JPH04126547A - 排ガス浄化用触媒 - Google Patents

排ガス浄化用触媒

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JPH04126547A
JPH04126547A JP2247828A JP24782890A JPH04126547A JP H04126547 A JPH04126547 A JP H04126547A JP 2247828 A JP2247828 A JP 2247828A JP 24782890 A JP24782890 A JP 24782890A JP H04126547 A JPH04126547 A JP H04126547A
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alumina
silver
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茂良 谷口
Eiichi Shiraishi
英市 白石
Kazuo Tsuchiya
一雄 土谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、アルコールを含有する燃料を用いる内燃機関
の排ガス中に含まれる有害物質を浄化する触媒に関する
。詳しくはアルコールを含有する燃料を用いる内燃機関
の排ガス中の未燃アルコール及びアルデヒド類を酸化し
、かつこの浄化能が低温域から優れた触媒に関するもの
である。
〈従来の技術〉 自動車等の内燃機関に使用される燃料としては、生とし
て、ガソリンが用いられてきた。しかし排ガスの問題、
燃料の供給の問題等により、近年、ガソリンに替えクリ
ーンな燃料であるメタノールを主成分とした燃料たとえ
ば100%メタノール、メタノールにガソリンを85 
:15で加えた燃料またはメタノールにガソリンを50
:50で加えた燃料等の混合燃料の使用が検討されてい
る。
これらの燃料を使用した場合、内燃機関から発生する排
ガスには通常のガソリンを燃料とした場合に比べ未燃ア
ルコール、アルデヒド類等の種々の成分が含まれ、これ
らの排ガス成分が新たな問題となっている。
これらの排ガスの浄化方法としてT−アルミナに銀およ
びパラジウムを担持した触媒(特開昭62−12912
9号)、ランタンおよびネオジウムを含有するアルミナ
にパラジウムを担持した触媒(特開昭58−79544
号)、更に、実質的にパラジウム、ロジウム及び酸化セ
リウムからなる第1触媒と、実質的に銀からなる第2触
媒との2段型触媒(特開昭63−141631)等が提
案されているが、いずれにおいても本発明が目的とする
低温活性の良好で、かつ耐久性に優れた触媒を開示する
ものではなく、実際の使用に耐える水準とは隔たりが認
められる。
〈発明が解決しようとする課題〉 そこで本発明においては、アルコールを含有する燃料を
用いる内燃機関の排ガス中に含まれる未燃アルコール、
アルデヒド類を高転化率で酸化し、かつこれらの浄化能
が低温域から優れており、さらに高い耐久性を有する触
媒を提案する目的でなされたものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは上記の課題に対処するために鋭意研究の結
果、三次元構造体にパラジウム、銀、および耐火性無機
酸化物(イ)とさらに(ロ)Ti。
Zr + Cr +  W + Mn + Fe + 
Ni+ In + Sn + Tl2 +Biからなる
群から選ばれる少なくとも1種の金属の金属酸化物とを
含有する触媒成分を被覆してなることを特徴とするアル
コール燃料またはアルコールとガソリンの混合燃料を用
いる内燃機関からの排ガスのうち、特に未燃メタノール
および/またはアルデヒド類の浄化用触媒を見出すこと
により本発明を完成するに至ったのである。
触媒1!当たりに含まれるパラジウム(以下rPdJと
も記載する)量は0.05〜15g、好ましくは1〜1
0gである。パラジウム量が0.05g未満では望まし
い耐久性能が得られず、15g以上であっても更なる効
果は得られない。これらPdとAgの比率(Pd/Ag
)は、いずれの値でも本発明の効果を達成しうるが、好
ましくは0.1以上、さらに好ましくは0.5以上であ
る。このPd源には塩化パラジウム、硝酸パラジウム、
パラジウムスルフィド及びパラジウムテトラミンクロラ
イドなどが好ましい。また触媒1l当たりに含まれる銀
(以下「Ag」とも記載する)量ハ0.05g 〜20
g1好ましくは10g〜15gである。0.05 g未
満では望ましい浄化性能が得られず、20gを越えて添
加しても更なる効果は得られない。この銀としては、水
溶性の銀化合物が好適に用いられる。 (ロ) Tl 
l Zr I Cr l Gli+ Mn + Fe+
 ss +In r Sn + Tj! + Btから
なる群から選ばれる少なくとも1種の金属の金属酸化物
