JPH0412599Y2 - - Google Patents

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JPH0412599Y2
JPH0412599Y2 JP1985148260U JP14826085U JPH0412599Y2 JP H0412599 Y2 JPH0412599 Y2 JP H0412599Y2 JP 1985148260 U JP1985148260 U JP 1985148260U JP 14826085 U JP14826085 U JP 14826085U JP H0412599 Y2 JPH0412599 Y2 JP H0412599Y2
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JP
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opening
closing lid
battery
shaft
shaped
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JP1985148260U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電気機器等の機器ケースの一部に
電池を収容する装置に関する。
(従来の技術) 従来、箱形機器ケースのある一辺を介して直角
につらなる2面にまたがつて、断面L形に切り欠
いて設けた直方体状の凹所に、棒状乾電池を収容
し、この開口部に蓋をするL形開閉蓋を、L形開
閉蓋の端面の一部に設けられた軸を中心に開閉で
きるように取付けたものがあつた(例えば、実開
昭55−33457公報参照)。乾電池を収容する凹所の
長手軸方向両端には、乾電池の正負電極に接触す
る一対の電極端子が配置されている。
(考案が解決しようとする課題) ところがこの構造では、開閉蓋が十分開ききつ
た状態では、開閉蓋表面の軸に近い部分が機器ケ
ースの切り欠き部の縁に当たる。そこが係止部の
役割を果たし、それ以上開閉蓋は開かないように
なる。開閉角度はそれにより制限される。
しかし、その開閉角度を超えて開閉蓋を開こう
として力を加えると、開閉蓋の回転の支点となる
軸と、回転を係止させる係止部との距離が短いた
め、てこの作用により、軸や係止部となつている
部分に大きな力が働き、それ等の部分を損傷させ
やすいという問題点があつた。また損傷した開閉
蓋を新しいものに取り換える場合、電池収容部の
電極をみがこうとする場合、電池収容部にたまつ
た埃を取り除こうとする場合等は、開閉蓋を機器
ケースから取り外し、その後、また取り付けなけ
ればならない。しかし、前述した構成のもので
は、開閉蓋の取り外しが困難であり、仮に、例え
ば開閉蓋を破壊して取り外したとしても、新しい
開閉蓋をすでに組み立てられた状態にある機器ケ
ースに再び取り付けることは困難である。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記、従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、機器ケースの表面を形成す
る隣り合う2面にまたがつて切欠き形成された電
池収容スペースと、この電池収容スペースの軸方
向両側に設けられた仕切壁と、前記仕切壁に設け
られたスリツト状の軸通し穴と、この軸通し穴の
外側に沿つて伸びるリブ状の軸受板と、前記電池
収容スペースに蓋をする大きさの断面L形の開閉
蓋と、この開閉蓋の裏面に形成され乾電池を弾性
的に保持しうる保持片と、前記開閉蓋の長手方向
に突き出た回転軸と、前記開閉蓋にその開閉角度
を規制するため前記回転軸と離れた位置に形成さ
れた止め板状とをそなえ、前記回転軸が前記スリ
ツト状軸通し穴と軸受板とに挟まれて支持される
ことにより、前記開閉蓋が機器ケースの前記電池
収容スペースに対して回転式に開閉可能に取付け
られ、前記開閉蓋の開蓋状態において前記保持片
から乾電池の着脱をするように構成されている。
(作用) このように構成されているので、機器ケースが
組み立てられた後に、開閉蓋の軸をスリツト状の
軸通し穴に差し込んでこれに沿つて軸受板を外方
に押し広げながら移動させることにより、最終的
に開閉蓋の軸は軸通し穴と軸受板とに挟まれて支
持される。
開閉蓋の軸と離れた位置に開閉角度を規制する
止め板が設けられてるので、開閉蓋を開ききつた
状態において、さらに開閉蓋を開こうとする力が
加わつても、回転軸と止め板の双方にその力が分
散して加わるので、開閉蓋が容易に破損されるよ
うなことが防がれる。
たとえ開閉蓋が破損しても、開閉蓋が開かれた
状態において、軸通し穴から差し込まれたネジ回
しのような先端の尖つた物で軸受板が外方に押し
広げられることにより、開閉蓋の軸は保持状態を
解除され、軸通し穴に沿つて移動されることによ
り容易に開閉蓋が機器ケースからはずされ、新し
