JPH0322571B2 - - Google Patents

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JPH0322571B2
JPH0322571B2 JP57096875A JP9687582A JPH0322571B2 JP H0322571 B2 JPH0322571 B2 JP H0322571B2 JP 57096875 A JP57096875 A JP 57096875A JP 9687582 A JP9687582 A JP 9687582A JP H0322571 B2 JPH0322571 B2 JP H0322571B2
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JP
Japan
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torque
output
internal combustion
teeth
combustion engine
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Tokio Kohama
Hideki Oohayashi
Kimitaka Saito
Toshikazu Ina
Seiichi Narita
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0322571B2 publication Critical patent/JPH0322571B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/109Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving measuring phase difference of two signals or pulse trains
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/14Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/1407Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs
    • G01L3/1428Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers
    • G01L3/1435Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers involving magnetic or electromagnetic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/16Dynamometric measurement of torque

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトルク検出装置に関する。本発明によ
るトルク検出装置は例えば、負荷を駆動しながら
その軸出力を検出する場合などに用いられ、例え
ば、自動車機関の動力伝達系におけるトルク検出
装置に用いられる。
従来のこの種の検出装置として、機関の出力軸
に取り付け、機関トルクを車輪等負荷に伝達する
際、トルク伝達軸に発生する軸のねじれとして、
検出するものがある。又、ねじれを電気的に検出
するものとして、歪により電気抵抗値が変化する
歪ゲージ式、磁歪管の磁気特性が変化する位相差
式等がある。
しかし、これらはいずれも機関の性能試験とし
てのトルク検出がその主目的であつて、この種検
出装置は機関出力計測用として構成してあり、重
量が大きく、構造が複雑かつ高価である。特に車
両に搭載することは実用上困難であり、技術的に
搭載してもその価格上応用に制限が生ずる。
具体的には、検出装置の構成原理は、軸のねじ
れの検出である。この検出器軸は短かければ歪が
少なく検出精度が悪化する。検出精度を上げよう
とすれば長さが大きくなる。一般には30ないし40
cmである。
したがつて、この種のトルク検出装置は機関重
量の増加や改造、及び機関長の増加が許される試
験用として実用可能であるが、車載することは、
価格、重量、大きさ等の点から実用が困難である
