JPH041295B2 - - Google Patents

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JPH041295B2
JPH041295B2 JP57099033A JP9903382A JPH041295B2 JP H041295 B2 JPH041295 B2 JP H041295B2 JP 57099033 A JP57099033 A JP 57099033A JP 9903382 A JP9903382 A JP 9903382A JP H041295 B2 JPH041295 B2 JP H041295B2
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Japan
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load
phase difference
signal
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torque
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Hideki Oohayashi
Tokio Kohama
Toshikazu Ina
Seiichi Narita
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Denso Corp
Soken Inc
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Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH041295B2 publication Critical patent/JPH041295B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/109Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving measuring phase difference of two signals or pulse trains
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/14Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/1407Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs
    • G01L3/1428Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers
    • G01L3/1435Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers involving magnetic or electromagnetic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/16Dynamometric measurement of torque

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車等の伝達軸のトルク出力を検
出するためのトルク検出装置に関するものであ
る。
従来のこの種の検出器としては、機関の出力軸
に取り付け、機関トルクを車輪等負荷に伝達する
際、トルク伝達軸に発生する軸のねじれとして検
出するものがある。またねじれを電気的に検出す
るものとして、歪により電気抵抗値が変化する歪
みゲージ式、磁歪管の磁気特性が変化する磁ひず
み式、軸の2点間のねじれ位相のずれを検出する
位相差的等があるが、これらはいずれも機関の性
能試験としてのトルク検出がその主目的であつ
て、この種の検出器は機関出力計測用として構成
してあり、重量が大きく、構造が複雑なために、
車載用のトルク検出器としては不適当であつた。
このような問題点に鑑み、とくに、本発明は位
相検出器の取付上のばらつき−初期位相(あるい
は取付位相)−による誤差を正確に補償すること
ができるトルク検出装置を提供しようとするもで
ある。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。
第1図は本発明に係るトルク検出装置の構成
図、第2図は本発明に係るトルク検出装置を詳細
に表わす縦断面図、第3図は第2図のA−A断
面、第4図は第3図のB−B断面の拡大を示して
ある。
第1図において、13は自動車の内燃機関、1
4はその出力軸に連結された変速機、16はトル
クは検出装置、17は終減速機、18は駆動輪で
ある。トルク検出装置16を示す第2図におい
て、1は機関13によつて回転駆動される駆動側
