JPH04125725A - 磁気テープ制御装置およびその制御方法 - Google Patents

磁気テープ制御装置およびその制御方法

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JPH04125725A
JPH04125725A JP24679990A JP24679990A JPH04125725A JP H04125725 A JPH04125725 A JP H04125725A JP 24679990 A JP24679990 A JP 24679990A JP 24679990 A JP24679990 A JP 24679990A JP H04125725 A JPH04125725 A JP H04125725A
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JP
Japan
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magnetic tape
data
control device
processing device
control
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Application number
JP24679990A
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English (en)
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Toshifumi Nishimura
西村 利文
Masahiro Takano
雅弘 高野
Shinjiro Shiraki
伸二郎 白木
Yoshimi Narita
成田 義美
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープ制御装置およびその制御技術に関
し、特に、書込データのバッファリングを行う磁気テー
プ制御装置に適用して有効な技術に関する。
〔従来の技術] たとえば、情報処理システムなどにおける外部記憶装置
として用いられる磁気テープサブシステムにおいては、
記憶媒体である磁気テープの磁気テープ装置における起
動停止などの機械的な動作特性などに左右されることな
く、上位処理装置との間における単位時間当たりのデー
タ転送量、すなわちスルーブツトを向上させることが、
情報処理システム全体の性能向上を実現する上で重要と
なる。
このため、たとえば特開昭57−161956号公報な
どに開示される技術が知られている。
すなわち、磁気テープ装置と上位処理装置との間に介在
する磁気テープ制御装置に、両者間で授受されるデータ
を一時的に保持する非持久性のデータバッファを設け、
前記磁気記憶装置に書き込むべく前記上位処理装置から
送出された転送データを前記データバッファに受領し、
当該データバッファに転送データが留まっている間に、
あたかも磁気テープ装置に対する当該転送データの書き
込み動作が完了したかのように、上位処理装置を動作さ
せるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術の場合、データの読み取り処理に際して
は、磁気テープ制御装置は、上位処理装置からの入力命
令(読み取り)を受けると、磁気テープ装置からデータ
バッファ内に次の入力命令に備えたデータの先読み処理
を行う。この時、何らかの障害によって磁気テープ制御
装置に対する給電が停止すると、データバッファに先読
みされていたデータは消失してしまうが、データバッフ
ァ上で消失したデータは磁気テープ装置から複写された
ものであり、磁気テープ上でデータが保障されているた
め、データバッファ上のデータが消失しても何ら問題は
ない。
ところが、上位処理装置から磁気テープ装置へのデータ
の書き込み処理の場合、上述のように、従来の磁気テー
プ制御装置は、データバッファから磁気テープ装置への
まとめ書き処理を行うべく、当該データバッファへのデ
ータの書込完了時点で、磁気テープ装置への書込が完了
したかのように上位処理装置に転送終了を報告する動作
を行っている。このため、不時に給電が停止した場合、
非持久性のデータバッファから磁気テープ装置に未だ書
き込まれていないデータが消失してしまうという問題が
発生する。
このことは、上位処理装置におけるジョブの再試行によ
ってデータの再生が可能な業務にのみ、磁気テープサブ
システムの適用範囲が制限されたり、障害の回復処理の
ために上位処理装置の介入が必要になることを意味して
おり、情報処理ンステムの性能低下を招く一因となる。
本発明の目的は、バッファリング動作に右ける書込デー
タの信頼性を確保することが可能な磁気テープ制御装置
を提供することにある。
本発明の他の目的は、書込データのバッファリングにお
ける障害回復動作を、上位処理装置とは独立に的確に遂
行することが可能な磁気テープ制御装置を提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は、バッファリング動作におけ
る書込データの信頼性を確保することが可能な磁気テー
プ制御装置の制御方式を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、書込データのバッファリン
グにおける障害回復動作を上位処理装置とは独立に的確
に遂行することが可能な磁気テープ制御装置の制御方式
を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとふりである。
すなわち、本発明になる磁気テープ制御装置は、上位処
理装置と、この上位処理装置によって共有される複数の
