JPH04130044U - 光センサ - Google Patents

光センサ

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JPH04130044U
JPH04130044U JP3596391U JP3596391U JPH04130044U JP H04130044 U JPH04130044 U JP H04130044U JP 3596391 U JP3596391 U JP 3596391U JP 3596391 U JP3596391 U JP 3596391U JP H04130044 U JPH04130044 U JP H04130044U
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英司 丸岡
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三洋電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、対象物体の色を識別する光センサ
において、従来受光素子から離れて設けられていた発光
光源を、受光素子の背面電極の背面側に配することによ
り、上記光センサの小型化を図ることを目的とする。 【構成】 本考案は、透光性基板と、この基板の一方の
主面側に配された選択的に特定の波長の光を透過せしめ
るフィルタと、上記透光性基板の他方の主面上に、透光
性受光面電極、部分的に除去されて形成された複数の光
透過部を有する半導体光活性層及び背面電極を積層して
なる受光素子と、この受光素子の背面電極側に配された
発光素子と、を具備することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特定波長の光を透過せしめる光学フィルタを備えた光センサに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、物体の色を検知する場合の光センサは、主として発光光源及び受光素子 からなり、この光センサの概略断面図を図3に示す。
【0003】 1はガラス等の透光性且つ絶縁性の透光性絶縁基板、2は透光性絶縁基板1の 一方の主面である受光面側に形成された、検出すべき特定の単色光のみを透過せ しめるカラーフィルタ、3は透光性絶縁基板1の他方の主面である背面側に形成 された酸化インジウム(ITO)、酸化スズ(SnO2)等の透光性導電酸化物( TCO)からなる受光面電極、4は受光面電極3上に形成され、カラーフィルタ 2を透過した光によって光電変換動作して光起電力を発生するアモルファスシリ コン系の半導体光活性層、5は半導体光活性層4とオーミック接触し、受光面電 極3と共に半導体光活性層4の光起電力を導出する背面電極で、これら受光面電 極3、半導体光活性層4及び背面電極5によって受光素子が構成されている。
【0004】 また、6は上記受光素子から離れた位置に設けられ、対象物体7に光を放出す る発光光源である。
【0005】 上記構成において、発光光源6より放たれた光は対象物体7に当って反射し、 カラーフィルタ2によって、上記反射光のなかで所定の色の光のみが選択的に透 過せしめられ、透光性絶縁基板1及び受光面電極3を介して半導体光活性層4に 到達することで光起電力が発生する。そして、この光起電力が、受光面電極3及 び背面電極5に接続された色識別装置(不図示)へ入力され、上記光起電力の入 力値によって、対象物体7の色が所定の色であるか、否かを識別する。
【0006】 また、図4は、R(レッド)、G(グリーン)及びB(ブルー)の光が検出で きるフルカラー用の光センサである。
【0007】 2R、2G及び2Bは透光性絶縁基板1上に形成されたR(レッド)、G(グ リーン)及びB(ブルー)の光を透過させるカラーフィルタ、4R、4G及び4 Bは受光面電極3上に夫々独立的に形成された半導体光活性層、5R、5G及び 5Bは半導体光活性層4R、4G及び4B上にこれらと対応して形成された背面 電極である。
【0008】 上記構成において、カラーフィルタ2R、2G及び2Bを透過した赤、緑及び 青色光は、半導体光活性層4R、4G及び4Bにおいて夫々光起電力に変換され 、この起電力値を受光面電極3及び背面電極5R、5G及び5Bに夫々接続され た図示しない色識別装置によって判別することによって、フルカラーの色識別を 行うことができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記光センサにおいては、発光光源6は受光素子から離れた位 置に設けられているので、光センサ自体としては大型化してしまう。
【0010】 そこで、本考案は、受光素子の背面側に発光光源6を配することによって光セ ンサを小型化することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の光センサは、透光性基板と、この基板の一方の主面側に配された選択 的に特定の波長の光を透過せしめるフィルタと、上記透光性基板の他方の主面上 に、透光性受光面電極、部分的に除去されて形成された複数の光透過部を有する 半導体光活性層及び背面電極を積層してなる受光素子と、この受光素子の背面電 極側に配された発光素子と、を具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】
