JPH04129138A - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JPH04129138A JPH04129138A JP2247078A JP24707890A JPH04129138A JP H04129138 A JPH04129138 A JP H04129138A JP 2247078 A JP2247078 A JP 2247078A JP 24707890 A JP24707890 A JP 24707890A JP H04129138 A JPH04129138 A JP H04129138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- winding
- layer
- deflection coil
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 131
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 94
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 7
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241001274197 Scatophagus argus Species 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
- H01J29/764—Deflecting by magnetic fields only using toroidal windings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、陰極線管に取り付けて使用する偏向ヨークに
係り、特にリンギングを低減する偏向ヨークに関する。
係り、特にリンギングを低減する偏向ヨークに関する。
[従来の技術]
従来の装置は、特開昭58−34549号公報に記載の
ように、コアにトロイダル巻きされた偏向コイルの中央
に設けられた接続点と上記コイルの巻き始め点及び巻き
終り点との間にそれぞれ第1及び第2の抵抗を接続して
、偏向ヨークとトロイダル巻き偏向コイルの各巻回層ご
との線間に生じる浮遊容量とで形成される共振回路の共
振をダンピングさせて、上記共振と同時に陰極線管の再
生画像に明暗縞を発生するリンギングを低減するもので
あった。
ように、コアにトロイダル巻きされた偏向コイルの中央
に設けられた接続点と上記コイルの巻き始め点及び巻き
終り点との間にそれぞれ第1及び第2の抵抗を接続して
、偏向ヨークとトロイダル巻き偏向コイルの各巻回層ご
との線間に生じる浮遊容量とで形成される共振回路の共
振をダンピングさせて、上記共振と同時に陰極線管の再
生画像に明暗縞を発生するリンギングを低減するもので
あった。
すなわち、従来の垂直偏向コイルの巻線方式を第4図に
示す。第4図で、縦軸は巻線の層の番号を示し、横軸は
巻線の角度θを示す。同図で巻線の層の番号は、■が第
1層を表わし、■が第2層を表わし、以下同様に■が第
6層を表わす。また縦軸即ち垂直軸6は、垂直偏向コイ
ルの中心を通る垂直方向の軸である。第4図は、垂直軸
6から=70’の点から巻き始め+70’の点で巻き終
わり、次に一70°の点にリターン線12(点線で示し
ている)を用いて戻り第2層は一70″の点から巻き始
め+70’の点で巻き終わり、次に一50’の点に戻り
第3層は一50°の点から巻き始め+506の点で巻き
終わり、次に一50°の点に戻り第4層も−500の点
から巻き始め+50°の点で巻き終わり、次に一30’
の点に戻り第5層は一30″の点から巻き始め+30°
の点で巻き終わる巻数方式を示している。
示す。第4図で、縦軸は巻線の層の番号を示し、横軸は
巻線の角度θを示す。同図で巻線の層の番号は、■が第
1層を表わし、■が第2層を表わし、以下同様に■が第
6層を表わす。また縦軸即ち垂直軸6は、垂直偏向コイ
ルの中心を通る垂直方向の軸である。第4図は、垂直軸
6から=70’の点から巻き始め+70’の点で巻き終
わり、次に一70°の点にリターン線12(点線で示し
ている)を用いて戻り第2層は一70″の点から巻き始
め+70’の点で巻き終わり、次に一50’の点に戻り
第3層は一50°の点から巻き始め+506の点で巻き
終わり、次に一50°の点に戻り第4層も−500の点
から巻き始め+50°の点で巻き終わり、次に一30’
の点に戻り第5層は一30″の点から巻き始め+30°
の点で巻き終わる巻数方式を示している。
このように第4図の巻数方式は、各巻回層とも垂直軸に
対して略対称である。
対して略対称である。
第4図の巻線方式の垂直偏向コイルに対する水平偏向コ
イルからの誘起電圧の分布を示したのが第5図である。
イルからの誘起電圧の分布を示したのが第5図である。
第5図において、第1層と第2層の正規化誘起電圧分布
曲線は、垂直軸6から一70°の点でOから増加し、0
°の点で最大となり0゜の点を越えると減少し、+70
°の点で誘起電圧は0となる。Ooの点で増加から減少
に変化するのは、0°を境として角度θが正の側と負の
側の微小巻数のコイルに誘起する電圧の極性が反転する
ためである。第3層と第4層の誘起電圧分布は、−50
°の点でOから増加し、0°の点で最大となりO。
曲線は、垂直軸6から一70°の点でOから増加し、0
°の点で最大となり0゜の点を越えると減少し、+70
°の点で誘起電圧は0となる。Ooの点で増加から減少
に変化するのは、0°を境として角度θが正の側と負の
側の微小巻数のコイルに誘起する電圧の極性が反転する
ためである。第3層と第4層の誘起電圧分布は、−50
°の点でOから増加し、0°の点で最大となりO。
