JP3473267B2 - リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法 - Google Patents

リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法

Info

Publication number
JP3473267B2
JP3473267B2 JP09860596A JP9860596A JP3473267B2 JP 3473267 B2 JP3473267 B2 JP 3473267B2 JP 09860596 A JP09860596 A JP 09860596A JP 9860596 A JP9860596 A JP 9860596A JP 3473267 B2 JP3473267 B2 JP 3473267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
output level
write
head
magnetic head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09860596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09288811A (ja
Inventor
清春 柳生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP09860596A priority Critical patent/JP3473267B2/ja
Publication of JPH09288811A publication Critical patent/JPH09288811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3473267B2 publication Critical patent/JP3473267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置の磁
気ヘッドの試験方法及び試験装置に係り、特に磁気ヘッ
ドを中央部のトラックのシーク位置とそのトラック内の
インナ及びアウタ側でのリード出力レベルの変動率を求
めて、これに所定係数を掛けてずれ量を求める方法及び
試験装置、及び予め求めたずれ量で、一回転でライトリ
ードを行い、以後は一回転の一部でライトし残りの回転
でリードしてリード出力レベルを測定することを複数回
繰り返す方法及び試験装置に関するものである。
【0002】近来、磁気ディスクに磁気ヘッドによって
情報の書込み/読取り、即ち、ライト/リードを行う磁
気ディスク装置がコンピュータの周辺機として広く使用
されている。磁気ディスク装置に使用される磁気ヘッド
には、ライト素子とリード素子を僅かな間隔を置いて配
置したものが主流になっている。
【0003】磁気ディスク装置は、小型化、高密度、大
容量化、高速アクセスの傾向にあり、これに連れてトラ
ックピッチが狭い高密度のディスクが搭載されるように
なり、また、磁気ディスクの径も小さなものが使用され
るようになってきた。更に、磁気ヘッドも、記録データ
の高密度化に対応して、ライト/リードを同一素子で行
うものから、ライト素子とリード素子を有し、高い記録
密度が得られるMR(Magneto Registive:磁気抵抗型)
ヘッドに移行している。
【0004】しかしながら、MRヘッドでは、磁気ディ
スクのトラックの位置によって、トラックのカーブの半
径と磁気ヘッドの相対位置の変化によりライト素子とリ
ード素子の位置の差(ずれ量)が大きくなり、これにラ
イト素子とリード素子の間隔等の製造上のバラツキや、
素子の性能変化等が加わって、リード出力レベルが低下
したり、オフトラックが生じたりして、ライト/リード
ミスの発生を招く原因になっている。
【0005】このため、磁気ヘッド単体として、ずれ量
を測定して許容値と比較する試験や、シークした位置で
のリード出力レベルを測定して、ライトによるリード素
子に与える性能の変動の有無を判定する試験が行われて
いるが、ずれ量の測定やリード素子の変動の判定試験に
時間が掛かるので、これを短縮できる方法が望まれてい
る。
【0006】
【従来の技術】磁気ディスク装置については、本出願人
による特願平03−006055号に記載されている
が、以下に図11により従来例を説明する。
【0007】図11の平面図に示すように、磁気ディス
ク装置は、ディスク組立部1及びアクチュエータ(ヘッ
ド駆動手段)2a で構成されている。ディスク組立部1
は、複数の磁気ディスク3a(3b,─) を等ピッチで積層
し、磁気ディスク3a(3b,…) は図示していないモータに
よって矢印方向に回転する。
【0008】アクチュエータ2aは、ピボット4を有し、
先端に磁気ヘッド5a(5b,…) を搭載した複数のスプリン
グ20a(20b,…) の後端が夫々ヘッドアーム21a(21b,…)
に固定されている。
【0009】そしてピボット4に対してヘッドアーム21
a(21b,…) の反対側に設けられたボイスコイルモータ
(VCM:以下揺動モータという)M1 の駆動により、ピ
ボット4を中心に矢印方向に揺動し、磁気ヘッド5a(5b,
