JPH04131345U - 連結金具 - Google Patents

連結金具

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JPH04131345U
JPH04131345U JP662191U JP662191U JPH04131345U JP H04131345 U JPH04131345 U JP H04131345U JP 662191 U JP662191 U JP 662191U JP 662191 U JP662191 U JP 662191U JP H04131345 U JPH04131345 U JP H04131345U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1揺動体を本体ハウジングに枢着する枢軸
の頭部を有効利用して、前記第2揺動体を前記本体ハウ
ジングに対して所定位置で係止することが出来るように
する。 【構成】 第1取付部11をもつ本体ハウジング1の対
向壁12a、12b間に、頭部21を備えた第1枢軸2
を設けて、該枢軸に、第2取付部31をもつ第1揺動体
3を支持すると共に、前記枢軸の頭部を前記対向壁外面
に突出させる一方、第3取付部41をもつ第2揺動体4
を第1揺動体の枢着位置に対して離れた位置で前記本体
ハウジングの外側に支持した連結金具において、前記第
2揺動体4に、前記本体ハウジングの対向壁外面で且つ
該外面から突出する前記枢軸の頭部に重なりあう重合片
8を設けると共に、該重合片に、前記枢軸の頭部に嵌合
し、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対し係止す
る凹所9を形成し、該凹所の前記頭部への嵌合により、
前記第2揺動体を前記本体ハウジングに係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主としてサマーベッドや椅子を構成する座板部と背板部と脚部と を連結する連結金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の連結金具としては、例えば実公昭42−4499号公報に示 されているように、座板部を組付けた本体ハウジングに枢軸を軸架して、該枢軸 に第1揺動体を枢着して、該第1揺動体に背板部を組付ける一方、前記本体ハウ ジングに第2揺動体を枢着して、該第2揺動体に脚部を組付けるようにしている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで以上の連結金具において、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに 対して例えば起立位置で係止するのに、前記公報にも示されているように、前記 第2揺動体にばね部材を取付けると共に、前記本体ハウジングには、前記ばね部 材の遊端部が係合可能な係合孔を形成して、前記ばね部材の遊端部を前記係合孔 に係合させて、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対して起立位置に保持す るようにしている。
【0004】 ところが以上の構造のものでは、別途前記ばね部材を用意して前記第2揺動 体に取付けねばならないのは勿論のこと、前記第2揺動体に前記ばね部材の取付 孔を、また前記本体ハウジングにも前記係合孔をそれぞれ形成する必要があるし 、従ってそれだけ製造コストが高くなるし、また前記ばね部材を組付けるための 組付スペースも確保しなければならない等の不具合がある。
【0005】 本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、前記第1揺動体を前記 本体ハウジングに枢着する枢軸には、抜け止めのための頭部を備え、該頭部が前 記対向壁の外面に突出していることに着目したものであって、目的とするところ は、前記頭部を有効利用して、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対して所 定位置で係止することの出来る連結金具を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、第1取付部11をもつ本体ハウジング1の対向壁12a 、12b間に、頭部21を備えた枢軸2を軸架して、該枢軸に、第2取付部31 をもつ第1揺動体3を枢着すると共に、前記枢軸の頭部を前記対向壁外面に突出 させる一方、第3取付部41をもつ第2揺動体4を第1揺動体の枢着位置に対し て離れた位置で前記本体ハウジングの外側に枢着してなる連結金具において、前 記第2揺動体4に、前記本体ハウジングの対向壁外面で且つ該外面から突出する 前記枢軸の頭部に重合する重合片8を設けると共に、該重合片に、前記枢軸の頭 部に嵌合し、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対し係止する凹所9を形成 したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対し揺動させて、 前記凹所内に前記枢軸2の頭部21を嵌合させるだけで、前記第2揺動体を前記 本体ハウジングに対して係止することが出来るのである。
【0008】
【実施例】
