JPH0413215Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0413215Y2
JPH0413215Y2 JP1985050900U JP5090085U JPH0413215Y2 JP H0413215 Y2 JPH0413215 Y2 JP H0413215Y2 JP 1985050900 U JP1985050900 U JP 1985050900U JP 5090085 U JP5090085 U JP 5090085U JP H0413215 Y2 JPH0413215 Y2 JP H0413215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
width
joint
joint material
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985050900U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61169614U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985050900U priority Critical patent/JPH0413215Y2/ja
Publication of JPS61169614U publication Critical patent/JPS61169614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0413215Y2 publication Critical patent/JPH0413215Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、目地溝、例えば自動車の窓ガラス
取付部における窓ガラスと車体窓枠との隙間に装
着される装飾用目地材(装飾用モールとも称され
る。)に関する。
(従来技術の説明) 従来、目地溝、例えば自動車の窓ガラス取付部
における窓ガラスと車体窓枠との隙間には、装飾
を主目的としてその隙間を隠蔽する目地材が装着
されている。第4図は従来自動車の窓ガラス取付
部に用いられている目地材10の断面図である。
この目地材10は、第5図の如く車体窓枠Pと窓
ガラスG端部との隙間、即ち目地溝を隠蔽するも
ので、その構成は、前記隙間に挿入され、先端部
が窓ガラスG固定用接着剤A中に埋設固定される
脚部12と、隙間を隠蔽する幅広の装飾部14と
からなり、前記脚部12には、隙間挿入時に目地
剤10の位置を正しく保つための及びシール用の
リツプ16を有し、装飾部14には、装飾効果を
高めるための金属箔等からなる光輝層18を適宜
有する。
(考案が解決しようとする課題) ところが、車体窓枠Pと窓ガラスG端部との隙
間は、同一車種においても車体の成形状態もしく
は窓ガラスの取付状態等によつて異なり、そのた
めに第6図の如く隙間を隠蔽できない事態が生じ
る虞があつた。
そこで、このような不都合な事態を回避するた
めに、装飾部14の幅を十分に広くしておく必要
があつた。しかし、装飾部14は車体と窓ガラス
との間に位置するものであるために、装飾部14
を余り幅広とすることは車体のデザイン上の観
点、および視野を狭くする観点の双方から好まし
いことではなかつた。
また、脚部上部を二股に伸ばしてその先を分離
した装飾部にし、その一方の装飾部の先端を他方
の装飾部と重なるようにして、装飾部間の溝を塞
ぐようにした目地材(モール)がある(実開昭58
−47511号公報)。その目地材は、目地材が装着さ
れる目地溝の溝幅に応じて二股部分が開閉して常
に装飾部間の溝を塞ぐ働きがあるものの、その二
股部分の開く力が二股部分の弾力だけによるた
め、開く力が不足して目地溝幅の変化に十分追従
できないおそれがあつた。特に、車両の窓ガラス
のコーナー部のように目地材が略直角に曲げられ
る部分では、目地材の二股部分も略直角に曲げら
れるため、二股部分の開く力が低下するきらいが
あつた。
この考案は、前記の点に鑑み装飾部の幅が、目
地溝幅に応じて確実に変化し、常に目地溝部分を
装飾部で隠蔽できる装飾用目地材を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) この考案による装飾用目地材は、目地溝に挿入
される脚部と、目地溝を隠蔽する幅広の装飾部と
からなる目地材において、その脚部を目地溝幅に
応じて屈折可能な断面路V形状とし、その脚部の
開放両端部に各々装飾部をそれらの一部が重なる
ように設けるとともに、脚部の対向する二つの内
面の一方に、他方の内面に向かうリツプを設け
て、そのリツプが他方の内面を外方へ押すように
したことを特徴とする。
(作用) この考案による目地材は、目地溝内に装着され
る際に、断面路V形状の脚部が目地溝側壁によつ
て両外方から押圧され、V形状の先端即ち屈折部
を屈折点として目地溝幅に応じて内方へ屈折し、
これによつて脚部の開放両端部に設けた二つの装