…) が磁気ディスク3a(3b,…)の半径方向に揺動する。
【0010】磁気ヘッド5a(5b,…) は、磁気ディスク3a
(3b,…) が静止している時は、磁気ディスク3a(3b,…)
の面に接触し、磁気ディスク3a(3b,…) が回転すると、
磁気ディスク3a(3b,…) の面から僅か浮上する。
【0011】従って、アクチュエータ2aが揺動モータM1
の駆動により揺動することによって、ヘッドアーム21a
(21b,…) の先端の磁気ヘッド5a(5b,…) が回転する磁
気ディスク3a(3b,…) の半径方向に移動して、目的のト
ラックにシークされて、データのライト (書込み) 或い
はリード (読取り) が行われる。
【0012】以上説明した磁気ヘッド5a(5b,…) は、最
近では、ヘッドスライダ50上に、データの記録を行うイ
ンダクティブ型ライト素子と、再生を行うMRヘッド型
リード素子が、僅かの間隔を置いて形成された複合ヘッ
ドが主流となっている。
【0013】その理由は、複合ヘッドの方が、高密度化
の流れから従来のライトとリードを同一素子で形成した
インダクティブ型ヘッドより高い記録密度が得られるた
めである。
【0014】複合ヘッドでは、図12(a) に示すよう
に、磁気ヘッド5a(5b,…) のヘッドスライダ50上のライ
ト素子(ライトギャップ)51とリード素子(リードギャ
ップ)52の間に僅かながら距離があるため、ライト位置
とリード位置の中心が磁気ディスク3a(3b,…) の中央部
のトラック上で、夫々トラック幅の中心位置にくるよう
に、シフト量Sだけずらして、ヘッドスライダ50上でラ
イト素子51とリード素子52の相対位置が設定されてい
る。
【0015】しかし、(b) に示すように、磁気ヘッド5a
(5b,…) を搭載したアクチュエータ2aのピボット軸4の
中心から磁気ヘッド5a(5b,…) までの半径R1と、同心円
を成すトラックの半径R2の関係で、図中2点鎖線で示す
ように、磁気ヘッド5a(5b,…) が中央部よりトラックか
ら矢印方向に内側或いは外側に移動すると、中央位置か
ら離れるにつれて、トラック幅に対向するライト素子51
とリード素子52の相対角度が変化する。
【0016】このため、(a) で示したシフト量Sでは対
応できなくなって、ライト位置とリード位置にずれを生
じる。このずれ量は磁気ヘッド5a(5b,…) のライト素子
51とリード素子52の間隔の製造上のバラツキによって異
なり、ずれ量が所定値を越えると、ディスクのライト/
リードミスが発生する。
【0017】また、磁気ヘッド5a(5b,…) の品質の良否
により、ライト素子51に対するライト時の通電のショッ
クでリード素子52の抵抗器の抵抗値が変化して、磁気ヘ
ッド自体に再現性が少ない性能変動 (振幅変化等の波形
変動、波形歪等) が生じて所定の再生波形が得られない
場合がある。
【0018】従って、ずれ量が多い磁気ヘッド5a(5b,
…) や所望の再生波形が得られない磁気ヘッド5a(5b,
…) は除去する必要があり、これらの良否を判定するた
めの磁気ヘッド単体としての試験が行われている。
【0019】次に磁気ヘッドのライト位置とリード位置
のずれ量測定方法及び磁気ヘッドのリード素子変動試験
方法を説明する。なお、この場合は、磁気ヘッドの単品
評価であるので、磁気ヘッドの移動は、前記揺動モータ
M1の代わりに、圧電素子またはステッピングモータで行
う。
【0020】(a)ずれ量測定方法 測定対象の磁気ヘッド5Aを磁気ディスク3Aの中央部の
トラックからインナ側トラック及びアウタ側トラックへ
移動させた時の、ライト素子51のライト位置とリード素
子52のリード位置のずれ量を顕微鏡で測定して、その測
定値を許容限界ずれ量と比較して良否を判定する。即
ち、許容限界ずれ量を越えた場合に磁気ヘッド5Aを不良
と判定する。
【0021】或いは、他の方法として、ライト後、微
小ステップで磁気ヘッドをずらしてリードを行ってリー
ドレベルを測定し、また、少しずらしてリードを行うと
いう繰り返しを行い、一番リードレベルが高くリードさ
れた位置とライトした位置との距離をずれ量とする方法
もある。
【0022】(b)リード素子の性能変動試験方法 性能変動試験項目は約10項目あり、再生波形を繰り返し
測定して、波形歪や最大/最小出力変動率等を調べるも
のであるが、ここでは、再生波形の振幅を測定する場合
を例としている。
【0023】図13に示すように、設定した周波数F1
(磁気ディスク装置が使用する最大転送速度によって決
まる周波数で、最大周波数の1/nの、例えば、5種類
の周波数F1〜F5が順次設定される。)で磁気ディスク3A
の一回転毎のインデックス信号に同期して、磁気ヘッド
5Aによりイレーズ(消去:E)、ライト(W)及び(a)
で求めたずれ量だけ補正した位置でリード(R)を行
う。
【0024】再びライト位置へ戻し、これを例えば、10
回繰り返して、夫々のリード時の再生波形を測定し、そ
の振幅w1〜w10 の平均値wと所定の許容上下限界値を比
較して磁気ヘッド5Aの性能の良否を判定する。即ち、許
容上下限界値を超えた場合に磁気ヘッド5Aを不良と判定
する。
【0025】図の例では、磁気ディスク3aの回転数:60
00rpm(10ms/周)、オフセット時間(磁気ヘッド
