JPH04128841A - 補充用処理液作製装置 - Google Patents

補充用処理液作製装置

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JPH04128841A
JPH04128841A JP25135690A JP25135690A JPH04128841A JP H04128841 A JPH04128841 A JP H04128841A JP 25135690 A JP25135690 A JP 25135690A JP 25135690 A JP25135690 A JP 25135690A JP H04128841 A JPH04128841 A JP H04128841A
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JP
Japan
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processing
processing agent
container
amount
agent
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Application number
JP25135690A
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English (en)
Inventor
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
Takashi Nakamura
敬 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、露光後のハロゲン化銀感光材料(以下、感光
材料、感材と略す場合がある)を処理する際に用いる補
充用処理液(以下、補充液という場合がある)作製装置
に関する。
〈従来の技術〉 黒白感光材料は、露光後、黒白現像、定着、水洗等の工
程で処理され、カラー感光材料は、露光後、発色現像、
脱銀、水洗、安定化等の工程により処理される。
黒白現像には黒白現像液、定着には定着液、発色現像に
は発色(カラー)現像液、脱銀処理には漂白液、漂白定
着液、定着液、水洗には水道水またはイオン交換水、安
定化処理には安定液がそれぞれ使用される。
各処理液は通常30〜40℃に温度調節され、感光材料
はこれらの処理液中に浸漬され処理される。
このような処理は、通常、自動現像機(以下、自現機)
等により、上記の処理液を収納した処理槽間にて感材を
順次搬送させることによって行なわれている。
この場合、通常、処理槽内の処理液の活性度を一定に保
つために各処理液の補充液を補充する方式が採られてい
る。
具体的には、補充用タンクから、少量の補充液を適時処
理槽内に供給しつつ処理作業を行なうようにしている。
このとき、補充用タンクから処理槽内への補充液の供給
は、ポンプ等を用いて行なわれており、例えば、規定時
間、ポンプを作動させるなどして、ポンプの作動を制御
し、所定の補充量に対応する補充液を供給する方法が採
られている。
一方、補充用タンクに貯溜される補充液自身は別の場所
で作製され、必要に応じて補充用タンク内に補給される
のが普通であるが、その作製に当っては、従来から次の
ような手作業的な方法が採られている。
すなわち、各処理液の補充液は、各処理液に応じて所定
量の補充液の濃縮液と希釈水とを混合攪拌して各補充液
を調製し、その都度、自現機に設置されたそれぞれの補
充用タンクに手作業的に補給している。
この補充液の濃縮液は、接触が好ましくない成分同士を
分割するなど、通常、パート化された状態で市販されて
おり、このようにして、保存による性能劣化等を防止し
ている。
したがって、複数のパーツから構成されるものでは、市
販の各パートを所定量秤量し配合する操作も加わること
になる。
このように、補充液調製作業は、その全てが手作業であ
り、しかも作業自体も煩雑である。
このため、例えば作業者が未熟練者である場合や補充す
る回数の多い場合等には、補充液の作製に時間がかかり
、また、各パーツの配合比を間違えたり、ある種のパー
トを混合し忘れたりして、補充液の組成が不適性なもの
となることがある。 さらには、作業中に濃縮液が飛散
して、人体(特に手)や衣服または周辺機器に付着して
、汚損、あるいは病気の原因となるという問題もある。
また、各パートの一回当りの消費量に差があるため、容
量の等しい容器(ボトル)に各パートを同じ容量ずつ収
納した場合には、容器の交換サイクルに差が生じ、管理
が煩雑となる。
しかも、これらの問題を回避しようとして予め大量の補
充液を作製して予備タンク等の容器に貯溜し、必要に応
じてこれを補充用タンクに補給するという方法も考えら
れるが、この方法では、貯溜されている間に補充液の蒸
発や変質、劣化(酸化等)が生じ、感光材料の写真性の
低下を招くという問題が起き、濃縮液においてパート化
した意味がな(なってしまう。
ところで、近年、環境保全、資源節減が望まれており、
さらには、ミニラボ等の台頭により、装置の小型化や省
スペース化等が望まれてきており、このようなことから
処理液の使用量を低減することが要望されている。
このようなことから、補充液の調製作業の簡易化を図る
とともに、少量の補充液を精度よく供給することが要望
されるが、上記のような従来の方法では、この目的を達
成することはできない。
また、処理作業の面積が太き(、装置のコンパクト化に
対処するものではない。
さらには、パート化された各濃縮液が収納される容器は
、硬質な材料で形成されており、使用後廃棄する場合カ
サ高いまま廃棄せざるを得す、また再生使用することも
困難であり、このような環境保全上の問題もある。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の主たる目的は、補充用処理液の調製作業を簡易
かつ正確に行なうことができ、この結果精度のよい補充
を可能とする補充用処理液作製装置を提供することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)、(2)の本発明によっ
て達成される。
(1)可撓性を有する材質から構成され、収縮時に容積
が実質的にゼロとなる内部空間に補充用処理液の処理剤
を収納した容器本体、この容器本体の口部に固着され、
一端が前記容器本体の内部まで延長され、前記処理剤の
流路を形成し得るチューブ体、およびこのチューブ体の
容器本体外に露出している部分に形成された容器固定用
部材を備えた少な(とも1個の処理剤容器と、 前記チューブ体と気密的に連結した連結手段を介して前
記処理剤容器から所定量の処理剤を供給する処理剤供給
手段と、 この処理剤供給量を検出する検出手段と、この検出手段
が検出した処理剤供給量の検出値に基づき処理剤供給量
を制i卸する制御手段と、前記処理剤を希釈するための
希釈水を所定量供給する希釈水供給手段と、 この希釈水供給量を制御する制御手段と、前記処理剤お
よび前記希釈水を混合、撹拌する混合撹拌手段とを有す
ることを特徴とする補充用処理液作製装置。
(2)さらに、前記希釈水供給量を検出する検出手段を
設け、前記制御手段を、この検出手段が検出した希釈水
供給量の検出値に基づき制i卸するように構成した上記
(1)に記載の補充用処理液作製装置。
〈作用〉 本発明では、補充用処理液を調製するためのパート化さ
れた各濃縮液を処理剤として処理剤容器にそれぞれ収納
したものを用い、各容器のチューブ体に気密的に連結し
た吸引ノズル等の連結手段を介し、ポンプ等の処理剤供
給手段により所定量の処理剤が供給される。
このように供給された所定量の処理剤は、各々、例えば
混合撹拌手段において、処理剤に対応するポンプ等によ
り供給された所定量の希釈水と混合、撹拌され補充用処
理液(補充、(’i )か調製される。
このように、調液作業が自動化するため作業が容易とな
る。
また、この場合、処理剤および好ましくは希釈水の供給
量を、それぞれ、各供給量の検出値に基づき、制御する
ようにしているので、正確な供給量とすることができる
。 また、供給誤差を補償することができ、かつ過剰供
給等も防止することができる。
このため、精度のよい補充を行なうことができる。
さらに、上記における処理剤容器は、容器内の処理剤の
全量が取り出されると、容器本体は′49.縮し、その
内部空間の容積が実質的にゼロとなる。 したがって、
容器内には処理剤が残存せずムダがない。
このようにして空になった容器は、そのまま、または折
りたたむ等して容易に廃棄することができる。
〈実施例〉 実施例について図面を参照して説明する。
第1図には、補充用処理液作製装置(以下、装置)lの
一構成例が示されている。
図示の装置は、例えば、カラーペーパーの処理に対応す
るものであって、補充用の現像液、漂白定着液およびリ
ンス液を同時または順次に作製しつるものであり、処理
液の種類毎に3つの補充用処理液の作製系統を有してい
る。
まず、補充用現像液の作製系統10であるが、この系統
10には、処理剤容器(以下、容器)11.12および
13、送液手段14、および混合撹拌手段であるスタテ
ィックミキサー15が設けられており、さらに、これに
よって作製した補充用現像液が供給される現像タンク1
6が設置されている。 なお、現像タンク16には現像
液P、が満たされている。
容器11〜13には、補充用現像液を構成する薬剤成分
を3パーツに分割したものが1パート毎、すなわちA剤
、B剤、C剤は、通常、保存中に接触すると性能劣化す
るような成分が分割されたものであり、濃縮液の形で収
納されている。
例えば、各パートA剤、B剤、C剤は、それぞれ、保恒
剤を含むパート、現像主薬を含むパート、アルカリ剤を
含むパートとすればよく、各容器11〜13に収納され
る処理剤はこれらの各パートである。
各容器11〜13内に収納される各パートA剤、B剤お
よびC剤の量は、これらの各パートの配合比(混合比率
)に対応した量とするのが好ましい。
例えば、各パートA剤、B剤およびC剤を1:2:3の
割合で配合する場合には、容器11.12および13の
容積をほぼ等しいものとし、各パートA剤、B剤および
C剤の量をそれぞれ1:2:3の割合とするか、あるい
は、容器11.12および13自体の容積を1+2:3
の比率に設定しておくことができる。
これにより、各容器11〜13の内容物が同時に空にな
るため、各容器の交換のサイクルが一致し、交換の手間
が軽減される。
このような容器11〜13は、その構成において、基本
的に同じであるので、容器11を代表的に説明する。
容器11としては、例えば第2図および第3図に示され
る構成のものが挙げられる。
第2図は、容器11の構成例を示す斜視図であり、第3
図は、第2図における容器の上部付近の構成を拡大して
示す断面正面図である。
第2図に示すように、容器11は、容器本体61を有す
る。 この容器本体61は、複数枚の可撓性を有するシ
ート材(図示の例では4枚)の端部同士を融着または接
着によりシールしたものであり、膨張、収縮することに
より、内部空間の容積が変化する。
この容器本体61を収縮させると、容器本体61は平坦
なシート状となり、内部空間の容積が実質的にゼロとな
る。 これにより、処理剤が残存することなくほぼ全量
が取り出され、ムダがない。
容器本体61を構成するシート材としては、収納される
処理剤と接触して変質したり、あるいは処理剤に悪影響
を及ぼさない材質であれば制限なく用いることができる
このようなものとしては、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ポリ
塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリ塩化
ビニリデン、アイオノマー樹脂、スチレン系樹脂、フッ
素樹脂、ポリアミド、ポリフェニレンオキサイド(PP
O)、ボリアリレート、ポリサルフォン、ポリフェニレ
ンサルファイド、酢酸セルロース、シリコーン、ポリウ
レタン、アミノ樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
等の樹脂シート、または鉛、アルミニウム等の比較的軟
質な金属箔、あるいはこれらのうちの任意を積層したも
の等が挙げられる。
容器本体61は、ガスバリア性を有するものであるのが
好ましく、具体的には、酸素透過量が、50 mfi/
m2atm・day(30℃)以下、特に20 mj/
