JPH0412903A - 自動倉庫装置 - Google Patents

自動倉庫装置

Info

Publication number
JPH0412903A
JPH0412903A JP2115405A JP11540590A JPH0412903A JP H0412903 A JPH0412903 A JP H0412903A JP 2115405 A JP2115405 A JP 2115405A JP 11540590 A JP11540590 A JP 11540590A JP H0412903 A JPH0412903 A JP H0412903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
loading
warehouse
station
goods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2115405A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Sasaki
勝利 佐々木
Kenji Hamada
浜田 憲治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP2115405A priority Critical patent/JPH0412903A/ja
Publication of JPH0412903A publication Critical patent/JPH0412903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動倉庫装置に係り、さらに詳しくは物品の
入庫、出庫を無人で安全に行い、かつ倉庫効率を高めた
自動倉庫装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動倉庫として、特開昭63〜156204号公
報には、出荷台と入荷台を備えた複数の駅間を、自走す
る無人車が入荷台の物品の有無を検知し、入荷台に物品
熱のときは無人車より入荷台に物品を荷渡し、物品有の
ときは無人車で出荷台から物品を一旦自動倉庫に収納す
るように制御された無人搬送システムが示されている。
しかしこのシステムには、各駅間の搬送システムは開示
されているが、物品を倉庫へ入庫または出庫するときの
具体的な手段が全く説明されていない。
また、特開昭62−36202号公報には、物品の自動
倉庫への搬入、自動倉庫から所定の場所への搬出は自動
コンベアの動作により行い、かつその指令はコンピュー
タにより行う自動倉庫システムが示されている。しかし
、このシステムは、物品の搬入、搬出は自動コンベアの
動作によるものであり、したがって、倉庫のラック群が
多段になれば、それに見合うだけの多段のコンベアを配
置したり、またはコンヘアをスバイバル状に配置したり
する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の第1の目的は、パレットや複雑な構造のコンベ
アを使用することなく、簡単な設備で物品の入、出庫を
確実に行うことができ、かつ物品の入、出庫作業を他の
部材に妨害されることなく、能力よくかつ安全に行い得
る自動倉庫装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、狭いスペースをも有効に
利用して数多くの物品を入庫させ、保管し得る自動倉庫
装置を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、簡単な構造の荷受台で
左右いずれのラック群のラックに対しても物品の入、出
庫を確実に行い得る自動倉庫装置を提供することにある
そして、本発明の第4の目的は、駅の出庫台から物品を
受け取る倉庫装置外部の運搬物に対し°ζ、物品を容易
にかつ確実に引き渡し得る自動倉庫装置を提供すること
にある。
さらに、本発明の第5の目的は、物品の入、出庫作業を
、より一層能率よく行い得る自動倉庫装置を提供するこ
とにある。
また、本発明の第6の目的は、駅の入庫台までの物品の
搬入を完全に自動化し得る自動倉庫装置を提供すること
にある。
さらに、本発明の第7の目的は、バーコードおよび自動
搬入車を利用して物品の品種、製造番号ならびに物品の
倉庫への搬入および物品の入、出庫状況の管理を完全に
自動化し得る自動倉庫装置を提供することにある。
C課題を解決するための手段〕 前記第1の目的を達成するため、本発明は、左右方向に
所定の間隔を置いて配列された2列一対のラック群を備
えた倉庫を構成し、前記2列一対のラック群の間に、前
後方向および上下方向に移動可能でかつ左右のラックに
選択的に物品を入、出庫可能な物品の積込装置を設置す
るとともに、前記2列一対のラック群に1基宛駅を設置
し、この駅を少なくとも上段側と下段側とに分け、その
上段側と下段側のいずれか一方には物品の搬入車から物
品を受け取り、かつ前記積込装置に物品を引き渡す入庫
台を配置し、他方には前記積込装置から物品を受け取り
、かつ倉庫装置外部の運搬物に物品を引き渡す出庫台を
配置し、前記物品の入、出庫およびラックの位置を管理
し、かつ前記搬入車と駅の入、出庫台と倉庫の積込装置
を順序動作させる統括管理手段を設置している。
また、前記第2の目的を達成するため、本発明では前記
2列一対のラック群を、左右方向に複数組配列するとと
もに、各組のラック群に、前記物品の積込装置と駅とを
設置している。
さらに、前記第3の目的を達成するため、本発明では前
記物品の積込装置を、2列一対のラック群の間を前後、
上下方向に移動可能な荷受台を備えて構成するとともに
、この荷受台に、左右方向に選択的に突出して物品を入
、出庫可能な腕を設けている。
そして、前記第4の目的を達成するため、本発明では前
記駅の出庫台に、倉庫装置外部の運搬物への物品の引き
渡し位置で、水平状態から前記運搬物に向かってほぼ垂
直状態に出庫台を立ち上がらせる立ち上がり機構を設け
ている。
さらに、前記第5の目的を達成するため、本発明では前
記物品を取り扱う各部材を、左右、前後、上下方向の少
なくとも一方向に、少なくとも2個ずつ並べて取り扱い
可能に形成している。
また、前記第6の目的を達成するため、本発明は前記物
品の倉庫への搬入経路に、少なくとも品種、製造番号お
よびバーコードを印刷したラベルを当該物品に貼り付け
る自動ラベラと、物品を搬入車の荷受位置まで搬送する
コンベアと、前記物品に貼られたバーコードを読み取っ
て統括制御手段へ信号を送るバーコードリーダと、前記
コンベアから物品を受け取って駅まで運ぶ搬入車とを配
置している。
また、前記第7の目的を達成するため、本発明では前記
物品に、少なくとも物品の品種と製造番号を印刷したバ
ーコードを貼り付け、このバーコードを読み取り、前記
統括制御手段で搬入車等を管理するとともに物品の入、
出庫およびラックへの入、出庫状況を管理するように構
成している。
〔作用] 本発明では、2列一対のラック群を備えた倉庫と、前記
2列一対のラック群のランクに物品を入、出庫可能な物
品の積込装置と、前記2列一対のラック群に1基宛設置
された駅と、この駅の下段側と上段側の一方に配置され
た入庫台および他方に配置された出庫台と、物品の搬入
車と、統括制御手段とを有している。
そして、倉庫のラック群中のラックに物品を入庫する際
は、統括制御手段からの指令により、まず倉庫に到る経
路に設置された(自動)ラベラおよびコンベアを経由し
てコンベアの所定の位置に送られてきた物品を前記搬入
車が前記コンベアの所定の位置から駅の入庫台へ物品を
引き渡す位置まで搬送し、その物品を前記入庫台に引き
渡す。
前記入庫台は、搬入車から物品を受け取って物品の積込
装置へ物品を引き渡す位置まで移送し、その物品を積込
装置に引き渡す。
前記積込装置は、入庫台から受け取った物品を、統括制
御手段によりあらかじめ指定されたラック群中のラック
に対応する位置まで移送し、その物品を当該ラックに入
庫させ、保管する。前記統括制御手段は、どの位置のラ
ックにどんな品種、製造番号の物品が入庫されたかを記
憶する。
次いで、倉庫のラック群中のラックから物品を出庫する
際は、物品の積込装置が、ランク群中の統括制御手段に
よりあらかじめ指定されたラックに対応する位置に移動
し、前記積込装置は当該ラックから物品を取り出す。こ
のとき、統括制御手段はどの位置のラックからどんな品
種、製造番号の物品が出庫されたかを記憶する。
前記積込装置は、当該ラックから物品を取り出したのち
、駅の出庫台へ物品を引き渡す位置まで移動し、その位
置で出庫台に物品を引き渡す。
前記出庫台は、積込装置から物品を受け取り、その物品
を倉庫装置外部の運搬物に引き渡す位置まで移送し、そ
の物品を前記運搬物に引き渡す。
前記運搬物は、受け取った物品を他の場所へ運搬する。
これにより、本発明ではパレットや複雑なコンベアを使
用することなく、簡単な設備で物品の入、出庫を確実に
行うことができるし、物品の入、出庫作業および入、出
庫状況の管理を自動化することができる。
しかも、本発明では駅の下段側と上段側とに分かれて物
品の入庫作業と出庫作業とを行うようにしているので、
物品の入、出庫作業をそれぞれ他の部材に妨害されるこ
となく、能率よくかつ安全に行うことができる。
また、本発明では前記2列一対のラック群を、左右方向
に複数組配列するとともに、各組のラック群に、前記物
品の積込装置と駅を設置しているので、狭いスペースを
も有効に利用して、数多くの物品を入庫させ、保管する
ことができる。
さらに、本発明では前記物品の積込装置を、2列一対の
ラック群の間を前後上下方向に移動可能な荷受台を備え
て構成するととも、この荷受台に、左右方向に選択的に
突出して物品を入、出庫可能な腕を設けているので、簡
単な構造の荷受台で左右いずれのラック群のランクに対
しても物品の入、出庫を確実に行うことが可能となる。
そして、本発明では前記駅の出庫台に、倉庫装置外部の
運搬物への物品の引き渡し位置で、水平状態から前記運
搬物に向かってほぼ垂直状態に出庫台を立ち上がらせる
立ち上がり機構を設けているので、駅の出庫台から物品
を受け取る倉庫装置外部の運搬物に対して、物品を容易
にかつ確実に引き渡すことができる。
また、本発明では前記物品を取り扱う各部材を、左右、
前後、上下方向の少なくとも一方向に、少な(とも2個
ずつ並べて取り扱い可能に形成しているので、物品の入
、出庫作業を、より一層能率よく行うことができる。
さらに、本発明では倉庫に到る経路に(自動)ラベラ、
(自動)コンベア、バーコードリーダを設置するととも
に、搬入車を配置したので、前記統括制御手段により物
品の搬入動作を自動化することが可能となる。
また、本発明では前記物品に、少なくとも物品の品種と
製造番号を印刷したバーコードを貼り付け、このバーコ
ードを読み取り、前記統括制御手段で物品の入、出庫お
よびラックへの入、出庫状況を管理するように構成して
いるので、バーコードを用いて物品の品種、製造番号や
、物品の入、出庫状況の管理を完全に自動化することが
可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1〜6図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
装置の要部の平面図、第2図は同正面図、第3図は第1
図に示す駅の拡大側面図、第4図は同駅の拡大正面図、
第5A図は物品取り扱いの流れに沿った装置全体の概要
図、第5B図は入庫台および出庫台のセンサーを説明す
るための図、第6図は同じく物品取り扱いの流れと各部
の情報交換、処理を示す系統図、第7図はこの実施例で
取り扱う物品の一例を示す斜視図、第8図はこの実施例
における直角座標軸の説明図である。
これらの図に示す実施例の自動倉庫装置は、第5A図に
示すように、物品1の生産コンベア2さ、自動ラベラコ
