JPH04126344A - 電界放射形電子銃とその制御装置 - Google Patents
電界放射形電子銃とその制御装置Info
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- JPH04126344A JPH04126344A JP2244038A JP24403890A JPH04126344A JP H04126344 A JPH04126344 A JP H04126344A JP 2244038 A JP2244038 A JP 2244038A JP 24403890 A JP24403890 A JP 24403890A JP H04126344 A JPH04126344 A JP H04126344A
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- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電界放射形電子銃に係り、電子顕微鏡、特に走
査形電子顕径鏡に使用するに好適な静電しンズ形の電界
放射形電子銃とその制御装置に関する。
査形電子顕径鏡に使用するに好適な静電しンズ形の電界
放射形電子銃とその制御装置に関する。
電界放射形電子銃は、従来から広く使われている熱電子
放出構造からなる電子銃に比較すると。
放出構造からなる電子銃に比較すると。
その輝度において約1000倍高く、また光源の大きさ
が極めて小さいという利点を有している。
が極めて小さいという利点を有している。
したがって、走査形電子顕微鏡用として利用した場合、
その分解能を飛躍的に向上させることができるので、最
近非常に注目されており、広範に利用されてきている。
その分解能を飛躍的に向上させることができるので、最
近非常に注目されており、広範に利用されてきている。
特に1kV以下の低加速電圧では、電子線による試料ダ
メージの防止や、表面処理なしで、高分解能の試料観察
ができるという観点から、半導体分野などでの重要性が
高まっている。さらに、20kV以上での比較的高い加
速電圧では、試料の超高分解能観察が可能であり、これ
もまた、医学・生物分野など、種々の分野で大変注目さ
れている。このような走査形電子顕微鏡あるいはその類
似装置の心臓部となるのが電界放射形電子銃である。こ
の電子銃は、一般に電子源となる電界放射陰極(FEチ
ップ)と、これに対向して置かれた電界放射電子流を引
き出すための引き呂し電極(第1陽極)と、電子線をさ
らに加速(又は減速)するための加速電極(第21[i
極)とから構成されている。そして、引き出し電極には
引き出し電圧v1が、加速電極には加速電圧Vo が印
加されると、この2枚の陽極が静電レンズの作用をし、
陽極の下方で細く絞られた電子ビームを形成する。
メージの防止や、表面処理なしで、高分解能の試料観察
ができるという観点から、半導体分野などでの重要性が
高まっている。さらに、20kV以上での比較的高い加
速電圧では、試料の超高分解能観察が可能であり、これ
もまた、医学・生物分野など、種々の分野で大変注目さ
れている。このような走査形電子顕微鏡あるいはその類
似装置の心臓部となるのが電界放射形電子銃である。こ
の電子銃は、一般に電子源となる電界放射陰極(FEチ
ップ)と、これに対向して置かれた電界放射電子流を引
き出すための引き呂し電極(第1陽極)と、電子線をさ
らに加速(又は減速)するための加速電極(第21[i
極)とから構成されている。そして、引き出し電極には
引き出し電圧v1が、加速電極には加速電圧Vo が印
加されると、この2枚の陽極が静電レンズの作用をし、
陽極の下方で細く絞られた電子ビームを形成する。
この電子ビームは、静電レンズによって電子銃の下方に
クロスオーバーを結ぶ場合と結ばない場合がある。いず
れの場合も、電子銃の下方に設けられた収束レンズある
いは対物レンズと称する電磁レンズにより、さらに細い
電子ビームに絞られることになる。ところが、加速電圧
と引き出し電圧の比(Vo/Vx)によっては、電子ビ
ームの光軸ずれやフォーカスぼけが生じやすくなって、
電磁レンズによる制御が廻しくなったり、非常に複雑に
なる領域がある。これは、Vo/V1(又はV1/V0
)の値によってFEチップの仮想光源の位置が移動する
という静電レンズ特性によるものである。特に、仮想光
源の位置が虚像領域から実像領域に切り替わる領域では
、仮想光源の位置が急速に変化するため電磁レンズによ
る制御は複雑になる。また、実像領域においては、収束
レンズあるいは対物レンズの電磁レンズ主面(レンズ倍
率が1となる共役面)付近に静電レンズの仮想光源、つ
まり電界放射形電子銃による電子ビームのクロスオーバ
ーが結ばれると、その電磁レンズによる結像条件が成立
しなくなって電子ビームの制御が著しく困難となる。ま
た、電界放射電子流を安定に取り出すためには、時々、
電界放射陰極(FEチップ)の表面をフラッシングと称
する加熱脱ガスにより、清浄化する必要がある。このフ
ラッシング処理により、FEチップの先端が次第に太く
なり、結果として、以前と同量の電界放射電子流を得る
のに必要な引き出し電圧v1の増大を招く。これはVo
/V1の値と仮想光源位置が変ることを意味する。した
がって、このような電界放射電子流の特性、特にV o
/ V 1の値に対する光学特性が分かるようになっ
ていないと、最適な条件で操作する上での大きな障害と
なり得る。
クロスオーバーを結ぶ場合と結ばない場合がある。いず
れの場合も、電子銃の下方に設けられた収束レンズある
いは対物レンズと称する電磁レンズにより、さらに細い
電子ビームに絞られることになる。ところが、加速電圧
と引き出し電圧の比(Vo/Vx)によっては、電子ビ
ームの光軸ずれやフォーカスぼけが生じやすくなって、
電磁レンズによる制御が廻しくなったり、非常に複雑に
なる領域がある。これは、Vo/V1(又はV1/V0
)の値によってFEチップの仮想光源の位置が移動する
という静電レンズ特性によるものである。特に、仮想光
源の位置が虚像領域から実像領域に切り替わる領域では
、仮想光源の位置が急速に変化するため電磁レンズによ
る制御は複雑になる。また、実像領域においては、収束
レンズあるいは対物レンズの電磁レンズ主面(レンズ倍
率が1となる共役面)付近に静電レンズの仮想光源、つ
まり電界放射形電子銃による電子ビームのクロスオーバ
ーが結ばれると、その電磁レンズによる結像条件が成立
しなくなって電子ビームの制御が著しく困難となる。ま
た、電界放射電子流を安定に取り出すためには、時々、
電界放射陰極(FEチップ)の表面をフラッシングと称
する加熱脱ガスにより、清浄化する必要がある。このフ
ラッシング処理により、FEチップの先端が次第に太く
なり、結果として、以前と同量の電界放射電子流を得る
のに必要な引き出し電圧v1の増大を招く。これはVo
/V1の値と仮想光源位置が変ることを意味する。した
がって、このような電界放射電子流の特性、特にV o
/ V 1の値に対する光学特性が分かるようになっ
ていないと、最適な条件で操作する上での大きな障害と
なり得る。
従来技術では、虚像領域をできるだけ広くとれるような
静電レンズ特性をもつ電極構造のものが考えられている
。しかし、実用上、vlは2〜7kVであるからVoを
0.1kV程度の低加速電圧から数10kV程度の高い
加速電圧まで切り替えて使用したい場合には、Vo/V
1の値はおおよそ0.01 〜20と大きく変化するの
で、静電レンズを虚像領域のみに限定して使用すること
は菫かしい。ちなみに、よく知られているButler
タイプの静電レンズでは、陰極と引き出し電極との距離
や、陽極間距離によって、光学特性は多少変化するが、
Vo/V1の値がおおよそ0.1〜15の闇が虚像領域
であり、この範囲外では実像領域となる。したがって、
むしろ虚像領域でも実像領域でも自在に使用できるよう
になっていた方が、装置としての機能や使い勝手からみ
ても、より重要である。ただし、その場合、装置の操作
上、V。
静電レンズ特性をもつ電極構造のものが考えられている
。しかし、実用上、vlは2〜7kVであるからVoを
0.1kV程度の低加速電圧から数10kV程度の高い
加速電圧まで切り替えて使用したい場合には、Vo/V
1の値はおおよそ0.01 〜20と大きく変化するの
で、静電レンズを虚像領域のみに限定して使用すること
は菫かしい。ちなみに、よく知られているButler
タイプの静電レンズでは、陰極と引き出し電極との距離
や、陽極間距離によって、光学特性は多少変化するが、
Vo/V1の値がおおよそ0.1〜15の闇が虚像領域
であり、この範囲外では実像領域となる。したがって、
むしろ虚像領域でも実像領域でも自在に使用できるよう
になっていた方が、装置としての機能や使い勝手からみ
ても、より重要である。ただし、その場合、装置の操作
上、V。
/v1の値が適切な領域にあるが否が容易に分がるよう
になっていること、あるいは、不適切な領域であれば装
置内部で容易にその領域を回避できるようになっている
必要がある。また、たとえコンピュータで静電レンズ条
件と電磁レンズ条件をすべて自動制御できるようになっ
ていたとしても、すべての領域で精度よく制御できると
は限らない。
になっていること、あるいは、不適切な領域であれば装
置内部で容易にその領域を回避できるようになっている
必要がある。また、たとえコンピュータで静電レンズ条
件と電磁レンズ条件をすべて自動制御できるようになっ
ていたとしても、すべての領域で精度よく制御できると
は限らない。
不適切な領域に近づくにつれて、観察倍率などの誤差も
大きくなる可能性があり、操作者が常に監視できるシス
テムにしておく必要がある。従来技術では、もっばら虚
像領域の条件で静電レンズを使うことに重点がおかれて
きたため、そのような配慮はなされてきていなかった。
大きくなる可能性があり、操作者が常に監視できるシス
テムにしておく必要がある。従来技術では、もっばら虚
像領域の条件で静電レンズを使うことに重点がおかれて
きたため、そのような配慮はなされてきていなかった。
