JPH04131692A - 焼成用セッター - Google Patents

焼成用セッター

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Publication number
JPH04131692A
JPH04131692A JP25298590A JP25298590A JPH04131692A JP H04131692 A JPH04131692 A JP H04131692A JP 25298590 A JP25298590 A JP 25298590A JP 25298590 A JP25298590 A JP 25298590A JP H04131692 A JPH04131692 A JP H04131692A
Authority
JP
Japan
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setter
products
baked
baking
fired
Prior art date
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Pending
Application number
JP25298590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Shimizu
保雄 清水
Daisuke Ayukawa
大祐 鮎川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuma Co Ltd
Original Assignee
Takuma Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takuma Co Ltd filed Critical Takuma Co Ltd
Priority to JP25298590A priority Critical patent/JPH04131692A/ja
Publication of JPH04131692A publication Critical patent/JPH04131692A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ローラキルン等により、タイルや皿等の被焼
成物を焼成する場合に用いられるもので、被焼成物を載
置保持するための焼成用セッターに関する。
〔従来の技術〕
従来の焼成用セッター(4°)は、第11図に示すよう
に、被焼成物(A)を載置するための上面を偏平に形成
し、上下方向の貫通孔(7)を分散形成したものであっ
た。また、その構成において前記貫通孔(7)を形成し
ていない孔無しのものもあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来の技術によるときは、被焼成物がタイ
ルや焼成用セッター等下面が偏平なものである場合、次
のような問題があった。
つまり、被焼成物を載置した状態において、被焼成物の
下面のうち貫通孔に対応する部分以外の部分が上面に密
着し、貫通孔に対応する部分のみが、炉内の雰囲気と接
することになる。
ところが、貫通孔の数を多くしたり、或いは、貫通孔の
径を大きくしたりして貫通孔の面積、つまり、開口率を
大にすると、ローラキルンのローラコンベヤによる搬送
時に破損し易(なる等の強度低下を招来するため、開口
率に上限かあり、大きくできない。その結果、被焼成物
の下面のうち上面に密着する部分の割合いが大となり、
被焼成物のうち全体が炉内の雰囲気に接する上面と下面
との加熱具合に大きな差が生じていた。そのため、上面
と下面とが同一物性となるように被焼成物を焼成するに
は、長時間の焼成が必要であった。特に孔無しのもので
は、被焼成物の下面が炉内の雰囲気に全く接しないので
、より一層の長時間の焼成か必要であった。
本発明の目的は、上記問題を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による焼成用セッターの特徴構成は、上面に、上
方に突出する被焼成物設置用の複数の凸部を、側方に開
口する雰囲気導入用の凹部を形成する状態に分散させて
形成してある点にある。
〔作 用〕
下面が偏平な被焼成物を載置した場合、被焼成物の下面
が凸部のみ接し、下面のうち凹部に対応する部分は凹部
内に導入された炉内の雰囲気に接する。そして、凹部が
側方に開口することで炉内の雰囲気を導入するものであ
って、上下方向で貫通しないものであるため、貫通孔を
形成した場合に比較して、強度低下を抑制しつつ凹部の
平面視における面積を大きくてきる。
これによって、被焼成物の下面のうち、炉内の雰囲気に
接する部分の割合を増大して、被焼成物の上面と下面と
の加熱具合の差を小さくできる。
〔発明の効果〕
その結果、本発明によれば、下面が偏平な被焼成物を、
それの上面と下面とが同一物性となるように焼成する際
の焼成時間を短縮して、焼成効率を向上できる焼成用セ
ッターを提供し得るに至った。換言すれば、下面が偏平
な被焼成物を焼成する際、本発明の焼成用セッターを用
いることにより、焼成時間の短縮を図りながらも、上面
と下面とが同一物性で、下面に割れや剥離のない良好な
状態に被焼成物を焼成することができるのである。
〔実施例〕
本発明の実施例を次に示す。
第3図に示すように、ローラキルン(1)を用いての被
焼成物(A)の焼成において前記被焼成物(A)を載置
保持した状態でローラコンベヤ(2)で搬送されること
により、被焼成物(A)を炉内(3)で移動させる焼成
物用セッター(4)であって、これは、焼成品であり、