移動時間+振動収斂時間)は100 msとしている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、(a) のずれ量測定方法の、では、ずれ量の光学的
な測定には多大な時間を要し、では、磁気ヘッドを微
小ステップずつずらすのに何度も機械的動作が必要とな
り、非常に時間が掛かる。また、(b) のリード素子の性
能変動試験方法では、磁気ヘッドの移動をメカ的に制御
するため、移動後の残留振動等を考慮すると、停止まで
に100 ms以上を要する。更に、ライトの度に磁気ヘッ
ドをオフセットしていては、移動回数が多いため試験時
間が大幅に増大する。という問題点がある。
【0027】本発明は、磁気ヘッドのライト/リード時
のずれ量の測定及び磁気ヘッドの性能変動試験に要する
時間を著しく短縮することができる磁気ヘッド試験方法
及び試験装置を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1〜図4は本発明の原
理説明図で、図1は請求項1に対応し、図2は請求項4
に対応し、図3は請求項5に対応し、図4は請求項9に
対応している。
【0029】図1において、2はヘッド駆動手段、3は
磁気ディスク、5は磁気ヘッド、10はリードレベル測定
手段、14はディスク駆動手段、80はライト制御手段であ
る。ライト素子及びリード素子を有し、ヘッド駆動手段
2によって移動する磁気ヘッド5を、ディスク駆動手段
14によって回転する磁気ディスク3の所定のトラックに
位置付けして、ライト制御手段80によってイレーズ及び
データをライトし、リードレベル測定手段10によってリ
ードして第1のリード出力レベルL1を測定し、磁気ヘッ
ド5をトラック内で前記位置付け位置からアウタ(或い
はインナ)側に移動し、リードレベル測定手段10によっ
て夫々リードして第2のリード出力レベルL2を測定し、
更に、磁気ヘッド5をトラック内で前記位置付け位置か
らインナ(或いはアウタ)側に、前記アウタ(或いはイ
ンナ)側への移動量と同量移動し、リードレベル測定手
段10によって夫々リードして第3のリード出力レベルL3
を測定するように構成されている。
【0030】従って、第1のリード出力レベル、第2の
リード出力レベルL2及び第3のリード出力レベルL3を測
定することにより、これらの測定値からずれ量変動率を
演算して、予め設定された係数を掛けてライト位置とリ
ード位置のずれ量を求めることができるので、従来の光
学的に測定する方法に較べて、著しく測定時間が短縮さ
れて、試験作業の効率を高めることができる。
【0031】請求項2:第2のリード出力レベルL2と第
3のリード出力レベルL3の差を第1のリード出力レベル
L1で割ってずれ量変動率を求め、予め設定された係数を
掛けてライト位置とリード位置のずれ量を算出するよう
に構成されている。
【0032】請求項3:算出されたずれ量を予め設定さ
れた許容限界ずれ量と比較して磁気ヘッド5の良否を判
定する。図2において、2はヘッド駆動手段、3は磁気
ディスク、5は磁気ヘッド、11は波形測定手段、14はデ
ィスク駆動手段である。
【0033】磁気ディスク3のトラック上の予め測定し
た磁気ヘッド5のライト位置とリード位置のずれ量Yを
設定し、ライト素子及びリード素子を有し、ヘッド駆動
手段2によって移動する磁気ヘッド5を、ディスク駆動
手段14によって回転する磁気ディスク3の所定のトラッ
クに位置付けして、ライト制御手段80によってイレーズ
及びデータをライトし、ずれ量Yだけ補正した位置で波
形測定手段11によってリードして再生波形の測定を夫々
一回転行い、以後はその位置で磁気ディスク3の一回転
中の所定回転だけライト制御手段80によってデータをラ
イトし、残りの回転で波形測定手段11によってリードし
て再生波形Wの測定を複数回転繰り返すように構成され
ている。
【0034】従って、予め測定した磁気ヘッド5のライ
ト位置とリード位置のずれ量Yを設定して、一回転ずつ
イレーズ、データのライト及びずれ量Yだけ補正した位
置でリードして再生波形Wを測定した後、一回転中の所
定回転だけデータをライトし、残りの回転でずれ量Yだ
け補正した位置でリードして再生波形Wを測定すること
を複数回行うことにより、ライト素子へのライト時の通
電がリード素子に及ぼす影響を試験するのに、従来のラ
イト及びリードを夫々一回転ずつ行う方法と比較して、
一回転でライト及びリードを行うので、著しく試験時間
を短縮することができる。
【0035】図3において、3は磁気ディスク、5はラ
イト素子及びリード素子を有する磁気ヘッド、14は磁気
ディスク3を回転させるディスク駆動部、2は磁気ディ
スク3上の所定のトラックに磁気ヘッド5を位置付けさ
せると共に、設定量だけ移動させるヘッド駆動手段、80
はトラックに位置付けした磁気ヘッド5により、イレー
ズ及びデータをライトするライト制御手段、10はライト
されたデータをリードしてリード出力レベルを測定する
リードレベル測定手段、12はヘッド駆動手段2によって
磁気ヘッド5を所定のトラックに位置付けして、ライト
制御手段80によりライトしたデータをリードレベル測定
手段10によってリードして第1のリード出力レベルL1を
測定し、ヘッド駆動手段2により磁気ヘッド5をトラッ
ク内で前記位置付けした位置からアウタ(或いはイン
ナ)側に移動させて、リードレベル測定手段10によって