ンヘア3と、自動ラベラ4およびキーボード5ならびに
自動ラベラ制御盤6の組と、アキュームコンベア7と、
バーコードリーダ9を備えた払い出しコンベア8と、コ
ンヘア制御盤10と、搬入車11と、搬入車制御盤12
と、入庫台15および出庫台16を備えた駅14と、ラ
ンク群19および積込装置21を備えた倉庫18と、倉
庫制御盤27と、統括制御手段である管理機28とを有
して構成されている。29は、物品を搬出するフォーク
リフトである。
なお、第5A図および第5B図において、各部材に付設
された光電管(A、B、C) 、光通信用センサ(D、
E、F)およびリミットスイッチ(G、H)は、その存
在箇所を明確にするために丸印で示されている。
この実施例で取り扱う物品1は、例えばステーブル繊維
の梱包物である。
前記生産コンベア2は、前記ステーブル繊維を約0.5
〜3ボの容量に梱包し、第7図に示すような長方体に整
え、その物品1を自動ラベラコンベア3に送り込むよう
になっている。
前記自動ラベラコンベア3には、光電管Aが設けられて
いる。この自動ラベラコンベア3では、前記生産コンベ
ア2から物品1が送られ、その物品1が光電管Aを遮る
と、その信号を自動ラベラ制御盤6とコンベア制御盤1
0に送るようになっている。
前記キーボード5は、あらかじめ手動入力により自動ラ
ベラM御盤6に物品1の品種を登録するようになってい
る。
前記自動ラベラ制御盤6は、キーボード5からの入力を
受けて物品lの品種を登録し、かつ製造番号を計算し、
自動ラベラ4に指令を送り、またラベル貼り付は終了後
、コンベア制御盤10にラベル貼り終了信号を送るよう
になっている。
前記自動ラベラ4は、自動ラベラ制御盤6からの指令に
より、物品1の品種と製造番号およびそのバーコードを
印刷したラベル30を作成し、自動ラベラコンヘア3上
で停止中の物品1に、第7図に示すように少なくとも1
箇所以上に貼り付けるようになっている。
前記アキュームコンベア7の前端部には、光電管Bが設
けられている。このアキュームコンベア7は、コンベア
制御盤10からの指令により駆動し、自動ラベラコンベ
ア3から物品1を受け取って搬送し、払い出しコンベア
8に送り込むようになっている。そして、このアキュー
ムコンベア7はこれの下流側の設備でトラブルがあった
場合、アキュームコンベア7の上流側の設備を停止せず
、連続的に搬送されてくる物品1を一時的にストックす
るようになっている。前記光電管Bは、物品1が搬送さ
れてきて遮られると、その信号をコンベア制御盤10に
送るようになっている。
前記払い出しコンベア8には、バーコードリーダ9が設
けられ、また前端部側には光電管Cと光通信用センサD
とが設けられている。この払い出しコンベア8は、コン
ベア制御盤10からの指令により駆動し、アキュームコ
ンベア7から物品1を受け取り、その物品lを搬入車1
1に引き渡すようになっている。その間、前記バーコー
ドリーダ9は物品lに貼り付けられたバーコードを読み
取り、読み取ったデータを管理機28に送るようになっ
ている。また、前記光電管Cは物品1により遮られると
、その信号をコンベア制御盤lOと光通信用センサDに
送るようになっている。さらに、前記光通信用センサD
は前記光電管Cからの信号を受け、搬入車11の光通信
用センサEに対して物品1が所定の引き渡し位置にある
という物品引き渡し準備完了信号を送信するようになっ
ている。
前記コンベア制御盤10は、前記光電管A、B、Cおよ
び自動ラベラ制御盤6からそれぞれ信号を受け取り、あ
らかじめ決められた適正なタイミングで、自動ラベラコ
ンベア3、アキュームコンベア7および払い出しコンベ
ア8に指令を送り、制御するようになっている。
前記搬入車11の両側面部には、光通信用センサEが設
けられている。この搬入車11は、前記光通信用センサ
Eが払い出しコンベア8に設けられた光通信用センサD
から物品引き渡し準備完了信号を受信したときに、払い
出しコンベア8から物品1を受け取って積み込み、搬入
車制御盤12からの指令により、第1図に示すように、
搬入路13に沿って駅14の所定位置へ搬送し、その物
品lを入庫台15に引き渡すようになっている。
前記搬入車制御盤12は、払い出しコンベア8例の物品
引き渡し準備完了状態で、かつ駅14側からの物品送り
込み要求信号により、搬入車11を駆動し、払い出しコ
ンベア8から駅14へ物品1を搬送させるようになって
いる。
前記駅14は、第1図および第2図に示すように、倉庫
18を構成しているラック群19の互いに対向させて配
置された2列一対のラック群19に1基ずつ設置されて
いる。また、駅14はこの実施例では第1図および第2
図かられかるように、ラック群19の手前側に設置され
ている。さらに、駅14はこの実施例では第2図、第3
図および第4図に示すように、上下方向(Z−Z“)の
下段に物品1の入庫台15が配置され、上段に物品1の
出庫台16が配置されている。
前記入庫台15は、駅構内のあらかじめ決められた範囲
で前後方向(X−X“)に移動し、搬入車11に接近す
る前進した位置で前記搬入車11から物品1を受け取り
、後退した位置でその物品1を倉庫18の積込装置21
に引き渡すようになっている。また、この入庫台15に
は、第5B図に示すように、前端部に光通信用センサF
およびリミットスイッチGが設けられており、後端部に
はリミットスイッチGが設けられている。前記光通信用
センサFは、搬入車11に接近した位置で、搬入車11
の光通信用センサEに物品受け取り準備完了の信号を送
信し、かつ積込装置21への物品引き渡し位置で倉庫制
御盤27に物品引き渡し準備完了の信号を送信するよう
になっている。
前記出庫台16は、駅構内のあらかじめ決められた範囲
で前後方向(X−X’)に移動し、後退した位置で倉庫
18の積込装置21から物品1を受け取り、前進した位
置でフォークリフト29に物品1を引き渡すようになっ
ている。また、この出庫台16には第3図に示すように
