JPH0451504A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
- Publication number
- JPH0451504A JPH0451504A JP2160728A JP16072890A JPH0451504A JP H0451504 A JPH0451504 A JP H0451504A JP 2160728 A JP2160728 A JP 2160728A JP 16072890 A JP16072890 A JP 16072890A JP H0451504 A JPH0451504 A JP H0451504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- flyback transformer
- secondary coil
- voltage
- coils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はフライバックトランスに関し、特にたとえば
ハイビジョンやクリアビジョンなどの高画質TVに用い
られる、フライバックトランスに関する。
ハイビジョンやクリアビジョンなどの高画質TVに用い
られる、フライバックトランスに関する。
従来のフライバックトランスでは、たとえば16φのコ
アを用い、1ターン当たり約10Vとして設定されてい
た。これは、コアの製造が困難なため、その断面積を太
き(できず、また、1次側に介挿されるトランジスタの
電流が大きくできなかったためである。したがって、た
とえばハイビジョンやクリアビジョンなどの高画質TV
のためにフライバックトランスの2次コイルの端子電圧
として30kVの電圧を発生させるには、2次コイルの
巻回数を3000ターンにする必要があった。それに伴
って、フライバックトランスの大型化を防ぐために、2
次コイルに30〜50μmの細い導線を使用していた。
アを用い、1ターン当たり約10Vとして設定されてい
た。これは、コアの製造が困難なため、その断面積を太
き(できず、また、1次側に介挿されるトランジスタの
電流が大きくできなかったためである。したがって、た
とえばハイビジョンやクリアビジョンなどの高画質TV
のためにフライバックトランスの2次コイルの端子電圧
として30kVの電圧を発生させるには、2次コイルの
巻回数を3000ターンにする必要があった。それに伴
って、フライバックトランスの大型化を防ぐために、2
次コイルに30〜50μmの細い導線を使用していた。
このような従来のフライバックトランスでは、その巻数
が多くなるため、漏れリアクタンスおよび巻線抵抗が大
きくなり、また、2次コイルに細い径の導線を用いるた
め、巻線抵抗が大きくなるしたがって、電圧変動率が数
%〜10%という大きな値になるという問題点があった
。
が多くなるため、漏れリアクタンスおよび巻線抵抗が大
きくなり、また、2次コイルに細い径の導線を用いるた
め、巻線抵抗が大きくなるしたがって、電圧変動率が数
%〜10%という大きな値になるという問題点があった
。
それゆえに、この発明の主たる目的は、電圧変動率を改
善できる、フライバックトランスを提供することである
。
善できる、フライバックトランスを提供することである
。
この発明は、1ターン当たりの電圧を20V以上に設定
した、フライバックトランスである。
した、フライバックトランスである。
(作用〕
■ターン当たり20V以上に設定するので、2次コイル
の端子間に所望電圧(たとえば30kV)を得るために
必要な巻数を少なくできる。したがって、2次コイルに
太い線径のものを用いることができる。
の端子間に所望電圧(たとえば30kV)を得るために
必要な巻数を少なくできる。したがって、2次コイルに
太い線径のものを用いることができる。
この発明によれば、2次コイルの巻数を少なくできるの
で、漏れリアクタンスおよび巻線抵抗を小さくできる。
で、漏れリアクタンスおよび巻線抵抗を小さくできる。
また、2次コイルに太い線径のものを用いることができ
るので、巻線抵抗を小さくできる。したがって、電圧変
動率を改善することができる。
るので、巻線抵抗を小さくできる。したがって、電圧変
動率を改善することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第1図を参照して、この実施例のフライバックトランス
10は1次コイル12を含む。1次コイル12には、1
ターン当たり20V以上の耐圧性能を有する2次コイル
14が磁気結合される。この実施例では、2次コイル1
4は9分割され、すなわち9個のコイル16が直列接続
され、コイル16には9個のダイオード18が直列的に
介挿される。
10は1次コイル12を含む。1次コイル12には、1
ターン当たり20V以上の耐圧性能を有する2次コイル
14が磁気結合される。この実施例では、2次コイル1
4は9分割され、すなわち9個のコイル16が直列接続
され、コイル16には9個のダイオード18が直列的に
介挿される。
このような2次コイル14は、たとえば第2図に示すよ
うに、それぞれボビン径の異なる3種類の円筒コイル2
0a、20bおよび20cを順次積層的に配置して形成
される。円筒コイル20a、20bおよび20cは、そ