の点を越えると減少し、+50°の点で電圧がOとなる
。第5層は、−30°の点でOから増加し、O。
。第5層は、−30°の点でOから増加し、O。
の点で最大となり0°を越えると減少し、+30゜の点
で電圧がOとなる。第5図でコイルの巻き始めの誘起電
圧の電位はOとしている。
で電圧がOとなる。第5図でコイルの巻き始めの誘起電
圧の電位はOとしている。
第5図で、第1層及び第2層の誘起電圧と、第3層及び
第4層の誘起電圧と、及び第5層の誘起電圧には、それ
ぞれ差が生じ、 (第1層及び第2層の誘起電圧)〉(第3層及び第4層
の誘起電圧)〉(第5層の誘起電圧)の関係である。こ
れは、巻線のピッチ(rad/ターン)が一定で、各巻
回層とも垂直軸6に対して略対称に形成するという条件
で成り立つ関係である。
第4層の誘起電圧と、及び第5層の誘起電圧には、それ
ぞれ差が生じ、 (第1層及び第2層の誘起電圧)〉(第3層及び第4層
の誘起電圧)〉(第5層の誘起電圧)の関係である。こ
れは、巻線のピッチ(rad/ターン)が一定で、各巻
回層とも垂直軸6に対して略対称に形成するという条件
で成り立つ関係である。
以上のように第4図の巻線方式においては、((第1層
及び第2層の誘起電圧)−(第3層及び第4層の誘起電
圧))の電圧差が生じ、すなわち眉間電圧差8が生じる
。
及び第2層の誘起電圧)−(第3層及び第4層の誘起電
圧))の電圧差が生じ、すなわち眉間電圧差8が生じる
。
一方、第6図は偏向ヨークで発生するリンギングに係わ
る偏向ヨークの電気的等価回路図である。
る偏向ヨークの電気的等価回路図である。
同図において第1図と同じ動作をするものには同じ番号
を付している6また同図に示す垂直偏向コイル3は、上
下部の半休のみを示しており、また垂直偏向回路との接
続回路は、リンギングの発生と関係がないため省略して
いる。
を付している6また同図に示す垂直偏向コイル3は、上
下部の半休のみを示しており、また垂直偏向回路との接
続回路は、リンギングの発生と関係がないため省略して
いる。
垂直偏向コイル3は、垂直軸6を境にして、角度θの負
の側のコイル3aと、正の側のコイル3bとに分割して
いる。上記コイル3aとコイル3bは、それぞれ水平偏
向コイル2(水平偏向回路2′により電力を供給される
。)と磁気結合しているが、各磁気結合の極性は互いに
逆極性である。
の側のコイル3aと、正の側のコイル3bとに分割して
いる。上記コイル3aとコイル3bは、それぞれ水平偏
向コイル2(水平偏向回路2′により電力を供給される
。)と磁気結合しているが、各磁気結合の極性は互いに
逆極性である。
垂直偏向コイル3の各巻回層は、順次重ねられるため、
各巻回層の間には層間浮遊容量9が存在する。このよう
に互いに巻き始め角度の異なる巻回1間では、この角度
の範囲で変化する誘起電圧分だけの眉間電位差8を生じ
るため、第6図に示すように、垂直偏向コイル3の各巻
回層の間に生じる眉間浮遊容量9に対して、眉間電位差
8に相当する電圧がかかり、共振を生じる。従ってリン
ギングが発生する。
各巻回層の間には層間浮遊容量9が存在する。このよう
に互いに巻き始め角度の異なる巻回1間では、この角度
の範囲で変化する誘起電圧分だけの眉間電位差8を生じ
るため、第6図に示すように、垂直偏向コイル3の各巻
回層の間に生じる眉間浮遊容量9に対して、眉間電位差
8に相当する電圧がかかり、共振を生じる。従ってリン
ギングが発生する。
[発明が解決しようとする課題]
上記偏向ヨークで発生するリンギングは、上記各巻回層
の線間浮遊容量によって生じるものよりも、垂直偏向コ
イルの眉間浮遊容量9によって発生するものの方が支配
的で、従来は層間浮遊容量9によって発生するリンギン
グの低減については配慮されておらず、また水平偏向周
波数が高い場合に十分なリンギング低減効果が得られな
いという問題があった。また、上記従来技術は、ダンピ
ング用の抵抗を接続するため作業性が悪く、製造コスト
が増大するという問題があった。
の線間浮遊容量によって生じるものよりも、垂直偏向コ
イルの眉間浮遊容量9によって発生するものの方が支配
的で、従来は層間浮遊容量9によって発生するリンギン
グの低減については配慮されておらず、また水平偏向周
波数が高い場合に十分なリンギング低減効果が得られな
いという問題があった。また、上記従来技術は、ダンピ
ング用の抵抗を接続するため作業性が悪く、製造コスト
が増大するという問題があった。
本発明の目的は、水平偏向磁界によって垂直偏向コイル
に誘起する電圧の眉間電位差を低減し。
に誘起する電圧の眉間電位差を低減し。
ダンピング用の抵抗を接続することなくリンギングを低
減する手段を提供することにある。
減する手段を提供することにある。
c問題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の偏向ヨークは、ト
ロイダル巻きにした垂直偏向コイルを有し、垂直偏向コ
イルの巻線密度分布の対称軸に対して非対称な巻回層を
垂直偏向コイルに形成すると共に、巻回層の巻き終り位
置と上記巻回層の次の巻回層の巻き始め位置を、対称軸
に対して略対称に形成したものである。
ロイダル巻きにした垂直偏向コイルを有し、垂直偏向コ
イルの巻線密度分布の対称軸に対して非対称な巻回層を
垂直偏向コイルに形成すると共に、巻回層の巻き終り位
置と上記巻回層の次の巻回層の巻き始め位置を、対称軸
に対して略対称に形成したものである。
また、上記目的を達成するための他の手段として1本発
明の偏向ヨークは、トロイダル巻きした垂直偏向コイル
を有し、該垂直偏向コイルを対称軸に対して略対称・に
巻回すると共に、該対称軸を含まない中抜き部を有する
巻回層を該垂直偏向コイルに形成したものである。
明の偏向ヨークは、トロイダル巻きした垂直偏向コイル
を有し、該垂直偏向コイルを対称軸に対して略対称・に
巻回すると共に、該対称軸を含まない中抜き部を有する
