JPH04127186A - 静電記録装置に組み込まれるトナー回収装置 - Google Patents

静電記録装置に組み込まれるトナー回収装置

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JPH04127186A
JPH04127186A JP24746390A JP24746390A JPH04127186A JP H04127186 A JPH04127186 A JP H04127186A JP 24746390 A JP24746390 A JP 24746390A JP 24746390 A JP24746390 A JP 24746390A JP H04127186 A JPH04127186 A JP H04127186A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子写真式記録装置等の静電記録装置に組み込まれるト
ナー回収装置に関し、 ドラム形態を呈する静電潜像担持体の内部をトナー回収
場所として利用するトナー回収装置であって、該静電潜
像担持体の径の大小に拘わらずにその内部に未現像トナ
ーをスムーズに搬送し得るトナー回収装置を提供するこ
とを目的とし、ドラム形態を呈する静電潜像担持体から
除去された未現像トナーを収容するために該静電潜像担
持体の周囲の一部に設けられた第1のトナー収容室と、
静電潜像担持体の一方の端面壁部側に設けられ、かつ静
電潜像担持体の内部とその回転軸線の箇所で連通させら
れると共に第1のトナー収容室とも連通させられた第2
のトナー収容室と、第1のトナー収容室と第2のトナー
収容室との連通箇所を介して第1のトナー収容室内の未
現像トナーを第2のトナー収容室に搬送するための第1
のトナー搬送手段と、第2のトナー収容室と静電潜像担
持体の内部との連通箇所を介して第2のトナー収容室内
の未現像トナーを静電潜像担持体の内部に搬送するため
の第2のトナー搬送手段とを具備してなるトナー回収装
置を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子写真式記録装置等の静電記録装置に組み込
まれるトナー回収装置に関する。
静電記録装置では、静電潜像担持体例えば感光ドラムあ
るいは誘電体ドラム等の表面上に静電潜像が形成され、
この静電潜像は帯電現像剤いわゆる帯電トナーで静電的
に現像される。次いで、その現像トナー像に配録媒体例
えば記録紙を適用すると共に該記録紙にその背面から現
像トナー像とは逆極性の電荷を与え、これにより現像ト
ナー像は静電的に該記録紙に転写され、この転写トナー
像を持つ記録紙は静電潜像担持体から分離されて例えば
熱定着器等に送られ、そこで該転写トナー像は記録紙上
に熱定着される。
かかる現像トナー像の転写プロセスでは、現像トナー像
が感光ドラムあるいは誘電体ドラム等の静電潜像担持体
から記録紙に完全に転写される訳ではなく、該静電潜像
担持体には現像トナー像を形成するトナー粒子の一部が
記録紙に転写されずに未現像トナーとして残留する。勿
論、静電潜像担持体に未現像トナーを付着した侭にして
おくと、その領域への再度の静電潜像の書込みに支障を
来すので、かかる未現像トナーは静電潜像担持体から速
やかに除去されなけらばならい。そこで、静電記録装置
には静電潜像担持体から未現像トナーを回収するための
現像剤回収装置が組み込まれる。
〔従来の技術〕
第3図を参照すると、静電記録装置の一例として、電子
写真方式を採用したレーザプリンタが概略的に示され、
このレーザプリンタは静電潜像担持体として感光ドラム
10を具備する。レーザプリンタの記録作動中、感光ド
ラム10は矢印への方向に回転させられ、その感光面に
は例えばコロナ放電器からなる前帯電器12によって電
荷が与えられ、これにより静電潜像書込み領域すなわち
帯電領域が感光ドラムlOの感光面に順次形成される。
なお、感光ドラム10には種々のタイプのものが知られ
ているが、大別すると、正の帯電領域を形成するタイプ
のものと、負の帯電領域を形成するタイプのものとに分
けられる。
