JPH04126446U - 壁掛け型電話機のハンドセツト引掛け構造 - Google Patents
壁掛け型電話機のハンドセツト引掛け構造Info
- Publication number
- JPH04126446U JPH04126446U JP3254491U JP3254491U JPH04126446U JP H04126446 U JPH04126446 U JP H04126446U JP 3254491 U JP3254491 U JP 3254491U JP 3254491 U JP3254491 U JP 3254491U JP H04126446 U JPH04126446 U JP H04126446U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- hook plate
- tip
- recess
- wall
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- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドセット受話器の顎部が引掛け板の先端
面に載置されてハンドセットが電話機本体に不安定な状
態で引掛かることを防止する。 【構成】 引掛け板8の先端部9は横方向Yに湾曲し、
かつ引掛け板8の先端の端面9aは横方向Yに沿って山
形の凸曲面に形成されると共に断面も凸曲面に形成され
ている。ハンドセット5の受話器6が凹部2内に深く挿
入された時には引掛け板8の先端部9が受話器6の溝7
に嵌入し、受話器6を係止する。受話器6が凹部2内に
浅く挿入された時には、受話器顎部6aは引掛け板8の
先端部9aに載置することなく落下する。
面に載置されてハンドセットが電話機本体に不安定な状
態で引掛かることを防止する。 【構成】 引掛け板8の先端部9は横方向Yに湾曲し、
かつ引掛け板8の先端の端面9aは横方向Yに沿って山
形の凸曲面に形成されると共に断面も凸曲面に形成され
ている。ハンドセット5の受話器6が凹部2内に深く挿
入された時には引掛け板8の先端部9が受話器6の溝7
に嵌入し、受話器6を係止する。受話器6が凹部2内に
浅く挿入された時には、受話器顎部6aは引掛け板8の
先端部9aに載置することなく落下する。
Description
【0001】
本考案は、壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構造に係り、特に壁掛け型及
び卓上型兼用の電話機を壁掛け型に使用した時に、電話機本体に引掛けられたハ
ンドセットを係止するハンドセット引掛け構造に関する。
【0002】
電話機は、卓上型や壁掛け型や卓上・壁掛け兼用型など種々のタイプのものが
使用されている。図3は従来の卓上・壁掛け兼用型電話機を壁掛け型として使用
した状態を示したもので、電話機本体1には受話器受容用の凹部2が形成され、
この受話器受容用の凹部2の底面2aにはフックボタン3が突出していると共に
凹部2の下方側面2bには引掛け板4が突出している。この引掛け板4は電話機
が卓上型として使用される時には凹部2内に突出しないように反転される。ハン
ドセット5はその受話器6の下面に係止溝7が形成されている。
ハンドセット5が矢印方向に更に押されると、フックボタン3が押し下げられ
ると共に、引掛け板4が係止溝7に嵌入しハンドセット5を係止する。これによ
ってハンドセット5は電話機本体1に確実に引掛けられる。
【0003】
ところが、上述の従来の電話機では引掛け板4は平板状でありかつ先端面が平
坦であるため、ハンドセット5に対する押込み力が小さいと、受話器6はその顎
部6aが図示のように引掛け板4の先端面上に載置される。このため、ハンドセ
ット5はフックボタン3を充分に押圧せず、不安定な状態で凹部2に引掛けられ
るので、電話が通話状態のままとなったり、僅かな衝撃によってハンドセットが
電話機本体1から落下し損傷するといった問題があった。
そこで、本考案の目的は、ハンドセット受話器の顎部が引掛け板の先端面に載
置されてハンドセットが電話機本体に不安定な状態で引掛かることを防止するこ
とができる壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構造を提供することにある。
【0004】
この目的を達成するために本考案は、ハンドセットと、このハンドセットの受
話器を受容する受話器受容用の凹部が形成された電話機本体と、上記凹部の下方
側面から上記凹部の内方に突出し、上記凹部への上記受話器の受容時に上記受話
器の溝に嵌入されその受話器を係止する引掛け板とを具備する壁掛け型電話機に
おいて、上記引掛け板の先端部表面は横方向に湾曲し、かつ上記引掛け板先端の
端面は横方向に沿って山形の凸曲面に形成されると共に断面も凸曲面に形成され
ていることを特徴とするものである。
【0005】
ハンドセットは、その受話器を受話器受容用の凹部内に充分挿入されれば、引
掛け板が受話器の溝に嵌入し受話器を凹部内に係止する。従ってハンドセットは
電話機本体に確実に引掛けられる。
ところが、受話器を受話器受容用の凹部に浅く挿入したり、傾けて挿入した場
合には、引掛け板は先端部表面が横方向に湾曲し、かつ引掛け板先端の端面は横
方向に沿って山形の凸曲面に形成されると共にその断面も凸曲面に形成されてい
るため、受話器は引掛からずに落下し、不安定の状態での引掛りを防止すること
ができる。
【0006】
以下に、本考案による壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構造の一実施例を
図3と同部分には同一符号を付して示した図1及び図2を参照して説明する。
図1において、電話機本体1には受話器受容用の凹部2が形成され、この受話
器受容用の凹部2の底面2aにはフックボタン3が突出し、凹部2の下方側面2
bには引掛け板8が突出している。この引掛け板8の先端部9は、平坦部が存在
しないように曲面で構成され、その表面が図2に明示したように横方向Yに湾曲
すると共に、先端に向かって先細りのテーパが付されている。引掛け板先端部9
の端面9aは図1の正面図に示すように横方向Yに沿って山形の凸曲面であり、