リードして第2のリード出力レベルL2を測定し、更に、
ヘッド駆動手段2により磁気ヘッド5をトラック内で前
記位置付けした位置からインナ(或いはアウタ)側に、
前記アウタ(或いはインナ)側への移動量と同量移動さ
せて、リードレベル測定手段10によってリードして第3
のリード出力レベルL3を測定するように制御する測定制
御手段である。
【0036】測定された第1のリード出力レベルL1、第
2のリード出力レベルL2及び第3のリード出力レベルL3
を出力するように構成されている。従って、磁気ヘッド
5のライト素子及びリード素子のトラック上のずれ量
を、リードレベル測定手段10によって測定した第1のリ
ード出力レベルL1、第2のリード出力レベルL2及び第3
のリード出力レベルL3から(演算したずれ量変動率に予
め設定された係数を掛けて)求めることができるので、
従来の光学的にずれ量を測定する方法に較べて、著しく
測定時間が短縮されて、試験作業の効率を高めることが
できる。
【0037】請求項6:第2のリード出力レベルL2と第
3のリード出力レベルL3の差を第1のリード出力レベル
L1で割ってずれ量変動率を算出し、予め設定された係数
を掛けてライト位置とリード位置のずれ量を演算するず
れ量演算手段を備え、演算されたずれ量を出力するよう
に構成されている。
【0038】請求項7:ずれ量を設定された許容限界ず
れ量と比較して磁気ヘッド5の良否を判定する判定手段
を備える構成とする。 請求項8:第2のリード出力レベルL2と第3のリード出
力レベルL3の差を第1のリード出力レベルL1で割ったず
れ量変動率をXとし、最初にライトした位置及び第1の
リード出力レベルL1を測定したリード位置のずれ量をY
μmとし、係数をAとすると、ずれ量変動率Xとずれ量
Yμmの間に、Y=AXμmが成立する。この関係は実
験によって結論付けられたものである。(図7参照) 請求項9:係数Aは1.8である。
【0039】従って、測定した第1〜第3のリード出力
レベルL1〜L3から求めたずれ量変動率Xからずれ量Yμ
mを容易に求めることができる。図4において、3は磁
気ディスク、5は磁気ヘッド、14は磁気ディスク3を回
転させるディスク駆動部、2は磁気ディスク3上のトラ
ックに磁気ヘッド5を位置付けさせるヘッド駆動部、80
はトラック上に位置付けした磁気ヘッド5により、イレ
ーズ及びデータをライトするライト制御手段、11はライ
トされたデータをリードして再生波形Wを測定する波形
測定手段、16は磁気ヘッド5を回転する磁気ディスク3
の所定のトラックに位置付けして、ライト制御手段80に
よりイレーズ及びデータのライトを夫々一回転行い、予
め設定された磁気ヘッド5のライト位置とリード位置の
ずれ量Yだけ補正した位置で、波形測定手段11によりリ
ードして再生波形の測定をを一回転行い、以後はその位
置で一回転中の所定回転だけライトし、残りの回転でリ
ードを行って再生波形Wを測定する動作を複数回転繰り
返すように制御するライトタイミング制御手段である。
【0040】ライトタイミング制御手段16の制御で、波
形測定手段11によって測定された再生波形Wを出力する
ように構成されている。従って、一回転ずつイレーズ、
データのライト及び予め設定したずれ量Yだけ補正した
位置でリードを行った後、一回転中の所定回転だけデー
タをライトし、残りの回転で、その位置でリードして再
生波形Wを測定することを複数回行うことにより、ライ
ト素子へのライト時の通電がリード素子に及ぼす影響を
試験するのに、従来のライト及びリードを夫々一回転ず
つ複数回行う方法と比較して、一回転でライト及びリー
ドを行うので、著しく試験時間を短縮することができ
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、従来例で説明した磁気ヘッ
ドのずれ量測定及び性能試験に、本発明を適用した実施
例を図5〜図10を参照して説明する。図5は実施例の
磁気ヘッド試験装置を示すブロック図、図6は実施例の
ずれ量測定の説明図、図7はずれ量変動率とずれ量の関
係を示す図、図8は磁気ヘッド再生波形試験のタイムチ
ャート、図9及び図10は実施例のフローチャートを示
す。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0042】図5において、6はCPU、7は操作表示
部、8はROM、9はRAM、10aはレベル/波形測定
回路(リードレベル測定手段及び波形測定手段)、13は
プリアンプ、15はドライバ、M2はモータ(ディスク駆動
手段)を示す。また、磁気ディスク3Aは試験装置に備え
た磁気ディスクであり、磁気ヘッド5Aは試験対象の磁気
ヘッド単体で、試験時にアクチュエータ2Aの先端部に装
着される。
【0043】CPU6は、ROM8に格納された制御プ
ログラムに従って各部を制御する。操作表示部7は、操
作部と表示部で構成され、操作部は、磁気ヘッド5Aのラ
イト時とリード時のずれ量測定を指示するずれ量測定釦
70、磁気ヘッド5Aのライト時の通電がリード性能に与え
る影響を試験するための性能試験を指示する性能試験指
示釦71、及び試験したい周波数を設定する周波数指定釦
72を備え、表示部は、指示内容、設定周波数及び試験結
果の良否を表示する。
【0044】ROM8は、ライト制御部(ライト制御手
