JPH04125404A - 位置測定装置 - Google Patents

位置測定装置

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JPH04125404A
JPH04125404A JP24381490A JP24381490A JPH04125404A JP H04125404 A JPH04125404 A JP H04125404A JP 24381490 A JP24381490 A JP 24381490A JP 24381490 A JP24381490 A JP 24381490A JP H04125404 A JPH04125404 A JP H04125404A
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茂行 秋元
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隆 伊藤
Kazuhito Kumakiri
熊切 一仁
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孝明 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、測定対象物の特徴部分の位置を測定する位
置測定装置に関する。
[従来の技術〕 ステージに1つ目の測定対象物、たとえば板状のワーク
ピースを載せて、このワークピースの特徴部分であるた
とえばエツジ部をTVカメラを介してモニタに映し出し
て、モニタ」−でこのエツジ部の位置を検出する場合が
ある。
この場合、従来てはステージに載せた測定対象物に対し
て基準座標系(x、y)を設定し、移動させたステージ
の位置は、測定対象物のこの基準座標系を用いて記憶す
る。
一方、モニタに表示している測定対象物の像には、測定
範囲を定める。この測定範囲は測定開始位置と測定終了
位置により定められる。測定開始位置と測定終了位置に
それぞれカーソルを配置する。これらのカーソルはエツ
ジ部の位置を定めるための測定範囲を表す。
そしてこれらのカーソルがモニタ上のどの位置、つまり
モニタのどの画素位置にあるかを記憶する。そしてこれ
らのノy−ツルの間に在るエツジ部の位置を画素数を数
えて測定する。
このように、移動したステージの位置は測定対象物の基
準座標系で記憶し、測定開始位置および測定終了位置は
、モニタ上の画素を用いて記憶した。つまり別々の方式
で記憶していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この方式では、1つ目の測定対象物のエツジ
部の位置の測定が終り、次に2つ「1の同種の測定対象
物のエツジ部の検出を自動的に行うようにする場合には
、以下の制約がある。すなわち、 (1) 1つ目の測定対象物についてのステージの移動
した位置、測定開始位置および測定終了位置を記憶して
いる時と、これら3つの位置のデータを用いて、2つ目
量後の測定対象物のエツジ部の位置を自動的に測定しよ
うとする時とでは、1つ目の測定対象物の姿勢と2つ目
の測定対象物の姿勢がTVカメラに対して同じである必
要がある。つまり2つ目の測定対象物が1つ目の測定対
象物に比べて傾いてはいけない。
(2) 1つ目の測定対象物についてのステージの移動
した位置、測定開始位置および測定終了位置を記憶して
いる時と、これら3っの位置のデータを用いて、2つ目
の測定対象物のエツジ部の位置を自動的に測定しようと
する時とでは、TVカメラの対物レンズの倍率が同じで
ある必要がある。
(3) 測定しながらその手順を記憶するのではなく、
測定しないでキーボード等から指定して」二連の手順を
記憶させる。この場合には、測定対象物(又は′r■T
Vカメラ移動させたとき、TVカメラが出力した像が、