れぞれ、第3図に示す円筒コイル20のように、たとえ
ばノリル、ポリカーボネイトあるいはポリイミドなどの
絶縁性樹脂によって筒状に形成される中空のボビン22
を含む。なお、ボビン径は、円筒コイル20a。
うに、それぞれボビン径の異なる3種類の円筒コイル2
0a、20bおよび20cを順次積層的に配置して形成
される。円筒コイル20a、20bおよび20cは、そ
れぞれ、第3図に示す円筒コイル20のように、たとえ
ばノリル、ポリカーボネイトあるいはポリイミドなどの
絶縁性樹脂によって筒状に形成される中空のボビン22
を含む。なお、ボビン径は、円筒コイル20a。
20b、20cの順に大きくされる。そして、ボビン2
2の外表面上には、その両端に端子24および26が形
成され、その端子24および26の間には、所定間隔を
おいて3個のコイル16が形成される。各コイル16に
は、第4図で示すような導線28が用いられる。そして
、隣合うコイル16の間およびコイル16と端子26と
の間には、それぞれダイオード18が介挿される。そし
て、このように形成される円筒コイル20a、20bお
よび20cを順次互い違いに嵌め込み、円筒コイル20
aの端子26と円筒コイル20bの端子24とを接続し
、円筒コイル20bの端子26と円筒コイル20cの端
子24とを接続することによって、2次コイル14が形
成される。そして、1次コイル12と2次コイル14と
を磁気結合するように、コア30が嵌め込まれる。
2の外表面上には、その両端に端子24および26が形
成され、その端子24および26の間には、所定間隔を
おいて3個のコイル16が形成される。各コイル16に
は、第4図で示すような導線28が用いられる。そして
、隣合うコイル16の間およびコイル16と端子26と
の間には、それぞれダイオード18が介挿される。そし
て、このように形成される円筒コイル20a、20bお
よび20cを順次互い違いに嵌め込み、円筒コイル20
aの端子26と円筒コイル20bの端子24とを接続し
、円筒コイル20bの端子26と円筒コイル20cの端
子24とを接続することによって、2次コイル14が形
成される。そして、1次コイル12と2次コイル14と
を磁気結合するように、コア30が嵌め込まれる。
このようなフライバックトランス10において、2次コ
イル14は1ターン当たり20V以上に設定するので、
コア30の直径を従来の略16φから25〜30φとし
、コイル16に供給する電圧を1ターン当たり従来のI
OVから24〜35Vにすることができる。したがって
、2次コイル14の端子間出力電圧を従来と同様30k
Vとした場合、2次コイル14の全巻数を1 /2.4
〜1/3.5に減少させることができ、従来の3000
ターンから略850〜1250ターン(各コイル16の
巻数は略100〜140ターン)に減少させることがで
きる。したがって、コイル16に用いられる導線28の
線径を従来の30〜50μmから0.1mmにでき、断
面積にして4倍以上太いものを用いることが可能となる
。
イル14は1ターン当たり20V以上に設定するので、
コア30の直径を従来の略16φから25〜30φとし
、コイル16に供給する電圧を1ターン当たり従来のI
OVから24〜35Vにすることができる。したがって
、2次コイル14の端子間出力電圧を従来と同様30k
Vとした場合、2次コイル14の全巻数を1 /2.4
〜1/3.5に減少させることができ、従来の3000
ターンから略850〜1250ターン(各コイル16の
巻数は略100〜140ターン)に減少させることがで
きる。したがって、コイル16に用いられる導線28の
線径を従来の30〜50μmから0.1mmにでき、断
面積にして4倍以上太いものを用いることが可能となる
。
その結果、漏れリアクタンスを従来の略1 /10に減
少させることができる。また、従来に比べ、巻線長が1
/2.4〜1 /3.5 、断面積が4倍以上の2次
コイル14を用いるので、全体として直流抵抗分を従来
の略1 /10にすることができる。
少させることができる。また、従来に比べ、巻線長が1
/2.4〜1 /3.5 、断面積が4倍以上の2次
コイル14を用いるので、全体として直流抵抗分を従来
の略1 /10にすることができる。
したがって、
で表される内部インピーダンスを略1/10にすること
ができる。また、巻幅を拡げることによって、漏れリア
クタンスをさらに減少することができる。
ができる。また、巻幅を拡げることによって、漏れリア
クタンスをさらに減少することができる。
したがって、
ΔHV=ZX I
で表される電圧変動率を、第5図に示す線Aのように、
gBで示す従来の略1/10以下にすることができる。
gBで示す従来の略1/10以下にすることができる。
その結果、従来において付加されていた高圧レギュレー
タは不要になるので、部品点数を少なくでき、信顛性の
向上をも図れる。
タは不要になるので、部品点数を少なくでき、信顛性の
向上をも図れる。
さらに、上述のように内部インピーダンスも略1/10
になるので、リチャージ能力も略10倍向上でき、ブラ
ウン管の応答性が向上する。また、コイル16に太い巻
線を用いることができるので、作業性が向上し、コスト
ダウンが図れる。
になるので、リチャージ能力も略10倍向上でき、ブラ
