JPH04131390A - アルミフィン清浄剤 - Google Patents

アルミフィン清浄剤

Info

Publication number
JPH04131390A
JPH04131390A JP2253911A JP25391190A JPH04131390A JP H04131390 A JPH04131390 A JP H04131390A JP 2253911 A JP2253911 A JP 2253911A JP 25391190 A JP25391190 A JP 25391190A JP H04131390 A JPH04131390 A JP H04131390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
acid
higher fatty
surfactant
fatty acids
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2253911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2973135B2 (ja
Inventor
Kohei Fukuda
福田 公平
Yasuko Kato
康子 加藤
Isao Yasui
安井 功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Nohyaku Co Ltd filed Critical Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority to JP2253911A priority Critical patent/JP2973135B2/ja
Publication of JPH04131390A publication Critical patent/JPH04131390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2973135B2 publication Critical patent/JP2973135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空調機等のアルミフィン上に生じるアルミニウ
ムの腐蝕生成物および付着物を除去するための組成物と
除去方法に関する。
〔従来の技術〕
アルミフィンの清浄剤としては塩基性のアルカリシリケ
ート系のものや、酸性のフッ化水素系および硝酸系のも
のが一般的に用いられている。これらの清浄剤は刷毛塗
り、もしくはエアゾールやスプレーガン等で吹き付ける
ことにより使用されるが、時には加圧水による物理的な
剥離力を併用する場合もある。
[発明が解決しようとする課題] アルカリシリケート系アルミフィン清浄剤では、油汚れ
は除去できるが、アルミニウムの腐蝕生成物は除去する
ことはできない。またフッ化水素系および硝酸系洗浄剤
では毒性が高かったり、作業に危険が伴うとともに、公
害防止の観点から排水処理が必要となる場合もある。
アルミニウム(合金)の洗浄剤でリン酸を用いるものと
しては、特開昭49−74632号、同56−9608
3号、同57−51269号、同58−6981号、同
58−185781号および同62−103383号公
報等が知られている。
これらは粘度の低い水溶性液体で、腐蝕生成物を除去す
るために必要十分な時間中、被洗浄物を接触させておく
には浸漬しなければならない、ところが、空調機および
その室外機を取り外して洗浄液に浸漬することは実質的
に困難である。そのため、解決策として組成物をクリー
ム状または粘稠液状とする等の方法が考えられる。
他方、リン酸を用いたクリーム状組成物として、特開昭
51−89833号、同53−113227号および同
54−15485号公報等が公知である。
これらの発明は研磨剤とともに増粘剤としてコロイダル
シリカまたは水溶性多糖類を用いており、塗り付けた後
、研磨しながら布等で拭い取ることにより錆を除去する
ものである。ところが、空調機等のアルミフィンはフィ
ンとフィンとの間隔が狭く、研磨して付着物を除去した
り、塗り付けた薬剤を布などで拭いとることは非常に困
難である。
このため水洗などにより薬剤を除去することになるが、
コロイダルシリカの凝集物は水に対する分散性が悪(、
薬剤の除去は困難である。
また水溶性多糖類を用いた場合、酸を長く目的部分に接
触させることは容易であるが、アルミニウムの腐蝕生成
物を除去する作用は必要十分な酸の存在にもかかわらず
失われる。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは上記問題点を解決するために鋭意検討した
結果、リン酸、シュウ酸および1−ヒドロキシエチリデ
ン−1,1−ジホスホン酸から選ばれる1種またはこれ
らの2種または3種を任意の割合で混合し、その総量を
組成物中の成分比で1〜50重量%とした水溶液に、高
級脂肪酸5〜50重量%および界面活性剤1〜20重量
%を添加したことを特徴とするクリーム状の組成物がア
ルミフィンの洗浄に有効であることを見出して本発明を
完成した。
本発明のリン酸、シュウ酸およびl−ヒドロキシエチリ
デン−1,1−ジホスホン酸は単独または2種以上の混
合物の形で使用されるが、組成物中の含有率は水を除く
全成分に対する割合で1〜50%、より好ましくは10
〜30%である。これら有効成分が1%未満ではアルミ
ニウムの腐蝕生成物の除去効果がほとんど得られなくな
り、50%より増量しても除去効果は変わらない、また
、フィン近辺の構造部材に対する安全性を確保するため
にも有効成分の含有率は高すぎないほうがよい。
本発明の清浄剤組成物を得るには、上記有効成分、高級
脂肪酸、界面活性剤および水からなる配合物を、必要に
応じ加温して、混合撹拌して得ることができるが、好ま
しくは上記有効成分の水溶液に高級脂肪酸および界面活
性剤を所定量添加し、混合撹拌してクリーム状とする。
有効成分の水溶液とするための水量は、特に限定される
ことなく、クリーム状組成物が得られる範囲内で任意に
選択できる。
高級脂肪酸としては、融点が15℃以上のものが単独ま
たは混合物として用いられ、例えばカプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステ
アリン酸、アラキン酸、トリアコンタン酸等が挙げられ
るが、好ましくは融点が40〜90℃のものである。融
点が低いとクリーム状にしてアルミフィンに塗り付けた
時に、長時間薬剤を保持し続けるに足りる粘度が得られ
ない、高級脂肪酸の添加量は5%未満では粘度が高い清
浄剤が得られず、50%以上では流動性が悪く取り扱い
にくくなるため5〜50%が好ましい。
さらに良好なりリーム状組成物を得るために界面活性剤
が添加されるが、添加される界面活性剤としては、例え
ばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
界面活性剤の添加量は1%未満では乳化力が不足し、2
0%以上では添加量の増加の割には乳化力は変わらない
ため1〜20%が好ましい。
本発明の清浄剤組成物は、スプレー塗布のほか、刷毛塗
りまたはコテ塗り、もしくは適当な塗布用ナイフで塗布
できるほか、耐圧容器に充填しジメチルエーテルまたは
液化石油ガス等の常用の噴射剤を使用してエアゾールと
し、噴射塗布することもできる。
本発明の組成物は強酸性であるにもがかわらず、コンク
リートを激しく侵すこともな(また空調機に用いられて
いる他の材質(銅、鉄、プラスチック、ビニールおよび
これらに施されている塗装等)を劣化させることが少な
いという利点を有している。
薬剤処理後、酸の中和と組成物の水洗除去を行うが、中
和液としては塩基性の炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩の水
溶液が挙げられ、そのpHは8〜12である。炭酸塩は
1種でも2種以上の混合物でも良いが、pH8以下では
中和能力が低く又p812以上ではアルミニウムが侵さ
れる可能性があるため、好ましくはpH9〜11が望ま
しい。これらの塩基性中和液に求められる他の特徴は、
酸を中和することにより炭酸ガスを発生させ、組成物を
泡で浮かせて水洗除去し易くすることにある。
以下に本発明の処方例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
[処方例] 下記各成分を混合し、30〜90℃に加熱し、撹拌しな
がら室温まで放冷する。得られるクリーム状または粘稠
組成物100gを耐圧ビンに入れ、噴射剤としてジメチ
ルニーデルまたは液化石油ガス10gを封入してエアゾ
ールを得る0次いでこのエアゾールを空調機の室外機に
吹き付け、30分放置する。その後、5%炭酸水素ナト
リウム水溶液を吹き付けて中和したのち、水洗を行う。
結果を表1に示す。
表 Aニリン酸 B シュウ酸 C:1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 D:ラウリン酸 E:ミリスチン酸 F:パルミチン酸 G;ステアリン酸 H:アラキン酸 ■=カプリル酸 J:カブロン酸 に:ポリビニルアルコール L:PEG−1000 M : PEG−400O N : PEG−6000 0:ポリオキシエチレンラウリルエーテルP:ボリオキ
シエチレンノニルフエニルエーテル 判定 0:腐蝕生成物および汚れとも完全に除去できた ○:腐蝕生成物および汚れともほぼ除去できた Δ:汚れは除去できたが、腐蝕生成物が僅かに残った ×:腐蝕生成物および汚れとも除去できなかった

