JPH04127603A - カスコード型差動増幅回路 - Google Patents

カスコード型差動増幅回路

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JPH04127603A
JPH04127603A JP2248327A JP24832790A JPH04127603A JP H04127603 A JPH04127603 A JP H04127603A JP 2248327 A JP2248327 A JP 2248327A JP 24832790 A JP24832790 A JP 24832790A JP H04127603 A JPH04127603 A JP H04127603A
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JP
Japan
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voltage
transistor
transistors
collector
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2248327A
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English (en)
Inventor
Daisuke Murakami
大助 村上
Tadao Kuwabara
桑原 忠雄
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカスケード回路に係わり、特に電流電圧変換部
分に付いている大きな寄生容量の影響を受けないように
するものに用いて好適なものである。
〈発明の概要〉 本発明のカスケード回路は、差動接続された一対のトラ
ンジスタにより電流−電圧変換を行うとともに、上記一
対のトランジスタにより生成される電圧信号を取り出す
ための一対の信号出力用トランジスタが設けられている
カスケード回路において、上記電圧信号取り出し用の一
対のトランジスタのエミッタ電圧の変化分を検出し、上
記エミッタ電圧の変動に応じて上記電圧信号取り出し用
トランジスタのベース電圧を変化させるようにすること
により、上記電圧信号取り出し用トランジスタのベース
およびエミッタ間の電位が変化する際の変化勾配を大き
くするようにして、上記電圧信号取り出し用トランジス
タのエミッタに大きな浮遊容量が付いても、電流−電圧
変換を行う動作に大きな時間遅れが発生しないようにし
たカスケード回路である。
〈従来の技術〉 周知の通り、電流−電圧変換を行うだめの回路として、
従来よりカスケード回路が用いられている。第4図は、
従来より用いられているカスケード回路の一例を示す構
成図である。第4図のカスケード回路は、トランジスタ
Q、、Q、により電圧−電流変換された電流出力から電
圧出力を取り出すために、一対のトランジスタQ、、Q
zをカスケード接続して設けたものである。このように
構成されたカスケード回路においては、第4図に示すよ
うに、入力信号電圧V Ill、  V INI+に応
じてオン/オフ動作する一対のトランジスタQ3.Q4
の動作状態によって、一対のトランジスタQQ2のベー
ス°エミッタ間の電圧VIIEI ・ VIIEZの大
きさが変動する。したがって、上記トランジスタQ、、
Q、を正常に動作させるためには、上記電圧変動分を補
償しなければならない。
すなわち、一対のトランジスタQ、、Q、の各エミッタ
に印加される電圧v、、V、は、下記に示すように、 vA””(ν十kT/ q  l −(I。
+ I  (1+x ) l / I s )   −
=il)Ve ”’  (V +kT/ Q  ・I 
l、(I。
+1  (1x )l/Is )  ・・・・・・(2
)となる。 なお、k:ボルツマン定数 T:絶対温度 q:電荷 ■、:飽和電流である。
したがって、 となる。上記各式において、Xは一1≦X≦1の範囲で
変化するので、 VIIVA  IIAX =kT/ Q’ l 、1(
Io +2  I )/Io  ・・−・−(4)とな
る。すなわち、トランジスタQ3.Q4のスイッチング
動作に応じてトランジスタQ、、Q。
は、それぞれkT/ Q  −1、(10+2 1 )
/10だけ変動することになる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来のカスケード回路は、第4図に示したよう