磁気テープ装置との間に介在し、両者の間における情報
の授受を制御する磁気テープ制御装置であって、少なく
とも上位処理装置から磁気テープ装置に送出される情報
を一時的に記憶する不揮発性メモリを備えたものである
また、本発明になる磁気テープ制御装置は、不揮発性メ
モリが、常時、電池によって給電状態を保障された半導
体メモリからなるものである。
また、本発明になる磁気テープ制御装置は、磁気テープ
装置に書き込むべく上位処理装置から送出され不揮発性
メモリに格納されたデータに関する制御情報を、不揮発
性メモリと同じかまたは別個の不揮発性メモリに格納す
るものである。
また、本発明になる磁気テープ制御装置は、制御情報が
、磁気テープ装置においてデータが記録される磁気テー
プを識別するボリュームラベル、およびデータの磁気テ
ープに対する物理的な書込位置、および不揮発性メモリ
から磁気テープに未だ書き込まれないデータのブロック
数、の少なくとも一つからなるものである。
また、本発明になる磁気テープ制御装置は、障害回復直
後の稼働再開時に、不揮発性メモリに格納されているデ
ータおよび当該データに関する制御情報を用いて、上位
処理装置とは独立に、不揮発性メモリから磁気テープに
未だ書き込まれていないデータの書込処理を行うもので
ある。
また、本発明になる磁気テープ制御装置の制御方法は、
上位処理装置と、この上位処理装置によって共有される
複数の磁気テープ装置との間に介在し、少なくとも上位
処理装置から磁気テープ装置に送出されるデータを一時
的に記憶する不揮発性メモリを備えた磁気テープ制御装
置の制御方法であって、磁気テープ装置に書き込むべく
上位処理装置から送出され不揮発性メモリに格納された
データに関する制御情報を不揮発性メモリに格納してふ
き、不揮発性メモリに格納されているデータおよび当該
データに関する制御情報を用いて、障害発生時の回復処
理を行うものである。
また、本発明になる磁気テープ制御装置の制御方法は、
制御情報が、磁気テープ装置においてデータが記録され
る磁気テープを識別するボリュームラベル、およびデー
タの磁気テープに対する物理的な書込位置、および不揮
発性メモリから磁気テープに未だ書き込まれないデータ
のブロック数、の少なくとも一つからなるものである。
また、本発明になる磁気テープ制御装置の制御方法は、
障害回復処理時に、磁気テープ装置の使用中を上位処理
装置に報告し、当該上位処理装置とは独立に、不揮発性
メモリに残存する未書込データの磁気テープ装置への書
込処理を行うものである。
〔作用〕
上記した本発明の磁気テープ制御装置によれば、上位処
理装置から磁気テープ装置に転送される書込データが不
揮発性メモリに保持されるため、不時に給電停止などの
障害が発生しても、不揮発性メモリに保持されている書
込データが消失することがなく、当該不揮発性メモリ上
の書込データを用いて、確実に障害復旧処理を行うこと
が可能となり、書込データのバッファリングにおける信
頼性が確実に向上する。
また、磁気テープ装置に書き込むべく上位処理装置から
送出され不揮発性メモリに格納されたデータに関する制
御情報を、不揮発性メモリと同じかまたは別個の不揮発
性メモリに格納しておくことにより、上位処理装置を煩
わすことなく、書込データのバッファリングにおける障
害回復動作を、上位処理装置とは独立に的確に遂行する
ことができる。
また、上記した本発明の磁気テープ制御装置の制御方式
によれば、磁気テープ装置に書き込むべく上位処理装置
から送出された書込データおよび当該書込データに関す
る制御情報を不揮発性メモリに格納するので、不時に給
電停止などの障害が発生しても、不揮発性メモリに保持
されている書込データが消失することがなく、当該不揮
発性メモリ上の書込データおよび制御情報を用いて、確
実に障害復旧処理を行うことが可能となり、書込データ
のバッファリングにおける信頼性が確実に向上する。
また、上位処理装置とは独立に障害回復動作を遂行する
ことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例である磁
気テープ制御装置およびその制御方法の一例について、
詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例である磁気テープ制御装置
および磁気テープ装置からなる磁気テープサブシステム
を、外部記憶装置として用いる情報処理システムの構成
の一例を示すブロック図であり、第2図(a)〜(e)
は、その一部をさらに詳細に示す概念図である。
本実施例の情報処理システムは、上位処理装置10と、
複数台の磁気テープ装置30(MTU)と、この両者の
間に介在し、上位処理装置10からの指令に応じて配下
の磁気テープ装置30の動作の制御などを行う磁気テー
プ制御装置20とを備えており、データ転送線26.デ
ータ転送線27および制御線21a、制御線21fを介
して相互に接続されている。
特に図示しないが、上位処理装置10は、たとえば中央
処理装置の配下で当該中央処理装置の代わりに外部との
間におけるデータの授受を制御するチャネルなどで構成
されている。
本実施例の場合、磁気テープ装置30は、たとえばMT
U#0〜MTU#Fまでの16台で構成され、その各々
は、8己憶媒体である図示しない磁気テープを駆動し、
磁気テープ制御装置20を介して上位処理装置10との
間で授受されるデータの記録/再生動作を行う。
磁気テープ制御族!20は、当該磁気テープ制御装置2
0の全体の制御を司るとともに、前記制御線21aおよ
び21fによって、上位処理装置lOおよび磁気テープ
装置30との間におけるコマンドなどの授受を行うマイ
クロプロセッサ21と、不揮発性メモリからなるデータ
バッファ22を備えている。
このデータバッファ22は、チャネル側転送回路23.