本発明は、前述したような従来技術にみられる問題点に
鑑みなされたもので、Vo/Vz(又はV s / V
o )の値が、電子ビームの制御を難しくするような
領域にあるときに、その領域を容易に回避できるか、又
は監視できる手段を提供することにある。
鑑みなされたもので、Vo/Vz(又はV s / V
o )の値が、電子ビームの制御を難しくするような
領域にあるときに、その領域を容易に回避できるか、又
は監視できる手段を提供することにある。
また、本発明の他の目的の1つは、電子銃による仮想光
源の位置が、虚像領域でも実像領域でも使用可能な改良
された電界放射形電子銃とその制御装置を提供すること
にある。
源の位置が、虚像領域でも実像領域でも使用可能な改良
された電界放射形電子銃とその制御装置を提供すること
にある。
上記の目的を達成するために、本発明では、静電レンズ
形の電界放射形電子銃において、その静電レンズの特性
上、仮想光源のクロスオーバーの位置が著しく変化して
電子ビームの制御を難しくするようなVo/V1(又は
V1/VO)の値に近づいたときに、そのことを表示す
る手段、又は警告を発する手段を設ける。
形の電界放射形電子銃において、その静電レンズの特性
上、仮想光源のクロスオーバーの位置が著しく変化して
電子ビームの制御を難しくするようなVo/V1(又は
V1/VO)の値に近づいたときに、そのことを表示す
る手段、又は警告を発する手段を設ける。
また、そのようなVo/V1の値での特異な領域を回避
するために加速電圧Voは一定にしたまま引き出し電圧
V1を上げると、電界放射電子流が増大して不安定にな
ることがある。そこでこのことを防止するための制御電
極を電界放射陰極の近傍に設ける。
するために加速電圧Voは一定にしたまま引き出し電圧
V1を上げると、電界放射電子流が増大して不安定にな
ることがある。そこでこのことを防止するための制御電
極を電界放射陰極の近傍に設ける。
さらに、静電レンズの下方に設けた電磁レンズの主面付
近に、静電レンズによる仮想光源のクロスオーバーがく
るようなVO/Vl値に対しては、自動的にそのVo/
Vz値の条件を回避するか、又は前記電磁レンズの作用
を実質的に弱めるよう制御する手段を設ける。
近に、静電レンズによる仮想光源のクロスオーバーがく
るようなVO/Vl値に対しては、自動的にそのVo/
Vz値の条件を回避するか、又は前記電磁レンズの作用
を実質的に弱めるよう制御する手段を設ける。
このような構成により、VO/Vl(又はV1/V0)
の値と、その不適切な範囲(実用上、電子ビームが制御
しにくくなる特異領域)を表示すれば、操作者は、あら
かじめVoを変えるか又はV1の値を変えることにより
、特異領域を回避できる。
の値と、その不適切な範囲(実用上、電子ビームが制御
しにくくなる特異領域)を表示すれば、操作者は、あら
かじめVoを変えるか又はV1の値を変えることにより
、特異領域を回避できる。
警告を発する手段についても同様である。
さらにFEチップの近傍に制御電極を設けることにより
、引き出し電圧Vl を変化させたときの電界放射電子
流を安定に、かつ最適な条件に維持することができる。
、引き出し電圧Vl を変化させたときの電界放射電子
流を安定に、かつ最適な条件に維持することができる。
したがって、観察したい加速電圧Voは一定にしたまま
、Vo/Vtの値を変えてゆき、不適切な範囲を回避し
て、電子銃下方の電磁レンズで電子ビームを制御しやす
い条件にまでもってゆくことができるようになる。
、Vo/Vtの値を変えてゆき、不適切な範囲を回避し
て、電子銃下方の電磁レンズで電子ビームを制御しやす
い条件にまでもってゆくことができるようになる。
また、静電レンズの下方に設けられている電磁レンズの
主面内(又はその近傍)にクロスオーバーがくるような
V o / V 1の値のときは、制御装置でVoはv
lを変化させて、V o / V 1の値を適切な領域
にまでシフトさせる。もしくは、VO/Vlはそのまま
にして、前記電磁レンズの作用(電子ビーム収束位置の
設定、試料照射角や試料照射電流の制御、電子光学系の
縮小率の設定などの諸機能)を、実質上解除するか、又
は影響のない程度に弱めるよう制御装置を動作させる。
主面内(又はその近傍)にクロスオーバーがくるような
V o / V 1の値のときは、制御装置でVoはv
lを変化させて、V o / V 1の値を適切な領域
にまでシフトさせる。もしくは、VO/Vlはそのまま
にして、前記電磁レンズの作用(電子ビーム収束位置の
設定、試料照射角や試料照射電流の制御、電子光学系の
縮小率の設定などの諸機能)を、実質上解除するか、又
は影響のない程度に弱めるよう制御装置を動作させる。
そして前記電磁レンズより下方にある別の電磁レンズで
、電子ビームの収束条件や、試料照射角、試料照射電流
、電子光学系の縮小率の設定を行う。このような構成に
より、静電レンズを虚像条件でも実像条件でも自在に使
用できるようになる。
、電子ビームの収束条件や、試料照射角、試料照射電流
、電子光学系の縮小率の設定を行う。このような構成に