表示部上でどのように写るかを想定しながら測定範囲の
指定を行う必要がある。ステージの移動位置と、モニタ
ーにの像に対する測定範囲の座標(画素位置)とを管理
する必要がある。
(4) もし1つ1コと2つ目の測定対象物の姿勢が常
に同じになるようにするためには、1つ目の測定対象物
に合せて2つ目の測定対象物を回転したりあるいはTV
カメラを回転する機構を要する。測定対象物又はTVカ
メうを回転させるためには、その機構が大がかりとなり
、コストアップにつながる。
[発明の目的] この発明は、あらかじめ記憶した1つ目の測定対象物の
像におけるエツジ部のような特徴部分に関する情報を用
いて、2つ目の測定対象物のエツジ部のような特徴部分
を自動的に測定する場合に、2つ目の測定対象物の姿勢
や、]゛VカVカメうな検出部の対物レンズの倍率の変
化に影響されることなく、2つ目の測定対象物の特徴部
分の位置を測定することができる位置測定装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の要旨] この発明は特許請求の範囲に記載の位置測定装置を要旨
としている。
[課題を解決するための手段] 検出部3は、第1の測定対象物Mあるいは第2の測定対
象物Mを検出する。
倍率検出部7は、検出部3が第1あるいは第2の測定対
象物Mを検出するときの倍率を検出する。
駆動系1は第1の測定対象物Mを配置する。
この駆動系1は、第1.の測定対象物Mの特徴点検出位
置D1を含む部分を検出部3の視野Vに入れるために、
第1の測定対象物Mを検出部3に対して相対的に移動す
る。
表示部11は、検出部3の検出した第1の測定対象物M
の特徴点検出位置D1を含む像11あるいは第2の測定
対象物Mの特徴点検出位置D1を含む像Iを表示する。
表示位置指示部5は、表示部11に表示される第1の測
定対象物Mの像Iにおいて測定開始位置SIと測定終了
位置FIを指示する。
特徴点検出部6は、測定開始位置s1と測定終了位置F
1の間で第1の測定対象物Mの特徴点検出位置D1−を
検出する。
制御部4は、倍率検出部7から得られる検出部3の倍率
を考慮し、駆動系1に与られる第1の測定対象物Mの検
出部3に対する相対的な移動位置と、特徴点検出位置D
1の検出にかかわる測定情報とを、第1の測定対象物M
に定めた基準座標系(x、y)の座標値に変換して記憶
する。
この制御部4は、第1の測定対象物Mに代えて駆動系1
に配置された第2の測定対象物Mの特徴点検出位置D1
の測定に際して、第2の測定対象物Mに関して座標系(
xl1、y1)を定め、第1の測定対象物Mの基準座標
系(x、y)に比較する第2の測定対象物Mの配置され
た姿勢を示す座標系(x1、y1)と、倍率検出部7か
ら得られる検出部3の倍率とを考慮して、記憶された移
動位置と、特徴点検出位置D1の検出にかかわる測定情
報とを用いて表示部11.における第2の測定対象物M
の像Iにおいて特徴点検出位置DJを表示する構成とな
ることを特徴とする位置測定装置。
[作 用] 駆動系1に配置された第1.の測定対象物Mの姿勢と、
第2の測定対象物Mの姿勢とが相違していたり(第2図
−第」1図)、検出部3の倍率が第1の測定対象物Mと
第2の測定対象物Mの時とで変っている場合に(第1−
2図と第1.3図)、記憶した第1の測定対象物Mの像
Iにおける特徴点検出位置D1の検出にかかわる測定情
報と、駆動系1により与られる第1の測定対象物Mの検
出部3に対する相対的な移動位置と、を用いて、第2の
測定対象物Mの特徴点検出位置D1を測定する。
測定情報 この場合の像Iについて測定情報とは、たとえば次のよ
うな事項である。
■第1の測定対象物Mの特徴点検出位置D■この特徴点
検出位置D iと測定開始位置S1の位置差(座標差)
(lDlsl、1)■特徴点検出位置D1と測定終了位
置Flとの位置差(座標差)(IDI−Fi1)■測定
