することにより、
湿度の変化を電気信号として得ることができ、環境の管
理、あるいは生産工程の分析等をはじめ、幅広い分野へ
の適応が可能である。特に本発明の素子は、抵抗値の変
化、容量値の変化いずれも利用可能であり、センサーシ
ステム設計の自由度が増え工業的価値は大きい。
第1図及び第2図は、実施例1て得られた焼結体につい
て周波数を0.5 Kl(z、l KHz、I OK
Hz、100KHz及びIMHzとした場合の抵抗及び
静電容量の湿度依存性を測定した結果をそれぞれ示す図
である。 第3図及び第4図は、実施例2で得られた焼結体につい
て周波数を0.5 KHz、1 1(Hz、10 KH
z、100 KHz及びI MHzとした場合の抵抗及
び静電容量の湿度依存性を測定した結果をそれぞれ示す
図である。 第5図及び第6図は、実施例3で得られた焼結体につい
て、周波数を0.5 目(2、IKHz、10 KHz
、100 KH7及びI MHzとした場合の抵抗及び
静電容量の湿度依存性を測定した結果をそれぞれ示す図
である。 第7図は、実施例3で得られた焼結体を湿度20%の雰
囲気から湿度65%の雰囲気へ移動させた場合の抵抗及
び静電容量の応答性(周波数0.5KHz)を測定した
結果を示す図である。
て周波数を0.5 Kl(z、l KHz、I OK
Hz、100KHz及びIMHzとした場合の抵抗及び
静電容量の湿度依存性を測定した結果をそれぞれ示す図
である。 第3図及び第4図は、実施例2で得られた焼結体につい
て周波数を0.5 KHz、1 1(Hz、10 KH
z、100 KHz及びI MHzとした場合の抵抗及
び静電容量の湿度依存性を測定した結果をそれぞれ示す
図である。 第5図及び第6図は、実施例3で得られた焼結体につい
て、周波数を0.5 目(2、IKHz、10 KHz
、100 KH7及びI MHzとした場合の抵抗及び
静電容量の湿度依存性を測定した結果をそれぞれ示す図
である。 第7図は、実施例3で得られた焼結体を湿度20%の雰
囲気から湿度65%の雰囲気へ移動させた場合の抵抗及
び静電容量の応答性(周波数0.5KHz)を測定した
結果を示す図である。
Claims (1)
- (1)湿度に応じて抵抗又は静電容量が変化するセラミ
ックスからなる湿度センサー素子であって、該素子とし
て(SrO)(LaScO_3)_n(n=1,2)及
びLaScO_3からなる群から選択される酸化物を用
いることを特徴とする湿度センサー素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2254860A JPH04132653A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 湿度センサー素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2254860A JPH04132653A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 湿度センサー素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132653A true JPH04132653A (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=17270848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2254860A Pending JPH04132653A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 湿度センサー素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132653A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105838369A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-10 | 厦门大学 | 一种橙红色荧光粉及其制备方法 |
CN107903896A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-04-13 | 河北紫旭节能环保技术咨询有限公司 | 一种绿色荧光粉及其制备方法 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP2254860A patent/JPH04132653A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105838369A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-10 | 厦门大学 | 一种橙红色荧光粉及其制备方法 |
CN107903896A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-04-13 | 河北紫旭节能环保技术咨询有限公司 | 一种绿色荧光粉及其制备方法 |
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