JP3065474B2 - 光ディスク装置の光ピックアップ送り機構 - Google Patents
光ディスク装置の光ピックアップ送り機構Info
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- JP3065474B2 JP3065474B2 JP6054543A JP5454394A JP3065474B2 JP 3065474 B2 JP3065474 B2 JP 3065474B2 JP 6054543 A JP6054543 A JP 6054543A JP 5454394 A JP5454394 A JP 5454394A JP 3065474 B2 JP3065474 B2 JP 3065474B2
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- JP
- Japan
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- optical pickup
- feed mechanism
- optical
- bearing
- screw rod
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はコンパクトディスク
（ＣＤ）プレーヤ、レーザディスク（ＬＤ）プレーヤ、
光磁気ディスク（ＭＤ）記録再生装置等の光ディスク装
置に係わり、特に、その光ピックアップ送り機構に関す
る。
（ＣＤ）プレーヤ、レーザディスク（ＬＤ）プレーヤ、
光磁気ディスク（ＭＤ）記録再生装置等の光ディスク装
置に係わり、特に、その光ピックアップ送り機構に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のＣＤプレーヤの光ピックアップ送
り機構の例を図４に示す。図に示すねじ棒１は光ピック
アップ７のめねじと螺合し、回転駆動される。ねじ棒１
の両端は球状部１ａおよび１ｂに加工されており、左側
は軸受２と押え板ばね５で支えられ右側は軸受３と押え
板ばね６で支えられている。
り機構の例を図４に示す。図に示すねじ棒１は光ピック
アップ７のめねじと螺合し、回転駆動される。ねじ棒１
の両端は球状部１ａおよび１ｂに加工されており、左側
は軸受２と押え板ばね５で支えられ右側は軸受３と押え
板ばね６で支えられている。
【０００３】ねじ棒１の右端はスラスト板ばね４で付勢
され、左側の球状部１ａが軸受２の内面に圧接されてね
じ棒１のスラスト方向のガタが押えられている。光ピッ
クアップ７はねじ棒１とレール８で支えられ、ねじ棒１
で送られまたガイドされる。
され、左側の球状部１ａが軸受２の内面に圧接されてね
じ棒１のスラスト方向のガタが押えられている。光ピッ
クアップ７はねじ棒１とレール８で支えられ、ねじ棒１
で送られまたガイドされる。
【０００４】従って、ねじ棒１の位置が安定することが
重要であるが、ねじ棒１と軸受２との間にはラジアル方
向の隙間があり、再生中に振動により光ピックアップ７
が動かされトラック飛びの発生する原因となっていた。
重要であるが、ねじ棒１と軸受２との間にはラジアル方
向の隙間があり、再生中に振動により光ピックアップ７
が動かされトラック飛びの発生する原因となっていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、振動等によるトラック飛びを防止できる光ディスク
装置の光ピックアップ送り機構を提供することにある。
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、振動等によるトラック飛びを防止できる光ディスク
装置の光ピックアップ送り機構を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置の光ピックアップ送り機構は、光ピックアップ保持部
の係合部と係合し、該光ピックアップを送りかつガイド
する軸の一方の端面の中心に針状突起を設け他方の端面
をばねで付勢することにより前記針状突起の先端を軸受
のスラストを受ける内面に圧接して食い込ませたもので
ある。
置の光ピックアップ送り機構は、光ピックアップ保持部
の係合部と係合し、該光ピックアップを送りかつガイド
する軸の一方の端面の中心に針状突起を設け他方の端面
をばねで付勢することにより前記針状突起の先端を軸受
のスラストを受ける内面に圧接して食い込ませたもので
ある。
【０００７】
【作用】この発明の光ディスク装置の光ピックアップ送
り機構によれば、前記軸がばねで押されることによりそ
の端面の中心に設けられた針状突起が軸受のスラストを
受ける内面に食い込み、軸の中心の位置が不変となる。
従って、軸の垂直方向のガタがなくなり、ディスク再生
中の振動によるトラック飛びが防止される。
り機構によれば、前記軸がばねで押されることによりそ
の端面の中心に設けられた針状突起が軸受のスラストを
受ける内面に食い込み、軸の中心の位置が不変となる。
従って、軸の垂直方向のガタがなくなり、ディスク再生
中の振動によるトラック飛びが防止される。
【０００８】
【実施例】この発明の実施例である光ディスク装置の光
ピックアップ送り機構を図面に基づいて説明する。図１
に実施例の光ピックアップ送り機構を示す。図に示すね
じ棒１は光ピックアップ保持部７のめねじ部７ａと螺合
し、回転駆動される。ねじ棒１の両端は球状部１ａおよ
び１ｂに加工されている。図２にも詳しく示すように左
側の球状部１ａの中心に針状突起１ｃが設けられてい
る。
ピックアップ送り機構を図面に基づいて説明する。図１
に実施例の光ピックアップ送り機構を示す。図に示すね
じ棒１は光ピックアップ保持部７のめねじ部７ａと螺合
し、回転駆動される。ねじ棒１の両端は球状部１ａおよ
び１ｂに加工されている。図２にも詳しく示すように左
