JPH04132004A - 磁気ディスク記憶装置の最適書込電流試験方法および試験装置 - Google Patents

磁気ディスク記憶装置の最適書込電流試験方法および試験装置

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JPH04132004A
JPH04132004A JP25095690A JP25095690A JPH04132004A JP H04132004 A JPH04132004 A JP H04132004A JP 25095690 A JP25095690 A JP 25095690A JP 25095690 A JP25095690 A JP 25095690A JP H04132004 A JPH04132004 A JP H04132004A
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Akira Mitsui
三井 章
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固定ディスク装置等の磁気ディス沙記憶装置の
ディスクにデータを書き込む際にヘッドに与えるべき書
込電流の最適値を試験するための方法および装置に関す
る。
〔従来の技術〕
周知のように、磁気記録においては、ヘッド等のトラン
スデエーサのコイルに電流を流して発生させた磁界によ
りディスクの磁気媒体を磁化してデータを書き込むが、
この際の書込電流の大きさによりデータを表す所定のコ
ードパターンによる磁気記録特性が大きく影響される。
すなわち、書込電流が過少であれば磁気記録がもちろん
不確実になるが、逆に過大であるとそのコードパターン
記録上の分解能が低下して来る。
また、実際には単純な記録だけではな(データを重ね書
きないしオーバライトするので、その前のデータの消し
残りが発生しないように書込電流を設定することが大切
になる。
このため、ディスクに使用する磁気記録媒体の材料や製
造方法が異なるつど、従来からディスク記憶装置に紐み
込むに前に精密な磁気特性試験が行なわれており、種々
な大きさの書込電流につき磁気媒体の分解能とオーバラ
イト特性を評価した結果から書込電流を総合的に最適と
判Wrされる値に設定するのが常であった。さらに、媒
体の磁気特性は温度の影響を受けやすいので、かかる書
込電流の最終的な設定は少なくとも2種の温度下で評価
試験を行なった結果から総合判断して決めるのが望まし
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように種々な磁気記録媒体につき事前に磁気特性
を精密に評価することにより、ディスク記憶装置に最適
な書込電流値を設定できるはずであるが、実際に量産さ
れたディスク記憶装置から品質管理のために若干側をサ
ンプリングしてその書込電流の妥当性を確かめて見ると
、その設定が必ずしも理想的になされているとはいい切
れないことが判明して来た。
二の原因の一半はもちろん媒体の磁気記録特性が製造ロ
ットごとに若干変動し得る点にあるが、詳しい原因調査
結果によればヘッドのデータ読み書き特性の変動の影響
分の方がむしろ大きいことがわかった。とくに、固定磁
気ディスク装置ではヘッドが空気力浮上されるので、−
それを支承するばねの特性等により浮上特性に微妙なば
らつきが出て、書込電流の最適値がずれて来ることが考
えられる。また、各磁気ディスク記憶装置のデータ読取
回路の信号処理特性のばらつきにより、さらにはデータ
の磁気記録上のコードパターン方式によっても、書込電
流の設定が若干であるが最適値からずれて来ることがあ
る。
これから、磁気ディスク記憶装置の量産に際しては書込
電流を少なくともロフトごとに設定するのが品質管理上
望ましいことがわかるが、今までのように分解能とオー
バライト特性を精密に評価するのでは実用性に乏しく、
まして温度を変えてこれらを評価するのはそれに掛かる
時間や手間の点からいって非常に困難である。