感光ドラム10の感光面に形成された帯電領域にはレー
ザビーム走査ユニット14によって静電潜像が書き込ま
れる。レーザビーム走査ユニット14はその内部にレー
ザビーム発生器と、このし−ザビーム発生器からのレー
ザビームでもって感光ドラム10の帯電領域をその母線
に沿って走査させるべく該レーザビームを偏向させる光
学系とを包含し、その走査レーザビームをビデオ信号ニ
基づいて点滅させることによって、所謂ドツト画像(二
値化画像)が静電潜像として帯電領域に書き込まれる。
なお、第3図では、走査レーザビームが参照記号LBで
示されている。
レーザビーム走査ユニット14によって書き込まれた静
電潜像は現像装置16によって現像剤いわゆるトナーで
もって静電的に現像される。現像装置16は現像剤すな
わちトナーを保持する容器16aと、この容器16a内
で矢印Bの方向に回転駆動される現像ローラi6bとを
包含する。図示するように、現像ローラ16bの一部は
容器16aから露出させられて感光ドラム10と対面さ
せられ、現像ローラ16bは矢印Bの方向に回転させら
れる。現像剤として二成分現像剤が使用される場合には
、現像ローラ16bは磁石内蔵ローラとして構成され、
このとき二成分現像剤中の磁性キャリヤが該磁石内蔵ロ
ーラの周囲面にいわゆる磁気ブラシを形成し、この磁気
ブラシによって該二成分現像剤中のトナー粒子が感光ド
ラム10側に搬送される。一方、トナー粒子のみからな
る非磁性−成分現像剤が用いられる場合には、現像ロー
ラ16bは弾性ゴムローラとして形成され、トナー粒子
は該弾性ゴムローラのゴム面によって摩擦力でもって感
光ドラム10側に搬送される。
いずれにしれも、現像ローラ16bによって搬送された
トナー粒子すなわち着色樹脂微粒子が現像ローラ16b
と感光ドラム10との対面領域に到達すると、トナー粒
子は静電的に静電潜像に付着し、これにより静電潜像の
現像が行われてトナー像が得られる。
このようにして得られた現像トナー像が感光ドラム10
の回転により転写器18の箇所に到達すると、該現像ト
ナー像はそこで記録紙に転写される。転写器18は例え
ばコロナ放電器から構成され、記録紙は感光ドラム10
と転写器18との間に送り込まれる。記録紙が感光ドラ
ム10と転写器18との間を通過するとき、言己録紙に
は転写器18によって現像トナー像とは逆極性の電荷が
与えられ、これにより現像トナー像は感光ドラム10側
から記録紙側に静電的に転写される。記録紙は給紙カセ
ット20内に積重ね体として保持され、繰出しローラ2
0aによってそこから一枚ずつ繰り出される。このよう
に繰り出された記録紙はガイドローラ20b等によって
感光ドラム10と転写器18との間に導かれる。なお、
第3図では、記録紙の移動経路が一点鎖線で示されてい
る。
転写トナー像を持つ記録紙は熱定着器22に送られ、こ
の熱定着器22はヒートローラ22aとバックアップロ
ーラ22bとからなる。δ己録紙がヒートローラ22a
とバックアップローラ22bとの間を通過するとき、転
写トナー像を形成するトナー粒子がヒートローラ22a
によって熱溶融し、これにより転写トナー像が記録紙上
に熱定着させられる。定着トナー像を持つ記録紙は記録
紙受はトレイ24上に排出される。
現像トナー像を転写器18によって記録紙に転写させる
とき、該現像トナー像を形成するトナー粒子の一部は未
現像トナーとして感光ドラム10側に残留する。このよ
うな未現像トナーは適当なゴム材料例えばウレタンゴム
材料から形成されたトナー掻取りブレード26によって
感光ドラム10から除去されてトナー収容室28内に一
時的に収容される。第3図に示す例では、トナー収容室
28は前帯電器12および転写器18を共に収容すべく
感光ドラム10の約半分部分を覆うケーシング30の一
部と、その内部壁面に取り付けられた一対の隔壁湾曲板
30aおよび30bとによって郭成され、トナー掻取り
ブレード26は隔壁湾曲板30aの内側縁部に沿って取
り付けられる。
なお、トナー掻取りブレード26の代わりに、ファーブ
ラシ等を用いて未現像トナーの除去を行うことも可能で
ある。
トナー収容室28内に一時的に収容された未現像トナー
