JPH04129614A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

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JPH04129614A
JPH04129614A JP24742990A JP24742990A JPH04129614A JP H04129614 A JPH04129614 A JP H04129614A JP 24742990 A JP24742990 A JP 24742990A JP 24742990 A JP24742990 A JP 24742990A JP H04129614 A JPH04129614 A JP H04129614A
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JP
Japan
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tank
arm
hole
surrounding member
machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP24742990A
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English (en)
Inventor
Masaki Kato
正樹 加藤
Masaru Shinkai
勝 新開
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH04129614A publication Critical patent/JPH04129614A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被加工物を加工液中にて加工するワイヤ放電
加工装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来のこの種のワイヤ放電加工装置の概略構成
を示す側面図である。図において、(1)はベツド、(
2)はX軸方向に往復自在なX軸スライダ、(3)はY
軸方向に往復自在なY軸スライダ、(4)は図示しない
被加工物を支持して加工液に浸漬するとともに、X、Y
軸スライダ(2) 、 (3)で構成されるXYクロス
テーブルに載置されてこのテーブルにてX、Y軸方向に
自在に移動させられるタンク、(5)は一端が機械本体
側のコラム(6)に固定されるとともに、他端がタンク
(4)の−側面を貫通して設置されたアームで、アーム
(5)の他端すなわちタンク(4)内への突出部先端に
は、タンク(4)内の被加工物にワイヤ電極を案内する
ためのワイヤガイドが装着され、ワイヤ電極をタンク(
4)に対してX、Y軸方向に相対移動可能に保持するよ
うになっている。なお、(7)はタンク(4)に加工液
を供給するためのホースである。
これをタンク部分を上部よりみた第4図の横断面図に基
づき更に詳述すると、タンク(4)は図示しない定盤に
載置固定され、タンク(4)内に充満された加工液(8
)に浸漬状態で支持した被加工物をタンク(4)と一体
に移動させて、ワイヤ電極を相対移動させる。
また、タンク(4)はそのコラム側の側面に開放部であ
る長孔(4a)が設けられ、アーム(5)に対して一方
向、すなわちY軸方向にタンク(4)が相対移動するこ
とを可能にしている。
タンク(4)のコラム側の側面の長孔(4a)外側には
微小間隙弁して遮蔽体(9)が設置され、ベアリング部
材(10)によりコラム側の側面との間の微小間隙が保
持されるようになっている。
長孔(4a)の内周縁部にはリップパツキン(11)か
嵌着され、リップパツキン(11)の両片がタンク(4
)と遮蔽体(9)とにそれぞれ接触してこれらの間の微
小間隙を密封するようになっている。
遮蔽体(9)はその長孔閉塞部の一部に貫通穴(9a)
か穿設され、アーム(5)がその先端を貫通穴(9a)
及び長孔(4a)に遊貫した状態で設置されており、ア
ーム(5)及び遮蔽体(9)はタンク(4)に対してY
軸方向に相対移動可能に、またアーム(5)は遮蔽体(
9)及びタンク(4)に対してX軸方向に相対移動可能
に、それぞれ構成されている。
アーム(5)のタンク(4)外方への突出部の周りは、
包囲部材により密封包囲されている。包囲部材は両端が
貫通穴(9a)周縁部とコラム(6)とにそれぞれ密着
固定された伸縮自在なジャバラ(12)から構成されて
いる。ジャバラ(12)は、X軸スライダ(2)によっ
てタンク(4)がX軸方向に移動させられるのに伴って
伸縮する。
タンク(4)の−側面にはホース(7)か接続される噴
出口(4b)が1つ以上設けられており、加工液(8)
は、図示しない加工液供給手段よりホース(7)を経由
して噴出口(4b)に導かれ、タンク(4)に供給され
るようになっている。
タンク(4)の噴出口(4b)と対向する他側面には排
出口(4C)が設けられ、排出口(4C)に排液回収箱
(13)が直結されており、加工スラッジを含んだ加工
液(8)はタンク(4)より排液回収箱(13)を経由
して上述の加工液供給手段に回収されるようになってい
る。
次に上述構成を有する従来装置の動作について説明する
が、ワイヤ放電加工の手法については周知であるためこ
こでは省略する。まず、加工液供給手段から加工液(8
