JPH0412515Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412515Y2
JPH0412515Y2 JP13328686U JP13328686U JPH0412515Y2 JP H0412515 Y2 JPH0412515 Y2 JP H0412515Y2 JP 13328686 U JP13328686 U JP 13328686U JP 13328686 U JP13328686 U JP 13328686U JP H0412515 Y2 JPH0412515 Y2 JP H0412515Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
arm
copying machine
photoreceptor
moving roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13328686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6339240U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13328686U priority Critical patent/JPH0412515Y2/ja
Publication of JPS6339240U publication Critical patent/JPS6339240U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412515Y2 publication Critical patent/JPH0412515Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、異なる色のトナー(現像剤)をそ
れぞれ個別に収納した複数の現像器を備えた自動
多色複写機に関する。
従来の技術 複数の現像器を有し一つ或いは複数の原稿に対
して多色複写を行えるようにした自動多色複写機
の第一従来例として、例えば特開昭60−95457号
公報で提案されたものがある。そこでは、第3図
に示すように複写機本体内にドラム感光体120
を固定配置するとともに、これの周囲に2基設け
た現像器100,100の現像スリーブ101,
101をこれらがドラム感光体120の周面に僅
かな間〓を隔てて近接してトナーを付着する現像
位置とこの周面から適長離隔した現像解除位置と
に渡つて移動可能にし、この移動を選択的におこ
なわせる構成を採る。しかして、各現像スリーブ
101,101には、例えば赤色又は黒色のトナ
ーが供給されるようになつており、色別に多色複
写が行われるようになつている。
また、第二従来例として特開昭56−57064号公
報で提案されたものがある。そこでは、第4図に
示すように互いに直交配置したガイド部材61,
61に夫々設けたガイド溝62,62に摺動片6
3,63を摺動自在に嵌合し、これらをネジ軸、
モータ等からなる図外の送り機構により往復移動
させることにより摺動片63,63に枢着したリ
ンク64の先端に軸支した移動ローラ23をこれ
が楕円曲線を描くように移動させる。そして、移
動ローラ23に巻掛けされ、これに移動案内され
るベルト状の感光体20を楕円曲線状に配設され
た3個の現像スリーブ101,101,101に
順次接触させて多色複写を行う構成を採る。つま
り、この第2従来例では摺動片63,63の直線
運動を移動ローラ23の楕円運動に変換する機構
になつている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の第一従来例においては現
像スリーブ101,101を前記2位置に渡つて
個別に移動させる構成を採るため、この移動機構
が、例えばカム・クラツチ機構等を用いた複雑の
ものになるという欠点がある。また、噛合部に遊
びが存在するため現像スリーブ101の位置決め
を精度よく行えないという欠点もある。更には複
写機本体内に個々の現像スリーブ101,101
の移動を許すためのスペースが必要となるため、
装置の小型化を図る上で2基以上の現像器を収納
することが出来ない。従つて、3色以上の多色複
写機として適用出来ず、また3色以上の重ね合わ
せ転写方式のカラー複写機としても適用出来ない
という欠点もある。
また、第二従来例においては3基以上の現像ス
リーブを設置し得るだけのスペース、つまり3色
以上の多色複写機及びカラー複写機として適用出
来るが、移動機構及びこれの送り機構が依然とし
て複雑なものになるという欠点がある。
この考案は、かかる従来機の欠点を解決するた
めになされたものであり、簡単な構造で感光体と
現像器との位置決めを精度よく行え、しかも3色
以上の多色複写機及び重ね合わせ転写方式のカラ
ー複写機としても適用できる自動多色複写機を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案に係る自動多色複写機は、複写機本体内
に周回移動可能に掛回してあるベルト状の感光体
と、各別に備えた現像スリーブの軸心を楕円曲線
状に配して複写機本体内に固定配置してある複数
の現像器と、前記各現像スリーブの軸心を結ぶ楕
円曲線の中心を摺動中心にして揺動自在に、且
つ、伸縮自在に設けてあるアームと、該アームを
揺動させる駆動機構と、前記アームの先端に回転
自在に軸支してあり、前記感光体の移動を案内し
つつこれを任意の現像スリーブに近接させる移動
ローラとを有する。
作 用 しかるときは、アームを揺動するとこれに伴い
移動ローラがアームの摺動中心回りに回転するこ
とになるが、この回転運動時においてアームが回
転半径方向に伸縮可能状態にあるので、移動ロー
ラは楕円曲線状に配した現像スリーブ群の軸心と
前記揺動中心との間の距離に応じて伸縮すること
になる。従つて、移動ローラを任意の現像スリー
ブに近接させることができる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は本考案に係る自動多色複写機の要部
の内部構造を示す略示側面図、第2図は第1図の
−線による断面図である。
