JPH0564722B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0564722B2
JPH0564722B2 JP5619085A JP5619085A JPH0564722B2 JP H0564722 B2 JPH0564722 B2 JP H0564722B2 JP 5619085 A JP5619085 A JP 5619085A JP 5619085 A JP5619085 A JP 5619085A JP H0564722 B2 JPH0564722 B2 JP H0564722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference signal
generated
signal
unit angle
crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5619085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61213714A (ja
Inventor
Hiroki Ichinose
Kimihide Horio
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5619085A priority Critical patent/JPS61213714A/ja
Publication of JPS61213714A publication Critical patent/JPS61213714A/ja
Publication of JPH0564722B2 publication Critical patent/JPH0564722B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、4サイクルエンジンのクランク角
検出装置に関し、特に、エンジンの各行程を区別
しながら、クランク角を正確に検出するものに関
する。
〔従来の技術〕
エンジンの点火時期や燃料噴射量を気筒毎に電
気的に制御するためには、エンジンの吸気から排
気までの各行程に対応させてクランク角を検出す
る必要がある。
このようにクランク角を検出するクランク角検
出装置は、従来より種々のものが知られており、
カーエレクトロニクス入門(1984年9月25日啓学
出版株式会社発行)第135〜145頁に開示されてい
るように、クランク角をクランクシヤフトの回転
から直接検出するものの他、カムシヤフトの回転
からクランク角を検出するものもある。後者のタ
イプの一つとして、デイストリビユータシヤフト
の回転からクランク角を検出するものが、特開昭
58−167881号に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、カムシヤフトは、歯車、ベルトあるい
はチエーン等を介してクランクシヤフトによつて
回転され、吸排気バルブやデイストリビユータを
駆動しているため、カムシヤフトの回転からクラ
ンク角を検出すると、シヤフトの捩じれや歯車の
バツクラツシユ等の影響で正確な検出ができない
問題がある。
これに対して、クランクシヤフトの回転から直
接クランク角を検出する場合には、こういう問題
はないが、4サイクルエンジンの場合、吸気から
排気までの全行程を完了するのにクランクシヤフ
トは2回転するため、クランクシヤフトの回転に
よつて一つの気筒の上死点を基準位置として検出
しても、その上死点が排気上死点か圧縮上死点か
を区別することができない。
そのため、クランクシヤフトの例えば30度の単
位回転角は、クランクシヤフトの回転によつて検
出し、720度毎の基準位置の検出は、カムシヤフ
トの回転によつて検出することが考えられる(未
公知)。すなわち、第4図に示すように、30℃A
毎の単位角信号Neに対して720℃A毎の基準信号
Gが、一つの気筒の圧縮上死点に対応する単位角
信号Neとの直前に発生する単位角信号Neとの間
で発生するようにされる。この検出装置によれ
ば、基準信号Gの直後に発生する単位角信号Ne
に対応する位置を一つの気筒の圧縮上死点、つま
り基準位置として検出することできる。
ところが、カムシヤフトの回転に伴つて発生さ
れる基準信号Gは、上述のようないろいろな原因
によつて、決められた位置で正確に発生しないこ
とがあるため、単位角信号Neが正確に発生して
いても、圧縮上死点の検出が精度良く行えないこ
とが生じる。例えば、基準信号Gが第4図に「30
℃A」で示した範囲を外れた位置で発生してしま
うと、検出される圧縮上死点位置が実際の位置よ
りも前後の単位角信号Neの発生位置B,Aに移
動してしまう。
従つて、本発明の目的は、エンジンの各行程を
区別しながら、クランク角を正確に検出すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、単位角信号の他、基準位置に
対応する第1基準信号をクランクシヤフトの回転
に伴つて発生させ、また、吸入から排気までの全
行程中に複数個発生する第1基準信号の中から基
準位置に対応するものを識別するための信号をカ
ムシヤフトの回転に伴つて発生させることを特徴
とする。
具体的には、本発明のクランク角検出装置は、
三つの信号発生器を備え、単位角信号発生器で
は、クランクシヤフトの180度以下の単位回転角
度毎に単位角信号を発生し、第1基準信号発生器
では、クランクシヤフトの回転に伴つて第1基準
信号を発生し、第2基準信号発生器では、カムシ
ヤフトの回転に伴つて第2基準信号を発生する。
しかも、第1基準信号は、予め決められた基準信
号に対応する単位角信号とその直前に発生する単
位角信号との間で発生し、第2基準信号は、基準
位置に対応する第1基準信号とその直前に発生す
る第1基準信号との間で発生する。
そして、検出器では、第2基準信号発生後、最
初の第1基準信号が発生し、さらにその後、最初
の単位角信号が発生したとき、その位置を基準位
置として検出する。
〔作用〕
その結果、単位角信号発生器からの単位角信号
によつて単位角毎のクランクシヤフトの回転が検
出でき、検出器によつて基準位置が検出できる。
単位角信号は、クランクシヤフトの回転に伴つて
発生されるので精度が良く、また、検出器によつ
て検出される基準位置も、基準位置に対応して発
生する第1基準信号とその直前に発生する第1基
準信号との間の広角度の範囲内で第2基準信号が
発生すれば正常な検出ができるため、第2基準信
号の発生位置がカムシヤフトの回転変動の影響で
多少移動しても、その影響を受けることなく、正
