JPH04132050A - ヘッド駆動用摺動軸受 - Google Patents
ヘッド駆動用摺動軸受Info
- Publication number
- JPH04132050A JPH04132050A JP25026090A JP25026090A JPH04132050A JP H04132050 A JPH04132050 A JP H04132050A JP 25026090 A JP25026090 A JP 25026090A JP 25026090 A JP25026090 A JP 25026090A JP H04132050 A JPH04132050 A JP H04132050A
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- bearing
- sliding bearing
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 4
- 238000004513 sizing Methods 0.000 abstract description 32
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 5
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Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光デイスク装置のヘッド駈動用摺動軸受等、
軸と軸受の摺動部の軸受側に粉末冶金にて製造した含油
軸受を用いた摺動用軸受の摺動抵抗を均一化する方法に
関するものである。
軸と軸受の摺動部の軸受側に粉末冶金にて製造した含油
軸受を用いた摺動用軸受の摺動抵抗を均一化する方法に
関するものである。
近年、音響機器用、OA機器用として光学式のディスク
に対してレーザ光により信号の記録及び再生を行なう光
学式のディスク記録再生装置が開発されており普及しつ
つある。この様な光学式のディスク再生装置に用いられ
ているヘッド駆動機構としては次に述べる様なものがあ
る。以下従来技術の実施例を図面を用いて説明する。第
8図。
に対してレーザ光により信号の記録及び再生を行なう光
学式のディスク記録再生装置が開発されており普及しつ
つある。この様な光学式のディスク再生装置に用いられ
ているヘッド駆動機構としては次に述べる様なものがあ
る。以下従来技術の実施例を図面を用いて説明する。第
8図。
第9図はヘッド駐動機構の従来の一実施例を示すもので
ある。光学的に記録されたディスク1の情報をレーザー
光線を利用して検出する光デイスク装置のヘッド駆動部
の一部を示しである。ディスク中心2を回転中心として
回転するディスク1の半径方向に移動できるヘッド3が
固定された軸4とサブガイド軸5により摺動軸受6とこ
ろがり軸受7を介して取付けられている。ヘッド3には
光学的にディスク1の情報を検出するピックアップ8が
搭載されている。ヘッド3はリニアモータ9を駆動源と
して矢印10の方向に往復移動し、ディスク1の情報を
ピックアップ8により検索する。
ある。光学的に記録されたディスク1の情報をレーザー
光線を利用して検出する光デイスク装置のヘッド駆動部
の一部を示しである。ディスク中心2を回転中心として
回転するディスク1の半径方向に移動できるヘッド3が
固定された軸4とサブガイド軸5により摺動軸受6とこ
ろがり軸受7を介して取付けられている。ヘッド3には
光学的にディスク1の情報を検出するピックアップ8が
搭載されている。ヘッド3はリニアモータ9を駆動源と
して矢印10の方向に往復移動し、ディスク1の情報を
ピックアップ8により検索する。
ヘッド3がディスク1の内周から外周へ、又外周から内
周へと移動する際の速度はころがり軸受7の回転抵抗が
非常に少ない為、主として摺動軸受6と軸4との摺動抵
抗の大小により左右される。
周へと移動する際の速度はころがり軸受7の回転抵抗が
非常に少ない為、主として摺動軸受6と軸4との摺動抵
抗の大小により左右される。
摺動軸受6の摺動抵抗は、摺動力向により偏差が生じる
為にヘッド3の移動方向により速度にも偏差が生じる。
為にヘッド3の移動方向により速度にも偏差が生じる。
この為に検索時間にも移動方向により偏差が生じ検索の
安定性を阻害していた。この主たる原因は、従来は、摺
動抵抗の偏差が生じる原因が正確に判明しておらず、こ
の為に摺動軸受6のヘッド3に対する取付方向も全く任
意に行なわれており、又−例として示す如くヘッド3の
重心G15の摺動軸受6に対する配設の位置も、摺動軸