その断面形状も図1の側面断面図に示すように凸曲面に形成されている。なお、
引掛け板8は電話機は卓上型として使用される時には凹部2内に突出しないよう
に反転される。
ハンドセット5はその一端から受話器6が突出し、この受話器6の下面には係
止溝7が形成されている。
【0007】
次に、この実施例の作用を説明する。
図1において、ハンドセット5の受話器6を受話器受容用の凹部2の深い所定
位置まで挿入すれば、引掛け板8の先端部9が受話器6の溝7に嵌入し受話器6
を凹部2内に係止する。これにより、ハンドセット5は電話機本体1に確実に引
掛ると共にフックボタン3を充分に押し下げる。他方、受話器6を受話器受容用
の凹部2に浅く入れたり、傾けて入れた時には、受話器6の顎部6aが引掛け板
8の先端部9に接触する。しかしながら、引掛け板先端部9は湾曲しテーパが付
いており、端面9aは横方向Yに沿って凸曲面となり断面も凸曲面に形成されて
いるため、受話器6の顎部6aは引掛け板8に引掛からずに落下する。
【0008】
なお、上記実施例は卓上・壁掛け兼用型の電話機であった。しかしながら、本
考案はこれに限らず、壁掛け専用の電話機にも適用することができる。
【0009】
以上の説明から明らかなように本考案によると、引掛け板の先端部表面は横方
向に湾曲し、かつ引掛け板先端の端面は横方向に沿って山形の凸曲面に形成され
ると共に断面も凸曲面に形成されているため、受話器の顎部が引掛け板に載置さ
れてフックボタンを押込まない状態でハンドセットが電話機本体に引掛かるとい
った事態を防止することができる。
【図1】本考案に係る壁掛け型電話機のハンドセット引
掛け構造の一実施例を示した正面図と側面断面図。
掛け構造の一実施例を示した正面図と側面断面図。
【図2】図1の引掛け板を示した斜視図。
【図3】従来の壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構
造を示した正面図と側面断面図。
造を示した正面図と側面断面図。
1 電話機本体
2 受話器受容用の凹部
5 ハンドセット
6 受話器
7 受話器の溝
8 引掛け板
9 引掛け板の先端部
9a 引掛け板先端部の端面
Y 横方向
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドセットと、このハンドセットの受話
器を受容する受話器受容用の凹部が形成された電話機本
体と、上記凹部の下方側面から上記凹部の内方に突出
し、上記凹部への上記受話器の受容時に上記受話器の溝
に嵌入されその受話器を係止する引掛け板とを具備する
壁掛け型電話機において、上記引掛け板の先端部表面は
横方向に湾曲し、かつ上記引掛け板先端の端面は横方向
に沿って山形の凸曲面に形成されると共に断面も凸曲面
に形成されていることを特徴とする壁掛け型電話機のハ
ンドセット引掛け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991032544U JP2516519Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991032544U JP2516519Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126446U true JPH04126446U (ja) | 1992-11-18 |
JP2516519Y2 JP2516519Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31915466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991032544U Expired - Fee Related JP2516519Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 壁掛け型電話機のハンドセット引掛け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516519Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182142U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-13 | ||
JPS62186544U (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-27 | ||
JPS63136441U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 | ||
JPS6447138U (ja) * | 1987-09-18 | 1989-03-23 | ||
JPH025943U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-16 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP1991032544U patent/JP2516519Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182142U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-13 | ||
JPS62186544U (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-27 | ||
JPS63136441U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 | ||
JPS6447138U (ja) * | 1987-09-18 | 1989-03-23 | ||
JPH025943U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2516519Y2 (ja) | 1996-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |