JPH0412963Y2 - - Google Patents

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JPH0412963Y2
JPH0412963Y2 JP18932787U JP18932787U JPH0412963Y2 JP H0412963 Y2 JPH0412963 Y2 JP H0412963Y2 JP 18932787 U JP18932787 U JP 18932787U JP 18932787 U JP18932787 U JP 18932787U JP H0412963 Y2 JPH0412963 Y2 JP H0412963Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、内視鏡の送気送水装置に関し、特
に、内視鏡使用後に送水管路内に残留した水を排
出できるようにした内視鏡の送気送水装置の改良
に関するものである。
[従来の技術] 内視鏡には一般に送気送水装置が設けられてい
るが、使用後に内視鏡の洗浄を行う際には、その
送水管路内の水を排出する必要がある。
そこで従来は、送水用の水を貯留する送水タン
ク等に切換弁を設け、その切換弁を操作するとに
より、タンク内加圧用の空気を送水管路内に導い
て、残留水を押し出すようにしていた(実開昭54
−168785号、実開昭54−166794号)。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、そのような切換弁を、水漏れ等が無く
しかもスムーズに作動するように製作するために
は、精密な部品精度を必要とし、大幅なコストア
ツプとなつていた。
使用後の残留水排出は、内視鏡検査による感染
等を防止するために不可欠なことであるが、内視
鏡の使用中には全く不要な操作である。考案者ら
はこの点に着目し、完全な残留水排出を行うこと
ができ、しかも構造が簡単で製作コストを低減す
ることができる内視鏡の送気送水装置を考案し
た。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するための、本考案による
内視鏡の送気送水装置は、内部に送水用の水が貯
留される送水タンクと、その送水タンク内に送気
用の加圧空気を注入してタンク内を加圧する加圧
空気注入口と、上述送水タンク内に貯留された水
に連通してその水面より上方に設けられた送水口
と、上記送水タンク内の空気に連通して設けられ
た送水口と、上記送水口と送気口を内側に含むよ
うに形成されたソケツトと、内視鏡の送水管に連
通する送水受口と内視鏡の送気管に連通する送気
受口とを一体にして上記ソケツトに着脱自在に設
けられた接続プラグとを有し、上記接続プラグを
上記ソケツトに差し換えることにより、送水管に
連通する上記送水受口が上記送水口又は送気口に
選択的に接続できるようにしたことを特徴とす
る。
[作用] 内視鏡の通常の使用時には、送水受口が送水口
に接続されるように接続プラグをソケツトに接続
すれば、内視鏡の送水管内に水を送り込み送水を
行うことができる。そして、内視鏡使用後には、
接続プラグを差し換えて、送気受口が送気口に接
続されるようにソケツトに接続すれば、内視鏡の
送水管内に加圧空気を送り込むことができる。
[実施例] 本考案の一実施例を第1図〜第5図にもとづい
て説明する。
第2図は、内視鏡の送気送水装置の全体的な概
略構成を示している。この全体的な構成において
は、本実施例は従来公知のものと基本的に変わら
ないので簡単に説明する。図中、1は内視鏡、2
は、送水用の水を貯留する送水タンク、3は、そ
の送水タンク2内に送気用の加圧空気を注入して
タンク2内を加圧する送気ポンプである。内視鏡
の操作部4には公知の送気送水切換操作弁5が設
けられている。そして、内視鏡の挿入部先端に設
けられた送気送水ノズル6と操作部の送気送水切
換操作弁5との間は1本又は2本の送気送水チユ
ーブ7により接続され、送水タンク2と送気送水
切換操作弁5との間は送気送水管8及び送水管9
によつて接続されている。10は、図示されてい
ない光源装置に接続されるコネクタ部である。
第1図は、送水タンク2周辺を示している。送
水タンク2は、オートクレーブ消毒を行うことが
できるように、高温に耐え、かつ薬液等にも侵さ
れ難い耐高温性及び耐薬液性の良い合成樹脂材料
によつて形成され、その内部に、送水用の水が貯
留されている。そして、送水タンク2の頭部の開
口部には、タンク2と同材質のキヤツプ11が、
シール用のパツキン12を挟んで気密に螺着され
ている。
13は、空気及び水等が通る管路が配管された
配管ブロツクであり、その底部が、キヤツプ11
の中央部にナツト14によつ固定されている。1