に、トランジスタQ、、Q、のコレクタに浮遊容量Cが
付いた場合には、 Q=C・■     ・・・・・・(4)の関係から、
上記浮遊容量Cを充放電してからでないと上記一対のト
ランジスタQ、、Qzに電圧を印加することが出来ない
。したがって、上記浮遊容量Cが大きい場合には、出力
信号が大きくデイレイしてしまい、高速性が損なわれて
しまう不都合があった。
本発明は上述した点に鑑みなされたもので、カスケード
回路における電流−電圧変換部分に大きな浮遊容量が付
いても電流−電圧変換速度が損なわれないようにするこ
とを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案のカスケード回路は、電圧の変化を電流の変化に
変換するために差動接続された一対のトランジスタと、
上記一対のトランジスタにより生成される電流信号から
電圧信号を取り出すためにこれらのトランジスタの各コ
レクタにそれぞれ接続された一対の信号出力用トランジ
スタとにより構成されたカスケード回路において、上記
一対の信号出力用トランジスタの各エミッタにそれぞれ
のベースを接続して一対の差動増幅用トランジスタを設
け、上記差動増幅用トランジスタのコレクタに負荷を接
続し、上記差動増幅用トランジスタのコレクタ電圧をそ
のベース電圧に応じて変化させるようにするとともに、
上記信号出力用トランジスタのベースと上記差動増幅用
トランジスタのコレクタとをそれぞれ接続している。
〈作用〉 差動接続された一対のトランジスタにより電圧電流変換
を行い、かつ上記一対のトランジスタにそれぞれ一対の
信号出力用トランジスタを接続し、これらの信号出力用
トランジスタを介して上記電圧−電流変換用トランジス
タにより生成される電流信号から電圧信号を取り出すよ
うにするとともに、上記電圧信号取り出し用の一対のト
ランジスタのエミッタ電圧の変化分を検出し、上記エミ
ッタ電圧の変動に応して上記電圧信号取り出し用トラン
ジスタのベース電圧を変化させるようにする。これによ
り、上記電圧信号取り出し用トランジスタのベースおよ
びエミッタ間の電位が変化する際の変化勾配を大きくす
ることが可能となり、上記電圧信号取り出し用トランジ
スタのエミッタに大きな浮遊容量が付いても、上記浮遊
容量の充放電が完了する前に上記電圧信号取り出し用ト
ランジスタをオン/オフ駆動することが出来るようにな
り、電流−電圧変換を行う動作が、上記浮遊容量により
遅延されることが防止される。
〈実施例〉 第1図は、本発明の一実施例を示すカスケード回路の回
路構成図である。
第1図から明らかなように、本実施例のカスケード回路
7は、第4図に示した従来のカスケード回路に、一対の
トランジスタQ1.Q、を備えた差動増幅回路を次のよ
うに接続したものである。
すなわち、新たに設けたトランジスタQ、のへ一スをト
ランジスタQ1のエミッタとトランジスタQ3のコレク
タとの接続点に接続する。
一方、トランジスタQ、のベースをトランジスタQ2の
エミッタとトランジスタQ4のコレクタとの接続点に接
続する。また、トランジスタQ。
(Q6)のコレクタに負荷としてn個のダイオードD、
−D、を接続するとともに、トランジスタQ、(Q、)
のコレクタとダイオードD1〜D。
との接続点とトランジスタQ、(Q、)のベースとを接
続する。また、共通に接続されたトランジスタQ5.Q
6のエミッタは、定電流源を介して電源V、に接続する
このように構成された本実施例のカスケード回路7にお
いては、トランジスタQ3がオンした場合は、そのトラ
ンジスタQ3のコレクタ電流が増加するため、トランジ
スタQ1のエミッタおよびベース間の電位差が大きくな
らなければならない。
したがって、トランジスタQ1のベース電圧が固定なら
ば、エミッタ電圧が下がらなくてはならない。これに対
し、本実施例のカスケード回路7はトランジスタQ5お
よびQ6のエミッタが共通になっていて、エミッタ電圧
が下がろうとしたときに、トランジスタQ、のベース電
圧が下がるために、そのコレクタ電圧が上昇する。すな
わち、上記のタイミングにおいてトランジスタQ5のベ
ース・エミッタ間の電圧が小さくなり、トランジスタQ
、に流れる電流が減少する。このため、トランジスタQ
、のコレクタにn個接続されたダイオードD1〜D、l
に流れる電流も減少するので、順方向電圧Vfも減少す
る。したがって、それに比例してトランジスタQ1のベ