段及びライトタイミング制御手段)80a、リード制御部
81、アクチュエータ駆動制御部(測定位置制御手段)82
、演算部(演算手段)83 、及び判定部 (判定手段)84
の制御プログラムと設定部85の領域を備えている。制御
プログラムは、ずれ量測定モード及び性能試験モードで
構成され、操作表示部7からのずれ量測定釦70或いは性
能試験指示釦71の指示によって、ずれ量測定モード或い
は性能試験モードのプログラムが起動する。
【0045】ライト制御部80aは、ずれ量測定時には、
回転する磁気ディスク3Aの中央部のトラックのセンタポ
ジションに磁気ヘッド5Aをシークさせて、イレーズ及び
予め設定されたデータのライトを一回転ずつ行い、その
位置でリードを行うようにリード制御部81へ指令する。
【0046】性能試験時には、イレーズ及びデータのラ
イトを夫々一回転行うと、磁気ヘッド5Aを予め設定され
たずれ量yだけ補正した位置へ移動させるようにアクチ
ュエータ駆動制御部82へ指令し、移動した通知を受ける
と、リード制御部81へ指令して、リード制御部81でレベ
ル/波形測定回路10aによりリードを一回転行った後
は、その位置で一回転中の所定回転(例えば、一回転に
要する時間8〜16ms中の1ms)だけライトし、残り
の回転でリードを行うようにリード制御部81へ指令す
る。この場合のライトは、リード素子に通電ショックを
与えることだけを目的としたものである。
【0047】リード制御部81は、ずれ量測定時には、ラ
イト制御部80a或いはアクチュエータ駆動制御部82から
の指令によって、レベル/波形測定回路10aによるリー
ド出力レベルの測定を制御し、測定が終わるとライト制
御部80a及びアクチュエータ駆動制御部82へ通知し、測
定結果をRAM9の測定値ファイル90へ送る。
【0048】性能試験時には、ライト制御部80aからの
指令によって、レベル/波形測定回路10aによる再生波
形の振幅wの測定を制御し、測定が終わるとライト制御
部80aへ通知する。いずれの場合も測定結果をRAM9
の測定値ファイル90へ送る。
【0049】アクチュエータ駆動制御部82は、ドライバ
15を制御してアクチュエータ(ヘッド駆動手段)2A を従
来方法で説明した圧電素子に電圧を印加して駆動させて
磁気ヘッド5Aの揺動を制御する。
【0050】特にずれ量測定時には、ライト制御手段80
aによりライトしたデータをリードレベル測定回路10a
がリードしてリード出力レベルL1を測定した通知を受け
て、図6に示すように、磁気ヘッド5Aをシークしたセン
タポジションから、磁気ヘッド5Aを設定部85に設定した
距離eだけトラック内のインナ側へ移動させて、リード
制御部81にレベル/波形測定回路10aにより移動位置で
リード出力レベルL2を測定し、次いで磁気ヘッド5Aをア
ウタ位置に距離eだけトラック内のアウタ側へ移動させ
て、リード制御部81にレベル/波形測定回路10aにより
移動位置でリード出力レベルL3を測定するように通知す
る。
【0051】性能試験時には、ライト制御部80aからの
指令でアクチュエータ2Aを駆動させて磁気ヘッド5Aを設
定ずれ量yだけ位置補正する。演算部83aは、ずれ量試
験時に、測定されて測定値ファイル90に格納されたリー
ド出力レベルL1〜L3から、(L2−L3)/L1=xを演算し、
設定部85に設定された係数aを読み出して、ax=yを
演算して、RAM9のずれ量記憶部91へ送る。
【0052】性能試験時には、測定値ファイル90に格納
された再生波形の振幅w1〜w10 から平均振幅wを演算し
て、測定値ファイル90へ送る。判定部84は、ずれ量試験
時には、測定された測定値ファイル90に格納されたずれ
量y、及び設定部85に設定された許容限界値S1を読み出
して、ずれ量yと許容限界ずれ量S1を比較し、y≦S1
あれば良品、y>S1であれば不良品と判定する。
【0053】性能試験時には、測定値ファイル90に格納
された平均振幅w、及び設定部84に設定された許容限界
ずれ量S2を読み出して比較して、平均振幅wと許容上下
限界値S2,S3 を比較し、S2≧w≧S3であれば良品、S2
wか、w<S3であれば不良品と判定する。
【0054】設定部85は、複数の記憶領域に分かれてお
り、磁気ヘッド5Aをシークさせるトラック位置T、ずれ
量測定時に使用するトラックのセンタポジションに対し
て磁気ヘッド5Aをトラック内のインナ及びアウタ側へず
らす距離e(例えば、0.6〜1μmで、1トラックの幅
の1/2より小さい値)、ずれ量の演算に使用する係数
a(=1.8) 、及び許容限界ずれ量S1、また、性能試験
時に使用する磁気ディスク3Aの一回転中の所定回転のタ
イミングt、及び許容上下限界値S2,S3 が夫々設定され
ている。
【0055】ここで、係数aは、図7に示すように、ず
れ量変動率xとずれ量yの間に、ずれ量±2μmの間で
は、単純な一次式(y=ax、但しa=1.8)が成立す
ることが実験によって結論付けられたものである。
【0056】許容限界ずれ量S1は、磁気ヘッドを組み込
んだ磁気ディスク装置でリードレベルを補正することが
できる限界のずれ量(例えば、2μm)で、これ以上の
ずれ量では補正が困難になる。
【0057】許容上下限界値S2,S3 は、磁気ヘッドによ
るリードで、データの再現性が得られる限界値(例え
ば、許容上限界値S2は1000μV、許容下限界値S3は300