巻回層を該垂直偏向コイルに形成したものである。
[作用]
上記対称軸に対して非対称な巻回層の形成もしくは上記
対称軸を含まない中抜き部を有する巻回層の形成により
、高周波の水平偏向磁界によって垂直偏向コイルに誘起
する電圧の眉間電位差を低減する巻線分布を実現できる
ので、1間浮遊容量に起因する共振を防止でき、リンギ
ングを低減することができる。
対称軸を含まない中抜き部を有する巻回層の形成により
、高周波の水平偏向磁界によって垂直偏向コイルに誘起
する電圧の眉間電位差を低減する巻線分布を実現できる
ので、1間浮遊容量に起因する共振を防止でき、リンギ
ングを低減することができる。
[実施例]
以下、本発明を図面を用いて説明する。第1図は、本発
明の一実施例を示し、それぞれ第1図(a)は斜視図、
第1図(b)は要部正面図、第1図(c)は巻線方式の
説明図である。上記各回において、1は偏向ヨーク、2
は水平偏向コイル。
明の一実施例を示し、それぞれ第1図(a)は斜視図、
第1図(b)は要部正面図、第1図(c)は巻線方式の
説明図である。上記各回において、1は偏向ヨーク、2
は水平偏向コイル。
3は垂直偏向コイル、4は磁性体から成る磁気コア、5
は絶縁物からなるセパレータ56は垂直軸で垂直偏向コ
イル3の中心を通る垂直方向の軸である。1oは巻き始
め、12はリターン線、14は巻き終りである。
は絶縁物からなるセパレータ56は垂直軸で垂直偏向コ
イル3の中心を通る垂直方向の軸である。1oは巻き始
め、12はリターン線、14は巻き終りである。
本実施例の偏向ヨーク1は、第1図(a)に示すように
くら形の水平偏向コイル2と、磁気コア4にトロイダル
巻きした垂直偏向コイル3及びセパレータ5より構成さ
れている。また、垂直偏向コイル3は、第1図(b)に
示すように垂直軸6と成す角度をθとしたとき、垂直偏
向コイル3の巻線方式を第1図(c)に示すように設定
している。第1図(c)において、巻線の層の番号は、
■が第1層を表わし、■が第2層を表わし、以下同様に
■が第6暦を表わす。
くら形の水平偏向コイル2と、磁気コア4にトロイダル
巻きした垂直偏向コイル3及びセパレータ5より構成さ
れている。また、垂直偏向コイル3は、第1図(b)に
示すように垂直軸6と成す角度をθとしたとき、垂直偏
向コイル3の巻線方式を第1図(c)に示すように設定
している。第1図(c)において、巻線の層の番号は、
■が第1層を表わし、■が第2層を表わし、以下同様に
■が第6暦を表わす。
第1層は垂直軸6の点から巻き始め、+70°の点で巻
き終り1次に一70°の点に行き、第2層は一70°の
点から巻き始め、+70°の点で巻き終り、次に一70
’の点まで戻り第3層は一70°の点から巻き始め、+
50°の点で巻き終り、次に一50″の点まで戻り、第
4層は一50″の点から巻き始め+50″の点まで巻き
1次に−506の点に戻り、第5層は一50″′の点か
ら巻き始め、+306の点まで巻き1次に一30″の点
に戻り第6層は一30″の点から巻き始め、0°すなわ
ち垂直軸6で巻き終る。
き終り1次に一70°の点に行き、第2層は一70°の
点から巻き始め、+70°の点で巻き終り、次に一70
’の点まで戻り第3層は一70°の点から巻き始め、+
50°の点で巻き終り、次に一50″の点まで戻り、第
4層は一50″の点から巻き始め+50″の点まで巻き
1次に−506の点に戻り、第5層は一50″′の点か
ら巻き始め、+306の点まで巻き1次に一30″の点
に戻り第6層は一30″の点から巻き始め、0°すなわ
ち垂直軸6で巻き終る。
この時、実際に磁気コア4に巻回された垂直偏向コイル
3は、先に巻回したコイルから順次磁気コア4に積み重
ねた形状となる。
3は、先に巻回したコイルから順次磁気コア4に積み重
ねた形状となる。
また、発生する磁界形状と偏向ヨーク1の性能を左右す
る垂直偏向コイル全体としての巻線密度分布(ターン/
°)は、第2図に示すように垂直軸6に対して対称に形
成する。
る垂直偏向コイル全体としての巻線密度分布(ターン/
°)は、第2図に示すように垂直軸6に対して対称に形
成する。
そして上記したように垂直軸6に対して非対称な巻回層
を形成し、巻回層の巻き終り位置と次の巻き始め位置は
、そ九ぞれ垂直軸6に対して対称な位置にある。
を形成し、巻回層の巻き終り位置と次の巻き始め位置は
、そ九ぞれ垂直軸6に対して対称な位置にある。
この関係を式で示すと次式となる。
θ2.i=−〇i11÷、(1)
ここで、 θzgiaiM目の巻き終り角度θi、l
+□:i千1層目の巻き始め角度一方、水平偏向磁界に
よるi層目の垂直偏向コイルの誘起電圧Eiは、角度θ
に位置する1ターンのコイルに対する水平偏向磁界の鎖
交磁束数がsinθにほぼ比例することから1次式で近
似できる。
+□:i千1層目の巻き始め角度一方、水平偏向磁界に
よるi層目の垂直偏向コイルの誘起電圧Eiは、角度θ
に位置する1ターンのコイルに対する水平偏向磁界の鎖
交磁束数がsinθにほぼ比例することから1次式で近
似できる。
Ei=Ex、i −f K、・ni(θ)sunθd
θ01.1 =E1.i十に、 (cosθ−cosθ、、i)
(2)ここで E□、i:i層目の巻き始め電
位ni(θ)=i層目の巻線密度分布 (ターン/ r a d ) K1:定数 に2:定数(中抜きなしで巻線ピン チを一定とした) θ111 :1層目の巻き始め角度 本発明の垂直偏向コイルの誘起電圧E1をに2で割って
正規化した値は、第3図に示す分布となる。
θ01.1 =E1.i十に、 (cosθ−cosθ、、i)
(2)ここで E□、i:i層目の巻き始め電
位ni(θ)=i層目の巻線密度分布 (ターン/ r a d ) K1:定数 に2:定数(中抜きなしで巻線ピン チを一定とした) θ111 :1層目の巻き始め角度 本発明の垂直偏向コイルの誘起電圧E1をに2で割って
正規化した値は、第3図に示す分布となる。
第3図において正規化した誘起電圧の分布曲線は、巻き
始めの誘起電圧を0とすると、第1層の誘起電圧は垂直
軸6から巻き始めるためOから減少し、+70°の点で
最小(−0,66)となる。次に一70’の点に戻り、
第2層の誘起電圧は一70°の点から誘起電圧は増加し
、Ooの点で最大(0)となり0°の点を過ぎると減少
し、+70°の点で最小(−0,66)となる。次に一
70°の点に戻り、第3層の誘起電圧は一70’の点か
ら増加しOoの点で最大(0)となり、Ooの点を過ぎ
ると減少し+50’の点で最小(−0,36)となる。
始めの誘起電圧を0とすると、第1層の誘起電圧は垂直
軸6から巻き始めるためOから減少し、+70°の点で
最小(−0,66)となる。次に一70’の点に戻り、
第2層の誘起電圧は一70°の点から誘起電圧は増加し
、Ooの点で最大(0)となり0°の点を過ぎると減少
し、+70°の点で最小(−0,66)となる。次に一
70°の点に戻り、第3層の誘起電圧は一70’の点か
ら増加しOoの点で最大(0)となり、Ooの点を過ぎ
ると減少し+50’の点で最小(−0,36)となる。
次に一50’の点に戻り、第4層の誘起電圧は一50°
の点から誘起電圧は増加し0°の点で最大(0)となり
Ooを超えると減少し、+5o°の点で最小(−0,3
6)となる。
の点から誘起電圧は増加し0°の点で最大(0)となり
Ooを超えると減少し、+5o°の点で最小(−0,3
6)となる。
次に一50°の点に戻り第5層の誘起電圧は−50゜の
点から増加し、0°の点で最大(0)となり、0゜の点
を過ぎると減少し+30’の点で最小(−0,13)と
なる。次に一30°の点に戻り、第6層の誘起電圧は、
−30°の点から増加しOoの点で最大(0)となる。
点から増加し、0°の点で最大(0)となり、0゜の点
を過ぎると減少し+30’の点で最小(−0,13)と
なる。次に一30°の点に戻り、第6層の誘起電圧は、
−30°の点から増加しOoの点で最大(0)となる。
このように各層の誘起電圧曲線は、同一曲線上に重なり
、各層間の電位差8は、0となる。
、各層間の電位差8は、0となる。
従って、層間浮遊容量9が存在しても共振を生じること
はなく、リンギングを低減できる。
はなく、リンギングを低減できる。
第7図は1本発明の第2の実施例を示す図で、垂直偏向
コイル3の巻線方式の説明図である。
コイル3の巻線方式の説明図である。
巻線の層番号は、■が第1層を表わし、■が第2層を表
わし、以下同様に■が第6層を表わす。
わし、以下同様に■が第6層を表わす。
第7図において13は中抜き部送り線である。本実施例
の垂直偏向コイル全体としては、第8図に示すように巻
線密度分布は垂直軸6(θ=0°)に対して対称に形成
しており、また中抜き部11を形成している。本実施例
の巻線方式では、第7図に示すように、第1層は垂直軸
6より一40°の点より巻き始め、+70°の点まで巻
き1次に一70°の点まで戻り、第2層は一70°の点
から巻き始め、Ooの点を通り+70°の点まで巻く。
の垂直偏向コイル全体としては、第8図に示すように巻
線密度分布は垂直軸6(θ=0°)に対して対称に形成
しており、また中抜き部11を形成している。本実施例
の巻線方式では、第7図に示すように、第1層は垂直軸
6より一40°の点より巻き始め、+70°の点まで巻
き1次に一70°の点まで戻り、第2層は一70°の点
から巻き始め、Ooの点を通り+70°の点まで巻く。
次に一70°の点まで戻り、第3層は一70°の点から
巻き始め、+60°の点まで巻き、次に一60°の点に
戻り、第4層は一60°の点から巻き始め、+60°の
点まで巻く。次に一60°の点に戻り、第5層は。
巻き始め、+60°の点まで巻き、次に一60°の点に
戻り、第4層は一60°の点から巻き始め、+60°の
点まで巻く。次に一60°の点に戻り、第5層は。
−60°の点から巻き始め、−10°の点まで巻き=1
0°の点から+10°の点まで中抜き部を設けているた
め、次に+10’の点まで送り、+10°の点から巻き
始め+50″の点まで巻く。そして−50’の点まで戻
り、第6層は、−50°の点から巻き始め一20°の点
まで巻き、−20°の点から+20’の点まで中抜き部
を設けているため、−20’の点から+20°の点まで
送り、+20’の点から巻き始め、+40″′の点で巻
き終わる。
0°の点から+10°の点まで中抜き部を設けているた
め、次に+10’の点まで送り、+10°の点から巻き
始め+50″の点まで巻く。そして−50’の点まで戻
り、第6層は、−50°の点から巻き始め一20°の点
まで巻き、−20°の点から+20’の点まで中抜き部
を設けているため、−20’の点から+20°の点まで
送り、+20’の点から巻き始め、+40″′の点で巻
き終わる。
上記のように、巻回層の巻き終り位置と次の巻回層の巻
き始め位置は、それぞれ垂直軸6に対して略対称な位置
にある。また、第1、第3、第5、第6の巻回層は、垂
直軸6に対して非対称に形成している。このため、(2
)式で示した誘起電圧Eiをに2で割って正規化した値
は、第9図に示す分布となる。第9図において正規化し
た誘起電圧の分布曲線は、巻き始めの誘起電圧をOとす
ると、第1層の誘起電圧は、垂直軸より一40°の点で
0から増加し、Ooの点で最大となり、0°の点を越え
ると減少し+70’の点で最小となり、次に一70°の
点に戻り第2層の誘起電圧は、−70°の点から増加し
、0°の点で最大となり0°の点を運えると減少し+7
0’の点で最小となる。第3層の誘起電圧は、−70°
の点より増加し0°の点で最大となり、0″ を越える
と減少し、+60°の点で最小となる。第4層の誘起電
圧は、−60°の点より増加し、0″の点で最大となり
、06 を越えると減少し、+60°の点で最小となる
。第5層の誘起電圧は、−60″の点より増加し、−1