受6の両端に加わるヘッド3の重量G011の分力G3
12と分力G313が等しくなる様になっている等摺動
抵抗の偏差に対する配慮がなされていなかった。この為
に従来は第7図の表に示す様にサイジングシャフト20
の引抜方向とその反対方向へと。
安定性を阻害していた。この主たる原因は、従来は、摺
動抵抗の偏差が生じる原因が正確に判明しておらず、こ
の為に摺動軸受6のヘッド3に対する取付方向も全く任
意に行なわれており、又−例として示す如くヘッド3の
重心G15の摺動軸受6に対する配設の位置も、摺動軸
受6の両端に加わるヘッド3の重量G011の分力G3
12と分力G313が等しくなる様になっている等摺動
抵抗の偏差に対する配慮がなされていなかった。この為
に従来は第7図の表に示す様にサイジングシャフト20
の引抜方向とその反対方向へと。
ヘッド3が移動する時の摺動抵抗の偏差が大きくなって
おり、これに判って検索時間の移動方向による偏差も大
きく、検索の安定化の障害となっていた。
おり、これに判って検索時間の移動方向による偏差も大
きく、検索の安定化の障害となっていた。
上記従来技術では、摺動軸受の内径同軸度の精度を確保
する為のサイジング工程に於てサイジングシャフトの引
抜方向により摺動軸受の移動方向に従った摺動抵抗の偏
差の方向性を有することが判明しておらず、又その偏差
を打ち消して均一化する適当な方法について配慮がされ
ておらず、摺動軸受のヘッドへの取付方向も全く任意に
取付けていた為に、摺動軸受の移動方向により摺動抵抗
の偏差が大きく、合せて個々のヘッド駆動装置間に於て
も偏差の方向性が一定せず、光ディスク等のヘッドの移
動時間がヘッドの移動方向により変化するという問題が
あった。
する為のサイジング工程に於てサイジングシャフトの引
抜方向により摺動軸受の移動方向に従った摺動抵抗の偏
差の方向性を有することが判明しておらず、又その偏差
を打ち消して均一化する適当な方法について配慮がされ
ておらず、摺動軸受のヘッドへの取付方向も全く任意に
取付けていた為に、摺動軸受の移動方向により摺動抵抗
の偏差が大きく、合せて個々のヘッド駆動装置間に於て
も偏差の方向性が一定せず、光ディスク等のヘッドの移
動時間がヘッドの移動方向により変化するという問題が
あった。
本発明は、サイジング工程に於けるサイジングシャフト
の引抜方向により摺動軸受の移動方向に従った摺動抵抗
の偏差が発生する事を明らかにすると共に、この偏差を
打消す方法として摺動軸受にかかる荷重を不均等にする
ことにより、ヘッドの移動方向により摺動抵抗の偏差が
発生しない様にすることを目的としており、さらにヘッ
ドの移動時間が、ヘッドの移動方向により変わらず均一
化することにある。
の引抜方向により摺動軸受の移動方向に従った摺動抵抗
の偏差が発生する事を明らかにすると共に、この偏差を
打消す方法として摺動軸受にかかる荷重を不均等にする
ことにより、ヘッドの移動方向により摺動抵抗の偏差が
発生しない様にすることを目的としており、さらにヘッ
ドの移動時間が、ヘッドの移動方向により変わらず均一
化することにある。
上記目的を達成するために、粉末冶金にて製造した含油
軸受を摺動用軸受として利用する際、軸受内径の同軸度
の精度を確保する為に行なう内径サイジング工程に於い
て、サイジングシャフトの引抜方向によって摺動用軸受
の摺動抵抗の一定方向の偏差が発生する事を発見すると
共に、この偏差を均一化する為に被駆動部であるヘッド
の重心と摺動軸受の中心とをずらす事により摺動軸受の
両端に加わる荷重を、サイジングシャフト引抜方向の軸
受に少なく加わる様不均−化したものである。
軸受を摺動用軸受として利用する際、軸受内径の同軸度
の精度を確保する為に行なう内径サイジング工程に於い
て、サイジングシャフトの引抜方向によって摺動用軸受
の摺動抵抗の一定方向の偏差が発生する事を発見すると
共に、この偏差を均一化する為に被駆動部であるヘッド
の重心と摺動軸受の中心とをずらす事により摺動軸受の
両端に加わる荷重を、サイジングシャフト引抜方向の軸
受に少なく加わる様不均−化したものである。
粉末冶金にて製造した含油軸受17.18の内面19は
第3図の引抜前に示す様に粉末の粒子がランダムに凸状
に突出した状態になっている。摺動軸受6としてこの含
油軸受17.18を第4図の如く組立てた後、軸4がス
ムーズに貫通しなおかつ含油軸受17.18と軸4との
間に適切なりリアランスを保たせる為、両端の含油軸受
17.18の同軸度の精度を出す必要があり、第5図に
示す様にサイジングシャフト20を矢印21の方向へ含
油軸受17.18の内面をしごく様に貫通させる。サイ
ジングシャフト20のd□部は貫通前の含油軸受17.