飾部が一部重なつて一つの装飾部となり、この一
体となつた装飾部によつて目地溝を遮蔽するもの
である。そして、目地溝幅に応じた脚部の屈折に
よつて、二つの装飾部の重合程度が調節され、一
体化した装飾部全体の幅が目地溝の隠蔽に最適な
ものとなる。
しかも、脚部の対向する二つの内面の一方に設
けたリツプが、脚部の他方の内面を外方へ押すた
め、脚部が目地溝幅に応じて確実に開閉し、それ
により装飾部全体の幅が常に目地溝幅に応じたも
のとなる。特に脚部の開脚力(外方への反発力)
が弱まる場合、たとえば車両の窓ガラスのコーナ
ー部に沿つて目地材が折り曲げられる場合でも、
脚部内面のリツプにより大なる開脚力が得られる
ため、目地溝を確実に装飾部で隠蔽できる。
(実施例) 第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に関
し、そのうち第1図は自動車の窓ガラス取付部に
用いる装飾用目地材の断面図、第2図及び第3図
はその目地材の使用時の断面図である。
目地材20は、剛性に富み、かつ適当な弾性を
有する合成樹脂、例えばポリウレタン樹脂、
ABS樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、
ポリカーボネート等から形成され、断面略V形状
の脚部22と、脚部22の開放両端部22a,2
2bに設けた二つの装飾部24a,24bとから
なる。
脚部22は断面略V形状からなり、その先端部
即ち屈折部22cを屈折点として内方、即ち矢印
の方向へ弾性的に屈折可能なものである。そし
て、脚部22の外側側面には、脚部22を目地溝
即ち車体窓枠Pと窓ガラスG端部との隙間に挿入
する際に、目地材20を正しい位置に保持するた
め及び隙間をシールするためのリツプ26a,2
6b,26cを有する。また、脚部22の対向す
る内面の一方には、脚部22の開脚力(外方への
反発力)を補助するためのリツプ28を他方の内
面に向けて有する。
装飾部の一方24aは断面略T字形からなり、
表面に金属箔等からなる光輝層30を有し、装飾
部の他方24bは断面略逆L字形からなる。そし
て、装飾部24aと24bとは、脚部22の屈折
程度に応じてその一部Bの重合程度が変化する形
状とされている。この例にあつては装飾部24b
が装飾部24aの裏側に潜り込むものである。
このような形状からなる目地材20は、第2図
または第3図のように車体窓枠Pと窓ガラスG端
部との隙間に脚部22を挿入して、その先端を窓
ガラス固定用接着剤A中に埋没させてその隙間に
装着される。この時目地材20は、外側のリツプ
26a,26bが車体窓枠Pと窓ガラスG端部と
によつて押圧されて脚部22が内方へ屈折し、こ
れにより装飾部24aと24bの一部Bが車体窓
枠Pと窓ガラスG端部との隙間幅に応じて重合
し、装飾部24aと24bとからなる一つの装飾
部が形成される。そしてその一つの装飾部によつ
て隙間の隠蔽がなされる。
また、脚部22が内方へ屈折する際、脚部22
の対向する内面の一方に設けたリツプ28が他方
の内面を外方へ押して脚部22の開脚力を高める
ため、脚部22は窓枠Pと窓ガラスG端部、即ち
隙間の両壁面へ強く押圧される。
その結果、第2図のように隙間幅(目地溝幅)
が狭い場合でも、あるいは第3図のように隙間幅
(目地溝幅)が広い場合でも、さらには窓ガラス
のコーナー部のように隙間が屈曲している場合で
も、常に隙間幅に応じて脚部が開き、隙間を確実
に装飾部で隠蔽することができる。
なお、前記説明においては自動車の窓ガラス取
付部に用いる目地材についてのみ示したが、この
考案は何等前記実施例に限られるものではなく、
建築パネル、家具、又は電化製品等についても用
いられるものであり、それらについては前記記載
より容易に理解されるところであり、説明を略す
る。
(考案の効果) この考案の装飾用目地材は、脚部を目地溝幅に
応じて屈折可能な断面路V形状とし、その脚部の
開放両端に各々装飾部をそれらの一部が重なるよ
うに設けるとともに、脚部の対向する二つの内面
の一方に、他方の内面に向かうリツプを設けて、
そのリツプが他方の内面を外方へ押すようにした
もので、一部重合して一体となつた装飾部によつ
て目地溝を隠蔽する。
そして、その一体となつた装飾部全体の幅は脚
部の屈折量によつて変化し、脚部の屈折量が大の
時、即ち目地溝幅が狭い時は重合量が大となつて
装飾部全体の幅が小となり、一方脚部の屈折量が
小の時、即ち目地溝幅が広い時は重合量が小とな
つて装飾部全体の幅が大になる。しかも、脚部の
対向する内面の一方には、他方の内面を外方へ押
すリツプを有し、そのリツプにより脚部の開脚力
が高まるため、脚部の開放両端部にある装飾部が
常に目地溝を隠蔽できる幅になる。
このようにこの考案の目地材は、略V形状の脚
部における対向する内面の一方に設けた、他方の
内面に向かうリツプにより、装飾部の幅が目地溝
幅に応じて確実に変化するため、目地溝幅の広
狭、目地溝の屈曲にかかわらず常に最適な隠蔽効
