JPH04127483A - CuInSe↓2太陽電池の製造方法 - Google Patents
CuInSe↓2太陽電池の製造方法Info
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- JPH04127483A JPH04127483A JP2211951A JP21195190A JPH04127483A JP H04127483 A JPH04127483 A JP H04127483A JP 2211951 A JP2211951 A JP 2211951A JP 21195190 A JP21195190 A JP 21195190A JP H04127483 A JPH04127483 A JP H04127483A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/541—CuInSe2 material PV cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光電変換層にCuInSe2 II膜を用い
るCuInSe2太陽電池、の製造方法に関する。
るCuInSe2太陽電池、の製造方法に関する。
Cu1nSe茸は直接遷移型のバンド構造を持ち、その
エネルギーギャップが約1@Vであってシリコンのエネ
ルギーギャップ1.7sVより小さいことから、太陽光
スペクトルを長波長側まで育効に活用できるため、高効
率の太陽電池として期待されている。
エネルギーギャップが約1@Vであってシリコンのエネ
ルギーギャップ1.7sVより小さいことから、太陽光
スペクトルを長波長側まで育効に活用できるため、高効
率の太陽電池として期待されている。
またCu/Inの組成比<−X、以下Xと略す)で導電
型が制御できるため、PN接合形成が容易である。さら
に、エネルギーギャップ2.4eVで光入射側の窓層材
料として適しているCdSと格子完敗が比較的近く、そ
の間に良質なヘテロ接合が得られる。このような優れた
特徴を持っているため、Cu1nSe*とCdSのへテ
ロ接合を有する高効率の太陽電池が得られることが期待
されており、現在活発な研究開発が行われている。
型が制御できるため、PN接合形成が容易である。さら
に、エネルギーギャップ2.4eVで光入射側の窓層材
料として適しているCdSと格子完敗が比較的近く、そ
の間に良質なヘテロ接合が得られる。このような優れた
特徴を持っているため、Cu1nSe*とCdSのへテ
ロ接合を有する高効率の太陽電池が得られることが期待
されており、現在活発な研究開発が行われている。
また、その作製方法も非常に容易である。従来の、たと
えばアモルファスシリコンが、プラズマCVD法のよう
な複雑な装置・プロセスと、モノシラン、あるいはジボ
ラン等の爆発性、自然発火性、毒性のある危険なガスを
使用せねば製造できないのに比較して、簡単な蒸着装置
によりCu、 In。
えばアモルファスシリコンが、プラズマCVD法のよう
な複雑な装置・プロセスと、モノシラン、あるいはジボ
ラン等の爆発性、自然発火性、毒性のある危険なガスを
使用せねば製造できないのに比較して、簡単な蒸着装置
によりCu、 In。
Seを一層ずつ形成し、アニールしてカルコパライト化
し、その上にCdSを蒸着するだけで良好なCdS /
Cu1nSe、接合が得られる。このため非常に容易
に高効率の多結晶太陽電池用の膜が製造できる。
し、その上にCdSを蒸着するだけで良好なCdS /
Cu1nSe、接合が得られる。このため非常に容易
に高効率の多結晶太陽電池用の膜が製造できる。
CdS/CuInSe2系太陽電池の変換効率はXに非
常に敏感なため、高い変換効率を得るためには、この制
御がとくに重要である。蒸着法では膜厚モニタを使用し
、各層の厚みを比較的高精度で設定できる。しかし蒸着
槽内分布による不均一あるいは真空度変化による測定誤
差により、最良精度は±5%である。この方法では各層
の膜厚比と組成比が同じになるため、どうしても目標組
成からのずれは避けることができない。
常に敏感なため、高い変換効率を得るためには、この制
御がとくに重要である。蒸着法では膜厚モニタを使用し