かかる事情に立脚して、本発明は磁気ディスク記憶装置
の品質管理のためそのデータ書込電流の最適[を量産装
置に則した形で簡単に試験できるようにすることを課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は本発明による磁気ディスク記憶装置の最適書
込電流試験方法では、データの書込電流を所定値に保ち
かつディスクのトラックにヘッドをオントラックさせた
状態で所定の試験データを書き込み、このトラックに対
しヘッドをオンおよびオフトラックさせた状態でそのつ
ど試験データを読み取って読取エラーの有無を検定した
上で、読取エラー回数の総和を書込電流値に対応させて
記憶し、書込電流を所定範囲内に変化させながらその値
ごとに記憶された読取エラー回数中の最低回数に対応す
る書込電流を最適書込電流値として選定することにより
解決される。
なお、上記の試験データは所定のデータ例えば書込周波
数が最低のデータを書き込んだ後オーバライトにより書
き込むのが望ましい。
さらに、上の!!l!lは本発明の磁気ディスク記憶装
置の最適書込電流試験装置によれば、ヘッドを介してデ
ィスク内のトラックにデータを書き込む電流値を調整す
る書込電流調整回路と、この書込電流調整回路に書込電
流を指定する書込電流指定手段と、トラックに対するヘ
ッド位置を制御可能なヘッド位置制御手段と、ヘッド位
置制御手段によりヘッドをオントラックさせた状態で書
込電流指定手段により指定される書込電流で試験データ
を書き込む試験データ書込手段と、このトラックに対し
てヘッド位置制御手段によりヘッドをオンおよびオフト
ラックさせてそのつと試験データを読み取って読取エラ
ーの有無を検定しながら読取エラー回数を計数した上で
読取エラーの回数の和を記憶する読取試験手段とにより
これを構成し、書込電流指定手段により試験データの書
込電流を切り換えながらそのつど読取試験手段により読
取エラー回数の和を記憶させてこの記憶値中の最低値に
対応する書込電流を最適書込電流として選定することに
より解決される。
なお、上記の書込電流調整回路を複数個の書込抵抗の直
列回路と各書込抵抗に並列に接続されたスイッチとで構
成し、書込電流指定手段から複数ビットの書込電流指定
コードをこれに与えてその各ビットの内容に応じて対応
するスイッチを開閉させるのが有利である。
〔作用〕
本発明は、各磁気ディスク記憶装置がそれ用のコードパ
ターン方式でデータを実際に読み書きをするヘッドや回
路を用いながら、装置自体によりかつその読み書き特性
に則した形で最適書込電流試験を自動的に進め得るよう
にすることによって上述の課題を解決するものである。
このため本発明では、書込電流を所定値に保ちヘッドを
オントラックさせた状態で試験データを所定のコードパ
ターン方式で書き込み、そのつとこの試験データをヘッ
ドを介して読み取って読取エラーの有無を検定した上で
、読取エラー回数を書込電流値に対応して記憶させ、こ
の動作を書込電流を順次変化させなから゛綴り返えす。
この際、各書込電流値で書き込んだ試験データの読み取
りをヘッドのオントラック状態だけでなくオフトラック
状態でも行なうことにより、その電流値での磁気記録媒
体のコードパターン記録上の分解能を装置用のヘッドや
回路の特性を含めた形で鋭敏にかつ実際に則した形で評
価した上で、その電流値に対する読取エラー回数を双方
の状態でのエラー回数の総和の形で記憶させる。
さらに、各書込電流での試験データの書き込みを例えば
最低書込周波数のデータを書き込んだ後に行ない、ある
いは試験データの書き込みと読み取りとをデータ内容を
切り換えて複数回繰り返すことにより、評価試験をその
電流値における磁気記録媒体のオーバライト特性を含め
た形で行なうことができる。
かかる動作を書込電流を所定範囲内で順次切り換えなが
ら繰り返した後、書込電流値ごとに記憶されている読取
エラー回数中の最低回数に対応する書込電流値を選定す
ることにより最適書込電流として容易に決定することが
できる。
〔実施例〕
以下、図を参照しながら本発明の具体実施例を詳しく説
明する。第1図に本発明を実施した磁気ディスク記憶装
置90として固定磁気ディスク装置の構成例を示す。
図の左上部に示されたディスクlはスピンドルモータ2
により定速駆動される。このディスク1の各面ごとに設
けられるヘッド3は、例えば図のような揺動アーム4に
支承されて、ボイスコイルモータ等のアクチエエータ5
によってその位置が操作される。なお、このヘッド3の
各トラック上への位置決めは、通例のようにディスク1
に書き込まれているサーボ情報をスピンドルモータ2の
パルス発生器2aが発するインデックスパルス1χに同
期して読み取りながら、後述のヘッド位置制御手段50
からアクチエエータ5をその駆動回路5aを介して制御
することによって行なわれる。また、磁気ディスク記憶
装ff19G内のすべてのへラド3は図で細線で示した
ように可撓性リード等を介してリードライト回路6と接
続される。
このリードライト回路6はふつう磁気ディスク記憶装置
80内に組み込まれるもので、ヘッド選択指令Isによ
り指定されたヘッド3をリードライト指令R−に応じて
読み取り状態または書き込み状態に置(とともに、読取
信号R5と書込信号WSを増幅するものであるが、本発
明との関連では書込電流調整回路30がこれに接続され
る。
リードライト回路6には電流設定端子があってヘッド3
に流す書込電流をそれに接続する抵抗値で設定できるの
で、書込電流調整回路30は例えば第2図のように高抵
抗31と3個の低抵抗32〜34の直列回路および各低
抵抗に並列に接続したトランジスタ等のスイッチ35〜
37とで構成でき、これに例えば3ビツト構成の電流指
定コードiを与え、その0〜7の値に応じスイッチ35
〜37を選択的に開閉させるのが便利である。
リードライト回路6から出力される読取信号R5は、這
例のように復調回路7とデータ分S回路8とエンコーダ
・デコーダ回路9とを介してデータ回路lOに与えられ
る。
データ回路lOはデータ専用の小形のプロセッサであり
、エンコーダ・デコーダ回路9から受けた読取信号R5
をディジタルなデータに変換して内部バス12に乗せ、
または逆に内部バス12からデータを読み込んでデータ
を書込信号−3に変換した上でエンコーダ・デコーダ回
路9を介しリードライト回路6に与えるが、本発明との
関連ではディスクから読み取ったふつう1トラック分の
試験データを一時記憶し、その読取エラーの有無を検定
してエラー回数を計数する役目を果たす。
このほか、磁気ディスク記憶装置90内にはその全体制
御のためプロセッサ11が組み込まれ、内部バス12.
 インタフェース回路13および外部バス14を介して
計算機と接続され、データ回路lOとも連絡バス15を
介して接続されている。
また、磁気ディスク記憶装置90にオフトラック検出回
路20がこの実施例では専用に組み込まれており、読取
信号1?sを受けてそのサーボ情報の読み取り部分から
ヘッド3の各トラックの中心からのオフトラック量dを
検出する役目を果たす。
さて、本発明による最適書込電流試験に際しては、前述
の書込電流調整回路30をプロセッサ11にその出力ボ
ート等を介して接続し、かつ書込電流指定手段40とヘ
ッド位置制御手段50と試験データ書込手段60と読取
試験手段70とをいずれもソフトウェアの形で図示のよ
うにプロセッサ11内に装荷して、これら手段を動作さ
せることにより試験を自動的に進める。なお、この動作
に関連して磁気ディスク記憶装置90に組み込まれてい
るLED等の表示灯16を利用し、あるいは試験に際し
一時的に接続して置くのが便利である。
以下、第3図に示すこれら手段40〜70の動作例を参
照して本発明の全体動作を説明する。なお、図には各手
段の動作がそれぞれ一点鎖線で囲んで示されている。最
適書込電流試験は例えば量産時の品賞管理のため組み立
てが完了したロフトから抜き取った磁気ディスク記憶装
宣に対して行なわれ、そのディスクlにサーボ情報を書
き込みかつ望ましくはそれ以外の部分の全面をイレーズ
した後に図示の流れが起動される。