m2atmday(30℃)以下とするのが好ましい。
これにより、容器60内で処理剤を保存中に、大気中の
酸素等が容器本体61を透過して処理剤中に混入し、処
理剤が変質、劣化(特に酸化)することが防止され、長
期間にわたり良好な状態が維持される。
このようなガスバリア性を容易に得ることができる容器
本体61としては、容器本体61を構成するシート材に
樹脂シートと金属箔との積層体を用いたものが挙げられ
る。
具体的には、樹脂シート(1)/樹脂シート(2)/金
属箔/樹脂シート(3)と順次重ねて圧着(ラミネート
)シたものが挙げられ、この場合処理剤は樹脂シート(
1)と接触するようにするのがよい。
このようなものとしては、例えば、樹脂シート(1)が
ポリプロピレン、樹脂シート(2)かポリアミド、金属
箔がアルミ箔、樹脂シート(3)がポリエステルである
ものが挙げられる。
なお、このような積7層型のシート材では、金属箔を有
しているため、容器本体61は、光遮断性をも有し、処
理剤の変質、劣化防止にとってより好ましい。
また、容器本体61の外表面には、内容物の種類や充填
量等の表示が付されていてもよい。
このような容器本体61の口部62には、チューブ体6
4が固着されている。 図示の構成では、容器本体61
の上端部のシール部63において、チューブ体64がシ
ート材間に介挿された状態でシールすることにより固着
されている。
第3図に示すように、チューブ体64の図中上端は容器
本体61外に露出し、チューブ体64の図中下端は容器
本体61の内部の所定位置まで延長されている。
さらに、容器本体61内におけるチューブ体64の四部
62付近に複数の側孔65が形成されている。
このように、チューブ体64の下端を容器本体61の内
部まで延長し、さらに口部62付近に側孔65を設けた
ことにより、容器本体61内の処理剤は、容器6oの状
態に応じ、チューブ体64の下端開口および/または側
孔65より吸引される。 よって、容器6oの状態にか
かわらず、容器内の処理剤を残存することなく吸引する
ことができる。
チューブ体64の容器本体6エ外に露出した部分には、
容器11を固定する容器固定用部材66が形成されてい
る。 図示の例では、容器固定用部材66は、チューブ
体64の長手方向に沿って3段に形成された鍔状のリブ
である。
このような容器固定用部材66によって、例えば、第1
図に示すよう装置が有する容器支持部のブラケット80
に固定されて取付けられる。
すなわち、第2図に示すように、ブラケット80は容器
固定用部材66と嵌合しつる形状であり、両者が嵌合す
ることによって装置に容器11が固定されることになる
なお、この容器固定用部材66は、チューブ体64に一
体的に形成されているのが好ましい。
また、容器固定用部材66の図中上方のチューブ体64
外周面には、雄ねじ67が形成されている。
チューブ体64の構成材料としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、PPO
、ポリアミド、ポリエステル、フェノール樹脂等の樹脂
、アルミナ等のセラミックス、または、ステンレス、ア
ルミニウム、チタン、ハステロイ等の各種金属等が挙げ
られる。
なお、使用前においては、第3図に示すように、チュー
ブ体64の上端部には、チューブ体64の流路を封止す
る封止手段として、キャップ68が装着された状態とな
っている。 すなわち、キャップ68の内周面には、前
記雄ねじ67と螺合しつる雌ねじ69が形成されており
、ことらを螺合してキャップ68を装着することにより
、容器60の気密性または液密性が維持される。
したがって、使用に際して、容器11は、チューブ体6
4からキャップ68を取り外し、送液手段14が有する
パイプ1゛7aと容器11とを連結する連結手段である
吸引ノズル76を第3図中の矢印で示す方向に相対的に
移動して、チューブ体64の上端部ロア0に挿入、密着
させて装着する。
この吸引ノズル76は、その先端部が、先端に向って外
径が漸減するテーパ状をなしており、図中矢印方向に移
動すると、そのテーパ部78がチューブ体64の上端部
ロア0を通してチューブ体64の中へ挿入されセットさ
れた位置にくると、上端部ロア0の縁部全周に係合して
気密的に連結されるようになっている。 このとき、気
密性をさらに高めるために、上端部ロア0の縁部全周や
吸引ノズル76の外周面に各種ゴムや軟質樹脂等の弾性
材料で構成されるシール部材(図示せず)を設置しても
よい。
テーパ部78のテーパ角度(吸引ノズル76の軸に対す
る角度)は、特に限定されないが、lO〜45a程度、
特に、20〜30°程度とするのが好ましい。
テーパ部78の先端部外周面には、容器本体61内の処
理剤を吸引するための孔77が複数形成されている。
なお、第3図では、容器11の使用前における封止手段
としてキャップ68のみを用いる構成としているが、第
4図に示すようなものであってもよい。
第4図に示す封止手段は、雄ねじ67と螺合しつる雌ね
じ72が形成されたキャップ71を有し、このキャップ
71の頂部には、開ロア3が形成されている。
さらに、キャップ71の内側からこの間ロア3を封止す
るように、膜74が貼着されている。 この膜74は、
容器60の気密性またはンa ’EE性をf呆持するこ
とができるものであるとともに、例えば突起や刃先によ
り刺通し、破断することが可能なもである。
この膜74の構成材料としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
アミド等の樹脂、アルミニウム、鉛等の金属、あるいは
、これらの積層体が挙げられる。
このような封止手段とすることにより、より処理剤の保
存性が良化する。
使用に際しては、第3図に示すものと同様とすればよく
、吸引ノズル76を第4図中の矢印で示す方向に相対的
に移動し、吸引ノズル76の先端にて膜74を破断し、
さらに、チューブ体64の上端開口に挿入、密着させた
後、この吸引ノズル76の先端部側方に形成された孔7
7より吸引すればよい。 この場合、吸引ノズル76は
開ロア0および73と気密的に連結されるようになって
いる。
上記において、チューブ体64の上端部ロア0または開
ロア3の直径は、特に限定されないが、挿入される吸引
ノズル76との関係で、5〜15+nm程度、特に、7