はそこら速やかに回収されなければならないが、その回
収場所として感光ドラム10の付近にトナー回収タンク
 (図示されない)を配設することが知られている。こ
の場合、トナー収容室28とトナー回収タンクとの間は
トナー排出管によって連結され、そのトナー排出管内に
はトナー搬送手段として螺旋ばねが収容される。該螺旋
ばねはトナー収容室28内にも延在し、その螺旋ばねを
回転させることにより、未現像トナーはトナー収容室内
28からトナー回収タンクに順次導かれる。このような
トナー回収装置の問題点として、トナー回収タンクを付
加的に設けなくてはならず、このため該トナー回収タン
クの設置スペースが必要となって、静電記録装置自体の
小型化が阻害されるという点(なお、近年、電子写真式
プリンタ等の静電記録装置は小型化の傾向がある)、ま
た付加的なトナー回収タンクの使用のためにその分だけ
静電記録装置のコストが増大する点が挙げられる。
そこで、第4図(a)および第4図(5)に示すように
、未現像トナーの回収場所として感光ドラム10の内部
を利用することが提案されている。第4図(a)および
第4図(b)に示すように、ケーシング30の側壁部3
0C(この側壁部30cはトナー収容室28の一方の側
方空間を画定する)にはU字形湾曲管32が取り付けら
れ、その−万端部32aは該側壁部30’cを通してト
ナー収容室28に連通させられ、その他端部32bは該
側壁部30Cと感光ドラム10の一方の端面壁部10a
の中心部とを貫通させられて該感光ドラム10内に延在
させられる。第4図(b)に示されるように、感光ドラ
ム10の端壁部10aの中心貫通孔の周囲にはベアリン
グ34が設けられ、これにより感光ドラム10はU字形
湾曲管32の他端部32bは該側壁部30Cを通してト
ナー収容室28に連通させられ、その他端部32bの回
りで回転自在とされる。
トナー収容室28内には螺旋ばね36が設けられ、その
一端部は回転ディスク要素38に固着され、その他端部
側はU字形湾曲管32内を通って感光ドラム10内まで
延在させられる。回転ディスク要素38の回転軸38a
はトナー収容室28の他方の側方空間を画定する隔壁部
30dを貫通させられ、その外端には歯車38bが取り
付けられる。
歯車24bは感光ドラム10の他方の端面壁部10b側
に取り付けられた歯車10cと係合させられ、この歯車
10Cは感光ドラム10を回転駆動させる駆動歯車(図
示されない〉とも係合させられる。感光ドラム10が回
転駆動させられると、その回転運動は歯車24bおよび
回転ディスク要素38を介して螺旋ばね36に伝えられ
、これによりトナー収容室28内の未現像トナーは順次
感光ドラム10の内部に送られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図(a)および第4図(b)に示すようなトナー回
収装置においては、静電潜像担持体すなわち感光ドラム
10の内部がトナー回収場所として利用されるので、付
加的なトナー回収タンクが不必要となって、静電潜像装
置の小型化に寄与し得ると共にその製造コストも低減さ
れ得る。しかしながら、静電潜像装置が小型化に伴って
、感光ドラム10として小径のものが用いられると、U
字形湾曲管32の曲率が大きくなって、そこでの未現像
トナーの搬送性が悪化する点が問題となる。すなわち、
感光ドラム10の径が大きい場合には、U字形湾曲管3
2の曲率を小さくし得るので、未現像トナーはそこを比
較的スムーズ移動し得るが、U字形湾曲管32の曲率が
大きくなるにつれて、そこでの未現像トナーの搬送抵抗
が高まり、その結果U字形湾曲管32内で未現像トナー
が滞って詰まる傾向にある。
したがって、本発明の目的は、ドラム形態を呈する静電
潜像担持体の内部をトナー回収場所として利用するトナ
ー回収装置であって、該静電潜像担持体の径の大小に拘
わらずにその内部に未現像トナーをスムーズに搬送し得
るように構成されたトナー回収装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるトナー回収装置はドラム形態を呈する静電
