JPH04128860A - 電子写真装置の定着装置 - Google Patents

電子写真装置の定着装置

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JPH04128860A
JPH04128860A JP25313990A JP25313990A JPH04128860A JP H04128860 A JPH04128860 A JP H04128860A JP 25313990 A JP25313990 A JP 25313990A JP 25313990 A JP25313990 A JP 25313990A JP H04128860 A JPH04128860 A JP H04128860A
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JP
Japan
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roller
fluororesin
fixing
support member
fixing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP25313990A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Nishimura
英幸 西村
Katsuhiro Nagayama
勝浩 永山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH04128860A publication Critical patent/JPH04128860A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、定着ローラを備え、この定着ローラによりト
ナー像を転写紙に定着させる電子写真装置の定着装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真装置としての複写機は、原稿を露光光学系の光
源ランプによって走査し、その反射光を感光体に導いて
、所定電位に帯電されている感光体を露光することによ
り静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置から供給
されるトナーによって現像し、これによって得られたト
ナー像を転写紙に転写した後、転写紙上のトナー像を定
着装置によって転写紙に定着させている。
上記の定着装置としては、通常、上下2個の定着ローラ
によりトナーの定着を行うローラ定着方式が採用されて
いる。即ち、上記の定着ローラは、加熱手段によって加
熱され、トナーを溶融させて転写紙に圧着させることに
よりトナー像の定着を行うようになっている。従って、
定着ローラにはトナーの付着を防止するためにトナーに
対する離型性が要求される。このため、定着ローラの表
面には、離型性に優れたフッ素系樹脂層が数十μmの厚
みで形成されている。
〔発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来の構造では、定着ローラのフッ素系
樹脂層が、長期間の使用により定着ローラ同士の摩擦お
よび転写紙との摩擦によって磨滅し、定着機能の低下を
生じる。この場合には、定着ローラを交換しなければな
らず、この交換作業が面倒であると共に、複写機の維持
費の増大を招来する。また、定着ローラの寿命を延ばす
ために、フッ素系樹脂層の厚みを厚くすることも考えら
れるが、これにも限度があり、最大限にフッ素系樹脂層
を厚くした場合であっても複写可能枚数は10〜15万
枚程度である。従って、十分に定着ローラの寿命を長く
することはできないという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の電子写真装置の定着装置は、上記の課題を解決
するために、転写紙に転写されたトナー像を、表面にフ
ッ素系樹脂層を有し、加熱手段にて加熱され定着ローラ
駆動手段にて回転駆動される定着ローラにより転写紙に
定着させる電子写真装置の定着装置において、以下の手
段を講じている。
即ち、ローラ支持部材と、このローラ支持部材に回転可
能に設けられ、表面にフッ素系樹脂層を有するフッ素系