の量は0.05〜1゜gである。好ましくは1〜5gで
ある。0.05 g未満では添加効果が得られず、10
g越えて添加しても更なる効果は得られない。これらの
酸化物としては酸化物をそのまま用いることもできるが
、乾燥又は焼成することにより酸化物となりえる前駆体
、例えば、水酸化物又は硝酸塩、酢酸塩、塩化物、硫酸
塩、炭酸塩等の塩を出発物質としてもちいることができ
る。
耐火性無機酸化物(イ)としてはアルミナ、シリカ、ジ
ルコニア、チタニア、セリア等の酸化物又はこれらの複
合酸化物が用いられるが、好ましくは活性アルミナであ
る。
ただし、(ロ)金属酸化物がチタニア、ジルコニアの場
合、耐火性無機酸化物(イ)には、チクニア、ジルコニ
アを除く上記酸化物又はその複合酸化物が用いられる。
さらに耐火性無機酸化物の量は50〜250gが好まし
い。この量が50g未満のときは、十分な浄化性能を得
難くくなり、250gを越えるときは触媒の背圧が高く
なり実用上好ましくない。
本発明に係る触媒の製造方法を例示するが、実施に当っ
ては、これらの製造方法は適宜変更されてなされる。
Pdの水溶液と活性アルミナの1種であるγ−アルミナ
粉体を充分混ぜ合せた後、乾燥、焼成し、Pd担担持−
アルミナ粉体を調製した。この得られた粉体をボールミ
ルで湿式粉砕することにより、水性スラリーを調製し、
このスラリーにモノリス ゛担体を浸し、次いで余分な
スラリーを吹きはらい乾燥焼成し、Pd担担持−アルミ
ナを被覆した担体を得た。
次に銀の水溶液に上記Pd担持T−アルミナ被覆担体を
浸漬した後、余分の水溶液を吹きはらい、乾燥、焼成し
、Pd−Ag担担持−アルミナを被覆した担体を得た。
さらにスズの水溶液に上記Pd −Ag担担持−アルミ
ナ被覆担体を浸漬し、余分の水溶液を吹きはらい乾燥、
焼成し完成触媒を得た。
〈実施例〉 以下、実施例および比較例にて本発明の詳細な説明して
いくが、本発明の趣旨に反しない限り本発明ははこれら
に限定されるものではない。
実施例1 市販のコージェライト質ハニカム担体(日本碍子層、以
下「ハニカム担体」という)を用いて触媒を調製した。
用いたハニカム担体は、横断面が1平方インチ当り約4
00個のガス流通セルを有する24+mnφ、長さ12
0mmLの円柱状のもので、54m1の体積を有するも
のを用いた。パラジウム(Pd)として7.5gを含有
する硝酸パラジウム水溶液と比表面積100m”/gの
r−アルミナ150gとを混合し、150°Cで2時間
乾燥した後、空気中500°Cで1時間焼成した。この
Pd担担持−アルミナ粉体(A)をボールミルで湿式粉
砕することにより、コーティング用水性スラリーを調製
した。このコーティング用水性スラリーに前記モノリス
担体を浸漬し、取り出した後、セル内の過剰スラリーを
空気でブローして、全てのセルの目詰りを除去した。
次いで、150°Cで2時間乾燥し、500℃で1時間
焼成して、Pd担担持−アルミナを被覆した担体(B)
が得られた。
次に、銀(Ag)として20gを含有する硝酸銀水溶液
200gに上記Pd担持T−アルミナを被覆した担体(
B)を浸漬し、過剰の水溶液を空気でブローした。次い
で150℃で2時間乾燥し500℃で1時間焼成して、
Pd −Ag担担持−アルミナ担体(C)が得られた。
次に、酸化スズ(Snug)として2.0 gを含有す
る硫酸スズ水溶液200gに上記Pd −Ag担担持−
アルミナ担体(C)を浸漬し、過剰の水溶液を空気でブ
ローした。次いで150°Cで2時間乾燥し、500°
Cで1時間焼成して触媒(a)を得た。
この触媒はll当り、Pd 5g、Ag 10g。
T−アルミナ100g、酸化スズ1.0gが含有されて
いた。
実施例2 実施例1のPd担担持−アルミナ粉体(A)において、
パラジウム(Pd)として7.5gを含有する硝酸パラ
ジウム水溶液を用いる代わりにパラジウム(Pd)とし
て1.5gを含有する硝酸パラジウム水溶液を用いる以
外は同様の方法でPd担担持−アルミナ粉体を得た。以
下実施例1と同様の操作を行って触媒軸)を得た。
この触媒はIf当り、Pd 1.Og、  Ag 10
 g。
γ−アルミナ100 g、酸化スズ1.0gが含有され
ていた。
実施例3 実施例1のPd担担持−アルミナ粉体(A)において、
パラジウム(Pd)として7.5gを含有する硝酸パラ
ジウム水溶液を用いる代わりにパラジウム(Pd)とし
て4.5gを含有する硝酸パラジウム水溶液を用いる以
外は同様の方法でPd担担持−アルミナ粉体を得た。以
下、実施例1と同様の操作を行って触媒(C)を得た。
この触媒は1l当りPd 3.Og、  Ag1Og、
T−アルミナ100g、酸化スズ1.0gが含有されて
いた。
実施例4 実施例1において酸化スズ(SnO□)として2.0g
を含有する硫酸スズ水溶液を用いる代わりに酸化スズ(
Snow)として6.0gを含有する硫酸スズ水溶液を
用いる以外は実施例1と同様の操作を行うて触媒(ロ)
を得た。
この触媒はII!当り、Pd 5.OgS Ag 10