)がホース(7)を経由して、噴出口(4b)よりタン
ク(4)内に供給、充満される。
タンク(4)内に貯えられた加工液(8)は、長孔(4
a)部はリップパツキン(11)により、またアーム(
5)の外方への突出部はジャバラ(12)により、それ
ぞれシールされているので、外部に漏れることはない。
ワイヤ放電加工は、周知のように噴出口(4b)よりタ
ンク(4)内に供給、充満された加工液(8)中にて行
われる。タンク(4)内の図示しない定盤に取付けられ
た被加工物からはワイヤ放電加工により微細な中子(1
4)が発生し、タンク(4)内の加工液(8)中で飛散
落下する。
タンク(4)には、加工液供給手段からのスラッジを含
まない加工液(8)が噴出口(4b)より供給されると
ともに、ワイヤ放電加工によって発生したスラッジを含
む加工液(8)が排出口(4C)より排液回収箱(13
)へ流し出され、タンク(4)内の加工液(8)が清液
状態に保たれるようになっているが、ワイヤ放電加工に
より発生した微細な中子(14)はその加工液(8)の
液流によりタンク(4)内に浮遊する。
また、タンク(4)内の加工液(8)の一部は、XYク
ロステーブルの移動によるジャバラ(12)の伸縮に伴
ってタンク(4)内とジャバラ(12)内との間を循環
する。この循環流に乗って、タンク(4)内に浮遊して
いる中子(14)もジャバラ(12)内及びタンク(4
)内を循環する。
第5図にワイヤ放電加工によって発生した微細な中子(
14)がタンク(4)内及びジャバラ(12)内の加工
液(8)中を浮遊している様子を示す。
[発明か解決しようとする課題] 従来のワイヤ放電加工装置は、以上のように構成されて
いるので、X軸スライダ(2)のX軸方向への往復動に
伴ってジャバラ(12)が伸縮すると、第6図に示す如
く、ジャバラ(12)内に浮遊している微細な中子(1
4)がジャバラ(12)を突き破り、破損させることが
あった。
このジャバラ(12)の破損事故か発生すると、ジャバ
ラ(12)の破損部より加工液(8)か漏れるため、タ
ンク(4)内の加工液(8)か減少し、ワイヤ放電加工
が不可能となる。また、漏れた加工液(8)により装置
か汚染され、装置そのものの故障か発生する等の問題が
あった。
このため、第7図に示すように、遮蔽体(9)の貫通穴
(9a)内に、貫通穴(9a)内周とアーム(5)外周
間の間隙を密封するシール(15)を設け、加工液(8
)の貫通穴(9a)からの漏洩を防止するようにしたも
のか提案されているが、このようなものにあってはアー
ム(5)の外周とシール(15)の内周との摺動抵抗が
増大し、加工精度が低下する等の問題があった。
本発明は斜上の点に鑑み、摺動抵抗を増大させることな
く、加工液中に浮遊している微細な中子かアームのタン
ク外方への突出部を密封包囲する包囲部材内に進入する
のを防止することのできるワイヤ放電加工装置を得るこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るワイヤ放電加工装置は、−側面に開放部を
有し2次元平面内を自在に移動するタンクと、このタン
クの開放部を有した側面に摺動自在に当接して該開放部
を閉塞するとともに、この閉塞部の一部に貫通穴が形成
された遮蔽体と、端が機械本体に固定されるとともに、
他端が上記貫通穴及び開放部を遊貫し、かつこの他端に
上記タンク内で支持される被加工物にワイヤ電極を案内
するためのワイヤガイドを装着したアームと、両端が上
記遮蔽体の貫通穴周縁部と上記機械本体とにそれぞれ密
着固定されて上記アームのタンク外方への突出部を密封
包囲する伸縮自在な包囲部材と、この包囲部材と上記ア
ームとの間隙に加工液のみ出入り可能に上記遮蔽体の貫
通穴部に設置されたフィルタとを備えたものである。
[作 用] 本発明においては、遮蔽体の貫通穴部に設置されたフィ
ルタが、加工液中に浮遊している微細な中子の包囲部材
内への進入を阻止し、中子による包囲部材の破損を防止
する。
[実施例コ 以下、従来に相当する部分には同一符号を付して示す第
1図及び第2図の一実施例により本発明を説明する。第
1図は本実施例によるワイヤ放電加工装置のタンク部分
を上部よりみた横断面図、第2図はその要部を拡大して
示す正面図である。
図において、(20)はタンク(4)内の加工液(8)
中に浮遊している微細な中子(14)が、ジャバラ(1
2)内へ進入するのを阻止するためのフィルタである。
フィルタ(20)は、その外周縁部(20a)かジャバ
ラ(12)と遮蔽体(9)との接合部に液漏れしないよ
うに密着固定されるとともに、そのアーム(5)の外周
に隙間なく接している内周部が、第2図に示す如く、フ
ィルタ外周縁からその中心方向に延びるブラシ(20b
)から形成されている。上述以外の構成は従来と同様で
あるので、その説明は省略する。
以上のように構成される本実施例のワイヤ放電加工装置
は、ワイヤ放電加工が、周知のように噴出口(4b)よ
りタンク(4)内に供給、充満された加工液(8)中に
て行われる。ワイヤ放電加工により発生した微細な中子
(14)は、常にタンク(4)内の加工液(8)を清液
に保つために噴出口(4b)より供給され、排出口(4
c)より排出される加工液(8)の液流により、タンク
(4〉内に浮遊する。またタンク(4)内の加工液(8
)の一部は、テーブル移動によるジャバラ(12)の伸
縮に伴ってタンク(4)内とジャバラ(12)内との間
を循環する。この循環流に乗って、タンク(4)内に浮