より、静電レンズを虚像条件でも実像条件でも自在に使
用できるようになる。
以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成概略図であり、
加速電圧VOと引き出し電圧■1の比すなわちV o
/ V x値(又はその逆比V 1/ V oでもよい
。以下同様)がどの領域にあるか、又は適切な領域にあ
るかどうか表示できるようにしたものである。第1図に
おいて、静電レンズ形の電界放射電子流は、FEチップ
と呼ばれる陰極1と2枚の陽極とから構成されている。
加速電圧VOと引き出し電圧■1の比すなわちV o
/ V x値(又はその逆比V 1/ V oでもよい
。以下同様)がどの領域にあるか、又は適切な領域にあ
るかどうか表示できるようにしたものである。第1図に
おいて、静電レンズ形の電界放射電子流は、FEチップ
と呼ばれる陰極1と2枚の陽極とから構成されている。
第1陽極2は陰極1から電界放射電子流3を引き出すた
めのもので、これには通常2〜7kV程度の引き出し電
圧(vt )4が印加される。第2陽極5は第1陽極孔
6を通過した電子をさらに加速するためのもので、通常
0.5〜数10kV(7)加速電圧(V0)7が印加さ
れる。この第1陽極2と第2陽極5とにより静電レンズ
8の作用が生じ、第2陽極孔9の下方に細い電子ビーム
10を得ることができる。
めのもので、これには通常2〜7kV程度の引き出し電
圧(vt )4が印加される。第2陽極5は第1陽極孔
6を通過した電子をさらに加速するためのもので、通常
0.5〜数10kV(7)加速電圧(V0)7が印加さ
れる。この第1陽極2と第2陽極5とにより静電レンズ
8の作用が生じ、第2陽極孔9の下方に細い電子ビーム
10を得ることができる。
この電子ビームは、さらに静電レンズの下方に設けた収
束レンズ11や対物レンズ12の電磁レンズにより、必
要とするスポットサイズと照射電流となるように絞られ
る。そして、例えば走査電子顕微鏡では、偏向コイル1
3と試料14の面上で走査された走査電子像が観察され
ることになる。
束レンズ11や対物レンズ12の電磁レンズにより、必
要とするスポットサイズと照射電流となるように絞られ
る。そして、例えば走査電子顕微鏡では、偏向コイル1
3と試料14の面上で走査された走査電子像が観察され
ることになる。
これらの一連の電子ビーム制御は、VO,Vlは電子銃
高圧電源15により、その下方のレンズ系は収束レンズ
電源16.偏向電源17.対物レンズ電源18などによ
り行われる。また、装置に関するシステム全体の制御は
、中央処理袋[(CPU)などを有する制御装置19に
よって行われる。前述したように、静電レンズは、V
o / V 1の値によって像点(仮想光源)20の位
置が変化するという性質をもっている。すなわち、第2
陽極5から像点(仮想光源)までの位置をSとすると、
このSは一般に、第2図に示すような光学特性をもつ(
ただし、この特性は、陰極−第1陽極間、及び第1陽極
と第2陽極間の各距離によっても違ってくるが、これら
の距離は変えないものとする)2枚の陽極(第1陽極と
第2陽極)からなる静電レンズでは、像点が虚像から実
像に切り替わるV。
高圧電源15により、その下方のレンズ系は収束レンズ
電源16.偏向電源17.対物レンズ電源18などによ
り行われる。また、装置に関するシステム全体の制御は
、中央処理袋[(CPU)などを有する制御装置19に
よって行われる。前述したように、静電レンズは、V
o / V 1の値によって像点(仮想光源)20の位
置が変化するという性質をもっている。すなわち、第2
陽極5から像点(仮想光源)までの位置をSとすると、
このSは一般に、第2図に示すような光学特性をもつ(
ただし、この特性は、陰極−第1陽極間、及び第1陽極
と第2陽極間の各距離によっても違ってくるが、これら
の距離は変えないものとする)2枚の陽極(第1陽極と
第2陽極)からなる静電レンズでは、像点が虚像から実
像に切り替わるV。
/ V 1の値が2箇所ある。低値側をxi、高値側を
xlとすると、虚像領域(XI<VO/Vl<X2)で
は、第1図に示したように、像点(仮想光源)は陰極l
より後方にある。一方、実像領域(v。
xlとすると、虚像領域(XI<VO/Vl<X2)で
は、第1図に示したように、像点(仮想光源)は陰極l
より後方にある。一方、実像領域(v。
/ V 1(x 1又はVo/Vt>xzでは、第2図
に示したように像点が第2陽極5の下方に結ばれ、いわ
ゆる実像のクロスオーバーとなる。いずれの場合も、V
O/V1がxl又はxlの近傍、すなわち。
に示したように像点が第2陽極5の下方に結ばれ、いわ
ゆる実像のクロスオーバーとなる。いずれの場合も、V
O/V1がxl又はxlの近傍、すなわち。
像点位置が急激に変化するような特異な領域では、静電
レンズ下方に設けた電磁レンズでの制御が複雑になるの
で使用しない方が望ましい。特に、実像領域で静電レン
ズによるクロスオーバーが、収束レンズ11の主面内に
