JPH04126510A - バグフィルタ用濾布の破損検出方法 - Google Patents

バグフィルタ用濾布の破損検出方法

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Publication number
JPH04126510A
JPH04126510A JP24574790A JP24574790A JPH04126510A JP H04126510 A JPH04126510 A JP H04126510A JP 24574790 A JP24574790 A JP 24574790A JP 24574790 A JP24574790 A JP 24574790A JP H04126510 A JPH04126510 A JP H04126510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter cloth
gas
filter
breakage
damage
Prior art date
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Pending
Application number
JP24574790A
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English (en)
Inventor
Shinseki Itaya
板谷 真積
Yukio Hasebe
長谷部 行男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バグフィルタ用濾布の破損検出方法に係り、
特にわずかな破損でも確実に検出することができるバグ
フィルタ用濾布の破損検出方法に関するものである。
〔従来の技術〕
バグフィルタは排ガス中の固形物、特に燃焼排ガス中の
ダスト等を除去する集塵器として広く知られており、最
近ではごみ焼却装置から排出される燃焼排ガスに含まれ
るSOx、HCI等の有害酸性成分の除去装置としても
用いられている。
このようなバグフィルタ装置において固形物を捕集、除
去する濾布の選定はきわめて重要なことがある。一方、
せっかく処理目的に適合した濾布を選定しても、その濾
布の破損または損傷を検出することができなかったり、
検出が遅れたりすると処理目的を十分に達成することは
できない。
従来から行われているバグフィルタ用濾布の破損検出方
法として、例えば開放点検、煙突から大気に放散される
処理ガスの目視判定、バグハウス内の圧力損失の急激な
低下の検知などがあげられるが、いずれも破損の程度が
かなり進行しないと発見できなかったり、破損後ある程
度の時間が経過した後でないと検知されないことが多く
、その間に未処理に近い処理ガスが大気に放散されてし
まうという問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、破損
の程度にかかわらず、迅速かつ正確に濾布の破損を検出
することができるバグフィルタ用濾布の破損検出方法を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、排ガスを集塵室に導
入し、濾布を用いて固形分を除去した後、処理ガスとし
て煙突から大気に放散するバグフィルタ装置に用いる前
記濾布の破損を検出するに当り、前記集塵室の出口から
煙突に到る煙道に自動−微粒子計測器を配置し、前記処
理ガス中の固形分量を連続分析し、その変化から濾布の
破損を検出することを特徴とする。
〔作用〕
バグフィルタの出口処理ガス中の固形分量を集塵室出口
から煙突に到る煙道内に配置された自動微粒子計測器に
よって連続的に計測することにより、バグフィルタ出口
処理ガス中の固形分量をリアルタイムで監視し、その変
化により濾布の破損を精度よく検出することができる。
例えば濾布がわずかに損傷して処理ガス中の固形分量が
わずかに増加した場合でも、その差異を迅速かつ確実に
検出し、濾布の異常を即座に知ることができる。
本発明において、煙道に配置される、ガス中の固形分量
を計測する自動微粒子計測器としては、例えば光ファイ
バーを用いた透過型または反射型の計測器があげられる
が、これに限定されるものではない。
本発明において典型的に用いられる光透過型自動微粒子
計測器は、例えば煙道を流れるガス流体の代表的なサン
プルを連続的に通過させる、所定断面積および所定長さ
のガス流路を有するセンサを有しており、該センサのガ
ス流路の一側面にはガスの流れに対して直角方向に投光
する一定面積の投光部があり、その対向面には受光部が
ある。
投光部から投光された一定強度の光は受光部に受光され
て電気信号に変換され、光の強度に応じた電圧が表示さ
れる。測定ガス中に固形物が含まれていない場合は、投
光部から投光された光は全て受光部に受光されるが、ガ
ス中に固形物が含まれると該固形物が前記センサのガス
流路の投光部と受光部の間を通過する際に投光部から投
光された光の一部を遮り、その部分が受光部において影
として検出され、この影が電気信号としての電圧降下を
示すパルス信号として検出される。このパルス信号の数