、各層の厚みを比較的高精度で設定できる。しかし蒸着
槽内分布による不均一あるいは真空度変化による測定誤
差により、最良精度は±5%である。この方法では各層
の膜厚比と組成比が同じになるため、どうしても目標組
成からのずれは避けることができない。
Cu1nSetの導電型はX<0.8のInの多い側で
N型、X>0.8のCuの多い側でP型となる。CdS
はN型であるため、Cu1nSe2をP型にする必要が
ある。また、化学量論比(X−1)では抵抗率が大きく
なるため、直列抵抗損失が増加し効率は低下する。一方
、X<0.9では良好なセル特性が得られない、それ故
、X−0,92±0.02の再現性よく実現する必要が
ある。このため、膜厚精度が±5%の蒸着法では歩留ま
りの低下を避けることができない。
N型、X>0.8のCuの多い側でP型となる。CdS
はN型であるため、Cu1nSe2をP型にする必要が
ある。また、化学量論比(X−1)では抵抗率が大きく
なるため、直列抵抗損失が増加し効率は低下する。一方
、X<0.9では良好なセル特性が得られない、それ故
、X−0,92±0.02の再現性よく実現する必要が
ある。このため、膜厚精度が±5%の蒸着法では歩留ま
りの低下を避けることができない。
ほかにも薄膜形成法として、イオンビーム蒸着法、スパ
ッタ法、スプレー法等があるが、低コスト化、大面積化
、高効率化の3条件を同時に満たさず、評価検討できる
レベルには達していない。
ッタ法、スプレー法等があるが、低コスト化、大面積化
、高効率化の3条件を同時に満たさず、評価検討できる
レベルには達していない。
さらに、本出閣人らの特許出願に係り、特開昭63−2
85974号公報で公知の方法として、単結晶Cu1n
Se2を粉砕して得られた粉末を含有するペーストを用
いて、スクリーン印刷および焼結によりCu1nSe。
85974号公報で公知の方法として、単結晶Cu1n
Se2を粉砕して得られた粉末を含有するペーストを用
いて、スクリーン印刷および焼結によりCu1nSe。
薄膜を形成する方法がある。しかし、この方法によって
得られた薄膜は表面が平滑にならず、接合の特性が均一
にならないこと、またX−1以外の組成の(:uInS
e、薄膜を形成することが難しいという問題がある。
得られた薄膜は表面が平滑にならず、接合の特性が均一
にならないこと、またX−1以外の組成の(:uInS
e、薄膜を形成することが難しいという問題がある。
本発明は、上述の問題を解決し、所定のCu/In組成
比を高精度で有するCu1nSe、 il膜の、大面積
化、低コスト化の可能な方法で形成するCu1nSe。
比を高精度で有するCu1nSe、 il膜の、大面積
化、低コスト化の可能な方法で形成するCu1nSe。
太陽電池の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、所定のCu/
In組成比を持つ銅・インジウム合金からなる箔を作製
し、その箔を基体表面の電極膜上に圧着して所定の厚さ
の合金膜にしたのち、その合金膜表面上にセレン膜を被
着し、加熱して得られたCu1nSe、膜を用いて光電
変換層を形成するものとする。また、本発明は所定の(
:u/In組成比を持つ銅・インジウム合金からなる箔
を作製し、その箔を基体表面の電極膜上に圧着して所定
の厚さの合金膜にしたのち、その合金膜表面上にセレン
膜を被着し、加熱してCu1aSel膜を形成し、その
Cu1nSea膜の上にCdS膜を積層して光電変換層
を形成するものとする。さらに、本発明は、上記の光電
変換層のCdS膜の上に酸化亜鉛膜を積層するものとす
る。あるいはまた、本発明は所定のCu/In組成比を
持つ銅・インジウム合金からなる箔を作製し、その箔を
基体表面の電極膜上に圧着して所定の厚さの合金膜にし
たのち、その合金膜表面上にセレン膜を被着し、加熱し
てCuInSeg lを形成し、そのCuIn5et膜
の上にZn(:ds膜を積層して光電変換層を形成する
ものとする。
In組成比を持つ銅・インジウム合金からなる箔を作製
し、その箔を基体表面の電極膜上に圧着して所定の厚さ
の合金膜にしたのち、その合金膜表面上にセレン膜を被
着し、加熱して得られたCu1nSe、膜を用いて光電
変換層を形成するものとする。また、本発明は所定の(
:u/In組成比を持つ銅・インジウム合金からなる箔
を作製し、その箔を基体表面の電極膜上に圧着して所定
の厚さの合金膜にしたのち、その合金膜表面上にセレン
膜を被着し、加熱してCu1aSel膜を形成し、その
Cu1nSea膜の上にCdS膜を積層して光電変換層
を形成するものとする。さらに、本発明は、上記の光電
変換層のCdS膜の上に酸化亜鉛膜を積層するものとす
る。あるいはまた、本発明は所定のCu/In組成比を
持つ銅・インジウム合金からなる箔を作製し、その箔を
基体表面の電極膜上に圧着して所定の厚さの合金膜にし
たのち、その合金膜表面上にセレン膜を被着し、加熱し
てCuInSeg lを形成し、そのCuIn5et膜
の上にZn(:ds膜を積層して光電変換層を形成する
ものとする。
所定のCu/In組成比をもつCu−In合金は、両成
分金属の溶融、混合により容易に作成できる。この合金
は延性に富むため、圧延によりある程度薄くしたのち、
基体表面の電極膜上に圧着することにより容易に所定の
厚さの合金膜にすることができる。この合金膜上にSe
膜を被着し、加熱すれば、Seが合金膜中に入り、Cu
InSezのカルコパイライト構造をもつ多結晶薄膜に
なる。この膜の厚さは前に形成した合金膜の厚さに比例
するので、所期の厚さにすることができる。 Seの蒸
気圧が高いため、Seが過剰にあっても、化学量論比を
超える部分は蒸発して抜ける。このようにして得られた
電極膜上の目標組成のP型Cu1nSet膜の上にN型
のCdS膜を積層すれば、大面積の光電変換層が得られ
る。さらに、CdS膜の上にZnO膜を積層すれば、C
dS中にZnが拡散し、窓層材料であるCdSの光学的
エネルギーギャップが広がる。このため光吸収損失が低
減され、光発生電流が大きくなる。その結果、高変換効
率が実現できる。同じ作用は、CdS膜の代わりにZn
CdS膜を積層することによでも実現できる。
分金属の溶融、混合により容易に作成できる。この合金
は延性に富むため、圧延によりある程度薄くしたのち、
基体表面の電極膜上に圧着することにより容易に所定の
厚さの合金膜にすることができる。この合金膜上にSe
膜を被着し、加熱すれば、Seが合金膜中に入り、Cu
InSezのカルコパイライト構造をもつ多結晶薄膜に
なる。この膜の厚さは前に形成した合金膜の厚さに比例
するので、所期の厚さにすることができる。 Seの蒸
気圧が高いため、Seが過剰にあっても、化学量論比を
超える部分は蒸発して抜ける。このようにして得られた
電極膜上の目標組成のP型Cu1nSet膜の上にN型
のCdS膜を積層すれば、大面積の光電変換層が得られ
る。さらに、CdS膜の上にZnO膜を積層すれば、C
dS中にZnが拡散し、窓層材料であるCdSの光学的
エネルギーギャップが広がる。このため光吸収損失が低
減され、光発生電流が大きくなる。その結果、高変換効
率が実現できる。同じ作用は、CdS膜の代わりにZn
CdS膜を積層することによでも実現できる。
実施例1:
第1図(al 〜ffl ニ本発明の一実施例のCdS
/CuInSe2太陽電池製造工程を示す、先ず、ガラ
ス基板1の上に14の厚さのMo膜2を蒸着した (同
図fat)。
/CuInSe2太陽電池製造工程を示す、先ず、ガラ
ス基板1の上に14の厚さのMo膜2を蒸着した (同
図fat)。
このMo膜は太陽電池の一方の電極となる。別にCuと
Inのモル組成比0.92 F 1.00の合金を溶製
し、圧延じて厚さ20mのCu−Inn合金箔作成し、
Mo膜2の幅に合わせて切断したものをMo膜の上に載
せ110℃に加熱し、超音波を加えて圧着して1−の厚
さのCu−In合金膜3とした(同図(bl)、つぎに
蒸着により厚さ2−のSe膜4を形成しく同図(C))
、次いで酸素雰囲気中で400℃で1時間アニールし、
CuInSe2のカルコバイライト構造をもつ多結晶薄
膜5とした (同図(dl)、前述のようにSeの過剰
部分は蒸発して抜け、また太陽電池にしたときの変換効
率はSe量に鈍感であるため、Se膜4の厚みは21r
m以上でもよい、さらに、5oII111ノ厚さ(DC
dS@6を蒸着してペテロ接合を形成し、1j11の厚