データ転送線26、およびデバイス側転送回路24.デ
ータ転送線27を介して、上位処理装置10および複数
の磁気テープ装置30に接続されており、上位処理装置
10と磁気テープ装置30との間で授受されるデータを
一時的に保持する動作を行って、両者間におけるデータ
転送効率を高める働きをしている。
データバッファ22.チャネル側転送回路23゜デバイ
ス側転送回路24の各々は、それぞれ、制御線21d、
制御線21C1制御線21eを介して、マイクロプロセ
ッサ21に接続されており、当該マイクロプロセッサ2
1の指令により、互いに連携または独立して動作する。
さらに、磁気テープ制御装置20には、制御線21bを
介してマイクロプロセッサ21に接続され、不揮発性メ
モリからなるデータバッファ制御メモリ25が設けられ
ている。
この場合、データバッファ制御メモリ25には、データ
バッファ22に一時的に保持されている、上位処理装置
10から磁気テープ装置30への書込データに関する種
々の制御情報が記録される。
すなわち、データバッファ制御メモリ25には、ボリュ
ームラベル管理テーブル251.書込位置管理テーブル
252.未書込ブロック管理テーブル253.データブ
ロック管理テーブル254が設けられている。
ボリュームラベル管理テーブル251には、第2図(a
)に示されるように、複数の磁気テープ装置30 (M
TU#0〜MTU#F)の各々に装填されている図示し
ない磁気テープのボリュームラベルが記録されている。
また、書込位置管理テーブル252には、第2図ら)に
示されるように、個々の磁気テープ装置30に装填され
ている磁気テープ上にふける現在の物理的な書込位置情
報が記録されている。
未書込ブロック管理テーブル253には、第2図(C)
に示されるように、上位処理装置10からデータバッフ
ァ22に書き込まれ、当該データバッファ22から目的
の磁気テープ装置30への書込が未だ実行されていない
ブロック数が、個々の磁気テープ装置30の各々につい
て記録されている。
すなわち、この未書込ブロック管理テーブル253の個
々の磁気テープ装置30のエントリの値は、上位処理装
置10からデータバッファ22に1ブロック書き込まれ
る毎にインクリメントされ、データバッファ22から磁
気テープ装置30に実際に1ブロック書き込まれる毎に
デクリメントされる。
データブロック管理テーブル254は、たとえば第2図
(6)に示されるように、データバッファ22に上位処
理装[10から書き込まれる個々のデータブロック毎に
確保され、各々は、状態フラグ254 a、データブロ
ック先頭アドレス254 b。
データブロック最終アドレス254 c、論理的ブロッ
クID情報254dで構成されている。
状態フラグ254aの内容は、同図(e)に示されるよ
うに、当該ブロックのデータが有効か否かを示す有効フ
ラグf1と、当該ブロックが現在チャネル側へ転送動作
中であることを示すチャネル側転道中フラグf2と、当
該ブロックが現在デバイス側へ転送動作中であることを
示すデバイス側転道中フラグf3とで構成されている。
データブロック先頭アドレス254 b、データブロッ
ク最終アドレス254Cは、それぞれ当該ブロックのデ
ータバッファ22における格納領域の先頭および最終ア
ドレスを示す。
論理的ブロックID情報254dは、個々のブロックの
前後関係を識別したり、転送先の磁気テープ装置30を
特定するための情報などが記録されている。
以下、本実施例の磁気テープ制御装置20およびその制
御方法の作用の一例を、第3図および第4図のフローチ
ャートなどを参照しながら説明する。
まず、第4図のフローチャートを参照しながら、上位処
理装[10から送出されるデータを、磁気テープ装置3
0に装填されている図示しない磁気テープの先頭(Be
gin Of Tape :BOT)から書込処理する
場合を説明する。
上位処理装置10において出力命令(書込命令)が発生
すると(ステップ402) 、当該出力命令は制御線2
1aを介して磁気テープ制御装置20のマイクロプロセ
ッサ21に伝達される。マイクロプロセッサ21は、制
御線21cを介してチャネル側転送回路23を制御し、
データ転送線26を介してデータの受領を行わせ、のち
にまとめて磁気テープ族W!30に書き込むべく、上位
処理装置10から到来するデータをデータバッファ22
に一旦書き込む(ステップ403)。
つぎに、データバッファ22に令書き込んだデータが、
磁気テープのBOTから最初のデータブロックか否かを