くるような場合は、該収束レンズによる電子ビームの制
御が効かなくなるので避けなければならない。
レンズ下方に設けた電磁レンズでの制御が複雑になるの
で使用しない方が望ましい。特に、実像領域で静電レン
ズによるクロスオーバーが、収束レンズ11の主面内に
くるような場合は、該収束レンズによる電子ビームの制
御が効かなくなるので避けなければならない。
そこで、第1図に示した本発明の実施例では、静電レン
ズ8を常に虚像領域で使うよう制御装置19で監視し、
この制御装置からの信号に基づき。
ズ8を常に虚像領域で使うよう制御装置19で監視し、
この制御装置からの信号に基づき。
VO/V1表示回路21を介して表示器22でv。
/v1(又はVl/VO)の値を表示するようになって
いる。この表示器22は、例えばVO/Vlの値が0.
01〜100まで目盛られたメータである。
いる。この表示器22は、例えばVO/Vlの値が0.
01〜100まで目盛られたメータである。
このメータは、Vo/Vzの使用適値範囲が例えば0.
05以下、0.1〜15及び25以上でグリーンマーク
により指示されており、V o / V 1の変化とと
もに指針が動き、適値範囲内にあるか否かが操作する人
にもすぐに分かるようになっている。
05以下、0.1〜15及び25以上でグリーンマーク
により指示されており、V o / V 1の変化とと
もに指針が動き、適値範囲内にあるか否かが操作する人
にもすぐに分かるようになっている。
あるいは、陰極線管(CRT:図示せず)上に適値範囲
と、現在のV o / V i値が表示されるものであ
ってもよく、要はV o / V 1の条件が適値範囲
内にあるかどうかを表示する手段であればよい。
と、現在のV o / V i値が表示されるものであ
ってもよく、要はV o / V 1の条件が適値範囲
内にあるかどうかを表示する手段であればよい。
このような表示手段を設けることにより、操作者はVo
/Vlの値が適値範囲にあるか否かを判断し、不適切な
らばVz又はVoを変えることで良い操作条件を再設定
することができる。この再設定は、前記制御装置19に
より、Vl又はVoを最小限に変化させて、自動的に行
えるようになっていてもよい。
/Vlの値が適値範囲にあるか否かを判断し、不適切な
らばVz又はVoを変えることで良い操作条件を再設定
することができる。この再設定は、前記制御装置19に
より、Vl又はVoを最小限に変化させて、自動的に行
えるようになっていてもよい。
第3図は本発明の他の一実施例である。なお。
以下の説明において、第1図ないしは第2図と基本的に
同じ構成部材を意味するものは、同一符番でもって示す
ものとする。第3図の実施例では。
同じ構成部材を意味するものは、同一符番でもって示す
ものとする。第3図の実施例では。
V o / V 1の値が不適切な領域にあるとき、警
告を発する手段を設けたものである。例えば、Vo/v
1の値が実像領域であって、ちょうど収束レンズ11の
主面付近に静電レンズによるクロスオーバー24がくる
ような条件になった場合に、制御装置19がVo/Vi
警告装置23に使用条件不適正という信号を送り、警告
を発するようにしたものである。この警告手段は1例え
ばブザーであってもよいし、あるいは音声出力装置(図
示せず)による警告やデイスプレィパネル(図示せず)
による警告ランプ表示、あるいは、陰極線管(CRT:
図示せず)上への警告メツセージ表示であってもよい。
告を発する手段を設けたものである。例えば、Vo/v
1の値が実像領域であって、ちょうど収束レンズ11の
主面付近に静電レンズによるクロスオーバー24がくる
ような条件になった場合に、制御装置19がVo/Vi
警告装置23に使用条件不適正という信号を送り、警告
を発するようにしたものである。この警告手段は1例え
ばブザーであってもよいし、あるいは音声出力装置(図
示せず)による警告やデイスプレィパネル(図示せず)
による警告ランプ表示、あるいは、陰極線管(CRT:
図示せず)上への警告メツセージ表示であってもよい。
このような警告手段を設けることにより、V o /
V 1の適値範囲を見落すことなく設定できるという効
果がある。
V 1の適値範囲を見落すことなく設定できるという効
果がある。
第4図は本発明の他の一実施例を示す構成概略図である
。この実施例では、陰極(FEチップ)■の近傍に制御
電極25を設けて、電界放射電子流制御回路26により
制御電圧V 027を与え、V o / V 1が不適
切な領域を回避する際に生じる電界放射電子流の変化を
電界放射電子流検知器28でモニタするととにもに、前
記制御電極25で電界放射電子流3を制御するよう構成
している。これは既に特許公報の特公昭53−9058
号や特公昭57−28181号で提案されているように
、陰極1と第1陽極2の近傍に制御電極を設けると電界
放射電子流を制御できることを応用したものであり、か
つ本発明におけるV o / V□の不適切領域を回避
する手段と組み合わせたものである。このような構成と
することにより、加速電圧VOを一定にして使いたい場