の軸体、2は負荷に結合される被駆動側の軸体で
ある。駆動側の軸体1の軸体2側の一端は等角度
間隔で複数個(例えば90°毎に4個)設けられた
弾性体受部1aを有している。一方被駆動側の軸
体2の軸体1側の一端は弾性体受部1aと体向す
るように複数個の弾性体受部2aがそれぞれ設け
られている。
そして、弾性体受部1aと2aとの間には金属
製の弾性体受座3a,3bを両端に取り付けた弾
性体4が挿入され、カツプリングフランジ5によ
り弾性体4を軸体1の一端にはさみこみ、リベツ
ト13により固定されている。弾性体4は本実施
例ではスプリング又はゴムを用いている。
駆動側軸体1および被駆動側軸体2にはそれぞ
れ第1、第2の回転体6,7が結合されている。
両回転体はそれぞれ周方向に等間隔で設けられた
複数個のは6a,7aを有している。
8は各回転体6,7の外周側に配置された筒状
の固定子でそれぞれベアリング9,10により軸
体1,2の回転によつても回転しないように固定
されている。さらに電磁ピツクアツプ11,12
がそれぞれ回転体6,7の歯6a,7aに対向し
て取り付けられ、ピツクアツプ11,12で検出
した電気信号はリード線11a,12aを経て外
部の計測回路30に導かれるようになつている。
さらに変速機14のニユートラル位置を検出す
る装置15が変速機14に設けられている。本実
施例においてはスイツチを使用している。
上記構成において、軸体1が第3図に示す矢印
の方向に回転すると、弾性体受部1a,5aが弾
性体4を介して弾性体受部2aを押し、これによ
り軸体1とともに軸体2が軸体1と同方向に回転
する。軸体2の負荷が小さいときは弾性体4のた
わみ量は少ないが、負荷が大きくなるにしたがつ
てこれに比例して弾性体4のたわみ量は多くなつ
ている。
このため、軸体1,2にそれぞれ結合された回
転体6と7は同速度で同方向に回転するが、軸体
2の負荷が大きくなると弾性体4がたわみ、回転
体6が回転体7より先行し、その周方向の相対位
置が変化する。このとき、回転体6と7の相対変
化量は弾性体のたわみ量、すなわち負荷のトルク
に比例する。
測定にあたつては、軸が回転するとピツクアツ
プ11には回転体6の回転に同期して歯6aの凹
凸のために生じる磁気抵抗の変化により交番電圧
が発生する。同様にピツクアツプ12にも交番電
圧が発生する。ここで、変速機に設けたニユート
ラルを検出するスイツチ15がONであるときの
2つの交番電圧信号の位相差を外部の測定回路に
おいて測定することにより無負荷時の位相差がわ
かる。この場合、位相差は回転体6,7の取付位
置あるいはピツクアツプ11,12の取付位置の
ばらつきなどによつて装置毎にばらつきが生じや
すい。
次に変速機が接続され(スイツチOFF状態)
実際の負荷トルクに比例して軸がねじらると、回
転体の円周方向の相対位置関係もねじれ角に比例
して変化するので、それに応じてピツクアツプ1
1,12に生じる交番電圧信号の位相差が変化す
る。本装置では、実際の測定中における位相差と
無負荷時の位相差とを比較すれば測定中の実際の
トルクが正確に算出できる。
第5図は電磁ピツクアツプ11,12に得られ
る電気信号の波形図である。aはピツク11から
出される電気信号の波形整形後のパルス波形であ
る。しかして負荷が加わるとピツクアツプ12か
ら出力される電気信号は負荷トルクに応じて位相
が遅れてくる。このためaの信号とbの信号との
立ち上がり位相差をとるとcに示す負荷トルク信
号が得られる。この信号において、パルスの繰り
返し周期Tは軸体1,2の回転数が一定であれば
一定であるが、パルスの時間幅tはaの信号とb
の信号の位相差、すなわち負荷トルクに比例す
る。次に以上の計測と、トルクの演算を行う計測
演算回路30について説明する。
第8図は計測演算回路30にシステムブロツク
図である。前記の電磁ピツクアツプ11,12か
らの出力はそれぞれ整形回路100,200に入
力された後、回転数係数回路300と位相差計測
回路400に入力される。回転数係数回路300
では回転数(回転速度)の2進データが得られマ
イクロコンピユータ500にそれを入力し、位相
差計測回路400では電磁ピツクアツプ11と電
磁ピツクアツプ12の信号の位相差即ちトルク検
出装置の弾性体たわみ量が2進データで得られマ
イクロコンピユータ500に入力される。
ニユートラル位置検出装置15は変速位置がニ
ユートラルのときにONするスイツチで、整形回
路700を経てそのデータはマイクロコンピユー
タ500に入力される。マイクロコンピユータ5
00は回転数と位相差ニユートラルのデータから
所定の演算により駆動トルクを演算して表示回路
600に出力する。
前記整形回路100は、第9図に示す通り抵抗
101、コンデンサ102及び電圧クランプ用ツ
エナーダイオード103からなるローパスフイル
タと、抵抗104,105,106,107,1
08及び比較器109からなる比較回路とから構