という問題点がある。
本発明は前述に鑑みてなされたもので、構造が
小型、簡単で、かつ車載可能な、信頼性に優れた
内燃機関用として用いられるトルク検出装置を提
供することを発明の主な目的とする。
本発明の実施例においては、第1の回転体と第
2の回転体の間に弾性体を介在させ、この弾性体
のたわみによる第1の軸体と第2の軸体の周方向
の相対的な変位量を検出してトルクを求める構成
とする。
内燃機関においては機関の燃焼時にトルクが発
生し、それ以外ではトルクは発生しないことか
ら、発生トルクは脈動状特性となり検出位置によ
り検出値にばらつきが生ずる。
本発明の実施例においては、第1の回転体に少
くとも1個以上の切欠溝又は歯を設け、この切欠
溝又は歯が内燃機関の予め定められた位置(例え
ば1気筒目の上死点位置等)に合うように取り付
けられることで、脈動状出力の内燃機関のトルク
を常に一定の位置で検出することを可能にし、こ
の結果、常に燃焼時のトルク検出が可能となり、
トルクの検出精度を向上させることができる。
本発明の実施例においては、第1、第2の回転
体上に同数でかつ円周方向の対称位置に設けられ
た切欠溝又は歯よりトルクを検出しているが、こ
の切欠溝又は歯の数を少くとも内燃機関の1燃焼
行程に2個以上の整数個の信号が得られる数と
し、しかもそれぞれの値を気筒数ごとに加算又は
1サイクルごとに加算することで、トルクの平均
値を求めることができ、トルク測定の精度を高め
ることができる。
本発明においては、内燃機関により回転駆動さ
れる第1の軸体、負荷に接続され前記第1の軸体
と対向しておりかつ回転自在な第2の軸体、 前記第1と第2の軸体の間に設けられた弾性
体、 前記第1、第2の軸体にそれぞれ固定され、そ
れぞれの外周部に少くとも内燃機関の1燃焼行程
に2個以上の個数(n)の信号が得られる数で、
しかも同数の切欠溝又は歯を円周方向の対称位置
に有する第1および第2の回転体、 前記第1および第2の回転体の切欠溝又は歯の
動きを検出してそれぞれ信号を発する第1および
第2の検出部、および 前記弾性体のたわみによる前記第1、第2の回
転体の周方向両側の相対的な瞬時のねじれ変位に
基づく前記第1及び第2の検出部が発したそれぞ
れの信号の位相差から正、負両方の瞬時のトルク
tを検出し、かつ前記1燃焼行程における平均ト
ルクTを少なくとも o1 t の演算を行うことにより求める手段を備えるとと
もに、更に、前記第1、第2の回転体の切欠溝又
は歯が、燃焼時の前記瞬時のトルクtを検出する
ために、前記内燃機関の予め定められた位置関係
に合うように前記第1、第2の回転体に取り付け
られているトルク検出装置である。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図は本発明に係るトルク検出装置の縦断
面図、第2図は第1図の−断面である。第1
図において、1は図示しない機関のクランク軸、
2はクランク軸1にボルト3によつて連結されそ
れによつて回転駆動される第1の回転体、4は右
端において図示しない被駆動側の手動歯車変速機
のクラツチあるいは自動変速機のトルクコンバー
タに結合される第2の回転体である。そして第1
の回転体2と第2の回転体4には弾性体受座5
1,52を両端に取り付けた弾性体6が挿入され
るよう弾性体受部7,8が設けられており弾性体
6をサブプレート9によりはさみ込み、リベツト
10により固定している。故に第1の回転体2と
サブプレート9は一体となつて回転し、また第2
の回転体4はスプリング6を介し回転体2と一緒
に回転する。弾性体6は本実施例では、スプリン
グを用いている。さらに第1、第2の回転体2,
4の外周部には、切欠溝もしくは歯21,41を
形成している。第3図a,bに歯または切欠溝の
一例を示す。このように歯、切欠溝は円周方向に
対称に設けられている。またこの歯、切欠溝の一
つが内燃機関の予め定められた位置(例えば上記
上死点位置等)となるように取り付けてある。ま
た歯又は切欠溝は内燃機関の1燃焼行程に2個以
上の出力が得られるように設けられている。そし
て第1の電磁検出部11、第2の検出部12が、
その切欠溝もしくは歯に対向するようにハウジン
グ13に取り付けられている。
この検出部11,12はたとえば永久磁石とコ
イルを組み合わせた電磁ピツクアツプのものでも
よい。第1、第2の回転体の回転に同期して、ギ
ヤ21,41の凹凸が検出部11,12の先端と
の間におけるエアギヤツプをくり返し増減させ