18の内径dより若干太くなっているので貫通時、含油
軸受17゜18の内面はサイジングシャフト20の61
部によってしごく様に押しつぶされ、仕上り寸法はdo
となる。
第3図の引抜前に示す様に粉末の粒子がランダムに凸状
に突出した状態になっている。摺動軸受6としてこの含
油軸受17.18を第4図の如く組立てた後、軸4がス
ムーズに貫通しなおかつ含油軸受17.18と軸4との
間に適切なりリアランスを保たせる為、両端の含油軸受
17.18の同軸度の精度を出す必要があり、第5図に
示す様にサイジングシャフト20を矢印21の方向へ含
油軸受17.18の内面をしごく様に貫通させる。サイ
ジングシャフト20のd□部は貫通前の含油軸受17.
18の内径dより若干太くなっているので貫通時、含油
軸受17゜18の内面はサイジングシャフト20の61
部によってしごく様に押しつぶされ、仕上り寸法はdo
となる。
この際、含油軸受17.18の内面19は、第3図の引
抜後に示す如く、内面19の粉末の粒子は、サイジング
シャフト20の引抜方向に傾斜する様に押しつぶされく
さび状の形状となる。この様な状態になった含油軸受1
7.18にシャフトを通し、摺動軸受6を摺動させると
第6図に示す如く、摺動する方向により、軸4の表面の
微細な凹凸とくさび状の形状の粉末の粒子とが互いに接
触するがその接触の状態は、摺動軸受6が第6図の矢印
22の方向すなわちサイジングシャフト20の引抜方向
へ移動する時、互に凹凸がくい込む様な状態になり、潤
滑油の油膜の形成も不利となる。この為含油軸受17、
18の摺動抵抗は、増大する。この傾向は含油軸受17
.18にかかる荷重G312及びG、13が増加する程
顕著になる。一方サイジングシャフトの引抜方向と逆の
方向、矢印23の方向に移動する場合は。
抜後に示す如く、内面19の粉末の粒子は、サイジング
シャフト20の引抜方向に傾斜する様に押しつぶされく
さび状の形状となる。この様な状態になった含油軸受1
7.18にシャフトを通し、摺動軸受6を摺動させると
第6図に示す如く、摺動する方向により、軸4の表面の
微細な凹凸とくさび状の形状の粉末の粒子とが互いに接
触するがその接触の状態は、摺動軸受6が第6図の矢印
22の方向すなわちサイジングシャフト20の引抜方向
へ移動する時、互に凹凸がくい込む様な状態になり、潤
滑油の油膜の形成も不利となる。この為含油軸受17、
18の摺動抵抗は、増大する。この傾向は含油軸受17
.18にかかる荷重G312及びG、13が増加する程
顕著になる。一方サイジングシャフトの引抜方向と逆の
方向、矢印23の方向に移動する場合は。
互に凹凸がくい込む方向には作用しない為に潤滑油の油
膜の形成も出来易く含油軸受17.18の摺動抵抗は減
少する。サイジング工程を行なった摺動軸受6は以上の
如くの性質を必ず持つと言える。
膜の形成も出来易く含油軸受17.18の摺動抵抗は減
少する。サイジング工程を行なった摺動軸受6は以上の
如くの性質を必ず持つと言える。
この為第7図の発明前の欄に示す如く、摺動抵抗はA+
Hの方が、Cよりも増大する事になり、移動方向により
摺動抵抗の偏差が必ず生ずる。この偏差を無くし均一化
する為に両端の含油軸受17゜18に加わる荷重を不均
一に、すなわち、サイジングシャフト20の引抜方向の
含油軸受17に加わる荷重は少なく、引抜方向と反対側
の含油軸受18に加わる荷重は条目に配分する必要があ
る。荷重が少なくなる事によりサイジングシャフト20
の引抜方向側の含油軸受17の引抜方向へ移動する際の
軸4と軸受内面19との凹凸の接触状態のくさび効果が
薄れ摺動抵抗が減少する。一方サイジングシャフト20
の引抜方向と反対側の含油軸受18の荷重は増加する。
Hの方が、Cよりも増大する事になり、移動方向により
摺動抵抗の偏差が必ず生ずる。この偏差を無くし均一化
する為に両端の含油軸受17゜18に加わる荷重を不均
一に、すなわち、サイジングシャフト20の引抜方向の
含油軸受17に加わる荷重は少なく、引抜方向と反対側