〜12mm程度とするのが好ましい。
以上のように、容器11は、封止手段を解除し、連結手
段である吸引ノズル76を連結し、第1図に示すように
、装置が有するブラケット80に固定して支持されて使
用される。
なお、図示例では、連結手段として吸引ノズル76を用
いる構成としているが、このものに限定されるわけでは
なく、チューブ体64の上端部と気密的に嵌合(例えば
螺合)しつるカプラーまたはその他任意の構造のものと
してもよい。
また、容器11〜13が空になった場合は、容器11〜
13を取り外し、処理剤が収納された新たな容器11〜
13に交換する。 この場合、空の容器11〜13は、
平坦な形状となっているため、そのまま、あるいは折た
たんで廃棄することができ、便利であるとともに、廃棄
した際のスペースも小さいという利点がある。
以上においては、容器11についてその構成および使用
方法を説明してきたが、容器12および13についても
同様である。
送液手段14は、容器11〜13と吸引ノズル76を介
して、その一端が、それぞれ連結される3本のバイブ1
7a、17bおよび17cと、これらのバイブ17a〜
17cの途中にそれぞれ設置された処理剤供給手段とし
てのポンプ18a、18bおよび18cと、処理剤の供
給量を検出する検出手段としての流量計19a、19b
および19cとで構成されている。
また、各バイブ17a〜17cの他端は、後述するスタ
ティックミキサー15の薬剤注入口155.156およ
び157に接続されている。
吸引ノズル76を各容器11〜13のチューブ体62に
連結した状態で、ポンプ18a〜18cを作動すると、
各容器11〜13内のパートA剤、B剤およびC剤は、
吸引ノズル76より吸引され、バイブ17a〜17cを
経てスタティックミキサー15へ供給される。
この場合、処理剤の各容器11〜13からスタティック
ミキサー15への供給は、流量計19a〜19cの検出
値に基づいて、制御される。
このような制御は、制御手段5oによって行なわれ、容
器11、ポンプ18aおよびFi′L量計19aの系列
について、代表的に説明する。
第5図には、送液手段14における上記系列のブロック
構成図が制御手段も含めて示されている。
なお、第1図には、簡略化のために、流量計、ポンプお
よび制御手段のみを示している。
第5図に示すように、この系列においては、処理剤の供
給量を検出する流量計1.9 aと、この流量計19a
による検出値に対応して一定間隔で順次パルスを発生し
、また算出した供給量をパルスに変換してパルスを発生
するパルス発生手段92と、発生したパルス数に基づい
てポンプ18aの作動停止時期を制御する制御手段50
と、所定時間内に発生したパルス数を計測する計測手段
96と、パルス発生手段92で発生したパルス数とポン
プ18aの制御に関与したパルス数との差を一時記憶す
る記憶手段98と、記憶したパルス数と次回の算出補充
量に対応するパルス数とを加算する演算手段97とから
なる。
流量計19aはパルス発生手段92に接続され、検出信
号をパルス発生手段92に供給する。
制(卸手段94は、例えばCPUであり、処理剤の供給
量を算出し、算出した供給量をパルス発生手段92に供
給する。
パルス発生手段92は、処理剤の検出量および算出量に
対応してパルスを発生し、発生したパルスは制御手段5
0および計測手段96に供給される。
制御手段94は、記憶手段98、演算手段97および計
測手段96に接続されている。
そして、制御手段50は、算出した供給量に対応したパ
ルス数、検出した供給量に対応したパルス数、所定時間
内に発生したパルス数、検出した供給量に対応したパル
ス数とポンプの制御に関与したパルス数との差と次回の
算出した供給量に対応したパルス数との和に基づいて実
際供給した量をフィードバックしなからポンプ63の作
動を制御する。
次に、第6図を参照して制御手段50における供給制御
を説明する。 第6図は供給制御のフローチャートであ
る。
ステップS1において供給量制御ルーチンにより供給量
が算出されると、ステップS2において供給量Re(供
給設定値)が読み込まれる。
記憶手段98には、前回の供給時に、算出供給量とポン
プ18aの容量との関係で供給しきれなかった未供給量
が記憶されている。 また、記憶手段98には、前回の
未供給量に対応したパルス数とポンプの制御に関与した
パルス数との差が記憶されている。 そこで、ステップ
S3において、読み込まれた供給量に、前回の未供給量
に対応したパルス数とポンプの制御に関与したパルス数
との差が、演算手段97により加算され、今回の供給量
に対応したパルス数が演算される。
ステップS4においては、今回供給量を供給したときに
費やすと予想される供給時間Tpを演算(算出)し、ス
テップS5においてタイマーがONとなり、時間Tp経
過後、第7図に示す割り込みタイマールーチンが作動す
る。
なお、Tpは少なくとも予想される供給時間であり、最
大広の処理剤供給開始までの時間に設定され、記憶手段
98に記憶される。
ステップS5においてタイマーがONとなると、次いで
ステップS6においてポンプ63が駆動される。
次いで、ステップS7において流量計により検出された
供給量に対応したパルスを読み込み、ステップS8にお
いてこのパルス数Cpを計測する。
次いで、ステップS9において算出供給量Reと実際に
供給した既供給量Cp×α(αはパルス数を供給量に変
換するための補正係数)とを比較判断する。 そして、
既供給量Cp×αがまだ算出供給量Reに達していない
ときは供給を続け、ステップS7に戻り供給量に対応し
たパルスを更に読み込む。 また、既供給量CI)Xα
が算出供給量Re以上になったら、ステップS10にお
いてポンプ18aの作動を停止し供給を終了する。
なお、時間Tp経過前に供給が終了した場合は、割り込
みタイマールーチンを起動させなくてもよい。
次に、第7図を参照して割り込みタイマールーチンにつ
いて説明する。 第7図は割り込みタイマールーチンの
フローチャートである。
ポンプ63の作動と同時にタイマーはONになり、タイ
マーONから時間Tp経過後に、ステップSllにおい
て割り込みタイマールーチンが起動すると、ステップS
12において、算出供給量Reと実際に供給した既供給
量Cp×αとを比較判断する。 既供給量CpXaが算
出供給量Re以上であれば、すでに算出供給量が供給さ
れた後なので、ステップ313において第6図に示す制
御に戻り、ステップSlOにおいてポンプ18aの作動
を停止し供給を終了する。
ステップS12において既供給量CpXαが算出供給量
Reより少なければ、ステップS14において、算出供
給量を再度供給し直すトリライ処理を行うとともに、リ
トライ数を計数する。
次いで、ステップS15において計数したりトライ数と
、あらかじめ設定してあったりトライ数Nとを比較判断
し、計数したりトライ数が設定したりトライ数以上にな
ったときは、ステップ816においてエラー処理ルーチ
ンに移行し、送液手段の故障と判断する。
ステップS15においてリトライ数が設定数Nより小で
あれば、ステップS17からステップS21において、
第6図に示すステップS6からステップSIOと同様の
処理を行ない供給を終了する。
第8図を参照してさらに割り込みタイマールーチンにつ
いて説明する。 第8図は割り込みタイマールーチン起
動のタイミングチャートであり、実線は起動時、点線は
非起動時を表す。
点線で示すように、算出供給量Reに相当するパルスが
例λば6パルスであった場合、流量計19aが供給量を
検出し、パルス発生手段92が6パルスを発生すると、
制御手段50はポンプ18aの作動を停止して供給を終
了する。
ところが、実線で示すように、供給量に対応して発生し
たパルスが4パルスしかないと、供給が完了しないまま
ポンプ駆動開始から時間Tpが経過し、割り込みタイマ
ールーチンが起動する。 割り込みタイマールーチンが
起動すると、制御手段50はポンプ作動信号を再度ポン
プ18aに供給し、ポンプ18aを引き続き作動させる
。 そして、割り込みタイマールーチン起動後に、新た
に2パルス分に相当する供給量が供給されたことを検出
したところで、割り込みタイマールーチンが終了し、供
給が完了する。 ここで、割り込みタイマールーチンを
起動させる時間Tpは、ポンプ作動開始から予想される
供給完了時と次の処理剤の供給開始時までの範囲で設定
する。
上記の供給方法によれば、算出した供給量に対応する供
給量を検出し、検出した供給量を一定間隔のパルスに変
換し、パルス数が所定値になったところでポンプの作動
を停止することにより、算出した供給量を正確に供給す
ることができる。
また、ポンプの定格に起因する供給量の誤差をパルス数
に変化して記憶しておき、次回の供給時に、算出供給量
のパルス数に誤差分のパルス数を加算してポンプの作動
を制御することにより、供給を繰り返すうちに誤差が補
償される。
また、処理剤の供給量に対応したパルス数または所定時
間内のパスル数に基づきポンプの作動停止時期を制御す
ることにより、故障等によりパルス数が太き(変動した
場合に、送液手段が作動し続けることはなく、過供給を
防止することができる。
以上のような処理剤の供給方法は、容器12および13
においても同様に実施される。
上述のように供給された各パートA剤、B削およびC剤
ならびに後述の希釈水を混合撹拌するスタティックミキ
サー15は、第9図および第10図にその詳細を示すよ
うに、下端部に縮径した吐出口151が形成された細長
い円筒状の外周壁152を有し、その内部には、それぞ
れ90度に捻られた複数個の捻り撹拌板153が、互い
にその端面が直交するような状態で多段配置された構造
となっている。
この場合における捻り撹拌板153の形状、大きさおよ
び設置数は、各パートA剤、B剤、C剤に対する混合撹
拌性能を考慮して適宜決定される。
外周壁152には、外周壁の長手方向に所定の配置で薬
剤注入口155.156.157が形成されており、こ
れらの各薬剤注入口155〜157には、それぞれバイ
ブ17a−17cが接続されている。
なお、スタティックミキサー15の各薬剤注入口155
〜157に対するバイブ17a〜17c(容器11〜1
3)の接続順序は、例えば各容器11〜13内の処理剤
の種類、流出量の大小、または、各処理剤の性質等に基
いて好適な位置に設定することができる。
また、スタティックミキサー15の上端開口部154に
は、後述する希釈水注入用のバイブ49aが連結されて
いる。
このように、スタティックミキサー15は、その内部流
路の長手方向に沿った所定の位置から所定の処理剤およ
び希釈水を投入することができる。 これにより、各処
理剤および希釈水を最適な混合順序で混合することがで
きる。
このようなスタティックミキサー15により各処理剤お
よび希釈水を混合して得られた現像液P1の補充液は、
スタティックミキサー15の吐出口151より流出し、
直下にある現像タンク16内に直接補充される。
なお、混合撹拌手段は、スタティックミキサー以外のも
のであってもよ(、例えば振動子等を有する可動式のも
のを用いてもよい。
パイプ1.7 a、17b、17c、49aは、例えば
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
ドのような可撓性かつ耐薬品性を有する材料で構成され
ているのが好ましい。
本発明においては、補充液の作製において、各パートの
供給を前述のように制御し、また後述のように、これと
同様の希釈水の供給方法を採っているために、精度がよ
い補充が可能となる。
一方、補充液が直接補充される現像タンク16は、例え
ば、第11図および第12図に示される構成のものが挙
げられる。
図示のように、現像タンク16は、カラーペーパーPを
処理するためのメインタンク201と補充液が直接流入
されるサブタンク161とを有する。
メインタンク201とサブタンク161とは、第12図
に示すように、液流通を可能とする連通窓261が形成
された仕切り壁262を共有するような状態で結合され
ている。
そして、前述と同様の補充用現像液のスタティックミキ
サー15の吐出口151は、サブタンク161の上方壁
を貫通してサブタンク161内に突出するように設置さ
れ、同様に、棒状のヒーター263が、サブタンク16
1の下方壁を貫通してサブタンク161の液中に浸漬さ
れた状態で設置されている。
このヒーター263は、サブタンク161内の現像液P
Iを加温するためのもので、好ましくは現像液PIを現
像処理に適した温度範囲(例えば25〜60℃)に保持
する温度制御機能をも備えている。
また、サブタンク161内の下方位置には筒状のフィル
ター264が取付けられ、このフィルター264の内部
は、サブタンク161の下方壁を貫通して設けられた適
宜の循環パイプ265を介してjm環ポンプ266の吸
引側に連通している。 また、循環ポンプ266の吐出
側は、メインタンク201の下方壁を貫通する同様のi
層頂バイブ267を介してメインタンク201内の底部
領域に連通している。 そして、循環ポンプ266を作
動すると、フィルター264を通過したサブタンク16
1内の現像711 P lは、j層頂バイブ265およ
び267を介して、強制的にメインタンク201内に流
入されるようになっている。
また、これに伴って、メインタンク201内の現像液P
1は、仕切り壁262に形成された連通窓261を通っ
てサブタンク161内へ移動する。 これにより、両タ
ンク161゜201内の現像液P1は循環バイブ265
.267を介して循環することになる。
また、メインタンク201には、現像液P1をオーバー
フローにより排液する排液管269が設けられ、これに
より槽内の液面レベル268を一定に保ち得るようにな
っている。
なお、このように、現像タンク16に直接補充液を補充
する方法では、通常、各容器11〜13からの処理剤供
給の時間間隔と感材処理の時間間隔は一致することにな
る。
次に、補充用漂白定着液の作製系統20であるが、第1
図に示すように、補充用現像液の作製系統lOとその基
本的構成は同様である。
この系統20には、容器21および22、送液手段24
、およびスタティックミキサー25が設けられており、
さらに、補充用漂白定着液が供給される漂白定着タンク
26が設置されている。 なお、漂白定着タンク26に
は漂白定着9(5P xが満たされている。
容器21.22には、補充用漂白定着液を構成する薬剤
成分を2パーツに分割したものが1パート毎、すなわち
A剤、B剤として収納されている。
例えば、各パートA剤、B剤は、それぞれ、定着剤を含
むパート、漂白剤を含むパートとすればよく、各容器2
1.22に収納される処理剤は、これらの各パートであ
る。
また、容器21および22は、収納される処理剤の種類
が異なるのみで、前に詳述した容器11とその構成およ
び使用方法において基本的に異なるところはない。 一
方、送液手段24は、2本のバイブ27aおよび27b
と、これらのバイブ27aおよび27bの途中にそれぞ
れ設置されたポンプ28aおよび28bと、流量計29
aおよび29bとで構成されている。
また、各バイブ27a、27bの吸引ノズル76と連結
される反対側の端部は、それぞれ、前述と同様の構成の
スタティックミキサー25の2つの薬剤注入口に接続さ
れている。
この場合、各処理剤の供給の制御は、補充用現像液の作
製における方法と同様にすればよく、この結果漂白定着
タンク26への精度のよい補充が可能となる。
次に、補充用リンス液の作製系統30であるが、この系
統30には、前述の作製系統10および2oと同様に、
容器31.送液手段34およびスタティックミキサー3
5が設けられている。 また、作製された補充用リンス
液を供給するリンスタンク36が設置されている。 な
お、リンスタンク36には、リンス液Psが満たされて
いる。
容器31には、補充用リンス液の構成成分である添加薬
剤の濃縮液、すなわちパートA剤が処理剤として収納さ
れている。
この容器31も、前述した容器11とその構成および使
用方法において基本的に異なるところはない。
方、送液手段34は、1本のバイブ37aと、このバイ
ブ37aの途中に設置されたポンプ38aと、流量計3
9aとで構成されている。 また、バイブ37aの吸引
ノズル76と連結される反対側の端部ば、前述と同様の
構成のスタティックミキサー35の薬剤注入口に接続さ
れている。
この場合、処理剤の供給は、補充用現像液の作製におけ
る方法と同様に制御すればよ(、リンスタンク36への
精度のよい補充が可能となる。
第1図に示すように、各々の処理液作製系統10.20
.30は、共通の希釈水供給装置40と組み合され、各
作製系統10.20.30から送り出された所定量の各
処理剤は、この希釈水供給装置40から供給される希釈
水Wによって所定の濃度に希釈される。
この希釈水供給装置40は、希釈水貯溜タンク41を主
要部とする装置として構成されている。 この希釈水貯
溜タンク41ば、内部の上方空間にイオン交換フィルタ
ー42が取り付けられ、例えば電磁弁のようなバルブ手
段43を介して連接された外部の水道水供給設備(図示
せず)等から供給される水道水をフィルター42の通過
により純水に変え、このタンク41内に貯溜し得るよう
に構成されている。
また、希釈水貯溜クンク41の内部の2個所には、タン
ク41内の液量を検出するためのセンサー44aおよび
44bが設置されており、センサー44a、44bから
の信号に基づくバルブ手段43の開閉制御により、貯溜
タンク41内に貯溜される純水(希釈水)Wの液量を、
所定の液量(常用水量)範囲内に保ち得るように構成さ
れている。
希釈水貯溜タンク41の下部には、タンク41内と連通
ずる希釈水送液用の3本のバイブ49a、49bおよび
49cの一端が接続され、各バイブ49a、49b、4
9cの他端は、それぞれスタティックミキサー15.2
5.35の上端開口部154に接続されている。
このバイブ49a〜49cの途中には、各系統10.2
0.30毎に独立する3個の希釈水供給手段としてのポ
ンプ46.47.48および希釈水供給量を検出する検
出手段としての流量計51.52.53が設置されてい
る。
ポンプ46〜48をそれぞれ作動させることによって、
希釈水貯溜タンク41がら希釈水Wが、各作製系統10
.2o、3oのスタティックミキサー15.25.35
にそれぞれ所定量で供給される。
この場合、希釈水Wの供給は、前述の容器1】からの処
理剤の供給と同様に、流量計51〜53が検出した供給
量の検出値に基づいて制御される。
これにより、各処理剤を希釈するための希釈水Wの精度
のよい供給が可能となり、各処理液P、、P2.Psに
おいて精度のよい補充を行なうことができる。
なお、図示例のポンプ18a〜18c、28a、28b
、38a、51〜53は、いずれもベローズポンプとし
ているが、ローラポンプであってもよい。