試験開始後にはます書込電流指定手段40が起動され、
その最初のステップ41では前述の電流指定コード用の
変数iに0を入れ、次のステップ42でこの値を書込電
流調整回路30に出力して第2図のスイッチ35〜37
を例えばすべてオフさせることにより、試験データの書
き込み時にヘッド3に流すべき書込電流を最低値に設定
する。なお、これらスイッチにより短絡可能な低抵抗3
2.33.34の値は例えば1,2.4の比率に設定さ
れ、3ビツトの電流指定コードiの値に応じて書込電流
が高抵抗31の値と3個の低抵抗32〜34の全抵抗値
の比で決まる変化範囲内で指定される。
この後の流れは試験データ書込手段60の動作に入る。
この実施例では試験データをオーバライトにより常に書
き込むので、その最初のステップ61では試験データT
Dとして被消去データDOを指定する。この被消去デー
タDOは例えばその書込周波数が最低のデータとするの
がよく、データ記録方式がRLL方式の1/7コードの
場合は88のハイドデータの繰り返しとされる。
またこのステップ61では以後の流れの制御用のフラグ
Fに1を立て、続くステップ62ではリードライト回路
6に対するリードライト指令R@を0にしてヘッド3を
読み取り状態に置いた上で流れをヘッド位置制御手段5
0に入れる。
ヘッド位置制御手段50の動作ステップ51〜54はへ
ラド3をオントラックさせるためのもので、その最初の
ステップ51ではインデックスパルス■χの到来を待ち
、その到来と同時に動作をステップ52に移して、オフ
トラック量dをオフトラック検出回路20から読み込む
0次のステップ53はこのオフトラック量dの値がその
許容限度d−より小か否かを判定するもので、否の場合
は続くステップ54でアクチュエータ5を駆動回路5a
を介して制御することにより、ヘッド3の位置をオフト
ラック量dが0になるように補正した上で流れをステッ
プ51に戻して同じ動作を繰り返す、ステップ53の判
定が然りの場合つまりヘッド3がオントラック状態にあ
るかそうなった場合、動作は試験データ書込手段60の
ステップ63に移る。
二のステップ63ではリードライト指令■を1にしてヘ
ッド3を書き込み状態にすることにより、ステップ61
で指定した試験データDOの書込信号−5をデータ回路
lOからエンコーダ・デコーダ回路9とリードライト回
路6を介してヘッド3に与え、ステップ42で指定され
た書込電流での書き込みを開始する。ステップ64はイ
ンデックスパルス1χの到来待ち用で、その到来時にト
ラックへの被消去データDoの書き込みが終了したこと
になる。続くステップ65ではフラグFが0か否かを調
べるが、いまは工なので動作はステップ66に移る。
このステップ66から真の試験データの書き込みに移り
、試験データ番号jに1を入れ、フラグFを0に戻した
上で、電流指定コードiに対応する読取エラー回数c+
t−oに置く1次のステップ67では試験データ丁DT
P−j番目の試験データDjを指定する0本発明の実施
上は試験データに読み取り難いいわゆるパッドパターン
のデータを2〜3個指定するのが望ましく、試験データ
番号jはこれらを順次に指定するためのものである。
ステップ67の後は流れをステップ62に戻すことによ
り、ヘッド位置制御手段50によりヘッド3を再びオン
トラックさせ、かつステップ63と64とで上述の試験
データDjをトランクに書き込んだ上で動作をステップ
65に移すが、今度はフラグFがOに戻っているので流
れはこれから読取試験手段70としての動作に入る。
その最初のステップ71では、まずリードライト指令R
−を0にしてヘッド3を読み取り状態にした上で、オフ
トラック量dに対する目標値daに−δを入れて、ヘッ
ドを負方向にオフトランクさせた状態で読取試験を開始
すべきことを指定する。この実施例では読取試験をオン
トラック状態と正負のオフトラック状態の3個の状態に
ついて行なうものとする。なお、オフトラック用の上の
δの値はトラック間ピッチが10a程度の場合に2〜3