潜像担持体から除去された未現像トナーを収容するため
に該静電潜像担持体の周囲の一部に設けられた第1のト
ナー収容室と、静電潜像担特休の一方の端面壁部側に設
けられ、かつ該静電潜像担持体の内部とその回転軸線の
箇所で連通させられると共に第1のトナー収容室とも連
通させられた第2のトナー収容室と、第1のトナー収容
室と第2のトナー収容室との連通箇所を介して該第1の
トナー収容室内の未現像トナーを該第2のトナー収容室
に搬送するための第1のトナー搬送手段と、第2のトナ
ー収容室と静電潜像担持体の内部との連通箇所を介して
該第2のトナー収容室内の未現像トナーを該静電潜像担
持体の内部に搬送するための第2のトナー搬送手段とを
具備する。
〔作用〕
以上の構成から明らかなように、本発明によるトナー回
収装置においては、静電潜像担持体から除去されて第1
のトナー収容室に収容された未現像トナーは先ず第1の
トナー搬送手段によって第1のトナー収容室から第2の
トナー収容室に搬送され、次いで第2のトナー搬送手段
によって第2のトナー収容室から静電潜像担持体の内部
に搬送される。
〔実施例〕
次に、添付図面の第1図(a)、第1図(5)および第
2図を参照して、本発明によるトナー回収装置の一実施
例について説明する。
第1図(a)および第1図(b)はぞれぞれ第41!1
(a)および第4図(b)に対応する図面であり、静電
潜像担持体すなわち感光ドラム40にはその約半部分を
覆うケーシング42が第3図、第4図(a)および第4
図(社)に示したケーシング30とほぼ同様な態様で設
けられ、その内には前帯電器、転写帯電器が第3図の場
合と同様に配置される。また、ケーシング42内には第
1のトナー収容室44が第3図に示したトナー収容室2
8とほぼ同様な態様で形成され、そこにはトナー掻取り
ブレードあるいはファーブラシ等が設けられ、これによ
り未現像トナーが感光ドラム40から除去されて第1の
トナー収容室44内に収容される。
ケーシング42の側壁部42a(この側壁部42aは第
1のトナー収容室44の一方の側方空間を画定する)に
は第2のトナー収容室46が設けられ、この第2のトナ
ー収容室46は該側壁部42aにカバー要素48を取り
付けることによって形成される。すなわち、カバー要素
48は略卵形横断面を持つ周囲壁部48aと、この周囲
壁部48aの一方の開口側を閉鎖する閉lil壁部48
bとからなり、該周囲壁部48Hの他方の開口側をケー
シング42の側壁部42aに適用することによって、第
2のトナー収容室46が得られる。なお、第1図(a)
および第2図では、カバー要素48はそこから閉鎮壁部
48aを取り除いた状態で示されている。第1のトナー
収容室44と第2のトナー収容室46とはケーシング4
2の側壁部42aに形成された連通孔42bによって互
いに連通させられる。
また、第2のトナー収容室46は感光ドラム40の一方
の端面壁部40aの中心箇所で該感光ドラム40の内部
とも連通させられる。詳述すると、ケーシング42の側
壁部42aと感光ドラム40の端面壁部40aとに該感
光ドラム40の回転軸線と共軸となった貫通孔を形成し
、かつそれら貫通孔に管状要素50を挿通することによ
って、感光ドラム40の内部と第2のトナー収容室46
とが互いに連通状態となる。管状要素50はフランジ部
50aを備え、このフランジ部50aをケーシング42
の側壁部42Hの外面に例えば溶接することによって、
管状要素50は該側壁部42aに固定される。第1図(
a)および第2図から明らかなように、管状要素50の
一方の部分、すなわち第2のトナー収容室46内に突出
する側はその上側半部分が切除されて樋状部50bとさ
れる。管状要素50の他方の部分を挿通すべく感光ドラ
ム40の端面壁部40aに形成された貫通孔にはベアリ
ング52が設けられ、これにより該端面壁部40aは管
状要素50の回りで回転自在に支持される。
第1のトナー収容室44内の未現像トナーをそこから第
2のトナー収容室46に搬送するために、第1のトナー
搬送用スクリュー要素54が連通孔42bを通して該第
1のトナー収容室44と該第2のトナー収容室46との
