JPH04130708A - リング状マグネット用薄膜形成装置 - Google Patents

リング状マグネット用薄膜形成装置

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JPH04130708A
JPH04130708A JP2252955A JP25295590A JPH04130708A JP H04130708 A JPH04130708 A JP H04130708A JP 2252955 A JP2252955 A JP 2252955A JP 25295590 A JP25295590 A JP 25295590A JP H04130708 A JPH04130708 A JP H04130708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
ring
laser beam
shaped
laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP2252955A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Hayakawa
博敏 早川
Hisayuki Kako
久幸 加来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2252955A priority Critical patent/JPH04130708A/ja
Publication of JPH04130708A publication Critical patent/JPH04130708A/ja
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リング状の薄膜マグネットを製作するための
薄膜を形成させる装置に関する。
[従来の技術] リング状の永久磁石はSm−Coやフェライトなどの硬
質磁性体粉末を成型して焼結し、あるいは金属系材料を
鋳造により成型し、これを着磁して製作しているが、こ
のような永久磁石は成型による厚さが大きくなり、薄膜
化ができないためマイクロアクチエータなどに適用でき
なかった。
また、基板上に薄いマグネットを構成する場合は、フォ
トリソグラフィー技術を用いて基板の上に磁性体薄膜や
超伝導体薄膜をリング状に形成させ、これを着磁してマ
グネットを構成するか、特開昭64−17330号のよ
うに非超伝導特性を呈さない超伝導セラミック材料を用
いてスパッタ法などの薄膜形成法によって薄膜を形成し
、この薄膜面にレーザ光をスキャンさせて加熱したのち
徐冷し、超伝導マグネットを製作するものが提案されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかるに1、フォトリソグラフィーによって薄膜状のリ
ングマグネットを作る場合は、成膜後に複雑な微細加工
プロセスを要し、そのための設備が高価であり、とくに
磁力を高めるために薄膜層を積み重ねると、各層ごとに
前記のプロセスを繰り返す必要がある。
また、スパッタ法などによって薄膜を形成する場合は、
膜を形成したままの状態では特性のよい膜が得られない
ため、成膜後の熱処理工程を必要とし、この熱処理にレ
ーザ光を用いてスキャンさせると、レーザ光の強度分布
が径方向に一様でな(、スキャンの振動やレーザパワー
の変動によってリングの形状が円形からずれたり、リン
グ状の各部分の特性が均一にならない欠点があった。
本発明は、このような点にかんがみ、均一な特性を安定
して得られるようにしたリング状薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本発明は硬賀磁性体あるいは酸化物超電導体
からなるマグネット材料を基板上に薄膜形成する装置と
、この薄膜にリング状レーザビームを照射する装置をそ
なえ、前記薄膜の形成時または形成後にリング状レーザ
ビームを照射してリング状着磁部を構成するようにしで
ある。
[作用] このように、薄膜に照射するレーザビームをリング状に
することによって各部分の強度分布がほぼ均一になり、
スキャンを行わずに照射することができ、ビームを走査
させる必要がないので、照射機構が簡単になり、瞬時に
薄膜のリング状部分の磁気特性や超伝導特性を向上させ
、多層に形成することもでき、リングの大きさの調整も
正確に行い得る。
[実施例] これを図に示す実施例について説明する。
第1図および第2図は電子ビーム蒸着法により基板上に
薄膜を形成し、蒸着後にレーザ照射を行う場合の例を示
すもので、■は基板で、チャンバー2内においてドラム
3に巻き取られ、シールド4・4間でハース5上の蒸発
源6により薄膜7を形成する。8・9は支持ローラ、1
0は電子銃、11は電子ビーム、12は電子銃電源、1
3はヒータ、14は真空ポンプを示す。20はリング状
レーザビーム21を照射するレーザヘッドで、支持ロー
ラ9の外側において発振器22からのレーザ光を前記基
板1の薄膜7に照射する。23はレーザ用電源である。
レーザビームの強度分布は、発振器の構造などにより異
なるが、第2図Aに例示するように径方向に強弱の差が
大きい。このため、本発明のリング状レーザビーム21
はレーザビームの中央部を遮蔽してリング状にし、各部
分の強度分布がほぼ等しくなるようにしている。
チャンバー2内を真空ポンプ14で1O−3Pa以下に
保ち、基板1上にY−Ba−Cu−0系酸化物超電導薄
膜を蒸着させる。この基板1の薄膜7にレーザヘッド2
0から横方向励起ガス循環形レーザの一種である2軸直
交形C02レーザによるリング状レーザビーム21を照
射して特性を向上させたリング状着磁部24を形成させ
る。
ドラム3に巻き取られた基板に連続形成されているリン
グ状着磁部24に着磁を行い、薄膜永久磁石として切り
