JPH04127979A - 高エネルギビーム円形溶接方法 - Google Patents
高エネルギビーム円形溶接方法Info
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- JPH04127979A JPH04127979A JP24724690A JP24724690A JPH04127979A JP H04127979 A JPH04127979 A JP H04127979A JP 24724690 A JP24724690 A JP 24724690A JP 24724690 A JP24724690 A JP 24724690A JP H04127979 A JPH04127979 A JP H04127979A
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- welding
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- welded
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims abstract description 7
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- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、円形状に溶接する高エネルギビーム円形溶接
方法に関する。
方法に関する。
従来の高エネルギビーム円形溶接方法においては、第4
図に示すように円周上の一点01から溶接をスタートし
、円周上を一周してラップさせた後、溶接0巻ビームエ
ネルギーをスロープダウンさせつつ同一円周上を進行さ
せて溶接を終了する。
図に示すように円周上の一点01から溶接をスタートし
、円周上を一周してラップさせた後、溶接0巻ビームエ
ネルギーをスロープダウンさせつつ同一円周上を進行さ
せて溶接を終了する。
この場合、熱の拡散しないうちに溶接のスタート位置に
熱源が戻ってきて同じところを周回するため、過熱によ
り割れその他の不具合を生じる場合があった。
熱源が戻ってきて同じところを周回するため、過熱によ
り割れその他の不具合を生じる場合があった。
従来の高エネルギビーム円形溶接方法においては、溶接
をスタートし、パワーを次第に増加させ(スロープアッ
プ範囲)、正規のパワーに到達した時点よりそのパワー
で円形を一周させた後、次第にパワーを漸減(スロープ
ダウン範囲)させながら溶接を終了する。従って、小さ
い円形の場合、同一円形上を幾度も回ることになる。通
常、スロープアップには1秒程度、スロープダウンには
3秒程度とするので、例えば直径5mの円形を1顛/5
hinの速度で溶接する場合には、同一円形上をおよそ
5回もまわることになり、過熱によって割れ、表面のへ
こみ、材質劣化等の不具合を引起していた。
をスタートし、パワーを次第に増加させ(スロープアッ
プ範囲)、正規のパワーに到達した時点よりそのパワー
で円形を一周させた後、次第にパワーを漸減(スロープ
ダウン範囲)させながら溶接を終了する。従って、小さ
い円形の場合、同一円形上を幾度も回ることになる。通
常、スロープアップには1秒程度、スロープダウンには
3秒程度とするので、例えば直径5mの円形を1顛/5
hinの速度で溶接する場合には、同一円形上をおよそ
5回もまわることになり、過熱によって割れ、表面のへ
こみ、材質劣化等の不具合を引起していた。
本発明は、同一円形上にスロープアップ範囲、スロープ
ダウン範囲のある従来のものがもつ以上のような課題を
解消させ、割れ、表面のへこみ、材質劣化等の不具合を
起さない溶接方法を提供することを目的とする。
ダウン範囲のある従来のものがもつ以上のような課題を
解消させ、割れ、表面のへこみ、材質劣化等の不具合を
起さない溶接方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
本発明の高エネルギビーム円形溶接方法は、円形形状の
本来の溶接部分の外側に同溶接部分とそれぞれ連通する
スロープアップ部とスロープダウン部を設け、溶接深さ
を漸増させながらスロープアップ部を溶接し、本来の溶
接部分を定常深さで溶接した後、溶接深さを漸減させな
がらスロープダウン部を溶接して完了することを特徴と
している。
本来の溶接部分の外側に同溶接部分とそれぞれ連通する
スロープアップ部とスロープダウン部を設け、溶接深さ
を漸増させながらスロープアップ部を溶接し、本来の溶
接部分を定常深さで溶接した後、溶接深さを漸減させな
がらスロープダウン部を溶接して完了することを特徴と
している。
上記においては、円形形状の本来の溶接部分の外側で溶
接をスタートし、溶接深さを漸増させながらスロープア
ップ部を溶接し、円形形状の本来の溶接部分の一点に到
達した時点より定常深さで円形に沿って溶接した後、溶
接深さを漸減させながらスロープダウン部を溶接するこ
とにより、円形軌道の外側へ熱源を逃がす。このため、
同一円形上で溶接を完了する従来の方法にくらべて、熱
の拡散がはかられ、過熱を防くことが可能となる。
接をスタートし、溶接深さを漸増させながらスロープア
ップ部を溶接し、円形形状の本来の溶接部分の一点に到
達した時点より定常深さで円形に沿って溶接した後、溶
接深さを漸減させながらスロープダウン部を溶接するこ
とにより、円形軌道の外側へ熱源を逃がす。このため、
同一円形上で溶接を完了する従来の方法にくらべて、熱
の拡散がはかられ、過熱を防くことが可能となる。
上記により、本来の溶接部分の熱拡散がはかられ、過熱
することがないため、溶接による割れ、表面のへこみ、
材質劣化などを防止することが可能となる。
することがないため、溶接による割れ、表面のへこみ、
材質劣化などを防止することが可能となる。
〔実施例]
本発明の第1の実施例を第1図を参照しながら説明する
。
。
第1図に示す本実施例は、円形形状の本来の溶接部分3
の外側に溶接スタート位置1、スロープアップ部2及び
スロープダウン部4を設けたものであり、溶接スタート
位置1より溶接をスタートし、スロープアップ部2をス
ロープアンプしながら溶接し、次に円形形状の本来の溶
接部分3を一周して定常深さで溶接した後、スロープダ
ウン部4をスロープダウンしながら溶接して溶接を完了
する。
の外側に溶接スタート位置1、スロープアップ部2及び
スロープダウン部4を設けたものであり、溶接スタート
位置1より溶接をスタートし、スロープアップ部2をス
ロープアンプしながら溶接し、次に円形形状の本来の溶
接部分3を一周して定常深さで溶接した後、スロープダ
ウン部4をスロープダウンしながら溶接して溶接を完了
する。
上記において、溶接スタート位置をスタートした溶接は
、スロープアップ部2で溶接深さを漸増させ定常深さと
する。円形形状の本来の溶接部分3は、この定常深さの
状態で溶接した後、スロープダウン部4を溶接深さを漸
減させながら溶接し、完了する。
、スロープアップ部2で溶接深さを漸増させ定常深さと
する。円形形状の本来の溶接部分3は、この定常深さの
状態で溶接した後、スロープダウン部4を溶接深さを漸
減させながら溶接し、完了する。
本実施例においては、スロープアップ部2及びスロープ
ダウン部4は本来の溶接部分3とラップすることがない
ため、熱拡散がはかられる。
ダウン部4は本来の溶接部分3とラップすることがない
ため、熱拡散がはかられる。
上記により、本来の溶接部分の熱拡散がはかられ、過熱
することがないため、溶接による劃れ、表面のへこみ、
材質劣化等を防止することが可能となる。
することがないため、溶接による劃れ、表面のへこみ、
材質劣化等を防止することが可能となる。
本発明の第2の実施例を第2図を参照しながら説明する
。
。
第2図に示す本実施例は、円形形状の本来の溶接部分3
の外側のはイ180°回転させた位置にそれぞれ溶接ス
タート位置1a、lb、スロープアップ部2a、2b、
スロープダウン部4a。
の外側のはイ180°回転させた位置にそれぞれ溶接ス
タート位置1a、lb、スロープアップ部2a、2b、
スロープダウン部4a。
4bを設けたものであり、溶接スタート位置1aより溶
接をスタートし、スロープアップ部2a、本来の溶接部
分3の半周部分3a及びスロープダウン部4aを溶接し
た後、更に、溶接スタート位置1bより溶接をスタート
し、スロープアップ部2b、本来の溶接部分3の半周部
分3b及びスロープダウン部4bを溶接するものである
。
接をスタートし、スロープアップ部2a、本来の溶接部
分3の半周部分3a及びスロープダウン部4aを溶接し
た後、更に、溶接スタート位置1bより溶接をスタート
し、スロープアップ部2b、本来の溶接部分3の半周部
分3b及びスロープダウン部4bを溶接するものである
。
本実施例においても、第1の実施例と同様にスロープア
ップ部2a、2b及びスロープダウン部4a、4bは本
来の溶接部分3とラップすることがないため、熱拡散が
はかられ、溶接による割れ等を防止することが可能であ
る。
ップ部2a、2b及びスロープダウン部4a、4bは本
来の溶接部分3とラップすることがないため、熱拡散が
はかられ、溶接による割れ等を防止することが可能であ
る。
本発明の第3の実施例を第3図を参照しながら説明する
。
。
第3図に示す本実施例は、円形形状の本来の溶接部分3
の外側のは)同一位置に溶接スタート位1E1c、ld
、は1同一線上にスロープアップ部2c、2d及びスロ
ープダウン部4c、4dをそれぞれ設けたものであり、
溶接スタート位置ICより溶接をスタートし、スロープ
アップ部2C1本来の溶接部分3の半周部分3c及びス
ロープダウン部4cを溶接した後、更に、溶接スタート
位置1dより溶接をスタートし、スロープアンプ部2d
、本来の溶接部分3の半周部分3d及びスロープダウン
部4dを溶接するものである。
の外側のは)同一位置に溶接スタート位1E1c、ld
、は1同一線上にスロープアップ部2c、2d及びスロ
ープダウン部4c、4dをそれぞれ設けたものであり、
溶接スタート位置ICより溶接をスタートし、スロープ
アップ部2C1本来の溶接部分3の半周部分3c及びス
ロープダウン部4cを溶接した後、更に、溶接スタート
位置1dより溶接をスタートし、スロープアンプ部2d
、本来の溶接部分3の半周部分3d及びスロープダウン
部4dを溶接するものである。
