JPH04129829A - 自動車の側部車体構造 - Google Patents

自動車の側部車体構造

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JPH04129829A
JPH04129829A JP24887390A JP24887390A JPH04129829A JP H04129829 A JPH04129829 A JP H04129829A JP 24887390 A JP24887390 A JP 24887390A JP 24887390 A JP24887390 A JP 24887390A JP H04129829 A JPH04129829 A JP H04129829A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の側部車体構造に係り、特にサイドドア
内に設けられるインパクトバーを改良した自動車の側部
車体構造に関する。
(従来の技術) 従来よく知られているように、自動車の衝突事故等に対
する安全対策について種々研究が進められ、重体構造の
分野では、衝突時の衝撃エネルギを車体変形によって吸
収する手段と、−室以上の変形を剛性によって抑止して
乗員保護を図る手段との両面からの研究が行われている
自動車の側部車体構造、特にサイドドア構造に関しては
、側突時、サイドドアの変形により衝撃を緩和するとと
もに、サイドドア内に配設したインパクトバーによって
剛性を付与し、ドア変形を抑制して乗員保護を図ってい
る。第9図は、このようなインパクトバー内蔵型のサイ
ドドアを有する従来の側部車体構造を例示したものであ
る。即ち、サイドドア1の内部に、その前・後端部間に
亘って一本の直線状のインパクトパー2がほぼ水平に設
けられている。インパクトパー2の高さは、種々の衝突
対象物を考慮して設定されるが、特に自動車同士の衝突
時の乗員保護の立場から、相手側車両のバンパ高さ位置
に設定されることが多い。
この結果、通常は第9図の如く、インパクトパー2がち
ょうど、乗員3のほぼ腰部3aの高さ位置に配置される
ことが多い。
(発明が解決しようとする課題) インパクトパー2が自動車のバンパ高さ位置に設定され
ていれば確かに相手側車両のバンパに対するサイドドア
の剛性は向上する。しかし、そのインパクトパー2が同
時に乗員3の腰部3aの位置に配設されていると、例え
ば第10図に示すように、側突の相手側である車両4の
バンパ5からの衝撃エネルギAは、インパクトパー2の
剛性により乗員3に対して伝達され易く、それだけ側突
時の乗員3に対する衝撃荷重が大きくなることが考えら
れる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたちので、サイ
ドドアへの側突時の衝撃緩和機能と、側突対象物、特に
他の車両の侵入抑止機能とを最大限に発揮でき、乗員に
対する安全性の一層の向上が図れる自動車の側部車体構
造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、サイドドア内にその前・後端部間に
亘ってインパクトパーが配設された自動車の側部車体構
造において、上記インパクトパーが、車室内の乗員の腰
部位置を避けて縦横に配置された複数のビームエレメン
トを相互に連結して構成されたことを特徴とする 請求項2の発明は、上記複数のビームエレメントが、上
記車室内の乗員の腰部位置の上方を経過して上記サイド
ドアの前・後端部間に亘って配設される横方向ビームエ
レメントと、上記乗員の腰部位置の前方で上記横方向ビ
ームエレメントと上記サイドドアの下端部とを連結する
縦方向ビームエレメントとから成ることを特徴とする請
求項3の発明は、上記複数のビームエレメントの一部が
、バンパ高さに配置されていることを特徴とする。
(作 用) 請求項1または2の発明によると、サイドドア内のイン
パクトパーを構成する複数のビームエレメントは、乗員
の腰部の位置に直接的には配置されず、この腰部を囲む
ようにして配設される。したがって、サイドドアへの側
突時の衝撃荷重は乗員の腰部に直接的には伝達されず、
乗員に対する衝撃荷重を緩和できると共に、仮に乗員の
腰部の高さ位置と側突した相手側車両のバンパ等の側突
対象物の高さ位置とが一致しているような場合でも、腰
部周辺のドア剛性がビームエレメントによって高められ
ているので、ドア変形による乗員への影響も最小限に抑
制できる。よって、サイドドアへの側突時の衝撃緩和機
能と、側突対象物、特に他の車両の侵入抑止機能とを最
大限に発揮させることができ、乗員に対する安全性の一
層の向上が図れるようになる。
また、請求項3の発明によると、積極的にビムエレメン
トを車両のバンパ高さに配置することにより、側突対象
物が他の車両のバンパである場合、さらに有効に衝撃緩
和機能と車両の侵入抑止機能とを発揮させることができ
る。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第5図に本発明の一実施例を示している。自動
車の車体10の側部を構成するサイドドア11内に、そ
の前・後端部間に亘ってインパクトパー12が配設され
ている。このインパクトパーー12は、相互に連結され
た2木のビームエレメント12a、12bによって構成
されている。各ビームニレメンb12a、12bは、車
室内の乗員13の腰部13aの位置を避けた配置とされ
る一方で、ビームニレメン11.2a、、12b同士の
連結部14は、乗員13の腰部13 aとほぼ同等の高
さで、かつその乗員]3の腰部13 aから前方にずれ
た位置とされている。
詳述スると、一方のビームエレメント12aはサイドド
ア11の前方から後方に向かって緩かな角度で次第に立
ち上がる横方向ビームエレメントとされている。この横
方向ビームエレメント12aは、車室内の乗員13の腰
部13aの上方位置を通り、両端部がサイドドア11の
前・後端部に固定されている。また、他方のビームエレ
メント12bはサイドドア11の後方から前方に向かっ
て急角度で立ち上がる縦方向ビームエレメントとされて
いる。この縦方向ビームエレメント1.2 bは乗員1
3の腰部13aの位置よりも前方に配置され、上端部が
横方向ビームエレメント12aの長さ方向はぼ中間部に
連結され、また下端部がサイドドア11の下端部に連結