い開閉蓋との交換が可能になる。破損した開閉蓋
に換わる新しい開閉蓋は、最初に示した、機器ケ
ースが組み立てられる際の手順に従つて、容易に
機器ケースに取り付けられる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて、この考案
を詳細に説明する。
電池収容装置は、第1図に示すように、機器ケ
ース10の隣接直交する2面にまたがつて横断面
L形に切欠かれて形成された電池収容スペース1
1と、電池収容スペース11を仕切る一対の仕切
壁15と、仕切壁15に設けられた軸通し穴19
と、下ケース10bから伸びる軸受板20と、横
断面がL形で収容スペース11に蓋をする大きさ
の開閉蓋12と、開閉蓋12の裏面に開閉蓋12
と横断面略コ字状を成し乾電池13を収容しうる
ように形成された弾性を有する舌片状の保持片1
4と、開閉蓋12の端面の角部に設けられた一対
の回転軸23とをそなえ、乾電池13を保持した
開閉蓋12が収容スペース11に対して回動可能
に取り付けられている。
機器ケース10は、上ケース10aと下ケース
10bとを組み合わせてなり、上ケース10aの
上面板17から側面板18にかけて、直方体状の
電池収容スペース11が外部に露呈するよう、断
面L形で乾電池13より少し長く切欠かれてい
る。
電池収容スペースを隔てる軸方向両側の仕切壁
15には、乾電池13の差込み方向に沿つて折り
曲げられた、一対の弾性を有する板バネ等からな
る電極端子16が対向して取付けられている。ま
た、この上ケース10aの仕切壁15には、側面
板18に沿つてスリツト状に下端から上面板17
に達する位置まで切欠かれた一対の軸通し穴19
が形成されている。仕切壁15のスリツト孔19
の外側に沿つて、下ケース10bから上面板17
の近くまで伸びるリブ状の一対の軸受板20が設
けられている。
開閉蓋12は、直交する上片21と側片22と
の連接部から両方向に突き出す一対の回転軸23
を持つている。この回転軸23は、軸通し穴19
と軸受板20との上部に挟まれて、開閉蓋20を
約90度の範囲で回転可能に支持している。また、
上片21には、スライド式の係止具27が取付け
られている。
第2図は、機器ケース10の電池収容スペース
11に、開閉蓋12を係合させた閉状態の断面図
である。乾電池3は、開閉蓋12の内側に保持片
14で形成される断面略コ字状の空間に弾性保持
され、その電極24は第1図に示した電極端子1
6に接触している。開閉蓋12の下端に伸びる帯
状の止め板26は、下ケース10bの側面板25
に接触しており、係止具27は押し出された状態
でその先端が、上面板17の開口端に係合してい
る。係止具27を押し戻した状態では、第3図に
示すように、回転軸23を中心にして、開閉蓋1
2は乾電池13とともに90度上方に回転し、乾電
池13の交換が行えるようになつている。
このように構成されており、機器ケース10を
上下に2分割した状態で、軸通し穴19に回転軸
23を通して、上ケース10aと下ケース10b
とを組合わせると、回転軸23が軸受板20の上
端に支持されて、開閉蓋12が機器ケース10の
電池収容スペース11に対して、回転可能に取付
けられる。
また、あらかじめ、軸通し穴19に回転軸23
を通すことなく上ケース10aと下ケース10b
とを組合わせ、その後に第5図に示すように、開
閉蓋12を斜めにして開閉蓋両端の回転軸23が
軸通し穴19に入り込むようにし、第6図に示す
ように回転軸23の片方を軸通し穴19に沿つて
軸受板20を外方に押しながら持ち上げてゆき、
最終的には回転軸23が軸受板20の上端に支持
されるようにすれば、より簡単に上ケース10
a、下ケース10b、回転軸23を組立てること
ができる。
開閉蓋12を、第3図に示すように、約90度上
向きに右回転させて、上片21と保持片14との
間から乾電池13を差し込めば、保持片14によ
り弾性保持される。この第3図に示す状態におい
て、開閉蓋12の裏面に保持された乾電池13
は、機器ケース10の外側にその殆どが位置して
おり、その両側の電極24をつかんで引き上げる
ことにより、容易に取り出される。乾電池13を
装填した開閉蓋12は、約90度下向きに左回転さ
せると、その途中で乾電池13の電極24が電極
端子16に弾性接触しながら、第2図に示す閉状
態に移行する。そして、係止具27を押し出すこ
とにより、閉状態にロツクされる。
また、開閉蓋12は、機器ケース10に連結さ
れており、乾電池13の交換時には回転させるだ
けで、機器ケース10から分離されないから、交
換作業が容易であるだけでなく、開閉蓋12を紛
失してしまうようなこともなくなる。
開閉蓋12は回転軸23を中心にして開閉され
るが、開閉蓋12は止め板26が上ケース10a
の上面板17に当たることにより開閉角度が制限
されている。
制限された開閉角度を超えて無理に開閉蓋12
を開こうとしても、回転の軸となる回転軸23
と、回転を係止させる止め板26、上面板17と