開始位置S1と測定終了位置F1で表される測定範囲(
SI−F1) [実 施 例] 第1図に示す位置測定装置を説明する。
まず駆動系1のステージ2は、測定対象物Mを載ぜてX
方向とY方向およびX方向に移動するためのものである
。ステージ2は、X駆動部8によりX方向に移動可能で
、Y駆動部9によりY方向に移動可能で、さらにZ駆動
部10によりX方向に移動可能である。
TV左カメラの受光面は下に向いている。
TV左カメラの対物レンズ20の倍率は、対物レンズ2
0の倍率検出部7により検出可能である。この倍率は変
更できる。X駆動部8、Y駆動部9、Z駆動部10は、
制御部ともいうコンピュータ4の指令により駆動される
コンピュータ4には1、表示位置指示部5と画像処即部
ともいう特徴点検出部6が接続されている。特徴点検出
部6にはTV左カメラが接続されていて、測定対象物M
の像は、特徴点検出部6を介してモニタ11.に映し出
されるようになっている。なお、モニタ11はたとえば
CRTモニタである。また上記X方向、Y方向、X方向
は互いに直角を成している。
(A)  最初に、1一つ目の測定対象物Mをステージ
2に載せて、この]一つ目の測定対象物Mについての相
対的な移動位置、特徴点検出位置D1の検出にかかわる
測定情報を記憶す」−4 (1作を説明する。この場合第2図〜第6図および第1
図を参照する。
(B)  次に、1つ目の測定対象物Mに代えて、自動
的に測定しようとする2つ目の測定対象物Mをステージ
2に載せて、この2つ目の測定対象物Mについての特徴
点検出位置DIを自動的に検出する測定操作を説明する
この場合、第7図〜第11図および第1図を参照する。
なお、この記憶操作および自動測定操作時には、第1図
の対物レンズ20の倍率は、ある一定値に固定されてい
る。
(A−1)  記憶操作 (第2図のステップL1〜L5) まず、第2図と第4図を参照する。第4図はステージ2
に1つ目の測定対象物Mを載せた状態を示す平面図であ
る。
ステージ2の」二には長方形の1つ目の測定1.5 対象物Mが載せである。ステージ2の移動方向のX方向
とY方向が、1つ目の測定対象物Mの2つの縁にそれぞ
れ平行になっている。
この測定対象物Mは、たとえば第4図のように所定の凹
部50〜52を3つ有する板状の加工物である。1つの
凹部50には切欠部Cを有する。測定対象物Mを以下ワ
ークMという。
[ステップLL] 第4図に示す視野Vは1、第1図のTVカメラ3の視野
であり破線で示すように長方形である。第4図では、視
野Vは1っLlのワークMの外にある。視野Vの中心に
は位置読取用の基準点Qがある。
まず、ワークMのあらかじめ定めである基準位置PL、
P2およびP3.P4がステージ2上のどこにあるかを
測定する。この測定により1.つ目のワークMのワーク
基準座標系(x、y)を決定して、1つ目のワークMの
ステージ2に置かれた姿勢を判断する。つまり、この基
準位置P1..P2.P3.P4の位置は、第1図のX
駆動部8と、Y駆動部9を作動して、ステージ2を水平
方向に視野■に対して相対的に移動して、順次視野■の
基準点Qを各基準位置p l〜P4に合せる。これによ
り、X駆動部8とY駆動部9からの信号に基いて第1図
のコンピュータ4が基準位置P1〜P4がステージ2上
のどこにあるかを測定をする。
[ステージ2上 このように1つ目のワークMの姿勢を測定したあとに、
切欠部Cの特徴点検出位置D1(測定点)を含む部分が
TVカメラの視野Vに入るように、第5図のようにステ
ージ2を移動する。すなわち、第4図と第5図を比較す
ると、第4図のステージ2を斜め右上に動1.7 かして、第5図のように視野Vに特徴点検出位置D1を
入れ、この時のステージ2の移動位置は、コンピュータ
4に知らされて、移動位置の座標値をワーク基準座標系
(x、y)に変換して記憶する。
[ステップ173] 次に、測定者は、第1図の表示位置指示部5のキーボー