ウン管の応答性が向上する。また、コイル16に太い巻
線を用いることができるので、作業性が向上し、コスト
ダウンが図れる。
なお、コイル16を、第6図に示すように、ボビン22
の外表面上に螺旋状に形成されためっきからなる導体3
2によって形成してもよい。すなわち、円筒コイル20
を“めっきコイル“として形成してもよい。この導体3
2は、ボビン22の外表面全面にめっき層を形成し、そ
の後たとえばレーザなどにより螺旋状のスリットを形成
することによって形成される。導体32では、その幅お
よび厚みを大きくすることによって、先の実施例と同様
の効果を得ることができる。
の外表面上に螺旋状に形成されためっきからなる導体3
2によって形成してもよい。すなわち、円筒コイル20
を“めっきコイル“として形成してもよい。この導体3
2は、ボビン22の外表面全面にめっき層を形成し、そ
の後たとえばレーザなどにより螺旋状のスリットを形成
することによって形成される。導体32では、その幅お
よび厚みを大きくすることによって、先の実施例と同様
の効果を得ることができる。
また、上述の実施例において、1次コイル12は2次コ
イル14のボビン22内に配置されたが、2次コイル1
4の外周面に巻回するようにしてもよい。
イル14のボビン22内に配置されたが、2次コイル1
4の外周面に巻回するようにしてもよい。
さらに、上述の実施例のように、2次コイル14を3つ
の円筒コイル20a、20b、20cで形成するのみな
らず、4つ以上の径の異なる円筒コイルを積層配置して
形成してもよく、その積層数は任意でよい。
の円筒コイル20a、20b、20cで形成するのみな
らず、4つ以上の径の異なる円筒コイルを積層配置して
形成してもよく、その積層数は任意でよい。
第1図はこの発明の一実施例を示す結線図である。
第2図は第1図実施例の構造を示す半断面図である。
第3図は2次コイルに用いられるコイルを示す斜視図で
ある。 第4図はボビンの外表面に形成されるコイルを示す断面
図解図である。 第5図はこの実施例の電圧変動率を従来例と比較して示
すグラフである。 第6図はボビンの外表面に形成されるコイルの変形例を
示す断面図解図である。 図において、10はフライバックトランス、14は2次
コイル、16はコイル、20.20a。 20b、20cは円筒コイル、30はコアを示す特許出
願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1)義 人 第 図 2゜ 第 図 第 図 1o (mA)
ある。 第4図はボビンの外表面に形成されるコイルを示す断面
図解図である。 第5図はこの実施例の電圧変動率を従来例と比較して示
すグラフである。 第6図はボビンの外表面に形成されるコイルの変形例を
示す断面図解図である。 図において、10はフライバックトランス、14は2次
コイル、16はコイル、20.20a。 20b、20cは円筒コイル、30はコアを示す特許出
願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1)義 人 第 図 2゜ 第 図 第 図 1o (mA)
Claims (1)
- 1ターン当たりの電圧を20V以上に設定した、フライ
バックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2160728A JPH0451504A (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2160728A JPH0451504A (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | フライバックトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451504A true JPH0451504A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15721181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2160728A Pending JPH0451504A (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | フライバックトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04330136A (ja) * | 1991-02-01 | 1992-11-18 | Misawa Homes Co Ltd | 住宅ユニットにおける柱梁接合構造 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP2160728A patent/JPH0451504A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04330136A (ja) * | 1991-02-01 | 1992-11-18 | Misawa Homes Co Ltd | 住宅ユニットにおける柱梁接合構造 |
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