5は、その配管ブロツク13とキヤツプ11との
間をシールするOリング。16は、配管ブロツク
13とキヤツプ11の双方に向いあつて穿設され
た小穴内に嵌め込まれた回転止め用のピンであ
る。本実施例においては、このピン16として、
先端が円錐形状の小ねじが用いられている。
配管ブロツク13には、その側部(図において
右側)に、送気ポンプ3に連通接続される加圧空
気導入管17が螺合接着により接続されている。
したがつて、この導入管17を介して、配管ブロ
ツク13の加圧空気注入口18に、送気ポンプ3
から加圧空気が送り込まれる。19は、送気ポン
プ3側との接続部分のシールを行うOリングであ
る。
また、配管ブロツク13の左側上部には、内視
鏡の送気管に接続される送気口20が穿設され、
加圧空気注入口18は、配管ブロツク13内にお
いて、この送気口20は連通すると共に、タンク
2内に連通している。
配管ブロツク13の下面中央には、スンテレス
鋼製のパイプ21の上端部が接合され、そのパイ
プ21の下端部はタンク2の底部近傍において水
中に開口している。また、配管ブロツク13の送
気口20に近接してそのすぐ下部に、内視鏡の送
水管に接続される送水口22が穿設されている。
この送水口22は、送気口20より細い径に形成
され、配管ブロツク13内でパイプ21の上端部
に連通している。尚、パイプ21をステンレス鋼
等のように剛性のある材料で形成することによ
り、従来の軟質合成樹脂チユーブを用いた場合に
比べ、取扱中の座屈事故等を防ぐことができる。
配管ブロツク13の左側部には、送気口20と
送水口22とを内側に含むようにして、金属製の
ソケツト23が、螺合接着により固着されてい
る。このソケツト23には、送水管8に連通する
送気受口28と送水管9に連通する送気受口29
とが一体に設けられた接続プラグ31が着脱自在
に接続される。24は、接続プラグ31が接続さ
れたときに抜け止め用のクリツクとして作用する
Cリングである。また、配管ブロツク13の上面
には、ソケツト23の位置にあわせて指標25が
形成されている。
30は、送気管8と送水管9を一体的に2重構
造に構成した接続チユーブである。本考案におい
ては、接続プラグ31と内視鏡操作部の送気送水
切換操作弁5との間を直接連通接続してもよいの
であるが、本実施例においては、光源装置に接続
されるコネクタ10の側部に接続チユーブ30の
左端部が着脱自在に接続されるようになつてい
る。10aはコネクタ10側に穿設された受け金
である。
接続チユーブ30の中間部分は、隙間をあけて
配置された2重管構造になつている。内側の管は
例えば4フツ化エチレン樹脂よりなる送水管9、
外側は例えばフツ素ゴムよりなる送気管8になつ
ており、2つの管の間が送気通路になつている。
送気管8の右端部の口元は、内側に装着された
口金32と外側に装着された固定ナツト33とに
よつて挟みつけられている。そして、接続プラグ
31が、固定ナツト33に螺合接着されており、
接続プラグ31と固定ナツト33とで口金32を
挟み込んで、これらが接続チユーブ30の右端に
固定されている。固定ナツト33の外周面には指
先で把持したときのすべり止め用に凹凸(ローレ
ツト目)が構成されている。
接続プラグ31の右端下部には、送水タンク2
頭部の送水口22内に嵌入される送気受口29が
突出して設けられ、この送水受口29に送水管9
が連通するように接合されている。送水受口29
の外周には、送水口22内に密着するOリング3
5が装着されている。また、接続プラグ31の右
端部には、送気管8内に空気を取り入れる送気受
口28が穿設され、接続プラグ31の外周には、
ソケツト23に密着するOリング36が装着され
ている。37は、Cリング24に係合する溝であ
る。
接続チユーブ30の左端側には、連結口金39
が送気管8にナツト38で固定され、その連結口
金39に、内視鏡のコネクタ側受け金10aに着
脱自在に接続される送気送水接続口金40が螺合
接着により連結されている。この送気送水接続口
金40は、内側の突出管41に送水管9が接続さ
れ、その周辺に穿設された通気孔42が送水管8
内と連通している。43は、コネクタ側受け金1
0aに密着するOリング、44は、コネクタ側受
け金10aに係合して抜け止めクリツクして作用
するCリングである。
第3図は、内視鏡を使用する際の状態を示して
おり、送水受口29が送水口22の接続されるよ
うに接続プラグ31がソケツト23に接続されて
いる。この時、接続プラグ31に装着されたOリ
ング36により、接続プラグ31とソケツト23
とが気密に接続され、Cリング24が溝37に係
合して抜け止めとなる。そして、送水受口29に
装着されたOリング35が送水口22の内壁に密