さのZnO膜7を蒸着してZn拡散源を兼ねる透明電極
とした (同図(81)、最後に、ZnO膜7の縁部に
Mからなる0、5−の厚さの金属電極8を形成し、Mo
膜2に端子91を、電極8に端子92を接続して太陽電
池とした (同図ff1)。
Inのモル組成比0.92 F 1.00の合金を溶製
し、圧延じて厚さ20mのCu−Inn合金箔作成し、
Mo膜2の幅に合わせて切断したものをMo膜の上に載
せ110℃に加熱し、超音波を加えて圧着して1−の厚
さのCu−In合金膜3とした(同図(bl)、つぎに
蒸着により厚さ2−のSe膜4を形成しく同図(C))
、次いで酸素雰囲気中で400℃で1時間アニールし、
CuInSe2のカルコバイライト構造をもつ多結晶薄
膜5とした (同図(dl)、前述のようにSeの過剰
部分は蒸発して抜け、また太陽電池にしたときの変換効
率はSe量に鈍感であるため、Se膜4の厚みは21r
m以上でもよい、さらに、5oII111ノ厚さ(DC
dS@6を蒸着してペテロ接合を形成し、1j11の厚
さのZnO膜7を蒸着してZn拡散源を兼ねる透明電極
とした (同図(81)、最後に、ZnO膜7の縁部に
Mからなる0、5−の厚さの金属電極8を形成し、Mo
膜2に端子91を、電極8に端子92を接続して太陽電
池とした (同図ff1)。
この太陽電池を100−一/−の強度を持つソーラーシ
ュミレータで出力測定したところ、1■角で開放電圧V
oc=0.3 V、短絡電流I sc −35mA、変
換効率として5%が得られた。これはCu、 In、
Seの一層ごとずつの蒸着によって形成したCuInS
e2 Illを用いた太陽電池と同じ効率であった。一
方歩留まりは、蒸着法によるものでは20%であったの
に対し、本発明の実施例による太陽電池の場合は80%
まで向上した。
ュミレータで出力測定したところ、1■角で開放電圧V
oc=0.3 V、短絡電流I sc −35mA、変
換効率として5%が得られた。これはCu、 In、
Seの一層ごとずつの蒸着によって形成したCuInS
e2 Illを用いた太陽電池と同じ効率であった。一
方歩留まりは、蒸着法によるものでは20%であったの
に対し、本発明の実施例による太陽電池の場合は80%
まで向上した。
実施例2:
第2図c&)〜(幻は本発明の別の実施例のCdS /
CuInSe2太陽電池製造高低を示し、第1図と共通
の部分には同一の符号が付されている。この実施例の実
施例1と異なる点は次の遺りである。
CuInSe2太陽電池製造高低を示し、第1図と共通
の部分には同一の符号が付されている。この実施例の実
施例1と異なる点は次の遺りである。
(イ)第2図(f)においてZnO917をスパツクに
より厚さ1nに形成した。
より厚さ1nに形成した。
(口l Zn01117の上にさらに透明導電材料であ
るiTOの膜10を0.2−の厚さに積層し、透明電極
の導電率を改善した (第2図(梢)。
るiTOの膜10を0.2−の厚さに積層し、透明電極
の導電率を改善した (第2図(梢)。
この太陽電池の出力特性をLoom/−の強度を持つソ
ーラーシュミレータ−で測定したところ、1鶴角でVo
c”0.32v+ I 5c−3711A、変換効率
として6%が得られた。
ーラーシュミレータ−で測定したところ、1鶴角でVo
c”0.32v+ I 5c−3711A、変換効率
として6%が得られた。
実施例3:
第3図(a)〜(flは本発明のさらに別の実施例のZ
nCdS/CuInSe2太陽電池製造工程を示し、第
1゜第2図と共通の部分には同一の符号が付されている
。第3図ta+〜(dlにおいては第1図、第2図にお
けると同じ工程であるが、そのあと蒸着によりZnCd
S膜11を0.24の厚さに形成した(第3図(al)
。
nCdS/CuInSe2太陽電池製造工程を示し、第
1゜第2図と共通の部分には同一の符号が付されている
。第3図ta+〜(dlにおいては第1図、第2図にお
けると同じ工程であるが、そのあと蒸着によりZnCd
S膜11を0.24の厚さに形成した(第3図(al)
。
ZnCdSもN型であるが、その中のZnが多いと結晶
性の低下および光吸収損失の増大ももたらし、少ないと