が、ある程度離れているので、これ等の部分に大
きな力が働くことはなく、開閉蓋12等を損傷さ
せることが少ない。
破損した開閉蓋12を新しい開閉蓋12に取り
換える場合、電池収容スペース11の電極16を
みがく場合、電池収容スペース11にたまつた埃
を取り除こうとする場合等は、開閉蓋12を機器
ケース10から取り外す必要がある。それには、
まず、開閉蓋12を開状態にしておき、ネジ回し
のような先端の尖つたものを軸通し穴19に差し
込み、軸受板20を外方へ押しやる。すると軸受
板20の上端部が外方へ動き、回転軸23の片方
が軸受板20の上端からはずれる。そして回転軸
23を軸通し穴19に沿つて第5図の状態になる
まで下方へずらすと開閉蓋12は機器ケース10
からはずすことができる。
その後、開閉蓋12を機器ケース10に付け戻
す手順は、前述の、機器ケース組立ての際の手順
と同様である。
軸通し穴19、軸受板20、回転軸23は、第
5図、第6図に示すように、電池収容スペース1
1、開閉蓋12の左右両側に一対となるように設
けてもよいし、片側のみに設けるようにしてもよ
い。
なお、乾電池13は単数の場合を示したが、こ
の考案は複数の場合にも適用される。開閉蓋12
の開閉角度は、乾電池13が着脱しうる、例えば
45度〜270度の範囲にあればよいし、機器ケース
10の上方ではなく側方で乾電池13を着脱する
ようにしても構わない。
(考案の効果) 上述のようにこの考案によれば、機器ケースの
一角に設けた電池収容スペースに対し、開閉蓋を
交換自在に取り付け、取り外すことができ、さら
に、開閉蓋の十分大きな取付け強度を簡単に得る
ことができる、という、実用上顕著な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した電池収容装置の分
解組立斜視図、第2図は同じく閉蓋状態の断面
図、第3図は開蓋状態の断面図、第4図は従来例
を示す分解斜視図、第5図はおよび第6図は開閉
蓋を機器ケースに対して取り付け、取り外しをす
る際の状態を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器ケースの表面を形成する隣り合う2面にま
    たがつて切欠き形成された電池収容スペースと、
    この電池収容スペースの軸方向両側に設けられた
    仕切壁と、前記仕切壁に設けられたスリツト状の
    軸通し穴と、この軸通し穴の外側に沿つて伸びる
    リブ状の軸受板と、前記電池収容スペースに蓋を
    する大きさの断面L形の開閉蓋と、この開閉蓋の
    裏面に形成され乾電池を弾性的に保持しうる保持
    片と、前記開閉蓋の長手方向に突き出た回転軸
    と、前記開閉蓋にその開閉角度を規制するため前
    記回転軸と離れた位置に形成された止め板とをそ
    なえ、前記回転軸が前記スリツト状軸通し穴と軸
    受板とに挟まれて支持されることにより、前記開
    閉蓋が機器ケースの前記電池収容スペースに対し
    て回転式に開閉可能に取付けられ、前記開閉蓋の
    開蓋状態において前記保持片から乾電池の着脱を
    するようにしてなる電池収容装置。
JP1985148260U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0412599Y2 (ja)

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JP1985148260U JPH0412599Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP1985148260U JPH0412599Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS6255868U JPS6255868U (ja) 1987-04-07
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5533457B2 (ja) * 1972-04-06 1980-08-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533457U (ja) * 1978-08-24 1980-03-04
JPS57195757U (ja) * 1981-06-08 1982-12-11

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JPS5533457B2 (ja) * 1972-04-06 1980-08-30

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JPS6255868U (ja) 1987-04-07

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