ドを操作してこの視野Vにある1つ目のワークMの像I
に対して、測定範囲(S I−F 1)を指定する。こ
こではこの測定範囲とは、第6図の拡大視野WVに示す
測定開始位置S1から測定終了位置F1までの範囲をい
う。
ここで、第6図と第3図の流れ図を参照してこの測定範
囲の指定などを説明する。
測定者は、キーボード形の第1図の表示位置指示部5を
操作して、測定開始位置S1をモニタの拡大視野W■に
おける所望のところに移動する。そして、測定開始位置
S1にカーソルに1をおいて測定開始位置S1を決定す
る。この測定開始位置S Lが定まったら、測定終了位
置F1を測定対象物Mの像Iの適当なところに移してお
く。つまりカーソルに2を移しておく。
測定開始位置S1のカーソルに1を矢印への方向に直線
状に移動する。この移動により、例えば測定対象物Mの
特徴点検出位置D1を検出する。この特徴点検出位置D
1は一応予定した測定終了位ffF1に至るまでに検出
する。特徴点検出位置D1を第1図の特徴点検出部6が
検出すると、表示位置指示部5によりマークM 1を特
徴点検出位置D1に配置する。
[ステップL4] 次に第1図の対物レンズ20の倍率が何倍かを検出部7
によりコンピュータ4に伝える。
1.9 [ステップL5] モニタ11における測定した測定範囲の測定開始位置S
1、測定終了位置F1を特徴点検出位置D1を用いて定
める。すなわち、特徴点検出位置D 1と測定開始位置
S1との座標差を表すようにモニタ11の視野Vの画素
数を数えることにより、視野Vにおける測定開始位置S
1を求めてワーク基準座標系(x。
y)に変換する。一方、求めた座標差を特徴点検出位置
D1に加えることにより測定終了位置F ]、を求めて
ワーク基準座標系(x、y)に変換する。
つまり、特徴点検出位置D1の検出にかかわる測定情報
である、測定範囲、測定開始位置S1、測定終了位置F
1、特徴点検出位置D1、さらに好ましくは、特徴点検
出位置D1と測定開始位置S1.の位置差(IDI−8
It)や、特徴点検出位置D1と測定終了位置F1の位
置差(IDI−Fl 1)をもモニタ11の画素数から
ワーク基準座標系(xly)に変換するのである。この
際ステージ2の移動位置、対物レンズ20の倍率を考慮
に入れる。つまり、たとえば対物レンズの倍率が大きい
ときは、数えた画素数を所定の値で割り画素数を圧縮す
る。ステージ2の移動位置を考慮するということは、視
野Vに特徴点検出位置D1を入れるために移動した位置
を考慮することである。
以上のことにより、測定情報として、ステージ2(測定
対象物M)の移動位置、測定範囲(Sl−F1)、測定
開始位置S1、測定終了位置F1、特徴点検出位置D1
、位置差(座標差)がワーク基準座標系(x、y)に変
換されてコンピュータ4に記憶される。
このあと、必要に応じて、第4図の凹部51の特徴点検
出位置D2や凹部52の特徴点検出位置D3なども同様
に求める。このようにして、基準となる1つ目のワーク
Wの記憶操作を終る。
(A、−2)  実際の自動測定操作 (第7図のステップQ1〜Q6) 第7図〜第10図を参照する。
前述の1つ目のワークMをステージ2から取り除いて、
別の同様の2つ目のワークMをたとえば第8図のように
載せる。このときこの2つ目のワークMの姿勢は、第4
図のワークMの姿勢とは明らかに異なって置かれている
。つまり2つ目のワークMはステージ2に対して傾けて
載せられている。
[ステップQ1] 第8図に示すように2つ目のワークMの基準位置P1〜
P4をステップL1と同様にして視野■の基準点Qを合
せて測定する。この決定する。
第8図のような場合には、ワーク座標系(xl1、y1
)は第4図のワーク基準座標系(x、y)に比べて傾い
た姿勢になっている。
なお第4図のワーク基準座標系(x、y)はステージ座
標系(x、y)と平行であるものとする。
[ステップQ2] [ステップL2]であらかじめ記憶しておいたステージ
2もしくは測定対象物Mの移動位置の座標値を、ステー
ジ座標系(x、y)に変換する。その座標にステージ2
を移動する。このステージ2の移動により、第9図のよ
うに切欠部Cの特徴点検出位置D1を含む部分が視野■
の基準点Qに位置する。
[ステップQ3] [ステップL5]であらかじめ記憶しておいた特徴点検
出位置D1の検出にかかわる測定情報のうちのたとえば
測定範囲(SL−F1)と特徴点検出位置D1、位置差
(座標差)(l Di−811)または(IDI−Fi
t)を、ステージ座標系(x、y)に変換する。
これにより測定範囲3l−Flが拡大視野WV中に与え
られる。ただしこの時は傾いたワークMの姿勢に対応し
て測定範囲S 1− F 1゜が配置されておらず、第
10図の拡大視野WVの破線で示すように測定範囲は水
平となっている。さらに、記憶しておいた特徴点検出位
置D1と座標差(位置差)を用いて、(特徴点検出位置
D ]、−座標差)を測定開始位置S1とし、 (特徴点検出位置D ]、十座標差)を測定終了位置F
1とする。
[ステップQ4] 第1図の対物レンズ20の倍率が何倍かを検出部7によ
りコンピュータ4に伝える。この例では倍率は前述の記
憶時 と同じになっている。
[ステップQ5] 測定範囲を示すステップQ3で求めた測定開始位置S1
と測定終了位置F 1.を、傾いたワーク座標系(x1
、y1)、ステージ2の移動位置、対物レンズ20の倍
率を考慮して(倍率は変えていない)、視野V上の画素
位置に変換する。これにより第10図と第11図に示す
ように測定範囲(SL−F1)が像■の傾きに対応する
、あるいは合うように配置される。そしてこの測定開始
位置S1と測定終了位置F1の間で特徴点検出位置D1
を検出する。
[ステップQ6] この特徴点検出位置D1を第11図のようにワーク座標
系(Xl1、y1)の座標値に変換して第1図のモニタ
ー1に表示する。この(ステップL4) 測定を必要に応じて各凹部51.52について行うこと
により自動測定作業を終る。
(B)   (A)の記憶及び測定操作例では、対物レ
ンズ20の倍率を変えていない。
第13図で示す自動測定操作例では、対物レンズ20の
倍率を第12図で示す記憶操作時の倍率に比べて大きく
している。そして第12図に示す1つ目のワークMの姿
勢と第13図に示す2つ目のワークMのステージ2に置
かれた姿勢は全く同じであるとする。
ここで、第12図の1つ目のワークMの姿勢は、第6図
の1つ目のワークMの姿勢が同じであり、同じ倍率の対
物レンズ20で拡大されている。つまり第12図のワー
クMと第6図のワークMの測定条件は同じである。この
ため同じ符号(たとえば81.Fl・・・)を付してそ
の説明を省略する。
第13図のモニタの拡大視野WVでは、その2つ目の測
定対象物Mを第12図に比べて高倍率の対物レンズ20
で拡大した状態を示している。この場合も第7図の流れ
図のステップQ4.Q5で示すようにすでに説明した手
順で特に対物レンズの倍率を考慮することにより、第1
,2図の特徴点検出位置D1に対応する第13図の特徴
点検出位置D4を検出できる。
なお、第13図の拡大視野Wvにおける測定開始位置S
3、終了位置F3は、第6図の測定開始位置S1、終了
位置F1にそれぞれ対応している。測定開始位置S3に
はカーソルに7が、測定終了位置F3にはカーソルに8
が配置され、特徴点検出位置D4にはマークM4が配置
されている。
なお、対物レンズの倍率を変え、しかも1つLlのワー
クMと2つ目のワークMの姿勢が変っている場合にも第
7図のステップQ1〜Q6に示すように2つ目のワーク
Mの特徴点検出位置を自動測定できる。
自動測定中に、ステージ移動位置やモニタ上の測定開始
位置や測定終了位置をワーク座標系に変換補正している