μV)で、平均振幅が許容上下限界値S2,S3 を越えると
データの再現性が得られなくなる。
【0058】RAM9は、測定値ファイル90及び設定ず
れ量記憶部91を備えている。測定値ファイル90は、ずれ
量試験時にレベル/波形測定回路10aが測定したずれ量
L1〜L3、及び性能試験時にレベル/波形測定回路10aが
測定した再生波形の振幅wを記憶する。ずれ量記憶部91
は、ずれ量試験で測定されたずれ量yを記憶する。
【0059】レベル/波形測定回路10aは、ずれ量測定
時には、リードによりリード出力レベルL1〜L3を測定
し、性能試験時には、リードにより再生波形の振幅w1
w10 を測定する。
【0060】このような構成及び機能を有するので、次
にずれ量測定方法及び性能試験方法を説明する。 1)ずれ量測定方法(図5、図6及び図9参照) まず、ずれ量測定指示釦70を押下し、周波数指定釦72
によりライトする信号の周波数を設定する。即ち、周波
数指定により図示省略した周波数発生回路による発生周
波数が決まる。
【0061】図6に示すように、磁気ヘッド5Aを磁気
ディスク3Aの中央部のトラックのセンタポジションにシ
ークして、イレーズ後、データをライト/リードし、プ
リアンプ13のゲインセレクト(以降ゲイン固定) 後、リ
ード出力レベルL1を測定する。リード出力レベルL1を測
定値ファイル90へ格納する。
【0062】磁気ヘッド5Aをトラック幅内で、同一ト
ラックからはみださないように、設定部85に設定された
距離eだけセンターポジションからインナ側へ移動し、
所定時間(移動による振動収斂時間)経過後、リード出
力レベルL2を測定する。リード出力レベルL2を測定値フ
ァイル90へ格納する。
【0063】次に、磁気ヘッド5Aをトラック内でセン
ターポジションから距離eだけアウタ側へ移動し、所定
時間経過後、リード出力レベルL3を測定する。リード出
力レベルL3を測定値ファイル90へ格納する。
【0064】磁気ヘッド5Aをセンターポジションへ復
帰させ、所定時間経過後、イレーズする。 演算部83で、測定値ファイル90に格納されたリード出
力レベルL1〜L3から、(L2−L3) /L1=x(ずれ量変動
率)を求め、係数a(=1.8)を掛けて、y=a×x=
1.8(μm)を演算する。ずれ量yを測定値ファイル90
へ格納する。
【0065】判定部85で、ずれ量yと設定部85に設定
された許容限界ずれ量S1を比較して、y≧S1であれば
良、y<S1であれば不良と判定する。 判定結果を操作表示部7に表示する。
【0066】2)性能試験方法(図8及び図10参照) まず、性能試験指示釦71を押下し、周波数指定釦72で
ライトする信号の周波数を設定する。
【0067】図8に示すように、イレーズ後、ライト
し、予め設定して測定値ファイル90に格納されたずれ量
yだけ補正した位置 (以後、位置固定) でのリード(再
生波形の振幅w1を測定) を磁気ディスク3Aの一回転ずつ
行う。振幅w1を測定値フィルム90へ格納する。
【0068】以後は、磁気ディスク3Aの一回転中の所
定回転(設定部84に設定されたタイミングt)だけライ
トし、残りの回転でレベル/波形測定回路10aによりリ
ードして再生波形の振幅w2を測定し、振幅w2を測定値フ
ァイル90へ格納する。
【0069】こののフローを更に8回(都合9回)
繰り返し、再生波形の振幅w3〜w10を測定値ファイル90
へ格納する。 演算部83で、測定値ファイル90に格納された振幅w1
w10 から平均振幅wを演算して判定部85に送る。
【0070】判定部85で、平均振幅wと設定部85に設
定された許容上下限界値S2,S3 を比較して、S2≧w≧S3
であれば良、S2>wか、w<S3であれば不良と判定す
る。 判定結果を操作表示部7に表示する。
【0071】このようにして、磁気ヘッド5Aによるライ
ト/リードで測定したリード出力レベルL1〜L3から得ら
れたずれ量変動率xとライト/リード位置のずれ量yの
間に、y=axの関係が成立することを利用して、ずれ
量yを求めることができるので、磁気ヘッド5Aを磁気デ
ィスク装置に搭載した時と同等な評価で試験をすること
ができると共に、従来方法の顕微鏡等による光学的測定
に較べて著しく測定時間を短縮することができる。
【0072】また、磁気ヘッド5Aのライト時の通電でリ
ード性能が変化するのを試験する性能試験では、リード
による再生波形の測定に、磁気ディスク3Aの一回転中の
所定回転でライトしてリード素子52へショックを与え、
残りの回転でリードする方法をとり入れたことにより、
従来方法に較べて著しく試験時間を短縮することができ
る。
【0073】例えば、性能試験方法では、5種類の周波
数について、夫々10回ずつのTAA(Track Average of
Amplitude:平均振幅)を測定する場合に、回転数は6000
rpm(10ms/周)、オフセット時間を100 msとす
ると、図13で説明した従来方法の場合には、次のよう
になる。
【0074】磁気ヘッド移動回数=2 (往復) ×10(回
数)×5(周波数種類)=100 回 測定時間=(10×3(E、W、R)+100 ×2)×10×
5=11,500ms これに対して、本発明による上記の性能試験方法の場合