成されている。ここで、比較器109の反転入力
端子(−)には抵抗105を介してバイアス直流
電圧VBが印加され、他方非反転入力端子(+)
には抵抗106,107で分圧された反転入力端
子側とほぼ等しい値のバイアス電圧が印加されて
いる。また、比較器109は、正帰還抵抗108
により、出力パルス信号の立上り、立下りがシヤ
ープになるよう構成されている。そして、電磁ピ
ツクアツプ11から第10図aで示すように脈動
信号が出力されると、比較器109から第10図
bで示すような波形のタイミングパルス信号が出
力される。
回転数係数回路300は第11図に示す構成で
あり、デバイダ付カウンタ301は、基本的には
クロツク端子CLに入力されるクロツクパルス信
号C1を計数するもので、出力端子Q2〜Q4の
うち1つの出力端子の出力信号が“1”レベルと
なり、かつカウント動作停止端子ENに“1”レ
ベル信号が入力されると、カウンタ(計数)動作
を停止する。
しかして、この実施例では出力端子Q4と停止
端子ENが接続されており、出力端子Q4の出力
が“1”レベルになると停止端子ENに“1”レ
ベル信号が入力され、カウント動作を停止する。
この状態で整形回路100から第10図bに示す
タイミングパルス信号がリセツト端子Rに入力さ
れると、カウンタ301はリセツトさ、出力端子
Q4の出力は第10図fに示すように“0”レベ
ルとなる。そして、時間T2だけ経過し、リセツ
ト端子Rに入力される信号が“0”レベルになる
とカウンタ301はカウント動作を開始し、出力
端子Q2,Q3からはそれぞれ第10図d,eに
示すように順次パルス信号が出力される。その
後、出力端子Q4の出力が“1”レベルになると
カウンタ301は、再びカウンタ動作を停止す
る。
カウンタ301及び整形回路100の出力信号
は、それぞれNORゲート302,303を介し
て12ビツトのカウンタ304のクロツク端子CL
に入力され、またカウンタ301のQ3出力はカ
ウンタ304のリセツト端子Rに入力されてい
る。
つまり、第10図bに示す整形回路100の出
力信号と第10図fに示すカウンタ301のQ4
出力のNOR論理をとることによりNORゲート3
02からは第10図gに示すようなパルス信号が
出力され、さらにこのNORゲート302の出力
信号と第10図cに示すクロツクパルス信号C1
とのNOR論理をとることにより、NORゲート3
03から第10図hに示すようなパルス信号が出
力さ、このパルス信号がカウンタ304に入力さ
れる。
ここで、第10図bに示すタイミングパルス信
号が“0”レベルに立下がつて第10図gに示す
NORゲート302の出力が“1”レベルになる
時刻t1において、カウンタ304はカウント動
作を停止する。その後、カウンタ304の出力端
子Q1〜Q12の出力は、時刻t2におけるカウ
ンタ301のQ2出力の立上りによりシフトレジ
スタ305〜307(例えばRCA社製CD4035)
に一時的に保持記憶される。
次に、時刻t3においてカウンタ301のQ3
出力が“1”レベルになると、カウンタ304が
リセツトさ、時刻t4においてカウンタ301の
Q4出力が“1”レベルになるとカウンタ304
は再びカウント動作を開始する。
このカウンタ304の動作は、電磁ピツクアツ
プ11ガ駆動側の回転体の歯6aを検出すること
により出力されるタイミングパルス信号と同期し
て繰返し行われるため、シフトレジスタ305〜
307の各出力端子Q1〜Q4からは駆動側の回
転速度Nの逆数1/Nに比例した2進信号が出力
される。3ステートバツフア308は、制御端子
308aに“1”レベル信号が加えられている間
は出力が高インピーダンスとなるもので、出力端
子群308bはバスラインを介してマイクロコン
ピユータ500に接続されている。
制御端子308aにはNANDゲート309の
出力信号が入力され、NANDゲート309には
マイクロコンピユータ500に内蔵なれているデ
バイス制御ユニツト(DCU)からの入出力制御
信号(以下I/O信号という)及びデバイスセレ
クト信号SELIが入力さている。そして、NAND
ゲート309ノ出力信号が“0”レベルになる
と、シフトレジスタ305〜307のI/Nに比
例した2進信号がマイクロコンピユータ500に
入力される。
ここでクロツクパルス信号C1は公知の水晶発
振器より出力される約524KHzのクロツクを使用
しており、その詳細については省略する。
次に整形回路200について説明する。整形回
路200は前記整形回路100と全く同一の構成
作動をしており、電磁ピツクアツプ12の出力信
号を整形する。
位相差計測回路400は第12図に示されてお
り、デバイダ付カウンタ301と同じであり、リ
セツト端子Rに第13図a,bに示す整形回路1
00,200よりの信号が入力されると出力端子
Q1からはそれぞれ第13図c,dに示すパルス
信号が出力さる。前記パルス信号はR−Sフリツ
プフロツプ403のS端子、R端子にそれぞれ入