されている。
各ビームエレメント12a、]、2bの連結部14は、
前記の如く乗員13の腰部13aとほぼ同等の高さ位置
に設定されるとともに、この高さは通常他の車両のバン
パ高さとなる。
なお、各ビームエレメント12a、12bは、それぞれ
平板状の基材12c、12dに断面ハツト状の補強材1
2e、12fを接合して構成されている。
このような実施例の構成によると、サイドドア11内の
インパクトパー12を構成する各ビームエレメント12
a、12bが乗員13の腰部13aの位置に直接的には
配置されていないので、サイドドア11への側突時の衝
撃荷重が乗員13の腰部13aに直接的には伝達されず
、乗it 13に対する衝撃荷重が有効に緩和される。
また、各ビームニレメンI・12a、12bの連結部1
4が腰部13aと同等の高さ位置で、がっ前方にずれた
位置に配設されているので、サイドドア11の腰部13
a周辺の変形も効果的に抑制できる。
しかも、各ビームエレメント12a、12bの連結部1
4が通常の乗用車等の車両のバンパ高さに設定されてい
るので、側突対象物としての自動車のバンパ等の侵入を
効果的に抑止でき、この場合の乗員13への影響も最少
限に抑制できる。
よって、サイドドア11への側突時の衝撃緩和機能と、
側突対象物、特に車両等の侵入抑止機能とが最大限に発
揮され、乗員に対する安全性の一層の向上が図れるよう
になる。
第6図〜第8図は本発明の他の実施例を示している。
第6図の実施例では、インパクトパー12が側面視でほ
ぼY字状に構成されている。即ち、横方向ビームエレメ
ント12aが長さ方向中間部からサイドドア11の前後
方向に向かって緩かな角度でほぼY字状に立ち上がり、
この横方向ビームエレメント12aの中間部に、はぼ垂
直に垂下される縦方向ビームエレメント12bの上端部
が連結されている。なお、他の構成は前記一実施例とほ
ぼ同様である。
第7図の実施例では、インパクトパー12が側面視でほ
ぼH字状に構成されている。即ち、半円弧状に湾曲され
た一対のビームエレメント12gそれぞれがサイドドア
11の前部・後部に配設されてそれらの上・下端部がサ
イドドア11前・後部の上・下端部に連結され、これら
両ビームエレメント12gの中間高さ位置に、−本の水
平なビ−ムエレメント12hが連結されている。そして
、一対のビームエレメント12gそれぞれの上半分と水
平なビームエレメント12hとによって前記各実施例と
同様の横方向ビームエレメント12aが構成され、かつ
前記ビームエし・メント12gそれぞれの下半分によっ
て前記各実施例と同様の縦方向ビームエレメント12b
が構成されている。
他の構成は前記各実施例とほぼ同様である。
第8図の実施例では、インバクI・バー12が側面視で
ほぼ十字状に構成されている。即ち、横方向ビームニレ
メンI・12 aは前記実施例とほぼ同様に傾斜させて
配置されてサイドドア11の前・後端部に連結され、他
方縦方向ビームエレメント12bはサイドドア11の上
・下端部に亘る長さとされて、横方向ビームニレメンI
・1.2 aの長さ方向中央部で交差されてサイドドア
11の上・下端部に連結されている。他の構成は前記各
実施例とほぼ同様である。
このような第6図〜m8図に示す実施例においても、各
ビームエレメント12a、12b、12g+  12h
等が乗員13の腰部13aの位置に直接的には配置され
ていないので、サイドドア11への側突時の衝撃荷重が
乗ハ13の腰部13aに直接的には伝達されず、乗員1
3に対する衝撃荷重が有効に緩和でき、また、各ビーム
エレメント12a、12bの連結部14が腰部13aと
同等の高さ位置で、かつ前方にずれた位置に配設されて
いるので、サイドドア11の腰部13a周辺の変形も効
果的に抑制できる等、前記実施例と同様の効果が奏され
る。
なお、本発明は以上の各実施例の構成に限らず、他に種
々変形または応用した構成として実施することが可能で
ある。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、サイドドアへの側突時の
衝撃緩和機能と、側突対象物、特に他の車両の侵入抑止
機能とを最大限に発揮させることができ、乗員に対する
安全性の一層の向上が図れるという優れた効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体側面図、第2図は
その斜視図、第3図はインパクトバーの全体構成を示す
斜視図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図
は第1図のv−V線断面図、第6図〜第8図はそれぞれ
本発明の他の実施例を示す全体側面図、第9図は従来例
を示す全体側面図、第10図は従来例による作用説明図
である。 11・・・サイドドア   12・・・インパクトパー
12a、12b、12g、12h−・・ビームエレメン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイドドア内にその前・後端部間に亘ってインパ
    クトバーが配設された自動車の側部車体構造において、
    上記インパクトバーが、車室内の乗員の腰部位置を避け
    て縦横に配置された複数のビームエレメントを相互に連
    結して構成されたことを特徴とする自動車の側部車体構
    造。
  2. (2)上記複数のビームエレメントが、上記車室内の乗
    員の腰部位置の上方を経過して上記サイドドアの前・後
    端部間に亘って配設される横方向ビームエレメントと、
    上記乗員の腰部位置の前方で上記横方向ビームエレメン
    トと上記サイドドアの下端部とを連結する縦方向ビーム
    エレメントとから成る請求項1記載の自動車の側部車体
    構造。
  3. (3)上記複数のビームエレメントの一部が、バンパ高
    さに配置されている請求項1または2いずれかの項に記
    載の自動車の側部車体構造。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725236A (ja) * 1993-06-24 1995-01-27 Nissan Motor Co Ltd 車両のドア構造
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