エネルギーギャップ拡大の効果が小さいため、10%程
度が適当である。最後にITO!110を積層して遇明
電掻とし、M電極8を形成した(第3図(f)) こ
の太陽電池の出力特性を100s+W /dの強度を持
つソーラーシュミレータ−で測定したところ、1謹角で
V oc = 0.33V 、 I sc −35m
A、変換効率として5.5%が得られた。
性の低下および光吸収損失の増大ももたらし、少ないと
エネルギーギャップ拡大の効果が小さいため、10%程
度が適当である。最後にITO!110を積層して遇明
電掻とし、M電極8を形成した(第3図(f)) こ
の太陽電池の出力特性を100s+W /dの強度を持
つソーラーシュミレータ−で測定したところ、1謹角で
V oc = 0.33V 、 I sc −35m
A、変換効率として5.5%が得られた。
C発明の効果〕
本発明は、Cu−In合金箔にSeを拡散させることに
より、高精度の所期のCu/In組成比をもつCufS
et ill膜を形成することができ、従来の方法では
高効率を得るための組成制御が難しかったCdS/Cu
1nSeオ太陽電池を低コストで製造することが可能に
なった。さらに、本発明によるCuInSez膜はCd
S膜以外の膜、例えばZnCdS膜とのへテロ接合形成
あるいはpおよびn形CuIaSet膜によるホモ接合
形成にも用いることができ、今後のCuInSez系太
陽電池の開発に有効に適用できる。
より、高精度の所期のCu/In組成比をもつCufS
et ill膜を形成することができ、従来の方法では
高効率を得るための組成制御が難しかったCdS/Cu
1nSeオ太陽電池を低コストで製造することが可能に
なった。さらに、本発明によるCuInSez膜はCd
S膜以外の膜、例えばZnCdS膜とのへテロ接合形成
あるいはpおよびn形CuIaSet膜によるホモ接合
形成にも用いることができ、今後のCuInSez系太
陽電池の開発に有効に適用できる。
第1図は本発明の一実施例のCdS/CulnSeg太
陽電池の製造工程をlal〜(f)の順に模式的に示す
断面図、第2図は本発明の別の実施例のCdS/Cu1
nSet太陽電池の製造工程をfal〜(幻の順に模式
的に示す断面図、第3図は本発明のさらに別の実施例の
ZnCdS / Cu1nSet太陽電池の製造工程を
(a) 〜fflの順に模式的に示す断面図である。 1ニガラス基板、2:Mo膜、3:Cu−In合金膜、
4 : SeF!I、 5 : Cu1nSet II
!、 6 : CdS膜、7:ZnO膜、10:ITO
ll、11 : ZnCdS膜。 代理人弁理士 山 口 1−−− 第1図 第2図
陽電池の製造工程をlal〜(f)の順に模式的に示す
断面図、第2図は本発明の別の実施例のCdS/Cu1
nSet太陽電池の製造工程をfal〜(幻の順に模式
的に示す断面図、第3図は本発明のさらに別の実施例の
ZnCdS / Cu1nSet太陽電池の製造工程を
(a) 〜fflの順に模式的に示す断面図である。 1ニガラス基板、2:Mo膜、3:Cu−In合金膜、
4 : SeF!I、 5 : Cu1nSet II
!、 6 : CdS膜、7:ZnO膜、10:ITO
ll、11 : ZnCdS膜。 代理人弁理士 山 口 1−−− 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)所定のCu/In組成比を持つ銅・インジウム合金
からなる箔を作製し、その箔を基体表面の電極膜上に圧
着して所定の厚さの合金膜にしたのち、その合金膜表面
上にセレン膜を被着し、加熱して得られたCuInSe
_2膜を用いて光電変換層を形成することを特徴とする
CuInSe_2太陽電池の製造方法。 2)所定のCu/In組成比を持つ銅・インジウム合金
からなる箔を作製し、その箔を基体表面の電極膜上に圧
着して所定の厚さの合金膜にしたのち、その合金膜表面
上にセレン膜を被着し、加熱してCuInSe_2膜を
形成し、そのCuInSe_2膜の上にCdS膜を積層
して光電変換層を形成することを特徴とするCuInS
e_2太陽電池の製造方法。 3)光電変換層のCdS膜の上に酸化亜鉛膜を積層する