る。それに応じて磁気抵抗が変わり、磁気−電気
変換素子として作用する検出部11,12の出力
線には第1、第2の回転体の回転に同期したタイ
ミング信号としての脈動信号S1,S2が現われ
る。即ち、本発明に於いては、前記第1と第2の
回転体の周方向両側の相対的な瞬時のねじれ変位
に基づいて、前記第1及び第2の検出部が発した
それぞれの信号の位相差から正、負両方の瞬時の
トルクtを検出する様にしたものである。
第4図はデイジタル計算装置19のシステムブ
ロツク図である。前記の電磁ピツクアツプ11,
12からの出力はそれぞれ整形回路100,20
0に入力された後、回転数計数回路300と位相
差計測回路400に入力される。回転数計数回路
300では回転数(回転速度)の2進データが得
られ計算回路500にそれを入力し、位相差計測
回路400では電磁ピツクアツプ11と電磁ピツ
クアツプ12の信号の位相差即ちクラツチデイス
クのねじれが2進データで得られ計算回路500
に入力される。計算回路500は前記の回転数と
位相差のデータから所定の演算によりトルクを演
算して表示回路600に出力する。
前記整形回路100は、第5図に示す通り抵抗
101、コンデンサ102及び電圧クランプ用ツ
エナーダイオード103からなるローパスフイル
タと、抵抗104,105,106,107,1
08及び比較器109からなる比較回路とから構
成されている。ここで、比較器109の反転入力
端子(−)には抵抗105を介してバイアス直流
電圧VBが印加され、他方非反転入力端子(+)
には抵抗106,107で分圧された反転入力端
子側とほぼ等しい値のバイアス電圧が印加されて
いる。また、比較器109は、正帰還抵抗108
により、出力パルス信号の立上り、立下りがシヤ
ープになるよう構成されている。そして、電磁ピ
ツクアツプ11から第6図1で示すように脈動信
号が出力されると、比較器109から第6図2で
示すような波形のタイミングパルス信号が出力さ
れる。
回転数計数回路300は第7図に示す構成であ
り、デバイダ付カウンタ301は、基本的にはク
ロツク端子CLに入力されるクロツクパルス信号
C1を計数するもので、出力端子Q2〜Q3のうち1
つの出力端子の出力信号が「1」レベルとなり、
かつ計数動作停止端子ENに「1」レベル信号が
入力されると、計数動作を停止する。
しかして、この実施例では出力端子Q3と停止
端子ENが接続されており、出力端子Q3の出力が
「1」レベルになると停止端子ENに「1」レベ
ル信号が入力され、計数動作を停止する。この状
態で整形回路100から第6図2に示すタイミン
グパルス信号がリセツト端子Rに入力されると、
カウンタ301はリセツトされ、出力端子Q3
出力は第6図6に示すように「0」レベルとな
る。そして、時間T2だけ経過し、リセツト端子
Rに入力される信号が「0」レベルとなると、カ
ウンタ301は計数動作を開始し、出力端子Q1
Q2からはそれぞれ第6図4,5に示すように順
次パルス信号が出力される。その後、出力端子
Q3の出力が「1」レベルになるとカウンタ30
1は、再び計数動作を停止する。
カウンタ301及び整形回路100の出力信号
は、それぞれNORゲート302,303を介し
て12ビツトのカウンタ304のクロツク端子CL
に入力され、またカウンタ301のQ2出力はカ
ウンタ304のリセツト端子Rに入力されてい
る。
つまり、第6図2に示す整形回路100の出力
信号と第6図6に示すカウンタのQ3出力のNOR
論理をとることによりNORゲート302からは
第6図7に示すようなパルス信号が出力され、さ
らにこのNORゲート302の出力信号と第6図
3に示すクロツクパルス信号C1とのNOR論理を
とることにより、NORゲート303から第6図
8に示すようなパルス信号が出力され、このパル
ス信号がカウンタ304に入力される。
ここで、第6図2に示すタイミングパルス信号
が「0」レベルに立下がつて第6図7に示す
NORゲート302の出力が「1」レベルになる
時刻t1において、カウンタ304は計数動作を停
止する。その後、カウンタ304の出力端子Q1
〜Q12の出力は、時刻t2におけるカウンタ301
のQ2出力の立上りによりシフトレジスタ305
〜307(例えばRCA社製CD4035)に一時的に
保持記憶される。
次に、時刻t3においてカウンタ301のQ2
力が「1」レベルになると、カウンタ304がリ
セツトされ、時刻t4においてカウンタ301の