第2図に示すように平面視において矩形に形成されてい
る。
前記焼成用セッター(4)の上面には、第1図に示すよ
うに、上方に突出する被焼成物載置用の敵状の複数の凸
部(5)が、−側辺に沿った姿勢で平行に並置してそれ
ら間に側方に開口する雰囲気導入用の凹部(6)を形成
する状態に形成されている。前記凸部(5)の横断面形
状は、上部の幅が下部の幅よりも狭い台形であり、凹部
(6)の横断面形状は逆三角形である。
前記凸部(5)の上端の幅C1>及び凸部(5)の間隔
(P)、凸部(5)の高さ(h)は、被焼成物(A)の
焼成前及び焼成中の強度に応じて、被焼成物(A)が変
形しないような値に適宜設定してある。
因に、実数値例を挙げると、凸部(5)の高さ(h)は
5〜50InI111凸部(5)の上端の幅<p>は2
〜5IIIIn1凸部(5)の間隔(P)は10〜50
mmである。
〔別実施例〕
本発明の別実施例を以下に示す。
(1)上記実施例において、第4図に示すように、凸部
(5)を、−側辺に対して角度(α)をもって傾斜する
姿勢に設ける。
(2)上記実施例において、第5図、第6図に示すよう
に、凸部(5)として、基端と上端とて幅(L)が同じ
ものを設ける。
(3)上記別実施例(2)において、第7図に示すよう
に、凸部(5)を、−側辺に対して角度(α)をもって
傾斜する姿勢に設ける。
(4)第8図に示すように、凸部(5)として、円柱状
や角柱状、円錐台状、角錐台状のものの複数を分散形成
する。この場合、凸部(5)の周りが凹部(6)となる
。なお、図では凸部(5)として円柱状のものを示して
ある。
(5)上記実施例および別実施例(1)〜(4)におい
て、図中二点鎖線で示すように、複数の上下方向貫通孔
(7)を設ける。
(6)第9図に示すように、凸部(5)を敵状とする場
合において下面にも敵状の凸部(8)を設ける。この場
合、焼成用セッター(4)が表裏同形状となるため、焼
成用セッター(4)を焼成する際、反り変形しにくい。
また、下面が偏平でないがローラキルン(1)での焼成
であっても、下面の凸部(8)の長手方向が移動方向と
なるようにすることにより、用いることができる。
(7)第1θ図に示すように、断面形状において上面を
サインカーブ状等、曲線で凹凸するものに形成して、凸
部(5)と凹部(6)とを構成する。
(8)尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利に
する為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面
の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は平面図、第3図はローラキルンの概略構
成図であり、第4図乃至第10図は本発明の別実施例を
示し、第4図、第6図、第7図、第8図は平面図、第5
図、第9図、第1θ図は側面図である。第11図は従来
例を示す断面図である。 (A)・・・・・・被焼成物、(5)・・・・・・凸部
、(6)・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被焼成物(A)を設置保持するための焼成用セッターで
    あって、上面に、上方に突出する被焼成物設置用の複数
    の凸部(5)を、側方に開口する雰囲気導入用の凹部(
    6)を形成する状態に分散させて形成してある焼成用セ
    ッター。
JP25298590A 1990-09-21 1990-09-21 焼成用セッター Pending JPH04131692A (ja)

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JP25298590A JPH04131692A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 焼成用セッター

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JPH04131692A true JPH04131692A (ja) 1992-05-06

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ID=17244903

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JP25298590A Pending JPH04131692A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 焼成用セッター

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JP (1) JPH04131692A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162564A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Nippon Electric Glass Co Ltd 搬送板及び搬送方法
WO2014204883A1 (en) * 2013-06-19 2014-12-24 Alcoa Inc. Setter plate for sintering
JP2019158201A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 東京窯業株式会社 焼成治具

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