、流体圧シリンダ等を利用した立ち上がり機構17が設
けられている。この立ち上がり機構17は、倉庫制御盤
27からの指令により、第3図かられかるように、前進
した位置で出庫台16を水平状態からほぼ垂直状態にな
るようにほぼ90’立ち上がらせ、駅14の前側で出庫
台16の物品1をフォークリフト29側に向けるように
構成されている。さらに、この出庫台16の前および後
端部には、第5B図に示すように、リミットスイッチH
が設けられている。
前記倉庫18は、第1図および第2図に示すように、ラ
ック群19と、積込装置2工とを有して構成されている
前記ラック群19は、この実施例では互いに対向させて
配置された2列一対のランク群を左右方向(Y−Y ’
 )に、バック・トウ・バックに3列配置して構成され
ている。各ラック群19は、前後方向(X−X’)およ
び上下方向(Z−Z’)に、ラック20を多数配列して
構成されている。
前記各ラック20は、この実施例では左右方向(Y−Y
“)に物品1を2個並べて収容可能な大きさに形成され
ている。
前記積込装置21は、第1図および第2図に示すように
、2列一対のラック群19の中央部に固定された水平方
向レール22と、この水平方向レール22に沿って移動
可能に取り付けられた上下方向レール23と、上下方向
レール23の駆動装置24と、前記上下方向レール23
に支持された荷受台25とを備えて構成されている。前
記水平方向レール22は、前後方向(X−χ°)に長く
敷設され、床面に固定されている。前記上下方向レール
23は、駆動装置24により駆動され、水平方向レール
22に沿って前後方向(X−X’)の任意の位置に移動
し得るようになっている。前記駆動装置24は、倉庫制
御盤27からの指令により前記上下方向レール23を水
平方向レール22に沿って駆動するようになっている。
前記荷受台25は、腕の駆動:a(図示せず)(左右方
向YY’)と、腕26とを有している。この荷受台25
は、上下方向レール23と一緒に前後方向cx−x ’
 >に移動する。また、前記荷受台25は上下方向(Z
−Z’)の駆動源により、ランク20に対応する上下方
向(2−2“)の任意の位置に移動し得るようになって
いる。前記上下方向(Z−Z“)の駆動源も、倉庫制御
盤27からの指令により、荷受台25を上下方向(Z−
Z′)に駆動する。前記腕26は、荷受台25に内蔵さ
れた左右方向(Y−Y ’ )の駆動源(図示せず)に
より左右方向(Y−Y’)に選択的に突出し、駅14の
入庫台15からこの実施例では物品1を左右方向(Y−
Y ’ )に2個並べて受け取り、その物品1を倉庫制
御盤27によってあらかじめ指定されたラック20に入
庫するようになっている。
また、この腕26は倉庫制御盤27によってあらかじめ
指定されたラック20から物品1を左右方向(Y−Y’
)に2個並べて取り込んで出庫し、その物品1を駅14
の出庫台16に引き渡すようになっている。前記腕26
の左右方向(Y−Yl)の駆動源も、倉庫制御盤27の
指令を受けて腕26を駆動する。
前記倉庫制御盤27は、管理機28からの情報により、
かつ入庫台15に設けられた光“通信用センサFからの
物品受け取り準備完了の信号を受けて搬入車11に対し
て物品引き渡し指令を送り、また入庫台15に設けられ
た光通信用センサFからの物品引き渡し準備完了の信号
により、積込装置21の荷受台25に入庫台15から物
品1を受け取るべく指令を送り、さらに上下方向レール
23の駆動装置24と荷受台25の各駆動源に、管理機
28によりあらかじめ指定されたラック20に物品1を
入庫すべく指令を送る。また、倉庫制御盤27は管理機
28からの指令により、上下方向レール23と荷受台2
5をあらかじめ指定ささたラック20に移動させ、その
ラック20から物品1を出庫すべく指令を送り、かつそ
の物品1を出庫台16に引き渡すべく指令を送る。さら
に、倉庫制御盤27は出庫台16が物品1を受け取った
のち、その出庫台16を駅構内の後方より前方に移動さ
せ、かつ前進した位置で出庫台16の立ち上がり機構1
7に出庫台16を水平状態からほぼ垂直状態になるよう
にほぼ90°回動させるべく指令を送るように構成され
ている。
前記管理機28には、ファイルと、プリンタや手動入力
用のキーボード等が付設されているが、図面では省略さ
れている。そして、この管理機28は統括81711手
段として次のように機能するように構成されている。ま
ず、管理機28は払い出しコンベア8に設けられたバー
コードリーダ9から、物品1に貼り付けられているバー
コードの読み取り結果を取り込み、その物品1の品種お
よび製造番号をファイルに記憶する。また、管理機28
は物品1を倉庫18のどのラック20に入庫するかを計
算し、搬入車制御盤12に、物品lを搭載した搬入車1
1をどの位置の駅14に送るかの指令を出す。さらに、
管理機28は現在取り扱い中の物品1を倉庫18のどの
ラック20に入庫するかの情報を倉庫制御盤27にも送
る。そして、管理機28は入庫された物品lの品種、製
造番号、ランク20の位置をファイルに記憶する。また
、管理機28はキーボードから出庫したい物品lの品種
、個数が入力されると、前記キーボードで指定された物
品1の品種の中から製造番号の若い順に、指定された個
数を選び出し、その情報を倉庫制御盤27に送る。さら
に、管理機28は倉庫18内の入、出庫状況およびラッ
クリストを、必要によりプリンタからプリントアンプし
得るようになっている。
前記フォークリフト29は、出庫時に駅14に接近し、
出庫台16がほぼ垂直状態に立ち上がった時点で、出庫
台16から物品1を受け取って他の場所へ運搬するよう
になっている。
前記実施例の自動倉庫装置は、次のように運転使用され
る。
まず、ステーブル繊維等が生産コンベア2上で約0.5
〜3ボの容量に梱包され、第7図に示すごとき直方体の
物品1が製造され、この物品1は生産コンベア2上を例