には、 磁気ヘッド移動回数=2×1×5=10回 測定時間= (10×13+100 ×2)×5=1,650 ms となり、約15%に減少している。
【0075】試験項目は、上記の再生波形の振幅の他
に、約10項目あり、夫々試験条件により上記時間短縮効
果に差があるが、これらの試験項目にも同様にこの方法
を適用した場合の例では、全体として試験時間は従来方
法の場合の65%に減少するという結果が得られた。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 磁気ヘッドによるライト/リードで測定したトラック
のセンタ、インナ及びアウタでリード出力レベルから求
められるずれ量変動率とライト/リード位置のずれ量の
間に、一次式の関係が成立することを利用して、ずれ量
の測定をずれ量変動率に係数を掛けて求めることがで
き、しかも、磁気ヘッドを磁気ディスク装置に搭載した
時と同等な評価で試験することができると共に、従来方
法の顕微鏡等による光学的測定に較べて著しく測定時間
を短縮することができる。
【0077】磁気ヘッドの性能試験において、リード
による再生波形の測定を、磁気ディスクの一回転中の所
定回転でライトしてリード素子へショックを与え、残り
の回転でリードする方法をとり入れたことにより、従来
方法に較べて著しく試験時間を短縮することができる。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理説明図
【図2】 本発明の請求項4に対応する原理説明図
【図3】 本発明の請求項5に対応する原理説明図
【図4】 本発明の請求項9に対応する原理説明図
【図5】 実施例の磁気ヘッド試験装置を示すブロック
【図6】 実施例のずれ量測定の説明図
【図7】 ずれ量変動率とずれ量の関係を示す図
【図8】 磁気ヘッド再生波形測定のタイムチャート
【図9】 実施例のフローチャート(その1)
【図10】 実施例のフローチャート(その2)
【図11】 磁気ディスク装置の構成を示す平面図
【図12】 磁気ヘッドの説明図
【図13】 従来方法の磁気ヘッドの性能試験シーケン
スを示す図
【符号の説明】
2はヘッド駆動手段、 2a,2A はアクチ
ュエータ、3,3a,3b,3A は磁気ディスク、 5,5
a,5b,5A は磁気ヘッド、7は操作表示部、
10はリードレベル測定手段、10aはレベル/波
形測定回路、 11は波形測定手段、12は測定位置
制御手段、 14はディスク駆動手段、16は
ライトタイミング制御手段、 80はライト制御手
段、80aはライト制御部、 81はリード
制御部、82はアクチュエータ駆動制御部、 83は演
算部、84は判定部、 85は設定
部、M1は揺動モータ、 M2はモータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクを回転させるディスク駆動手
    段と、 回転する磁気ディスク上の所定のトラックにライト素子
    とリード素子から形成された磁気ヘッドを位置付けし、
    所定量移動させるヘッド駆動手段と、 トラック上に位置付けした磁気ヘッドによりデータをラ
    イトするライト制御手段と、 ライト制御手段によりライトしたデータをリードしてリ
    ード出力レベルを測定する第1リード出力レベル測定手
    段と、 ヘッド駆動手段により、トラックに位置付けした位置か
    ら磁気ヘッドをトラック内でアウタ或いはインナ側へ所
    定距離移動させて、リードしてリード出力レベルを測定
    する第2リード出力レベル測定手段と前記トラックに位置付けした位置からトラック内でイン
    ナ或いはアウタ側に、前記所定距離と同距離の位置へ磁
    気ヘッドを移動させてリードし、リード出力レベルを測
    定する第3リード出力レベル測定手段と、 第2のリード出力レベルと第3のリード出力レベルの差
    を第1のリード出力レベルで割ってずれ量変動率を算出
    し、予め設定された係数を掛けてライト素子とリード素
    子の位置の差のずれ量を取得するずれ量取得手段と、 を備えたことを特徴とするリードヘッドとライトヘッド
    の位置ずれ測定装置。
  2. 【請求項2】磁気ディスク上の所定のトラックにライト
    素子とリード素子から形成された磁気ヘッドを位置付け
    するステップと、 位置付けした位置で、データをライトするデータライト
    ステップと、 ライトしたデータをリードしてリード出力レベルを測定
    する第1リード出力レベル測定ステップと、 トラックに位置付けした位置から磁気ヘッドをトラック
    内でアウタ或いはインナ側へ所定距離移動させて、リー
    ドしてリード出力レベルを測定する第2リード出力レベ
    ル測定ステップと、 前記トラックに位置付けした位置からトラック内でイン
    ナ或いはアウタ側に、前記所定距離と同距離の位置へ磁
    気ヘッドを移動させてリードし、リード出力レベルを測
    定する第3リード出力レベル測定ステップと、 第2のリード出力レベルと第3のリード出力レベルの差
    を第1のリード出力レベルで割ってずれ量変動率を算出
    し、予め設定された係数を掛けてライト素子とリード素
    子の置の差のずれ量を取得するずれ量取得ステップ
    と、 を備えたことを特徴とするリードヘッドとライトヘッド