間に延在させられる。
第1のトナー搬送用スクリュー要素54の一端部は第1
のトナー収容室42の他方の側方空間を画定する隔壁部
42cに対して回転自在に挿通支持され、その外端部に
は歯車56が取り付けられる。
歯車56は感光ドラム40の他方の端面壁部40b側に
取り付けられた歯車58と係合させられ、この歯車58
は感光ドラム40を回転駆動させる駆動歯車(図示され
ない)とも係合させられる。
感光ドラム10が回転駆動させられると、その回転運動
は歯車56を介して第1のトナー搬送用スクリュー54
に伝えられ、これにより第1のトナー収容室28内の未
現像トナーは順次第2のトナー収容室46に送られる。
第2のトナー収容室46内の未現像トナーをそこから感
光ドラム40の内部に搬送するために、第2のトナー搬
送用スクリュー要素60が管状要素50を通して該第2
のトナー収容室46と該感光ドラム40の内部との間に
延在させられる。第2のトナー搬送用スクリュー要素6
0の一端部は感光ドラム40の端面壁部40bの回転中
心箇所に片持ち梁の態様で支持され、これにより第2の
トナー搬送用スクリュー要素60は感光ドラム40と共
に回転させられて、第2のトナー収容室4G内の未現像
トナーが感光ドラム40の内部に搬送される。また、第
2のトナー搬送用スクリュー要素60の他端部には羽根
車要素62が設けられ、この羽根車要素62は該他端部
に固着された円板62aと、この円板62aにその直径
方向に取り付けられた一対の羽根板62bとからなる。
羽根車要素62が第2のトナー搬送用スクIJ、−要素
60と共に回転させられると、第2のトナー収容室46
内の未現像トナーは羽根車要素62の羽根板62bでも
って汲み揚げられて管状要素50の樋状部50b内に導
かれる。
上述の実施例では、トナー搬送用スクリュー要素54お
よび60がトナー搬送手段として用いられたが、その他
のタイプのトナー搬送手段例えば第4図(b)に示した
ような螺旋ねじを使用し得ることは言うまでもない。
また、上述の実施例では、トナー搬送用スクリュー要素
54および60がそれぞれ片持ち梁の態様で支持された
が、それらトナー搬送用スクリュー要素54および60
をカバー要素48の閉鎮壁部48bに対しても回転自在
に支持させるようにしてもよい。
更に、上述の実施例では、第2のトナー収容室46内の
未現像トナーを羽根車要素62によって汲み揚げて管状
要素50の樋状部50b内に導くようにされたが、該羽
根車要素62を省くことも可能である。この場合には、
管状要素50の樋状部50bを省くと共にカバー要素4
8の周囲壁部48Hの下側部分く第1図(a)において
)を該管状要素50の開口部側に接近させ、これにより
未現像トナーを速やかに該開口部に導入し得るようにす
ることが好ましい。
更に、上述の実施例では、トナー搬送用スクリ二−要素
54ふよび60は共に感光ドラム40の回転運動を利用
して回転させられたが、必要に応じて、該トナー搬送用
スクリュー要素54および60を感光ドラム40の回転
運動とは独立して回転させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上の記載から明らかなように、本発明によるトナー回
収装置にあっては、第1のトナー収容室と静電潜像担持
体との間に第2のトナー収容室を介在させることによっ
て、未現像トナーが途中で滞ることなく第1のトナー収
容室から静電潜像担持体の内部までスムーズに搬送され
得る。特に、本発明によるトナー回収装置を小型化され
た静電記録装置に実施化した場合には未現像トナーの速
やかな回収が確実に達成され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明によるトナー回収装置を実施化し
た電子写真式プリンタの記録部の側面図、第1図(社)
は第1図(a)のIb−Ib線に沿う断面図、第2図は
第1図(a)および第1図ら)に示した電子写真式プリ
ンタの記録部の斜視図、第3図は従来のトナー回収装置
を持った電子写真式レーザプリンタの概略図、第4図(
a)は第3図の電子写真式レーザプリンタの記録部の側