えば数分おきに1個ずつ連続的に自動ラベラコンベア3
方向に搬送される。
次に、前記物品lは生産コンヘア2から自動ラヘラコン
ベア3上に移載され、この自動ラヘラコンベア3により
搬送され、自動ラベラコンベア3に設けられた光電管A
を遮ると、その信号がコンベア制御盤10に送られ、こ
れを受けてコンヘア制御盤10は自動ラベラコンベア3
に駆動停止の指令を出す。これにより、自動ラヘラコン
ベア3が停止し、物品1は自動ラベラコンベア3上の決
められた位置で停止する。また、物品1が前記光電管A
を遮ったとき、その信号はコンベア制御盤10から自動
ラベラ制御盤6にも送られる。
そして、自動ラベラ4に付設のキーボード5から自動ラ
ベラ制御盤6に、あらかじめ物品1の品種を手動で入力
し、これを自動ラベラ制御盤6は登録し、かつ自動ラベ
ラ制御盤6は製造番号を計算する。さらに、自動ラベラ
制御盤6は、自動ラベラ4に対して、物品工の品種と製
造番号の情報と、自動ラベラコンベア3上に停止してい
る物品1に品種と製造順を示す製造番号およびそのバー
コードが印刷されたラベルを貼り付けるよう、指令を出
す。
これを受けて、自動ラベラ4はあらかじめ入力された品
種と自動ラベラ制御盤6で計算された製造番号を文字で
印刷するとともにバーコードを印刷したラベル30を作
成し、第7図に示すように、物品lの数個所に貼り付け
る。
物品1にラベル30の貼り付けが終了した時点で、自動
ラベラ制御盤6はコンベア制御盤10にラベル貼り付は
終了の信号を送る。この信号を受けて、コンベア制御盤
10は自動ラベラコンベア3とアキュームコンベア7に
駆動指令を送る。これにより、自動ラベラコンベア3に
より物品1がアキュームコンベア7方向に搬送され、次
いで物品1はアキュームコンベア7に引き渡され、アキ
ュームコンベア7により払い出しコンベア8方向に搬送
される。
前記アキュームコンベア7は、下流側の設備でトラブル
があった場合、上流側の設備を停止させず、連続的に搬
送されてくる物品1を一時的にストックする。
次いで、前記物品1がアキュームコンベア7の前端部に
設けられた光電管Bを遮ると、その信号はコンベア制御
盤10に送られ、これを受けてコンベア制御盤10は払
い出しコンヘア8に駆動指令を出す。これにより、物品
lはアキュームコンベア7から払い出しコンベア8に移
送される。
その後、物品1が払い出しコンベア8に設けられた光電
管Cを遮ると、その信号はコンベア制御盤10に送られ
、これを受けてコンベア制御盤10から払い出しコンベ
ア8に駆動停止の指令が出され、払い出しコンベア8が
停止され、これにより物品1は払い出しコンベア8上の
決められた位置で停止する。
また、物品1が前記光電管Cを遮ると1、その信号はコ
ンベア制御盤10から、払い出しコンベア8の前端部に
設けられた光通信用センサDにも送られる。この信号を
受けて、光通信用センサDは搬入車11に対して、物品
1が所定の位置にあるという、物品1の引き渡し準備完
了の信号を出力する。
さらに、払い出しコンベア8により物品1を搬送中、こ
の払い出しコンベア8に設けられたバーコードリーダ9
によりバーコードを読み取り、その読み取り結果を管理
機28に送り、次にどのような品種、製造番号の物品l
が入庫されるかの情報を送る。
前記管理機28では、バーコードから次に送られてくる
物品lの品種、製造番号の情報を入信し、ファイルに登
録し、記憶する。また、管理機2日は当該物品1を倉庫
18のどの位置のラック20に入庫するかを計算し、計
算結果を搬入車制御盤12と倉庫制御盤27に送る。
前記搬入車制御盤12は、管理機2日からの信号を受け
て、搬入車11に対してどの位置の駅14に物品1を搬
送するかの指令を出す。一方、前記倉庫制御盤27は管
理機28からの信号を受けて、当該物品1を入庫する倉
庫18のラック20に対応する積込装置21と、当該駅
14の入庫台15に指令を送る。
前記搬入車11は、搬入車制御盤12から指令を受け、
かつ払い出しコンベア8に設けられた光通信用センサD
から、搬入車11に設けられた光通信用センサEで物品
1の引き渡し準備完了の信号を受け取ると、払い出しコ
ンベア8に接近し、この払い出しコンベア8から物品1
を受け取り、積み込む。そして、搬入車11は搬入路1
3に沿って、物品1を前記搬入車制御盤12の指令によ
り指定された駅14の決められた位置まで搬送し、その
位置に停止する。この時点で、搬入車11はこれに設け
られている光通信用センサEを通じて、当該駅I4の入
庫台15に物品1の引き渡し準備完了の信号を送る。
前記当該駅14の入庫台15は、倉庫制御盤27からの
指令と、搬入車11に設けられた光通信用センサEから
、当該入庫台15に設けられた光通信用センサFで物品
1の引き渡し準備完了の信号を受け取ると、搬入車11
から出た綻により、物品1を右に1偏愛は取る。物品の
荷渡しが完了した搬入車11は払い出しコンベア8の決
められた位置まで移送し停止する。その後前記と同様の
動作を繰返し入庫台の左側に物品を1個荷渡しする。前
記搬入車11と駅14の入庫台15間で物品1の授受が
2個行われたのち、搬入車11から搬入車制御盤12へ
物品1の引き渡し完了の信号が出力され、この搬入車制
御盤12から管理機2日へ同じく物品Iの引き渡し完了
の信号が送られる。一方、前記入庫台15は駅構内の前
方から後方へ移動し、決められた位置に移動すると、入
庫台15に設けられたリミットスイッチGが切られ、倉
庫制御盤27からの指令により入庫台15は決められた
位置で停止する。
前記当該駅14の入庫台15が決められた位置に停止す
ると、倉庫制御盤27からの指令により、入庫台15に
倉庫18の当該積込装置21の荷受台25が接近し、こ
の位置で荷受台25の腕26が延ばされ、この腕26に
より入庫台15から物品1を左右に2個並べた状態で受
け取る。前記荷受台25が物品1を受け取ると、倉庫制
御盤27からの指令により、当該上下方向レール23の
駆動装置24が駆動され、水平方向レール22に沿って