樹脂ローラと、ローラ支持部材を駆動してフッ素系樹脂
ローラに定着ローラへの圧接と離間とを行わせるローラ
支持部材駆動手段と、フッ素系樹脂ローラが定着ローラ
へ圧接されるときに、定着ローラが回転するように定着
ローラ駆動手段を制御する制御手段とを備えている。
[作 用] 上記の構成によれば、ローラ支持部材駆動手段により、
フッ素系樹脂ローラが定着ローラへ圧接されるようにロ
ーラ支持部材を駆動すると、制御手段の制御により、定
着ローラ駆動手段に駆動されて定着ローラが回転する。
従って、定着ローラにフッ素系樹脂ローラが圧接される
と、定着ローラとフッ素系樹脂ローラとの摩擦により、
フッ素系樹脂ローラ表面のフッ素系樹脂が定着ローラ表
面のフッ素系樹脂層に付与される。これにより、定着ロ
ーラ表面のフッ素系樹脂層は所定の厚みを維持すること
がで凄る。また、定着ローラへのフッ素系樹脂ローラの
圧接は所定時間、あるいは定着ローラが所定回数回転す
る間でよく、適当な時期にフッ素系樹脂ローラを定着ロ
ーラから離間させる。
[実施例〕 本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて以下
に説明する。
電子写真装置としてのフルカラー複写機は、第2図に示
すように、原稿載置台1と、露光光学系2と、シート状
の感光体3と、露光光学系2における色分解フィルタ2
dの補色(イエロー、マゼンタ、シアン)のトナーを収
容している色成分別の現像層4a〜4cを有する現像装
置4と、サイズ別の給紙カ七ッ)6a・6bと、転写中
間体5、転写チャージャ8a・8bおよび分離チャージ
ャ9等を有する転写中間装置16と、定着装置10とを
備えている。
露光光学系2は、原稿載置台1上に載置される原稿11
に光を照射する露光ランプ2aと、原稿11からの反射
光を一点鎖線で示すように感光体3上に導く複数の反射
鏡2b・・・と、光路上に配された結像レンズ2cおよ
び3原色(赤、緑、青)の色フィルタを有する色分解フ
ィルタ2dとを備えている。
感光体3は第1および第20−ラ12a・12bで回転
駆動されるものであって、感光体3の上面中央部付近に
は、現像装置4の現像層4a〜4Cが非接触状態で配さ
れている。感光体3における第10−ラ12a側には帯
電チャージャ7およびクリーニング装置13等が配され
ている。
転写中間体5は、3個のローラ14a〜14cで回転駆
動されるものであって、感光体3の第2ローラ12b側
に配設されている。転写中間体5には感光体3の第20
−ラ12bが圧接されており、この部位における転写中
間体5の背面側には転写チャージャ8aが配され、さら
に転写中間体5の下方には転写チャージャ8bおよび分
離チャージャ9が配されている。
定着装置10は、第1図に示すように、転写紙15にト
ナー像を定着させ、転写紙15をA方向へ出紙させるた
めの定着ローラである上ヒートローラ17および下ヒー
トローラ18と、フッ素系樹脂補給装置19とを備えて
いる。上および下ヒートローラ17・18は加熱手段と
しての図示しないヒータが内部に設けられ、後述する定
着ローラ駆動手段としてのヒートローラ駆動手段34に
よって回転駆動されるようになっている。上ヒートロー
ラ17の表面には、例えばPTFE樹脂あるいはPFA
樹脂からなる図示しないフッ素系樹脂層が形成され、こ
のフッ素系樹脂層には、フッ素系樹脂補給装置19から
フッ素系樹脂が供給されるようになっている。
フッ素系樹脂補給装置19は、ローラ支持部材20、フ
ッ素系樹脂ローラ21、支点軸22、ソレノイド23、
下ヒートローラ18の回転軸18aと支点軸22との間
に架は渡されたベルト24、および支点軸22とフッ素
系樹脂ローラ21の回転軸21aとの間に架は渡された
ベルト25とを備えている。
ローラ支持部材20は、図示しないばね等の弾性部材に
よって、フッ素系樹脂ローラ21が上ヒートローラ17
と離間する方向、即ちC方向へ回動するように付勢され
ている。フッ素系樹脂ローラ21は、ローラ支持部材2
0に回転自在に取り付けられ、回転軸21aの周りに設
けられたローラ部21bの表面に、上ヒートローラ17
のフッ素系樹脂層にフッ素系樹脂を補給するための図示
しないフッ素系樹脂層を有している。支点軸22は、ロ
ーラ支持部材20の回動支点となってローラ支持部材2
0を回動自在に支持すると共に、自らも回転して、下ヒ