本考案の光センサにおいては、発光光源を、受光素子の背面電極の背面側に配 することにより、この発光光源から放たれた光が、受光素子に設けられた光透過 部を透過して対象物体で反射し、受光素子で検出される。
【0013】
【実施例】
本考案の特定の単色光を検出する光センサの概略断面図を第1の実施例として 図1に示し、従来と同一構成については同一番号を付す。
【0014】 8は透光性絶縁基板1に対接配置された、透光性絶縁基板1と同じ材料からな る保護板、2aは特定波長の光のみを透過させる、保護板8の透光性絶縁基板1 側表面を染色する染色層、4a及び5aは受光面電極3上に順次積層形成された 半導体光活性層及び背面電極、9aは保護板8に形成された、孔状の複数の光透 過部、9bは半導体光活性層4a及び背面電極5aが部分的に除去されて形成さ れた孔状の複数の光透過部、6aは背面電極5aの背面側近傍に配された発光光 源である。
【0015】 なお、保護板8、半導体光活性層4a及び背面電極5aに夫々形成された光透 過部9a、光透過部9bは、発光光源6aから放たれた光が対象物体7に到達で きるような対向する位置関係にある。
【0016】 上記構成において、発光光源6aから放たれた光は、光透過部9b、受光面電 極3及び透光性絶縁基板1を透過した後、光透過部9a及び保護板8を透過して 対象物体7で反射される。対象物体7で反射された光は、保護板8、染色層2a 及び透光性絶縁基板1を介して半導体光活性層4aに達することによって、この 層で光起電力に変換され、この光起電力が受光面電極3及び背面電極5aに接続 された不図示の色判別装置に入力され、その入力に応じて対象物体7が所定の色 であるか否かを判別する。
【0017】 更に、R(レッド)、G(グリーン)及びB(ブルー)の光を検出可能な光セ ンサの概略断面図を第2の実施例として図2に示す。
【0018】 2R、2G及び2Bは赤色、緑色及び青色光のみを透過させる、保護板8の透 光性絶縁基板1側表面を染色する染色層、4R、4G及び4Bは受光面電極3上 に形成された半導体光活性層、5R、5G及び5Bは半導体光活性層4R、4G 及び4B上に形成された背面電極である。
【0019】 また、光透過部9a、9bの形状、配置は上記の単色光の光センサと同じであ る。
【0020】 上記構成において、発光光源6aから放たれて、対象物体7で反射した光は、 染色層2R、2G及び2Bで、夫々所定波長の光だけが選択されて、その光が夫 々半導体光活性層4R、4G及び4Bに達する。
【0021】 したがって、受光面電極3を共通電極とし、他方の電極を背面電極5R、5G 及び5Bとして、それらの電極間にそれぞれ色判別装置を設け、半導体光活性層 4R、4G及び4Bで変換された光起電力比に応じて対象物体7の色判別を行な うことができる。
【0022】 このように、発光光源6aを、受光素子の背面電極5、若しくは背面電極5R 、5G及び5Bの背面側に配することにより光センサ自体の大きさを小型化でき る。
【0023】 なお、本実施例では、光透過部9a、9bの形状を孔状に限って述べたが、こ れには限られない。
【0024】
【考案の効果】 本考案によれば、透光性基板の一方の主面側に選択的に特定の波長の光を透過 せしめるフィルタと、上記透光性基板の他方の主面上に、透光性受光面電極、部 分的に除去されて形成された複数の光透過部を有する半導体光活性層及び背面電 極と、が設けられた受光素子において、この受光素子の背面電極側に発光素子を 配することによって、発光素子を受光素子から離間配置する必要がなくなる結果 、光センサを小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の単色光を検出する光センサの概略断面
【図2】本考案の赤、緑及び青色光を検出する光センサ
の概略断面図
【図3】従来の単色光を検出する光センサの概略断面図
【図4】従来の赤、緑及び青色光を検出する光センサの
概略断面図
【符号の説明】
1 透光性絶縁基板 2a、2R、2G及び2B 染色層 3 受光面電極 4a、4R、4G及び4B 半導体光活性層 5a、5R、5G及び5B 背面電極 6、6a 発光光源 8 保護板 9a、9b 光透過部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板と、この基板の一方の主面側
    に配された選択的に特定の波長の光を透過せしめるフィ
    ルタと、上記透光性基板の他方の主面上に、透光性受光
    面電極、部分的に除去されて形成された複数の光透過部
    を有する半導体光活性層及び背面電極を積層してなる受
    光素子と、この受光素子の背面電極側に配された発光素
    子と、を具備することを特徴とする光センサ。
JP1991035963U 1991-05-21 1991-05-21 光センサ Expired - Fee Related JP2546335Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215814A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 Hitachi Ltd 真空材料の放出ガス低減法
JPH01145143U (ja) * 1988-03-28 1989-10-05

Patent Citations (2)

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