合、引き出し電圧v1を変えることになるが、Vs を
高くしていても、電界放射電子流を所望の値に維持する
ことができるようになる。
。この実施例では、陰極(FEチップ)■の近傍に制御
電極25を設けて、電界放射電子流制御回路26により
制御電圧V 027を与え、V o / V 1が不適
切な領域を回避する際に生じる電界放射電子流の変化を
電界放射電子流検知器28でモニタするととにもに、前
記制御電極25で電界放射電子流3を制御するよう構成
している。これは既に特許公報の特公昭53−9058
号や特公昭57−28181号で提案されているように
、陰極1と第1陽極2の近傍に制御電極を設けると電界
放射電子流を制御できることを応用したものであり、か
つ本発明におけるV o / V□の不適切領域を回避
する手段と組み合わせたものである。このような構成と
することにより、加速電圧VOを一定にして使いたい場
合、引き出し電圧v1を変えることになるが、Vs を
高くしていても、電界放射電子流を所望の値に維持する
ことができるようになる。
このことはまた、試料14へ照射する電子線の量(試料
電流)の制御にもつながる効果がある。さらに、電界放
射電子流を不必要に取り呂さないよう制御できるので、
電界放射電流の増大や電子衝撃エネルギーの増大に伴っ
て大きくなる電界放射電子流自身の変動(FEチップノ
イズと称される)を最小限に押さえることができるとい
う効果がある。
電流)の制御にもつながる効果がある。さらに、電界放
射電子流を不必要に取り呂さないよう制御できるので、
電界放射電流の増大や電子衝撃エネルギーの増大に伴っ
て大きくなる電界放射電子流自身の変動(FEチップノ
イズと称される)を最小限に押さえることができるとい
う効果がある。
なお、上記の例では引き出し電圧v1を上げていく場合
について説明したが、Vlの印加よりも先に制御電圧V
(47(例えば+500V程度)を前記制御電極25に
与えておき、最初から通常よりも高い引き出し電圧Vz
に設定するようにしておけば、V o / V xの
不適切領域を回避する際に、Vz を下げたい場合と上
げたい場合の両方に制御ができる。すなわち、■□を下
げれば電界放射電子流が減少するので制御電圧Vcを下
げて電界放射電子流を元の量に上げてやればよい。また
、vlを上げれば、電界放射電子流も増大するから必要
に応じて、Vcも大きくして、電界放射電子流が増えな
いように制御すればよい。また、制御電圧VC27は、
通常は陰極1に対して同電位又は正の電位にして制御す
るが、負の電位にして放射電子流を制御することも可能
であることはいうまでもない。
について説明したが、Vlの印加よりも先に制御電圧V
(47(例えば+500V程度)を前記制御電極25に
与えておき、最初から通常よりも高い引き出し電圧Vz
に設定するようにしておけば、V o / V xの
不適切領域を回避する際に、Vz を下げたい場合と上
げたい場合の両方に制御ができる。すなわち、■□を下
げれば電界放射電子流が減少するので制御電圧Vcを下
げて電界放射電子流を元の量に上げてやればよい。また
、vlを上げれば、電界放射電子流も増大するから必要
に応じて、Vcも大きくして、電界放射電子流が増えな
いように制御すればよい。また、制御電圧VC27は、
通常は陰極1に対して同電位又は正の電位にして制御す
るが、負の電位にして放射電子流を制御することも可能
であることはいうまでもない。
なお、第4図において、V o / V 1表示装置2
9は、V o / V xの適値範囲を制御装置119
でモニタして自動的にV o / V l値と制御電圧
VC27を制御できるようになっていれば必ずしも必要
ではないが、操作者にも目でモニタできるようにすると
いう観点からはあった方が望ましい。該表示装置29は
、第1図のVo/V1表示回路21とその表示器22と
同等、あるいは第3@のVO/VIIF報装置23と同
装置23を有するものであればよい。
9は、V o / V xの適値範囲を制御装置119
でモニタして自動的にV o / V l値と制御電圧
VC27を制御できるようになっていれば必ずしも必要
ではないが、操作者にも目でモニタできるようにすると
いう観点からはあった方が望ましい。該表示装置29は
、第1図のVo/V1表示回路21とその表示器22と
同等、あるいは第3@のVO/VIIF報装置23と同
装置23を有するものであればよい。
第5図は本発明の他の一実施例を示す構成概略図であり
、第1図又は第3図の実施例の変形例ともいうべきもの
である。すなわち、静電レンズ8による仮想光源の位置
が実像領域にあって、収束レンズ11の主面の範囲にク
ロスオーバー24がくるようなVo/Vz値の条件にあ
るとき、これをVO/Vl検出回路30と、制御装置1
9に組み込まれた記憶回路(図示せず)とにより、その
条件下に入ったことをVO/V1表示装置29で表示す
るか、又は警告を発する。それとともにレンズ電流制御
回路31を介して収束レンズ電源16をオフするか、又
は収束レンズが実質上、電子ビーム10に悪い作用(非