im程度に設定するのがよい、このステップ71の後は
へラド3をこのオフトラック目標値daの所に位置決め
するため動作をヘッド位置制御手段50としてのステン
155〜58の動作に移す。
最初のステップ55ではインデックスパルスIXを待ち
、その到来と同時にステップ56で現在のオフトラック
量dをオフトラック検出回路20から読み込んだ上で目
標値daとの偏差ddを求める。つづくステップ57で
はこの偏差ddの値が許容限度d−より小か否かを調べ
、否である限りステップ58で前述と同様に偏差ddを
0にするようにヘッド3の位置を補正して流れをステッ
プ55に戻す、ヘッド3が目標値daに位置決めされた
時、動作はステップ57から読取試験手段70のステッ
プ72に移る。
このステップ72では、試験データTO,すなわち前に
ステップ67で指定したj番目の試験データOjをデー
タ回路10内に読み取らせる。データ回路10はこの試
験データDjを読み取った上で前述のように読取エラー
の有無を検定して読取エラー回数を計数するので、読取
試験手段70は次のステップ73でインデックスパルス
IXを待ち、それに同期してステップ74でj番目の試
験データDJに対する読取エラー回数Cjをデータ回路
10から読み込んで前述の読取回数変数Ciに加算する
次の゛ステヅプ75ではオフトラック目標値daがδに
達したか否かを調べ、否である限りステップ76で目標
値d1をδだけ歩道させて流れをステップ55に戻す、
従って、今度はヘッド3をオントラックさせた状態で、
さらに次にはδだけ正方向にオフトラックさせた状態で
上述と同じ動作が繰り返される。このように1番目の試
験データDjに対するオントラックと正負のオフトラッ
ク状態での読取試験が終了したとき、動作がステップ7
5から試験データ書込手段60のステップ68に移る。
このステップ68では、試験データ番号jが予定の量大
値j―に達したか否かを調べ、否である限りステップ6
9で試験データ番号jを歩道させた上で流れをステップ
67に戻して試験データTDに新しい試験データDjを
指定する。以降は、ステップ62に動作が戻され、試験
データ書込手段60と読取試験手段70の上と同じ動作
が繰り返される。このように試験データDjを順次切り
換え番号jの最大値jaに対する動作を終えた時、流れ
はステップ68から読取試験手段70のステップ77に
移る。
この時までにステップ74で逐次加算された読取エラー
回数Ciには、電流指定コードiに対応する書込電流で
オーバライトにより順次に書き込んだjs個の試験デー
タをそれぞれオントラックおよび正負のオフトラック状
態で読み取った結果の読取エラー回数の総和が記憶され
ていることになる。
ステップ77では、この値を電流指定コード五の値に対
応させて記憶する。
以後の動作は書込電流指定手段40のステップ43に移
され、その時の電流指定コードiの値がその最大値1膳
、この実施例では7に到達したか否かが判定され、否で
ある限り次のステップ44でiの値を歩道させた上で流
れをステップ42に戻すことにより、新しい電流指定コ
ードiにより指定される書込電流で今までと同じ動作を
繰り返す。
このように、電流指定コードiを逐次歩進させながら試
験を繰り返してその最大値i−により指定された最大書
込電流における試験を終了した時、流れはステップ43
から今までの動作ループを抜は出してステップ81に移
る。
二のステップ81からステップ85まではそれまでに記
憶されたin個の読取エラー回数Ci中の最低値に対応
する電流指定コードiの値を求めるためのものである。
ステップ81では電流指定コードiを0にし、かつ最低
読取エラー回数Cに充分大きな値0膳を入れる。ステッ
プ82では電流指定コードiに対応する読取エラー回数
Ciの記憶値が最低読取エラー回数Cより小か否かを調
べ、否の時は動作をステップ84に移すが、然りの時は
ステップ83で前者の値を後者に入れ、かつ電流指定コ
ードiの値を最適電流指定コードinに入れる。ステッ
プ84ではiの値が最大値isより小か否かを調べ、熱