Q3出力が「1」レベルになるとカウンタ304
は再び計数動作を開始する。
このカウンタ304の動作は、電磁ピツクアツ
プ11が回転体2の切欠溝もしくは歯を検出する
ことにより出力されるタイミングパルス信号と同
期して繰返し行われるため、シフトレジスタ30
5〜307の各出力端子Q1〜Q4からは駆動側の
回転速度Nの逆数1/Nに比例した2進信号が出
力される。3ステートバツフア308は、制御端
子308aに「1」レベル信号が加えられている
間は出力が高インピーダンスとなるもので、出力
端子群308bはパスラインを介して計算回路5
00に接続されている。
制御端子308aにはNANDゲート309の
出力信号が入力され、NANDゲート309には
計算回路500に内蔵されているデバイス制御ユ
ニツト(DCU)からの入出力制御信号(以下
I/O信号という)及びデバイスセレクト信号
SELIが入力されている。そして、NANDゲート
309の出力信号が「0」レベルになると、シフ
トレジスタ305〜307のI/Nに比例した2
進信号が計算回路500に入力される。
ここでクロツクパルス信号C1は公知の水晶発
振器より出力される約524KHzのクロツクを使用
しており、その詳細については省略する。
次に整形回路200について説明する。整形回
路200は前記整形回路100と全く同一の構
成、作動をしており、電磁ピツクアツプ12の出
力信号を整形する。
位相差計測回路400は第8図に示されてお
り、デバイダ付カウンタ301と同じであり、リ
セツト端子Rに第9図1,2に示す整形回路10
0,200よりの信号が入力されると出力端子
Q1からはそれぞれ第9図3,4に示すパルス信
号が出力される。前記パルス信号はR−Sフリツ
プフロツプ403のS端子、R端子にそれぞれ入
力され、出力端子Qからは第9図5に示すよう
に、電磁ピツクアツプ11,12からの出力信号
の位相差に相当する時間T1をもつたパルス信号
が得られる。前記、時間T1のパルス信号は
NANDゲート405により、クロツクパルス信
号C1と論理をとり、第9図6に示す信号が、カ
ウンタ406に入力される。以下は回転数計数回
路300で説明したのと同じ作動により、デバイ
ダ付カウンタ404、シフトレジスタ407〜4
09、3ステートバツフア410、NANDゲー
ト411により前記の電磁ピツクアツプ11,1
2からの出力信号の位相差に相当する時間T1
計測して、これに比例した2進信号が計算回路5
00に入力される。
さらにデバイダ付カウンタ404の出力Q4
前記位相差の時間T1の計算回路500への読み
込み要求の割込み信号INTとして使われる。
計算回路500としてはマイクロコンピユータ
形式のものを用いることができる。マイクロコン
ピユータを用いる場合には例えば東芝製12ピツト
マイクロコンピユータTLCS−12Aを使用するこ
とができ、前記のINT信号が発生する毎に、回
転数計数回路300と位相差計測回路400とよ
り、各々2進データを入力した内部メモリ
(RAM)に記憶する。この記憶データに基づき、
定められた計算処理を行なう。
表示回路600は任意のものでよく、たとえば
7セグメントLEDによるデイジタル表示とD−
A変換器によるアナログ電圧出力を行うことがで
きるがその詳細については公知であるので説明を
省略する。
第9図は本装置の作動を端的に示している。
1は電磁ピツクアツプ11から出力される電気
信号の整形パルス、2は電磁ピツクアツプ12か
ら出力される電気信号の整形パルスである。
上記構成においてクランク軸1が第1図矢印の
方向に回転するとボルト3によつて連結された第
1の回転体2とサブプレート9はクランク軸1と
ともに回転する。この時回転体1とは直結されず
弾性体6を介し結ばれている第2の回転体4は弾
性体6を介し第1の回転体2により同様矢印の同
方向に回転させられる。この際第2の回転体4の
負荷が小さいときは弾性体6のたわみ量は少ない
が負荷が大きくなるにしたがつてこれに比例して
弾性体6のたわみ量は多くなつている。これ故第
1、第2の回転体2,4は同速度で同方向に回転
するが、第2の回転体4の負荷が大きくなると弾
性体6がたわみ、それぞれ第1、第2の回転体
2,4の外周部に設けられている切欠溝もしくは
歯21,41の周方向の相対位置が変化する。こ
の相対変化量は弾性体のたわみ量、すなわち負荷
のトルクに3例する。負荷が加わつた場合の出力
演算について具体的に説明すると負荷トルクに応