0’で最大となり、+10°の点まで電圧は維持され、
+10’の点から減少し、+50’の点で最小となる。
き始め位置は、それぞれ垂直軸6に対して略対称な位置
にある。また、第1、第3、第5、第6の巻回層は、垂
直軸6に対して非対称に形成している。このため、(2
)式で示した誘起電圧Eiをに2で割って正規化した値
は、第9図に示す分布となる。第9図において正規化し
た誘起電圧の分布曲線は、巻き始めの誘起電圧をOとす
ると、第1層の誘起電圧は、垂直軸より一40°の点で
0から増加し、Ooの点で最大となり、0°の点を越え
ると減少し+70’の点で最小となり、次に一70°の
点に戻り第2層の誘起電圧は、−70°の点から増加し
、0°の点で最大となり0°の点を運えると減少し+7
0’の点で最小となる。第3層の誘起電圧は、−70°
の点より増加し0°の点で最大となり、0″ を越える
と減少し、+60°の点で最小となる。第4層の誘起電
圧は、−60°の点より増加し、0″の点で最大となり
、06 を越えると減少し、+60°の点で最小となる
。第5層の誘起電圧は、−60″の点より増加し、−1
0’で最大となり、+10°の点まで電圧は維持され、
+10’の点から減少し、+50’の点で最小となる。
第6層の誘起電圧は、−50°の点より増加し、−20
°で最大となり、+20aの点まで電圧は維持され、+
20°の点から減少し、+40°の点で最小となる。第
9図に示すように眉間電位差はOとなり、第6図に示す
眉間浮遊容量9が存在して共振を生じることはなく、し
たがってリンギングを低減できる。
°で最大となり、+20aの点まで電圧は維持され、+
20°の点から減少し、+40°の点で最小となる。第
9図に示すように眉間電位差はOとなり、第6図に示す
眉間浮遊容量9が存在して共振を生じることはなく、し
たがってリンギングを低減できる。
第10図は、本発明の他の実施例を示す図で、垂直偏向
コイル3の巻線方式の説明図である。同図で巻線の屡の
番号は、■が第1層を表わし、■が第2層を表わし、以
下同様に■が第5層を表わす。第10図で、垂直軸6よ
り角度−70°の点より巻き始め、−65,3”の点ま
で巻き、−65,3”の点から一50°の点まで中抜き
部を設けるため−65゜3″の点から一50″の点まで
巻線を送り、−50’の点から巻き始め、+506の点
まで巻き、 +so@の点から+65.3°の点まで中
抜き部を設けるため、+50’の点から+65.3”の
点まで巻線を送り、+65.3’の点から巻き始め、+
70@の点まで巻く0次に一70″の点まで戻り、第2
層は、第1層と同じ巻き方である。第2層の巻き終り位
置より、−65゜3″″の点まで戻り、第3層は、−6
5,3@の点より巻き始め、−44,2@の点まで巻き
、−44,2’の点から一30@の点まで中抜き部を設
けているため。
コイル3の巻線方式の説明図である。同図で巻線の屡の
番号は、■が第1層を表わし、■が第2層を表わし、以
下同様に■が第5層を表わす。第10図で、垂直軸6よ
り角度−70°の点より巻き始め、−65,3”の点ま
で巻き、−65,3”の点から一50°の点まで中抜き
部を設けるため−65゜3″の点から一50″の点まで
巻線を送り、−50’の点から巻き始め、+506の点
まで巻き、 +so@の点から+65.3°の点まで中
抜き部を設けるため、+50’の点から+65.3”の
点まで巻線を送り、+65.3’の点から巻き始め、+
70@の点まで巻く0次に一70″の点まで戻り、第2
層は、第1層と同じ巻き方である。第2層の巻き終り位
置より、−65゜3″″の点まで戻り、第3層は、−6
5,3@の点より巻き始め、−44,2@の点まで巻き
、−44,2’の点から一30@の点まで中抜き部を設
けているため。
−44,2°の点から一30°の点まで巻線を送り、3
0°の点から巻き始め、+30°の点まで巻き、+30
°の点から+44.2°の点まで中抜き部11を設ける
ため、+306の点から+44.2@の点まで巻線を送
り、+44.2@の点から巻き始め、+65.3’の点
まで巻き、−65,3°の点まで戻る。第4層は、−6
5,3’の点より巻き始め、−55,5@の点まで巻き
、−55,5°の点から−44,2″′の点まで中抜き
部を設けるため、−55,5’の点から−44,2”の
点まで巻線を送り、−44,2@の点から巻き始め、+
44゜2″の点まで巻き、+44.2@の点から+55
.5@の点まで中抜き部を設けるため、+44.2”の
点から+55.5°の点まで巻線を送り、+55.5°
の点より巻き始め、+ 65.3°の点まで巻き、−5
5,5”の点まで戻る。第5層は、−55,5@の点よ
り巻き始め、+55.5@の点で巻き終わる。
0°の点から巻き始め、+30°の点まで巻き、+30
°の点から+44.2°の点まで中抜き部11を設ける
ため、+306の点から+44.2@の点まで巻線を送
り、+44.2@の点から巻き始め、+65.3’の点
まで巻き、−65,3°の点まで戻る。第4層は、−6
5,3’の点より巻き始め、−55,5@の点まで巻き
、−55,5°の点から−44,2″′の点まで中抜き
部を設けるため、−55,5’の点から−44,2”の
点まで巻線を送り、−44,2@の点から巻き始め、+
44゜2″の点まで巻き、+44.2@の点から+55
.5@の点まで中抜き部を設けるため、+44.2”の
点から+55.5°の点まで巻線を送り、+55.5°
の点より巻き始め、+ 65.3°の点まで巻き、−5
5,5”の点まで戻る。第5層は、−55,5@の点よ
り巻き始め、+55.5@の点で巻き終わる。
本実施例の垂直偏向コイル全体としては、第2図に示す
ように巻線密度分布は、垂直軸6に対して対称に形成し
ている1本実施例の巻線方式では、θが0°付近での各
巻回層の電位が同じになるように、各巻回層に誘起電圧
の重み付けを施して巻数のバランスを保つようにしてい