、上下方向レール23と荷受台25とが倉庫制御盤27
経由で管理機28により指定されたラック群19の位置
へ走行操作され、当該ラック群19の位置で荷受台25
の上下方向(Z−Z”)の駆動源(図示せず)が駆動さ
れ、荷受台25の腕26に支持されている物品lが、指
定されたラック20に位置合わせされ、次いで腕26か
らラック20に物品1が入庫される。
前記荷受台25の腕26から、指定されたラック20に
物品1が入庫されたのち、積込装置21から倉庫制御盤
27に物品lの入庫完了の信号が送られ、この倉庫制御
盤27から管理機28に同じく物品1の入庫完了の信号
が送られる。これを受けて、管理機28は入庫された物
品1の品種、製造番号、倉庫内のラック20の位置をフ
ァイルに登録し、記憶する。
以上の動作を繰り返すことにより、物品1を管理機28
で指定されたラック20に次々に入庫して保管し、また
管理することができる。
次に、倉庫内のラック20から物品lを出庫するときは
、出庫したい物品1の品種と個数を管理機28に付設の
キーボード(図示せず)より手動で入力する。
前記キーボードを通じて出庫したい物品1の品種と個数
が入力されると、管理機28は指定された物品lの品種
の中から製造番号の若い順に、指定された個数を選び出
し、その情報を倉庫制御盤27に送る。
これを受けて、倉庫制御盤27は倉庫18の当該物品1
が入庫されているラック20に対応する積込装置21の
水平レール22および上下方向レール23の駆動装置2
4に指令を送り、上下方向レール23と荷受台25とを
一緒に、前後方向に当該ラック群19の位置に移動させ
る。
同時に、倉庫制御盤27からの指令により、荷受台25
の上下方向(Z−Z ’ )の駆動源が駆動され、当該
ラック20に荷受台25が位置合わせされる。そして、
倉庫制御盤27からの指令により荷受台25の腕26の
駆動源が駆動され、腕26がラック20内に延ばされ、
ラック20内の物品1を左右に2個並べた状態でつかん
で出庫する。
続いて、倉庫制御盤27からの指令により、上下方向レ
ール23と荷受台25が当該駅14に接近する方向に移
動操作され、荷受台25が昇降操作され、腕26に支持
された物品1を当該駅14の出庫台16の高さに合わせ
る。
前記管理機28から倉庫制御盤27経由で指定されたう
7り20から物品1が出庫されると、倉庫制御盤27経
由で管理機28に出庫された物品1の品種、製造番号、
ラック20の位置が報告される。
また、前記倉庫制御盤27から当該駅14の出庫台16
にも指令が送られ、出庫台16は駅構内の後方へ移動し
、決められた位置に移動すると、出庫台16に設けられ
たリミットスイッチHが切られ、出庫台16は決められ
た位置で停止する。
前記リミットスイッチHが切られると、その信号が倉庫
制御盤27に送られ、倉庫制御盤27から・積込装置2
1の荷受台25に物品1の受け取り準備完了の信号が送
られ、荷受台25の腕26から出庫台16に物品1が左
右に2個並べた状態で引き渡される。
前記出庫台16が物品1を受け取った時点で、倉庫制御
盤27から出庫台16に指令が送られ、この指令を受け
て出庫台16は駅構内の後方から前方へ移動し、決めら
れた位置に停止する。次いで、倉庫制御盤27から出庫
台16に設けられた立ち上がり機構17に指令が送られ
、立ち上がり機構17により出庫台16が水平状態から
第3図に示すように、前方に向かってほぼ90°回動操
作され、はぼ垂直状態に立てられる。
前記出庫台16がほぼ垂直に立ち上げられたのち、作業
員によりフォークリフト29が出庫台16に接近する方
向に運転され、駅14の前端部で立ち上がっている出庫
台16からフォークリフト29が物品Iを左右に2個並
べた状態で受け取り、他の場所へ運搬し、作業員により
または倉庫制御盤27からの指令によりほぼ垂直に立ち
上がっている出庫台16が水平状態に戻される。
以上の動作により、任意に選択された品種の物品1を、
必要な個数だけ出庫し、出庫したのちの倉庫18の管理
を自動的に行うことができる。
また、管理機28に付設されたプリンタ(図示せず)に
より、倉庫18内への物品lの入、出庫状況およびラン
ク20のリストをプリントアウトすることができる。
以上説明した実施例では、互いに対向させて配置された
2列一対のラック群19に1基宛駅14を設置し、この
駅14の下段側に入庫台15を配置し、駅14の上段側
に出庫台16を配置し、入庫台15は駅構内の前進した
位置で搬入車11から物品1を受け取り、後退した位置
で倉庫18の積込装置21の荷受台25に物品1を引き
渡し、出庫台16は駅構内の後退した位置で倉庫18の
積込装置21の荷受台25から物品工を受け取り、前進
した位置でフォークリフト29等に物品lを引き渡すよ
うにしており、物品1の入庫作業と出庫作業とをそれぞ
れ他の部材に妨害されることなく、能率よくかつ安全に
行うことができる。なお、本発明では駅工4の下段側に
出庫台16を配置し、上段側に入庫台15を配置しても
よい。
また、この実施例では2列一対のラック群19の各ラン
ク群19を、前後方向(X−X ’ )と上下方向(Z
−Z’)とに多段に配置されたラック20で構成し、し
かも前記2列一対のラック群19を、左右方向(Y−Y
 ’ )に複数列配置しているので、少ないスペースを
有効に利用して数多くの物品1を入庫し、保管すること
ができる。
さらに、この実施例では物品1の搬入車11、入庫台1
5および出庫台16を備えた駅14.2列一対のランク
群19および積込装置21、統括制御手段である管理機
28を配備しているほかに、搬入車11の上流側に生産
コンベア2、自動ラベラコンベア3、自動ラベラ4、ア
キュームコンベア7、払い出しコンベア8とを配置して
いるので、生産コンベア2上での物品lの製造から、物
品lの品種や製造番号およびバーコード等を印刷したラ
ベル30の作成および貼り付けならびに物品工の入庫台
までの搬入、物品1の入、出庫作業に到る一連の作業を