    の位置ずれ測定方法。
JP09860596A 1996-04-19 1996-04-19 リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法 Expired - Fee Related JP3473267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09860596A JP3473267B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09860596A JP3473267B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09288811A JPH09288811A (ja) 1997-11-04
JP3473267B2 true JP3473267B2 (ja) 2003-12-02

Family

ID=14224243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09860596A Expired - Fee Related JP3473267B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3473267B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353119A (ja) 2004-06-08 2005-12-22 Fujitsu Ltd 磁気ヘッド試験機の位置決め精度評価方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09288811A (ja) 1997-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3744781B2 (ja) 磁気ヘッドまたは磁気ディスクの試験装置および試験方法
US7123428B2 (en) Method of screening hard disk drive
US7440221B2 (en) Calibration of reader/writer offset in hard disk drive using shingled recording
KR20080076495A (ko) 하드디스크 드라이브, 하드디스크 드라이브의 기록파라미터를 최적화하는 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨터프로그램을 기록한 기록 매체
KR20040025374A (ko) 하드디스크드라이브에서 인접트랙에 대한 오버라이트를방지하기 위한 방법 및 그 장치
JP5244656B2 (ja) 複合磁気ヘッドの書込幅及び/又は読出幅の測定方法および測定装置
JP3473267B2 (ja) リードヘッドとライトヘッドの位置ずれ測定装置および測定方法
KR100855981B1 (ko) 각각의 헤드들에 대하여 기록 팩터를 별도로 설정하는디스크 드라이브의 기록 팩터 설정 방법 및 디스크드라이브
KR100723482B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 포맷 파라메터 결정 방법
JPH05128766A (ja) 磁気デイスクのサーボ信号設定方式
EP1585126A2 (en) Data read retry with read timing adjustment for eccentricity of a disc in a data storage device
JP2006147104A (ja) サーボ情報書込み装置及びサーボ情報書込み方法
JP2579232B2 (ja) サーボ信号書込装置
JPH07326032A (ja) 磁気ディスク装置
JPH09259401A (ja) 磁気ディスクテスト方法及び装置
KR100432505B1 (ko) 자기디스크기록장치의기록전류최적화방법
JPH0798828A (ja) ヘッド位置決め機構及びヘッド位置決め方法
JP2000048312A (ja) 磁気ディスク装置におけるライトリード制御方法及び制御装置
JP2010108557A (ja) 磁気ヘッドの位置決め方法及び磁気記憶装置
US6912098B2 (en) Method for dynamically measuring suspension in-plane and out-plane thermal drift hard disk drives
JP2779520B2 (ja) 磁気ディスク装置のスピンドルの振れ回り量測定方法
JPH0652589A (ja) 光磁気ディスク装置
KR100261078B1 (ko) 하드디스크 드라이브 서보라이터의 헤드 위치 제어방법
JPH09102103A (ja) 記録電流制御機能を有する磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボデータ記録方法
CN101339772A (zh) 具有精确定位微致动器的磁头折片组合的特性测试方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees