JPH0623003Y2 - 反射型ホトセンサ - Google Patents

反射型ホトセンサ

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JPH0623003Y2
JPH0623003Y2 JP1988112359U JP11235988U JPH0623003Y2 JP H0623003 Y2 JPH0623003 Y2 JP H0623003Y2 JP 1988112359 U JP1988112359 U JP 1988112359U JP 11235988 U JP11235988 U JP 11235988U JP H0623003 Y2 JPH0623003 Y2 JP H0623003Y2
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寿則 水口
竹治 山脇
只志 大林
誠志郎 水上
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Kaneka Corp
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Kaneka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、反射型ホトセンサに関する。
[従来の技術] 第8図において、10は従来の反射型ホトセンサのケー
シングである。ケーシング10は楕円状の形状を有し、
ケーシング10の表面10aには、有底な長手方向に長い
半楕円状の穴10bが2個ケーシング10の長手方向中心
軸上に離れて形成される。二つの穴10bの内、一つには
LED7が、他方の穴10bにはホトトランジスタにてな
るホトセンサ11が、それぞれの穴10bの底面10cのほぼ
中央部に一つずつ設置されている。さらに、ケーシング
10の表面10aと平行にそして適宜な間隔を有し被検出
物8が設置される。
上述のような従来の反射型ホトセンサは、1対のLED
とホトセンサを分離させ1個の反射型ホトセンサを形成
するため、センサとして形状が大きくなり高密度なデー
タを検出することができないという問題点があり、さら
に、1対のLEDとホトセンサでは一つのデータしか検
出できず、複数のデータを検出するためには、複数のL
EDを必要とする問題点があった。
このような問題点を解決するために、第10図に示すよ
うな、平板状のガラスを基板15とし、基板15の上表
面に透明電極5、光半導体4、金属電極3、を順次層状
に形成し、これらの構成物3、4及び5にて受光素子6
を形成した反射型ホトセンサが提案されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが従来の反射型ホトセンサは、基板の材料として
ガラスを使用していることより、ホトセンサの強度上基
板の厚さが最低1mm必要であり、反射型ホトセンサの厚
さを薄くすることができないという問題点があった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたも
ので、基板にガラス以外の材料を使用することでホトセ
ンサの強度を保ちつつ、ホトセンサの厚さが薄い反射型
ホトセンサを提供することを目的とする。
さらに本考案は、被検出物に付された検出パターンが有
する情報を検出可能な反射型ホトセンサを提供すること
をも目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、非半導体材料にてなる不透明な基板と、 上記基板の一方の面に対向して配置される被検出物に付
された複数のユニットパターンからなる検出パターンに
て反射した光を受光する受光素子であって、上記基板の
一方の面に上記基板の中心部を除いて形成され、かつ上
記検出パターンに対応した形状に配置されかつ一つの上
記ユニットパターンに対して少なくとも一つ設けられる
受光素子と、 上記基板の一方の面における上記受光素子の非形成部分
であって上記基板の中心部に上記受光素子の形成後上記
基板を貫通してあけられる開口部と、 上記開口部が上記基板の他方の面に開口する位置に配置
され、かつ上記開口部を介して上記被検出物側へ光を発
する一つの発光体とを備えたことを特徴とする。
[作用] 基板は、厚さが薄くてもガラスより強度を有する材料で
あり、一つの発生源から発した光は、基板に設けた開口
部を通して被検出物に達し、被検出物にて反射する。こ
の反射光の光量は被検出物のデータに対応して種々存在
し、これらの反射光は前記基板表面に設けられた複数の
受光素子にて受光素される。受光素子は、受光した光量
に応じた電流を発生する。
[実施例] 第1図から第7図において、1は金属及びポリイミドフ
ィルム等のプラスチック等の不透明な材料にてなる本考
案に係る反射型ホトセンサの基板である。基板1が金属
である場合、基板1の上表面には例えばポリイミド樹
脂、ホーロー、又はその他無機物にてなる絶縁物2が形
成され、絶縁物2の上表面にはクロミウムもしくはアル
ミニウム等にてなる金属電極3が形成される。金属電極
3の上表面には非晶質シリコンにてなる光半導体4が形
成され、光半導体4の上表面にはITO(インジウム−
すず酸化物)もしくはSnO等にてなるTCOの透明
電極5が形成される。上述の構成物3,4,5にて受光素子
6が形成される。
そして基板1の中央部には基板1を貫通する開口部1aが
設けられ、この開口部1aを通して基板1の裏面1b側より
例えば発光ダイオード(以下LEDと略す)が発する光
が、受光素子6を備えた基板1の表側へ入射する。尚、
受光素子6は、第3図及び第5図に示すように、開口部
1aの周囲に適宜な形状にて配置される。
又、ポリイミドフィルム等にてなる不導体の基板1を使
用した場合、第2図に示すように、絶縁物2を基板1の
上表面に形成しない他は、上述した反射型ホトセンサと
同じ構成である。
第3図は上述した構成にてなる受光素子6を複数個使用
した本考案の一実施例を示したもので、基板1は一辺が
4mmにてなる方形状であり、基板1の厚さは、基板1の
材料に金属を用いた場合は約0.1mm,ポリイミドフィ
ルム等のプラスチックを用いた場合は数10μmであ
る。
基板1上には、基板1の表面を4等分するように区切ら
れる4つの部分に概略方形状でかつ基板中心部分が円弧
状に形成されてなる4個の受光素子6がギャップ1dを介