る。このために、巻線密度分布としては中抜き部を形成
していない垂直軸6を含まない位置に、中抜き部を形成
した巻回層を有している点が特徴である。この結果、(
2)式で示した誘起電圧Eiをに2で割って正規化した
値は、第11図に示す分布となる。
ように巻線密度分布は、垂直軸6に対して対称に形成し
ている1本実施例の巻線方式では、θが0°付近での各
巻回層の電位が同じになるように、各巻回層に誘起電圧
の重み付けを施して巻数のバランスを保つようにしてい
る。このために、巻線密度分布としては中抜き部を形成
していない垂直軸6を含まない位置に、中抜き部を形成
した巻回層を有している点が特徴である。この結果、(
2)式で示した誘起電圧Eiをに2で割って正規化した
値は、第11図に示す分布となる。
第11図において、正規化した誘起電圧の分布曲線は巻
き始めの誘起電圧を0とすると、垂直軸6より一70@
の点から巻き始めるため、第1層の誘起電圧は一70°
の点で0から増加し、−65,3”の点で電圧(0,0
8)となり、中抜き部があるため一50@の点まで電圧
はそのままで一50″の点から増加し、Ooの点で最大
(0,43)となり、0°の点を越えると減少し、+5
0°の点で電圧(0,08)となり、+50°の点から
+65.3@まで中抜き部を設けているため電圧は変わ
らず、+65.3@の点から減少し、+70°の点で最
小(0)となる。
き始めの誘起電圧を0とすると、垂直軸6より一70@
の点から巻き始めるため、第1層の誘起電圧は一70°
の点で0から増加し、−65,3”の点で電圧(0,0
8)となり、中抜き部があるため一50@の点まで電圧
はそのままで一50″の点から増加し、Ooの点で最大
(0,43)となり、0°の点を越えると減少し、+5
0°の点で電圧(0,08)となり、+50°の点から
+65.3@まで中抜き部を設けているため電圧は変わ
らず、+65.3@の点から減少し、+70°の点で最
小(0)となる。
第2層の誘起電圧は、第1層の誘起電圧曲線と同じであ
る。
る。
第3層の誘起電圧は、−65,3°の点より増加し、−
44,2°の点で電圧(0,30)となり、−44,2
@がら一30°の点まで中抜き部を設けているため、4
4.2”の点から一30°の点まで電圧は変わらず、−
30°の点から増加し、0°の点で最大(0,43)と
なり、0°の点を越えると減少し+30″の点で電圧(
0,30)となり、+30°の点から+44.2°の点
まで中抜き部を設けているため、+44.2″′まで電
圧は変化せず、+44.2°の点より更に減少し、+6
5.3”の点で最小となる。
44,2°の点で電圧(0,30)となり、−44,2
@がら一30°の点まで中抜き部を設けているため、4
4.2”の点から一30°の点まで電圧は変わらず、−
30°の点から増加し、0°の点で最大(0,43)と
なり、0°の点を越えると減少し+30″の点で電圧(
0,30)となり、+30°の点から+44.2°の点
まで中抜き部を設けているため、+44.2″′まで電
圧は変化せず、+44.2°の点より更に減少し、+6
5.3”の点で最小となる。
第4層の誘起電圧は、−65,3°の点より増加し、−
55,5°の点で電圧(0,15)となり、−55,5
°の点から−44,2°の点まで中抜き部を設けている
ため、−55,5@の点から−44,2”の点まで電圧
は変わらず、−44,2”の点から増加し0′の点で最
大(0,43)となり、0°の点を越えると減少し、+
44.2°の点で電圧(0,15)となり、+44.2
°の点から+55.5°の点まで中抜き部を設けている
ため。
55,5°の点で電圧(0,15)となり、−55,5
°の点から−44,2°の点まで中抜き部を設けている
ため、−55,5@の点から−44,2”の点まで電圧
は変わらず、−44,2”の点から増加し0′の点で最
大(0,43)となり、0°の点を越えると減少し、+
44.2°の点で電圧(0,15)となり、+44.2
°の点から+55.5°の点まで中抜き部を設けている
ため。
+55.5@の点まで電圧は変わらず、 +55.5@
の点から減少し、+65.3’の点で最小となる。
の点から減少し、+65.3’の点で最小となる。
第5層の誘起電圧は、−55,5°の点から増加し、O
oの点で最大となり、0°の点を越えると減少し、+
55.5°の点で最小となる。
oの点で最大となり、0°の点を越えると減少し、+
55.5°の点で最小となる。
上記のように層間電位差8は、従来の第5図に比べて大
幅に低減でき、第6図に示す眉間浮遊容量9による共振
も従来に比べて低減できる。したがってこの共振に伴う
リンギングを低減できる。
幅に低減でき、第6図に示す眉間浮遊容量9による共振
も従来に比べて低減できる。したがってこの共振に伴う
リンギングを低減できる。
[発明の効果]
本発明によれば、以上説明したように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
で、以下に記載されるような効果を奏する。
垂直偏向コイルの巻線方式の変更だけにより水平偏向磁
界によって垂直偏向コイルに誘起される電圧の眉間電位
差をOとするかまたは大幅に低減でき、この結果、垂直
偏向コイルの層間浮遊容量による共振を生じにくくでき
るためリンギングを低減する効果がある。このため従来
リンギングを低減するために用いていたダンピング抵抗
を削除でき、作業性の向上と製造コストの低減を図れる
。
界によって垂直偏向コイルに誘起される電圧の眉間電位
差をOとするかまたは大幅に低減でき、この結果、垂直
偏向コイルの層間浮遊容量による共振を生じにくくでき
るためリンギングを低減する効果がある。このため従来
リンギングを低減するために用いていたダンピング抵抗
を削除でき、作業性の向上と製造コストの低減を図れる
。
第1図は本発明の一実施例を示す図で、第1図(a)は