完全に自動化することができ、しかもパレットや複雑な
コンヘアを全く用いずに物品1の入、出庫を行うことが
できる。
そして、払い出しコンベア8に設けられたバーコードリ
ーダ9、コンベア制′4′B盤10、搬入車制御盤12
、倉庫制御盤27、所要個所に設けられた光電管A−C
および光通信用センサD〜Fならびにリミットスインチ
G、Hと管理@28との連携動作により、各部を的確に
かつ敏捷に順序動作させ、かつ物品1の入、出庫管理を
も確実に行うことができる。
また、倉庫18の積込装置21の荷受台25に、左右に
選択的に突出可能な腕26を設けているので、簡単な構
造で、左右いずれのラック群工9のラック20に対して
も物品1を確実に入、出庫することができる。
さらに、この実施例では駅14に配備した出庫台16に
立ち上がり機構17を設け、物品1の引き渡し位置で、
水平状態からフォークリフト29等の物品1を受け取っ
て運搬する運搬物に向かってほぼ90°立ち上がらせ、
はぼ垂直状態にするようにしているので、出庫台16か
ら前記フォークリフト29等の運搬物に、物品1を容易
にかつ確実に引き渡すことができる。
さらにまた、この実施例では物品1を左右に2個ずつ並
べて入、出庫するようにしているので、物品lの入、出
庫作業を、より一層能率よく行うことができる。なお、
物品1を左右に2個ずつ並べて取り扱う形式に限らず、
前後、左右、上下方向の少なくとも一方向に2個以上並
べて取り扱うようにしてもよい。
〔発明の効果] 本発明の請求項1記載の発明によれば、パレットや複雑
なコンベアを使用することなく、簡単な設備で物品の入
、出庫を確実に行うことができ、また物品の入、出庫作
業および入、出庫状況の管理を自動化し得る効果がある
。また駅を下段側と上段側とに分けて物品の入庫作業と
出庫作業とを行うようにしているので、物品の入、出庫
作業を他の部材に妨害されることなく、−層能率よくか
つ安全に行うことができる。
また、本発明の請求項2記載の発明によれば、前記請求
項1の発明の効果に加え、狭いスペースをも有効に利用
して、数多くの物品を入庫させ、保管することができる
さらに、本発明の請求項3記載の発明によれば、前記請
求項1の発明の効果に加え、簡単な構造の荷受台で左右
いずれのラック群のラックに対しても物品の入、出庫を
確実に行うことができる。
そして、本発明の請求項4記載の発明によれば、前記請
求項1の発明の効果に加え、駅の出庫台から物品を受け
取る倉庫装置外部の運搬物に対して、物品を容易にかつ
確実に引き渡すことができる。
さらに、本発明の請求項5記載の発明によれば、前記請
求項1の発明の効果に加え、物品の入、出庫作業を、よ
り一層能率よく行うことができる。
本発明の請求項6記載の発明によれば、前記請求項1の
発明の効果に加え、駅の入庫台までの物品の搬入を完全
に自動化することができる。
また、本発明の請求項7記載の発明によれば、前記請求
項1の発明の効果に加え、バーコードを用いて物品の品
種、製造番号や物品の入、出庫状況の管理を完全に自動
化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
、装置の要部の平面図、第2図は、同正面図、第3図は
、第1図に示す駅の拡大側面図、第4図、は間歇の拡大
正面図、第5A図は、物品取り扱いの流れに沿った装置
全体の概要図、第5B図は、入庫台および出庫台のセン
サを説明する説明図、第6図は、同じく物品取り扱いの
流れと各部の、情報交換、処理を示す系統図、第7図は
、この実施例で取り扱う物品の一例を示す斜視図、第8
図は、この実施例における直角座標軸の説明図である。 1・・・物品、9・・・バーコードリーグ、11・・・
搬入車、14・・・駅、15・・・入庫台、16・・・
出庫台、17・・・立ち上がり機構、18・・・倉庫、
19・・・ラック群、20・・・ラック、21・・・積
込装置、22・・・水平方向レール、23・・・上下方
向レール、24・・・上下方向レールの駆動装置、25
・・・荷受台、26・・・腕、27・・・倉庫制御盤、
28・・・統括制御手段である管理機、30・・・ラベ
ル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)左右方向に所定の間隔を置いて配列された2列一
    対のラック群を備えた倉庫を構成し、前記2列一対のラ
    ック群の間に、前後方向および上下方向に移動可能でか
    つ左右のラックに選択的に物品を入、出庫可能な物品の
    積込装置を設置するとともに、前記2列一対のラック群
    に1基宛駅を設置し、この駅を少なくとも上段側と下段
    側とに分け、その上段側と下段側のいずれか一方には物
    品の搬入車から物品を受け取り、かつ前記積込装置に物
    品を引き渡す入庫台を配置し、他方には前記積込装置か
    ら物品を受け取り、かつ倉庫装置外部の運搬物に物品を
    引き渡す出庫台を配置し、前記物品の入、出庫およびラ
    ックの位置を管理し、かつ前記搬入車と駅の入、出庫台
    と倉庫の積込装置を順序動作させる統括管理手段を設置
    したことを特徴とする自動倉庫装置。
  2. (2)前記2列一対のラック群を、左右方向に複数組配
    列するとともに、各組のラック群に、前記物品の積込装
    置と駅とを設置したことを特徴とする自動倉庫装置。
  3. (3)前記物品の積込装置を、2列一対のラック群の間
    を前後、上下方向に移動可能な荷受台を備えて構成する
    とともに、この荷受台に、左右方向に選択的に突出して
    物品を入、出庫可能な腕を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の自動倉庫装置。
  4. (4)前記駅の出庫台に、倉庫装置外部の運搬物への物
    品の引き渡し位置で、水平状態から前記運搬物に向かっ