力され、出力端子Qからは第13図eに示すよう
に、電磁ピツクアツプ11,12からの出力信号
の位相差に相当する時間T1をもつたパルス信号
が得られる。前記、時間T1のパルス信号は
NANDゲート405により、クロツクパルス信
号C1と論理をとり、第13図fに示す信号が、
カウンタ406に入力される。以下は回転数計数
回路300で説明したのと同じ作動により、デバ
イダ付カウンタ404、カウンタ405、シフト
レジスタ407〜409、3ステートバツフア4
10、NANDゲート411により前記の電磁ピ
ツクアツプ11,12からの出力信号の位相差に
相当する時間T1を計測して、これに比例した2
進信号がマイクロコンピユータ500に入力され
る。
マイクロコンピユータ500は東芝製12ビツト
マイクロコンピユータTLCS−12Aを使用してお
り、プログラムで定める任意の周期毎に、回転数
計数回路300と位相差計測回路400とニユー
トラル位置検出装置15とより、各々2進データ
を入力して内部メモリ(RAM)に記憶する。こ
の記憶データに基づき、定められた計算処理を行
なう。この場合、前記回路300,400は出力
ラツチ回路を有するため、コンピユータの動作
は、前記回路300,400と非同期であつてよ
い。が、検出の応答性を増すため、介す300,
400にデータが用意されたときにコンピユータ
500に入力要求信号を送るようにしてもよい。
マイクロコンピユータ500の構成を第14図
に示す。4個のLSIと3個のRAM、2個のROM
から構成され、それらは全てバスラインで結ばれ
ている。中央処理ユニツト(CPU)510は東
芝製のT3190を、割込ラツチユニツト(INTU)
520は東芝製のサT3219を、メモリ制御ユニツ
ト(NCU)530は東芝製のT3416を、入出力
制御ユニツト(DCU)540は東芝製のT3418
を、RAMの550〜552は東芝製のTC5007
を、ROMの560,561は富士通製の
MB8516を使用している。各デバイスの機能につ
いては公知であるので説明を省略する。
表示回路600は本実施例では10進表示が可能
なクセグメントLEDを使用して、マイクロコン
ピユータ500で演算されたトルク値を表示して
いる。
整形回路700は第15図に示されており、ニ
ユートラル検出装置15の変速機のニユートラル
位置に対応したスイツチ信号を整形して、そのデ
ータをマイクロコンピユータ500に入力する。
構成は図に示すように抵抗701,703,70
6,707とダイオード702とコンデンサ70
4とトランジスタ705で整形されたのち、回転
数計測回路300で説明したのと同じ作動によ
り、3ステートバツフア708、NANDゲート
709によりニユートラル位置の信号がマイクロ
コンピユータ500に入力される。
第5図は本装置の作動を端的に示している。前
記の通りaは電磁ピツクアツプ11から出力され
る電気信号整形パルスbは電磁ピツクアツプ12
から出力される電気信号の整形パルスである。前
述のごとく、トルク検出装置に負荷が加わると駆
動トルクに応じて弾性体4がたわみ、bの信号は
aの信号に対して位相が遅れてくる。従つて回転
数が一定であれば、a,b信号の位相差をとつた
第5図e信号のパルス幅tは負荷トルクに比例す
る。
次にマイクロコンピユータ500の演算内容に
ついて第5図を参照して説明する。変速機がニユ
ートラルの時に計測された前記の無負荷位相差を
to、周期をToとすると、 θo=360°×to/To ……(1) (1)式から計算されたθoが第5図a,b信号の
無負荷時の位相差を角度に換算したものである。
一方変速機がニユートラルでないときに計測さ
れた前記の位相差をt1、周期をT1とすると、 θ1=360°×t1/T1 ……(2) (2)式から計算されたθ1が第5図a,bの負荷を
かけた時の位相差を角度に換算したものである。
されに、 θ=θ1−θo……(3) (3)式から計算された位相差θが、負荷がかかつ
たことにより生じた位相差である。従つて前記の
位相差θは駆動トルクに比例した値となる。そし
て M=K×θ ……(4) で表わされる(4)式によつて駆動トルクMを求める
ことができる。
以上トルク検出装置6を変速機14と終減速機
17の間に設けた場合について説明したが、第6
図に示すように機関13と変速機14の間のクラ
ツチ部に設けた場合でもよく、また第7図に示す
ように流体変速機に設けてもよく、要するにトル
ク検出器を実際の車両に装置したあと無負荷時の
位相差を補正してトルクを求めればよい。
さらに無負荷時の検出は変速機のニユートラル
状態の検出するものでなくても、マニホールド圧
力、スロツトル開度、吸入空気量、機関回転数、
駆動軸回転数が設定状態にあることを検出するよ
うにしても良く、また手動変速機であればクラツ
チの断接に連動するスイツチで検出しけもよい。
また回転角を検出する手段は特に限定されるもの
ではなく、電磁式のほか光電式、発振式、半導体
形などいずれも使用できる。