の含油軸受18に加わる荷重は条目に配分する必要があ
る。荷重が少なくなる事によりサイジングシャフト20
の引抜方向側の含油軸受17の引抜方向へ移動する際の
軸4と軸受内面19との凹凸の接触状態のくさび効果が
薄れ摺動抵抗が減少する。一方サイジングシャフト20
の引抜方向と反対側の含油軸受18の荷重は増加する。
この為にサイジングシャフト引抜方向と逆の方向に移動
する場合は摺動抵抗が若干増大する。以上の如く荷重を
不均一に、そして適正配分する事により第7図の本発明
欄に示す如くAとC+Dは、はぼ同等となり、摺動抵抗
の移動方向による偏差は、均等化される。
する場合は摺動抵抗が若干増大する。以上の如く荷重を
不均一に、そして適正配分する事により第7図の本発明
欄に示す如くAとC+Dは、はぼ同等となり、摺動抵抗
の移動方向による偏差は、均等化される。
この目的を達成させる為の荷重の不均一化は、第1図に
示す如くヘッドの重心G15を、摺動軸受6の中心位置
16(破線で示す)に対し、サイジングシャフト20の
引抜方向側と逆側に配置させる事で達成でき、摺動軸受
6のヘッド3に対する取付も。
示す如くヘッドの重心G15を、摺動軸受6の中心位置
16(破線で示す)に対し、サイジングシャフト20の
引抜方向側と逆側に配置させる事で達成でき、摺動軸受
6のヘッド3に対する取付も。
サイジングシャフト20の引抜方向に0面14等の印を
付ける事により決められた方向に取付可能となる為に誤
動作することがない。
付ける事により決められた方向に取付可能となる為に誤
動作することがない。
以下1本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する。第1図は、光学的に記録されたディスク1の情報
をレーザー光線を利用して検出する光デイスク装置のヘ
ッド駆動部の一部を示している。ディスク中心2を回転
中心として回転するディスク1の半径方向に移動できる
ヘッド3が、固定された軸4とサブガイド軸5により摺
動軸受6ところがり軸受7を介して取付けられている。
する。第1図は、光学的に記録されたディスク1の情報
をレーザー光線を利用して検出する光デイスク装置のヘ
ッド駆動部の一部を示している。ディスク中心2を回転
中心として回転するディスク1の半径方向に移動できる
ヘッド3が、固定された軸4とサブガイド軸5により摺
動軸受6ところがり軸受7を介して取付けられている。
ヘッド3には光学的にディスク1の情報を検出するピッ
クアップ8が搭載されている。ヘッド3はリニアモータ
9を駆動源として矢印10の方向に往復移動しディスク
lの情報をピックアップ8により検索する。ヘッド3が
ディスク1の内周から外周へ、又外周から内周へと移動
する際の速度はころがり軸受7の回転抵抗が非常に少な
い為主として摺動軸受6と軸4との摺動抵抗の大小によ
り左右される。摺動軸受6の摺動抵抗は、摺動力向によ
り偏差が生じる為にヘッド3の移動方向により速度にも
偏差が生じ、ディスク1の内周から外周へ、又外周から
内周へ移動して検索する際の時間に偏差が生じる。これ
を平均化する為には摺動方向による摺動抵抗を均一化す
る必要がある。これを達成する方法として摺動軸受6の
両端に加わる荷重を不均一化する必要がある。すなわち
摺動軸受6のサイジング工程に於けるサイジングシャフ
ト20の引き抜き方向の含油軸受17にはヘッド3の重
量G 、11の分力G、12をサイジングシャフト20
の引き抜き方向の逆の含油軸受18に加わる分力G!1
13より軽くする必要がある。これはサイジングシャフ
ト20の引き抜き方向の目印を一例として摺動軸受6に
0面14をつけ摺動軸受6のヘッド3に対する取付方向
を一定化し、又、ヘッド3の重心G15の位置に対し摺
動軸受6の中心位置16がサイジングシャフト20の引
抜方向の側に来る様にある寸法δだけずらして取付けら
れる様に配置することにより達成できる。
クアップ8が搭載されている。ヘッド3はリニアモータ
9を駆動源として矢印10の方向に往復移動しディスク