点収差や歪曲1回転など)を及ぼさない程度の弱励磁条
件に切り替える。これにより、収束レンズ11が実質↓
ないのと同じ状態で対物レンズ12で試料14に電子ビ
ーム10をフォーカスさせて観察や分析を行うことがで
きる。収束レンズ11と対物レンズ12の間にもう1つ
別の電磁レンズすなわち中間レンズ(図示せず)が設け
であるような電子光学系に関しても同様である。
、第1図又は第3図の実施例の変形例ともいうべきもの
である。すなわち、静電レンズ8による仮想光源の位置
が実像領域にあって、収束レンズ11の主面の範囲にク
ロスオーバー24がくるようなVo/Vz値の条件にあ
るとき、これをVO/Vl検出回路30と、制御装置1
9に組み込まれた記憶回路(図示せず)とにより、その
条件下に入ったことをVO/V1表示装置29で表示す
るか、又は警告を発する。それとともにレンズ電流制御
回路31を介して収束レンズ電源16をオフするか、又
は収束レンズが実質上、電子ビーム10に悪い作用(非
点収差や歪曲1回転など)を及ぼさない程度の弱励磁条
件に切り替える。これにより、収束レンズ11が実質↓
ないのと同じ状態で対物レンズ12で試料14に電子ビ
ーム10をフォーカスさせて観察や分析を行うことがで
きる。収束レンズ11と対物レンズ12の間にもう1つ
別の電磁レンズすなわち中間レンズ(図示せず)が設け
であるような電子光学系に関しても同様である。
以上述べたごとく、本発明によれば、静電レンズの特性
上、電子ビームを制御しにくくなる■0/V□の値の不
適切領域を適確に判断して、使いやすいV o / V
1の条件に再設定することができるようになる。
上、電子ビームを制御しにくくなる■0/V□の値の不
適切領域を適確に判断して、使いやすいV o / V
1の条件に再設定することができるようになる。
また、静電レンズによる仮想光源の位置が、虚像領域で
あっても、実像領域にあっても、より適切なVo/Vr
条件のもとて電界放射電子流を使用できるようになり、
実用に供してその効果顕著である。
あっても、実像領域にあっても、より適切なVo/Vr
条件のもとて電界放射電子流を使用できるようになり、
実用に供してその効果顕著である。
第1図は本発明の一実旅を示す構成概略図、第2図は本
発明の内容を補足説明するための静電レンズ形電界放射
形電子銃の光学特性を示す概略図、第3図、第4図、第
5図は本発明の他の一実施例を示す構成概略図である。 1・・・陰極、3・・・電界放射電子流、4・・・引き
出し電圧v1.7・・・加速電圧Vo、8・・・静電レ
ンズ、10・・・電子ビーム、11・・・収束レンズ、
12・・・対物レンズ、19・・・制御装置、20・・
・仮想光源、21・・・V o / V 1表示回路、
22・・・表示器、23・・・V o / V 1警告
装置、24・・クロスオーバー、25・・・制御電極、
26・・・電界放射電子流制御回路、27・・・制御電
圧Vc、28・・・電界放射電子流検知器、29・・・
V o / V 1表示装置、30・・・V o /
V を検出回路、31・・・レンズ電流制御回路。
発明の内容を補足説明するための静電レンズ形電界放射
形電子銃の光学特性を示す概略図、第3図、第4図、第
5図は本発明の他の一実施例を示す構成概略図である。 1・・・陰極、3・・・電界放射電子流、4・・・引き
出し電圧v1.7・・・加速電圧Vo、8・・・静電レ
ンズ、10・・・電子ビーム、11・・・収束レンズ、
12・・・対物レンズ、19・・・制御装置、20・・
・仮想光源、21・・・V o / V 1表示回路、
22・・・表示器、23・・・V o / V 1警告
装置、24・・クロスオーバー、25・・・制御電極、
26・・・電界放射電子流制御回路、27・・・制御電
圧Vc、28・・・電界放射電子流検知器、29・・・
V o / V 1表示装置、30・・・V o /
V を検出回路、31・・・レンズ電流制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、静電レンズ形の電界放射形電子銃において、加速電
圧(V_0)と、電界放射電子流の引き出し電圧(V_
1)との比(V_0/V_1)又はその逆比(V_1/
V_0)が、ある所定の範囲に近づいたことを表示する
手段を備えていることを特徴とする電界放射形電子銃と
その制御装置。 2、静電レンズ形の電界放射形電子銃において、加速電
圧(V_0)と、電界放射電子流の引き出し電圧(V_
1)との比(V_0/V_1)又はその逆比(V_1/
V_0)が、ある所定の範囲に近づいたときに、警告を
発する手段を備えていることを特徴とする電界放射形電
子銃とその制御装置。 3、静電レンズ形の電界放射形電子銃において、電界放
射陰極の近傍に制御電極を設け、加速電圧(V_0)と
、引き出し電圧(V_1)との比(V_0/V_1)又
はその逆比(V_1/V_0)の値が、ある所定の範囲
に入らないようV_1の値を変化させるとともに、電界
放射電子流を前記制御電極により制御するように構成し
