JPH04126186U - 配列型送受波器 - Google Patents

配列型送受波器

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Publication number
JPH04126186U
JPH04126186U JP4087891U JP4087891U JPH04126186U JP H04126186 U JPH04126186 U JP H04126186U JP 4087891 U JP4087891 U JP 4087891U JP 4087891 U JP4087891 U JP 4087891U JP H04126186 U JPH04126186 U JP H04126186U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic
transducer
type transducer
bending type
array type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4087891U
Other languages
English (en)
Inventor
哲夫 深山
Original Assignee
日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Priority to JP4087891U priority Critical patent/JPH04126186U/ja
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配列型送受波器の電気音響変換能率を向上せ
しめる。 【構成】 各屈曲型送受波器11a〜11cは平面上に
配列され、屈曲型送受波器11a,11b間と屈曲型送
受波器11b,11c間には媒質である水の音響インピ
ーダンスより低い固有音響インピーダンスを有する音響
反射材12a,12bが配設されている。かかる構成に
おいて、各屈曲型送受波器11によって同相の音波を送
出せしめると、隣接する面から放射する音波は音響反射
材で反射し、各屈曲型送受波器11同士で影響し合うこ
とがなくなる。また、音波は音響反射材12によって位
相が反転して自己の振動面に伝わるため、振動と逆相の
音圧が音響放射面に加わり振動しやすくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水中超音波発生用送受波器をソーナー等で使用するために配列して 構成される配列型送受波器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の配列型送受波器としては、図3に示すような、屈曲型送受波器 1を単純に平面または曲面上に並べて配列型送受波器2を構成したものが知られ ている。
【0003】 かかる構成において、各屈曲型送受波器1から同相の水中超音波を発生せしめ ると、図4に示すように隣接する面同士が同相で振動する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の配列型送受波器においては、各屈曲型送受波器における隣接す る面が同相で振動するため、各屈曲型送受波器間に存在する水を介して互いの振 動を抑制するように影響しあい、電気音響変換能率が低くなるという課題があっ た。
【0005】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、電気音響変換能率を向上せ しめることが可能な配列型送受波器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、電気音響変換器からなる 複数の送受波器を配列して各送受波器より同相の音響信号を送出せしめる配列型 送受波器において、相隣接する送受波器間に媒質の音響インピーダンスより低い 固有音響インピーダンスを有する音響反射材を配設した構成としてある。
【0007】
【作用】
上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、各送受波器が同相の 音響信号を出力しても音響反射材に遮断されて隣接する送受波器の振動を抑制せ しめる影響を与えず、また、自分自身に対して振動を増幅せしめるように影響を 与える。
【0008】
【実施例】
以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の一実施例にかかる配列型送受波器の斜視図であり、図2は上 面図である。
【0009】 同図において、配列型送受波器10における各屈曲型送受波器11a〜11c は平面上に配列され、屈曲型送受波器11a,11b間と屈曲型送受波器11b ,11c間には媒質である水の音響インピーダンスより低い固有音響インピーダ ンスを有する音響反射材12a,12bが配設されている。ここで、同音響反射 材12は独立気泡入りのゴムで製造されている。
【0010】 次に、上記構成からなる本実施例の動作を説明する。 いま、各屈曲型送受波器11によって同相の音波を送出せしめると、隣接する 面から放射する音波は音響反射材で反射し、各屈曲型送受波器11同士で影響し 合うことがなくなる。
【0011】 また、音波は音響反射材12によって位相が反転して自己の振動面に伝わるた め、振動と逆相の音圧が音響放射面に加わり振動しやすくなる。
【0012】 このように、従来のものが各屈曲型送受波器同士で互いに振動しにくくし合っ ていた悪影響を排除するとともに、各屈曲型送受波器が自分自身に振動しやすく する影響を与えているため、電気音響変換能率が向上する。
【0013】 なお、上記実施例においては、屈曲型送受波器の例に基づいて説明したが、隣 接した送受波器が音響的に干渉し合う一般的な配列型送受波器にも適用すること ができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、電気音響変換能率を極めて向上せしめることが 可能な配列型送受波器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる配列型送受波器の斜
視図である。
【図2】本考案の一実施例にかかる配列型送受波器の上
面図である。
【図3】従来の配列型送受波器の斜視図である。
【図4】従来の配列型送受波器の振動状態を表す上面図
である。
【符号の説明】
10…配列型送受波器 11…屈曲型送受波器 12…音響反射材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気音響変換器からなる複数の送受波器
    を配列して各送受波器より同相の音響信号を送出せしめ
    る配列型送受波器において、相隣接する送受波器間に媒
    質の音響インピーダンスより低い固有音響インピーダン
    スを有する音響反射材を配設したことを特徴とする配列
    型送受波器。
JP4087891U 1991-05-02 1991-05-02 配列型送受波器 Pending JPH04126186U (ja)

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