面図、第4図ら)は第4図(a)の■b−IVb線に沿
う断面図である。 40・・・感光ドラム、40a・・・端面壁部、42・
・・ケーシング、42a・・・側壁部、42b・・・連
通孔、42C・・・隔壁部、44・・・第1のトナー収
容室、46・・・第2のトナー収容室、48・・・カバ
ー要素48.48a・・・周囲壁部48a、48b・・
・閉鎖壁部48b、50・・・管状要素、50a・・・
フランジ部、50b・・・樋状部、52・・・ベアリン
グ、54・・・第1のトナー搬送用スクリュー要素、5
6・・・歯車、58・・・歯車、60・・・第2のトナ
ー搬送用スクリュー要素、62・・・羽根車要素、62
a・・・円板62a、62b・・・羽根板。 b 第1図の記録部の斜視図 第2n 本発明1こよるトナー 記録部を示す図 第1 回収装置を実施化した 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ドラム形態を呈する静電潜像担持体から除去された
    未現像トナーを収容するために該静電潜像担持体の周囲
    の一部に設けられた第1のトナー収容室と、前記静電潜
    像担持体の一方の端面壁部側に設けられ、かつ該静電潜
    像担持体の内部とその回転軸線の箇所で連通させられる
    と共に前記第1のトナー収容室とも連通させられた第2
    のトナー収容室と、前記第1のトナー収容室と前記第2
    のトナー収容室との連通箇所を介して該第1のトナー収
    容室内の未現像トナーを該第2のトナー収容室に搬送す
    るための第1のトナー搬送手段と、前記第2のトナー収
    容室と前記静電潜像担持体の内部との連通箇所を介して
    該第2のトナー収容室内の未現像トナーを該静電潜像担
    持体の内部に搬送するための第2のトナー搬送手段とを
    具備してなるトナー回収装置。 2、請求項1に記載のトナー回収装置において、前記第
    1のトナー搬送手段が前記第1のトナー収容室と前記第
    2のトナー収容室との間にそれらの連通箇所を通して延
    在させられた第1のトナー搬送用スクリュー要素からな
    り、前記第2のトナー搬送手段が前記第1のトナー収容
    室と前記静電潜像担持体の内部との間の連通箇所に該静
    電潜像担持体の回転軸線と共軸に設けられた管状要素と
    、この管状要素内に配置された第2のトナー搬送用スク
    リュー要素とからなることを特徴とするトナー回収装置
    。 3、請求項2に記載のトナー回収装置において、前記静
    電潜像担持体の回転運動を前記第1のトナー搬送用スク
    リュー要素の回転駆動力としてそこに伝達させるべくそ
    の間に適当な歯車機構が介在させられることを特徴とす
    るトナー回収装置。 4、請求項2に記載のトナー回収装置において、前記第
    2のトナー搬送用スクリュー要素を回転駆動させるべく
    その一端が前記静電潜像担持体の他方の端面壁部の回転
    中心箇所に片持ち梁の態様で支持されることを特徴とす
    るトナー回収装置。 5、請求項4に記載のトナー回収装置において、前記第
    2のトナー収容室内に延在する前記管状要素の端部はそ
    の上方側が切除されて樋状部とされ、前記第2のトナー
    搬送用スクリュー要素の他端には前記第2のトナー収容
    室内で回転するようになった羽根車要素が設けられ、こ
    の羽根車要素によって、前記第2のトナー収容室内の未
    現像トナーが前記樋状部に導かれるようになっているこ
    とを特徴とするトナー回収装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7426365B2 (en) 2004-12-07 2008-09-16 Oki Data Corporation Waste toner collecting apparatus and image forming apparatus

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