また、図示例では、希釈水についても流量計による流量
制御を行なっており、精度のよい供給という点では、こ
の方が好ましいが、希釈水の場合は必ずしもこの必要は
ない。 したがって、図示のようなベローズポンプや、
ダイヤフラムポンプ、ローラポンプ等の定量性の高いポ
ンプを用い、これによる時間制御のみで流量計によるフ
ィードバックを必ずしも行なわなくてもよい。
また、補充用処理液の構成成分をすべて補充するような
システムとし、各容器には各処理液パーツの濃!iif
 :Qを処理剤として収納しているが、このような構成
に限定されるものではない。
例えば、特定成分のみを補充するような構成としてもよ
く、同一処理液作製系統における複数の容器に同一種の
薬液を収納することもできる。
さらに、各補充用処理液を各処理タンクに直接供給する
システムとしているが、−旦補充タンンクに貯溜し、そ
こから各処理タンクに供給するようにしてもよく、この
とき各補充液の供給は、補充液作製の際と同様の方法で
制御することが好ましい。
なお、補充用処理液を構成するパーツにおける薬剤成分
を第1図のカラーペーパー処理用の例に合わせて具体的
に例示する。
!Ll! (3パーツ) A斉りニトリエタノールアミン N、N−ジエチルヒドロキシルアミン 蛍光増白剤 B剤:4−アミノ−N−エチル−N−(β−メタンスル
ホンアミドエチル) m−)ルイジン硫酸塩 亜硫酸ナトリウム C剤;水酸化カリウム 炭酸カリウム キレート剤 l1足1」(2パーツ) A剤:チオ硫酸アンモニウム 重亜硫酸ナトリウム B剤:エチレンジアミン四酢酸 第二鉄アンモニウム アンモニア水 去ヱス遣(lパート) A剤:二塩化イソシアヌール酸 ナトリウム溶ン夜 また、カラーネガフィルムの「現像−漂白一定着一リン
スー安定」の処理工程に対応するものとしては、以下の
ものを例示することができる。
1像n (3パーツ) A剤:亜硫酸ナトリウム 臭化カリウム 重炭酸ナトリウム 炭酸カリウム B剤:水酸化カリウム 硫酸ヒドロキシルアミン ジエチレントリアミン五酢酸 l−ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸 C剤:4−[N−エチル−N−(β−とドロキシエチル
)アミノ]−2−メチル アニリン 見立」(2パーツ) A剤:硝酸アンモニウム アンモニア水 B剤、エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム三水
塩 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 臭化アンモニウム LiU(2パーツ) A剤:エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム重亜硫酸ナ
トリウム アンモニア水 B剤:チオ硫酸アンモニウム リンス液(1バート) A剤:二塩化インシアヌール酸 ナトリウム溶液 i2遭(1バート) A剤:ホルマリン モノエチレングリコール ポリエチレンオキサイド なお、上記例から明らかなように、漂白液においては、
漂白剤を含むパートとpH調整剤を含むパートに分割す
ること、定着液においては、定着剤を含むパートとpH
調整剤を含むパートに分割することが好ましい。
これら処理液の詳細については、日本写真学会編「写真
工学の基礎」コロナ社刊(昭和54年)P299 r第
4章現像処理」等の記載を参照することができる。
本発明の装置を適用した処理においては、各容器に収納
する処理剤種を適宜変更するなどして、種々の感光材料
の処理に対応することができる。
このような感光材料としては、上記のカラーペーパー、
カラーネガフィルムをはじめとして、カラー反転フィル
ム、カラー反転ペーパー、製版用写真感光材料、X線写
真感光材料、黒白ネガフィルム、黒白印画紙、マイクロ
用感光材料等、各種カラーないし黒白感光材料を例示す
ることができる。
また、本発明の装置は種々の感光材料処理装置に適用す
ることができ、このような処理装置としては、湿式の複
写機、自動現像機、プリンタープロセッサ、ビデオプリ
ンタープロセッサー、写真プリント作成コインマシーン
、検版用カラーペーパー処理機等が挙げられる。
以上、図示の実施例について主に説明してきたが、本発
明はこれに限定されるものではな(、その要旨を変更し
ない範囲内で、種々に変形実施することが可能である。
〈発明の効果〉 本発明によれば、補充液の調製作業を容易かつ正確に行
なうことができ、精度のように補充が可能となる。
本発明者は、上記効果を確認するために、種々の実験を
行なった。 以下にその一例を示す。
実験例1 特開昭63−70857号公報の実施例4において試料
P−2として記載されているカラーペーパーを用い、こ
れを像様露光したのち、第1図に示すような装置を適用
した処理装置により、下記の処理工程で現像タンクの累
積補充量が2倍量となるまで、連続処理を行なった。
処理工程   温度  時間  補充量   タンク容
量発色現像   35℃  45秒  161mj/m
25 l1票白子@35℃  45秒  218mj/
m259) ンス   35℃  90秒  364m
j/m215 R乾  燥   80℃  60秒 第1図における容器の本体材質には、以下の積層体を用
いた。
(内側:処理剤側)ポリプロピレン/ポリアミド/アル
ミ箔/ポリエステル(外側)また、チューブ体材質はポ
リプロピレンとし、チューブ体の上端開口の直径は8m
m程度、吸引ノズルのテーバ角度は30°程度とした。
また、容器は同じ大きさのもの(500mg、程度)と
し、内容量を適宜かえて内容物が同時になくなるように
した。
以下に、各容器に収納される薬剤成分を処理液戻に示す
LfiJ (3パーツ) A剤、トリエタノールアミン N、N−ジエチルヒドロキシルアミ 蛍光増白剤 B斉1j:4−アミノ−N−(β−メタンスル;ンアミ
ドエチル)−m−トルイジンる 酸塩 亜硫酸ナトリウム(少量) C剤;水酸化カリウム 炭酸カリウム キレート剤 母液はA剤:B剤・C剤:水を、 6:1:1:17の体積割合で混合して調さし、補充液
は6:1:1:12の混合割合とした。