たことを特徴とする電界放射形電子銃とその制御装置。 4、静電レンズ形の電界放射形電子銃において、静電レ
ンズによる仮想光源の位置が、実像領域にあり、かつ静
電レンズの下方に設けた電磁レンズの主面範囲内にクロ
スオーバーを結ぶような加速電圧(V_0)と引出し電
圧(V_1)との比(V_0/V_1)又はその逆電比
(V_1/V_0)の条件にあることを検出する手段と
、その条件下にあることを表示するか、又は警告を発す
るとともに、該電磁レンズの励磁を実質上、ゼロにする
か又は弱励磁条件に切り替える手段を有していることを
特徴とする電界放射形電子銃とその制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2244038A JPH04126344A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 電界放射形電子銃とその制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2244038A JPH04126344A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 電界放射形電子銃とその制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126344A true JPH04126344A (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17112790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2244038A Pending JPH04126344A (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 電界放射形電子銃とその制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04126344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009295A1 (en) * | 2004-07-22 | 2006-01-26 | Ricoh Company, Ltd. | Electron beam applying apparatus and drawing apparatus |
JP2008543014A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-11-27 | シーイービーティー・カンパニー・リミティッド | 単純構造の超小型電子カラム |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP2244038A patent/JPH04126344A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009295A1 (en) * | 2004-07-22 | 2006-01-26 | Ricoh Company, Ltd. | Electron beam applying apparatus and drawing apparatus |
JP2006059513A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-03-02 | Kuresutetsuku:Kk | 電子ビーム照射装置および描画装置 |
EP1769521A1 (en) * | 2004-07-22 | 2007-04-04 | Ricoh Company, Ltd. | Electron beam applying apparatus and drawing apparatus |
US7522510B2 (en) | 2004-07-22 | 2009-04-21 | Ricoh Company, Ltd. | Electron beam applying apparatus and drawing apparatus |
EP1769521A4 (en) * | 2004-07-22 | 2010-12-29 | Ricoh Co Ltd | ELECTRON BEAM APPLICATION DEVICE AND SIGNATURE DEVICE |
US7929396B2 (en) | 2004-07-22 | 2011-04-19 | Ricoh Company, Ltd. | Electron beam applying apparatus and drawing apparatus |
JP2008543014A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-11-27 | シーイービーティー・カンパニー・リミティッド | 単純構造の超小型電子カラム |
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