確に検出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例の概略構成図であ
り、この実施例では、基準位置として特定気筒の
圧縮上死点に対応する位置が当てられている。
図中、11がクランクシヤフト、12がカムシ
ヤフトであり、クランクシヤフト11とカムシヤ
フト12は、ベルトまたはチエーン13によつて
互い連結されている。勿論、周知のようにカムシ
ヤフト12は、クランクシヤフト11の2回転に
対して1回転するように連結比が調整されてい
る。
クランクシヤフト11には、単位角信号発生器
20と第1基準信号発生器30とが同軸に設けら
れ、カムシヤフト12には、第2基準信号発生器
40が設けられている。これら単位角信号発生器
20、第1基準信号発生器30および第2基準信
号発生器40は、共に公知の電磁ピツクアツプ式
位置センサであり、クランクシヤフト11あるい
はカムシヤフト12上にロータ21,31,41
が固定され、これらロータ21,31,41の外
周側に対向して電磁ピツクアツプ23,33,4
3がそれぞれ設けられている。角ロータ21,3
1,41の円周上には、突起22,32,42が
それぞれ形成され、電磁ピツクアツプ2,33,
43側にも、その突起23,33,43に対向し
て突起24,34,44が設けられている。突起
22はロータ21の円周上に等間隔に12個設けら
れ、突起32,42は、ロータ31,41の円周
上に1個だけ設けられている。
従つて、クランクシヤフト11およびカムシヤ
フト12が矢印のように回転されると、各ロータ
21,31,41も回転して、各電磁ピツクアツ
プ23,33,43から第2図に示すように、単
位角信号Ne、第1基準信号G1、第2基準信号G2
が発生する。
単位角信号Neは、ロータ21上の突起22が
12個であるため、30℃A毎に発生され、そのうち
の一つNesは、基準位置である特定気筒の圧縮上
死点に対応する位置に一致して発生するようにさ
れている。
また、第1基準信号G1は、単位角信号Neのう
ちの圧縮上死点に対応して発生する信号Nesとそ
の直前に発生する単位角信号Neとの間で発生す
るようにされ、360℃A毎に発生される。
さらに、第2基準信号G2は、圧縮上死点に対
応されている第1基準信号G1とその直前で発生
する第1基準信号G1との間で発生され、720℃A
毎に発生される。
各信号Ne,G1,G2は、検出器50に送り込ま
れ、波形整形されてパルス信号とされ、検出器5
0内のマイクロコンピユータにおけるクランク角
検出に利用される。
第3図は、そのマイクロコンピユータのクラン
ク角検出用プログラムを示しており、このプログ
ラムは、単位角信号Neが発生する毎に起動され
る割込み処理ルーチンプログラムである。
単位角信号Neの発生に伴つてこのプログラム
が起動されると、まず、ステツプ101において、
第2基準信号G2が発生しているか否かが判定さ
れる。このとき、第2基準信号G2が発生してラ
ツチされていると、ステツプ102においてフラグ
FG2をセツトして、第2基準信号G2が発生したこ
とを記憶する。しかし、第2基準信号G2が発生
していないときには、ステツプ101は否定判断さ
れ、ステツプ102はスキツプされる。
次にステツプ103では、そのフラグFG2がセツ
トされているか否かを判定し、ステツプ104であ、
第1基準信号G1が発生しているか否かを判定す
る。このとき、フラグFG2がセツトされていて、
しかも、第1基準信号G1が発生していると、ス
テツプ103,104は共に肯定判断されて、ステツプ
105においてカウンタCTDCがクリアされて「0」
とされるとともに、ステツプ106においてフラグ
FG2がリセツトされる。しかし、フラグFG2がセ
ツトされていないか、第1基準信号G1が発生し
ていないと、ステツプ103あるいは104のいずれか
が否定判断され、ステツプ107においてカウンタ
CTDCがインクリメント処理される。
以上のプログラムによれば、第2基準信号G2
が発生して後、最初の第1基準信号G1が発生し、
その直後の単位角信号Neの発生時には、カウン
タCTDCはクリアされ、以後、単位角信号Neの
発生毎にカウンタCTDCがインクリメント処理さ
れる。従つて、第2図から明らかなように、カウ
ンタCTDCは、基準位置である圧縮上死点で
「0」、以後クランクシヤフト11が30℃A回転す
る毎に、「1」、「2」、「3」……と順次大きくさ
れ、再度圧縮上死点に到達する前で「23」とされ
る。このため、カウンタCTDCの計数値によつて
エンジンの各行程と対応させてクランク角を検出
することができる。
第2基準信号発生器40がカムシヤフト12に
設けられている関係で、第2基準信号G2の発生
位置が多少移動しても、第2図から明らかなよう
に、第2基準信号G2は、第1基準信号G1の発生
間隔の360℃A内にあれば、正常な検出に影響を
与えることがなく、基準信号である圧縮上死点の
検出が狂つてしまうことは皆無である。勿論、単
位角信号Neおよび第1基準信号G1はクランクシ
ヤフト11に設けられた単位角信号発生器20、
第1基準信号発生器30によつて発生されるの
で、これの発生位置が狂うことはない。
以上、本発明の特定の実施例について説明した
が、本発明は、この実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の実
施態様が包含されるものであり、例えば、各信号
発生器は、ホール素子あるいは光電素子を用いた
公知のものでも良い。また、検出器は、上記プロ
グラムで示したのと同様の論理を実現するハード
ロジツク回路にて構成しても良い。さらに、基準
位置は、特定気筒の吸入下死点としても良い。
〔発生の効果〕
以上のように本発明によれば、単位角信号の
他、基準位置に対応する第1基準信号をクランク
シヤフトの回転に伴つて発生させ、また、吸入か
ら排気までの全行程中に複数個発生する第1基準
信号の中から基準信号に対応するものを識別する
ための信号をカムシヤフトの回転に伴つて発生さ
せるので、基準位置に対応して発生する第1基準
信号とその直前に発生する第1基準信号との間の
広角度の範囲内で第2基準信号が発生すれば正常
な基準位置の検出ができ、エンジンの各行程を区
別しながら、クランク角を正確に検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の概略構成図、第
2図は、各信号発生器からの信号を示すタイムチ
ヤート、第3図は、検出器を成すマイクロコンピ
ユータの主要プログラムのフローチヤート、第4
図は、本発明の従来例を説明するためのタイムチ
ヤートである。 11……クランクシヤフト、12……カムシヤ
フト、20……単位角信号発生器、30……第1