ース電圧が上昇する。これにより、そのベース・エミッ
タ間の電位差が速く大きくなり、トランジスタQ1には
動作電流がすくに流れるようになる。
上述したように、トランジスタQ1のエミッタには大き
な容量が付いているので、従来はエミッタの電圧が下が
るのに長い時間がかかっていた。
しかし、ベースには容量が付いていないので、上述した
ようにトランジスタQ、のコレクタ電圧が下がるのに応
して即座に上昇する。したがって、本実施例のカスケー
ド回路7の場合は、ベース電圧が固定の場合と比較して
トランジスタQ1を非常に速くオンさせることが出来、
大きな浮遊容量Cが付いても信号にデイレイが生じない
ようにすることが出来る。
次に、上述した動作を数式を用いて具体的に説明する。
トランジスタQ、、Q、は入力電圧VINVINBによ
りスイッチング動作する。この場合、トランジスタQ3
に与えられる電圧V、M’=“H”のとき、 ■え−V−Δ■   ・・・・・・(5)V、=V+Δ
■   ・・・・・・(6)とすると、トランジスタQ
1のベース・エミッタ間電圧VIIEI は、第4図で
説明した従来の回路と同様に、kT/ q  I 、、
(r。+2I)/I。だけ変動するため、 ((V+ΔV−(シーΔν) ) /2re Xnre
 +ΔV〕 =kT/ q  −1fi(Io +2  I )/I
。   ・・・・・・(7)となり、 ΔV = 1 / n + 1 ・kT/ q  l  、(1゜÷2 1)/1.・・
・・・・(8)となる。
すなわち、トランジスタQ、、Q4はスイッチング動作
をしているため、エミッタ電圧はそれぞれ1/n+1 
 kT/ q  l −(Io +21)/Ioだけ変
動することになる。
したがって、本実施例のカスケード回路7においては、
トランジスタQ3.Q、のコレクタに配線容量等の寄生
容量が付いた場合においても、Q=C’ 石〒kT/ 
q  ’ l 、 (Io +2  I)/Io”・(
9)の電荷を充放電すればよくなり、動作速度を大幅に
向上させることが出来る。
上述の説明は、トランジスタQ3側について行ったが、
トランジスタQ4側についても同様な動作が得られる。
すなわち、トランジスタQ4がオフした場合には、トラ
ンジスタQ2のコレクタに電流が流れなくなる。したが
って、このときにはトランジスタQ!のエミッタの電圧
が上昇しようとする。トランジスタQ2のエミッタの電
圧が上昇しようとすると、トランジスタQ6のベース電
圧が上がるために、トランジスタQbのベース・エミッ
タ間の電圧が大きくなる。これにより、トランジスタQ
、を流れる電流が増加するので、ダイオードD、−D、
、にががる電圧も大きくなる。
したがって、トランジスタQ2のベースの電圧が下がる
ので、トランジスタQ2におけるベース・エミッタ間の
電圧■1□が急速に小さくなる。このため、トランジス
タQ2は急速にオフするようになり、トランジスタQ、
、Q4側においても浮遊容量によるデイレイが発生しな
いようにすることが出来る。
第2図は、第1図に示した実施例のカスケード回路7と
、第4図に示した従来のカスケード回路との動作を比較
するための特性図である。第2図において、破線で示す
特性曲線Aは本実施例のカスケード回路7において、ダ
イオードDを一個接続した場合の特性を示し、実線で示
す特性Bは従来のカスケード回路の特性を示している。
第2図から明らかなように、本実施例のカスケード回路
7の場合は、従来回路と比較して電圧変化勾配を太き(
することが出来、浮遊容量による信号遅延を確実に防止
することが出来る。
このように構成された本実施例のカスケード回路7は、
例えば第3図の回路構成図に示すようなパルス信号発生
回路に使用される。この回路は、遅延回路1、セレクタ
2、R−Sフリップ・フロップ3等により構成されてい
て、前段の回路の出力アンプ4から導出された入力パル
ス信号S8.。
がR−Sフリップ・フロップ3のセット入力端子Sに供
給されるとともに遅延回路1に与えられる。
入力パルス信号S inが与えられると、R−Sフリッ
プ・フロップ3はその出力端子OUTに導出している出
力レベルを“L”レベルからH“レベルに反転させて出
力パルス信号S。uLの形成を開始する。
一方、遅延回路1は、互いに縦続接続された複数の遅延
ゲートG、〜G7と、動作可能状態にされているときに
前段からパルス信号が与えられたら、それを増幅して遅
延回路1の外部に出力する複数の差動増幅器DA、〜D
A、と、これらの差動増幅器DA、〜DAfiの内のい