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リン酸1〜50重量%、高級脂肪酸5〜50重量
    %、界面活性剤1〜20重量%および適量の水とからな
    ることを特徴とするクリーム状のアルミフィン清浄剤。
  2. (2)シュウ酸1〜50重量%、高級脂肪酸5〜50重
    量%、界面活性剤1〜20重量%および適量の水とから
    なることを特徴とするクリーム状のアルミフィン清浄剤
  3. (3)1−ヒドロキシエチリデン−1、1−ジホスホン
    酸1〜50重量%、高級脂肪酸5〜50重量%、界面活
    性剤1〜20重量%および適量の水とからなることを特
    徴とするクリーム状のアルミフィン清浄剤。
  4. (4)リン酸、シュウ酸および1−ヒドロキシエチリデ
    ン−1、1−ジホスホン酸から選ばれる2種または3種
    を任意の割合で混合したものを、組成物中の全成分に対
    して、1〜50重量%の量含む水溶液に、高級脂肪酸5
    〜50重量%および界面活性剤1〜20重量%添加した
    ことを特徴とするクリーム状のアルミフィン清浄剤。
  5. (5)リン酸、シュウ酸および1−ヒドロキシエチリデ
    ン−1、1−ジホスホン酸から選ばれる1種またはこれ
    らの2種または3種を任意の割合で混合し、その総量を
    組成物中の成分比で1〜50重量%とした水溶液に、高
    級脂肪酸5〜50重量%および界面活性剤1〜20重量
    %を添加してなる組成物を、刷毛などを用いて被洗浄物
    に塗布し、約15〜60分放置後、pH8〜12の弱塩
    基性の炭酸塩水溶液で中和するとともに前記高級脂肪酸
    を、発生する炭酸ガスで発泡分散させることにより、水
    洗しやすくすることを特徴とするアルミフィンの腐蝕生
    成物および付着物を除去する方法。
  6. (6)リン酸、シュウ酸および1−ヒドロキシエチリデ
    ン−1、1−ジホスホン酸から選ばれる1種またはこれ
    らの2種または3種を任意の割合で混合し、その総量を
    組成物中の成分比で1〜50重量%とした水溶液に、高
    級脂肪酸5〜50重量%および界面活性剤1〜20重量
    %を添加した組成物をエアゾールとして、空調機等のア
    ルミフィンに吹き付けた後、約15〜60分放置後、p
    H8〜12の弱塩基性の炭酸塩水溶液で中和するととも
    に前記高級脂肪酸を、発生する炭酸ガスで発泡分散させ
    ることにより、水洗しやすくすることを特徴とするアル
    ミフィンの腐蝕生成物および付着物を除去する方法。
JP2253911A 1990-09-22 1990-09-22 アルミフィン清浄剤 Expired - Lifetime JP2973135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2253911A JP2973135B2 (ja) 1990-09-22 1990-09-22 アルミフィン清浄剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2253911A JP2973135B2 (ja) 1990-09-22 1990-09-22 アルミフィン清浄剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04131390A true JPH04131390A (ja) 1992-05-06
JP2973135B2 JP2973135B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=17257764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2253911A Expired - Lifetime JP2973135B2 (ja) 1990-09-22 1990-09-22 アルミフィン清浄剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2973135B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227365A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 New Japan Chem Co Ltd 除錆洗浄剤
JP2017019902A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 水ing株式会社 汚泥処理設備の洗浄剤組成物および洗浄方法
JP2020169257A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 西村 直人 産業用空調機アルミフィンの洗浄剤及びその使用方法
CN113463105A (zh) * 2021-08-06 2021-10-01 立邦涂料(重庆)化工有限公司 一种高渗透铝翅片环保清洗剂