りの限りステップ85でiの値を歩道させた上で動作を
ステップ82に戻して同じ動作を繰り返す。
電流指定コードiが最大値1口に達した時、すべての読
取エラー回数C3中の最低読取エラー回数Cの値および
それに対応する最適電流指定コードinが判明している
ので、ステップ86でこれらの値を記憶することにより
本発明の最適書込電流試験の全動作を終了させる。
以上説明した本発明による最適書込電流試験の結果は、
例えば第1図の表示灯16を最適電流指定コードinの
値に応じ点灯させる形で表示するのが実用上非常に便利
であり、磁気ディスク記憶装置に計)Elllを接続し
て置いて上述のinとCのほかに各電流指定コードiに
対応する読取エラー回数Ciを記録に留めることができ
る。
いずれの場合も最適書込電流試験結果に基づき各磁気デ
ィスク記憶装置ないしそのロットに対し書込電流値を合
理的に設定できる。第3図の最適書込電流試験の動作ス
テップ数はかなり多いが、実際の試験時間は量産時に支
障を生じない程度の短時間で済み、かつ自動試験なので
ほとんど手間を要しない。
なお、第3図の実施例では無用な煩雑を避けるためヘッ
ドの切り換えや移動用のステップを省略したが、実際に
はヘッドをディスク内の複数個のトラック上に順次に置
き、かつヘッドを切り換えながら複数個のディスク面に
ついて試験を行なうのが望ましい。
また必要な場合には、試験時間は若干掛かるが複数の温
度下で最適書込電流試験を行なう、この際、温度によっ
て最適書込電流値が異なって来る場合があるが、各温度
下のかつ各電流指定コードに対する読取エラー回数の記
録値から総合判断して最適書込電流値を決定するのがよ
い。
〔発明の効果〕
以上述べたとおり、本発明の磁気ディスク記憶装置の最
適書込電流試験では、データの書込電流を所定値に保ち
かつディスクのトラックにヘッドをオントラックさせた
状態で所定の試験データを書き込み、このトラックに対
しへラドをオンおよびオフトラックさせた状態でそのつ
ど試験データを読み取って読取エラーの有無を検定した
上で、読取エラー回数の総和を書込電流値に対応させて
記憶し、書込電流を所定範囲内に変化させながらその値
ごとに記憶された読取エラー回数中の最低回数に対応す
る書込電流を最適書込電流値として選定することによっ
て、以下の効果を上げることができる。
(a)実際の読み書き用のヘッドや回路を用い、実際の
コードパターン方式で試験データを書き込んで読取試験
を行なうので、最適書込電流を磁気記録媒体の特性だけ
でなく装置のデータ読み書き上の総合特性を含めた形で
試験して磁気ディスク記憶装置の実情に最も則した値に
設定できる。
(ロ)簡単な書込電流調整回路を接続し試験用ソフトウ
ェアを装荷するだけで、量産工程中の磁気ディスク記憶
装置自体に最適書込電流試験を自動的に進めさせること
ができる。
(C)試験データの読み取りをヘッドのオフトラック状
態でも行なうので磁気記録媒体のデータ記録上の分解能
を鋭敏に評価できる。また、試験データを重ね書きする
ので磁気記録媒体のオーバライト特性の書込電流依存性
を正確に評価できる。
(4温度等に関する環境試験を比較的簡単に行なうこと
ができる。
なお、本発明のかかる特質は磁気ディスク記憶装置の量
産品の品質管理レベルの向上にとくに大きな効果を発揮
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本発明に関し、第1図は本発明を実施した
磁気ディスク記憶装置の概要構成を例示する構成回路図
、第2図は書込電流調整回路の構成例を示す回路図、第
3図は本発明の全体動作を例示する流れ図である0図に
おいて、 l:ディスク、2ニスピンドルモータ、2a:パルス発
生器、3:ヘッド、4:揺動アーム、5:アクチュエー
タ、5a:アクチュエータ駆動回路、6;リードライト
回路、7:読取信号復調回路、8:データ分離回路、9
:エンコーダ・デコーダ回路、10:データ回路、ll
:磁気ディスク記憶装置の内蔵プロセッサ、12:内部
バス、13:インタフェース回路、14:計X1ll用