じて第9図の2の信号は、1の信号に対して位相
が遅れてくる。従つて回転数が一定であれば1,
2の位相差をとつた第9図5信号のパルス幅T1
は負荷トルクに比例する。回転数が変つた場合
も、計算回路500は第8図のデバイダ付カウン
タ404より出力される割込み信号INT毎(位
相差データT1がカウントされる毎に)に回転数
計数回路300から得られる回転数Nの逆数1/
Nと位相差計測回路400から得られる時間T1
とから t=K・T1・N の演算により回転数によらず軸トルクtを求める
ことができる。本発明では内燃機関のある定めら
れた位置(例えば上死点等)と一致するよう歯ま
たは切欠溝を装置しているので内燃機関のトルク
が常に一定の位置で検出でき、必要とするトルク
の検出が可能となる。なおKは比例定数である。
次いで計算回路は以上求めた瞬時トルクtを内燃
機関の1燃焼行程毎に平均値を演算することによ
り安定したトルク値を検出することができる。す
なわち、たとえば、第1、第2の回転体2,4の
切欠溝は同周方向に対称で、しかも1燃焼行程に
2個以上となるよう(ここではn個とする)設け
られているため内燃機関の1燃焼行程における平
均トルクを検出するには計算回路は T=1/no1 t の演算を行うだけで内燃機関の1燃焼行程毎に安
定したトルク値を得ることができる。
すなわち必要最小限の切欠溝でこの検出値Tは
表示回路600に出力され表示される。なお前出
の演算はされ表示される。なお前出の演算はT=
o1 tにより行い、得られた結果を出力するように
することもできる。
前述の実施例においては、駆動側の第1の軸体
と第2の軸体を直結せずスプリング、ゴム等弾性
体を介し結ぶ構成としており、この弾性体のたわ
みによる第1、第2の軸体の周方向の相対的な変
位量からトルクを求める構成としている。これ故
スプリング、ゴム等を弾性体として用いることが
できるため上記変位量を大きくすることができ、
この結果トルク精度が大巾に向上できる。
またスプリング、ゴム等の弾性体を用いている
ので負荷と変位量の関係が簡単な計算でしかも任
意の値に決めることが可能であるので製作が容易
である。
また前述の実施例においては、第1の回転体の
切欠溝もしくは歯を内燃機関のあらかじめ決めら
れた位置(例えば1気筒の上死点位置等)に合わ
せるよう取り付けているので内燃機関のトルクを
常に一定の位置で検出することが可能となる。こ
の結果燃焼時のトルク検出が可能となるというよ
うに制御上必要な位置でのトルク検出が容易にで
きる。
また前述の実施例においては、第1、第2の回
転体上に設けた歯もしくは切欠溝を同数とし、か
つ円周方向の対称位置とし、しかも同位置もしく
は、ある決められた位置としているので第1、第
2の回転体の取り付け状態によるばらつきが防止
できるためトルク検出器単体間のばらつき低減が
可能となる。
また前述の実施例(このような周方向の相対的
な変位からトルクを求める方式)においては、周
方向の相対的な変位からトルクを検出している。
これ故トルク零の時になにがしかの変位状態とな
る時にはトルク零の位置を検出し、補正すること
が必要となるが、構造上不可能である。
本発明の実施例においては、第1、第2の回転
体の切欠溝もしくは歯が同位置もしくはあらかじ
め決められた位置となるように製作することで前
記トルク零の位置が容易に設定可能となる。また
前述の実施例においては、第1、第2の回転体上
に同数でかつ円周方向の対称位置にしかも内燃機
関の1燃焼行程に2ケ以上の整数個の切欠溝もし
くは歯を設けている。そしてこの構成でそれぞれ
の値を気筒数ごとに加算、又は、1/2又は1サイ
クルごとというように加算すれば平均トルクを複
雑な演算を行なうことなく容易に求めることが可
能となる。それにより平均トルク測定精度向上が
可能となる。
本発明の実施にあたつては前述の実施例のほ
か、種々の変形形態をとることが可能である。例
えば、回転角を検出する手段は、特に限定される
ものではなく、電磁式、光電式、発振式、半導体
形などを使用することができる。
本発明によれば正トルクと負トルクの両方を検
出しているので内燃機関のエンジンブレーキ作動
時の負トルクも検出でき、正しい内燃機関として
の平均トルクを算出できる。また、1燃焼工程
(1爆発工程で発生する1つのトルクカーブを少
なくとも2つのポイントでサンプリングすれば、
その1つのトルクカーブの平均値が推定されるの
で、本発明では内燃機関の1燃焼工程に2個(n