遊している中子(14)がジャバラ(12)内へ進入し
ようとするが、ジャバラ(12)の入口にはフィルタ(
20)が有るため、そのブラシ(20b)に引掛かり進
入を阻止される。このブラシ(20b)に引掛かった中
子(14)は、ジャバラ(12)が縮む際に生ずるジャ
バラ(12)内からタンク(4〉内に向かう加工液(8
)の液流によりタンク(4)内に押し戻される。この押
し戻された中子(14)は、排出口(4c)へ向かう加
工液(8)の液流に乗ってタンク(4)外の排液回収箱
(13)へと排圧される。
このように本実施例装置は、ワイヤ放電加工により発生
した微細な中子(14)がジャバラ(12)内へ侵入す
ることがなく、中子(14)によるジャバラ(12)の
破損を防止することができる。
また、フィルタ(20)はアーム(5)外周との接触部
がブラシ(20b)から成り、基本的に線接触となって
いるため、摺動抵抗の増大が抑えられ、加工精度の維持
が容易となる。
なお、上述した実施例では、フィルタ(20)をブラシ
(20b)から形成したものを示したが、これを例えば
加工液(8)を通すことのできる繊維織物状のフィルタ
としても良く、このような場合でも上述実施例同様の作
用効果を奏する。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、遮蔽体の貫通穴部
にフィルタを設置して、タンク内の加工液中で発生し浮
遊している微細な中子の包囲部材内への進入を阻止させ
るようにしたので、中子による包囲部材の破損が防止さ
れ、継続したワイヤ放電加工が可能となるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるワイヤ放電加工装置の
タンク部分を上部よりみた横断面図、第2図はその要部
を拡大して示す正面図、第3図は従来のワイヤ放電加工
装置の概略構成を示す側面図、第4図はそのタンク部分
を示す第1図相当図、第5図及び第6図はその異なる状
態をそれぞれ示す第1図相当図、第7図は従来の従来の
ワイヤ放電加工装置の他の例を示す相当図である。 図において、(4)はタンク、(4a)は長孔(開放部
) 、(5)はアーム、(6)はコラム(機械本体)、
(8)は加工液、(9)は遮蔽体、(9a)は貫通穴、
(12)はジャバラ(包囲部材)、(20)はフィルタ
である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一側面に開放部を有し2次元平面内を自在に移動するタ
    ンクと、このタンクの開放部を有した側面に摺動自在に
    当接して該開放部を閉塞するとともに、この閉塞部の一
    部に貫通穴が形成された遮蔽体と、一端が機械本体に固
    定されるとともに、他端が上記貫通穴及び開放部を遊貫
    し、かつこの他端に上記タンク内で支持される被加工物
    にワイヤ電極を案内するためのワイヤガイドを装着した
    アームと、両端が上記遮蔽体の貫通穴周縁部と上記機械
    本体とにそれぞれ密着固定されて上記アームのタンク外
    方への突出部を密封包囲する伸縮自在な包囲部材と、こ
    の包囲部材と上記アームとの間隙に加工液のみ出入り可
    能に上記遮蔽体の貫通穴部に設置されたフィルタとを備
    えることを特徴とするワイヤ放電加工装置。
JP24742990A 1990-09-19 1990-09-19 ワイヤ放電加工装置 Pending JPH04129614A (ja)

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JP24742990A JPH04129614A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 ワイヤ放電加工装置

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JPH04129614A true JPH04129614A (ja) 1992-04-30

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ID=17163310

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JP (1) JPH04129614A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071241A (ja) * 1993-06-22 1995-01-06 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JP5323285B1 (ja) * 2012-10-30 2013-10-23 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置

Cited By (4)

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US9421627B2 (en) 2012-10-30 2016-08-23 Mitsubishi Electric Corporation Wire electric discharge machining apparatus

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