基準信号発生器、40……第2基準信号発生器、
50……検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クランクシヤフトの180度以下の単位回転角
    度毎に単位角信号を発生する単位角信号発生器
    と、 予め決められた基準位置に対応する単位角信号
    とその直前に発生する単位角信号との間で、クラ
    ンクシヤフトの回転に伴つて第1基準信号を発生
    する第1基準信号発生器と、 前記基準位置に対応する第1基準信号とその直
    前に発生する第1基準信号との間で、カムシヤフ
    トの回転に伴つて第2基準信号を発生する第2基
    準信号発生器と、 第2基準信号発生後、最初の第1基準信号が発
    生し、さらにその後、最初の単位角信号が発生し
    たとき、その位置を前記基準位置として検出する
    検出器と、 を備えるクランク角検出装置。
JP5619085A 1985-03-20 1985-03-20 クランク角検出装置 Granted JPS61213714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5619085A JPS61213714A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 クランク角検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5619085A JPS61213714A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 クランク角検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61213714A JPS61213714A (ja) 1986-09-22
JPH0564722B2 true JPH0564722B2 (ja) 1993-09-16

Family

ID=13020187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5619085A Granted JPS61213714A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 クランク角検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61213714A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2627152B2 (ja) * 1987-08-28 1997-07-02 富士重工業株式会社 点火時期制御装置
JP2627153B2 (ja) * 1987-08-28 1997-07-02 富士重工業株式会社 点火時期制御装置
JP2876885B2 (ja) * 1992-04-10 1999-03-31 トヨタ自動車株式会社 内燃機関のクランク角位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61213714A (ja) 1986-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5469823A (en) Sensor arrangement for rapid cylinder detection in a multi-cylinder internal combustion engine
EP0582430B1 (en) System and method to determine cam phase and cylinder identification for a variable cam timing engine
US4827886A (en) Crank angle detecting system for an internal combustion engine
US5117681A (en) Correction of systematic position-sensing errors in internal combustion engines
US5548995A (en) Method and apparatus for detecting the angular position of a variable position camshaft
US4924830A (en) Cylinder discriminating system for an automotive engine
KR100981941B1 (ko) 엔진의 크랭크 각도 식별장치
JP3336762B2 (ja) 内燃機関の気筒識別装置
US5309757A (en) Cylinder identifying apparatus for a multi-cylinder internal combustion engine
US5196844A (en) Method and apparatus for detecting reference rotational angle for each cylinder in multiple-cylinder internal combustion engine
JPH0564722B2 (ja)
JP2559509B2 (ja) 多気筒内燃機関の失火検出方法及びその装置
WO1997029378A8 (en) Camshaft revolution sensing assembly
JPH0668252B2 (ja) 内燃機関の気筒識別装置
JP2757548B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JPH05133268A (ja) 内燃機関の気筒判別検出装置
JP2508632B2 (ja) 内燃機関用仕事量算出装置
JP2800409B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP2503692B2 (ja) 内燃機関の気筒識別装置
JP2658675B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP2570442B2 (ja) 内燃機関の気筒識別装置
JP3634137B2 (ja) 内燃機関の気筒判別方法及び装置
JPH0874649A (ja) エンジンの回転検出装置
KR950006877B1 (ko) 내연기관의 기통식별장치
KR950006876B1 (ko) 내연기관의 기통식별장치