果、装飾効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に関
するもので、そのうち第1図は目地材の断面図、
第2図は幅の狭い目地溝に装着した際の目地材の
断面図、第3図は幅の広い目地溝に装着した際の
目地材の断面図であり、第4図ないし第6は従来
の目地材に関し、第4図は目地材の断面図、第5
図は普通の幅の目地溝に装着した際の目地材の断
面図、第6図は幅広の目地溝に装着した際の目地
材の断面図である。 22……脚部、22a,22b……開放端部、
24a,24b……装飾部、28……脚部内面の
リツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目地溝に挿入される脚部と、目地溝を隠蔽する
    幅広の装飾部とからなる目地材において、その脚
    部を目地溝幅に応じて屈折可能な断面路V形状と
    し、その脚部の開放両端部に各々装飾部をそれら
    の一部が重なるように設けるとともに、脚部の対
    向する二つの内面の一方に、他方の内面に向かう
    リツプを設けて、そのリツプが他方の内面を外方
    へ押すようにしたことを特徴とする装飾用目地
    材。
JP1985050900U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0413215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985050900U JPH0413215Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985050900U JPH0413215Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169614U JPS61169614U (ja) 1986-10-21
JPH0413215Y2 true JPH0413215Y2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=30569466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985050900U Expired JPH0413215Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0413215Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847511B2 (ja) * 1975-03-13 1983-10-22 ダイセンタオルサラシ カブシキガイシヤ パイルオリモノニタイスル トクシユオボロナセンホウホウ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847511U (ja) * 1981-09-29 1983-03-30 日産自動車株式会社 ウインドガラスの周縁モ−ル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847511B2 (ja) * 1975-03-13 1983-10-22 ダイセンタオルサラシ カブシキガイシヤ パイルオリモノニタイスル トクシユオボロナセンホウホウ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61169614U (ja) 1986-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5463831A (en) Weather strip for motor vehicle
JPH0290165U (ja)
JPS62184946A (ja) 自動車の開放屋根
JPH0413215Y2 (ja)
JPS633284Y2 (ja)
JP3715400B2 (ja) ドア用ウェザーストリップ
JPS59167348A (ja) 自動車用ボデイサイドウエザ−ストリツプ
JPH0352889Y2 (ja)
JP2008114804A (ja) 自動車ドアのシール構造
JPH0351244Y2 (ja)
JPH0258129B2 (ja)
JPS6134900Y2 (ja)
JPH023935Y2 (ja)
JP3376803B2 (ja) 自動車のドアサッシュモール取付部構造
JPH1159286A (ja) 自動車のルーフモール取付構造
JP2541136Y2 (ja) 自動車のドアウエストモール構造
JPS6323243Y2 (ja)
JP3661255B2 (ja) 車両用樹脂成形品
JPH04163229A (ja) ウエザストリッブ
JPS628167Y2 (ja)
JP2001063358A (ja) 車両のウインドモール
JPS5917712Y2 (ja) ウエザ−ストリツプ
JP2570963Y2 (ja) ドリップウエザーストリップ
JPH028816Y2 (ja)
JPH0715823Y2 (ja) テ−ルゲ−ト開口部の構造