JPH0412859Y2 - - Google Patents

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JPH0412859Y2
JPH0412859Y2 JP19305186U JP19305186U JPH0412859Y2 JP H0412859 Y2 JPH0412859 Y2 JP H0412859Y2 JP 19305186 U JP19305186 U JP 19305186U JP 19305186 U JP19305186 U JP 19305186U JP H0412859 Y2 JPH0412859 Y2 JP H0412859Y2
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Priority to CA000548689A priority patent/CA1276582C/en
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車ボデーの如き良質の塗膜を
必要とする大形物品の塗装ラインに好適な防塵形
フロアコンベヤに関する。
従来の技術 自動車ボデーの如き大形物品の塗装ラインに好
適なフロアコンベヤとしては、荷支持台となる台
車の車輪やパレツトの支持ローラ及びこれらの駆
動チエーン等の上部と側方とを防塵カバーで覆つ
た防塵形コンベヤが既に提案されている(実願昭
61−153141)。しかしこの防塵カバーは横幅も大
きく、塗装室内では作業員が作業の都合でコンベ
ヤの反対側へ移るべく屡々防塵カバーの上を乗り
越えることがあるが、従来の防塵カバーは上面が
滑らかな板状構造物であり、これに塗料が付着す
ると滑り易く危険である上に、付着した塗料の剥
離作業に多大な費用を要するという問題があつ
た。
考案が解決しようとする問題点 本案は防塵カバーへの塗料の付着に原因する従
来の上記問題を解決した防塵形フロアコンベヤを
提案することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本案は上記目的達成のため、駆動チエーンによ
り案内走行駆動される下部フレーム上に移送方向
に整列し且つ移送方向と直角の横幅が小なる垂直
部を具えた結合金具により移送物載荷用上部フレ
ームを結合した台車もしくはパレツトと、上部に
前記垂直部の通路溝を有し下部フレームの上面と
該上面より下方の台車もしくはパレツトの側面と
を覆う移送方向に長い防塵カバーと、防塵カバー
の箱皿上に塗料洗浄水を流下させる供水管及び排
水管と、箱皿上に載置した格子状体とを有する防
塵形フロアコンベヤの構成を要旨とする。
作 用 塗装ブース内では防塵カバーが上部の通路溝を
除いて台車もしくはパレツトの下部フレームの上
面及びそれより下方部分の両側面を囲み、通路溝
の幅は小なので、これより防塵カバー内に塗料が
侵入することは殆んどなく、下部フレーム以下を
清浄に保持するとともに、格子状体の孔から箱皿
上に滴下した塗料は洗浄水に洗われて排出され、
また格子状体上の付着塗料は少なく且つ格子状体
の滑り止め作用により、作業員が安全に防塵カバ
ー上を歩くことができ、また格子状体の付着塗料
は、格子状体を取外して他所で充分に洗浄しう
る。
実施例 第1図ないし第5図は台車の前後にキヤリヤ連
結体を連結した移送体の実施例を示す。台車1の
下部フレーム2は前後の横部材3,3と走行方向
の縦部材4、4とを溶接してなり、横部材3,3
の各両端に床F上を走行する自在車輪5が取付け
られている。横部材3,3上にはその中央から一
側に偏した中間位置に、横方向厚さが小なる垂直
部分6aを有する結合金具、例えばコ字形やI形
断面等の結合金具6の下辺6bを垂直部分6aが
前後整列するように固着し、その上辺6cに夫々
前後の横部材7,7を固着し、横部材7,7の両
端に縦部材8,8を溶接して上部フレーム9を形
成する。上部フレーム9と下部フレーム2とは左
右の中心が一致し、横部材3,3の各中央から前
後外方に突設した連結金具10に連結孔11を設
ける。12は横部材3,3の上面にその中央から
一側方に侵入して前後に突設したブラケツトで、
ブラケツト12上に垂直軸ガイドローラ13を回
転自由に軸支する。ガイドローラ13については
後述する。上部フレーム9上の適所には大形移送
物例えば自動車ボデーMを支持するに適する受具
14等が取付けられる。
台車1の移送路に沿つて床下にピツト15を設
け、その内部両側に定間隔に支柱16を垂設し、
その下部と床面F近くとに夫々固定した横部材1
7と横梁18と一方の支柱16とに支持板19を
固着し、これに形成したU形溝20内に1対のチ
ヤンネル材を向き合せてなるキヤリヤレール21
と下部のチエーンレール22とを固定する。キヤ
リヤレール21の上面は床面Fとほぼ面一ならし
める。
キヤリヤレール21には台車1と連結するキヤ
リヤ23,24,25,26の各4個のローラ2
7が遊嵌して案内走行する。前部2個のキヤリヤ
23,24及び後部2個のキヤリヤ25,26は
夫々床上に露出した連結杆28により屈曲自由に
連結されて前部キヤリヤ連結体29と後部キヤリ
ヤ連結体30とを形成し、キヤリヤ24,25に
垂設したトウピン31が台車1の前部及び後部の
連結孔11に夫々嵌入して、台車1と前、後部キ
ヤリヤ連結体29,30とを互に上下動自由に連
結する。32はレール21の対向上縁間に位置す
る垂直軸ガイドローラで、キヤリヤの側方揺動を
防止する。
駆動チエーン33は水平屈曲可能であり、キヤ
リヤレール21と平行に張設されている。トロリ
ー34のフレームには先頭キヤリヤ23を牽引す
るプツシヤ34aが上向きに突出し、先頭キヤリ
ヤ23にはプツシヤ34と係脱する公知の係合装
置35が設けられる。
塗装ブース内においては、ピツト15内の支柱
16の上端に、垂直部分6aの通路溝36を残し
て対向する防塵カバー37,38を固定する。防
塵カバー37,38は夫々移送方向に分割された
単位カバーを互いに相接して構成される。防塵カ
バー37,38は第5図における水平部分の長さ
が異るほかは同様の構造を有するので、防塵カバ
ー37について説明する。
防塵カバー37は四角状の浅い箱皿39とその
外側端に固定したほぼ床Fに届く垂直カバー板4
0とを有し、箱皿39を支柱16上にのせてカバ
ー板40を支柱16にボルト41にて固定する。
この固定状態において箱皿39に固定した排水管
42は固定排水管43の上端に挿入され、また箱
皿39内には給水ホース44に接続した給水管4
5が取付けられ、これにより流出する水流により
箱皿39内に侵入した塗料を排水管42,43を
へて外部に排出させる、箱皿39内には移送方向
の多数の縦棧46とこれと直交する横棧47とを
金属又は合成樹脂にて一体形成した簀の子状の格
子状体48が設置される。格子状体48は箱皿3
9,39a内の水流を妨げず、且つその上を作業
員が歩きうる強度を有する。
通路溝36は侵入塗料がコンベヤ構造部を汚損
しないよう移送路中心から一側に偏して設けられ
ており、したがつて、防塵カバー38は37より
も支柱16からの突出長が長いので、支柱16の
上端に突設したビーム49により箱皿39aの下
面を支持し、ビーム49の先端にガイドローラ1
3が嵌入するチヤンネル部材50を固着する。ガ
イドローラ13はロボツト作業に際し台車1の横
位置を正確ならしめる。防塵カバー37,38の
カバー板40,40aは支柱16に固定した下部
カバー板51,51a夫々と重つてコンベヤの全
側面を覆う。
上記のように、防塵カバー37,38及びカバ
ー板40,40aは通路溝36を残して下部フレ
ーム2の上面とそれより下方の移送路全面側をト
ンネル状に覆うので、通路溝36は小幅ならば解
放状態でも防塵カバー37,38等の塗料侵入防
止作用は充分であるが、防塵カバーの閉鎖性を一
層良好にするためには、柔軟な弾性シート52,
53の一側を箱皿39,39aの先端折曲部分の
上に固定して通路溝を覆わしめ、垂直部分6aが
通過する部分のみ弾性シート52,53が局部的
にまくれ上るようにするとよい。このようにすれ
ば、下部フレーム2以下の可動部分、即ち自在車
輪5、キヤリヤ連結体29,30、駆動チエーン
33等への塗料の付着を完全に防止することがで
きる。
棧46,46の厚さは通常小で塗料付着量も少
ないから、作業員は格子状体48の上を滑ること
なく安全に歩行してコンベヤの反対側へ行来した
り、或は格子状体の上で塗装作業を行うことがで
きるし、格子状体48の付着塗料が多くなつたと
きは、これを箱皿39,39aから取出して他所
で洗浄すればよい。
第6図は台車構造が異る他の実施例を示し、パ
レツト54の下部フレーム2Aは、その両側が、
床F上の固定レール55上をローラが転動する駆
動チエーン56のリンク57上に支持されて移動
する。同図において第4図と同じ構造部分は同一
符号を以て表わすが、垂直部分40,40aは床
固定部材58にボルト固定される。本実施例にお
いても第4図の実施例におけると同様の効果があ
る。
考案の効果 本案は上記構成を有し、防塵カバーは格子状体
のみ洗浄すればよいから洗浄し易く、また格子状
体の洗浄は高圧水により簡易に実施しうるほか、
防塵カバーを取外してコンベヤ駆動部分の点検も
可能であり、更に、防塵カバー上を歩行し、或は
該カバー上で塗装の手作業が可能であるなど、塗
装作業に甚だ便利である効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本案の一実施例の台車の
夫々平面図、立面図、側面図、第4図はキヤリヤ
連結体を台車に連結した状態の立面図、第5図は
第4図の−線断面図、第6図は他の実施例の
第5図と同様の横断面図である。 1……台車、2……下部フレーム、6……結合
金具、6a……垂直部、9……上部フレーム、3
5,56……駆動チエーン、36……通路溝、3
7,38……防塵カバー、39,39a……箱
皿、42,43……排水管、45……給水管、4
8……格子状体、54……パレツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動チエーンにより案内走行駆動される下部フ
    レーム上に移送方向に整列し且つ移送方向と直角
    の横幅が小なる垂直部を具えた結合金具により移
    送物載荷用上部フレームを結合した台車もしくは
    パレツトと、上部に前記垂直部の通路溝を有し下
    部フレームの上面と該上面より下方の台車もしく
    はパレツトの側面とを覆う移送方向に長い防塵カ
    バーと、防塵カバーの箱皿上に塗料洗浄水を流下
    させる給水管及び排水管と、箱皿上に載置した格
    子状体とを有する防塵形フロアコンベヤ。
JP19305186U 1986-10-07 1986-12-17 Expired JPH0412859Y2 (ja)

Priority Applications (7)

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JP19305186U JPH0412859Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17
US07/105,310 US4811685A (en) 1986-10-07 1987-10-05 Carriage-type conveyor
KR1019870011194A KR920008012B1 (ko) 1986-10-07 1987-10-06 대차식 콘베이어 조립체
GB8723391A GB2195965B (en) 1986-10-07 1987-10-06 Carriage-type conveyor
AU79377/87A AU602168B2 (en) 1986-10-07 1987-10-06 Carriage type conveyor
CA000548689A CA1276582C (en) 1986-10-07 1987-10-06 Carriage-type conveyor
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JP19305186U JPH0412859Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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