調べる(ステップ404)。
通常、このBOTから最初のデータブロックには、当該
磁気テープのボリュームラベルが記録されているので、
最初のデータブロックであると判明した場合には、デー
タバッファ制御メモリ25のボリュームラベル管理テー
ブル251に、当該データブロック(ボリュームラベル
)を書き込む(ステップ405)。
また、最初のデータブロックではないと判明した場合に
はステップ405はスキップされる。
その後、データバッファ22に対する当該データブロッ
クの書込動作が完了した時点で、上位処理装置10に対
して、データ゛転送終了を報告する(ステップ406)
このとき、データバッファ制御メモリ25においては、
未書込ブロック管理テーブル253の該当エントリに1
が加算される。また、データブロック管理テーブル25
4の状態フラグ254aが有効フラグf1にセットされ
るとともに、当該データブロックのデータブロック先頭
アドレス254b、データブロック最終アドレス254
 C,論理的ブロックID情報254dが記録される。
状態フラグ254aは、磁気テープ制御装置20が上位
処理装置10との間で当該データブロックの転送を行っ
ている間は、有効フラグf1と、チャネル側転道中フラ
グf2がセットされ、データバッファ22と磁気テープ
装置30との間で転送動作を実行している間は、有効フ
ラグf1と、デバイス側転道中フラグf3がセットされ
る。
上位処理装置10からデータバッファ22に対する書き
込みが完了していて、しかも磁気テープ装置30の側へ
の書き込み動作が行われていないデータブロックの場合
には、有効フラグf1だけがセットされている。すなわ
ち、未書込のデータブロックとは、有効フラグf1だけ
がセットされているか、または有効フラグf1とデバイ
ス側転道中フラグf3とがセットされているデータブロ
ックを指している。
本実施例の磁気テープ制御装置20は、上位処理装置1
0からデータバッファ22へのデータの受領と、データ
バッファ22から磁気テープ装置30への実際の書き込
み動作とを非同期に行うので、データバッファ22から
磁気テープ装置30のへの書き込みが必要か否かを判定
しくステップ407)、不要な場合には、前記ステップ
402に戻って、上位処理装置工0からデータバッファ
22へのデータの転送処理を行う。
一方、ステップ407において、磁気テープ装置30へ
の書き込みが必要となった場合には、マイクロプロセッ
サ21は、制御線21fを介して目的の磁気テープ装置
30を書き込み動作可能な状態にしだ後(ステップ40
8)、さらに制御線216を介してデバイス側転送回路
24を起動して、1個のデータブロックをデータバッフ
ァ22から磁気テープ装置30に書き込む(ステップ4
09)。このステップ409の書き込み動作によって、
あるデータブロックのデータが、磁気テープ装置130
の上で保障されたことになる。
その後、当該データブロックの磁気テープ装置30に対
する書き込みが正常に完了したか否かを調べる(ステッ
プ410)。
そして、正常終了と判明した場合には、当該データブロ
ックの磁気テープにおける物理的な書込位置をデータバ
ッファ制御メモリ25に設けられている書込位置管理テ
ーブル252の該当エントリに記録する(ステップ41
1)。
その後、データバッファ22から磁気テープ装置30に
転送すべきデータブロックがデータバッファ22内にあ
るか否かを調べ(ステップ412)、存在する場合には
、ステップ408に戻って、以降の処理を繰り返す。
また、存在しない場合には、当該磁気テープ装置30に
対するデータのまとめ書き処理の1回分を終了する。
一方、前記ステップ410において、磁気テープ装置3
0に対する書込エラーが検出された場合には、ステップ
414においてリトライ回数が所望の上限値n回に達し
たか否かを判定しながら、同一データブロックに対して
、ステップ408以降の処理を繰り返す。
そして、n回のりトライにもかかわらず、正常な書込動
作を行うことができなかった場合には、データバッファ
22の内部に、磁気テープ装置30の図示しない磁気テ
ープへの実際の書込に失敗したデータブロックが存在す
ることを上位処理装置10に報告して(ステップ415
) 、当該磁気テープ族!i!30に対する書込動作を
終了する(ステップ413)。
なお、上記の説明では、便宜上、データバッファ22か
ら磁気テープ装置30への書込動作の開始契機を判定す
