JPH04125306A - 支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要〕 本発明は、製品を加工、或いは検査等を行う時に使用す
る位置決めピンに関し。

ビン孔径と孔位置精度のばらつきを吸収することを目的
とし。

製品のパイロット孔に該製品を製造或いは検査する装置
の位置決めピンを嵌挿して、該製品を該装置の所定の位
置にセットする支持装置において。

該位置決めピンは１軸方向に一体化された。上方が該パ
イロット孔の径より小さく、かつ下方が該パイロット孔
の径より大きなテーパー状を成し。

該パイロット孔に挿入される円錐部と、該円錐部の底面
と同径の円筒からなり、ピンホルダに設けられた該位置
決めピンの固定孔に嵌挿される円筒部と、該円筒部より
径の大きいつば状構造からなり、つば状部分において該
ピンホルダの下部にスプリングにより押し付けられるつ
ば状部とを有するように構成する。

（産業上の利用分野〕 本発明は、製品を加工、或いは検査等を行う組に使用す
る位置決めビンに関し。

一般の製造工場においては、製品の製作、検（を行う場
合に、中間製品等を製造装置にセントする場合、完成品
を検査装置にセットする場合、１品のパイロット孔に１
位置決めビンを挿入して１品を所定の位置に固定して、
製品の加工、あるしは検査を行っている。

〔従来の技術〕

第３図は従来例の説明図である。

図において、７は製品、８は装置、９はパイロ、ト孔、
　１０は位置決めビン、１１はビン孔かじりＣ部分であ
る。

従来の位置決め方式においては、第３図（ａ）に示すよ
うに、製品７のパイロット孔９に装置８の位置決めビン
１０を嵌挿させることにより、製出７の位置決めを行っ
ていた。

ところが、パイロット孔９の製作精度により。

第３図（ｂ）に示すようＬこ５位置決めビン１ｏとパイ
ロット孔９の中心点のずれが生したり、孔径や孔位置精
度に誤差やばらつきが住じて、製品７の位置ずれによる
加工不良や、第３図（ｃ）に示すように、パイロット孔
９と位置決めビン１ｏの冨り或いは試験不良、検査不能
等の障害を発生させていた。

［発明が解決しようとする課Ｂ］ 従って、孔径の大小の誤差、穴位置精度のばらつきによ
って、ビン孔の蕩り２位置ずれによる加工不良等の問題
を発生させていた。

以上の点に鑑み９本発明は２位置決めビンの孔径及び孔
位置精度のばらつきを吸収し、加工や検査の障害をなく
すことを目的として提供されるものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図である。

図において、１は製品、２は装置、３はパイロ・ント孔
、４は位置決めビン、５はスプリング、６はピンホルダ
である。

第１図に示すように、パイコツト孔３（７）位ｉｔｔ’
れ及び孔径の誤差を、下部のスプリング５で保持し、中
間をテーパー状の円錐部形状として　パイロット孔３の
径が大小の誤差があっても、この円錐部で受け、又２位
置ずれも位１決めビン４の中心軸を偏心させることで受
けるような位置決めビン４を採用することにより吸収す
ることができる。

即ち１本発明の目的は、第１図に示すように。

製品１のパイロット孔３に該製品１を製造或いは検査す
る装置２の位置決めビン４を嵌挿して、該製品ｌを該装
置２の所定の位置にセットする支持装置において。

該位置決めビン４は、軸方向に一体化された。

上方が該パイロット孔３の径より小さく、がっ下方が該
パイロット孔３の径より大きなテーパー状を成し、該パ
イロット孔３に挿入される円錐部と該円錐部の底面と同
径の円筒がらなり、ピンボルダ６に設けられた該位置決
めビン４の固定孔に嵌挿される円筒部と、該円筒部より
径の大きいつば状構造からなり、つば状部分において該
ピンホルダ６の下部にスプリング５により押し付けられ
るつば状部とを有することにより達成される。

〔作用］ 本発明では、第１図に示すように、パイロット孔にセッ
トする位置決めビンの中間部をパイロット孔径より僅か
に大小を持たせた円錐とし、ピン下部を保持したスプリ
ングにより摺動させることにより、バイロフト孔の径や
軸ずれを吸収してビン孔とビンの薩りゃ２位置決め不良
による加工不良や検査障害の発生を防止している。

［実施例〕 第２図は本発明の一実施例の説明図である。

図ニオイて、１は製品、２は装置、３はパイロ・ント孔
、４は位置決めビン、５はスプリング、６はピンホルダ
である。

第２図（ａ）に示したものは、摺動する位置決めピンの
構造であり、ビンはピンホルダーに嵌挿され、製品のパ
イロット孔径〔ΦＡ〕を中心として孔径公差±α分のテ
ーパーをピンの中間部である（Ｂ）の部分に形成する。

具体的な１例を示すと、第２図（ｂ）に拡大して示すよ
うに、製品のパイロット孔径がΦＡである場合に、製作
精度が＋０．０５．−０．０１の場合には。

テーパーの上方をΦＡ−０，０１，テーパーの下方をΦ
Ａ＋０．０５としたガイドビンを用いる。

この位置決めピンを用いることにより、製品の複数のパ
イロット孔に装置の位置決めピンをスプリングで摺動さ
せながら嵌挿して、製品を装置の所定の位置にセットす
ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に１本発明によれば、製品の製造工程に
おいて７位置ずれ等を吸収出来るために。

製作品の均質化、及び検査試験の向上が図れ、製品の信
頼性の向上２品質の向上に寄与するところが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図 第２図は本発明の一実施例の説明図。 第３図は従来例の説明図 である。 図において。 １は製品 ３はパイロット孔 ５はスプリング。 ２は装置。 ４は位置決めビン。 ６はピンホルダ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 製品（１）のパイロット孔（３）に該製品（１）を製造
   或いは検査する装置（２）の位置決めピン（４）を嵌挿
   して、該製品（１）を該装置（２）の所定の位置にセッ
   トする支持装置において、 該位置決めピン（４）は、軸方向に一体化された、上方
   が該パイロット孔（３）の径より小さく、かつ下方が該
   パイロット孔（３）の径より大きなテーパー状を成し、
   該パイロット孔（３）に挿入される円錐部と、該円錐部
   の底面と同径の円筒からなり、ピンホルダ（６）に設け
   られた該位置決めピン（４）の固定孔に嵌挿される円筒
   部と、該円筒部より径の大きいつば状構造からなり、つ
   ば状部分において該ピンホルダ（６）の下部にスプリン
   グ（５）により押し付けられるつば状部とを有すること
   を特徴とする支持装置。