JPH04126614U - ルームランプのレンズ固定構造 - Google Patents

ルームランプのレンズ固定構造

Info

Publication number
JPH04126614U
JPH04126614U JP3082491U JP3082491U JPH04126614U JP H04126614 U JPH04126614 U JP H04126614U JP 3082491 U JP3082491 U JP 3082491U JP 3082491 U JP3082491 U JP 3082491U JP H04126614 U JPH04126614 U JP H04126614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
outer lens
lid
lamp
lamp housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3082491U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2500086Y2 (ja
Inventor
貴裕 中村
Original Assignee
市光工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 市光工業株式会社 filed Critical 市光工業株式会社
Priority to JP1991030824U priority Critical patent/JP2500086Y2/ja
Publication of JPH04126614U publication Critical patent/JPH04126614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500086Y2 publication Critical patent/JP2500086Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アウタレンズおよびインナレンズをランプハ
ウジングに接着した構造のルームランプを改良して、組
立作業を容易ならしめる。特に、インナレンズとアウタ
レンズとの相当的な位置ずれと、アウタレンズの転落と
を防止する。 【構成】 アウタレンズ10およびインナレンズ9のそ
れぞれに、相互に係合する凹凸よりなる係合部10a,
9aを設ける。これにより双方のレンズ10,9は軽く
結合されるので、これらをランプハウジング4に組みつ
ける作業が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はインナレンズとアウタレンズとがランプハウジングに接着されている 構造の車両用ルームランプに関するものである。 ただし本考案において接着とは、接着剤による接着に限るものではなく、熱融 着,超音波溶着などを含む意である。
【0002】
【従来の技術】
図3はこの種のルームランプの1例を示す断面図である。この従来例のルーム ランプ1は図4に示すようにシェード2で半ば覆われて用いられる。 光源バルブ6から出射した矢印aの光は、インナレンズ8,アウタレンズ7を 通って矢印bのごとく出射し、天井壁面3によって矢印cのように反射されて間 接照明の作用をする。
【0003】 図3に示した4はランプハウジングであって、開口を有する本体4aと蓋4b ´とがヒンジ4cを介して一体に連設されている。上記ランプハウジングにソケ ット5が固定されて光源バルブ6を支持している。 上記ランプハウジング4の本体部にアウタレンズ7とインナレンズ8とを配置 し、実線で描いた蓋4b´をヒンジ4cの回りに矢印dのごとく回動させて仮想 線で示した位置4bとし、この蓋4bはアウタレンズ7およびインナレンズ8に 対して接着(本従来例では超音波溶着)される。
【0004】 本従来例のインナレンズ8には拡散プリズムSが形成されていて光路を屈折さ せて所望の配光パターンとする役目を受け持っている。 また、アウタレンズ7は着色合成樹脂(本例では青色)であって、出射光の色 調を調整する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来例のルームランプ(図3)を組み立てる際は、図5に示すようにラン プハウジング本体4aの上にインナレンズ8とアウタレンズ7とを仮置きし、開 かれていた蓋4b´を矢印dのごとく回動させて4bのごとく閉じ、この閉じら れた蓋4bとインナレンズ8と、および、閉じられた蓋4bとアウタレンズ7と を超音波溶着で接着する。 上記の接着作業の途中では、インナレンズ8およびアウタレンズ7がランプハ ウジングに対して固定されていないので位置ずれを生じ易い。 位置ずれしたままで接着してしまうと製品の品質が著しく低下する。また、図 5において矢印F方向に位置ずれした場合、アウタレンズ7がハウジング本体4 a上から転落してしまう(インナレンズ8は通常程度の位置ずれでは転落しない )。 このため、この種のルームランプの組立作業には高度の熟練と多大の労力とを 要し、しかも製品歩留りが悪い。
【0006】 本考案は上述の事情に鑑みて為されたものであって、 蓋を備えたランプハウジングの本体部にインナレンズとアウタレンズとを配置 し、該ランプハウジングの蓋で本体部の開口を覆うとともに、この蓋をインナレ ンズおよびアウタレンズに接着した構造の車両用ルームランプを改良して組立て 作業を容易ならしめ、格別の熟練を要せず、レンズの位置ずれや転落を防止する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成として本考案に係るレンズの固定構造は、 蓋を備えたランプハウジングの本体部にインナレンズとアウタレンズとを配置 し、該ランプハウジングの蓋で本体部の開口を覆うとともに、この蓋をインナレ ンズおよびアウタレンズに接着した構造の車両用ルームランプにおいて、 前記インナレンズとアウタレンズとのそれぞれに、相互に係合する凹凸よりな る係合部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、インナレンズとアウタレンズとが相互に係合しているの で、双方のレンズが相対的に位置ずれを生じるおそれが無い。
【0009】 また、双方のレンズの一つ一つを位置決めしなくても、何れか一方のレンズを 位置決めすれば他方は自然に位置決めされる。
【0010】 さらに、上記双方のレンズが相互に係合して一体となっているので、多少の位 置ずれを生じてもレンズがランプハウジングから転落するおそれは無い。
【0011】
【実施例】
図1は本考案に係るルームランプの1実施例を示す断面図である。 この実施例は図3に示した従来例のルームランプに本考案を適用して改良した ものであって、図3におけると同一の図面参照番号を付したランプハウジング4 、その本体部4a,蓋4b,ヒンジ4c、ソケット5、光源バルブ6は前記従来 例におけると同様ないし類似の構成部分である。
【0012】 図示の9は本考案を適用して構成したインナレンズであり、図示の10は同じ くアウタレンズである。 上記双方のレンズ9,10には、相互に係合する凹凸よりなる係合部9a,1 0aが設けられている。これらの係合部を互いに組み合わせると、双方のレンズ 9,10は軽度の結合状態となる。 本例においては双方の係合部9a,10aが静合するように構成したので、指 先で容易に嵌め合わすことができ、かつ、組み合わせたインナレンズ9とアウタ レンズ10とを掌の上で転がしても離脱しない程度の結合状態が得られた。