ずれか一つを動作さ゛せるための電流スイッチ回路5等
により構成されている。したがって、遅延回路1に供給
された入力パルス信号S inは、第1の遅延ゲートG
に入力され、この第1の遅延ゲートG1により所定の時
間だけ遅延された後に、第1の遅延ゲートG1から第2
の遅延ゲートG2に導出される。このため、遅延回路1
に入力されたパルス信号S inが第2の差動増幅器D
 A zに出力されるタイミングは、遅延デー計重段当
たりの遅延時間だけ遅れる。この遅延デー計重段当たり
の遅延時間は、例えば120 psに設定される。また
、第2の遅延ゲートG2に入力されたパルス信号は、こ
の第2の遅延ゲートG、により所定の遅延時間だけ遅延
されてから、第3の遅延ゲートG3に入力される。
このようにして、各遅延ゲートG1〜G、、を順次伝達
されて行く入力パルス信号S rnは、電流スインチ回
路5から動作電流が供給されて動作可能な状態にされて
いる差動増幅器DAによって遅延回路1の外部に導出さ
れる。すなわち、外部から与えられるセレクト信号SE
、〜SE、に応じてセレクタ2からは制御信号C3〜C
イのいずれか一つが電流スイッチ回路5に供給される。
電流スイッチ回路5には、各差動増幅器DA。
〜DA、をそれぞれ個別に駆動させるためのトランジス
タ5a〜5nが設けられていて、セレクタ2から出力さ
れる制御信号C1が電流スイッチ回路5の第1の駆動用
トランジスタ5aのベースに供給される。また、制御信
号C2が上記電流スイッチ回路5の第2の駆動用トラン
ジスタ5bのベースに供給され、制御信号C1が上記電
流スイッチ回路5の第3の駆動用トランジスタ5cのベ
ースに供給される。以下、同様に各制御信号C1がそれ
ぞれ駆動用トランジスタ57に供給される。
これらの駆動用トランジスタ5a〜5nは、各差動増幅
器DA+−DA、と共通電流源6との間にそれぞれ設け
られている。そして、制御信号Cが供給されることによ
りオン動作した駆動用トランジスタに連なる差動増幅器
DAが、共通電流源6に接続されてオン動作可能な状態
になる。
次に、これらの動作について、例えば、セレクタ2から
制御信号C3が出力された場合について具体的に説明す
る。この場合、制御出力C1は電流スイッチ回路5の駆
動用トランジスタ5cに与えられ、このトランジスタが
オン動作する。したがって、このオン動作した駆動用ト
ランジスタ5Cを介して第3の差動増幅器D A 3が
共通電流源6に接続され、オン動作可能な状態に設定さ
れる。
このため、第2の遅延ゲートG2から導出されたパルス
信号が、第3の差動増幅器D A sを構成する一対の
差動増幅用トランジスタTra、Trbのベースにそれ
ぞれ供給されると、このパルス信号はトランジスタTr
a、Trbにより増幅され、カスケード回路7に出力さ
れる。これにより、カスケード回路7を構成する一対の
差動増幅用トランジスタQ、、Q、がオン・オフ動作す
る。これにより、上述した作用によりトランジスタQ2
のコレクタから得られる°′H”レベルの電圧が、出力
アンプ10を介して遅延パルス信号SdとしてR−Sフ
リップ・フロップ3のリセット入力端子Rに与えられる
遅延パルス信号Sdが与えられると、R−Sフリップ・
フロップ3は出力信号レベルを°“H″から“L”に反
転させる。これにより、出力パルス信号S o u c
のパルス幅は、遅延パルス信号sdの遅延時間に合った
幅に形成される。
このパルス信号発生回路においては、入力パルス信号S
 =nが遅延回路1に供給されてから遅延パルス信号S
dが現れる迄の遅延時間Tdは、遅延回路1の入力端に
供給された入力パルス信号S rnが通過した遅延ゲー
トGの段数に比例する。したがって、入力パルス信号S
 inを成る時間だけ遅延させる場合、所゛望の遅延時
間を遅延ゲート1計重たりの遅延時間で割り算して得た
数に相当する遅延ゲート数だけ通過させるようにしてい
る。
このパルス信号発生回路においては、各遅延ゲートGの
出力を全てカスケード回路7に供給し、カスケード回路
7において電流を電圧に変換してR−Sフリップ・フロ
ップに出力するようにしている。したがって、この場合
にはカスケード回路7のトランジスタQ、、Q、のエミ
フタに大きな浮遊容量が付いてしまう。このため、上記
浮遊容量による悪影響を補償しないと、カスケード回路
7において信号遅延が発生してしまい、正確にパルス信
号を伝達させることが出来なくなってしまう。しかし、
