JPH0412572Y2 - - Google Patents

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JPH0412572Y2
JPH0412572Y2 JP1984189168U JP18916884U JPH0412572Y2 JP H0412572 Y2 JPH0412572 Y2 JP H0412572Y2 JP 1984189168 U JP1984189168 U JP 1984189168U JP 18916884 U JP18916884 U JP 18916884U JP H0412572 Y2 JPH0412572 Y2 JP H0412572Y2
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JP
Japan
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bushing
cylindrical body
center conductor
bottomed cylindrical
casing
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JP1984189168U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はブツシングに係り、特に絶縁媒体を収
納した筐体を有する電気機器において、耐絶縁性
の向上を図つた多重複合ブツシングに関する考案
である。
従来の技術及びその問題点 一般に、筐体壁を貫通して取付固定されるブツ
シングは、沿面距離の問題についてはひだ付とす
ることなどによつて解決できるが、接地部と充電
部間の閃絡を防止する距離を大きくとる必要があ
つた。このため、ブツシング本体の長さを大きく
し、筐体壁から充電部までの距離を大きくする
か、若しくは、ブツシングの端部に所要長さの筒
体の一端部を嵌着(実公昭9−14080号広報参照)
しなければならなかつた。したがつて、筐体は大
形化せざるを得ず、コスト上昇を招いた。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記事情に鑑みて、前記の如きブツシ
ングをひだ付形とした場合において、そのブツシ
ング長を短縮すべく、ひだ付ブツシングの端部に
絶縁物製の有底筒体を取付固定し、充電部と筐体
間に閃絡シールドを構成するとともに、充電部と
接地部間の沿面距離を増大せしめ、その沿面距離
増大分に見合うブツシングの長さを短縮できるよ
うにし、もつて筐体の小形化を促がし、コストダ
ウンをもたらす作用がある。
実施例 以下に本考案を図示の一実施例について説明す
る。
第1図は部分断面側面図、第2図は第1図A−
A断面図である。図において1は筐体壁、2はそ
の筐体壁1を貫通し、フランジ部3が密閉スペー
サ4を介して筐体壁1に取付固定したブツシング
である。4aはOリング、5はブツシング2と一
体形成されたひだ部、6はブツシング2を貫通す
る中心導体であり、充電部である。なお、筐体壁
1は接地電位にあり、かつ、筐体1内には絶縁媒
体が封入されている。
前記ブツシング2の内端部には、絶縁物製の有
底筒体7の内底面がネジ8を介し同心状に取付固
定されている。この有底筒体7はブツシング2の
両端部に形成されているひだ部5を包囲する如く
径大傘状で取付固定され、筐体壁1と中心導体6
間の沿面距離を増大させている。なお、ネジ8に
はそれぞれ中心導体6と接続した導線9を備え、
ネジ8が中間電位となるのを防止している。な
お、第1図に示す如く、ブツシング2の筐体1内
の端部に設置する一種のバリア効果を発揮する有
底筒体7は、ひだ部5より径大であるため、ひだ
部5に遊挿された状態となり、ひだ部5に嵌め込
んで固定することはできない。従つて、ネジ8を
用いて締結し、固定の強度と信頼性を確保するも
のである。しかし、ネジ8をそのままにしておく
と、中心導体6とネジ8との間で部分放電が起こ
り易く、ひいては絶縁特性が害われてしまう。
そこで、ネジ8と中心導体6とを導線9で電気
的に接続し、両者を同電位として部分放電を防止
し、全体として絶縁特性を向上させる。かくし
て、有底筒体7は中心導体6と筐体壁1間の沿面
距離を増大せしめる作用を有するとともに、中心
導体6と筐体壁1間の閃絡シールドとして作用す
る。
考案の効果 以上に説明した本考案によれば、接地部と充電
部間に、有底筒体からなる閃絡シールドを構成す
るとともに、ブツシングに有底筒体を締結するネ
ジ部分での部分放電を防止して絶縁特性を向上
し、さらに接地部と充電部の両者間の沿面距離の
増大をも図ることができるので、その増加分につ
きブツシングの内端部長さを短縮できることとな
つて、筐体の小形化を図ることができ、したがつ
てコストダウンをもたらす効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面側面
図、第2図は第1図A−A断面図である。 1……筐体壁、2……ブツシング、5……ひだ
部、7……有底筒体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電気機器の筐体壁を貫通してブツシングを設置
    し、 上記ブツシングの上記筐体内突出部周囲に、ひ
    だ部を形成し、 上記ひだ部より径大となるよう、絶縁物で、有
    底筒体を形成し、 上記有底筒体の底面部を、上記ブツシングの上
    記筐体内突出部端面に、ネジで締結して設置し、 上記ブツシング、及び上記有底筒体を共に貫通
    して中心導体を設置し、 上記中心導体と、上記ネジとを導線で電気的に
    接続して構成したことを特徴とする多重複合ブツ
    シング。
JP1984189168U 1984-12-13 1984-12-13 Expired JPH0412572Y2 (ja)

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JPS61103825U JPS61103825U (ja) 1986-07-02
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JPS61103825U (ja) 1986-07-02

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