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227365A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 New Japan Chem Co Ltd 除錆洗浄剤
JP2017019902A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 水ing株式会社 汚泥処理設備の洗浄剤組成物および洗浄方法
JP2020169257A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 西村 直人 産業用空調機アルミフィンの洗浄剤及びその使用方法
CN113463105A (zh) * 2021-08-06 2021-10-01 立邦涂料(重庆)化工有限公司 一种高渗透铝翅片环保清洗剂

Also Published As

Publication number Publication date
JP2973135B2 (ja) 1999-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3650831A (en) Method of cleaning surfaces
JP3825042B2 (ja) 汚れの除去を促進する機能を持つ食品安全性のある組成物
US5419848A (en) Aqueous degreaser emulsion compositions
US5733377A (en) Method for cleaning an automotive or truck wheel surface
AU691033B2 (en) Method of cleaning floors
JPS5838799A (ja) 前しみ抜き用低溶剤洗濯組成物
PT90247B (pt) Processo para a preparacao de um detergente liquido de accao reforcada, para limpeza de superficies duras, contendo um solvente organico, de preferencia polar, miscivel em agua nomeadamente um eter de glicol ou um acetado de alquilo
JPH06192699A (ja) 高粘度酸性マイクロエマルション組成物
NZ234513A (en) Acidic aqueous hard surface cleaner comprising organic detergent, c(2-10) organic acids (excluding dicarboxylic acids), aminoalkylenephosphonic acid and phosphoric acid for use on acid resistant hard surfaces and zirconium white enamel
JPH05504584A (ja) 水性洗浄剤/脱脂剤エマルション組成物
JPH02289697A (ja) 硬質表面洗浄用組成物
JP2014152280A (ja) 硬質表面洗浄剤
US3813343A (en) Dimethyl sulfoxide containing cleaner compositions
JP2005506452A (ja) チタン表面をクリーニングする製品および方法
JPH04131390A (ja) アルミフィン清浄剤
JPS62280300A (ja) 苛性に基づく清浄剤組成物
US5494503A (en) Soil release coating for heat transfer surfaces
JPH07305100A (ja) 酸性ミクロエマルジョン組成物
US20100016204A1 (en) Cleaning agent
JPH04304392A (ja) アルミフィン清浄剤
JP2002309298A (ja) エアゾール化洗浄剤
JPH1025499A (ja) 水性ゲル状車両用洗浄剤
JP2001506694A (ja) モノアルキル陽イオン界面活性剤を含む洗浄剤組成物
JP3372108B2 (ja) 硬質表面洗浄剤組成物
JPH0657463A (ja) アルミフィン清浄剤