して電気的に絶縁されて設けられる。さらに前述したよ
うにLED7の発する光が通過可能なように基板1の中
央部には受光素子6が形成されていない円形の開口部1a
が形成されている。尚、各受光素子の有効受光面積は1
mm2である。
尚、第4図に示すように、基板1の受光素子6が形成さ
れていない裏面1b側の開口部1aには、開口部1aに発光部
を近接させ、波長660nmの赤色光を発するLED7が
1個設けられる。又、基板1の表側には、受光素子6と
間隔をおいて被検出物8が基板1と平行に設置される。
上述のように構成された反射型ホトセンサにおいて、L
ED7より発した光は、基板1の開口部1aより基板1の
表側に入射し、被検出物8に達する。被検出物8にて光
は被検出物8の表面上に示されるデータの光の反射率の
違いにより被検出物8のデータに応じた異なった光量が
反射され、種々の光量の反射光は基板1に設けられる受
光素子6に達する。各受光素子6に達した光は、透明電
極5を透過し光半導体4に入射する。光半導体4は、入
射した光量に応じて電流を発生し、発生した電流は金属
電極3及び透明電極5より出力される。従って、各受光
素子6より得られる電流を測定することで、被検出物8
のデータを検出することができる。
例えば、上述した反射型ホトセンサを用い、第6図に示
すように、白色又は黒色に塗られたそれぞれのユニット
パターンからなる検出パターンが付された被検出物を検
出された場合、被検出物の白色のユニットパターンは、
網目状にて図示される黒色のユニットパターンに比べ光
の反射率が大きいので、例えば、第3図に示す受光素子
6−1及び6−2は、受光素子6−3,6−4に比べ受
光量が多い。従って、発生する電流も大きくなる。この
ようにセンサに設置された受光素子の位置とその発生す
る電流より被検出物に示される検出パターンが有するデ
ータを検出することができる。具体的に発生した電流
は、白色のユニットパターンで0.2μA,黒色のユニ
ットパターンで0.02μAの電流が各受光素子より得
られ、白黒比は20dBの良い結果が得られた。尚、第6
図において網目状に図示される部分は、実際は黒く塗り
つぶされている。
第5図は、本実施例の変形例であり、本反射型ホトセン
サは方形状の基板1の各対辺を等分する線及び対角線に
て区切られる8箇所に、三角形状の受光素子6が電気的
に絶縁されて配置したものである。この反射型ホトセン
サは、先の反射型ホトセンサに比べ受光素子が多いた
め、より複雑なデータを検出することができる。
又、本発明の反射型ホトセンサにおいては、基板1の材
料に金属、プラスチック等を用いたことより、第7図に
示すように、受光素子6を内周側とし基板1を湾曲させ
ることができ、受光素子6に曲率を持たせることができ
る。したがって、LED7が発光し被検出物8にて反射
した光の受光素子6以外への漏れを減少し、受光素子6
における受光効率を増すことができる。
本実施例より明らかなように、受光素子を設けた例えば
金属にてなる基板と、前記基板を光が通過する開口部
と、光を発する1個の発光体を設けることで、センサの
全体形状を小さくかつ薄くすることができる。さらに、
被検出物にて反射する光量は被検出物に付された検出パ
ターンが有するデータに対応した種々存在するが、本考
案の反射型ホトセンサは受光素子を複数個備え、かつ受
光素子は被検出物に付された検出パターンに対応した形
状に配置されているので、複雑で複数の上記検出パター
ンが有するデータを検出することができる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、受光素子を備える
基板の材料に薄くかつ強度を有する基板を用い、さらに
この基板を光が通過できる開口部と、光を発する1個の
発光体によってホトセンサを構成することで、ホトセン
サの形状を小さくかつ薄くすることができる。
さらに本考案によれば、被検出物に付された複数のユニ
ットパターンからなる検出パターンに対応した形状に受
光素子を配置しかつ一つの上記ユニットパターンに対し
て少なくとも一つの受光素子を設けたことから、上記検
出パターンが有する情報を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す反射型ホ
トセンサの構造を示す縦断面図、第3図は、本考案の反
射型ホトセンサの平面図、第4図は、第3図の正面図、
第5図は、本考案の反射型ホトセンサの平面図、第6図
は被検出物の一例を示す平面図、第7図は本考案の変形
例を示す反射型ホトセンサの正面図、第8図は従来の反
射型ホトセンサを示す縦断面図、第9図は第8図の背面
図、第10図は、従来の反射型ホトセンサを示す縦断面
図である。 1…基板、3…金属電極、 4…光半導体、5…透明電極、 6…受光素子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】非半導体材料にてなる不透明な基板と、上
    記基板の一方の面に対向して配置される被検出物に付さ
    れた複数のユニットパターンからなる検出パターンにて
    反射した光を受光する受光素子であって、上記基板の一
    方の面に上記基板の中心部を除いて形成され、かつ上記
    検出パターンに対応した形状に配置されかつ一つの上記
    ユニットパターンに対して少なくとも一つ設けられる受
    光素子と、 上記基板の一方の面における上記受光素子の非形成部分
    であって上記基板の中心部に上記受光素子の形成後上記
    基板を貫通してあけられる開口部と、 上記開口部が上記基板の他方の面に開口する位置に配置
    され、かつ上記開口部を介して上記被検出物側へ光を発
    する一つの発光体と、 を備えたことを特徴とする反射型ホトセンサ。
  2. 【請求項2】上記受光素子が形成された上記基板は、上
    記被検出物側へ湾曲している、請求項1記載の反射型ホ
    トセンサ。
JP1988112359U 1988-08-25 1988-08-25 反射型ホトセンサ Expired - Lifetime JPH0623003Y2 (ja)

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JPS6152280U (ja) * 1984-09-11 1986-04-08

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