ートローラ18の回転をベルト24・25を介してフッ
素系樹脂ローラ21に伝達するようになっている。ソレ
ノイド23は、ローラ支持部材20におけるフッ、素糸
樹脂ローラ21とは反対側の端部に連結され、ON時に
、ローラ支持部材20を上記の弾性部材による付勢力に
抗してフッ素系樹脂ローラ21が上ヒートローラ17の
表面に圧接される方向へ、即ちB方向へ回動させるよう
になっている。このとき、フッ素系樹脂ローラ21が上
ヒートローラ17の表面に対して食い込み量0.3〜0
.5 nuで接触するように設定されている。そして、
上記のソレノイド23および弾性部材によりローラ支持
部材駆動手段が構成されている。
また、定着装置10は、第3図に示すように、温度セン
サ32と制御手段としての制御装置33とを備えている
。温度センサ32は、サーミスタ等からなり例えば上ヒ
ートローラ17の温度を検出するようになっている。制
御装置33は、温度センサ32の検出信号によって、ソ
レノイド23と上および下ヒートローラ17・18を駆
動するヒートローラ駆動手段34とに対して第4図に示
す制御動作を行う制御装置33とを備えている。
上記の構成において、先ず、制御装置33の制御動作を
第4図のフローチャートにより説明する。
電源スィッチがONされると、温度センサ32による検
出温度が100°C以下か否かを判定しくSL)、10
0 ’C以下であれば、定着装置10の上および下ヒー
トローラ17・18を回転させ(S2)、ソレノイド2
3をONさせる(S3)。
S2の制御により、下ヒートローラ18がB方向、上ヒ
ートローラ17がC方向へそれぞれ回転し、下ヒートロ
ーラ18の回転がベルト24、支点軸22およびベルト
25を介してフッ素系樹脂ローラ21に伝達され、フッ
素系樹脂ローラ21が上ヒートローラ17とは逆のB方
向へ回転する。
また、S3の制御により、ローラ支持部材20がソレノ
イド23により押され図示しない弾性部材の付勢力に抗
してB方向へ回動し、フッ素系樹脂ローラ21が上ヒー
トローラ17と接触する。このとき、フッ素系樹脂ロー
ラ21の表面のフッ素系樹脂層と上ヒートローラ17の
フッ素系樹脂層との摩擦にて、フッ素系樹脂ローラ21
から上ヒートローラ17へフッ素系樹脂が付与されるこ
とにより、上ヒートローラ17のフッ素系樹脂層が10
〜20μmの厚みに保持される。
ソレノイド23のON後、上ヒートローラ17が所定回
数回転すると(S4)、ソレノイド23をOFFすると
共に(S5)、上および下ヒートローラ17・18を停
止させる(S6)。s4の制御により、ローラ支持部材
20がC方向へ回動し、フッ素系樹脂ローラ21が上ヒ
ートローラ17から離間する。また、S4において、上
ヒートローラ17の所定回数の回転は、例えば5〜10
回転程回転膜定される。この回転回数の検知は、例えば
タイマ、あるいは他の周知の検知手段によって行うこと
ができる。その後、上および下ヒートローラ17・18
のヒータがONされて暖気状態に入る。尚、上ヒートロ
ーラ17に付与されたフッ素系樹脂はミその後に上ヒー
トローラ17が加熱されることにより熱硬化し、転写紙
15への付着や、トナーのフィルミングが生じないよう
になっている。
以上の動作は、例えば朝一番に電源スィッチがONされ
た後の暖気運転の前、即ち上および下ヒートローラ17
・18が冷えているとき自動的に行われるものである。
次に、本カラー複写機による複写動作を簡単に説明する
原稿載置台1上に載置された原稿11を露光ランプ2a
が照射してスキャンを3回行い、原稿11からの反射光
が、反射鏡2b・・・に導かれて結像レンズ2cおよび
色分解フィルタ2dに入射し、色成分別に分解される。
この光は帯電チャージャ7にて均一に帯電された感光体
3に照射され、感光体3を露光する。これによって形成
された各色成分別の静電潜像は、現像層4a〜4cの各
色のトナーでそれぞれ現像されて可視化された後、転写
チャージャ8aにて転写中間体5へ順番に転写される。
このように、転写中間体5上で各色成分別のトナー像を
重ねることにより、完成した一つのカラートナー像を作
成する。
このカラートナー像は給紙カセット6a・6bのうちの
何れか一方から取り出された転写紙15に転写チャージ
ャ8bにより転写される。その後、転写紙15は分離チ
ャージャ9Gこより転写中間体5から分離され、搬送路