=2)以上の信号が発生するようにしている。従
つて、4サイクル4気筒の場合は1サイクルが完
了する2回転に4回の燃焼(爆発)があるため、
2回転で8個以上の信号をピツクアツプするよう
にしている。言い換えれば内燃機関1回転あたり
4個以上の信号を用いて測定することにしてい
る。
また、この4個以上の信号は4サイクル4気筒
では2つの燃焼工程に於いて発生する為、1つの
燃焼工程の平均をとる為には、このうち2個以上
の信号を用いて平均化を行う。その為に、少なく
ともo1 tの演算を行つているので1燃焼工程当た
りの平均値を正確に算出できる。なお、nの数は
多ければ多い程、平均値の精度は向上するが、切
欠溝や歯の数が増加し好ましくない。そこで、本
発明では極力少ない切欠溝や歯の数で平均値の精
度が向上するようにサンプリングすべきタイミン
グを内燃機関の回転角との関係で特定するように
している。
すなわち、内燃機関の爆発を良好なタイミング
で把握できる位置に切欠溝又は歯が設けられてい
ることが必要である。即ち爆発が終了し、トルク
が消えたタイミングでトルクをピツクアツプして
も、その信号は平均値算出に役に立たない。
以上の如く、本発明によれば、極力少ない切欠
溝又は歯で、内燃機関1回転当たりのトルクの平
均値を正確に検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例としてのトルク検
出器を示す縦断面図、第2図は、第1図の−
断面図、第3図a,bは、第1図における第1の
回転体の外周部に設けられた切欠溝、および第1
の回転体の外周部に設けられた歯をそれぞれ示す
図、第4図は、デイジタル計算装置を示すブロツ
ク図、第5図は、整形回路を示す回路図、第6図
は、整形回路と回転数計数回路の作動タイミング
を示す波形図、第7図は、回転数計数回路を示す
回路図、第8図は、位相差計測回路を示す回路
図、第9図は、位相差計測回路の作動タイミング
を示す波形図である。 (符号の説明)、 1……クランク軸、2……
第1の回転体、21……切欠溝又は歯、3……ボ
ルト、4……第2の回転体、41……切欠溝又は
歯、51,52……弾性体受座、6……弾性体、
7,8……弾性体受部、9……サブプレート、1
0……リベツト、11,12……電磁検出部、1
3……ハウジング、19……デイジタル計算装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関により回転駆動される第1の軸体、
    負荷に接続され前記第1の軸体と対向しておりか
    つ回転自在な第2の軸体、 前記第1と第2の軸体の間に設けられた弾性
    体、 前記第1、第2の軸体にそれぞれ固定され、そ
    れぞれの外周部に少くとも内燃機関の1燃焼行程
    に2個以上の個数(n)の信号が得られる数で、
    しかも同数の切欠溝又は歯を円周方向の対称位置
    に有する第1および第2の回転体、 前記第1および第2の回転体の切欠溝又は歯の
    動きを検出してそれぞれ信号を発する第1および
    第2の検出部、および 前記弾性体のたわみによる前記第1、第2の回
    転体の周方向両側の相対的な瞬時のねじれ変位に
    基づく前記第1及び第2の検出部が発したそれぞ
    れの信号の位相差から正、負両方の瞬時のトルク
    tを検出し、かつ前記1燃焼行程における平均ト
    ルクTを少なくとも o1 t の演算を行うことにより求める手段を備えるとと
    もに、更に、前記第1、第2の回転体の切欠溝又
    は歯が、燃焼時の前記瞬時のトルクtを検出する
    ために、前記内燃機関の予め定められた位置関係
    に合うように前記第1、第2の回転体に取り付け
    られていることを特徴とするトルク検出装置。
JP57096875A 1982-06-08 1982-06-08 トルク検出装置 Granted JPS58214829A (ja)

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JPS58214829A JPS58214829A (ja) 1983-12-14
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US4513627A (en) 1985-04-30

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