離し、所要のアクチエータに組み込まれる。
リング状レーザビーム21の照射径を変える場合は、第
3図に示すように、リング状レーザビーム21をレンズ
25を介して薄膜7に照射させるようにし、レンズ25
はリング径を縮小する場合は凸レンズに、拡大する場合
は凹レンズに交換する。26はレンズ保持枠、27は支
持ロッド、28は焦点調節ねじて、薄膜7のレーザビー
ムによる照射面を監視するカメラ29の検出値によりコ
ンピュータ30を介して調整モータ31を駆動し、焦点
調節ねじ28を回して焦点を調整する。
なお、レンズ25をズームレンズとし任意の大きさに調
整するようにしてもよく、焦点調整装置は図の実施例に
限られるものではない。
第4図の実施例は、対向ターゲットスパッタリング法に
よる例を示すもので、1は基板、2はチャンバー、7は
薄膜、13はヒータ、14は真空ポンプ、15はターゲ
ット、16はマグネット、17はスパッタ用電瀬、20
はレーザヘッド、21はリング状レーザビームである。
チャンバー2内を所定の真空度に保ち、スバッタリング
により基板1上にSm−Co硬質磁性薄膜を形成させ、
この薄膜7にレーザヘッド20からリング状CO2レー
ザビーム21を照射し、この照射部分の結晶化率を高め
ながら所要特性の薄膜に形成する。
この実施例では、基板1上に薄膜7を形成させると共に
、リング状レーザビーム21により特性のよいリング状
着磁部24を形成でき、薄膜7を多重に形成してもリン
グ状着磁部の位置ずれを生じることなく多層のリング状
着磁部を容易に製作できる。
なお、薄膜7の形成は実施例に示した真空蒸着法やスパ
ッタリング法に限られるものではなく、イオンクラスタ
ビーム法、イオンブレーティング法、MBE法、CVD
法などいずれの薄膜形成法でもよく、レーザ光も薄膜の
特性を向上させる熱エネルギーを与え得るレーザ光であ
れば、C02レーザに限定されるものではない。
[発明の効果] このように、本発明は硬質磁性体あるいは酸化物超電導
体からなるマグネット材料を基板上に薄膜形成させる装
置と、この薄膜にリング状レーザビームを照射する装置
をそなえ、前記薄膜の形成時または形成後にリング状レ
ーザビームを照射してリング状着磁部を構成するように
しており、リング状着磁部に照射されるレーザ光の強度
分布がほぼ均一で、スキャンすることな(加熱するため
加熱ずれや加熱ムラがなく、安定したリング状マグネッ
ト用薄膜を得ることができ、また、スキャンを行わない
ためレーザ装置も簡単で、多層薄膜の形成も容易に行う
ことができる。
したがって、本発明の薄膜によるリング状マグネットは
、その品質特性を安定させ得ると共に、小形化で効率を
高めることができ、細胞ハンドリングや医療分野などで
使用されるアクチエータの小形化に貢献できるなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は一部の
拡大説明図、第3図はレーザビームを調整するときの実
施例を示す部分図、第4図は他の実施例を示す構成図で
ある。 1は基板、2はチャンバー、4はシールド・5はハース
、6は蒸発源、7は薄膜、1oは電子銃、11は電子ビ
ーム、13はヒータ、15はターゲット、16はマグネ
ット、2oはレーザヘッド、21はリング状レーザビー
ム、22は発振器、24はリング状着磁部、25はレン
ズ、26はレンズ保持枠、27は支持ロッド、28は焦
点調節ねじ、29はカメラ、3oはコンピュータ、31
は調整モータである。 特許出願人 株式会社安川電機製作所 第 図 と5 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硬質磁性体あるいは酸化物超電導体からなるマグネ
    ット材料を基板上に薄膜形成させる装置と、この薄膜に
    リング状レーザビームを照射する装置をそなえ、前記薄
    膜の形成時または形成後にリング状レーザビームを照射
    してリング状着磁部を構成することを特徴とするリング
    状マグネット用薄膜形成装置 2 前記リング状レーザビームが、照射径を調整するレ
    ンズを介して照射される請求項1記載のリング状マグネ
    ット用薄膜形成装置
JP2252955A 1990-09-21 1990-09-21 リング状マグネット用薄膜形成装置 Pending JPH04130708A (ja)

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JP2252955A JPH04130708A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 リング状マグネット用薄膜形成装置

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JP2252955A JPH04130708A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 リング状マグネット用薄膜形成装置

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JPH04130708A true JPH04130708A (ja) 1992-05-01

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ID=17244491

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JP2252955A Pending JPH04130708A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 リング状マグネット用薄膜形成装置

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