るステップ407をステップ402〜ステツプ406の
後に置いて図示しているが、前述のように、上位処理装
置10からデータバッファ22へのデータ転送と、デー
タバッファ22から磁気テープ装置30へのデータ転送
は非同期に行われるので、マイクロプロセッサ21は、
前記ステップ402〜406の処理の実行中に、必要に
応じて、後述のステップ408以降の処理を行う。同様
に、前記ステップ408〜ステツプ413の処理の実行
中においても、随時、ステップ401〜ステツプ406
の処理は行われている。
次に、上述のような通常の一連の動作において、何らか
の原因で、磁気テープ制御装置20に対する給電が停止
する障害が発生した場合の回復処理の一例を、第3図の
フローチャートを参照しながら説明する。
まず、障害が回復して磁気テープ制御袋!20に電源が
投入されると(ステップ301)、当該磁気テープ制御
装置20は、内蔵の図示しない診断機能を実行して自身
の機能の異常の有無を調べる。
そして、異常無しと判明した後、まず、データバッファ
制御メモリ25に設けられている未書込ブロック管理テ
ーブル253を参照する(ステップ302)。そして、
磁気テープ装置30に未だ書き出されていないテ′−タ
ブロックがデータバッファ22の内部に存在するか否か
を調べる(ステップ303)。
存在しない場合には、磁気テープ制御装置20が使用可
能状態であることを上位処理装置10に直ちに報告し、
上位処理装置10からの起動命令を受付可能にして(ス
テップ320) 、回復処理を終了する(ステップ31
4)。
一方、データバッファ22の中に、未書き込みのデータ
ブロックが存在すると判明した場合には、まず、当該未
書き込みのデータブロックを書き込むべき磁気テープ装
置30の“使用中”を上位処理装置10に報告して(ス
テップ304)、新たな書き込み要求を受は付けない状
態にし、データバッファ22の内部に存在する未書き込
みのデータブロックの磁気テープ装置30への書き込み
処理を優先させる。これは、たとえばデータバッファ2
2の記憶領域が、複数の磁気テープ装置30の各々毎に
分割して割り当てられている場合、上位処理装置10か
ら転送されて(る新たな書込データによって、磁気テー
プ装置30の側に書き出されていないデータバッファ2
2の中のデータが破壊されることなどを防止するためで
ある。
そして、磁気テープ制御装置20を使用可能状態にしく
ステップ305)、その後、目的の磁気テープ装置30
に図示しない磁気テープが装填されているか否かを調べ
る(ステップ306)。
磁気テープが装填されていない場合には、ボリュームラ
ベル管理テーブル251の当該磁気テープ装置30に該
当するエントリに記録されているボリュームラベルを上
位処理族W10に報告して(ステップ315) 、当該
磁気テープの装填を促し、当該磁気テープ装置30を磁
気テープの装填待ちとする(ステップ316)。
さらに、磁気テープの装填完了か否かを監視しくステッ
プ317)、装填完了の場合には、後述のステップ30
7以降の処理に移行する。
一方、磁気テープが装填されている場合には、巻き戻し
動作を行い、当該磁気テープのボリュームラベルをデー
タバッファ22の予約されている所定の空き領域に読み
取り(ステップ307)、ポリニームラベル管理テーブ
ル251の当該磁気テープ族!t30のエントリに記録
されているボリュームラベルと照合する(ステップ30
8)。
この照合操作において両者が不一致と判明した場合には
、前述のステップ315に移行して、上位処理装置10
に対して、正しいボリュームラベルの磁気テープへの掛
は替えを促す。
両者が一致する場合には、データバッファ22の中の未
書き込みデータを磁気テープに書き出すベく、書込位置
管理テーブル252の当該磁気テープ装置30のエン)
 IJの値を読み取り、この値で示される書込位置の1
つ手前のブロックの後端部に磁気テープの位置付けを行
う(ステップ309)。
そして、当該データブロックの論理的ID情報を読み取
って、これから書き込もうとするデータブロックの論理
的ID情報との順番の整合性を確認する(ステップ31
0)。
この確認処理において、障害発生前に磁気テープに完全
に書き込まれた最後のデータブロックと、これから書き
込もうとするデータブロックとの順序関係に矛盾がある
と判明した場合には、データバッファ22の中に、磁気
テープ装置30に書き出し不能のデータブロックが存在
することを上位処理装置10に報告して(ステップ31