16を経て定着装置10へ導入されて転写紙15へのカ
ラートナー像の定着が行われる。
尚、本実施例においては、上ヒートローラ17の温度を
検知して、自動的にフッ素系樹脂ローラ21を上ヒート
ローラ17に圧接させる構成について示しているが、こ
れに限定されることなく、例えば操作者の入力操作によ
ってフッ素系樹脂ローラ21を駆動させ、フッ素系樹脂
ローラ21を上ヒートローラ17に圧接させる構成、あ
るいは手動操作によってフッ素系樹脂ローラ21を上ヒ
ートローラ17に圧接させる構成等であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明の電子写真装置の定着装置は、以上のように、ロ
ーラ支持部材と、このローラ支持部材に回転可能に設け
られ、表面にフッ素系樹脂層を有するフッ素系樹脂ロー
ラと、ローラ支持部材を駆動してフッ素系樹脂ローラに
定着ローラへの圧接と離間とを行わせるローラ支持部材
駆動手段と、フッ素系樹脂ローラが定着ローラへ圧接さ
れるときに、定着ローラが回転するように定着ローラ駆
動手段を制御する制御手段とを備えている構成である。
これにより、例えば、30枚/分クラスの複写機におい
て、従来、定着ローラの寿命が10〜15万枚の複写枚
数であったのが、本定着装置によれば、20万〜30万
枚の複写枚数まで定着ローラの寿命を延ばすことができ
た。このように本定着装置によれば、定着ローラの大幅
な延命を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は定着装置の構成を示す概略の説明図である。 第2図はフルカラー複写機の全体構成図である。 第3図は上ヒートローラにフッ素樹脂を付与するための
制御系の構成を示すブロック図である。 第4図は第3図に示した制御装置の制御動作を示すフロ
ーチャートである。 10は定着装置、17は上ヒートローラ、18は下ヒー
トローラ、19はフッ素系樹脂補給装置20はローラ支
持部材、21はフッ素系樹脂ローラ、22は支点軸、2
3はソレノイド(ローラ支持部材駆動手段)、31はフ
ッ素系樹脂補給制御装置、32は温度センサ、33は制
御装置(制御手段)、34はヒートローラ駆動手段(定
着ローラ駆動手段)である。 特許出願人     シャープ 株式会社第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、転写紙に転写されたトナー像を、表面にフッ素系樹
    脂層を有し、加熱手段にて加熱され定着ローラ駆動手段
    にて回転駆動される定着ローラにより転写紙に定着させ
    る電子写真装置の定着装置において、 ローラ支持部材と、 このローラ支持部材に回転可能に設けられ、表面にフッ
    素系樹脂層を有するフッ素系樹脂ローラと、 ローラ支持部材を駆動してフッ素系樹脂ローラに定着ロ
    ーラへの圧接と離間とを行わせるローラ支持部材駆動手
    段と、 フッ素系樹脂ローラが定着ローラへ圧接されるときに、
    定着ローラが回転するように定着ローラ駆動手段を制御
    する制御手段とを備えていることを特徴とする電子写真
    装置の定着装置。
JP25313990A 1990-09-20 1990-09-20 電子写真装置の定着装置 Pending JPH04128860A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013019962A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Fuji Xerox Co Ltd 塗布装置、定着装置、及び画像形成装置
JP2013164556A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Fuji Xerox Co Ltd 供給部材、定着装置及び画像形成装置

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JP2013019962A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Fuji Xerox Co Ltd 塗布装置、定着装置、及び画像形成装置
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