第1図において、複写機本体1の内部所定位置
には上下方向に4個の現像器10A,10B,1
0C,10Dを並設してある。各現像器10A,
10B,10C,10Dの現像スリーブ11A,
11B,11C,11Dは夫々軸心O回りに回転
自在になつている。これら各軸心Oを結ぶ曲線は
後述するアーム32の揺動中心を中心とする楕円
曲線になつている。現像スリーブ11A,11
B,11C,11Dには夫々異なる色のトナーが
供給されるようになつており、これを次に述べる
ベルト状の感光体20に付着して現像を行う。
現像器10A,10B,10C,10Dの図示
上左側にはベルト状の感光体20を上下4個のロ
ーラ21A,21B,21C,21Dと、ローラ
群の右方に設けた移動ローラ23とに掛け回して
ループ状に形成してある。感光体20は図中矢符
で示す方向に周回移動するようになつている。こ
の移動は駆動ローラ21Cの駆動により行われ
る。移動ローラ23は感光体20の周回移動を案
内する。
前記感光体20が形成するループ内に移動ロー
ラ23の停止位置を位置決めする位置決め機構3
0を設けてある。この位置決め機構30は支持軸
31回りに揺動自在に設けたアーム32と、この
アーム32に摺動自在に設けた可動板33と、可
動板33の移動域に臨ませた位置決めレール38
とを主要構成部材としている。
アーム32は図上左側に位置する長板部321
と、これの右端に連設した円筒状の円筒部322
と、内筒部322の右端部外周に摺動自在に嵌合
した外筒部323と、外筒部323の右端に連設
した軸受部324とを有してなる。内筒部322
と外筒部323とで形成される空間内には外筒部
323を右方に弾圧付勢するコイルばね325を
収納してあり、これでアーム32が伸縮するよう
になつている。なお、外筒部323の内筒部32
2からの抜け外れを防止するために内筒部322
の右端にフランジ部326を、外筒部323の左
端に内フランジ327を夫々設けてある。長板部
321の左端は支持軸31に揺動自在に嵌合して
あり、軸受部324には前記移動ローラ23の軸
部24を嵌合してある。
アーム32の前記長板部321の右端部にはこ
れの板面に沿つて長手方向への摺動可能に可動板
33を設けてある。34,34は可動板33の摺
動を案内するためのガイド壁である。35は可動
板33を常時移動ローラ23側に弾圧付勢する捩
りばねである。捩りばね35の中間コイル部35
Aはアーム32に立設した係止ピン36に装着し
てあり、両端末35B,35Bは可動板33に当
接させてある。可動板33の略中央には係合ピン
37を立設してある。係合ピン37と移動ローラ
23の軸部24との間には円弧状に形成された位
置決めレール38を上下方向に渡して固定してあ
る。位置決めレール38の曲率中心はアーム32
の揺動中心、つまり現像スリーブ11A,11
B,11C,11Dの軸心Oを結ぶ楕円曲線の中
心に一致している。位置決めレール38の内周面
にはる現像スリーブ11A,11B,11C,1
1Dに対応付けて4個の係止溝38A,38B,
38C,38Dを設けてある。各係止溝38A,
38B,38C,38Dは夫々アーム32の揺動
中心と各現像スリーブ11A,11B,11C,
11Dの軸心Oとを結ぶ直線上にある。
このような機構において、次に述べる駆動手段
40によりアーム32を揺動すると、係合ピン3
7は前記捩りばね35の付勢力により位置決めレ
ール38に押し付けられた状態で、前記係止溝3
8A,38B,38C,38Dに対して係合、離
脱を繰り返しつつ位置決めレール38の内周面上
を摺動することになる。そして、この摺動に伴い
コイルばね325の付勢力により伸縮する外筒部
323に連繋された移動ローラ23が、前記揺動
中心と各現像スリーブの軸心Oとの間の距離、つ
まり楕円曲線とその中心との間の距離に応じて伸
縮することになる。従つて、かかる位置決め機構
30を用いると、後述するようにして移動ローラ
23を任意の現像スリーブに対応した位置に停止
させる場合に、係合ピン37が対応する係止溝に
係合し、且つ移動ローラ23が所定の現像スリー
ブに僅かな間〓を隔てて近接することになるの
で、移動ローラ23の現像スリーブに対する位置
決めを精度よく行えることになる。
なお、可動板33を弾圧付勢する手段としては
捩りばね35に限定されるものではなく、板ば
ね、コイルばね等を用いてもよい。また、係合ピ
ン37と係止溝の凹凸係合に代えて他の凹凸係合
手段を用いてもよい。
次に、駆動機構40について説明する。41は
前記感光体20と干渉しないようにして設けたワ
イヤであり、ワイヤテンシヨン設定器42,エン
コーダ43、前記移動ローラ23、ガイドローラ
44に掛け回してループ状に形成されている。ワ
イヤテンシヨン設定器42はワイヤ41の張力を
所定の値に調整するためのものであり、エンコー
ダ43はモータを兼ねており、ワイヤ41を周回
移動させる。このためエンコーダ43の回転軸4
3Aにはワイヤ41を数回分巻掛けしてある。ま
た、同様に移動ローラ23の軸部24にも数回分
巻掛けしてある。しかして、エンコーダ43を駆
動するとワイヤ41が周回移動しこれに伴い移動
ローラ23が揺動する。エンコーダ43、即ちモ
ータの駆動は図外の選択キースイツチによつて行
われ、任意の現像スリーブに対応付けた選択キー
スイツチをオンすると移動ローラ23がこの現像
スリーブの位置に近接した状態で停止することに
なり、所望の色の現像が行われる。このとき前述
した如く係合ピン37が係止溝に係合するので、
例えば複写機本体内の温度変化等によりワイヤ4
1の長さが変化するときであつても、移動ローラ
23の現像スリーブに対する位置決めを正確に行
うことができる。また、ワイヤ41の一部にはば
ね部41Aを設けてあり、ワイヤ41Aに不測の
伸縮が発生する場合であつても、これを吸収し係
合ピン37を係止溝に確実に係合させる。
なお、移動ローラ23の駆動機構としてはアー
ム32、つまり支持軸31を直接駆動する形態を
採つてもよい。
図中50は感光体20を帯電させる帯電チヤー
ジヤーであり、帯電チヤージヤ50通過後の感光
体20上にはレンズ51を介して図外の原稿から
の反射光が入射し潜像を形成する。この潜像は移
動ローラ23の揺動により所定の現像スリーブの