は固形物の数を、またその大きさは固形物の大きさをそ
れぞれ表している。したがって、単位時間当りのパルス
信号の数と大きさならびにガス流路を通過するガス量と
がわかれば、単位ガス中の固形分量が多いか少ないかを
推測することができる。
本発明において、自動微粒子計測器により予め正常運転
時、すなわち濾布の破損がなく通常の除塵効果が得られ
ている場合のバグフィルタ出口処理ガス中の固形分量を
、例えば1日車位で終日通して計測し、これを用いて検
量線を作成しておくことが好ましい。作成した検量線と
実際の計測値とを比較することにより、処理ガス中の固
形分量の異常、すなわちバグフィルタの濾布の破損の有
無を容易に検知することができる。ところで、検量線と
実測値との比較において、どの程度の差異が検出された
場合に異常とみなすかは、被処理ガスの種類、脱塩処理
または剥離助剤を用いた場合等の処理方式、処理ガスの
排出基準等によって適宜決定される。
本発明において、前記検量線と実測値との比較を予め検
量線データを入力した自動演算器を用いて行い、異常時
には直ちに排ガスの導入を停止し、ブザーまたはランプ
の点灯等によって速やかに担当作業者に告知するように
制御することもできる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す装置系統図である。
図において、焼却設備から排出された燃焼排ガスAは、
バグフィルタ1に導入されて濾布2を通過する際に、固
形物が除去され、バグフィルタ1の出口から煙道3を通
り、ここで自動微粒子計測器5によって固形分量が計測
された後、処理ガスBとしてプロア4を経て煙突6から
大気に放散される。
自動微粒子計測器5による処理ガスB中の固形分量の計
測結果は、例えば自動記録紙(チャート)に連続的に記
録される。この場合、通常の正常状態と異なる計測結果
が得られた場合には、例えば排ガスの導入を自動的に停
止させた後、ブザーまたはランプの点滅等の手段によっ
て作業者にその異常が告知されるようになっている。
第2図は、バグフィルタ装置が正常に運転されている場
合の自動微粒子計測器5による検出データを示す図、第
3図は、濾布2に破損が生じた異常時の検出データを示
す図である。第2図および第3図において、縦軸は電圧
降下を、横軸は計測経過時間を示し、ピークの数は検出
された固形物の数を、またピークの高さは固形物の大き
さをそれぞれ示している。正常運転時にはガス中の固形
分量がわずかであるのに対し、濾布の破損時には固形物
の数および大きさ共に著しく増大していることがわかる
本実施例によれば、バグフィルタ出口の処理ガス中の固
形分量をリアルタイムで連続分析することにより、濾布
の破損による異常を迅速に検知することができ、適切な
対応が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、バグフィルタ出口処理ガス中の固形分
量を連続的に計測することにより、処理ガス中の固形分
量のわずかな変動を正確に監視することができるので、
濾布の破損または損傷を迅速かつ正確に検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す装置系統図、第2図
は、正常運転時の処理ガス中の固形分計測結果を示す図
、第3図は異常(濾布破損)時の処理ガス中の固形分の
測定結果を示す図である。 1・・・バグフィルタ、2・・・濾布、3・・・煙道、
4・・・ブロワ、5・・・自動微粒子計測器、6・・・
煙突。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排ガスを集塵室に導入し、濾布を用いて固形分を
    除去した後、処理ガスとして煙突から大気に放散するバ
    グフィルタ装置に用いる前記濾布の破損を検出するに当
    り、前記集塵室の出口から煙突に到る煙道に自動微粒子
    計測器を配置し、前記処理ガス中の固形分量を連続分析
    し、その変化から濾布の破損を検出することを特徴とす
    るバグフィルタ用濾布の破損検出方法。
JP24574790A 1990-09-14 1990-09-14 バグフィルタ用濾布の破損検出方法 Pending JPH04126510A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544626A (ja) * 2010-09-28 2013-12-19 デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 塗料オーバースプレーを分離するためのフィルター装置および方法

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JP2013544626A (ja) * 2010-09-28 2013-12-19 デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 塗料オーバースプレーを分離するためのフィルター装置および方法

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