9)、回復処理を終了する(ステップ314)。
一方、ステップ310において論理的ID情報の順番の
整合性が確認された場合には、データバッファ22の中
の未書き込みのデータブロックを磁気テープ装置30に
転送して磁気テープに書き込む(ステップ311)。
さらに、この書き込み動作が正常終了したか否かを判定
しくステップ312)、正常終了した場合には、当該磁
気テープ装置30の“使用中”状態の解除を上位処理装
置10に報告して、回復処理を終了する。
また、前記ステップ312において書き込みエラーが発
生した場合には、ステップ318においてリカバリ動作
の試行回数が所定の閾値1回を超えたか否かを監視しな
がら、ステップ309以降の処理を繰り返す。
そして、再試行をn回まで繰り返しても書き込みエラー
が回復しない場合には、上位処理装置10に対して、デ
ータバッファ22の中に、磁気テープ装置30への書き
込みに失敗した未書き込みのデータブロックが存在する
ことを報告して(ステップ319) 、回復処理を終了
する。
このように、本実施例の磁気テープ制御装置20および
その制御方法によれば、データバッファ22が不揮発性
メモリで構成されているため、上位処理装置10から磁
気テープ装置30に転送される途中で−H当該データバ
ッファ22に格納されるデータが、停電などの障害が発
生しても消失することがなく、データバッファ22によ
る書込テータノバッファリングにおける信頼性を確保す
ることができる。
また、不揮発性メモリからなるデータバッファ制御メモ
リ25に、データバッファ22に格納されているデータ
ブロックに関する種々の制御情報が記録されたボリュー
ムラベル管理テーブル251、書込位置管理テーブル2
52.未書込ブロック管理テーブル253.データブロ
ック管理テーブル254を配置しているので、これらの
制御情報を用いて、磁気テープ制御装置20が、上位処
理装置10とは独立に、障害回復処理を遂行することが
できる。
この結果、障害発生の度に実行中のジョブを再試行する
ことによる時間の浪費が回避され、さらに、ジョブ再試
行が不可能な高い信頼性を要求される業務にも本実施例
の磁気テープサブシステムを用いることが可能となり、
磁気テープサブシステムの市場性が向上する。
また、障害の回復処理における上位処理装置10の介入
が不要となり、情報処理システム全体の性能が向上する
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
たとえば、磁気テープ制御装置の構成としては、前記実
施例に例示したものに限らず、マイクロプロセッサや、
不揮発性メモリからなるデータバッファおよびデータバ
ッファ制御メモリを複数組備えた冗長構成としてもよい
また、前記実施例においては、データバッファと、デー
タバッファ制御メモリとを別個に図示しているが、両者
を同じ不揮発性メモリ上に構築してもよい。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりで
ある。
すなわち、本発明になる磁気テープ制御装置によれば、
バッファリング動作における書込データの信頼性を確保
することができるという効果が得られる。また、書込デ
ータのバッファリングにおける障害回復動作を、上位処
理装置とは独立に的確に遂行することができるという効
果が得られる。
また、本発明になる磁気テープ制御装置の制御方法によ
れば、バッファリング動作における書込データの信頼性
を確保することができるという効果が得られる。また、
書込データのバッファリングにおける障害回復動作を、
上位処理装置とは独立に的確に遂行することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である磁気テープ制御装置
および磁気テープ装置からなる磁気テープサブシステム
を外部記憶装置として用いる情報処理システムの構成の
一例を示すブロック図、第2図(a)〜(e)は、その
一部をさらに詳細に示す概念図、 第3図は、本発明の一実施例である磁気テープ制御装置
およびその制御方法の一例を示すフローチャート、 第4図は、同じく、本発明の一実施例である磁気テープ
制御装置およびその制御方法の一例を示すフローチャー
トである。 10・・・上位処理装置、20・・・磁気テープ制御装
置、21・・・マイクロプロセッサ、21a〜21f・
・・制御線、22・・・データバッファ(不揮発性メモ
’J)、23・・・チャネル側転送回路、24・・・デ