ため、測定対象物の置かれた姿勢や対物レンズの倍率が
記憶時と異なっていても、正確に測定できる。つまり、
測定対象物に対して、記憶時と同じ方向に同じ測定範囲
で特徴点位置の検出が可能となり、より正確な自動測定
が実現できる。
ところでこの発明は上述の実施例に限定されない。たと
えば、 測定開始位置と測定終了位置間の直線上のデータから特
徴点を検出する場合に限らない。
たとえばエリア指定(長方形、円、扇形形状での範囲指
定)された中で特徴点や特徴形状を測定する場合にも応
用できる。またすでにのべたように測定開始位置と測定
終了位置の両方を測定対象物のワーク基準座標系で記憶
することもできる。
測定開始位置又は測定終了位置のいずれが一方の位置は
、他方の位置から同じ座標系での相対位置として記憶す
ることもできる。
すでにのべたように測定開始位置S1と測定終了位置F
1の組合せで記憶せず、特徴点検出位置D1と測定開始
位置S1の組合せで記憶することもできる。
モニタに特徴点検出位置D1の座標表示をX1=・・・
、Y1=・・・と表示し、特徴点検出位置と測定開始位
置との座標差(位置差)をXO−・・・、yO=・・・
と表示する。これらは、測定対象物のワーク基準座標系
での値で表示する。(X、Y1)は測定者が測定したい
位■ 置そのものの座標を示す。(x、yo)は、検出範囲で
あり、特徴点検出位置を検出する場合のサーチ量とサー
チ方向を示す。このような表示形式にすると測定者が見
やすい。
[発明の効果] 以」二説明したように、請求項1の発明によれば、表示
部(モニタ)」二の測定対象物の像に対する特徴点検出
位置の検出にかかわる測定情報は、モニタの画素数を用
いて表すのではなく、最終的に測定対象物の基準座標系
(x、y)での座標差で扱う。モニタ上の測定対象物の
像に対して、あらかじめ測定範囲を記憶したものを自動
測定する場合に、測定しようとする他の測定対象物の姿
勢の倍率の変化に影響されずに正確に測定を再現するこ
とができる。このため測定率を上げることができる。
請求項2の発明によれば、測定対象物を検出する際の倍
率を考慮することにより、第1と第2の測定対象物を倍
率を変えて測定した場合でも正確に第2の測定対象物の
測定を再現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の位置測定装置の実施例を示す図、第
2図は1つ目の測定対象物の測定情報を記憶する操作の
流れ図、第3図は測定範囲で特徴点検出位置を測定する
操作を示す流れ図、第4図〜第6図は1つ目の測定対象
物の測定情報などの記憶操作を説明する図、第7図は2
つ目の測定対象物の特徴点検出位置を自動的に測定する
操作を示す流れ図、第8図〜第11図は自動的に測定す
る操作を説明する図、第12図は1つ目の測定対象物の
測定情報を記憶する操作を示す図、第13図は対物レン
ズの倍率を変えた場合に2つ目の測定対象物の特徴点検
出位置を自動的に測定する操作を示す図である。 M・・・・・・・・・・・・・・・測定対象物(ワーク
)C・・・・・・・・・・・・・・・=切欠部Dl・・
・・・・・・・・・・特徴点検出位置S1・・・・・・
・・・・・・測定開始位置F1・・・・・・・・・・・
・測定終了位置8l−Fl・・・測定範囲 ■・・・・・・・・・・・・・・・TVカメラの視野W
v・・・・・・・・・・・・拡大視野K・・・・・・・
・・・・・・・・カーソルト・・・・・・・・・・・・
・・駆動系2・・・・・・・・・・・・・・・ステージ
3・・・・・・・・・・・・・・・TVカメラ(検出部
)4・・・・・・・・・・・・・・・コンピュータ(制
御部)5・・・・・・・・・・・・・・・表示位置指示
部6・・・・・・・・・・・・・・・特徴点検出部(画
像処理部)7・・・・・・・・・・・・・・・対物レン
ズの倍率検出部8・・・・・・・・・・・・・・・X駆
動部9・・・・・・・・・・・・・・・Y駆動部10・