斜視図、第1図(b)は要部正面図、第1図(c)は巻
線方式の説明図、第2図は第1図(C)の巻線方式によ
る巻線密度分布の説明図、第3図は本発明の第1の実施
例に係る誘起電圧の説明図、第4図は従来の巻線方式の
説明図、第5図は従来の巻線方式に係る誘起電圧の説明
図、第6図は偏向ヨークの電気的等価回路図、第7図は
本発明の第2の実施例に係る巻線方式の説明図。 第8図は第7図の巻線方式による巻線密度分布の説明図
、第9図は本発明の第2の実施例に係る誘起電圧の説明
図、第1o図は本発明の他の実施例に係る巻線方式の説
明図、第11図は本発明の他の実施例に係る誘起電圧の
説明図である。 1・・・偏向ヨーク 2・・・水平偏向コイル3・
・・垂直偏向コイル 4・・・磁気コア5・・・セパレ
ータ 6・・・垂直軸7・・・巻線方向 8
・・・層間電位差9・・・層間浮遊容量 10・・・巻
き始め11・・・中抜き部 12・−・リターン線
13・・・中抜き部送り線 14・・巻き終り (&) 7−・泰幅悄 !0−息i酷め /2−−・リターン碧に 纂 図 糞 集 図 嶌 仝 図 7−巻東鴨 集 図 集 図
斜視図、第1図(b)は要部正面図、第1図(c)は巻
線方式の説明図、第2図は第1図(C)の巻線方式によ
る巻線密度分布の説明図、第3図は本発明の第1の実施
例に係る誘起電圧の説明図、第4図は従来の巻線方式の
説明図、第5図は従来の巻線方式に係る誘起電圧の説明
図、第6図は偏向ヨークの電気的等価回路図、第7図は
本発明の第2の実施例に係る巻線方式の説明図。 第8図は第7図の巻線方式による巻線密度分布の説明図
、第9図は本発明の第2の実施例に係る誘起電圧の説明
図、第1o図は本発明の他の実施例に係る巻線方式の説
明図、第11図は本発明の他の実施例に係る誘起電圧の
説明図である。 1・・・偏向ヨーク 2・・・水平偏向コイル3・
・・垂直偏向コイル 4・・・磁気コア5・・・セパレ
ータ 6・・・垂直軸7・・・巻線方向 8
・・・層間電位差9・・・層間浮遊容量 10・・・巻
き始め11・・・中抜き部 12・−・リターン線
13・・・中抜き部送り線 14・・巻き終り (&) 7−・泰幅悄 !0−息i酷め /2−−・リターン碧に 纂 図 糞 集 図 嶌 仝 図 7−巻東鴨 集 図 集 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、陰極線管に取り付けて使用する偏向ヨークにおいて
、水平偏向コイル、磁気コア及び該磁気コアにトロイダ
ル巻きした垂直偏向コイルを有し、該垂直偏向コイルは
巻線密度分布の対称軸に対して非対称な巻回層を有する
と共に、該巻回層の巻き終り位置と該巻回層の次の巻回
層の巻き始め位置を、該対称軸に対して略対称に形成し
たことを特徴とする偏向ヨーク。 2、陰極線管に取り付けて使用する偏向ヨークにおいて
、水平偏向コイル、磁気コア及び該磁気コアにトロイダ
ル巻きした垂直偏向コイルを有し、該垂直偏向コイルの
巻線密度分布を対称軸に対して略対称に形成すると共に
、該対称軸を含まない中抜き部を有する巻回層を、該垂
直偏向コイルに形成したことを特徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247078A JPH04129138A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 偏向ヨーク |
DE69123547T DE69123547T2 (de) | 1990-09-19 | 1991-09-11 | Ablenksystem für eine Kathodenstrahlröhre |
EP91115396A EP0481216B1 (en) | 1990-09-19 | 1991-09-11 | Deflection system for a cathode ray tube |
US07/760,961 US5281938A (en) | 1990-09-19 | 1991-09-17 | Deflection system |
KR1019910016246A KR950001361B1 (ko) | 1990-09-19 | 1991-09-18 | 음극선관의 편향장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247078A JPH04129138A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 偏向ヨーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129138A true JPH04129138A (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=17158103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247078A Pending JPH04129138A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 偏向ヨーク |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5281938A (ja) |
EP (1) | EP0481216B1 (ja) |
JP (1) | JPH04129138A (ja) |
KR (1) | KR950001361B1 (ja) |