外部バス、15:連絡バス、16:表示灯、20:オフ
トラック検出回路、30:書込電流調整回路、31:高
抵抗、32〜34:低抵抗、35〜37:低抵抗短絡用
スイッチ、4o:書込電流指定手段、41〜44:書込
電流指定手段の動作ステップ、50:ヘッド位置制御手
段、51〜58:ヘッド位置制御手段の動作ステップ、
6o:試験データ書込手段、61〜69:試験データ書
込手段の動1作ステップ、70:読取試験手段、71〜
77:読取試験手段の動作ステップ、81〜86:プロ
セッサの動作ステップ、90:磁気ディスク記憶装置、
C:最低読取エラー回数、Cj:読取エラー回数、c−
二最低読取エラー回数の初期値、d:オフトラック量、
δ:ヘッドをオフトラックさせるべき値、da:オフト
ラック量に対する目標値、dd:オフトラック目標値か
らの偏差、d−:オフトラック量に対する許容限度、D
jsj番目の読取データ、oo:被消去データ、F:フ
ラグ、R5:ヘッド選択指令、i:電流指定コード、五
−:電流指定コードの最大値、in:最適電流指定コー
ド、Ix:インデックスパルス、j:試験データ番号、
j−:試験データ番号の最大値、R5:読取信号、R−
:リードライト指令、TD:試験データ、鱒s:書込信
号、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)データの書込電流を所定値に保ちかつヘッドをディ
    スク内のトラックにオントラックさせた状態で所定の試
    験データを書き込み、そのトラックに対しヘッドをオン
    トラックおよびオフトラックさせた状態でそのつど試験
    データを読み取って読取エラーの有無を検定した上で読
    取エラー回数の和を書込電流に対応させて記憶し、所定
    の範囲内に書込電流を変化させて書込電流ごとに記憶さ
    れる読取エラー回数中の最低回数に対応する書込電流を
    最適書込電流として選定するようにしたことを特徴とす
    る磁気ディスク記憶装置の最適書込電流試験方法。 2)請求項1に記載の方法において、所定のデータの書
    き込み後に試験データをオーバライトにより書き込むこ
    とを特徴とする磁気ディスク記憶装置の最適書込電流試
    験方法。 3)ヘッドを介しディスク内のトラックにデータを書き
    込む電流値を調整する書込電流調整回路と、この書込電
    流調整回路に書込電流を指定する書込電流指定手段と、
    ヘッドのトラックに対する位置を制御可能なヘッド位置
    制御手段と、ヘッド位置制御手段によりヘッドをオント
    ラックさせた状態で書込電流指定手段により指定される
    書込電流で所定の試験データを書き込む試験データ書込
    手段と、試験データが書き込まれたトラックに対してヘ
    ッド位置制御手段によりヘッドをオントラックおよびオ
    フトラックさせてそのつど試験データを読み取って読取
    エラーの有無を検定しながら読取エラー回数を計数した
    上で読取エラーの回数の和を記憶する読取試験手段とを
    備え、書込電流指定手段により試験データの書込電流を
    切り換えながらそのつど読取試験手段により読取エラー
    回数の和を記憶させてこの記憶値中の最低値に対応する
    書込電流を最適書込電流として選定するようにしたこと
    を特徴とする磁気ディスク記憶装置の最適書込電流試験
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301643A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Fujitsu Ltd ヘッド浮上量調整方法及び書き込み電流値決定方法、並びに記憶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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