本実施例においても、第1.第2の実施例と同様にスロ
ープアンプ部2c、2d及びスロープダウン部4c、4
dは本来の溶接部分3とラップすることがないため、熱
拡散がはかられ、溶接による割れ等を防止することが可
能である。
ープアンプ部2c、2d及びスロープダウン部4c、4
dは本来の溶接部分3とラップすることがないため、熱
拡散がはかられ、溶接による割れ等を防止することが可
能である。
なお、上記実施例はいずれも円形の直径が小さい場合に
特に効果的である。
特に効果的である。
本発明の高エネルギビーム円形溶接方法は、円形形状の
本来の溶接部分の外側より溶接を開始し、円形上を溶接
後、再び円軌道の外側へ熱源を逃がして溶接を終了する
ことにより、円形溶接の過熱を避け、溶接割れや表面の
へこみ、材質劣化等を起さない円形溶接を可能とする。
本来の溶接部分の外側より溶接を開始し、円形上を溶接
後、再び円軌道の外側へ熱源を逃がして溶接を終了する
ことにより、円形溶接の過熱を避け、溶接割れや表面の
へこみ、材質劣化等を起さない円形溶接を可能とする。
第1図は本発明の第1実施例に係る溶接方法の説明図、
第2図は本発明の第2実施例に係る溶接方法の説明図、
第3図は本発明の第3実施例に係る溶接方法の説明図、
第4図は従来の溶接方法を示す説明図である。 1、la、lb、lc、ld−・・溶接スタート位置、 2.2a、2b、2c、2d・・・スロープアップ部、 3・・・本来の溶接部分、 3a、3b、3c、3d−半周部分、 4.4a、4b、4c、4d・・−スロープダウン部。 代理人 弁理士 坂 間 暁 外2名列I図 83図 d 荊2図 月4Z
第2図は本発明の第2実施例に係る溶接方法の説明図、
第3図は本発明の第3実施例に係る溶接方法の説明図、
第4図は従来の溶接方法を示す説明図である。 1、la、lb、lc、ld−・・溶接スタート位置、 2.2a、2b、2c、2d・・・スロープアップ部、 3・・・本来の溶接部分、 3a、3b、3c、3d−半周部分、 4.4a、4b、4c、4d・・−スロープダウン部。 代理人 弁理士 坂 間 暁 外2名列I図 83図 d 荊2図 月4Z
Claims (1)
- 円形形状の本来の溶接部分の外側に同溶接部分とそれぞ
れ連通するスロープアップ部とスロープダウン部を設け
、溶接深さを漸増させながらスロープアップ部を溶接し
、本来の溶接部分を定常深さで溶接した後、溶接深さを
漸減させながらスロープダウン部を溶接して完了するこ
とを特徴とする高エネルギビーム円形溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24724690A JPH04127979A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 高エネルギビーム円形溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24724690A JPH04127979A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 高エネルギビーム円形溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127979A true JPH04127979A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17160633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24724690A Pending JPH04127979A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 高エネルギビーム円形溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127979A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231308A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Denso Corp | 樹脂材のレーザ溶着方法 |
JP2005342759A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | 架橋構造体の溶接方法 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24724690A patent/JPH04127979A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231308A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Denso Corp | 樹脂材のレーザ溶着方法 |
JP2005342759A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | 架橋構造体の溶接方法 |
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