lユニ1」(2パーツ) A剤:チオ硫酸アンモニウム 亜硫酸アンモニウム B剤:エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム 硝酸アンモニウム 臭化アンモニウム キレート剤 e液Li A剤:B剤:水を、2:1:1(7)体積割
合で混合して調製し、補充液は2:1:1の混合割合と
した。
丈ヱス1ffi(1バート) A剤:二塩化イソシアヌール酸ナトリウム母液はA剤:
水を、1:20の体積割合で混合して調製し、補充液は
1:20の混合割合とした。
このような処理を処理Aとする。
処理Aにおいて、用いる装置を、流量計を設置しない構
成とし、ポンプの作動によってのみ処理剤等の供給を制
御する構成の装置とするほかは同様に処理した。
これを処理Bとする。
処F!A、Bについてランニング中の写真性能を調べた
ところ、処理Aではいずれの時期においても良好な写真
性能が得られるのに対し、処理Bでは処理Aに比較して
写真性能のバラツキが大きかった。 このバラツキは処
理液の補充精度が劣ることに起因すると考えられる。 
具体的には、現像液においては感度等のバラツキ(コン
トロールストリップスによる感度のバラツキは処理Aで
は、±0.27であるのに対し処理Bでは±0.65)
、漂白定着液においては脱銀レベルのバラツキ、またリ
ンス液においては、特に感材の少量処理でのバクテリア
の発生のしやすさのバラツキがそれぞれ生じた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の補充用処理/?!作製装置の構成例
を模式的に示す概略構成図である。 第2図は、本発明における処理剤容器の構成例を示す斜
視図である。 第3図は、第2図に示す処理剤容器の上部付近の構成を
拡大して示す断面正面図である。 第4図は、封止手段の他の構成例を拡大して示す断面正
面図である。 第5図は、送液手段の一部を示すブロック図である。 第6図および第7図は、処理剤の供給制御のフローチャ
ートである。 第8図は、処理剤の供給制御のタイミングチャートであ
る。 第9図および第10図は、それぞれ、第1図に示す補充
用処理液作製装置におけるスタティックミキサーの構造
を示す縦断面図および拡大斜視図である。 第11図は、本発明における視像タンクを示す概略断面
図であり、第12図は、第11図における層方向の概略
部分構成図である。 符号の説明 1・・・補充用処理液作製装置 10.20.30・・・作製系統 11.12.13.21.22.31 ・・・処理剤容器 14.24.34・・・送液手段 15.25.35・・・スタティックミキサー151・
・・吐出口 152・・・外周壁 153・・・捻り撹拌板 154・・・上端開口部 155.156.157・・・薬剤注入口16・・・現
像タンク 26・・・漂白定着タンク 36・・・リンスタンク 17a、17b、17c、27a、27b、37a・・
・パイプ 18a 、 18b 、 18c 、 28a 、38
a・・・ポンプ 19a 、 19b、 19c、 29a、39a・・
・流量計 4o・・・希釈液供給装置 41・・・希釈液貯溜タンク 42・・・イオン交換フィルター 43・・・バルブ手段 44a、44 b−・・センサー 46.47.48・・・ポンプ 49a、49b、49 c ・・・パイプ50・・・制
御手段 51.52.53・・・流量計 61・・・容器本体 62・・・口部 63・・・シール部 64・・・チューブ体 65・・・側孔 66・・・容器支持部 67・・・雄ねじ 28b  、 29b  、 68.71・・・キャップ 69.72・・・雌ねじ 70・・・上部開口 ア3・・・開口 ア4・・・膜 76・・・吸引ノズル 77・・・孔 78・・・テーパ部 80・・・ブラケット p、・・・現像液 P2・・・漂白定着液 Ps・・・リンスを夜 W・・・希釈水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有する材質から構成され、収縮時に容積
    が実質的にゼロとなる内部空間に補充用処理液の処理剤
    を収納した容器本体、この容器本体の口部に固着され、
    一端が前記容器本体の内部まで延長され、前記処理剤の
    流路を形成し得るチューブ体、およびこのチューブ体の
    容器本体外に露出している部分に形成された容器固定用
    部材を備えた少なくとも1個の処理剤容器と、 前記チューブ体と気密的に連結した連結手段を介して前
    記処理剤容器から所定量の処理剤を供給する処理剤供給
    手段と、 この処理剤供給量を検出する検出手段と、この検出手段
    が検出した処理剤供給量の検出値に基づき処理剤供給量
    を制御する制御手段と、前記処理剤を希釈するための希
    釈水を所定量供給する希釈水供給手段と、 この希釈水供給量を制御する制御手段と、 前記処理剤および前記希釈水を混合、撹拌する混合撹拌
    手段とを有することを特徴とする補充用処理液作製装置
  2. (2)さらに、前記希釈水供給量を検出する検出手段を
    設け、前記制御手段を、この検出手段が検出した希釈水
    供給量の検出値に基づき制御するように構成した請求項
    1に記載の補充用処理液作製装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671676A (en) * 1995-04-27 1997-09-30 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Flexographic printer
US5915302A (en) * 1996-04-26 1999-06-29 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Printer ink exchange apparatus

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US5671676A (en) * 1995-04-27 1997-09-30 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Flexographic printer
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