・・・・・・・・・・・Z駆動部11・・・・・・・・
・・・・モニタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の測定対象物(M)を検出部(3)でとらえて
    表示部(11)にその像(I)を表示するために第1の
    測定対象物(M)を検出部(3)に対して相対的に所定
    の移動位置に移動し、像(I)に測定開始位置(S1)
    と測定終了位置(F1)を指示して第1の測定対象物(
    M)の特徴点検出位置(D1)を検出して、第1の測定
    対象物(M)の移動位置と、特徴点検出位置(D1)の
    検出にかかわる測定情報を記憶し、この記憶ずみの第1
    の測定対象物(M)の移動位置と、特徴点検出位置(D
    1)の検出にかかわる測定情報とを用いて、第2の測定
    対象物(M)の特徴点検出位置(DI)を測定する位置
    測定装置であり、 (a)第1の測定対象物(M)あるいは第 2の測定対象物(M)を検出するための検出部(3)と
    、 (b)第1の測定対象物(M)を配置して、第1の測定
    対象物(M)の特徴点検出位置 (D1)を含む部分を検出部(3)の視野 (V)に入れるために、第1の測定対象物 (M)を検出部(3)に対して相対的に移動する駆動系
    (1)と、 (c)検出部(3)の検出した第1の測定 対象物(M)の特徴点検出位置(D1)を含む像(I)
    あるいは第2の測定対象物(M)の特徴点検出位置(D
    1)を含む像(I)を表示するための表示部(11)と
    、 (d)表示部(11)に表示される第1の 測定対象物(M)の像(I)に対して、測定開始位置(
    S1)と測定終了位置(F1)を指示する表示位置指示
    部(5)と、 (e)測定開始位置(S1)と測定終了位 置(F1)の間で、第1の測定対象物(M)の特徴点検
    出位置(D1)を検出するための特徴点検出部(6)と
    、 (f)駆動系(1)により与られる第1の 測定対象物(M)の検出部(3)に対する相対的な移動
    位置と、特徴点検出位置(D1)の検出にかかわる測定
    情報を第1の測定対象物(M)に関して定めた基準座標
    系(x、y)の座標値に変換して記憶する制御部(4)
    とを備え、 (g)この制御部(4)は、第1の測定対 象物(M)に代えて駆動系(1)に配置された第2の測
    定対象物(M)の特徴点検出位置(D1)の測定に際し
    て、第2の測定対象物(M)に関して、座標系(x_1
    、y_1)を定め、第1の測定対象物(M)の基準座標
    系 (x、y)に比較して第2の測定対象物(M)の配置さ
    れた姿勢を示す座標系(x_1、y_1)と、記憶され
    た移動位置と、特徴点検出位置(D1)の検出にかかわ
    る測定情報とを用いて表示部(11)における第2の測
    定対象物(M)の像(I)において特徴点検出位置 (D1)を表示する構成となることを特徴とする位置測
    定装置。 2、請求項第1項の位置測定装置において、検出部(3
    )が第1又は第2の測定対象物 (M)を検出するときの倍率を検出する倍率検出部(4
    )を備え、 上記制御部は、該倍率検出部(4)で得ら れる検出部(3)の倍率を考慮し、測定情報を第1の測
    定対象物(M)に関して定めた座標系(x、y)の座標
    地に変化して記憶するように構成され、 上記表示部(11)は、該倍率検出部(4)で得られる
    検出部(3)の倍率を考慮し、第2の測定対象物(M)
    の像(I)において特徴点検出位置を表示するように構
    成されていることを特徴とする位置測定装置。
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