【0013】 上記のようにしてインナレンズ9とアウタレンズ10とを軽く結合して、これ を図2のようにランプハウジング本体4aの上に置く。 そして、図5について示した従来例の組立て操作と同様にしてランプハウジン グの蓋4b´を矢印dのごとく回動させて4b位置とし、超音波溶着を施す。
【0014】 この作業の途中、インナレンズ9とアウタレンズ10とは軽く結合しているの で位置決めが容易であり、何らかの事情で一時的に位置ずれを生じても、双方の レンズ9,10の総合重心Mがハウジング本体4aの上方に在る限り、たとえア ウタレンズ10の単独重心mがハウジング本体4aからオーバーハングしても、 結合されたレンズは転落しない。
【0015】 このため、格別の熟練を要せずに組立て作業を容易に行うことができ、インナ レンズ9とアウタレンズ10との相対的な位置ずれを生じたり、レンズをランプ ハウジング上から転落させたりするおそれが無い。
【0016】
【考案の効果】
蓋を備えたランプハウジングの本体部にインナレンズとアウタレンズとを配置 し、該ランプハウジングの蓋で本体部の開口を覆うとともに、この蓋をインナレ ンズおよびアウタレンズに接着した構造の車両用ルームランプに本考案を適用し て、前記インナレンズとアウタレンズとのそれぞれに、相互に係合する凹凸より なる係合部を設けると、組立作業が容易になり、格別の熟練を要しないでレンズ の位置ずれや転落を生じるおそれが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るルームランプの1実施例を示す断
面図
【図2】上記実施例の作用,効果の説明図
【図3】従来例のルームランプの断面図
【図4】上記従来例の使用状態の説明図
【図5】上記従来例における技術的課題の説明図
【符号の説明】
1…ルームランプ、2…シェード、3…天井壁面、4…
ランプハウジング、4a…本体部、4b…蓋(開いた状
態)、4b´…蓋(閉じた状態)、4c…ヒンジ、5…
ソケット、6…光源バルブ、7…アウタレンズ(従来
例)、8…インナレンズ(従来例)、9…インナレンズ
(実施例)、9a…係合部、10…アウタレンズ(実施
例)、10a…係合部、S…拡散プリズム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋を備えたランプハウジングの本体部に
    インナレンズとアウタレンズとを配置し、該ランプハウ
    ジングの蓋で本体部の開口を覆うとともに、この蓋をイ
    ンナレンズおよびアウタレンズに接着した構造の車両用
    ルームランプにおいて、前記インナレンズとアウタレン
    ズとのそれぞれに、相互に係合する凹凸よりなる係合部
    を設けたことを特徴とするルームランプのレンズ固定構
    造。
JP1991030824U 1991-05-02 1991-05-02 ル―ムランプのレンズ固定構造 Expired - Lifetime JP2500086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991030824U JP2500086Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 ル―ムランプのレンズ固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991030824U JP2500086Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 ル―ムランプのレンズ固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04126614U true JPH04126614U (ja) 1992-11-18
JP2500086Y2 JP2500086Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=31914268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991030824U Expired - Lifetime JP2500086Y2 (ja) 1991-05-02 1991-05-02 ル―ムランプのレンズ固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500086Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073290A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toyota Boshoku Corp 車両用室内照明装置及び車両用室内照明構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62130592A (ja) * 1985-12-02 1987-06-12 株式会社東芝 配線基板の製造方法
JPH0244411U (ja) * 1988-09-19 1990-03-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62130592A (ja) * 1985-12-02 1987-06-12 株式会社東芝 配線基板の製造方法
JPH0244411U (ja) * 1988-09-19 1990-03-27

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073290A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Toyota Boshoku Corp 車両用室内照明装置及び車両用室内照明構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2500086Y2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04126614U (ja) ルームランプのレンズ固定構造
JPH0485651U (ja)
JPH0135372Y2 (ja)
JPH0330310U (ja)
JPS5941523Y2 (ja) 光学繊維の固定構造
JPH0423274Y2 (ja)
JPS6110247Y2 (ja)
USD400294S (en) Cast arm for light fixture
USD400295S (en) Cast arm for light fixture
JPH0390202U (ja)
JPS62137504U (ja)
JPH03103413U (ja)
JPH023503U (ja)
JPH0323863U (ja)
JPH0684619U (ja) 車両用灯具のキャップ固定構造
JPS62164617U (ja)
JPH0251302U (ja)
JPH0293715U (ja)
JPH0168606U (ja)
JPS6154609U (ja)
JPH0190010U (ja)
JPH0278901U (ja)
JPS6445813U (ja)
JPS62158627U (ja)
JPS61177302U (ja)