DE (1) | DE69123547T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5373274A (en) * | 1993-08-23 | 1994-12-13 | Academy Electronic Tube, Incorporated | Deflection yoke with anti-ringing winding core slots |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970031771A (ko) * | 1995-11-30 | 1997-06-26 | 엄길용 | 영상표시기의 링깅방지 방법 |
JP2003242906A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-29 | Toshiba Corp | 偏向ヨークおよびこれを備えた陰極線管装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1033795B (de) * | 1957-02-23 | 1958-07-10 | Graetz Kommandit Ges | Anordnung zur magnetischen Ablenkung des Elektronenstrahls von Kathodenstrahlroehren, insbesondere fuer Fernsehzwecke |
US4511871A (en) * | 1983-07-18 | 1985-04-16 | Rca Corporation | Modified deflection yoke coils having shootback windings |
JPH0760646B2 (ja) * | 1987-08-17 | 1995-06-28 | 三菱電機株式会社 | 偏向ヨ−ク |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP2247078A patent/JPH04129138A/ja active Pending
-
1991
- 1991-09-11 EP EP91115396A patent/EP0481216B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-11 DE DE69123547T patent/DE69123547T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-17 US US07/760,961 patent/US5281938A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-18 KR KR1019910016246A patent/KR950001361B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5373274A (en) * | 1993-08-23 | 1994-12-13 | Academy Electronic Tube, Incorporated | Deflection yoke with anti-ringing winding core slots |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5281938A (en) | 1994-01-25 |
EP0481216B1 (en) | 1996-12-11 |
DE69123547T2 (de) | 1997-06-12 |
KR920007057A (ko) | 1992-04-28 |
EP0481216A1 (en) | 1992-04-22 |
DE69123547D1 (de) | 1997-01-23 |
KR950001361B1 (ko) | 1995-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20020011914A1 (en) | Transformer | |
JPS61170008A (ja) | フライバックトランス | |
JPH04129138A (ja) | 偏向ヨーク | |
JP7180559B2 (ja) | コモンモードチョークコイル | |
JPH0195449A (ja) | 電子ビーム偏向装置 | |
JP3271670B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JP2003109836A (ja) | トランスおよびトランスの巻線方法 | |
SK537784A3 (en) | Deflection coil winding | |
JPH0273610A (ja) | ツインコイル | |
KR20000012069A (ko) | 컬러 음극선관용 편향 요크 | |
CN208027874U (zh) | 变压器 | |
JPS6355311B2 (ja) | ||
JPS5834549A (ja) | 偏向ヨ−ク装置 | |
JPH02228008A (ja) | 可変インダクタ | |
US6373360B1 (en) | Image distortion correcting device | |
JPS645819Y2 (ja) | ||
TW409268B (en) | Deflection yoke and a method of winding a deflection coil | |
JPH0451504A (ja) | フライバックトランス | |
JPH0897062A (ja) | フライバックトランス | |
JP3116754B2 (ja) | 水平直線性補正コイル | |
JPH0348833Y2 (ja) | ||
JPH0389434A (ja) | 偏向ヨーク | |
JPH0210543B2 (ja) | ||
JPS6032738Y2 (ja) | フライバツクトランス | |
JPS5841639Y2 (ja) | カラ−陰極線管用偏向ヨ−ク |