図に示す連結金具は、図6で概略的に示すサマーベッドAの座板部Bと背板 部Cと脚部Dとを連結するのに用いるようにしたものであって、基本的には、前 記座板部Bを取付ける本体ハウジング1と、該本体ハウジング1に第1枢軸2を 介して揺動可能に支持されて、前記背板部Cを取付ける第1揺動体3と、同じく 前記本体ハウジング1に揺動可能に支持されて、前記脚部Dを取付ける第2揺動 体4とから成る。
【0009】 図に示す本体ハウジング1は、前記座板部Bを取付けるための筒状の第1取 付部11と該第1取付部11の長さ方向一端にから延びる一対の対向壁12a、 12bとこれら対向壁12a、12bの下端を連結する連結壁13とから成り、 前記対向壁12a、12bのほぼ中央には第1挿通孔14を、また前記第1取付 部11近くには第2挿通孔15をそれぞれ形成して、該第1挿通孔14に前記第 1枢軸2を、また前記第2挿通孔15には第2枢軸5をそれぞれ挿通し、これら 両枢軸2、5の頭部21 、51を一方の対向壁12aの外面に突出させると共 に、これら枢軸2、5の挿通端部を他方の対向壁12bの外面でかしめるように している。
【0010】 また前記第1揺動体3は、前記背板部Cを取付けるための筒状の第2取付部 31と、該第2取付部31の長さ方向一端から延びて且つ前記本体ハウジング1 の対向壁12a、12bの間隔よりも狭い間隔で相対向する側壁32とを備え、 前記側壁32の外周に複数のラチェット歯33を形成すると共に、該側壁32に は、これら側壁32間に突出する突起34を形成しているのであって、かかる第 1揺動体3は、前記本体ハウジング1の対向壁12a、12b間において、前記 第1枢軸2を介して回動自由に枢支している。
【0011】 そして前記第2枢軸5には、前記ラチェット歯33に噛合する爪体6を揺動 可能に支持すると共に、前記枢軸5に遊挿したコイルスプリング51の一端を前 記爪体6に、他端を前記本体ハウジング1にそれぞれ係止して、常時は該スプリ ング51を介して前記爪体6を前記ラチェット歯33側に付勢させて、該爪体6 の前記ラチェット歯33への噛合により、前記第1取付部11に対する前記第2 取付部31の展開方向(図1において時計方向)への回動を阻止するようにして いる。
【0012】 また前記第1揺動体3の側壁32間に、前記第1枢軸2を介してカム体7を 回動自由に枢支すると共に、このカム体7に、前記ラチェット歯33よりも径方 向外方に突出して前記爪体6の前記ラチェット歯33への噛合を阻止する円弧状 の案内面71と、前記ラチェット歯33の歯底よりも径方向内方に位置して前記 爪体6のラチェット歯33への噛合を許容する許容面72と、前記突起34に衝 合する第1、第2ストッパ面73、74とを設けているのである。
【0013】 斯くしてカム体7の許容面72を介して前記爪体6を前記ラチェット歯33 に噛合させることで、前述のように第2取付部31の展開方向への回動を阻止し て、該第2取付部31の折畳み方向(図1において反時計方向)への回動のみを 可能とすると共に、この第2取付部31の折畳み方向への回動最終端近くで前記 カム体7の第2ストッパ面74に前記突起34を衝合させてカム体7を第1揺動 体3と共に回動させることで、爪体6をカム体7の案内面71に乗り上げさせて 、爪体6とラチェット歯33との噛合を離脱し、第1取付部11に対する第2取 付部31の展開方向への回動を許容し、更に前記第2取付部31の展開方向への 回動最終端近くで、カム体7の第1ストッパ面73に前記突起34を衝合させて 、カム体7を第1揺動体3と共に回動させることで、爪体6をカム板7の案内面 71から離脱させて、再度前記爪体6とラチェット歯33とを噛合させるように している。
【0014】 一方前記第2揺動体4は、可撓性を備えた金属板をプレス成形により形成し たものであって、前記脚部Dを取付けるための筒状の第3取付部41と、該第3 取付部41の長さ方向一端から延びる一対の連結壁42とを備え、該連結壁42 の遊端部を前記第2枢軸5を介して前記本体ハウジング1に回動自由に枢支する と共に、該第2揺動体3の前記本体ハウジング1に対する起立する位置で、該第 3取付部41の長さ方向一端側端縁41aを前記本体ハウジング1の連結壁13 に衝合させて、それ以上前記第2揺動体4が揺動するのを阻止するようにしてい る。
【0015】 しかして以上の構成において、図に示す実施例では、前記第2揺動体4にお ける前記連結壁42の長さ方向中間部に、前記第2揺動体4の前記本体ハウジン グ1に対する起立位置への展開時、前記本体ハウジング1の対向壁12a、12 b外面で且つ該外面から突出する前記第1枢軸2の頭部21に重合する重合片8 を一体形成すると共に、該重合片8に、前記第1枢軸2の頭部21に嵌合し、前 記第2揺動体4を前記本体ハウジング1に対し係止する凹所9を形成している。
【0016】 また実施例では、図5に示すごとく、前記重合片8の端縁部を湾曲状に曲成 して、前記凹所9の前記頭部21への嵌合を円滑にガイドするためのガイド部8 1を設けている。
【0017】 尚、図に示す実施例では、前記両重合片8に前記凹所9を形成し、前記枢軸 2の頭部21が何れの対向壁12a、12bの外面に配置された場合でも、対応 出来るようにしている。
【0018】 以上の構造の連結金具は前述したように図6で示すサマーベッドAの座板部 Bと背板部Cと脚部Dとを連結するのに用いるのであって、かかるサマーベッド Aは不使用時にあっては、図1で2点鎖線で示す様に、前記第2揺動体4を前記 脚部Dと共に、前記座板部Bの下面に沿うように折り畳んでおくのである。