位置に順次停止され、ここで現像された後転写チ
ヤージヤ52に送給される。次いで、転写チヤー
ジヤ52で転写紙(図示せず)に転写がおこなわ
れる。
考案の効果 以上の本考案による場合は、現像スリーブ側を
固定し、ベルト状の感光体の移動を案内する移動
ローラを所定角度揺動して現像を行う構成を採る
ので、個々の現像スリーブを移動して現像を行う
形態を採る上述の第一従来例とは異なり、現像部
に要するスペースを大幅に低減することができ
る。従つて、多数の現像器を収納することが可能
となり、3色以上の多色複写機及び3色以上の重
ね合わせ転写方式のカラー複写機としても適用で
きる。しかも、第一従来例、第二従来例に比較し
て移動機構の構造を大幅に簡単化できるという利
点もある。更には第一従来例の移動機構の如き械
的遊びが存在しないので位置決め精度の向上が図
れるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動多色複写機の要部の
内部構造を示す略示側面図、第2図は第1図の
−線による断面図である。第3図、第4図は従
来例の現像部、移動機構を夫々示す説明図であ
る。 1……複写機本体、10A,10B,10C,
10D……現像器、11A,11B,11C,1
1D……現像スリーブ、20……感光体、23…
…移動ローラ、30……位置決め機構、32……
アーム、322……内筒部、323……外筒部、
325……コイルばね、33……可動板、37…
…係合ピン、38……位置決めレール、38A,
38B,38C,38D……係止溝、41……ワ
イヤ、43……エンコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写機本体内に周回移動可能に掛回してあるベ
    ルト状の感光体と、各別に備えた現像スリーブの
    軸心を楕円曲線状に配して複写機本体内に固定配
    置してある複数の現像器と、前記各現像スリーブ
    の軸心を結ぶ楕円曲線の中心を揺動中心にして揺
    動自在に、且つ伸縮自在に設けてあるアームと、
    該アームを揺動させる駆動機構と、前記アームの
    先端に回転自在に軸支してあり、前記感光体の移
    動を案内しつつこれを任意の現像スリーブに近接
    させる移動ローラとを具備することを特徴とする
    自動多色複写機。
JP13328686U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0412515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328686U JPH0412515Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328686U JPH0412515Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6339240U JPS6339240U (ja) 1988-03-14
JPH0412515Y2 true JPH0412515Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=31033461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13328686U Expired JPH0412515Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412515Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2838736B2 (ja) * 1991-07-26 1998-12-16 新日本製鐵株式会社 粉体流吹き込みノズル
JP5362794B2 (ja) * 2011-09-12 2013-12-11 シャープ株式会社 転写装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6339240U (ja) 1988-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2693503C1 (ru) Электрофотографическое устройство формирования изображений, проявочное устройство и элемент муфты
JP4585746B2 (ja) 電子写真方式の画像形成装置の現像ユニット及びそれを採用した電子写真方式の画像形成装置
JPH0412515Y2 (ja)
JPH0412514Y2 (ja)
US4158499A (en) Buffer device for the scanning mechanism of an electrostatic copier
JP3733214B2 (ja) 電子写真画像形成装置
CA1073514A (en) Photoconductor support drum from photocopy machine
JP3353568B2 (ja) 画像転写装置
EP1197809A1 (en) Color image forming device
JPH0636109B2 (ja) 現像装置
US3905247A (en) Clutches
JPH08194392A (ja) 画像形成装置
US3948374A (en) Clutches
JPS5837059Y2 (ja) 3種以上の変倍を行なうスリット走査露光型複写機のミラ−位置微調整装置
JP3202834B2 (ja) 多色画像形成装置
KR100230335B1 (ko) 인쇄장치
JPS5913630Y2 (ja) 複写機の転写紙整合装置
JPS5868065A (ja) 可変倍複写装置
JPS61121412U (ja)
JPH0350270B2 (ja)
JPS6310830B2 (ja)
JPS5917407B2 (ja) 可変倍複写装置
JPS62204274A (ja) 多重画像形成装置
JPS6189842U (ja)
JP2000155473A (ja) 画像形成装置