g、T−アルミナ100g、酸化スズ3.0gが含有さ
れていた。
実施例5 実施例1において、酸化スズの代わりに第1表に示す酸
化物を用いて実施例1と同様な手順により、触媒(e)
〜(n)を調製した。
比較例1 実施例2において、酸化スズ(SnO□)として2.0
gを含有する硫酸スズ水溶液を用いないこと以外は実施
例2と同様の操作を行って触媒(0)を得た。
この触媒は1l当り、Pd 1.Og、  Ag 10
g、T−アルミナ100gが含有されていた。
比較例2 比較例1において、パラジウム(Pd)として7.5g
を含有する硝酸パラジウムを用いる代わりにパラジウム
(Pd)として7.5gを含有する硝酸パラジウムを用
いる以外は比較例1と同様の操作を行って触媒(ロ)を
得た。
この触媒は1j!当り、Pd 5.Og、  Ag 1
0g、T−アルミナ100gが含有されていた。
比較例3 比較例2において、銀(Ag)として20gを含有する
硝酸銀水溶液200mfを用いる代わりに銀(Ag)と
して26gを含有する硝酸銀水溶液200tallを用
いる以外は比較例2と同様の操作を行って触媒(q)を
得た。
この触媒はIf当り、Pd 5.Og、  Ag  1
3g、T−アルミナ100gが含有されていた。
実施例1〜5、比較例1〜2、で調製した触媒(a)〜
(q)について以下の方法により耐久処理を行った後、
その触媒性能を評価した。
(耐久条件) 各触媒をステンレス製のマルチコンバーターに充填して
、エンジン排気口に、このマルチコンバーターを設置し
、下記の条件で耐久処理を行った。
空  燃  比 ;  A/F=14.6触媒入ロ温度
 ; 750℃ 時     間  ;30hr 燃    料 ; ガソリン(無鉛)15:メタノール
85混合燃料 (触媒性能評価条件) 上記耐久処理の終了後、ステンレス製反応管に触媒を充
填し、以下の条件で評価した。
メタノールの分析はFIDガスクロマトグラフィーを用
い、ホルムアルデヒド(HCHO)の分析はクロモトロ
ープ酸を用いた比色分析で行った。
ガス組成 CO; 0.5 vo1%、 Oz;0.6
5 vo1%。
炭化水素(HC) i  C3H6430ppm 、 
 No  。
500ppm 、  COz  ;  14.5  v
o1%、  H2O;20VO1%、メタノール(Me
OH) ; 1300 ppm。
ホルムアルデヒド(HCHO)  ; 100ppm 
残りは窒素 S−V、     50,000  Hr−’    
 ゛触媒入口温度 200℃ 〈発明の効果〉 第1表に示すように本発明に係る実施例(触媒(a)〜
(n))は、比較例(触媒(0)〜(q))に比べ、未
燃メタノール浄化率及びホルムアルデヒド(HCHO)
浄化率において著しく性能改善されている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三次元構造体にパラジウム、銀、および耐火性無
    機酸化物(イ)と、(ロ)Ti、Zr、Cr、W、Mn
    、Fe、Ni、In、Sn、Tl、Biからなる群から
    選ばれる少なくとも1種の金属の金属酸化物とを含有す
    る触媒成分を被覆してなることを特徴とするアルコール
    燃料またはアルコールとガソリンの混合燃料を用いる内
    燃機関の排ガス浄化用触媒。
  2. (2)触媒1l当たりパラジウムを0.05〜15g、
    銀を0.05〜20g、耐火性無機酸化物(イ)を50
    〜250g、(ロ)Ti、Zr、Cr、W、Mn、Fe
    、Ni、In、Sn、Tl、Biからなる群から選ばれ
    る少なくとも1種の金属の金属酸化物を0.05〜10
    g含有してなる請求項(1)記載の触媒。
  3. (3)耐火性無機酸化物(イ)が活性アルミナである請
    求項(1)記載の触媒。
JP2247828A 1990-09-17 1990-09-17 排ガス浄化用触媒 Expired - Lifetime JPH062229B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047850A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Mazda Motor Corp 触媒、排気ガス浄化用触媒、及び触媒の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047850A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Mazda Motor Corp 触媒、排気ガス浄化用触媒、及び触媒の製造方法
JP4631230B2 (ja) * 2001-08-03 2011-02-16 マツダ株式会社 排気ガス浄化用触媒

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