JPH04128265A - Krn2391酸付加塩およびその用途 - Google Patents

Krn2391酸付加塩およびその用途

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JPH04128265A
JPH04128265A JP25130590A JP25130590A JPH04128265A JP H04128265 A JPH04128265 A JP H04128265A JP 25130590 A JP25130590 A JP 25130590A JP 25130590 A JP25130590 A JP 25130590A JP H04128265 A JPH04128265 A JP H04128265A
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krn2391
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sulfonic acid
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Toshio Izawa
伊澤 敏雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 く技術分野〉 本発明は、KRN2391酸付加塩およびその用途に関
するものである。
〈従来の技術〉 KRN2391  (N−シアノ−N’  −(2−二
トロキシエチル)−3−ピリジンカルボキシイミダミド
〕は、血管拡張作用を有する新規な化合物の探求の結果
発見された次式(II)で示される化合物である〔第6
3回日本薬理学会総会プログラム、0−114;ヨーロ
ピアン・ジャーナル拳オブ0ファーマコロジイ(Eur
opean Journal orPhasacolo
gy)第183巻、1266頁、1990年〕。
KRN2391は、血管拡張作用および降圧作用さらに
カリウムチャンネル活性化作用を有すると共に、冠血管
拡張作用、心臓保護作用、末梢血管抵抗減少、脳血管拡
張作用、血小板凝集阻害作用および気管支拡張作用を有
している。
薬物を医薬品として用いる時、有効性、安全性および実
用性のすべての面で条件を満たしている必要がある。実
用性面での要求の一つには、保存性、機械的強度など実
原使用面で支障がないという事がある。すなわち、製剤
の製造工程や保存の際に、薬物が変化(変質、変敗ない
しは薬効の質的変化など)してはいけない。
〔発明の概要〕
く要旨〉 本発明者は、KRN2391のより実用性に優れた薬剤
を開発するために鋭意研究を重ねた結果、KRN239
1酸付加塩がその目的に適合しうろことを見いだし、こ
の知見をもとに本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明による化合物は、次式(I)で示され
るKRN2391酸付加塩である。
(式中、X−はCH35O3−1CH3←Qso3CI
−11/2S02−またはNO−を表す。)また、本発
明は降圧剤にも関する。すなわち本発明による降圧剤は
、上記式(I)で示されるKRN2391酸付加塩を有
効成分とするものである。
〔発明の詳細な説明〕
く化合物およびその製造法〉 本発明化合物であるKRN2391酸付加塩は、KRN
2391とメタンスルホン酸、p−)ルエンスルホン酸
、ベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、D
−カンファー−10−スルホン酸、塩酸、硫酸および硝
酸のいずれかの酸との塩である。これらの酸付加塩は、
熱安定性試験においてKRN2391よりきわめて安定
な化合物であることがわかった。さらにこれらの酸付加
塩は熱分析試験においても安定であり、また水への溶解
性もより高いことがわかった。
本発明によるKRN2391酸付加塩は、合目的的な任
意の方法によって製造することができるが、例えば以下
に述べる製造法によって製造することができる。
反応式(A)に示すように、式(m)に示される3−シ
アノピリジンを式(IV)のイミデート、続いて式(V
)のシアノイミデートへと導き、これに式(Vl)で示
されるエタノールアミン硝酸エステルを反応させること
によりKRN2391〔式 %式% (式中、RとR′は炭素数1〜8の鎖状および環式のア
ルキル基をあられす。RとR′は同じであってもよいし
、異なってもよい。) 酸付加塩の製造、すなわち上記式(I)で示される本発
明化合物KRN2391酸付加塩の製造は、上記反応式
に示されるようにKRN2391(II)と酸HXとを
共に溶解させる溶媒に両者を溶解し、溶液中で塩を形成
させることにより行うことができる。この時、酸の量は
KRN2391の1モルに対し、1モル以上、好ましく
は等モル量程度用いるのが望ましい。使用し得る溶媒と
しては、KRN2391と酸とを共に溶かす溶媒、たと
えばメタノール、エタノール、アセトン、アセトニトリ
ル等の有機溶媒または水があげられ、使用する溶媒の量
は、形成する塩を溶解する最少量が望ましい。形成させ
た塩は、溶液中から放置または冷却等によって直接結晶
化させるか、または塩を形成する時に使用した溶媒と混
和し、かつ塩の溶解度が低い溶媒、たとえばジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、プロパツール、ブタ
ノール、アセトンなどを塩の溶液に加えることにより結
晶化させることができる。得られた塩の精製は、公知の
任意の方法により再結晶化させることにより行うことが
できる。結晶化しないものについては、塩を形成させた
溶液から結晶化と同禄の操作により、シラツブまたはガ
ムとして沈澱させ、上清を除いて目的の塩を得ることが
できる。
く医薬剤〉 本発明によるKRN2391酸付加塩は、血管拡張作用
および降圧作用さらにカリウムチャンネル活性化作用を
有すると共に、冠血管拡張作用、心臓保護作用、末梢血
管抵抗減少、脳血管拡張作用、血小板凝集阻害作用およ
び気管支拡張作用を有しており、降圧剤をはじめとする
各薬剤として有用である。
本発明化合物の投与量および投与方法は、患者の状況、
例えば、体重、性別、感受性、投与時間、併用する薬剤
、患者またはその病気の程度に応じて変化することは言
うまでもなく、また一定条件のもとにおける適量と投与
回数は、上記指針を基にして専門医の適量決定試験によ
って決定されなければならないが、通常、成人1日当り
の投与量は約0,1〜200履g1好ましくは0.1〜
100mg程度である。
本発明化合物を医薬として経口投与する場合は、錠剤、
顆粒剤、散剤、カプセル剤として投与され、非経口投与
される場合は、注射剤、懸濁剤として投与される。これ
らの製剤を製造するには、通常使用される賦形剤、結合
剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤等を添加することができる
く実験例〉 以下の参考例および実施例は、本発明を更に詳しく説明
するためのものであるが、これらによって本発明はなん
ら限定されるものではない。
参考例1:熱安定性試験 (I)試験法 試料を粉末とした後、一定量を2回採集し、−方・は7
0℃、他方は4℃で36時間保存した。それぞれを等量
の溶媒に溶解し、HPLC分析用サンプルとした。KR
N2391のHPLCでのピーり面積を比較し、4℃で
保存したサンプルのピーク面積を100とし、それに対
する70℃で保存したサンプルのピーク面積の比率を算
出した。
HPLC条件 カラム、YMC−PACK AM−312S−5120
A  ODS 移動相;アセトニトリル:水−1:1、pH鞠2.5 
(H3PO4で調整) 流  速;1ml/分 検出波長;222nm (2)結果 本発明化合物のうち、代表的な化合物・(KRN239
1のメタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、
2−ナフタレンスルホン酸塩、D−カンファー10−ス
ルホン酸塩および塩酸塩〕とKRN2391の試験結果
を表1に示す。
表 参考例2:熱分析試験ESC−DSC: SC(ステン
レス製の密封セル)を用いた DSC(示差走査熱量測定)〕 (I)試験法 示差走査熱量測定装置(DSC)(マックサイエンス社
製DSC3200)を用いて測定を行なった。昇温速度
を10.0℃/分とし、温度−DSCチャートをえかき
、発熱開始温度を求めた。
(2)結果 本発明化合物のうち、代表的な化合物(KRN2391
のメタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、D
−カンファー−10−スルホン酸塩および塩酸塩〕とK
RN2391の発熱開始温度を表2に示す。
参考例3:水に対する溶解度 (I)試験法 試料を粉末とした後、一定量を秤量し、水に加え室温で
5分間振り混ぜた。試料を溶解するのに要した水の量か
ら、水1mlに溶かすことができる試料の量を求めた。
(2)結果 本発明化合物のうち、代表的な化合物(KRN2391
のメタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、2
−ナフタレンスルホン酸塩および塩酸塩〕とKRN23
91の水1mlに対する溶解度を表3に示す。
実施例1 a)  3−シアノピリジン(I0,0g。
96、 1 m5ol)をn−プロパツール(I20m
l)に溶解し、ナトリウムメトキシド(0,16g。
2.9■−of)を加え、室温にて3時間攪拌した。
反応後、酢酸(0,19g、 3. 2gmol)を加
えて反応液を中和し、減圧濃縮した。濃縮後、濃縮残渣
にヘキサン(I00ml)を加え、不溶物及び析出して
くる未反応の3−シアノピリジンをン戸別後、ヘキサン
溶液を減圧濃縮して、プロピル−3ピリジンカルボキシ
イミデートの粗生成物(I1,3g)を淡黄色オイルと
して得た。
次にこのオイルにシアナミド(5,89g。
140 +nol)及びNa2HP04(9,93g。
70gmol)とNaH2PO4・2H20(43,7
g、280gmol)とのリン酸緩衝液(pH5,4,
75m1)を加え、室温にて7時間攪拌した。反応後、
反応液をジクロロメタン(I50mlxB回)にて抽出
し、ジクロロメタン層を無水硫酸ナトリウムにて脱水後
減圧濃縮した。
得られた濃縮残渣はシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ワコーゲルC−200,200g)に供し、ヘキサ
ン:ジエチルエーテル(I: 2)にて溶出した。溶出
した両分は減圧濃縮して、ブロビル−N−シアノ−3−
ピリシンカルミキシイミデート(I0,9g、57.6
層−01、収率60%)を淡黄色オイルとして得た。
赤外吸収スペクトル(el−1% n e a t) 
 :2960.2180.1610.1320核磁気共
鳴スペクトル(500MHz。
CDC1B中):δ(ppa+) 9、 19 (IH,d、  J−1,8Hz)、8、
84 (IH,dd、  J−1,8,4,9Hz)、
8、 52 (IH,dt、  J=1.8. 7. 
9Hz)、7.49 (IH,dd、J−4,9,7,
9Hz)、4、44 (2H,t、  J −6,3H
z)、1、89 (2H,m) 、1. 07 (3H
,、t。
J−7,6Hz) b)  2−ニトロキシエチルアミン・塩酸塩(8,3
g、 58. 2gmol)を水(30ml)に溶解し
、それ1こNaOH(2,4g、60.0−aol)を
水(20ml)に溶解して加え、さらにプロピル−N−
シアノ−3−ピリジンカルボキシイミデート(I0,O
g、 52.811mol)を加え、室温で1時間攪拌
した。反応後、反応液中に析出した結晶をi濾過し、さ
らにこの結晶を水にて洗浄して、表題の化合物(8,5
g、36. 1saol、収率68%)を無色針状結晶
として得た。
的性質 融点:99.5〜100.2℃ 赤外吸収スペクトル(cs+−’、 KB r)  :
2180.1640.1590.1280核磁気共鳴ス
ペクトル(I00MIIz 。
CDC1B中):δ(ppm) 8、 73 (IH,d、  l−4,9Hz) 、8
. 71(IH,s) 、8.16 (IH,d、J騨
7.9Hz) 、7.51 (IH,dd、J =4.
9゜7.9Hz) 、4.72 (2H,t、J−4,
9Hz) 、3.84 (2H,t、  J −4,9
Hz)元素分析: CHN 計算値 45. 96 3.86 29. 78分析値
 45.773゜78 30.00%)(09H9N5
°3) 実施例2 N−シアノ−N’  −(2−二トロキシエチル)−3
−ピリジンカルボキシイミダミド(24,9g、 0.
 11@01 )とメタンスルホン酸(I0,5g、 
0. 1lsol )をメタノール(300ml)に溶
解した溶液に、ジイソプロピルエーテル(400ml)
を加え室温で一晩放置した。
析出した結晶を戸数し、ジイソプロピルエーテル(40
0ml)で洗浄した。減圧下40℃で乾燥させることに
より、表題の塩(31,4g。
0、 10sol 、収率91%)を結晶として得た。
得られた塩は、メタノール−ジイソプロピルエーテル系
から再結晶化させた。
融点=148〜150℃ 赤外吸収スペクトル(cs−1,KB r)  :21
80.1620.1580.1280.1220.54
0 核磁気共鳴スペクトル(500Mllz。
CD30D中):δ(ppa+) 9.17 (IH,brs) 、9.03 (IH。
b r t、  J−1,811z) 、8. 73 
(IH。
brd、  J −8,611z) 、8. 16 (
IH。
brd、  J−5,511z) 、4.78 (2H
,t。
J−4,9Hz) 、3.91 (2H,t。
J−4,911z) 、2.69 (3H,s)元素分
析: CHN 計算値 36. 25 3.95 21. 14分析値
 36.25 3.88 21.34(%)(C1oH
13N506S) 実施例3 N−シアノ−N’  −(2−二トロキシエチル)3−
ピリジンカルボキシイミダミド(25,1g、 0. 
11a+ol )とp−トルエンスルホン酸(21,0
g、 0. 11aol )を40℃でメタノール(3
00ml)に溶解した溶液に、ジエチルエーテル(60
0ml)を加え、室温で一晩放置した。
析出した結晶を戸数し、ジエチルエーテル(500ml
)で洗浄後、減圧下40℃で乾燥させることにより、表
題の塩(40,1g、0.09sol 、収率82%)
を結晶として得た。
得られた塩は、メタノール−ジエチルエーテル系から再
結晶化させた。
融点:139〜140℃ 赤外吸収スペクトル(cab−’、 KB r)  :
2180、 1570.1280.1160、核磁気共
鳴スペクトル(500MIIz。
CD30D中):δ(ppIm) 9.17 (IH,s) 、9.02 (IH,d。
J=4.911z) 、8.76 (IH,dd。
J=1.2,7.911z) 、8.17 (IH,d
d。
J=5.5,7.311z) 、7.67 (2H,d
J=7.9Hz) 、7.22 (2H,d。
J =7. 911z) 、4. 76 (2H,t。
J −4,911z) 、3. 89 (2H,t。
J=4.9Hz) 、2.36 (3H,s)元素分析
: CHN 計算値 47.17 4.21 17.19分析値 4
7.22 4.25 17.14(%)(C16H17
N506S) 実施例4 N−シアノ−N’  −(2−二トロキシエチル)3−
ピリジンカルボキシイミダミド(5,10g、 21.
 7+uaol)とアセトン(30ml)溶液に、攪拌
しながらベンゼンスルホン酸φ−水和物(3,86g、
21.9腸−01)のアセトン(20ml)溶液を加え
た。室温で一晩放置し、析出した結晶を戸数した。アセ
トン(50ml)で2回洗浄後、減圧下40℃で乾燥さ
せることにより、表題の塩(6,46g、 16.4s
a+ol、収率76%)を結晶として得た。
得られた塩は、メタノール−アセトン系から再結晶化さ
せた。
融点:135〜137℃ 赤外吸収スペクトル(clo−1、KBr):2180
.1630.1580.1280、核磁気共鳴スペクト
ル(500MIlz。
CD30D中):δ(ppm ) 9.22 (IH,s) 、9.05 (IH,d。
J =5. 511z) 、8. 83 (IH,b 
r d。
J =7.9Hz) 、8.23 (IH,dd。
J=5.5,7.911z) 、7.80 (2H,d
d。
J−2,1,7,3Hz) 、7.5−7.4 (3H
m) 、4.77 (2H,t、J=4.911z)、
3、 90 (2H,t、  J=4. 911z)元
素分析: CHN 計算値 45.80 3.84 17.80分析値 4
5.60 3.78 17.74(%)(C15H15
N506S) 実施例5 タレンスルホン酸塩の製造 N−シアノ−N’  −(2−ニトロキシエチル)−3
−ピリジンカルボキシイミダミド(5,10g、 21
. 7ml1ol)のアセトン(30ml)溶液に、攪
拌しながら2−ナフタレンスルホン酸・−水和物(5,
00g、22.1■mol)のアセトン(20ml)溶
液を加えた。室温で一晩放置し、析出した結晶を戸数し
た。アセトン(50ml)で2回洗浄後、減圧下40℃
で乾燥させることにより、表題の塩(8,58g、 1
9.4ssol、収率89%)を結晶として得た。
得られた塩は、熱メタノールから再結晶化させた。
融点=152〜153℃ 赤外吸収スペクトル(c+*−’、 KB r)  :
2180.1625.1570.1280、核磁気共鳴
スペクトル(500MHz。
CD30D中):δ(ppm) 9、 21  (IH,d、  J−1,2Hz) 、
9. 03(IH,d、J−4,91z) 、8.80
 (IH。
dd、  J−−1,8,7,911z) 、8. 3
2 (IH。
s) 、8.19 (IH,dd、J−5,8゜8、 
211z) 、8.0〜7.8 (4H,m)、7.6
〜7.5 (2H,m) 、4.76 (2H。
t、  J −4,911z) 、3. 89 (2H
,t。
J =4.911z) 元素分析: CHN 計算値 51.46 3. 86 15. 79分析値
 51.35 3.63 15.53(%)(C19H
17N506S) 実施例6 N−シアノ N′ (2−ニトロキシエチル) 3−ピリジンカルボキシイミダミド(5,00is 2
1. 3−■01)とD−カンファー−10−スルホン
酸(5,00tr、21.5鳳−ol)をアセトン(I
00ml)に溶解した溶液を30分間攪拌した後、減圧
濃縮した。残シラツブを60℃でメタノール(20ml
)に溶解し、2−プロパツール(I00ml)を加え室
温で一晩放置した。析出した結晶を戸数し、2−プロパ
ツール(I00ml)で洗浄した。減圧下40℃で乾燥
させることにより、表題の塩(7,97g、17.1s
mol、収率80%)を結晶として得た。
得られた塩は、メタノール−2−プロパツール系から再
結晶化させた。
融点:145〜146℃ 赤外吸収スペクトル(cs−1,KB r)  :21
60.1735.1630.1580.1280.10
30 核磁気共鳴スペクトル(500MHz。
CD 30D中)  : δ  (pps  )9.1
7 (IH,s) 、9.03 (IH,d。
J、−5,511z) 、8. 72 (IH,d、 
 J−8、611z) 、8. 15 (IH,dd、
  J−5,5゜7、 911z) 、4. 78 (
2H,t、  J=4. 911z) 、3. 91 
(2H,t、  J −4,911z)、3、 27 
(IH,d、  J−15,311z)、2.75 (
IH,d、J=14.711z)、2、 62 (IH
,b r t、  J =11. 0tlz)、2.3
4 (IH,brd、J=18.3)1z)、2.1〜
2.0 (2H,m) 、1.89 (IH。
d、J=18.3Hz) 、1.7〜1.6 (IH。
m) 、1.5〜1.4 (IH,m) 、1.11(
3H,s) 、0.85 (3H,s)元素分析: CHN 計算値 48,81 5.39 14.95分析ffi
  48.91 5. 33 14.87(%)(C1
9H2,N507S) 実施例7 製造 硝酸(Sp、Gr、   1.41.1.2g。
13、 1+n+nol)を氷水冷下メタノール(20
ml)に加えた。室温に戻した後、N−シアノ−N′(
2−ニトロキシエチル)−3−ピリジンカルボキンイミ
ダミド(3g、 12. 8gmol)を溶解し、30
分間攪拌した。溶媒を減圧除去し、残シラツブをエタノ
ール(20ml)に溶かした後、減圧濃縮する一連の操
作を3回繰り返した。次に残シラツブをメタノール(2
0ml)に溶解し、2−プロパツール(I00ml)を
加え、室温で一晩放置した。析出した結晶を戸数し、2
−プロパツール(50ml)で洗浄後、減圧下40℃で
乾燥させることにより表題の塩(2,99gs 10.
  Oamol。
収率78%)を結晶として得た。
得られた塩は、メタノール−2−プロパツール系から再
結晶化させた。
N−シアノ−N’  −(2 ニトロキシエチル) 融点:118〜124℃ 赤外吸収スペクトル(ca−1,K B r )  :
2180.1620.1440.1380.1280.
900 核磁気共鳴スペクトル(I00MIlz。
CD30D中):δ(ppm) 9、 15 (IH,s) 、9. 03 (IH,d
J=5. 611z) 、8. 67 (LH,brd
J−7,8tlz) 、8. 11 (IH,dd。
J−5,6,8゜1llz) 、4.82 (2H,t
J −4,911z) 、3. 94 (2H,t。
J=4. 911z) 元累分析: CHN 計算値 36. 25 3. 38 28. 18分析
値 36.42 3.31 27.92(%)(C9H
ION606) 実施例8 製造 濃硫酸(Ig、 10. 0saol)を氷水冷下エタ
ノール(50ml)に加えた。室温に戻し、N−シアノ
−N’  −(2−二トロキシエチル)−3−ピリジン
カルボキシイミダミド(4,75g。
20、 2m5ol)を溶解した後、室温で一晩放置す
ると、シラツブが沈殿した。上清を除き、残シラツブに
エタノールを加え攪拌した後、シラツブを沈澱させた。
上清を除き、残シラツブを減圧乾固させることにより、
表題の塩(2,99g。
10、 5v++ol、収率52%)を吸湿性固体とし
て得た。
赤外吸収スペクトル(el’% n e a t)  
:2180.1630. 1580゜ 核磁気共鳴スペクトル(I00MHz cD3oD中):(5(+)I)l) 9.12 (IH,s) 、9.01 J−5,4Hz) 、8. 66 (IH。
J=7. 311z) 、8. 09 (IH。
J−5,6,8,1llz) 、4. 78J−5,1
llz) 、3. 90 (2H。
J=5.1)1z) 実施例9 (IH,d。
brd。
dd。
(2H,t。
t。
製造 N−シアノ−N’  −(2−ニトロキシエチル)−3
−ピリジンカルボキシイミダミド(I5,Ogs 63
.8saol)をメタノール(I00ml)に溶かした
溶液に、攪拌しながら塩化水素−メタノール試薬(I0
%(w / w )塩化水素、35g)を加えた。2−
プロパツール(250m1) ヲ加え、室温で一晩放置
し、析出した結晶を戸数後、2−プロパノール(250
ml)で洗浄した。減圧下乾燥させることにより、表題
の塩(I6,4g。
60.4gmol、収率95%)を結晶として得た。
得られた塩は、水−2−プロパツール系から再結晶化さ
せた。
融点:133〜136℃ 赤外吸収スペクトル(cs−1、KBr):2180.
1620.1600.1430、核磁気共鳴スペクトル
(500MHz。
CD30D中):δ(ppm ) 9、 26 (IH,s) 、9. 10 (IH,d
J−5,5Hz) 、8.88 (IH,dd。
J−1,8,6,7Hz) 、8.28 (IH,dd
J−5,5,7,9Hz) 、4.79 (2H,’t
J−5,5Hz) 、3. 92 (2H,t。
J−5,5Hz) 元素分析: 計算値 39゜ 3゜ 25゜ 分析値 3゜ 25゜ 53(%) (C9H1oN503C1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式( I )で示されるKRN2391酸付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X^−はCH_3SO_3^−、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼ Cl^−、1/2SO_4^2^−またはNO_3^−
    を表す。)2、請求項1に記載の式( I )で示される KRN2391酸付加塩を有効成分とする降圧剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995015967A1 (fr) * 1993-12-07 1995-06-15 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Compose nitro
JP2006524214A (ja) * 2003-04-22 2006-10-26 ソルベイ・フアーマシユーチカルズ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 4−(4−トランス−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ−2−フェニル−7H−ピロロ[2,3d]ピリミジンハイドロジェンメシラートおよびその多形型体
JP2007532530A (ja) * 2004-04-09 2007-11-15 ハンミ ファーム. シーオー., エルティーディー. 結晶性クロピドグレルナフタレンスルホン酸塩又はその水和物、その製造方法及びそれを含む医薬組成物

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