着し、送気受口28は送気口20と向いあう。
したがつて、加圧空気は加圧空気注入口18か
ら送気口20と送気受口28を通つて送気管8内
へ送り込まれると共に、加圧空気により加圧され
た送水タンク2内の水がパイプ21内に押し上げ
られ、送水口22及び送水受口29を通つて送水
管9内へ送り込まれる。第3図において、白矢印
は加圧空気の流れを示し、黒矢印は水の流れを示
している。この状態において、内視鏡操作部の送
気送水切換操作弁5を操作すれば、送気管8から
空気が、送水管9から水が内視鏡に送り込まれ
る。
第4図は、内視鏡使用後に、送水管9内の水抜
きをする際の状態を示している。このときは、接
続プラグ31を180度回転させてソケツト23に
差し換える。すると、送水受口29が送気口20
内に接続される。第5図は、この状態の接続部の
平面図であり、このように接続プラグ31の外側
面に、指標25と位置を合わせて「DRAIN」、
反対側の外面に「A/W」等の表示をしておくと
差し換え時の目安となる。
第4図にもどつて、送気口20は送水口22よ
り太いので、送水受口29に装着されたOリング
35は送水口22内壁に密着せず、その隙間を加
圧空気が通過する。そして、その空気が送水口2
2及び送気受口28に達する。したがつて、送水
タンク2内の水にはパイプ21の上面側からも加
圧空気の圧力が加わるので、パイプ21内に水は
押し上げられず、送気受口28内に加圧空気だけ
が送り込まれる。第4図においても、白矢印は加
圧空気の流れ、黒矢印は水の流れを示している。
この状態において送気送水切換操作弁5を操作す
れば、送気管8、送水管9のいずれにも空気が送
り込まれ、送水管9内に残留している水が押し出
されて排出される。
[考案の効果] 本考案の内壁の送気送水装置によれば、送水タ
ンクのソケツトに接続プラグを着脱自在に構成
し、接続プラグをソケツトに差し換えることによ
り送水管内に空気が送り込まれて送水管内の残留
水を排出することができるので、従来のように切
換弁等を必要とせず、簡単な構造で低コストで装
置を製作することができる。従来の切換弁の操作
に比べると差し換えの操作が必要となるが、この
操作は内視鏡の使用後に1回だけ行えばよいもの
であるから、操作性の面において実用上全く問題
は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の送水タンク周辺の
縦断面図、第2図は装置の全体構成の概略を示す
略示図、第3図は内視鏡使用状態における実施例
の送水タンク周辺の縦断面図、第4図は内視鏡使
用後の水切り状態における実施例の送水タンク周
辺の縦断面図、第5図は同じくその部分平面図で
ある。 1……内視鏡、2……送水タンク、3……送気
ポンプ、8……送気管、9……送水管、18……
加圧空気注入口、20……送気口、22……送水
口、23……ソケツト、28……送気受口、29
……送水受口、30……接続チユーブ、31……
接続プラグ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に送水用の水が貯留される送水タンク
    と、その送水タンク内に送気用の加圧空気を注
    入してタンク内を加圧する加圧空気注入口と、
    上記送水タンク内に貯留された水に連通してそ
    の水面より上方に設けられた送水口と、上記送
    水タンク内の空気に連通して設けられた送気口
    と、上記送気口と送気口を内側に含むように形
    成されたソケツトと、内視鏡の送水管に連通す
    る送水受口と内視鏡の送気管に連通する送気受
    口とを一体にして上記ソケツトに着脱自在に設
    けられた接続プラグとを有し、上記接続プラグ
    を上記ソケツトに差し換えることにより、送水
    管に連通する上記送水受口が上記送水口又は送
    気口に選択的に接続できるようにしたことを特
    徴とする内視鏡の送気送水装置。 (2) 上記送水受口が上記送気口に接続されたとき
    には、上記送水受口と上記送気受口の双方と上
    記加圧空気注入口とが連通する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の内視鏡の送気送水装置。
JP18932787U 1987-12-11 1987-12-11 Expired JPH0412963Y2 (ja)

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JPH0193002U JPH0193002U (ja) 1989-06-19
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