lの情報をピックアップ8により検索する。ヘッド3が
ディスク1の内周から外周へ、又外周から内周へと移動
する際の速度はころがり軸受7の回転抵抗が非常に少な
い為主として摺動軸受6と軸4との摺動抵抗の大小によ
り左右される。摺動軸受6の摺動抵抗は、摺動力向によ
り偏差が生じる為にヘッド3の移動方向により速度にも
偏差が生じ、ディスク1の内周から外周へ、又外周から
内周へ移動して検索する際の時間に偏差が生じる。これ
を平均化する為には摺動方向による摺動抵抗を均一化す
る必要がある。これを達成する方法として摺動軸受6の
両端に加わる荷重を不均一化する必要がある。すなわち
摺動軸受6のサイジング工程に於けるサイジングシャフ
ト20の引き抜き方向の含油軸受17にはヘッド3の重
量G 、11の分力G、12をサイジングシャフト20
の引き抜き方向の逆の含油軸受18に加わる分力G!1
13より軽くする必要がある。これはサイジングシャフ
ト20の引き抜き方向の目印を一例として摺動軸受6に
0面14をつけ摺動軸受6のヘッド3に対する取付方向
を一定化し、又、ヘッド3の重心G15の位置に対し摺
動軸受6の中心位置16がサイジングシャフト20の引
抜方向の側に来る様にある寸法δだけずらして取付けら
れる様に配置することにより達成できる。
以上の如く行なう事によりヘッド3の矢印10の方向へ
の往復移動時に摺動軸受6と軸4との摺動抵抗は平均化
され、それに伴って検索時間の往復移動に伴う偏差もな
くなり安定した検索動作が行なえる。
の往復移動時に摺動軸受6と軸4との摺動抵抗は平均化
され、それに伴って検索時間の往復移動に伴う偏差もな
くなり安定した検索動作が行なえる。
本発明によれば、被駆動物であるヘッドの重心位置と摺
動軸受の中心位置との距離を適切な方向にそして適切な
距離を離す事により、摺動抵抗の偏差を打消し均等化す
ることができる。この為ヘッドの移動時間が移動方向に
関係なく均等化できるため検索時間の安定化を計ること
ができる。
動軸受の中心位置との距離を適切な方向にそして適切な
距離を離す事により、摺動抵抗の偏差を打消し均等化す
ることができる。この為ヘッドの移動時間が移動方向に
関係なく均等化できるため検索時間の安定化を計ること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例の正面図、第2図は第1図
の側面図、第3図は摺動軸受6の両端に圧入されている
含油軸受17.18のサイジング工程の前・後の断面図
、第4図は摺動軸受6の断面図。 第5図は、サイジング工程を示す断面図、第6図は摺動
軸受6と軸4との摺動状態を示す断面図、第7図は摺動
抵抗のグラフ及び表、第8図は従来例の正面図、第9図
は第8図の側面図である。 1・・・ディスク、2・・・ディスク中心、3・・・ヘ
ッド、4・・・軸、5・・・サブガイド軸、6・・・摺
動軸受、7・・・ころがり軸受、8・・・ピックアップ
、911.リニアモータ、10・・・矢印、11・・・
重量G0.12・・・分力G3.13・・・分力GB、
14・・・0面、15・・・重心G、16・・・中心位
置、17・・・含油軸受、18・・・含油軸受、19・
・・内面、20・・・サイジングシャフト、21・・・
矢印、22・・・矢印、23・・・矢印、24・・・フ
レキシブル基板。 躬 1 m う1抜°り支 に/flし引− 第5圀 第 肥 第 閏 躬 圀
の側面図、第3図は摺動軸受6の両端に圧入されている
含油軸受17.18のサイジング工程の前・後の断面図
、第4図は摺動軸受6の断面図。 第5図は、サイジング工程を示す断面図、第6図は摺動
軸受6と軸4との摺動状態を示す断面図、第7図は摺動
抵抗のグラフ及び表、第8図は従来例の正面図、第9図
は第8図の側面図である。 1・・・ディスク、2・・・ディスク中心、3・・・ヘ
ッド、4・・・軸、5・・・サブガイド軸、6・・・摺
動軸受、7・・・ころがり軸受、8・・・ピックアップ
、911.リニアモータ、10・・・矢印、11・・・
重量G0.12・・・分力G3.13・・・分力GB、