側の球状部１ａの中心に針状突起１ｃが設けられてい
る。
【０００９】ねじ棒１の左側は軸受２と押え板ばね５で
支えられ右側は軸受３と押え板ばね６で支えられてい
る。ねじ棒１の右端はスラスト板ばね４で付勢され、左
端の針状突起１ｃが軸受２のスラストを受ける内面に圧
接されねじ棒１のスラスト方向のガタが押えられてい
る。光ピックアップ７はねじ棒１とレール８で支えら
れ、ねじ棒１で送られまたガイドされる。
支えられ右側は軸受３と押え板ばね６で支えられてい
る。ねじ棒１の右端はスラスト板ばね４で付勢され、左
端の針状突起１ｃが軸受２のスラストを受ける内面に圧
接されねじ棒１のスラスト方向のガタが押えられてい
る。光ピックアップ７はねじ棒１とレール８で支えら
れ、ねじ棒１で送られまたガイドされる。
【００１０】このように、ねじ棒１がスラスト板ばね４
で押され、その中心に設けられた針状突起１ｃが軸受２
の面に食い込み、ねじ棒１の中心の位置が不変となる。
従って、軸のラジアル方向のガタがなくなり、ディスク
再生中の振動によるトラック飛びが防止される。
で押され、その中心に設けられた針状突起１ｃが軸受２
の面に食い込み、ねじ棒１の中心の位置が不変となる。
従って、軸のラジアル方向のガタがなくなり、ディスク
再生中の振動によるトラック飛びが防止される。
【００１１】図３にこの実施例の変形例を示す。この例
ではねじ棒１の左端がＲ形状付きの平面とされている。
そしてその中心に針状突起１ｃが設けられている。この
ようにねじ棒端面を球形状あるいはＲ形状とすることに
より経時変化による軸受端面の磨耗を最小限にすること
ができる。
ではねじ棒１の左端がＲ形状付きの平面とされている。
そしてその中心に針状突起１ｃが設けられている。この
ようにねじ棒端面を球形状あるいはＲ形状とすることに
より経時変化による軸受端面の磨耗を最小限にすること
ができる。
【００１２】
【発明の効果】この発明の光ディスク装置の光ピックア
ップ送り機構によれば、従来品と殆ど同じコストで、従
来品で問題となっていた振動によるトラック飛びを防止
でき、従って、トラック飛びに起因する音飛びを防止す
ることができる。
ップ送り機構によれば、従来品と殆ど同じコストで、従
来品で問題となっていた振動によるトラック飛びを防止
でき、従って、トラック飛びに起因する音飛びを防止す
ることができる。
【図１】図１（ａ）はこの発明の実施例であるＣＤプレ
ーヤの光ピックアップ送り機構を示す平面図、図１
（ｂ）は同側面図である。
ーヤの光ピックアップ送り機構を示す平面図、図１
（ｂ）は同側面図である。
【図２】同実施例の部分詳細図である。
【図３】同実施例の変形例を示す部分詳細図である。
【図４】従来のＣＤプレーヤの光ピックアップ送り機構
の例を示す平面図である。
の例を示す平面図である。
１ ねじ棒（軸） ２ 軸受 ３ 軸受 ４ スラスト板ばね ５ 押え板ばね ６ 押え板ばね ７ 光ピックアップ保持部 ７ａ めねじ部 ８ レール
Claims (1)
- 【請求項１】 光ピックアップ保持部の係合部と係合
し、該光ピックアップを送りかつガイドする軸の一方の
端面の中心に針状突起を設け他方の端面をばねで付勢す
ることにより前記針状突起の先端を軸受のスラストを受
ける内面に圧接して食い込ませたことを特徴とする光デ
ィスク装置の光ピックアップ送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054543A JP3065474B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 光ディスク装置の光ピックアップ送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054543A JP3065474B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 光ディスク装置の光ピックアップ送り機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07244938A JPH07244938A (ja) | 1995-09-19 |
| JP3065474B2 true JP3065474B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=12973601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6054543A Expired - Fee Related JP3065474B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 光ディスク装置の光ピックアップ送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3065474B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100274258B1 (ko) * | 1997-11-28 | 2000-12-15 | 윤종용 | 광픽업 이송장치 |
| KR100468743B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2005-01-29 | 삼성전자주식회사 | 모터 어셈블리 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6054543A patent/JP3065474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07244938A (ja) | 1995-09-19 |
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