    てほぼ垂直状態に出庫台を立ち上がらせる立ち上がり機
    構を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の自
    動倉庫装置。
  5. (5)前記物品を取り扱う各部材を、左右、前後、上下
    方向の少なくとも一方向に、少なくとも2個ずつ並べて
    取り扱い可能に形成したことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の自動倉庫装置。
  6. (6)前記物品の倉庫への搬入経路に、少なくとも品種
    、製造番号およびバーコードを印刷したラベルを当該物
    品に貼り付ける自動ラベラと、物品を搬入車の荷受位置
    まで搬送するコンベアと、前記物品に貼られたバーコー
    ドを読み取って統括制御手段へ信号を送るバーコードリ
    ーダと、前記コンベアから物品を受け取って駅まで運ぶ
    搬入車とを配置したことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか記載の自動倉庫装置。
  7. (7)前記物品に、少なくとも物品の品種と製造番号を
    印刷したバーコードを貼り付け、このバーコードを読み
    取り、前記統括制御手段で物品の入、出庫およびラック
    への入、出庫状況を管理するように構成したことを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動倉庫装置。
JP2115405A 1990-05-01 1990-05-01 自動倉庫装置 Pending JPH0412903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2115405A JPH0412903A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 自動倉庫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2115405A JPH0412903A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 自動倉庫装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0412903A true JPH0412903A (ja) 1992-01-17

Family

ID=14661760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2115405A Pending JPH0412903A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 自動倉庫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412903A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035407A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Toyota Industries Corp 自動倉庫及びその入庫方法
CN105416961A (zh) * 2015-12-11 2016-03-23 陈建 一种防振的智能仓储物流系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035407A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Toyota Industries Corp 自動倉庫及びその入庫方法
CN105416961A (zh) * 2015-12-11 2016-03-23 陈建 一种防振的智能仓储物流系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102278785B1 (ko) 물품 재배열 장치 및 이것을 구비한 물품 보관 설비
KR102657809B1 (ko) 물품 재배열 장치
JPH06179511A (ja) 自動配送センタシステム
JP5303914B2 (ja) 自動倉庫の仕分けシステム
KR20180028799A (ko) 전철 화물 배송 시스템
CN112292336A (zh) 订单履行的系统和方法
US20240198387A1 (en) Package handling and sorting system
CN113213049A (zh) 出入库装置及方法、成品烟物流系统
JP2004010289A (ja) 物流設備
JP2010052878A (ja) ピッキングシステム
JPS63212606A (ja) 物品搬送設備
CN214987898U (zh) 出入库装置及成品烟物流系统
JPH0412903A (ja) 自動倉庫装置
JP2016210547A (ja) ピッキングシステム
JP3617422B2 (ja) 物流設備
JPH0753017A (ja) 配膳ピッキングシステム
JP2019018992A (ja) 仕分けシステム
US12103779B2 (en) System and method for picking flatpack articles
JPH01303208A (ja) 物品仕分け設備
JP3483048B2 (ja) 平面式自動倉庫の入出庫方法
JPH07237715A (ja) 配送センターシステムにおける物品の入出荷方法および配送センターシステム
JP3480556B2 (ja) 搬送設備
JPH09202412A (ja) 多種混流物品の搬送出荷システム
JP6737227B2 (ja) 仕分け設備及び仕分け設備における物品の仕分け方法
JPH1059509A (ja) 物品のピッキング方法