バイス側転送回路、25・・・データバッファ制御メモ
リ (不揮発性メモリ)、251・・・ボリュームラベ
ル管理テーブル、252・・・書込位置管理テーブル、
253・・・未書込ブロック管理テーブル、254・・
・データブロック管理テーブル、254a・・・状態フ
ラグ、fl・・・有効フラグ、f2・・・チャネル側転
道中フラグ、f3・・・デバイス側転道中フラグ、25
4b・・・データブロック先頭アドレス、254c・・
・データブロック最終アドレス、254d・・・論理的
ブロックTD情報、26.27・・・データ転送線、3
0・・・磁気テープ装置、301〜320・・・磁気テ
ープ制御装置における障害回復処理の一例を示す処理ス
テップ、401〜415・・・通常のバッファリングに
よる書込動作の一例を示す処理ステップ。 代理人 弁理士 筒 井 大 和

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上位処理装置と、この上位処理装置によって共有さ
    れる複数の磁気テープ装置との間に介在し、両者の間に
    おける情報の授受を制御する磁気テープ制御装置であっ
    て、少なくとも前記上位処理装置から前記磁気テープ装
    置に送出される前記情報を一時的に記憶する不揮発性メ
    モリを備えたことを特徴とする磁気テープ制御装置。 2、前記不揮発性メモリが、常時、電池によって給電状
    態を保障された半導体メモリからなることを特徴とする
    請求項1記載の磁気テープ制御装置。 3、前記磁気テープ装置に書き込むべく前記上位処理装
    置から送出され前記不揮発性メモリに格納されたデータ
    に開する制御情報を、前記不揮発性メモリと同じかまた
    は別個の不揮発性メモリに格納することを特徴とする請
    求項1または2記載の磁気テープ制御装置。 4、前記制御情報が、前記磁気テープ装置において前記
    データが記録される磁気テープを識別するボリュームラ
    ベル、および前記データの前記磁気テープに対する物理
    的な書込位置、および前記不揮発性メモリから前記磁気
    テープに未だ書き込まれないデータのブロック数、の少
    なくとも一つからなることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の磁気テープ制御装置。 5、障害回復直後の稼働再開時に、前記不揮発性メモリ
    に格納されている前記データおよび当該データに関する
    前記制御情報を用いて、前記上位処理装置とは独立に、
    前記不揮発性メモリから前記磁気テープに未だ書き込ま
    れていない前記データの書込処理を行うことを特徴とす
    る請求項1、2、3または4記載の磁気テープ制御装置
    。 6、上位処理装置と、この上位処理装置によって共有さ
    れる複数の磁気テープ装置との間に介在し、少なくとも
    前記上位処理装置から前記磁気テープ装置に送出される
    前記データを一時的に記憶する不揮発性メモリを備えた
    磁気テープ制御装置の制御方法であって、前記磁気テー
    プ装置に書き込むべく前記上位処理装置から送出され前
    記不揮発性メモリに格納されたデータに関する制御情報
    を前記不揮発性メモリに格納しておき、前記不揮発性メ
    モリに格納されている前記データおよび当該データに関
    する前記制御情報を用いて、障害発生時の回復処理を行
    うことを特徴とする磁気テープ制御装置の制御方法。 7、前記制御情報が、前記磁気テープ装置において前記
    データが記録される磁気テープを識別するボリュームラ
    ベル、および前記データの前記磁気テープに対する物理
    的な書込位置、および前記不揮発性メモリから前記磁気
    テープに未だ書き込まれないデータのブロック数、の少
    なくとも一つからなることを特徴とする請求項6記載の
    磁気テープ制御装置の制御方法。 8、前記障害回復処理時に、前記磁気テープ装置の使用
    中を前記上位処理装置に報告し、当該上位処理装置とは
    独立に前記不揮発性メモリに残存する未書込データの前
    記磁気テープ装置への書込処理を行うことを特徴とする
    請求項6または7記載の磁気テープ制御装置の制御方式
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