【0019】 そしてサマーベッドAを使用するに際して、前記脚部Dと共に前記第2揺動 体4を、図1において2点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで反時計方向に 回動させて、前記脚部Dを前記座板部Bに対して起立させるのであって、該第2 揺動体4の揺動に伴い、その揺動終端位置近くで、前記重合片8の端縁部に形成 した前記ガイド部81が前記頭部21の外周面に当接して、該ガイド部81の案 内で、前記重合部8が外方に撓み、該第2揺動体4の前記本体ハウジング1に対 する起立する位置で、該第3取付部41の端縁41aが前記本体ハウジング1の 連結壁13に衝合した時点で前記凹所9内に前記頭部21が嵌合して、前記第2 揺動体4の前記本体ハウジング1に対する揺動が係止されるのである。
【0020】 以上の実施例では、前記連結金具をサマーベッドAの座板部Bと背板部Cと脚 部Dとの連結部位に前記連結金具を用いるようにしたが、サマーベッドAの座板 部Bと足載板部Eと脚部Dとの連結部位に用いることも出来る。
【0021】 また以上の実施例では、前記重合片8を、該重合片8を形成する金属板材の可 撓性を利用して弾性変形可能としたが、例えば該重合片8を前記連結壁42より も薄肉に形成して、該重合片8を弾性変形し易いようにしてもよい。
【0022】 また以上の実施例では前記連結金具をサマーベツドに用いたが、例えば背凭 部と脚部を折畳み可能とする椅子に用いることも出来る。
【0023】
【考案の効果】
以上のごとく本考案は、第1取付部11をもつ本体ハウジング1の対向壁1 2a、12b間に、頭部21を備えた枢軸2を軸架して、該枢軸に、第2取付部 31をもつ第1揺動体3を枢着すると共に、前記枢軸の頭部を前記対向壁外面に 突出させる一方、第3取付部41をもつ第2揺動体4を第1揺動体の枢着位置に 対して離れた位置で前記本体ハウジングの外側に枢着してなる連結金具において 、前記第2揺動体4に、前記本体ハウジングの対向壁外面で且つ該外面から突出 する前記枢軸の頭部に重合する重合片8を設けると共に、該重合片に、前記枢軸 の頭部に嵌合し、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対し係止する凹所9を 形成したことにより、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対し揺動させて、 前記凹所内に前記枢軸2の頭部21を嵌合させるだけで、前記第2揺動体を前記 本体ハウジングに対して確実に係止することが出来、従って従来のように、別途 形成したばね部材を前記第2揺動体に取付けたり、あるいは前記第2揺動体に前 記ばね部材の取付孔を形成したり、前記本体ハウジングに前記ばね部材の係合孔 を形成するような必要がなく、それだけ製造コストを易く出来るし、しかも連結 金具を小型にすることが出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結金具の正面図
【図2】図1におけるX−X線断面図
【図3】連結金具の一部を省略して示す断面図
【図4】第2揺動体の側面図
【図5】第2揺動体の平面図
【図6】サマーベッドの概略正面図
【符号の説明】
1 本体ハウジング 11 第1取付部 12a、12b 対向壁 2 第1枢軸(枢軸) 21 頭部 3 第1揺動体 31 第2取付部 4 第2揺動体 41 第3取付部 8 重合片 9 凹所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1取付部11をもつ本体ハウジング1
    の対向壁12a、12b間に、頭部21を備えた枢軸2
    を軸架して、該枢軸に、第2取付部31をもつ第1揺動
    体3を枢着すると共に、前記枢軸の頭部を前記対向壁外
    面に突出させる一方、第3取付部41をもつ第2揺動体
    4を第1揺動体の枢着位置に対して離れた位置で前記本
    体ハウジングの外側に枢着してなる連結金具において、
    前記第2揺動体4に、前記本体ハウジングの対向壁外面
    で且つ該外面から突出する前記枢軸の頭部に重合する重
    合片8を設けると共に、該重合片に、前記枢軸の頭部に
    嵌合し、前記第2揺動体を前記本体ハウジングに対し係
    止する凹所9を形成したことを特徴とする連結金具。
JP662191U 1991-02-18 1991-02-18 連結金具 Expired - Fee Related JPH0646366Y2 (ja)

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JPH0646366Y2 JPH0646366Y2 (ja) 1994-11-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004321584A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Koyo Giken Kk ラチェット用ハウジングとその製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004321584A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Koyo Giken Kk ラチェット用ハウジングとその製法

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