請求項2記載のCuInSe_2太陽電池の製造方法。 4)酸化亜鉛膜の上に透明導電材料よりなる膜を積層す
る請求項3記載のCuInSe_2太陽電池の製造方法
。 5)所定のCu/In組成比を持つ銅・インジウム合金
からなる箔を作製し、その箔を基体表面の電極膜上に圧
着して所定の厚さの合金膜にしたのち、その合金膜表面
上にセレン膜を被着し、加熱してCuInSe_2膜を
形成し、そのCuInSe_2膜の上にZnCdS膜を
積層して光電変換層を形成することを特徴とするCuI
nSe_2太陽電池の製造方法。 6)光電変換層のZnCdS膜の上に透明導電材料より
なる膜を積層する請求項5記載のCuInSe_2太陽
電池の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16325190 | 1990-06-21 | ||
JP2-163251 | 1990-06-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127483A true JPH04127483A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=15770236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2211951A Pending JPH04127483A (ja) | 1990-06-21 | 1990-08-10 | CuInSe↓2太陽電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127483A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6566162B2 (en) * | 2001-04-27 | 2003-05-20 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Method of producing Cu (In, Ga) (Se, S) 2 semiconductor film |
JPWO2011118203A1 (ja) * | 2010-03-23 | 2013-07-04 | 株式会社クラレ | 化合物半導体粒子組成物、化合物半導体膜とその製造方法、光電変換素子、及び太陽電池 |
JP2015508239A (ja) * | 2012-02-28 | 2015-03-16 | Tdk株式会社 | 化合物半導体太陽電池 |
CN109872944A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-06-11 | 西北有色金属研究院 | 一种铜铟硫太阳能电池吸收层的制备方法 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2211951A patent/JPH04127483A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6566162B2 (en) * | 2001-04-27 | 2003-05-20 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Method of producing Cu (In, Ga) (Se, S) 2 semiconductor film |
JPWO2011118203A1 (ja) * | 2010-03-23 | 2013-07-04 | 株式会社クラレ | 化合物半導体粒子組成物、化合物半導体膜とその製造方法、光電変換素子、及び太陽電池 |
JP2015508239A (ja) * | 2012-02-28 | 2015-03-16 | Tdk株式会社 | 化合物半導体太陽電池 |
CN109872944A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-06-11 | 西北有色金属研究院 | 一种铜铟硫太阳能电池吸收层的制备方法 |
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