本実施例の場合は上記したように大きな浮遊容量が付い
ても高速動作が可能なので、遅延時間を高精度に制御す
ることが出来、出力パルス信号S。ulのパルス幅を高
精度に、かつ細かく可変することが出来る。
〈発明の効果〉 本発明は上述したように、差動接続された一対のトラン
ジスタにより電圧−電流変換を行い、かつ上記一対のト
ランジスタにそれぞれ一対の信号出力用トランジスタを
接続し、これらの信号出力用トランジスタを介して上記
電圧−電流変換用トランジスタにより生成される電流信
号から電圧信号を取り出すようにするとともに、上記電
圧信号取り出し用の一対のトランジスタのエミ・7タ電
圧の変化分を検出し、上記エミッタ電圧の変動に応して
上記電圧信号取り出し用トランジスタのベース電圧を変
化させるようにしたので、入力信号に応して上記電圧信
号取り出し用トランジスタのベースおよびエミッタ間の
電位が変化する際の変化勾配を大きくすることが出来る
。したがって、上記電圧信号取り出し用トランジスタの
エミッタに大きな浮遊容量が付いても、上記浮遊容量を
充放電する前に上記電圧信号取り出し用トランジスタを
オン/オフ駆動することが出来るようになり、電流−電
圧変換を行う動作が、上記浮遊容量により遅延されない
ようにすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すカスケード回路の回
路構成図、 第2図は、第1図の回路の実施例の回路と従来の回路と
の動作を比較するための特性図、第3図は、本発明のカ
スケード回路の使用例を示す回路構成図、 第4図は、従来のカスケード回路の一例を示す回路構成
図である。 7・・・カスケード回路。 Q、、Q2・・・信号取り出し用トランジスタQ3.Q
、・・・電圧−電流変換用トランジスタQ、、Q、・・
・時間遅れ補償用トランジスタC・・・浮遊容量、  
D1〜D7・・・負荷VIN、Vl□・・・入力信号。 特許出願人    ソ ニー株式会社 代理人      弁理士 船 橋國則7 ηヌグーF
#にE16 Q+、Q2  ブj号μノ、ガLガth之ンン°ヌタQ
3.Q4: #lE−移ソ毛変f貯屑hタンjスタQ5
.Q6  I号/j!j!!ll佛−1tノ〃bりン多
メタc゛j$M$1 D+−Dn:## 入η信づ VIN 、 VINB j7X7−Ffl−ME)ifr/’)回E91AEj
第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電流の変化を電圧の変化に変換するために差動接続され
    た一対のトランジスタと、上記一対のトランジスタによ
    り生成される電圧信号を取り出すためにこれらのトラン
    ジスタの各コレクタにそれぞれ接続された一対の信号出
    力用トランジスタとにより構成されたカスケード回路に
    おいて、上記一対の信号出力用トランジスタの各エミッ
    タにそれぞれのベースを接続して一対の差動増幅用トラ
    ンジスタを設け、 上記差動増幅用トランジスタのコレクタに負荷を接続し
    、上記差動増幅用トランジスタのコレクタ電圧をそのベ
    ース電圧に応じて変化させるようにするとともに、上記
    信号出力用トランジスタのベースと上記差動増幅用トラ
    ンジスタのコレクタとをそれぞれ接続したことを特徴と
    するカスケード回路。
JP2248327A 1990-09-18 1990-09-18 カスコード型差動増幅回路 Pending JPH04127603A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08242130A (ja) * 1994-12-29 1996-09-17 Korea Telecommun Authority オペレーショナル・トランスコンダクタンス増幅器
JP2006086682A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Mitsubishi Electric Corp 増幅回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08242130A (ja) * 1994-12-29 1996-09-17 Korea Telecommun Authority オペレーショナル・トランスコンダクタンス増幅器
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