14・・・0面、15・・・重心G、16・・・中心位
置、17・・・含油軸受、18・・・含油軸受、19・
・・内面、20・・・サイジングシャフト、21・・・
矢印、22・・・矢印、23・・・矢印、24・・・フ
レキシブル基板。 躬 1 m う1抜°り支 に/flし引− 第5圀 第 肥 第 閏 躬 圀
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ディスクの記録又は再生を行なうピックアップ部が
搭載されたヘッド本体と前記ヘッド本体がディスクの径
方向に移動可能な様に前記ヘッドの一端側を移動可能に
支持した軸と摺動軸受と前記ヘッド本体の他端側をサブ
ガイド軸と軸受とで支持されたヘッド駆動機構に於て、
前記ディスクの径方向に移動する前記ヘッド本体の重心
位置に対し、前記摺動軸受の中心位置を、前記摺動軸受
が移動する際前記摺動軸受の摺動抵抗が増大する移動方
向側に配設し、前記ヘッド本体により摺動軸受に加わる
荷重を、前記摺動軸受の摺動抵抗が増大する移動方向側
に軽く、その反対側に重く加わる様にし、ヘッド本体の
移動時に発生する摺動軸受の移動方向による摺動抵抗の
偏差を均等化することを特徴とするヘッド駆動機構。 2、請求項1において、ヘッド本体から読取信号を取り
出したり、ヘッド本体を電気的に駆動するために要する
中継用のフレキシブル基板を適切に配置し、該フレキシ
ブル基板の動作抵抗力が、前記摺動抵抗の偏差を均等化
することを特徴とするヘッド駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25026090A JPH04132050A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | ヘッド駆動用摺動軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25026090A JPH04132050A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | ヘッド駆動用摺動軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132050A true JPH04132050A (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=17205243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25026090A Pending JPH04132050A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | ヘッド駆動用摺動軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132050A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040017682A (ko) * | 2002-08-23 | 2004-02-27 | 삼성전자주식회사 | 윤활구조를 갖는 광디스크 드라이브의 광픽업유닛 및 이를채용한 광디스크 드라이브 |
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1990
- 1990-09-21 JP JP25026090A patent/JPH04132050A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040017682A (ko) * | 2002-08-23 | 2004-02-27 | 삼성전자주식회사 | 윤활구조를 갖는 광디스크 드라이브의 광픽업유닛 및 이를채용한 광디스크 드라이브 |
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