以上述べたように本発明によれば無負荷状態に
おいて初期位相が検出され通常検出値を補正する
ため、取付の際のばらつきを補償することができ
る。なお、初期位相が経年変化する場合でも自動
的に補正を行なつて対処するようにすることもで
きるため、常に正確なトルクを検出できるという
優れた効果も発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はトルク検出装置の取付例を示す構成
図、第2図はトルク検出装置の構造例を示す断面
図、第3図は第2図のA−A線に沿う断面図、第
4図は第3図のB−B線に沿う断面図、第5図は
トルク検出の様子を説明するためのタイムチヤー
ト、第6図と第7図はそれぞれトルク検出装置の
変形例を示す断面図、第8図は計測回路30のシ
ステムブロツク図、第9図は整形回路100の電
気結線図、第10図は形成回路100と回転数計
数回路300の動作を示すタイムチヤート、第1
1図は回転計数回路300の電気結線図、第12
図は位相差計測回路400の電気結線図、第13
図は位相差計測回路400の動作を示すタイムチ
ヤート、第14図はマイクロコンピユータ500
のブロツク図、第15図は整形回路700の電気
結線図である。 1……駆動側の軸体、2……被駆動側の軸体、
4……弾性体、6,7……回転体、11,12…
…電磁ピツクアツプ、13……内燃機関、14…
…変速機、15……ニユートラル位置検出装置、
16……トルク検出装置、17……終減速装置、
30……計測回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転駆動される駆動体、 前記駆動体に弾性体を介して連結された被駆動
    体、 前記被駆動体に連結された負荷、 前記駆動体と前記被駆動体との間の相対的回転
    位相差に応じた位相差信号を発生する位相差信号
    発生手段、 前記駆動体が前記弾性体を介して前記被駆動体
    と前記負荷とを駆動していない無負荷状態を検出
    して無負荷信号を発生する無負荷状態検出手段、
    および 前記位相差信号発生手段および前記無負荷状態
    検出手段に接続されて、前記駆動体により前記被
    駆動体と前記負荷とを駆動しているときの検出ト
    ルクを演算する演算手段を備え、 前記演算手段は内部に無負荷時データ記憶手段
    と、負荷時データ読み取り手段と、補正手段とを
    有し、 前記無負荷時データ記憶手段は前記無負荷状態
    検出手段からの無負荷信号を任意の周期毎に取り
    込んで、その時々の前記位相差信号の初期位相デ
    ータを読み取つて記憶する手段からなり、 前記負荷時データ読み取り手段は前記無負荷信
    号が前記演算手段に来ていないときの前記位相差
    信号からなる負荷時データを読み取る手段からな
    り、 前記補正手段は前記負荷時データを前記初期位
    相データを用いて補正して前記演算手段の出力と
    する手段からなり、 それにより、前記初期位相データが経年変化し
    ても補正によつて前記演算手段の出力の精度を高
    めたトルク検出装置。 2 前記位相差信号発生手段は、前記駆動体と前
    記被駆動体との相対的回転位相差に応じて位相が
    ずれてくる第1のパルス信号と第2のパルス信号
    との位相のずれに相当する時間内のクロツク数を
    カウントして位相差に相当する時間に応じた2進
    信号を出力する手段からなり、前記演算手段は前
    記2進信号が入力されプログラムで定める任意の
    周期ごとに前記2進信号を読み取るとともに前記
    無負荷状態検出手段からの無負荷信号を入力して
    内部メモリに記憶し、この記憶データに基づき、
    定められた計算処理を行つて出力を生じるマイク
    ロコンピユータからなる特許請求の範囲第1項に
    記載のトルク検出装置。 3 前記駆動体が車両の変速機に接続され前記被
    駆動体が終減速機に接続されている特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載のトルク検出装置。 4 前記無負荷状態検出手段が前記変速機のニユ
    ートラル状態を検出するようになつている特許請
    求の範囲第3項に記載のトルク検出装置。 5 前記無負荷状態検出手段として前記変速機の
    クラツチの断切を検出するスイツチが用いられる
    特許請求の範囲第3項または第4項に記載のトル
    ク検出装置。 6 前記駆動体が車両の内燃機関に結合された変
    速機に接続され前記被駆動体が終減速装置に接続
    されている特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載のトルク検出装置。
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